JPH11344987A - 替え歌の歌詞を表示する機能を備えたカラオケ演奏装置および替え歌の歌詞描出データを編集する方法 - Google Patents

替え歌の歌詞を表示する機能を備えたカラオケ演奏装置および替え歌の歌詞描出データを編集する方法

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JPH11344987A
JPH11344987A JP10154804A JP15480498A JPH11344987A JP H11344987 A JPH11344987 A JP H11344987A JP 10154804 A JP10154804 A JP 10154804A JP 15480498 A JP15480498 A JP 15480498A JP H11344987 A JPH11344987 A JP H11344987A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 替え歌の色変え制御情報を容易に変更するこ
とができ、また、カラオケ演奏装置の設置場所でなくて
も替え歌を編集することができるカラオケ演奏装置を提
供する。 【解決手段】 カラオケ伴奏に同期してディスプレイ3
9に表示される歌詞映像の起源となる歌詞描出データに
は、歌詞文字列情報と表示レイアウト情報と、歌詞の各
1文字ごとの色変え開始タイミングと色変え終了タイミ
ングとを直接的あるいは間接的に記述したデータである
色変え制御情報とが含まれる。利用者は元歌の歌詞描出
データをベースとして替え歌の歌詞描出データを編集す
る。カラオケ演奏装置は、可搬型記録媒体を経由して編
集された替え歌の歌詞描出データを取り込む。リクエス
ト曲の演奏に際し、カラオケ演奏装置は元歌の歌詞描出
データに代えてこの替え歌の描出データに基づいて生成
した歌詞映像をディスプレイ39に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、元歌の歌詞映像
に代えて、利用者が編集した替え歌の歌詞映像を表示す
る機能を備えるカラオケ演奏装置に関する。
【0002】
【従来の技術】元歌(原曲)とは別に作成された替え歌
の歌詞映像を表示することができるカラオケ演奏装置が
提案されており、特開平8−160971号公報には、
入力装置を備え、これにより任意の歌詞データを編集す
ることができるカラオケ演奏装置が記載されている。ま
た、特開平10−26991号公報には、文字入力手段
を備え、この文字入力手段により元歌の固有名詞部分を
編集することができるカラオケ演奏装置が記載されてい
る。
【0003】ところで、通常のカラオケ演奏装置は、歌
唱者が適切な歌唱時期を把握できるよう、ディスプレイ
に表示されている歌詞映像に対してカラオケ伴奏音楽の
進行に同期させた色変え処理が行われるのが普通であ
る。そのため、元歌の歌詞を替え歌の歌詞に変更する場
合には、この色変えの制御情報の取り扱いが問題とな
る。前述した後者の公報にはこの点についての記載があ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この後
者の公報に記載されたカラオケ演奏装置の色変え制御情
報は、音楽生成データ中における音源制御データの時間
軸上に組み込まれているため、替え歌に変更した文字列
部分に対応する色変え制御情報を特定することが極めて
難しい。また、色変え制御情報はディスプレイ上の座標
位置で表記されているため、特に、替え歌の歌詞の文字
数が元歌の歌詞の文字数と異なる場合には、実際に表示
される文字位置に合わせて座標位置を調節するという面
倒な作業が必要となる。
【0005】一方、前述した2種のカラオケ演奏装置に
は別の問題もある。すなわち、いずれのカラオケ演奏装
置についても、カラオケ演奏装置で替え歌を編集するよ
うになっているため、カラオケ演奏装置が設置された場
所でなければ替え歌を編集することができないのであ
る。
【0006】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、替え歌の色変え制御情報を容易に変更すること
