JPH11343635A - 連結ピンの固定装置 - Google Patents

連結ピンの固定装置

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Publication number
JPH11343635A
JPH11343635A JP10151346A JP15134698A JPH11343635A JP H11343635 A JPH11343635 A JP H11343635A JP 10151346 A JP10151346 A JP 10151346A JP 15134698 A JP15134698 A JP 15134698A JP H11343635 A JPH11343635 A JP H11343635A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bolt
connecting pin
fixing device
elastic member
collar
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10151346A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Okaji
忠 尾梶
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Construction Machinery Co Ltd filed Critical Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority to JP10151346A priority Critical patent/JPH11343635A/ja
Publication of JPH11343635A publication Critical patent/JPH11343635A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C11/00Pivots; Pivotal connections
    • F16C11/02Trunnions; Crank-pins
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C2350/00Machines or articles related to building
    • F16C2350/26Excavators

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】建設機械において、回り止め兼抜け止め用ボル
トその挿通孔との間の摺動による騒音の発生や摩耗の発
生を低減できる構成の連結ピンの固定装置を提供する。 【解決手段】連結ピン2の回り止め兼抜け止め用のボル
ト5、11を、弾性部材9を介して該ボルト5、11の
挿通孔13、14、16に挿通する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油圧ショベルやク
レーン等の建設機械において、2部材間を回動自在に連
結する連結ピンを回り止めしかつ抜け止めする固定装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】図2に示すような油圧ショベルにおい
て、多関節フロント20を構成するブーム21、アーム
22、バケット23やこれらを起伏あるいは回動させる
ブームシリンダ24、アームシリンダ25、バケットシ
リンダ26およびリンク27における各部連結ピン28
〜38には、図3(A)または(B)に示す回り止めお
よび抜け止めのための装置が設けられる。
【0003】図3(A)の例は実開平1−79646号
公報に記載されたものであり、1は連結ピン2の挿通孔
12を有するブラケット、3は該ブラケット1の外面に
溶接により固着されたカラー、5は連結ピン2の回り止
め兼抜け止め用ボルトであり、該ボルト5をカラー3に
設けた孔13、14および連結ピン2に設けた孔15に
挿通し、該ボルト5にナット6を螺合して該ボルト5に
より連結ピン2を回り止めおよび抜け止めしている。
【0004】図3(B)の例は、連結ピン2の端部に、
ブラケット1に当接させる回り止め板7を固着し、該回
り止め板7に孔16を設け、該孔16内に円筒形のスペ
ーサ8を嵌合し、ボルト11をスペーサ8内に挿通して
ブラケット1のねじ孔17に螺合することにより、回り
止め板7をブラケット1に固定し、これにより連結ピン
2の回り止めと抜け止めを行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図3(A)に示すよう
に、カラー3および連結ピン2の孔13〜15にボルト
5を挿通する構造においては、製造上の誤差を考慮し
て、これらの孔13〜15とボルト5との間におけるク
リアランスを設ける必要があり、このため、作業中に騒
音が発生したり、孔13〜15とボルト5との間の摺動
により摩耗が進行しやすいという問題点がある。
【0006】また、図3(B)の例においても、製造上
の誤差を考慮して、スペーサ8を嵌合する孔16は、ス
ペーサ8より大径としており、また、ボルト11に回り
止め板7の力が直接的にかかることを防止するため、ボ
ルト11の頭部と回り止め板7との間にもクリアランス
を設定しているので、作業中における回り止め板7とブ
ラケット1との間の摺動や、回り止め板7とボルト11
やスペーサ8との摺動により、前記例と同様の騒音の発
生や摺動による摩耗が発生する。
【0007】本発明は、上記した問題点に鑑み、回り止
め兼抜け止め用ボルトその挿通孔との間の摺動による騒
音の発生や摩耗の発生を低減できる構成の連結ピンの固
定装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、建設
機械を構成する部品間を回動自在に連結する連結ピンを
回り止めしかつ抜け止めする固定装置であって、前記連
結ピンの回り止め兼抜け止め用のボルトを、弾性部材を
介して該ボルトの挿通孔に挿通したことを特徴とする。
【0009】請求項2の発明は、建設機械を構成する部
品間を回動自在に連結する連結ピンを回り止めしかつ抜
け止めする固定装置であって、前記連結ピンを挿通する
孔を有するブラケットに、連結ピンの端部を挿通するカ
ラーを固着し、該カラ−および前記連結ピンに前記ボル
トを挿通する孔を設け、該カラーの孔に鍔付き円筒形の
弾性部材を嵌め、該弾性部材および連結ピンのボルト挿
通孔に前記ボルトを挿通し、該ボルトにナットを螺合し
て該ボルトを固定したことを特徴とする。
【0010】請求項3の発明は、建設機械を構成する部
品間を回動自在に連結する連結ピンを回り止めしかつ抜
け止めする固定装置であって、前記連結ピンの端部に、
該連結ピンを挿通する孔を有するブラケットに当接させ
る回り止め板を固着し、該回り止め板にボルト挿通孔を
設け、鍔付き円筒形弾性部材を前記ボルト挿通孔に嵌合
