JPH11348956A - 自立構造型エアゾール容器 - Google Patents

自立構造型エアゾール容器

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JPH11348956A
JPH11348956A JP16228398A JP16228398A JPH11348956A JP H11348956 A JPH11348956 A JP H11348956A JP 16228398 A JP16228398 A JP 16228398A JP 16228398 A JP16228398 A JP 16228398A JP H11348956 A JPH11348956 A JP H11348956A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のエアゾール容器における上記欠点を解
消し、耐熱圧性、耐衝撃性及び自立性の組み合わせに優
れたポリエチレンナフタレート系のエアゾール容器を提
供する。 【解決手段】 90モル%以上のエチレンナフタレート
単位を含有するポリエステルの延伸ブロー成形で形成さ
れ、一体に形成された首部、肩部、胴部、及び閉塞底部
を有し、底部に足部と谷部とが交互に形成されたワンピ
ース構造の自立構造を有し、底接地部から5mmの高さ
の位置の器壁が、0.55乃至1.40mmの厚みを有
すると共に、下記式(1) Io =H/d ‥(1) 式中、Hは、底接地部から5mmの高さの位置の器壁に
ついて、容器周方向のX線回折(Cuα)から求められ
る2θ=15.4゜のピーク高さ(単位:cps)を表
し、dは測定部位の肉厚(単位:mm)を表す、で定義
される配向状態指数(Io )が200以上であることを
特徴とする自立構造型エアゾール容器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エチレンナフタレ
ート系ポリエステルから形成された自立構造型エアゾー
ル容器に関するもので、より詳細には、エチレンテレフ
タレート系ポリエステルの延伸ブロー成形で形成され、
耐熱圧性、耐衝撃性及び自立性の組合わせに優れた自立
構造型エアゾール容器に関する。
【0002】
【従来の技術】熱可塑性ポリエステルから成る延伸ブロ
ーボトルは、透明性、耐衝撃性、フレーバー保持性等に
優れており、各種飲料、調味料等の包装容器として広く
使用されている。また、ポリエチレン−2,6−ナフタ
レートは、ガスバリアー性に優れ、耐熱性、透明性、強
度にも優れた素材として、包装の分野においても着目さ
れている。
【0003】ポリエチレン−2,6−ナフタレートか
ら、中空容器を製造することについても既に提案があ
り、特開昭52−45466号公報には、極限粘度0.
4以上の芳香族ポリエステルを素材とする中空容器にお
いて、該素材はポリエチレン−2,6−ナフタレートで
あって、しかも該容器の胴部及び/または底部は、式 N=n・λ/d ただし、式中 n:偏光顕微鏡で観察される複屈折による干渉縞の数、 λ:nの測定に使用された光源の波長、 d:測定に供せられた試料の厚み、 で定義されるN値が0.01以上であることを特徴とす
る中空容器が記載されている。
【0004】また、特開平2−233341号公報に
は、ポリエチレンナフタレート樹脂からなり、ボトル胴
部の中央部周上の複数箇所におけるX線干渉強度分布曲
線において、少なくとも80%以上の確率でβ角度0゜
±20’及びβ角度90゜±20’の両方の範囲におい
て極大値が認められることを特徴とするポリエチレンナ
フタレート樹脂製延伸ボトルが記載されている。
【0005】更に、特開平4−142275号公報に
は、容器本体と噴射装置を取り付けた栓体とからなるエ
アゾール容器において、少なくとも容器本体がポリエチ
レンナフタレート樹脂からなることを特徴とするエアゾ
ール容器が記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】熱可塑性プラスチック
から形成されたエアゾール容器は、軽量であり、また内
容物の充填量を確認できるなどの利点を有するが、未だ
耐熱性、耐圧性に問題があり、特に高温時での耐圧性が
不十分であるという問題がある。例えば、夏期におい
て、駐車している自動車の室内では温度が80℃に達す
る場合があり、このような高温下では、容器構成素材の
軟化及び内圧の上昇により、殆どのプラスチックエアゾ
ール容器は変形して、使用に耐えないことが確認されて
いる。
【0007】ポリエチレンナフタレートから成る容器
は、確かに耐熱性、耐圧性には優れているが、未だ耐熱
圧性、耐衝撃性及び自立性の組み合わせに関して満足し
うるものは知られていない。即ち、ポリエチレンナフタ
レートは、ボトルへの成形性に難点があり、二軸延伸ブ
ロー成形に際して、自立型の底形状を形成することが難
しく、また自立型の底形状を仮に形成できたとしても、
落下等の衝撃により割れを生じたり、或いはエアゾール
容器として用いた場合、80℃のような高温で容易にク
リープ変形する傾向がある。
【0008】従って、本発明の目的は、従来のエアゾー
ル容器における上記欠点を解消し、耐熱圧性、耐衝撃性
及び自立性の組み合わせに優れたポリエチレンナフタレ
ート系のエアゾール容器を提供するにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、90モ
ル%以上のエチレンナフタレート単位を含有するポリエ
ステルの延伸ブロー成形で形成され、一体に形成された
首部、肩部、胴部、及び閉塞底部を有し、底部に足部と
谷部とが交互に形成されたワンピース構造の自立構造を
有し、底接地部から5mmの高さの位置の器壁が、0.
