JPH11343000A - タンクローリ車の荷降ろし制御装置 - Google Patents

タンクローリ車の荷降ろし制御装置

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Publication number
JPH11343000A
JPH11343000A JP15094998A JP15094998A JPH11343000A JP H11343000 A JPH11343000 A JP H11343000A JP 15094998 A JP15094998 A JP 15094998A JP 15094998 A JP15094998 A JP 15094998A JP H11343000 A JPH11343000 A JP H11343000A
Authority
JP
Japan
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valve
bottom valve
common pipe
operating shaft
ratchet teeth
Prior art date
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Pending
Application number
JP15094998A
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English (en)
Inventor
Masaaki Matsuzaki
正明 松崎
Noboru Kanai
昇 金井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koganei Corp
Nissho Corp
Original Assignee
Koganei Corp
Nissho Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 底弁ハンドルにより操作される底弁の弁作動
軸がロックされた状態でも、弁作動軸を底弁が閉じられ
る方向には操作することができ、開く方向には操作し得
ないようにすることにより、タンクローリ車からの荷降
ろし作業を迅速かつ円滑に行ない得るようにする。 【解決手段】 作業者により手動操作される底弁ハンド
ル8を有する弁作動軸7には、ラチェット歯25が設け
られた回転体23が取り付けられ、ラチェット歯25に
噛み合う係止爪33を有する噛み合いブロック29が回
転体23に向けて接近離反移動自在となっている。噛み
合いブロック29は空気圧シリンダ34により作動する
ピストンロッド35により、回転体23のラチェット歯
25に噛み合うロック位置と、これから離れたロック解
除位置とに作動する。ロック位置の下でも、底弁ハンド
ル8は弁体を閉じる方向には回転することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はタンクローリ車によ
り輸送される石油製品を所定の荷降ろし場所において確
実に荷降ろしすることができるようにしたタンクローリ
車の荷降ろし制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】タンクローリ車は一度に複数種類の石油
製品を運搬するために、タンク部内は仕切り板によって
複数のハッチ部に仕切られており、レギュラーガソリ
ン、ハイオクタンガソリン、灯油そして軽油などのよう
に相互に油種が相違する複数種類の石油製品が別々のハ
ッチ部に収容されて一度に運搬される。
【0003】給油所の地下タンクも、油種毎に仕切られ
ており、タンクローリ車から給油所の地下タンクに石油
製品を荷降ろしする場合には、タンクローリ車により運
搬されたそれぞれの石油製品を所定の地下タンクに注入
する必要がある。
【0004】各ハッチ部には内部に収容された石油製品
を排出するための底弁とも言われる開閉弁が設けられて
おり、それぞれの底弁を介して各ハッチ部は共通配管に
接続されている。給油所においては複数の地下タンク給
油配管のうち所定の給油配管と共通配管とをホースを用
いて接続し、所定のハッチ部内の石油製品が所定の地下
タンク内に供給するようにしている。
【0005】このようなタンクローリ車からの荷降ろし
作業を行うために、各給油所について荷降ろしする油の
量と種類の出荷情報を出荷情報カードに記憶するように
したシステムが、たとえば、特開平7−251900号
公報に示されるように開発されている。
【0006】このシステムにあっては、荷降ろしする順
序に従って作業者が、まず特定の地下タンク給油配管の
接続口の近傍に示された油種コードをコードリーダによ
り読み取って、ホースをその地下タンク給油配管に接続
し、タンクローリ車のタンク部のうち該当するハッチ部
に付された油種コードをコードリーダにより読み取っ
て、両方の油種コードが合致した場合には、底弁の開放
操作を行うようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような荷降ろしシ
ステムを有するタンクローリ車にあっては、作業者によ
る底弁の開放操作が不用意に行われることを防止するた
めに、底弁を開閉操作するための弁作動軸にロック機構
を設けるようにしたものがある。このロック機構は、荷
降ろしすべき地下タンク給油配管の油種と、その油種が