し、該弾性部材内にスペーサを嵌合し、前記ボルトを前
記スペーサ内に挿通し、該ボルトを前記ブラケットに固
定したことを特徴とする。
【0011】請求項4の発明は、請求項2または3にお
いて、前記弾性部材の先端部がテーパー形をなすことを
特徴とする。
【0012】このように、本発明においては、連結ピン
の回り止め兼抜け止め用のボルトを、弾性部材を介して
ボルトの挿通孔に取り付けたことにより、ボルトとその
挿通孔とのクリアランスによる振動時の摺動により発生
する騒音、摩耗の発生を回避することができる。本発明
は、ボルトをその挿通孔に直接挿通する場合のみなら
ず、請求項3のように、スペーサを介して挿通する場合
にも用いることができ、同様の効果を上げることができ
る。請求項4のように、弾性部材の先端をテーパー形と
することにより弾性部材のボルト挿通孔への嵌め込みが
容易となる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1(A)は本発明による連結ピ
ンの固定装置の一実施の形態を示す断面図であり、図3
(A)の従来例に対応している。9は本発明により設け
たゴムまたは合成樹脂からなる弾性部材であり、図1
(B)に示すように鍔9a付きの円筒形をなし、好まし
くは先端にカラ−3のボルト挿通孔13、14への挿通
を容易化するためのテーパー部9bを有する。このよう
な弾性部材9をそれぞれカラー3のボルト挿通孔13、
14に嵌め、ボルト5をこれらの弾性部材9、9および
連結ピン2の孔15に挿通し、ボルト5にナット6を螺
合することにより、ボルト5をカラー3に固定し、連結
ピン2を回り止めし抜け止めする。
【0014】このように、カラー3のボルト挿通孔1
3、14に弾性部材9を介してボルト5を挿通すること
により、ボルト5とカラー3のボルト挿通孔13、14
との摺動を回避することができ、これにより、騒音と摩
耗の発生を回避することができる。
【0015】図1(C)は本発明による連結ピンの固定
装置の他の実施の形態を示す断面図であり、図3(B)
の従来例に対応している。本実施の形態は、前記鍔9a
付き円筒形弾性部材9を前記回り止め板7のボルト挿通
孔16に嵌合し、該弾性部材9内にスペーサ8を嵌合
し、前記ボルト11を前記スペーサ8内に挿通し、該ボ
ルト11をブラケット1のねじ孔17に螺合して回り止
め板7をブラケット1に固定したものである。ブラケッ
ト1にボルト11を固定するには、ブラケット1の裏面
にナットを設けてそのナットにボルト11を螺合する構
造を採用してもよい。
【0016】本実施の形態においても、ボルト11やス
ペーサ8が回り止め板7に直接接触することが防止さ
れ、騒音と摩耗の発生を回避することができる。本発明
は、油圧ショベル以外に他の掘削機やクレーン等に採用
することができる。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、連結ピンの回り止め兼
抜け止め用のボルトを、弾性部材を介して該ボルトの挿
通孔に挿通したので、前記ボルトとその挿通孔とのクリ
アランスによる振動時の摺動により発生する騒音、摩耗
の発生を回避することができる。また、請求項4のよう
に、弾性部材の先端をテーパー形とすることにより弾性
部材のボルト挿通孔への嵌め込みが容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明による連結ピンの固定装置の一
実施の形態を示す断面図、(B)は本発明の他の実施の
形態を示す断面図である。
【図2】連結ピンの使用例である油圧ショベルの側面図
である。
【図3】(A)、(B)はそれぞれ従来の連結ピンの固
定装置の例を示す断面図である。
【符号の説明】
1:ブラケット、2:連結ピン、3:カラー、5:ボル
ト、6:ナット、7:回り止め板、8:スペーサ、9:
弾性部材、9a:鍔、9b:テーパー部、10:スペー
サ、11:ボルト、12:連結ピン挿通孔、13〜1
6:ボルト挿通孔、17:ねじ孔、20:多関節フロン
ト、28〜38:連結ピン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】建設機械を構成する部品間を回動自在に連
    結する連結ピンを回り止めしかつ抜け止めする固定装置
    であって、 前記連結ピンの回り止め兼抜け止め用のボルトを、弾性
    部材を介して該ボルトの挿通孔に挿通したことを特徴と
    する連結ピンの固定装置。
  2. 【請求項2】建設機械を構成する部品間を回動自在に連
    結する連結ピンを回り止めしかつ抜け止めする固定装置
    であって、 前記連結ピンを挿通する孔を有するブラケットに、連結
    ピンの端部を挿通するカラーを固着し、 該カラ−および前記連結ピンに前記ボルトを挿通する孔
    を設け、 該カラーの孔に鍔付き円筒形の弾性部材を嵌め、 該弾性部材および連結ピンのボルト挿通孔に前記ボルト
    を挿通し、該ボルトにナットを螺合して該ボルトを固定
    したことを特徴とする連結ピンの固定装置。
  3. 【請求項3】建設機械を構成する部品間を回動自在に連
    結する連結ピンを回り止めしかつ抜け止めする固定装置
    であって、 前記連結ピンの端部に、該連結ピンを挿通する孔を有す
    るブラケットに当接させる回り止め板を固着し、 該回り止め板にボルト挿通孔を設け、 鍔付き円筒形弾性部材を前記ボルト挿通孔に嵌合し、該
    弾性部材内にスペーサを嵌合し、 前記ボルトを前記スペーサ内に挿通して前記ブラケット
    に固定したことを特徴とする連結ピンの固定装置。
  4. 【請求項4】請求項2または3において、 前記弾性部材の先端部がテーパー形をなすことを特徴と
    する連結ピンの固定装置。
JP10151346A 1998-06-01 1998-06-01 連結ピンの固定装置 Pending JPH11343635A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001207476A (ja) * 2000-01-25 2001-08-03 Hitachi Constr Mach Co Ltd 軸受装置
JP2008280798A (ja) * 2007-05-14 2008-11-20 Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd 連結軸の固定構造
JP2019210706A (ja) * 2018-06-05 2019-12-12 株式会社クボタ 作業機
WO2019235334A1 (ja) * 2018-06-05 2019-12-12 株式会社クボタ 作業機

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JP2019210706A (ja) * 2018-06-05 2019-12-12 株式会社クボタ 作業機
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