ができ、しかも、カラオケ演奏装置の設置場所でなくて
も替え歌を編集することができるカラオケ演奏装置を提
供し、さらに、このカラオケ演奏装置に合わせた歌詞描
出データの編集方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明における替え歌の歌詞を表示する機能を備え
るカラオケ演奏装置は、つぎの事項(1)〜(4)によ
り特定されることとする。
【0008】(1)所定の記憶装置において稼動するカ
ラオケデータベースに多数の楽曲のカラオケデータが蓄
積されている。カラオケデータは、伴奏音楽の起源とな
る音楽生成データと、歌詞画像の起源となる歌詞描出デ
ータとからなる。歌詞描出データには、歌詞文字列情報
と表示レイアウト情報と色変え制御情報とが含まれる。
色変え制御情報は、歌詞の各1文字ごとの色変え開始タ
イミングと色変え終了タイミングとを直接的あるいは間
接的に記述したデータである。
【0009】(2)利用者インタフェースにより指定さ
れた楽曲のカラオケデータを前記データベースから取り
出し、前記音楽生成データに基づいてカラオケ伴奏音楽
を音響出力する音響出力手段と、その伴奏音楽に同期し
て色変わりする歌詞画像を映像出力する歌詞表示手段と
を有する。
【0010】(3)利用者が取り扱うことのできる可搬
型記録媒体からデータを読み取るデータ読取装置を備え
る。
【0011】(4)利用者インタフェースによりある楽
曲を替え歌モードで演奏することが指定されたなら、当
該楽曲の音楽生成データを前記データベースから取り出
すとともに、前記データ読取装置にセットされた可搬型
記録媒体から当該楽曲の歌詞描出データを取得し、前記
音響出力手段および前記歌詞表示手段によりこれら音楽
生成データと歌詞描出データとを同期して処理する。
【0012】また、前記カラオケ演奏装置は、利用者イ
ンタフェースによって利用者が指定した楽曲IDに該当
する元歌の歌詞描出データを前記データベースから取り
出して、これを可搬型記録媒体に記録する可搬型記録媒
体の書込手段を備え、利用者はこの可搬型記録媒体を持
ち帰り、これをベースとして元歌の歌詞描出データの編
集を行う。また、この時、替え歌の編集に最低限必要な
情報、例えば、前記元歌の歌詞描出データから歌詞文字
列情報と色変え制御情報のみを抽出し、これを可搬型記
録媒体に記録するようにしてもよい。
【0013】また、前記替え歌の歌詞描出データの編集
は、前記歌詞描出データを任意のコンピュータ上におい
てつぎの事項(A)〜(E)に従って処理することで行
うこととする。 (A)処理対象の歌詞描出データをワークメモリに読み
込み、その歌詞描出データの歌詞文字列情報および表示
レイアウト情報に従って元歌の歌詞をディスプレイに表
示する。 (B)キーボードやマウスなどの入力に基づいて前記デ
ィスプレイに表示されている元歌の歌詞に対して任意の
入力文字列からなる替え歌の歌詞を並列的に表示する。 (C)ディスプレイに表示されている元歌の歌詞と替え
歌の歌詞の文字ごとの対応関係について、キーボードや
マウスなどの入力に基づいて特定していく。 (D)元歌の歌詞の文字ごとの色変え制御情報と前記対
応関係とに基づいて、替え歌の歌詞の文字ごとの色変え
制御情報を生成する。 (E)替え歌の歌詞の文字ごとの前記色変え制御情報と
当該替え歌の歌詞文字情報とを所定のデータ形式で表現
して前記可搬型記録媒体に記録する。
【0014】
【発明の実施の形態】===カラオケ演奏装置の基本機
能=== 図1に本実施例におけるカラオケ演奏装置の概略構成を
示す。カラオケ演奏装置の全体は、CPU・メモリ等を
含んで構成される中央制御装置11によって統括制御さ
れる。また、利用者インタフェースとして、操作制御装
置13、操作パネル15、リモコン送信器17、表示パ
ネル19を備え、操作制御装置13は操作パネル15や
リモコン送信器17から送られてくる信号を中央制御装
置11に伝えるとともに表示パネル19の表示制御を行
う。ハードディスク装置21ではMIDI規格などによ
