JPH11347794A - 裏当金および鉄筋の接合方法 - Google Patents

裏当金および鉄筋の接合方法

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JPH11347794A
JPH11347794A JP15276098A JP15276098A JPH11347794A JP H11347794 A JPH11347794 A JP H11347794A JP 15276098 A JP15276098 A JP 15276098A JP 15276098 A JP15276098 A JP 15276098A JP H11347794 A JPH11347794 A JP H11347794A
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Eiji Suzuki
英次 鈴木
Toru Kurisu
徹 栗栖
Bunichi Mitani
文一 三谷
Yoshio Kudo
嘉夫 工藤
Koichi Adachi
浩一 足立
Shigeaki Miyata
繁明 宮田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】裏当金101が半円形であるため、鉄筋10
2、103の底部と裏当金とが不溶着となることがあ
り、しかも、この不溶着が発見できない。溶接頂部で溶
融金属107が裏当金の外側に流出する。溶接底部(ル
ート部)の溶け込み状態が目視では確認することができ
ない。仮付け溶接箇所から破損が発生し、大変危険な状
態となっている。 【解決手段】溶接間隔Wを設けて対向配設した接合すべ
き鉄筋2、3の継手部2a、3aに被嵌し、溶融金属を
受ける裏当金において、前記鉄筋と線接触する対向平面
1c、1dを有し、その対向平面の高さを前記鉄筋と略
同一高さとして、裏当金1を構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、溶接間隔を設け
て対向配設した接合すべき鉄筋の継手部に被嵌し、溶融
金属が流動したり、溶け落ちないようにして、望ましい
継手溶接がなされるようにした裏当金および該裏当金を
用いて溶接欠陥の生じない溶接を行う鉄筋の接合方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図14、図15は従来の裏当金を用いた
鉄筋の接合方法を説明する図であり、その裏当金101
の形状は図16に示すように鉄板を半円型に折り曲げた
もの、パイプを半割にしたもの、あるいは図17、図1
8に示すようにパイプに開口101aを設けたもの等が
ある。また、裏当金101の材料としては、鋼製、銅
製、セラミック製等があり、ガス圧接、溶接継手、機械
継手等により溶接し、鋼製以外は溶接後に取り外すもの
である。
【0003】次に、鉄筋の接合方法を説明する。まず、
裏当金101を溶接間隔Wを設けて対向配設した接合す
べき鉄筋102、103の継手部102a、103aに
被嵌し、この裏当金101を治具(図示せず)により支
持し、裏当金101の開口部101aから溶接棒104
を挿入し、上記溶接間隔W内で溶接棒104とともに接
合すべき鉄筋102、103を溶融させて溶接する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の裏当金および鉄
筋の接合方法は以上のように構成されているので、次の
ような課題があった。
【0005】a)裏当金が半円形であるため、図15に
示すように、鉄筋の溶接溶け込みが浅いと、鉄筋の底部
と裏当金とが不溶着105となることがあり、しかも、
この不溶着105が発見できない。そこで、特許第26
13535号公報に記載されるように、溶接溶け込みを
考慮して裏当金の内面、つまり、溶接間隔Wの対向部に
溝を付けたり、外観検査を考えて前記図19、図20に
示すように、裏当金に多数の穴あるいはスリット106
を設けることが行われている。
【0006】これに対し、裏当金101に銅材を用いれ
ば、溶接完了後、当該銅材を取り外すことができ、継手
部分の外観検査ができるものの、裏当金101の損傷が
激しいため、高価である銅の消耗が大きくなるという難
点がある。そこで、裏当金101の素材としてセラミッ
クスを用い、溶接の完成後に該セラミックスの裏当金1