55乃至1.40mm、特に0.60乃至1.40mm
の厚みを有すると共に、下記式(1) Io =H/d ‥(1) 式中、Hは、底接地部から5mmの高さの位置の器壁に
ついて、容器周方向のX線回折(Cuα)から求められ
る2θ=15.4゜のピーク高さ(単位:CPS)を表
し、dは測定部位の肉厚(単位:mm)を表す、で定義
される配向状態指数(Io )が200以上であることを
特徴とする自立構造型エアゾール容器が提供される。本
発明の自立構造型エアゾール容器においては、 1.底接地部から底中心部迄の高さ(H0 )が1.5乃
至3.5mmの範囲にあること、 2.谷部が下方に凸の仮想曲面上に位置し、該仮想曲面
の曲率半径(R0 )が胴部半径(R)の1.10乃至
1.60の範囲にあること、 3.足部の接地部が一定半径(R1 )の仮想的円周上に
位置し、且つこの半径(R1 )と胴部半径(R)との比
1 /Rが0.70乃至0.85の範囲内にあること、
が望ましい。また、エアゾール容器の首部は肩部に対し
て環状厚肉接続部を介して接続されていることが好まし
い。
【0010】
【発明の実施の形態】[作用]本発明では、エアゾール
容器を、90モル%以上のエチレンナフタレート単位を
含有するポリエステルの二軸延伸ブロー成形で形成す
る。上記量比でエチレンナフタレート単位を含むポリエ
ステルは、一般に融点(Tm)が250乃至270℃及
びガラス転移点(Tg)が110乃至120℃の範囲に
あって、耐熱性に優れていることが、上記材料を使用す
る理由の一つである。更に、上記エチレンナフタレート
系ポリエステルは引張弾性率が23000kg/cm2
以上と他のポリエステルに比して大きく、耐圧性に優れ
ていること、及び気体の透過性も他のポリエステルに比
して小さく、プロペラントの保存性に優れていること
も、上記材料を使用する他の理由である。
【0011】本発明では、延伸ブロー成形に際し、容器
の閉塞底部に、交互に配置された足部と谷部とからなる
ワンピース型の自立構造を形成させるが、底接地部から
5mmの高さの位置の器壁が、0.55乃至1.40m
mの厚みを有すると共に、前記式(1)で定義される配
向状態指数(Io )が200以上となるように、延伸ブ
ロー成形を行うことが、自立構造の付与と、耐熱圧性と
耐衝撃性とを同時に満足させるために重要である。
【0012】上記位置での器壁の厚み(d)が0.55
mmを下回ると、エアゾール容器の耐熱圧性が不十分と
なり、例えば80℃程度の高温での保存下に、内圧の増
大により容器の変形を生じやすい傾向が大となる。一
方、器壁の厚み(d)が1.40mmを上回ると、延伸
ブロー成形時における底形状の現出、即ち交互に配置さ
れた足部と谷部とからなるワンピース型の自立構造の形
成が困難となる傾向がある。尚、本発明において、底の
自立構造を、交互に配置された足部と谷部とからなるも
のに特定しているのは、この構造のものが熱と内圧とが
同時に作用する底の膨出変形条件下でも、底中心部と接
地部との段差が維持され、自立性喪失が生じにくいため
である。
【0013】更に、配向状態指数(Io )が本発明で規
定した200を下回ると、器壁の厚み(d)が上記範囲
にあっても、耐衝撃性が低下し、落下衝撃等により底部
の割れ等が発生する傾向が大となる。
【0014】本発明において、底接地部から5mmの高
さの器壁の厚み(d)及び配向状態指数(Io )を問題
にしているのは、この部分の器壁の物性が容器底部の耐
熱圧性、耐衝撃性及び自立構造の発現性に大きな影響を
及ぼすという実験上の知見に基づくものであるからであ
る。
【0015】また、配向状態指数(Io )において問題
としているX線回折ピークの強度は、容器周方向につい
てのものであり、このピーク強度を採用するのは、周方
向の結晶配向が底部の耐衝撃性に大きな影響を与えるか
らである。添付図面の図1は、本発明によるエアゾール
容器の一例(詳細は実施例1参照)についてのX線回折
像を示すものであり、図2は、本発明以外のエアゾール
容器の一例(詳細は比較例2参照)についてのX線回折
像を示すものである。
【0016】本発明の自立構造型エアゾール容器におい
ては、底接地部から底中心部迄の高さ(H0 )が1.5
乃至3.5mm、特に1.8乃至3.3mmの範囲にあ
ることが本発明の前記目的を達成する上で望ましい。即
ち、この高さ(H0 )が上記範囲を下回ると、熱圧時に
おける自立安定性が低下し、また上記範囲を上回ると、
耐衝撃性が低下する傾向がある。
【0017】一方、このエアゾール容器では、谷部が下
方に凸の仮想曲面上に位置することが耐熱圧性の上で好
ましく、該仮想曲面の曲率半径(R0 )が胴部半径
(R)の1.10乃至1.60の範囲にあることが、前
記特性のバランスの上で望ましい。即ち、R0 /Rの比
が上記範囲よりも小さいと自立構造の現出が不十分とな
ったり、或いは耐衝撃性が不十分となったりする傾向が
あり、一方、上記範囲よりも大きいと耐熱圧性が低下す
る傾向がある。
【0018】また、このエアゾール容器では、足部の接
地部が一定半径(R1 )の仮想的円周上に位置すること
が自立安定性の点で好ましく、この半径(R1 )と胴部
半径(R)との比(R1 /R)が0.70乃至0.85
の範囲内にあることが、やはり前記特性のバランスの上
で望ましい。即ち、この比(R1 /R)が上記範囲より
も小さいと、自立安定性が十分でなく、一方上記範囲よ
りも大きいと、耐衝撃性が低下する傾向がある。
【0019】エアゾール容器において、熱圧変形による
影響を大きく受ける部分は、前述した自立型底部に加え
て、首部と肩部との接続部も含まれる。この接続部分に
上に持ち上がるような変形を生じると、首部におけるバ
ルブヘッドのカシメが外れて、内容物の漏洩を生じると
いうトラブルを発生しやすい。本発明によれば、これを
防止するため、容器の首部を肩部に対して環状厚肉接続
部を介して接続するようにする。これにより、前記接続
部での肩部の持ち上がり変形が防止され、高温時におけ