って符号化された音楽生成データと歌詞描出データとが
それぞれ楽曲ID別に整理されて格納されたデータベー
スが稼動している。カラオケ演奏装置は通信制御装置2
3により公衆通信網Nと接続し、これを通じてホスト装
置25から送られてくるカラオケデータをデータベース
に追記する。フロッピーディスク装置27(前述したデ
ータ読取装置に相当)はセットされたフロッピーディス
ク(以下FDと記載)に対してデータの読み書きを行
う。
【0015】カラオケ演奏装置は選曲情報が入力される
と、該当するカラオケデータをハードディスク装置21
から読み出す。中央制御装置11は読み出したカラオケ
データに含まれる音楽生成データをシンセサイザ29に
順次転送する。シンセサイザ29は音楽生成データに基
づいてカラオケ伴奏音楽を生成し、ミキシングアンプ3
1はこのカラオケ伴奏音楽とマイクロホン33からの信
号を合成してスピーカ35に出力する。
【0016】一方、中央制御装置11は、前記歌詞描出
データに基づいて歌詞映像を生成し、その映像をビデオ
RAM37に出力する。前記歌詞描出データには色変え
制御情報が含まれており、ビデオRAM37に出力され
た歌詞映像にはカラオケ伴奏音楽の進行に同期した色変
え処理が施される。
【0017】歌詞描出データにはディスプレイ39に表
示したときの横一行分の文字群に相当する行ごとのブロ
ック単位でJISコード表記された歌詞文字が定義さ
れ、表示レイアウト情報と、表示される歌詞文字の一行
ごとの表示消去タイミング情報と、色変え制御情報が付
帯する。ここで表示レイアウト情報は前記JISコード
表記された各歌詞文字ごとのフォントや文字タイプなど
を指定した情報であり、また、表示消去タイミング情報
は前記ブロック単位の歌詞文字の表示および消去タイミ
ングを規定する情報である。色変え制御情報はその歌詞
文字の色変え開始時刻および色変え終了時刻を伴奏音楽
の再生開始時点からの累積時間で表記したものである。
色変え処理はこの色変え制御情報に基づいて行われる。
色替えの仕方としては種々の方法が知られているが、本
実施例におけるカラオケ演奏装置は色変え開始時刻から
あらかじめ設定されたΔtの時間が経過する度に、縦が
文字のY座標幅で、横が(当該文字のX座標幅)×Δt
/(色変え終了時刻−色変え開始時刻)である長方形の
領域を色変えしていく。
【0018】映像制御装置43は、以上のようにしてビ
デオRAM37上に生成される歌詞映像と、ビデオCD
チェンジャ45から取込んだビデオ映像とを合成してデ
ィスプレイ39に出力する。
【0019】===替え歌表示機能=== 図2は、本実施例におけるカラオケ演奏装置の利用形態
を概念的に示したものである。本実施例におけるカラオ
ケ演奏装置は、利用者によって持ち込まれたFDから、
利用者によって編集された替え歌の歌詞描出データ(以
下替え歌歌詞データと記載)を取り込み()、元歌の
歌詞描出データ(以下元歌歌詞データと記載)に代えて
この替え歌歌詞データに基づいて作成した歌詞映像をカ
ラオケ伴奏音楽に同期させてディスプレイ39に表示す
る。また、替え歌の編集の便宜のため、カラオケ演奏装
置は、利用者が指定する任意の楽曲の元歌歌詞データを
FDに書き出す()。利用者はこのFDを持ち帰り、
パソコンに取り込んで替え歌歌詞データの編集を行う
()。以下、これらの作業および処理について詳細に
説明する。
【0020】<元歌歌詞データの書き出し機能>利用者
インタフェースを通じて利用者が歌詞描出データの書き
出し要求を行うと、カラオケ演奏装置は、表示パネル1
9やスピーカ35によりフロッピーディスク装置27に
正規のFDを正しくセットするよう促す。正規のFDが
正しくセットされると、表示パネル19もしくはスピー
カ35により利用者に書き出しを希望する楽曲IDを入
力するよう指示する。利用者インタフェースにより所定
の楽曲IDが入力されると、その楽曲IDに対応する元
歌歌詞データをデータベースから読み出し、当該楽曲I
Dを付帯させてこれをFDに書き込む。FDへの書き込
みが終了すると、カラオケ演奏装置は表示パネル19も