01を粉砕して取り除くようにしたものがあるが、粉砕
という溶接とは全く異なった作業を必要とすることにな
る。
【0007】b)裏当金が半円形であるため、図15に
示すように、溶接頂部で溶融金属107が裏当金の外側
に流失し、この溶融金属107のたれ107aを生ず
る。
【0008】c)溶接底部(ルート部)の溶け込み状態
の不良、つまり、不溶着105の発生を目視では確認す
ることができない。
【0009】d)裏当金が半円形であるため、超音波探
傷検査による不溶着105の検査が困難である。
【0010】e)鉄筋と鉄筋を固定するため、仮付け溶
接を行うことが必要であるが、鉄筋は炭素当量が高く、
もろいため、仮付け溶接は禁止されている。しかし、も
し、止むを得ず仮付け溶接を行う場合は、適切な位置
に、また、予熱、後熱等適切な処置をしなければならな
い。しかるに、従来の方法では、任意の箇所に任意の方
法で仮付け溶接を行っているため、仮付け溶接箇所から
破損が発生し、大変危険な状態となる。
【0011】f)溶接時、裏当金を支持する治具が必要
である。
【0012】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、加工が簡単容易な形状で、溶接間
隔を設けて対向配設した接合すべき鉄筋の継手部に被嵌
し、特別な支持治具を必要としない裏当金を提供するこ
とを目的とする。また。この裏当金を用いて鉄筋同士を
確実強固に溶接することのできる接合方法を提供するこ
とを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明に係る裏当金
は、溶接間隔を設けて対向配設した接合すべき鉄筋の継
手部に被嵌し、溶融金属を受ける裏当金において、前記
鉄筋と線接触する対向平面を有し、その対向平面の高さ
を前記鉄筋と略同一高さとしたものである。
【0014】この発明に係る裏当金は、対向平面の端部
内面に対向する係止部を鉄筋の軸線方向に設けたもので
ある。
【0015】この発明に係る裏当金は、鉄筋の溶接間隔
に対応する外面に熱変色部材を設けたものである。
【0016】この発明に係る裏当金は、鉄筋の鉛直線上
において該鉄筋との間に隙間を形成するように略V字状
に形成した2つの平面と、この平面に連続する対向平面
とにより構成したものである。
【0017】この発明に係る鉄筋の接合方法は、鉄筋と
線接触する対向平面を有し、その対向平面の高さを前記
鉄筋と略同一高さとした裏当金を用い、この裏当金を溶
接間隔を設けて対向配設した接合すべき鉄筋の継手部に
被嵌し、前記裏当金の開口から前記溶接間隔に溶接棒を
挿入して溶接し、前記裏当金の一部を溶融させて前記鉄
筋と一体化したものである。
【0018】この発明に係る鉄筋の接合方法は、鉄筋と
線接触する対向平面を有し、その対向平面の高さを前記
鉄筋と略同一高さとし、前記対向平面の端部内面に対向
する係止部を鉄筋の軸線方向に設けた裏当金を用い、こ
の裏当金を溶接間隔を設けて対向配設した接合すべき鉄
筋の継手部に被嵌し、この接合すべき鉄筋のそれぞれを
前記係止部で係止して位置決めし、この係止部位置で仮
付け溶接した後、前記裏当金の開口から前記溶接間隔に
溶接棒を挿入して溶接し、前記裏当金の一部を溶融させ
て前記鉄筋と一体化したものである。
【0019】この発明に係る鉄筋の接合方法は、鉄筋の
溶接間隔に対応する外面に熱変色部材を設けた裏当金を
用い、前記熱変色部材の変色により溶接状態を判断する
ものである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
添付図面について説明する。 実施の形態1 図1はこの発明の実施の形態1による裏当金を示す平面
図、図2はその側面図、図3は図2の3−3線に沿う縦
断面図である。この裏当金1は鋼板を折り曲げ加工し
て、鉄筋の鉛直線上において隙間6を形成するように2
つの平面1a、1bを略V字状に形成し、この2つの平
面1a、1bに対向平面1c、1dを連続して形成した
もので、この対向平面1c、1dの高さを前記鉄筋と略
同一高さとしたものである。
【0021】次に、この裏当金1を用いた溶接動作を説
明する。まず、上記裏当金1を、溶接間隔Wを設けて対
向配設した接合すべき鉄筋2、3の継手部2a、3aに
被嵌し、前記裏当金1の開口4から前記溶接間隔Wに溶
接棒5を挿入して溶接し、この溶接棒5とともに前記裏
当金1の一部を溶融させて前記鉄筋と一体化する。