る内容物の漏洩を有効に防止することができる。
【0020】[エアゾール容器の構造]添付図面におい
て、図3は本発明のエアゾール容器の一例を示す側面図
であり、図4は図3のエアゾール容器の底部の拡大断面
図であり、図5は図3のエアゾール容器の首部の拡大断
面図である。
【0021】この容器1は、エチレンナフタレート系ポ
リエステルの二軸延伸ブロー成形で形成され、首部(口
部)2、円錐台状の肩部3、筒状の胴部4及び閉ざされ
た底部5から成っている。この胴部4の下部、即ち接地
部6から高さ5mmの位置の器壁は既に述べた厚み
(d)と配向状態指数(Io )とを有するものでる。
【0022】底部5は交互に配置された足部7と谷部8
とを有している。谷部8は下向きに凸の仮想曲面A上に
位置しており、足部7はこの仮想曲面Aよりも下方向に
突出されて形成されている。足部7の下方先端は接地部
6となり、底中心部9は谷部8の中心と一致している。
【0023】上記の自立型底形状では、底接地部6から
底中心部9迄の高さ(H0 )が1.5乃至3.5mm、
好適には1.8乃至3.3の範囲にあることが前述した
理由から好ましい。また、谷部8が位置する仮称曲面A
の曲率半径(R0 )が胴部4の半径(R)の1.10乃
至1.60倍、特に1.15乃至1.55倍の範囲にあ
ることも、前述した理由から好ましい。更に、足部の接
地部6が底中心部を中心とした一定半径(R1 )の仮想
的円周上に位置し、且つこの半径(R1 )と胴部半径
(R)との比R1 /Rが0.70乃至0.85、特に
0.73乃至0.80の範囲内にあることが、既に述べ
た理由により望ましい。
【0024】本発明の自立構造型エアゾール容器1にお
いては、首部2とテーパー状肩部3との接続部分に、環
状厚肉接続部10が形成されている。首部2の先端(上
部)にも環状厚肉口部11が形成されており、これらの
厚肉口部11と厚肉接続部10との間には、相対的に薄
肉の環状凹部12が形成されている。エアゾール容器に
必要なそれ自体公知のバルブヘッド付の蓋体(図示せ
ず)は、厚肉口部11と環状凹部12との段差部13に
例えばカシメ等の手段で固定される。
【0025】[エチレンナフタレート系ポリエステル]
本発明の容器は、90モル%以上のエチレンナフタレー
ト単位を含有するポリエステルから形成される。エチレ
ンナフタレート単位としては、エチレン−2,6−ナフ
タレートが好適であるが、それ以外のエチレンナフタレ
ート単位を含有していても差し支えない。ホモポリエチ
レン−2,6−ナフタレートが耐熱性の点で好適である
が、エチレン−2,6−ナフタレート単位以外のエステ
ル単位の少量を含む共重合ポリエステルも使用し得る。
エチレンナフタレート系ポリエステルは、ガラス転移点
(Tg)が110乃至120℃、融点(Tm)が250
乃至270℃にあることが好適である。
【0026】2,6−ナフタレンジカルボン酸以外の二
塩基酸としては、テレフタル酸、イソフタル酸、フタル
酸等の芳香族ジカルボン酸;シクロヘキサンジカルボン
酸等の脂環族ジカルボン酸;コハク酸、アジピン酸、セ
バチン酸、ドデカンジオン酸等の脂肪族ジカルボン酸;
の1種又は2種以上の組合せが挙げられ、エチレングリ
コール以外のジオール成分としては、プロピレングリコ
ール、1,4−ブタンジオール、ジエチレングリコー
ル、1,6−ヘキシレングリコール、シクロヘキサンジ
メタノール、ビスフェノールAのエチレンオキサイド付
加物等の1種又は2種以上が挙げられる。好適な共重合
ポリエステルは、90モル%以上のエチレンナフタレー
ト単位と10モル%以下のエチレンテレフタレート単位
とからなる共重合ポリエステルである。共重合ポリエス
テルの代わりに、90モル%以上のポリエチレンナフタ
レートと、10モル%以下の他のポリエステル、例えば
ポリエチレンテレフタレートとのブレンド物を用いるこ
ともできる。本発明では、これらを総称してエチレンナ
フタレート系ポリエステルと呼ぶ。
【0027】これらのポリエステルは、単独でも或いは
その本質を損なわない範囲で小量のナイロン類、ポリカ
ーボネート、ポリアリレート、或いは変性オレフィン系
樹脂等の他の樹脂とのブレンド物の形でも使用し得る。
【0028】容器の成形に用いるエチレンナフタレート
系ポリエステルは、後に述べる方法で求めた固有粘度
(IV)が0.5以上、特に0.55乃至0.75の範
囲にあるものが、エアゾール容器に要求される諸性能の
点で好適である。また、ジエチレングリコール成分(D
EG)の含有量が2.5重量%以下、特に2.0乃至
0.5重量%のものが耐熱圧性の点で好適である。
【0029】容器形成用のポリエステルには、それ自体
公知の任意の配合剤を配合することができ、例えば、光
安定剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、着色剤等を配合で
きる。光安定剤としては、ヒンダードアミン系光安定剤
等が挙げられ、例えば、1,2,2,6,6−ペンタメ
チル−4−ピペリジルステアレート、2,2,6,6−
テトラメチル−4−ピペリジルベンゾエート、N−
(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)ド
デシルコハク酸イミド、1−〔(3,5−ジ第三ブチル
−4−ヒドロキシフェニル)プロピオニルオキシエチ
ル〕−2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル
−(3,5−ジ第三ブチル−4−ヒドロキシフェニル)
プロピオネート、ビス(2,2,6,6−テトラメチル
−4−ピペリジル)セバケート、テトラ(2,2,6,
6−テトラメチル−4−ピペリジル)ブタンテトラカル
ボキシレート、テトラ(1,2,2,6,6−ペンタメ
チル−4−ピペリジル)ブタンテトラカルボキシレー
ト、ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリ
ジル)・ジ(トリデシル)ブタンテトラカルボキシレー
ト、ビス(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピ
ペリジル)・ジ(トリデシル)ブタンテトラカルボキシ
レートなどがあげられる。ヒンダードアミンを配合する
と、エチレンナフタレート系ポリエステルの蛍光発色を
抑制する効果があり、エアゾール容器の透明性向上の点
で望ましい。ヒンダードアミンは、ポリエステル100
重量部当たり1乃至5重量部の量で配合するのが望まし
い。同様に、ポリマー鎖に紫外線吸収機能を有した、三
菱化学(株)製 NOVAPEXも有効である。また、フタロシ
アニンブルー、キノフタロンイエロー、群青、モノアゾ
イエロー、アントラキノン、コバルトブルー等の着色剤
も有効である。
【0030】酸化防止剤としては、分子量400以上の
酸化防止剤が好適であり、これに限定されるものではな
いが、高分子フェノール系酸化防止剤、例えば、テトラ
キス[メチレン−3(3’,5’−ジ−t−ブチル−
4’−ヒドロキシフェニル)プロピオネート)メタン
(分子量1177.7)、1,1,3−トリス(2−メ
チル−4−ヒドロキシ−5−t−ブチルフェニル)ブタ
ン(分子量544.8)、1,3,5−トリメチルー
2,4,6−トリス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒ
ドロキシベンジル)ベンゼン(分子量775.2)、ビ
ス[3,3’−ビス−(4’−ヒドロキシ−3’−t−
ブチルフェニル)ブチリックアシッド]グリコールエス
テル(分子量794.4)、1,3,5−トリス
(3’,5’−ジ−t−ブチル−4’−ヒドロキシベン
ジル)−s−トリアジン 2,4,6−(1H,3H,
5H)トリオン(分子量783.0)、トリエチレング
リコール−ビス[3−(3−t−ブチル−5−メチル−
4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート](分子量5
86.8)、1,6−ヘキサンジオール−ビス[3−
(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)
プロピオネート(分子量638.9)等を用いることが
できる。中でも特に、テトラキス[メチレン−3
(3’,5’−ジ−t−ブチル−4’−ヒドロキシフェ
ニル)プロピオネート)メタンが好適である。分子量4
00以上の酸化防止剤の他の例として、トコフェロール
系酸化防止剤、例えばα−型、β−型、γ−型、δ−型
等のトコフェロールを挙げることができる。α−トコフ
ェロールが特に好適である。これらの酸化防止剤を配合
すると、エアゾール容器の成形時或いはその後の経時よ
るポリエステルの物性低下を抑制できるので、好まし
い。酸化防止剤は、前記ポリエステル100重量部当た
り0.01乃至1.5重量部の量で用いる。
【0031】[エアゾール容器及びその製造]本発明の
自立構造型エアゾール容器では、接地部6から高さ5m
mの位置の器壁は既に述べた厚み(d)と配向状態指数
(Io )とを有する。また、容器の目付は一般に0.1
0乃至0.35g/dl、特に0.13乃至0.30g
/dlの範囲が適当である。また、自立型底部構造の諸
寸法は既に指摘した範囲内にある。足部の本数は、自立
安定性と底形状の現出性との兼ね合いで決定されるが、
一般に4乃至6本の範囲にあるのが適当である。更に、
首部と肩部との間の環状厚肉接続部における厚みは、一
般に1.5乃至6.0mm、特に2.0乃至5.0mm
の範囲で、しかも接続部近傍の肩部の厚みの1.1乃至
2.0倍、特に1.2乃至1.8倍の厚みを有すること
が、熱圧変形を防止する上で好適である。同様な見地か
ら、環状厚肉接続部における高さは、一般に1.5乃至
5.0mm、特に1.7乃至4.5mmの範囲であるこ
とが好ましい。
【0032】胴部4のASTM D−1003によるヘ
イズ(Haze)は、5%以下、特に4%以下に抑制さ
れているのが望ましく、ポリエステルのラメラ化やポリ
エチレンナフタレートに特有の蛍光化もなく、透明性及
び外観特性に優れている。
【0033】本発明のエアゾール容器は、エチレンナフ
タレート系ポリエステルから形成され且つ図3及び図5
に示す首部の構造を有するプリフォームを製造し、この
プリフォームを、延伸温度において、図3及び図4に示
す底形状に対応する内面形状を有する底型を備えた金型
内で、延伸ブロー成形することにより、製造される。
【0034】延伸ブロー成形の条件は、胴部下部の前記
厚み(d)及び前記配向状態指数(Io )が得られるよ
うな温度及び延伸倍率が用いられ、一般に延伸温度は1
30乃至160℃及び周方向延伸倍率は2.0乃至4.
0倍が適当である。
【0035】本発明の自立構造型エアゾール容器では、
二軸延伸ブロー成形が、周方向延伸倍率が2.0乃至
4.0倍、好適には面積延伸倍率が2.2乃至7.2倍
で、且つ延伸温度(Y、℃)及び胴部の厚み(X、m
m)が下記実験式(1) を満足するように行われていることが、容器の耐熱圧
性、透明性、更には耐衝撃性に関して好ましい。
【0036】添付図面の図6は、後述する実施例及び比
較例について、形成される胴部の厚み(X)を横軸、延
伸温度(Y)を横軸として、これらの値をプロットした
結果を示している。図6中の曲線Zは、下記式(1a) に対応する楕円曲線である。この楕円曲線よりも内側の
領域では、透明性及び耐熱圧性の両方に関して満足しう
るエアゾール容器が形成されているのに対して、外側の
領域では、透明性及び耐熱圧性の何れかに関して不満足
な容器しか得られないことを示している。
【0037】延伸ブロー成形に使用する有底プリフォー
ムは、それ自体公知の任意の手法、例えば射出成形法、
パイプ押出成形法等で製造される。前者の方法では、溶
融ポリエステルを射出し、最終容器に対応する口頸部を
備えた有底プリフォームを非晶質の状態で製造する。