しくはスピーカ35により利用者にフロッピーディスク
装置27からFDを取り出すよう促す。
【0021】<替え歌歌詞データの編集>利用者が替え
歌歌詞データの編集を行うパソコンは、CPU、メモ
リ、フロッピーディスク装置、外部記憶装置などが格納
される本体装置と、これに接続するキーボード、マウ
ス、ディスプレイなどの周辺機器によって構成されるご
く一般的なパソコンであり、業者などから配布された専
用の編集ソフトウエア(以下替え歌編集ソフトと記載)
がインストールされている。利用者は、編集したい元歌
歌詞データが記録されているFDをパソコンにセットす
る。
【0022】利用者が替え歌編集ソフトを起動すると、
まず、替え歌編集ソフトは元歌歌詞データが記録された
正規のFDがフロッピーディスク装置に正しくセットさ
れているかどうかを確認する。正規のFDがセットされ
ていることを確認したならば、替え歌編集ソフトはこれ
に記録されている元歌歌詞データをワークメモリに読み
込み、読み込んだ歌詞描出データの歌詞文字列情報およ
び表示レイアウト情報に従って、ブロック単位で並べた
元歌の歌詞文字列をディスプレイに表示する。利用者は
この編集画面に対し、キーボードやマウスを操作して編
集したい歌詞文字部分を選択する(選択する文字範囲は
「は」のように1つの歌詞文字部分であってもよいし、
「は山に」のように歌詞文字列部分であってもよい)。
【0023】図3は、編集画面において利用者が「は山
に」の歌詞文字部分が選択された状態を示している。替
え歌編集ソフトはこの操作に応答し、「は山に」の下に
文字入力欄を表示する。図4は前記入力欄に替え歌の歌
詞として「の勝手でしょ〜」という歌詞文字列が入力さ
れた状態を示している(前記入力欄に入力される歌詞文
字列の文字数は元歌の歌詞文字の文字数より多くても少
なくてもよい)。
【0024】また、入力された歌詞文字列に対し、替え
歌編集ソフトはバックグラウンド処理により色変え制御
情報を自動生成する。図5に色変え処理時間を算出する
様子を示す。この図に示すように、替え歌の歌詞文字列
「の勝手でしょ〜」の各歌詞文字の色変え開始時刻およ
び色変え終了時刻を、元歌の歌詞文字「は山に」の色変
え開始時刻および色変え終了時刻を歌詞文字列「の勝手
でしょ〜」を構成する各歌詞文字に均等に割り当て直す
ことで替え歌の歌詞文字列に対応する色変え制御情報を
生成する(割り切れない場合には適宜自動的に切り捨て
や四捨五入などの丸め処理を行う)。
【0025】また、利用者自身が色変え制御情報を調節
することも可能である。この場合には、利用者が編集画
面上で元歌歌詞の歌詞文字と替え歌の歌詞文字とを矢線
により対応づけし、替え歌編集ソフトは、この対応づけ
に基づいて色変え制御情報を生成する。
【0026】例えば、図6では、「山」の全体が「勝手
で」に割り当てられるとともに、利用者によって矢線P
による対応付けがされている。ここで、矢線Pは「山」
の字の中間位置から延び、その先端は「勝手で」の
「勝」の字と「手」の字の間に位置する。そして、この
場合、替え歌編集ソフトは、「山」の字の色変えにかか
る時間の半分を歌詞文字「勝」の色変え時間に、また、
もう半分の時間を歌詞文字列「手で」の色変え時間に割
り当て、さらに、その半分の時間をそれぞれ前記歌詞文
字列「手で」を構成する「手」の字および「で」の字に
割り当てる(割り切れない場合には適宜自動的に切り捨
てや四捨五入などの丸め処理を行う)。そして、最終的
に替え歌編集ソフトはこのようにして割り当てた各文字
ごとの時間配分に従い、歌詞文字列「勝手で」を構成し
ている各歌詞文字の色変え開始時刻および色変え終了時
刻を算出する。以上の様子を図7に示す。
【0027】替え歌歌詞データの編集が終了すれば、利
用者は替え歌編集ソフトに所定の操作を行って替え歌歌
詞データをFDに記録する。この時、FDに記録される
替え歌歌詞データは、元歌歌詞データと同一のデータ形
式で表現され、替え歌の歌詞の文字ごとの前記色変え制
御情報と、当該替え歌の歌詞文字情報と、表示消去タイ
ミング情報と、当該替え歌の表示レイアウト情報とが含