【0022】以上のように、実施の形態1によれば、鉄
筋2、3と裏当金1とは線接触であるため、両者鉄筋
2、3の底面と裏当金1間には隙間6が形成され、この
隙間6を通って溶融金属8が鉄筋2、3の軸線方向にも
流れ全体を強固に溶接することができる。また、この隙
間6に図5に示すように線材7を挿入する、あるいは上
記隙間6をペンライトで照らすことにより、溶融金属8
が両鉄筋2、3と裏当金1との間に行き渡って、溶接が
確実に行われているかの確認を、簡単かつ確実に行うこ
とができる。しかも、裏当金1の対向平面1c、1dは
鉄筋2、3と略同一高さであるため、溶融金属8が裏当
金1の外部にあふれ出す恐れもないものである。
【0023】実施の形態2 図6はこの発明の実施の形態2による裏当金を示す平面
図、図7はその側面図、図8は図6の8−8線に沿う縦
断面図である。この裏当金1は前記実施の形態1と同様
に、鋼板を折り曲げ加工して、鉄筋の鉛直線上において
該鉄筋との間に隙間を形成するように略V字状に形成し
た2つの平面1a、1bと、この平面1a、1bに連続
する対向平面1c、1dとにより構成したもので、か
つ、対向平面1c、1dの端部内面に対向する係止部
9、10を鉄筋の軸線方向に2対設け、鉄筋2、3と線
接触する対向平面1c、1dの高さを前記鉄筋と略同一
高さとしたものである。この係止部9、10は別部材を
取りつけてもよいが、裏当金1自体を打ち出し、あるい
は切り起こして形成する。また、図示例は対向平面1
c、1dに鉄筋2、3に対応して係止部9、10を別個
に2対形成しているが、これは鉄筋2、3の軸線方向に
長く一対形成してもよい。
【0024】次にこの裏当金1を用いた溶接動作を説明
する。まず、上記裏当金を溶接間隔を設けて対向配設し
た接合すべき鉄筋2、3の継手部2a、3aに被嵌す
る。この場合、鉄筋は横断面円形であるので、その周面
がガイド面となって、裏当金1の対向平面1c、1dを
外側に押し開きながら係止部9、10を通過して該裏当
金内に収納される。この状態において、両鉄筋は対向平
面1c、1dの復元によって係止部9、10に抜け止め
的に係止して位置決めされるので、図9、図10、図1
1に示すように、上記係止部9、10の位置で仮付け溶
接12した後、前記裏当金1の開口4から前記溶接間隔
Wに溶接棒5を挿入して溶接し、この溶接棒5とともに
前記裏当金1の一部を溶融させて前記鉄筋2、3と一体
化したものである。
【0025】以上のように、実施の形態2によれば、裏
当金1はその対向平面1c、1dの端部内面に対向する
係止部9、10を鉄筋2、3の軸線方向に2対設け、こ
の係止部9、10により鉄筋2、3を係止保持するの
で、裏当金1を支持する治具が不要となり、作業性が向
上する。また、裏当金1は鉄筋2、3と線接触であるた
め、両者間には隙間6が形成され、この隙間6を通って
溶融金属が鉄筋2、3の軸線方向にも流れ全体を強固に
溶接することができる。また、この隙間6に線材7を挿
入することにより、溶融金属が両鉄筋の全周に行き渡
り、溶接が確実に行われていることを簡単かつ確実に知
ることができる。しかも、裏当金1は鉄筋を収納する深
さであるため、溶融金属8が裏当金1の外部にあふれ出
す恐れもないものである。
【0026】実施の形態3 図12、図13はこの発明の実施の形態3による裏当金
を示す横断面図であり、接合すべき鉄筋2、3の継手部
2a、3aの溶接間隔Wに対応する外面に熱変色部材例
えばペンキ11を塗布したものである。
【0027】次にこの裏当金1を用いた溶接動作を説明
する。上記裏当金1を、溶接間隔Wを設けて対向配設し
た接合すべき鉄筋2、3の継手部2a、3aに被嵌し、
前記裏当金1の開口4から前記溶接間隔Wに溶接棒5を
挿入して溶接し、この溶接棒5とともに前記裏当金1の
一部を溶融させて前記鉄筋と一体化する。この溶接時、
裏当金1は上記溶接間隔Wに対応する部分が最も加熱さ
れ、その外面に設けた熱変色部材11が変色し、その変
色状態から溶接状態を知ることができる。
【0028】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、裏当金1の溶接間隔Wに対向する部分に熱変色部材
11を設けているので、この変色状態を見ることによ
り、溶接状態を極めて簡単に知ることができ、溶接不良
を確実に解消することができる。
【0029】なお、上記の各実施の形態では、裏当金1