【0038】射出成形に際して、前記ポリエステルを冷
却された射出型中に溶融射出する。射出機としては、射
出プランジャーまたはスクリューを備えたそれ自体公知
のものが使用され、ノズル、スプルー、ゲートを通して
前記ポリエステルを射出型中に射出する。これにより、
ポリエステルは射出型キャビティ内に流入し、固化され
て延伸ブロー成形用の非晶質状態のプリフォームとな
る。射出型としては、容器の首形状に対応するキャビテ
ィを有するものが使用されるが、ワンゲート型或いはマ
ルチゲート型の射出型を用いるのがよい。射出温度は2
70乃至320℃、圧力は30乃至100kg/cm2
程度が好ましい。
【0039】プリフォームからの延伸ブロー成形には、
一旦過冷却状態のプリフォームを製造し、このプリフォ
ームを延伸温度に加熱して延伸成形を行う方法(コール
ドパリソン法)や、成形されるプリフォームに与えられ
た熱、即ち余熱を利用して、予備成形に続いて延伸成形
を行う方法(ホットパリソン法)等が採用される。前者
の方法が好適である。
【0040】延伸のための加熱温度は、胴部の厚みの薄
肉化の程度にも関連して、前記式(1)を満足する範囲
にあることが好ましい。
【0041】ボトル等への二軸延伸ブロー成形に際し、
延伸温度にあるプリフォーム乃至パリソンをブロー成形
金型内で軸方向に引っ張り延伸すると共に、流体吹き込
みにより周方向に膨張延伸する。延伸倍率は、面積延伸
倍率(容器外表面積/プリフォーム外表面積基準)を
2.0乃至7.5倍、特に2.2乃至7.2倍とすべき
であり、比較的低い温度での延伸を可能にするために、
周方向の延伸速度を300%/sec以上、特に350
乃至600%/secとするのがよい。尚、高圧気体の
吹き込みによるブローに先立って、圧力の低い流体によ
ってプリブローを行う場合には、このプリブローによる
延伸後のものを基準として、延伸速度を定めるものとす
る。
【0042】高速延伸を可能にするために、用いる加圧
流体の圧力は可及的に高いことが好ましく、最終容器の
容量やプリフォームの厚みによっても相違するが、一般
に用いる気体の初期圧力は、10kg/cm2 以上、特
に12乃至45kg/cm2の範囲内にあることが好ま
しい。プリフォーム内に印加される圧力は成形の途中で
一様であっても、また初期に高い圧力が印加されるもの
であってもよい。加圧用流体としては、未加熱の空気或
いは不活性気体でも、或いは加熱された空気或いは不活
性気体でも使用し得る。
【0043】[用途]本発明のエアゾール容器は、種々
の内容物及びプロペラントを充填する軽量且つ小型のエ
アゾール容器として有用である。なお、本発明にかかる
エアゾール容器に充填することのできる内容物として
は、従来公知のものを採用できる。該内容物としては、
例えば人体用品、家庭用品、工業用品があり、人体用品
には頭髪用品、化粧品、消臭、制汗剤、その他の人体用
品があり、家庭用品には殺虫剤、コーティング剤、クリ
ーナ、食品、その他の家庭用品があり、工業用品には自
動車用品、その他の工業用品がある。上記頭髪用品とし
てはヘアセットスプレー、ヘアドレッサーコンデイショ
ナー、ヘアシャンプー、リンス、酸性染毛剤、酸化型2
剤タイプ永久染毛剤、カラースプレー、脱色剤、パーマ
剤、育毛剤等がある。化粧品としてはシエービングクリ
ーム、アフターシェーブローション、香水、オーデコロ
ン、洗顔料、日焼け止め、ファンデーション、脱毛・脱
色剤、浴用剤、歯磨き剤などがある。消臭・制汗剤とし
ては消臭剤、制汗剤、ボデイシャンプー等がある。その
他の人体用品としては筋肉消炎剤、皮膚疾患剤、水虫
薬、その他の医薬品、害虫忌避剤、冷却剤、清拭剤、口
喉剤等がある。殺虫剤としては空間殺虫剤、ゴキブリ殺
虫剤、園芸用殺虫剤、殺ダニ剤、不快害虫剤等がある。
コーティング剤としては家庭用塗料、自動車用塗料、ア
ンダーコーティング剤等がある。クリーナとしては家庭
用ガラスクリーナ、レンズクリーナ、絨毯クリーナ、浴
用クリーナ、床・家具艶だしクリーナ、靴・皮革クリー
ナ、ワックス艶だし剤等がある。その他の家庭用品とし
ては室内消臭剤、トイレ用消臭剤、防水剤、洗濯糊、除
草剤、衣類用防虫剤、防炎剤等がある。自動車用品とし
ては、防曇剤、解氷剤、エンジン始動液、パンク修理
液、エンジンクリーナ等がある。その他の工業用品とし
ては潤滑防錆剤、接着剤、金属深傷剤、離型剤等があ
る。
【0044】上記内容物の形状としては液状、流動体
状、半流動体状、発泡体状、気体状の他、これら形状の
ものに粉体状や粒状の固体を少し混ぜたもの等、適宜選
択して採用することができる。
【0045】該素材にあっては従来内容物として採用さ
れる公知のものを採用でき、例えば上記ヘアスプレーで
あれば変性アルコール、噴射剤としてのLPG(液化石
油ガス)を主成分とし、アクリル樹脂アルカノールアミ
ン液、ポリオキシエチレンオイルエーテル、香料等を添
加したものがあり、上記ヘアトリートメントであれば変
性アルコール、噴射剤としてのLPGを主成分とし、流
動パラフィン、プロピレングリコール、メチルフェニル
ポリシロキサン、香料を添加したものがある。
【0046】また、他の内容物としては、アルコール、
合成樹脂、噴射剤(LPG(液化石油ガス)、DME
(ジメチルエーテル)、N2 、CO2 等の単体又はこれ
らの混合物)、セルロース、アンモニウム、水、香料、
染料、界面活性剤、顔料等を適宜選択して追加すること
ができる。
【0047】
【実施例】次に本発明を次の例で更に説明する。実施例
中の評価は次の通り行った。
【0048】[評価方法] ○固有粘度 重量比1:1のフェノール・1,1,2,2−テトラク
ロロエタン混合溶媒20mlに容器胴中央部の切片を試
料として200mg加え、170℃の温度下、20分間
攪拌することで溶解した。その後、30℃恒温槽を用い
ウベローデ型粘度計にて溶液粘度を測定後、固有粘度に
換算した。用いた換算式を以下に示した。 ηrel =T/To (相対粘度) ここで、To;溶媒の落下時間(sec) T ;溶液の落下時間(sec) ηsp=ηrel −1 (比粘度)