収納されたハッチ部とが合致した場合には、車両に設け
られた制御部からの信号によって、弁作動軸のロックを
解除する。この状態で荷降ろし作業がなされ、所定の油
種の荷降ろし作業が終了し、作業者が底弁ハンドルを操
作して底弁を閉じた後に、作業者が荷降ろし作業の終了
を指令すると、自動的に弁作動軸はロック機構によって
締結されるようになっている。
【0008】しかしながら、これまで開発されているロ
ック機構は複雑であり、製造コストが高くなるという問
題点がある。
【0009】また、弁作動軸をロックしてしまうように
すると、荷降ろし作業の終了後に作業者が不十分な底弁
ハンドル操作を行ない、底弁が完全に閉塞されていない
状態で荷降ろし終了を指令すると、その状態で底弁ハン
ドルを操作することができないので、さらに弁作動軸を
底弁ハンドル操作することができない。同様に、ほぼ全
閉状態に底弁が操作された状態であっても、所定の締付
け代となった状態で底弁ハンドルが十分に締付けられて
いない場合には、ロック機構が作動した後には底弁ハン
ドルを操作することができないことになる。
【0010】したがって、ロック機構が作動して弁作動
軸がロックされてしまった後に、さらに底弁ハンドルを
操作して弁作動軸を回転させる際には、操作ボードを使
用したキー操作が面倒になり、荷降ろし作業を円滑に行
うことができないという問題点がある。
【0011】本発明の目的は、弁作動軸のロック機構を
簡単な構造として製造コストを低減することができるよ
うにすることにある。
【0012】また、本発明の他の目的は、底弁ハンドル
により操作される底弁の弁作動軸がロックされた状態で
も、弁作動軸を底弁が閉じられる方向には操作すること
ができ、開く方向には操作し得ないようにすることによ
り、タンクローリ車からの荷降ろし作業を迅速かつ円滑
に行ない得るようにすることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明のタンクローリ車
の荷降ろし制御装置は、複数種類の石油製品を各種別毎
に収納する複数のハッチ部と、各ハッチ部からの石油製
品を案内する共通配管と、前記各ハッチ部毎に設けられ
前記各ハッチ部内と前記共通配管とを連通させる流路を
開閉する底弁と、前記共通配管の先端に設けられこの共
通配管内の流路を開閉する吐出弁とを有し、前記各ハッ
チ部内の石油製品を給油所の油種毎に貯蔵する地下タン
クに、前記共通配管に接続されるホースを介して注入す
るタンクローリ車の荷降ろし制御装置であって、前記底
弁内に組み込まれた弁体に連結されて前記弁体を開閉
し、作業者により手動操作される底弁ハンドルが取り付
けられた弁作動軸と、ラチェット歯が設けられて前記弁
作動軸に取り付けられた回転体と、前記ラチェット歯と
噛み合う係止爪を有し、前記ラチェット歯と噛み合った
状態では前記弁作動軸が前記弁体を開く方向に回転する
のを阻止し、閉じる方向に回転するのを許容する噛み合
いブロックと、前記噛み合いブロックを前記回転体に接
近させて前記係止爪を前記ラチェット歯に噛み合わせる
方向のばね力を付勢するばね部材と、前記噛み合いブロ
ックを前記ばね力に抗して前記回転体から離反させる位
置と、前記噛み合いブロックから退避して前記ラチェッ
ト歯と前記係止爪とを係合させる位置とに作動させる流
体圧シリンダとを有し、前記ラチェット歯と前記係止爪
とが係合した状態でも、前記弁体を閉じる方向には前記
底弁ハンドルを操作し得るようにしたことを特徴とす
る。
【0014】本発明にあっては、流体圧シリンダの作動
によって弁作動軸がロックされた状態となると、底弁を
開く方向には底弁ハンドルにより弁作動軸を回転させる
ことができないので、不用意に底弁が開かれることが防
止され、荷降ろし作業の安全が確保される。一方、弁作
動軸がロックされた状態にあっても、底弁を閉じる方向
には底弁ハンドルにより弁作動軸を回転させることがで
きるので、底弁が不十分な閉塞開度となっていても、底
弁を閉じる作業を行なうことができる。
【0015】また、本発明のタンクローリ車の荷降ろし
制御装置は、複数種類の石油製品を各種別毎に収納する
複数のハッチ部と、各ハッチ部からの石油製品を案内す
る共通配管と、前記各ハッチ部毎に設けられ前記各ハッ
チ部内と前記共通配管とを連通させる流路を開閉する底
弁と、前記共通配管の先端に設けられこの共通配管内の
流路を開閉する吐出弁とを有し、前記各ハッチ部内の石
油製品を給油所の油種毎に貯蔵する地下タンクに、前記
共通配管に接続されるホースを介して注入するタンクロ
ーリ車の荷降ろし制御装置であって、前記底弁内に組み
込まれた弁体に連結されて前記弁体を開閉し、作業者に
より手動操作される底弁ハンドルが取り付けられた弁作
動軸と、係合凹部が設けられて前記弁作動軸に取り付け
られた回転体と、前記係合凹部に係合する係止爪を有
し、前記係止爪が前記係合凹部に係合する位置と前記係
合凹部から離反する位置とに前記係止爪を作動する流体
圧シリンダとを有し、前記流体圧シリンダによって前記
弁作動軸をロックし得るようにしたことを特徴とする。
【0016】本発明にあっては、弁作動軸に隣接して流
体圧シリンダを取り付けて、その流体圧シリンダによっ
て弁作動軸をロックすることができるので、簡単な構造
で確実に底弁ハンドルを固定することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0018】図1は本発明の荷降ろし制御装置が設けら