まれる。また、当該替え歌歌詞データの元歌である楽曲
の楽曲IDも付帯している。
【0028】<替え歌歌詞データの利用方法>FDに記
録された替え歌歌詞データを利用する場合には、利用者
は利用者インタフェースによりカラオケ演奏装置を替え
歌歌詞データの登録モードに変更し、このFDをカラオ
ケ演奏装置のフロッピーディスク装置27にセットす
る。カラオケ演奏装置はこのFDから替え歌歌詞データ
を読み出し、これをハードディスク装置21に記録す
る。
【0029】カラオケ演奏装置は、登録した替え歌の歌
詞映像を演奏中に表示する替え歌モードを備える。利用
者は操作入力装置に対して所定の操作を行うことにより
2つのモードを自由に選択することができる。
【0030】替え歌モードが選択されている場合におい
て、カラオケ演奏装置はリクエスト曲の演奏前にリクエ
スト曲の楽曲IDに該当する替え歌歌詞データがハード
ディスク装置21に存在するかどうかを調査する。存在
した場合には、元歌歌詞データに代えてこの替え歌歌詞
データに基く歌詞映像を生成し、カラオケ伴奏音楽の進
行に同期してこの歌詞映像をディスプレイ39に表示す
る。ハードディスク装置21に該当する替え歌歌詞デー
タが記録されていなければ、データベースに登録されて
いる元歌歌詞データに基づいて歌詞映像を生成し、これ
をディスプレイ39に表示する。
【0031】===その他の応用=== ところで、前述したように利用者が替え歌モードに切り
換えるのではなく、リクエスト曲の演奏前に、カラオケ
演奏装置が自動的に当該リクエスト曲の楽曲IDに該当
する替え歌歌詞データがハードディスク装置21に記録
されているかどうかを確認し、替え歌歌詞データが記録
されていた場合には自動的に元歌歌詞データに代えて替
え歌歌詞データを利用するようにしてもよい。
【0032】また、カラオケ演奏装置に課金装置を設
け、替え歌モードで演奏する度に通常の演奏料金以外に
別料金を徴収するようにしてもよい。さらに、元歌歌詞
データをFDに書き出す際に書き出し料を課金するよう
にしてもよい。
【0033】また、替え歌編集ソフトウエアの配布形態
としては、CD−ROMなどの可搬型記録媒体形式でカ
ラオケ会場や雑誌の付録などの形態で配布してもよい
し、パソコン通信やインターネットを通じてダウンロー
ドできるようにしてもよい。
【0034】また、替え歌歌詞データの編集に最低限必
要な情報、例えば、表示レイアウト情報以外の歌詞文字
列情報と、表示消去タイミング情報、色変え制御情報の
みをFDに書き出し、これを替え歌歌詞データを編集す
る際のベースとなる元歌歌詞データとすることもでき
る。このようにすれば、データ容量が減り、例えば一枚
のFDに数曲分のデータを収容するなどFDを有効に利
用することができる。
【0035】
【発明の効果】本発明におけるカラオケ演奏装置は、歌
詞描出データの色変え制御情報として、歌詞の各1文字
ごとの色変え開始タイミングと色変え終了タイミングと
を直接的あるいは間接的に記述したデータを用いるもの
であるため、元歌の歌詞と替え歌の歌詞の文字ごとの対
応関係を容易に特定していくことができ、替え歌の歌詞
の文字ごとの色変え制御情報を容易に生成することがで
きる。
【0036】また、替え歌の歌詞の編集を任意のコンピ
ュータ上で行う仕組みとしたため、カラオケ演奏装置を
用いず、自宅のパソコンなどでじっくりと腰を据えて替
え歌の編集に取り組むことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるカラオケ演奏装置の概
略ブロック構成を示す図である。
【図2】本発明の一実施例によるカラオケ演奏装置の利
用形態を概念的に示した図である。
【図3】本発明の一実施例における替え歌編集ソフトウ
エアの編集画面を示す図である。
【図4】本発明の一実施例における替え歌編集ソフトウ
エアの編集画面を示す図である。
【図5】本発明の一実施例において替え歌編集ソフトウ
エアにより色変え処理時間が算出される様子を示す図で
ある。
【図6】本発明の一実施例における替え歌編集ソフトウ
エアの編集画面を示す図である。