【数1】 ここで、k’;ハギンスの恒数(=0.33) C ;溶液濃度[g/100ml](=1.00)
【0049】○落下強度 容器に満注量の70%の水を充填し、1.8mの位置か
らコンクリート上に正立落下を10回繰り返し、目視に
より容器の割れを確認し、以下のように判別した。 7〜10回落下により割れ : ○ 4〜 6回落下により割れ : △ 1〜 3回落下により割れ : ×
【0050】○結晶配向の測定法 X線回折を用いた。条件を以下に示す。 X線回折装置:理学電気製 RAD−B用ゴニオメータ使用 ターゲット :Cuターゲット 電圧電流 :30kV,100mA スリット系 :ダイバージェンススリット 0.5 レシービングスリット 0.15 スキャッタスリット 0.5 透過で設定 2θ :Start angle 10゜ Stop angle 35゜ 走査速度 :5゜/分 サンプリング:0.05゜ この容器の底部を構成する足先端部から高さ5mmの位
置の切り出し切片を試料として、容器の周方向のX線回
折を測定し、結晶配向状態を調査した。配向状態につい
ては、2θ=15.4゜のピークの高さ(単位:CP
S)と測定部分の肉厚(単位:mm)から以下の計算に
より数値化し、これを配向状態指数とした。
【0051】○耐熱、耐圧試験 ・底部 容器に80℃の水を充填した後、水圧付加機に接続す
る。その状態のまま80℃に設定された恒温水槽中に容
器を浸漬し20分間放置する。その後、容器内に15k
g/cm2 を付加し、20分間放置した後、底部の変形
を観察した。 ほぼ垂直に自立するもの :○ 傾いたり、倒れたりするもの:× ・胴部 容器に80℃の水を充填した後、水圧付加機に接続す
る。その状態のまま80℃に設定された恒温水槽中に容
器を浸漬し20分間放置する。この時の胴径を測定し、
初期胴径とした。その後、容器内に圧力15kg/cm
2 を付加し、20分間後胴径を測定し、胴部の膨張率を
求めた。胴部が5%以上膨張すると、目視において変形
が明らかになることから、5%以上の膨張を変形とし
た。 E=[(I−Io)/Io]×100 [膨張率(%)] ここで、I ;水圧付加後の胴径(mm) Io;初期胴径(mm) 膨張率5%未満 :○ 膨張率5%以上 :×
【0052】○透明性(ヘイズ) 容器中央部側面の切り出し切片を試料とし、スガ試験機
株式会社製S&M Colour Computer
Model/SM14を用いてヘイズ値を測定した。容
器の透明性については以下の様にして判定した。 透明(ヘイズ5以下) :○ やや白化(ヘイズ6〜9) :△ 白化(ヘイズ10以上) :×
【0053】○胴部蛍光判定法 視覚により次の様に判定した。 透明 :○ やや蛍光有り:△ 蛍光有り :×
【0054】[実施例1]帝人(株)製エチレンテレフ
タレート7モル%−エチレンナフタレート93モル%共
重合体TN8770を射出ブロー成形機(日精ASB
50−H)を用い280℃で射出成形して、内径11m
m、外径19mm、目付け24g、肉厚4.0mmで、
首部にバルブをカシメることが可能な形状を持つプリフ
ォームを成形し、プリフォーム温度を150℃にコント
ロールした後、エアゾール容器成形用金型を用い、縦軸
方向1.1倍、周方向2.6倍の二軸延伸ブローを行な
い、内径38mm、外径40mm、胴部肉厚1.0m
m、首部と肩部との接合部に環状厚肉形状を持つ自立型
エアゾール容器を作成した。固有粘度が0.71であっ
た。底接地部から底中心部迄の高さが2.0mm、R/
0 が1.5、R1 /Rが0.75の六足の底形状であ
った。X線回折スペクトルを図1に、結晶配向状態、落
下試験、耐熱・耐圧試験、透明性の結果を表2,表3に
示す。
【0055】[実施例2]樹脂を290℃で射出する以
外は、実施例1と同様の方法で容器を成形した。この容
器の固有粘度(IV)を測定したところ0.62まで低
下していた。結晶配向状態、落下試験、耐熱・耐圧試験
の結果を表2に示す。
【0056】[実施例3]プリフォーム温度を160℃
に設定する以外は、実施例1と同様の方法で容器を成形
した。結晶配向状態、落下試験、耐熱・耐圧試験の結果
を表2に示す。
【0057】[実施例4]プリフォーム温度を140℃
に設定する以外は、実施例1と同様の方法で容器を成形
した。結晶配向状態、落下試験、耐熱・耐圧試験の結果
を表2に示す。
【0058】[比較例1]樹脂を300℃で射出する以
外は、実施例1と同様の方法で容器を成形した。この容
器の固有粘度(IV)を測定したところ0.54まで低
下していた。結晶配向状態、落下試験、耐熱・耐圧試験
の結果を表2に示す。
【0059】[比較例2]プリフォーム温度を170℃
に設定する以外は、実施例1と同様の方法で容器を成形
した。X線回折スペクトルを図2に、結晶配向状態、落
下試験、耐熱・耐圧試験の結果を表2に示す。
【0060】[比較例3]プリフォーム温度を175℃
に設定する以外は、実施例1と同様の方法で容器を成形
した。結晶配向状態、落下試験、耐熱・耐圧試験の結果
を表2に示す。
【0061】[比較例4]プリフォーム温度を130℃
に設定する以外は、実施例1と同様の方法で容器を成形
した。結晶配向状態、落下試験、耐熱・耐圧試験の結果
を表2に示す。
【0062】[実施例5]帝人(株)製エチレンテレフ
タレート7モル%−エチレンナフタレート93モル%共
重合体TN8770を(株)新潟鉄工所製射出成形機N
N75JSにて、内径14mm、外径25mm、重量3
4g、肉厚5.5mmで首部にバルブをカシメることが
可能な形状を持つプリフォームを成形した。そのプリフ
ォームを赤外線ヒーターにて152℃に再加熱し、延伸
ロッドで軸方向に延伸しながら、縦軸方向1.5倍、周
方向2.7倍の二軸延伸ブローを行ない、内径48.3
mm、外径50.0mm、胴部肉厚0.85mm、首部
と肩部との接合部に環状厚肉形状を有した。自立型エア