を4つの平面により形成しているが、直行する3つの平
面からなる横断面コ字型、その他横断面円形の鉄筋と線
接触する形状であれば、多数の平面からなる横断面多角
形であってもよいものである。
【0030】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、鉄筋
と線接触する対向平面を有し、その対向平面の高さを前
記鉄筋と略同一高さに裏当金を構成したので、鉄筋と裏
当金との間には線接触によって隙間が形成され、この隙
間を通って溶融金属が鉄筋の軸線方向にも流れ全体を強
固に溶接することができる。また、この隙間に線材を挿
入するか、あるいは上記隙間をペンライトで照らすこと
により、溶融金属が両鉄筋と裏当金との間に行き渡って
いるかの確認を、簡単かつ確実に行うことができる。し
かも、裏当金の対向平面は鉄筋と略同一高さであるた
め、溶融金属が裏当金の外部にあふれ出す恐れがない等
の効果が得られる。
【0031】また、この発明によれば、裏当金は、対向
平面の端部内面に対向する係止部を鉄筋の軸線方向に設
けて構成したので、この係止部により鉄筋を係止保持す
ることができる。その結果、裏当金を支持する治具が不
要となり、作業性が向上し、強固に溶接することができ
るとともに、溶接状態の確認、溶融金属のあふれ出し防
止等の効果も得られるものである。
【0032】また、この発明によれば、裏当金は、鉄筋
の溶接間隔に対応する外面に熱変色部材を設けて構成し
たので、この変色状態を見ることにより、溶接状態を極
めて簡単に知ることができ、溶接不良を確実に解消する
ことができる効果が得られる。
【0033】また、この発明によれば、裏当金は、鉄板
を折り曲げて、鉄筋の鉛直線上において該鉄筋との間に
隙間を形成するように略V字状に形成した2つの平面
と、この平面に連続する対向平面とにより構成したの
で、簡単な形状であるから製造が容易であり、溶接作業
が容易であるという効果が得られる。
【0034】また、この発明によれば、鉄筋と線接触す
る対向平面を有し、その対向平面の高さを前記鉄筋と略
同一高さとした裏当金を用い、この裏当金を溶接間隔を
設けて対向配設した接合すべき鉄筋の継手部に被嵌し、
前記裏当金の開口から前記溶接間隔に溶接棒を挿入して
溶接し、前記裏当金の一部を溶融させて前記鉄筋と一体
化するように構成したので、不溶着を生じることなく、
強固に溶接することができる効果がある。
【0035】また、この発明によれば、鉄筋と線接触す
る対向平面を有し、その対向平面の高さを前記鉄筋と略
同一高さとし、前記対向平面の端部内面に対向する係止
部を鉄筋の軸線方向に設けた裏当金を用い、この裏当金
を溶接間隔を設けて対向配設した接合すべき鉄筋の継手
部に被嵌し、この接合すべき鉄筋のそれぞれを前記係止
部で係止させて位置決めし、この係止部位置で仮付け溶
接した後、前記裏当金の開口から前記溶接間隔に溶接棒
を挿入して溶接し、前記裏当金の一部を溶融させて前記
鉄筋と一体化するように構成したので、仮付け溶接位置
を特定することができ、仮付け溶接の良否の判断が容易
となり、仮付け溶接位置からの破損発生を軽減すること
ができるとともに裏当金を支持する治具を用いることな
く、溶接作業が簡略化され、不溶着を生じることなく、
強固に溶接することができる効果がある。
【0036】また、この発明によれば、鉄筋の溶接間隔
に対応する外面に熱変色部材を設けた裏当金を用いるよ
うに構成したので、溶接時、熱変色部材の変色状態を見
ることにより、溶接状態を極めて簡単に知ることがで
き、溶接不良を生じることなく、溶接を確実に行うこと
ができる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1による裏当金を示す平
面図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】図2の3−3線に沿う縦断面図である。
【図4】実施の形態1の裏当金を用いた鉄筋の接合方法
を説明する図である。
【図5】図4の5−5線に沿う横断面図である。
【図6】この発明の実施の形態2による裏当金を示す平
面図である。
【図7】図6の側面図である。
【図8】図7の8−8線に沿う縦断面図である。
【図9】実施の形態2による裏当金に鉄筋を仮付け溶接
した状態を示す平面図である。
【図10】図9の仮付け溶接から鉄筋の接合に移行した
状態を示す平面図である。