【図7】本発明の一実施例において替え歌編集ソフトウ
エアにより色変え処理時間が算出される様子を示す図で
ある。
【符号の説明】
11 中央制御装置 21 ハードディスク装置 27 フロッピーディスク装置 39 ディスプレイ 43 映像制御装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 替え歌の歌詞を表示する機能を備えたカ
    ラオケ演奏装置であって、つぎの事項(1)〜(4)に
    より特定される。 (1)所定の記憶装置において稼動するカラオケデータ
    ベースに多数の楽曲のカラオケデータが蓄積されてい
    る。カラオケデータは、伴奏音楽の起源となる音楽生成
    データと、歌詞画像の起源となる歌詞描出データとから
    なる。歌詞描出データには、歌詞文字列情報と表示レイ
    アウト情報と表示消去タイミング情報および色変え制御
    情報とが含まれる。色変え制御情報は、歌詞の各1文字
    ごとの色変え開始タイミングと色変え終了タイミングと
    を直接的あるいは間接的に記述したデータである。 (2)利用者インタフェースにより指定された楽曲のカ
    ラオケデータを前記データベースから取り出し、前記音
    楽生成データに基づいてカラオケ伴奏音楽を音響出力す
    る音響出力手段と、前記歌詞描出データに基づいてその
    伴奏音楽に同期して色変わりする歌詞画像を映像出力す
    る歌詞表示手段とを有する。 (3)利用者が取り扱うことのできる可搬型記録媒体か
    らデータを読み取るデータ読取装置を備える。 (4)利用者インタフェースによりある楽曲を替え歌モ
    ードで演奏することが指定されたなら、当該楽曲の音楽
    生成データを前記データベースから取り出すとともに、
    前記データ読取装置にセットされた可搬型記録媒体から
    当該楽曲に対応する歌詞描出データを取得し、前記音響
    出力手段および前記歌詞表示手段によりこれら音楽生成
    データと歌詞描出データとを同期して処理する。
  2. 【請求項2】 利用者インタフェースによって利用者が
    指定した楽曲IDに該当する元歌の歌詞描出データを前
    記データベースから取り出して、これを可搬型記録媒体
    に記録する可搬型記録媒体の書込手段を備えることを特
    徴とする請求項1に記載のカラオケ演奏装置。
  3. 【請求項3】 前記元歌の歌詞描出データから行単位で
    区分された歌詞文字列情報と色変え制御情報のみを抽出
    し、これを可搬型記録媒体に記録する機能を備えること
    を特徴とする請求項2に記載のカラオケ演奏装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載のカラオ
    ケ演奏装置における前記歌詞描出データを任意のコンピ
    ュータ上で処理して替え歌の歌詞描出データを編集する
    方法であって、つぎの事項(A)〜(E)により特定さ
    れる。 (A)処理対象の歌詞描出データをワークメモリに読み
    込み、その歌詞描出データの歌詞文字列情報および表示
    レイアウト情報に従って元歌の歌詞をディスプレイに表
    示する。 (B)キーボードやマウスなどの入力に基づいて前記デ
    ィスプレイに表示されている元歌の歌詞に対して任意の
    入力文字列からなる替え歌の歌詞を並列的に表示する。 (C)ディスプレイに表示されている元歌の歌詞と替え
    歌の歌詞の文字ごとの対応関係について、キーボードや
    マウスなどの入力に基づいて特定していく。 (D)元歌の歌詞の文字ごとの色変え制御情報と前記対
    応関係とに基づいて、替え歌の歌詞の文字ごとの色変え
    制御情報を生成する。 (E)替え歌の歌詞の文字ごとの前記色変え制御情報と
    当該替え歌の歌詞文字情報とを所定のデータ形式で表現
    して前記可搬型記録媒体に記録する。
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