ゾール容器を作成した。固有粘度は0.70であった。
底接地部から底中心部迄の高さが2.53mm、R/R
0 が1.332、R1/Rが0.782の五足の底形状
であった。結晶配向状態、落下試験、耐熱・耐圧試験、
透明性の結果を表2,表3に示す。
【0063】[実施例6]帝人(株)製ポリエチレンナ
フタレートTN8065を用い、実施例5と同様に自立
型エアゾール容器を作成した。ただし、プリフォームの
再加熱温度は156℃であった。固有粘度は0.65で
あった。結晶配向状態、落下試験、耐熱・耐圧試験、透
明性の結果を表2,表3に示す。
【0064】[比較例5]実施例1において、底接地部
から底中心部迄の高さを1.3mmとする以外は同様の
形状の自立型容器を、同条件にて成形した。結晶配向状
態、落下試験、耐熱・耐圧試験の結果を表2に示す。
【0065】[比較例6]実施例1において、底接地部
から底中心部迄の高さを3.8mmとする以外は同様の
形状の自立型容器を、同条件にて成形した。結晶配向状
態、落下試験、耐熱・耐圧試験の結果を表2に示す。
【0066】[比較例7]実施例1において、R0 /R
の値を1.0とする以外は同様の形状の自立型容器を、
同条件にて成形したが、脚部は賦形せず、金型形状がで
ず、自立性が得られなかった。
【0067】[比較例8]実施例1において、R0 /R
の値を1.7とする以外は同様の形状の自立型容器を、
同条件にて成形したが、耐熱・耐圧試験にて底部が膨ら
み、自立性がなくなった。
【0068】[比較例9]実施例1において、R1 /R
の値を0.6とする以外は同様の形状の自立型容器を、
同条件にて成形した。傾斜した板上に、傾斜方向に容器
の脚がまたがる状態、すなわち、最も、転倒し易い方向
で、傾斜角度を測定し、転倒角とした。空容器での測定
で、実施例1の転倒角が11.1度であったのに対し、
この容器は9.8度と大幅に低下した。
【0069】[比較例10]実施例1において、R1
Rの値を0.90とする以外は同様の形状の自立型容器
を、同条件にて成形したが、落下試験の結果は△であっ
た。
【0070】[実施例7]帝人(株)製エチレンテレフ
タレート7モル%−エチレンナフタレート93モル%共
重合体TN8770を射出ブロー成形機(日精ASB
50−H)を用い280℃で射出成形して、内径11m
m、外径20mm、重量27g、肉厚4.5mmで、首
部にバルブをカシメることが可能な形状を持つプリフォ
ームを成形し、プリフォーム温度を150℃にコントロ
ールした後、エアゾール容器成形用金型を用い、縦軸方
向1.1倍、周方向2.5倍の二軸延伸ブローを行な
い、内径37.2mm、外径40mm、胴部肉厚1.4
mm、首部と肩部との接合部に環状厚肉形状を持つ自立
型エアゾール容器を作成した。固有粘度は0.71であ
った。胴部の透明性、耐熱・耐圧試験結果を表3に示
す。
【0071】[実施例8]帝人(株)製エチレンテレフ
タレート7モル%−エチレンナフタレート93モル%共
重合体TN8770を射出ブロー成形機(日精ASB
50−H)を用い280℃で射出成形して、内径11m
m、外径18mm、重量20g、肉厚3.5mmで、首
部にバルブをカシメることが可能な形状を持つプリフォ
ームを成形し、プリフォ一ム温度を150℃にコントロ
ールした後、エアゾール容器成形用金型を用い、縦軸方
向1.1倍、周方向2.8倍の二軸延伸ブローを行な
い、内径38.8mm、外径40mm、胴部肉厚0.6
mm、首部と肩部との接合部に環状厚肉形状を持つ自立
型エアゾール容器を作成した。固有粘度は0.71であ
った。胴部の透明性、耐熱・耐圧試験結果を表3に示
す。
【0072】[実施例9]上記実施例で使用した共重合
体樹脂に帝人(株)製ポリエチレンテレフタレートTR
8580Hを10重量%ブレンドし、実施例1と同様の
方法で容器を成形した。胴部の透明性、耐熱・耐圧試験
結果を表3に示す。
【0073】[実施例10]帝人(株)製ポリエチレン
ナフタレートTN8070を射出ブロー成形機(日精A
SB 50−H)を用い280℃で射出成形して、内径
11mm、外径19mm、重量24g、肉厚4.0mm
で、首部にバルブをカシメることが可能な形状を持つプ
リフォームを成形し、プリフォーム温度を155℃にコ
ントロールした後、エアゾール容器成形用金型を用い、
縦軸方向1.1倍、周方向2.6倍の二軸延伸ブローを
行ない、内径38mm、外径40mm、胴部肉厚1.0
mm、首部と肩部との接合部に環状厚肉形状を持つ、実
施例1と同形状の自立型エアゾール容器を作成した。固
有粘度は0.71であった。胴部の透明性、耐熱・耐圧
試験の結果を表3に示す。
【0074】[実施例11]胴部の蛍光対策として、上
記実施例で使用した樹脂にCiba Specialty Chemicals
K.K.製TINUVIN234 紫外線吸収剤を3.2wt%添加し
た。三菱化学(株)製NOVAPEX u−110紫外線吸収剤
を30倍希釈して添加した。また東洋インキ(株)製 P
EM7285BLUE、PEM7284BLUE、PEM2172YELL0Wを40倍に希釈
して着色した。胴部蛍光判定の結果を表1に示す。
【0075】
【表1】 蛍光判定結果 蛍光対策無し × TINUVIN234 3.2wt%添加 △ NOVAPEX u-110 30倍希釈 ○ PEM7285BLUE 40倍希釈 ○ PEM7284BLUE 40倍希釈 ○ PEM2172YELL0W 40倍希釈 ○
【0076】[比較例11]実施例1の容器においてプ
リフォーム温度を170℃にコントロールする以外は、
同様の成形を行った。胴部の透明性、耐熱・耐圧試験結
果を表3に示す。
【0077】[比較例12]実施例1の容器においてプ
リフォーム温度を130℃にコントロールする以外は、
同様の成形を行った。胴部の透明性、耐熱・耐圧試験結
果を表3に示す。
【0078】[比較例13]帝人(株)製エチレンテレ
フタレート7モル%−エチレンナフタレート93モル%
共重合体TN8770を射出ブロー成形機(日精ASB