【図11】図10の縦断面図である。
【図12】この発明の実施の形態3による裏当金を示す
側面図である。
【図13】図12に示す裏当金を用いて溶接した状態を
示す縦断面図である。
【図14】従来の裏当金を用いた溶接状態の説明図であ
る。
【図15】図14の15−15線に沿う縦断面図であ
る。
【図16】従来の裏当金を示す説明図である。
【図17】従来の他の裏当金を示す説明図である。
【図18】図17の縦断面図である。
【図19】従来の更に他の裏当金を示す説明図である。
【図20】図19の縦断面図である。
【符号の説明】
1 裏当金 2 鉄筋 3 鉄筋 4 開口 5 溶接棒 6 隙間 7 線材 8 溶融金属 9 係止部 10 係止部 11 ペンキ(熱変色部材)
フロントページの続き (71)出願人 598072146 工藤工業有限会社 大阪市此花区春日出中2丁目8−4 (71)出願人 598072157 太陽圧接株式会社 大阪市住之江区南加賀屋3丁目8番6号 (71)出願人 598072168 株式会社 関西圧接 東大阪市金岡4丁目10−16 (72)発明者 尾形 素臣 千葉県松戸市上矢切1413−2 (72)発明者 鈴木 英次 千葉県流山市駒木129番地の9 (72)発明者 栗栖 徹 大阪市北区梅田2丁目4番40号西梅田渡辺 ビル 東亜圧接株式会社内 (72)発明者 三谷 文一 神戸市長田区三番町1丁目1−2 三榮圧 接株式会社内 (72)発明者 工藤 嘉夫 大阪市此花区春日出中2丁目8−4 工藤 工業有限会社内 (72)発明者 足立 浩一 大阪市住之江区南加賀屋3丁目8番6号 太陽圧接株式会社内 (72)発明者 宮田 繁明 東大阪市金岡4丁目10−16株式会社関西圧 接内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溶接間隔を設けて対向配設した接合すべ
    き鉄筋の継手部に被嵌し、溶融金属を受ける裏当金にお
    いて、前記鉄筋と線接触する対向平面を有し、その対向
    平面の高さを前記鉄筋と略同一高さとしたことを特徴と
    する裏当金。
  2. 【請求項2】 対向平面の端部内面に対向する係止部を
    鉄筋の軸線方向に設けたことを特徴とする請求項1記載
    の裏当金。
  3. 【請求項3】 鉄筋の溶接間隔に対応する外面に熱変色
    部材を設けたことを特徴とする請求項1記載の裏当金。
  4. 【請求項4】 鉄筋の鉛直線上において該鉄筋との間に
    隙間を形成するように略V字状に形成した2つの平面
    と、この平面に連続する対向平面とにより形成したこと
    を特徴とする請求項1または請求項2記載の裏当金。
  5. 【請求項5】 鉄筋と線接触する対向平面を有し、その
    対向平面の高さを前記鉄筋と略同一高さとした裏当金を
    用い、この裏当金を溶接間隔を設けて対向配設した接合
    すべき鉄筋の継手部に被嵌し、前記裏当金の開口から前
    記溶接間隔に溶接棒を挿入して溶接し、前記裏当金の一
    部を溶融させて前記鉄筋と一体化したことを特徴とする
    鉄筋の接合方法。
  6. 【請求項6】 鉄筋と線接触する対向平面を有し、その
    対向平面の高さを前記鉄筋と略同一高さとし、前記対向
    平面の端部内面に対向する係止部を鉄筋の軸線方向に設
    けた裏当金を用い、この裏当金を溶接間隔を設けて対向
    配設した接合すべき鉄筋の継手部に被嵌し、この接合す
    べき鉄筋のそれぞれを前記係止部で係止させて位置決め
    し、この係止部位置で仮付け溶接した後、前記裏当金の
    開口から前記溶接間隔に溶接棒を挿入して溶接し、前記
    裏当金の一部を溶融させて前記鉄筋と一体化したことを
    特徴とする鉄筋の接合方法。
  7. 【請求項7】 鉄筋の溶接間隔に対応する外面に熱変色
    部材を設けた裏当金を用い、前記熱変色部材の変色によ
    り溶接状態を判断することを特徴とする請求項5または
    請求項6記載の鉄筋の接合方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102941398A (zh) * 2012-10-31 2013-02-27 国家电网公司 钢筋帮条焊焊接方法
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