50−H)を用い280℃で射出成形して、内径11
mm、外径17.8mm、重量19g、肉厚3.4mm
で、首部にバルブをカシメることが可能な形状を持つプ
リフォームを成形し、プリフォーム温度を150℃にコ
ントロールした後、エアゾール容器成形用金型を用い、
縦軸方向1.1倍、周方向2.9倍の二軸延伸ブローを
行ない、内径39mm、外径40mm、胴部肉厚0.5
mm、首部と肩部との接合部に環状厚肉形状を持つ自立
型エアゾール容器を作成した。胴部の透明性、耐熱・耐
圧試験結果を表3に示す。
【0079】[比較例14]帝人(株)製エチレンテレ
フタレート7モル%−エチレンナフタレート93モル%
共重合体TN8770を射出ブロー成形機(日精ASB
50−H)を用い280℃で射出成形して、内径11
mm、外径20.2mm、重量28g、肉厚4.6mm
で、首部にバルブをカシメることが可能な形状を持つプ
リフォ一ムを成形し、プリフォ一ム温度を150℃にコ
ントロールした後、エアゾール容器成形用金型を用い、
縦軸方向1.1倍、周方向2.5倍の二軸延伸ブローを
行ない、内径37mm、外径40mm、胴部肉厚1.5
mm、首部と肩部との接合部に環状厚肉形状を持つ自立
型エアゾール容器を作成した。固有粘度は0.71であ
った。胴部の透明性、耐熱・耐圧試験結果を表3に示
す。
【0080】[比較例15]実施例1においてエアゾー
ル容器成形金型を縦軸方向1.1倍、周方向1.8倍の
形状とする以外は同様の条件で、内径27mm、外径3
0mm、胴部肉厚1.5mmの自立型エアゾール容器を
作成した。胴部の透明性、耐熱・耐圧試験結果を表3に
示す。
【0081】[比較例16]実施例6においてエアゾー
ル容器成形金型を縦軸方向2.5倍、周方向3.1倍の
形状とする以外は同様の条件で、内径44.6mm、外
径45mm、胴部肉厚0.4mmの自立型エアゾール容
器を作成した。胴部の透明性、耐熱・耐圧試験結果を表
3に示す。
【0082】[比較例17]首部と肩部との接合部に環
状厚肉形状を持たない以外は、実施例1と同様の方法で
容器を成形し、耐圧試験を実施したところ、肩部の変形
がバルブカシメ部にまで及んでしまい、その結果バルブ
の離脱が生じた。
【0083】
【表2】
【0084】
【表3】
【0085】
【発明の効果】本発明の容器では、エチレンナフタレー
ト系ポリエステルを二軸延伸ブロー成形するが、この延
伸による容器胴部下部(接地部から高さが5mmの器
壁)の薄肉化の程度を0.55乃至1.40mmの範囲
にとどめると共に、配向状態指数(Io )を一定の範囲
とすることにより、エアゾール容器に要求される耐熱圧
性、耐衝撃性、及び自立性乃至その安定性を向上させる
ことができる。また、このエアゾール容器の底形状を本
発明で規定した範囲とすることにより、これらの特性の
バランスをも優れたものとすることができる。更に、首
部と肩部との接続部に環状厚肉接続部を形成したので、
この接続部の変形が防止され、バルブヘッドカシメ部か
らの漏洩をも有効に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエアゾール容器の一例(実施例1)の
容器胴部下部(接地部から高さが5mmの器壁)のX線
回折像である。
【図2】本発明以外のエアゾール容器の一例(比較例
2)の容器胴部下部(接地部から高さが5mmの器壁)
のX線回折像である。
【図3】本発明のエアゾール容器の一例を示す側面図で
ある。
【図4】図3のエアゾール容器の底部の拡大断面図であ
る。
【図5】図3のエアゾール容器の首部の拡大断面図であ
る。
【図6】実施例及び比較例について、形成される胴部の
厚み(X)を横軸、延伸温度(Y)を横軸として、これ
らの値をプロットした結果を示すグラフである。
【記号の説明】
1 エアゾール容器 2 首部(口部) 3 円錐台状の肩部 4 筒状の胴部 5 閉ざされた底部 6 接地部 7 足部 8 谷部 9 底中心部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 90モル%以上のエチレンナフタレート
    単位を含有するポリエステルの延伸ブロー成形で形成さ
    れ、一体に形成された首部、肩部、胴部、及び閉塞底部
    を有し、底部に足部と谷部とが交互に形成されたワンピ
    ース構造の自立構造を有し、底接地部から5mmの高さ
    の位置の器壁が、0.55乃至1.40mmの厚みを有
    すると共に、下記式(1) Io =H/d ‥(1) 式中、Hは、底接地部から5mmの高さの位置の器壁に
    ついて、容器周方向のX線回折(Cuα)から求められ
    る2θ=15.4゜のピーク高さ(単位:CPS)を表
    し、dは測定部位の肉厚(単位:mm)を表す、で定義
    される配向状態指数(Io )が200以上であることを
    特徴とする自立構造型エアゾール容器。
  2. 【請求項2】 底接地部から底中心部迄の高さが1.5
    乃至3.5mmの範囲にある請求項1に記載の自立構造
    型エアゾール容器。
  3. 【請求項3】 谷部が下方に凸の仮想曲面上に位置し、
    該仮想曲面の曲率半径(R0 )が胴部半径(R)の1.
    10乃至1.60の範囲にある請求項1または2に記載
    の自立構造型エアゾール容器。
  4. 【請求項4】 足部の接地部が一定半径(R1 )の仮想
    的円周上に位置し、且つこの半径(R1 )と胴部半径
    (R)との比R1 /Rが0.70乃至0.85の範囲内
    にある請求項1乃至3の何れかに記載の自立構造型エア
    ゾール容器。
  5. 【請求項5】 前記首部は前記肩部に対して環状厚肉接
    続部を介して接続されていることを特徴とする請求項1
    乃至4の何れかに記載の自立構造型エアゾール容器。
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