れたタンクローリ車を示す概略図であり、このタンクロ
ーリ車に搭載されたタンク部1内には、仕切り板2によ
って区切られた複数の収納槽つまりハッチ部3a〜3g
が形成されている。図示する場合には、説明の便宜上、
全てのハッチ部3a〜3gはそれぞれ同一の容積となっ
て示されているが、相互に容積を相違させることもあ
り、また、ハッチ部の数は7つに限定されるものではな
く、任意の数に設定することができる。
【0019】それぞれのハッチ部には、ハイオクタンガ
ソリン、レギュラーガソリン、軽油、灯油そして重油な
ど相互に相違した油種の石油製品が別々に収納されるよ
うになっている。ただし、複数のハッチ部に同一種類の
石油製品を収納するようにしても良い。
【0020】それぞれのハッチ部3a〜3gの底部に
は、荷降ろし配管4が接続されており、それぞれの荷降
ろし配管4はそれぞれ共通配管5に接続されている。そ
れぞれの荷降ろし配管4には、対応するハッチ部と共通
配管5とを連通させる流路が形成されており、それぞれ
の流路を開閉するために底弁6が荷降ろし配管4に設け
られている。
【0021】それぞれの底弁6は、作業者の手動操作に
よって開閉作動されるようになっており、底弁内の弁体
に連結された弁作動軸7がそれぞれハッチ部を貫通して
タンク部1の上面に突出し、弁作動軸の上端部にはそれ
ぞれを回動操作するための底弁ハンドル8が取り付けら
れている。これにより、所定のハッチ部内の石油製品を
荷降ろしする場合には、作業者はタンク部1の上に乗っ
て、所定の底弁ハンドルを操作することにより底弁の開
閉操作が行われる。
【0022】共通配管5には遮断弁11が設けられ、こ
の遮断弁11の開閉動作は空気圧によって作動するアク
チュエータ12によって行われるようになっており、ア
クチュエータ12の作動は、制御部13から空気圧配管
14によって供給される流体圧により制御される。した
がって、仮に、作業者の過誤による底弁ハンドル操作に
よっていずれかの底弁が開かれても、遮断弁11が開か
れなければ、ハッチ部内の石油製品が共通配管5に流入
することはない。
【0023】共通配管5の先端部には、手動操作により
開閉される吐出弁15が設けられ、この吐出弁15の吐
出口にはホース16が接続されるようになっている。吐
出弁15はホース16から荷降ろしが可能となったとき
に、ロックが解除されて吐出弁15を全閉位置から全開
位置に操作することが可能となる。
【0024】給油所に設けられた地下タンクに接続され
た複数の地下タンク給油配管の接続部17a〜17fが
地上に設けられており、これらの接続部のうちいずれか
と、吐出弁15の吐出口との間にホース16が接続され
て、石油製品の荷降ろしが行われる。
【0025】タンク部1の上面には、底弁ハンドル8に
よって作業者が不用意に底弁の開放動作を行うことがで
きないようにするために、ロック機構21がそれぞれの
ハッチ部3a〜3gに対応して設けられている。
【0026】それぞれのロック機構21の詳細を示す
と、図2〜図5の通りである。弁作動軸7はタンク部1
に取り付けられた軸受け22により回転自在となってお
り、その上端部には、図2に示すように、底弁ハンドル
8が取り付けられている。さらに弁作動軸7には底弁ハ
ンドル8の下方に位置させて板状の回転体23がねじ部
材24により固定され、この回転体23の下面にはラチ
ェット歯25が設けられている。
【0027】図3に示すように、それぞれ軸受け22の
外周に対応した円弧面を有する第1と第2の支持板26
a、26bとをねじ部材27により結合することによっ
て支持部材26が形成されており、この支持部材26に
は弁作動軸7と平行に延びる支持ピン28が固定され、
このピン28にはこれの軸方向に移動自在に噛み合いブ
ロック29が取り付けられている。
【0028】噛み合いブロック29と支持部材26との
間には圧縮コイルばね31が装着されており、噛み合い
ブロック29には回転体23に向かう方向のばね力が付
勢されている。回転体23に最接近する位置は支持ピン
28に設けられた大径の頭部により規制されることにな
る。
【0029】支持部材26には2本のガイドピン32が
固定され、それぞれのガイドピン32は噛み合いブロッ
ク29に形成された貫通孔に嵌合しており、それぞれの
ガイドピン32と支持ピン28とにより、噛み合いブロ
ック29は弁作動軸7に沿って円滑に移動するようにな
っている。
【0030】図5に示すように、噛み合いブロック29
には回転体23に形成されたラチェット歯25に噛み合
う係止爪33が設けられており、この係止爪33は、ラ
チェット歯25の噛み合い歯面25aに対向する噛み合
い歯面33aと、ラチェット歯25の傾斜面25bに対
向する傾斜面33bとを有している。したがって、ラチ
ェット歯25と係止爪33とが噛み合った状態では、図
3において底弁ハンドル8を時計方向つまり底弁6内の
弁体を閉じる方向に回転した場合には、矢印で示すよう
に、その回転が許容され、逆方向つまり弁体を開く方向
に回転した場合には、その回転が阻止されるようになっ
ている。
【0031】支持部材26には空気圧シリンダ34が取
り付けられており、この空気圧シリンダ34により直線
方向に往復動するピストンロッド35の先端にはテーパ
ー部が形成されている。このピストンロッド35の先端
に対応して、噛み合いブロック29には傾斜面36が形
成されている。したがって、ピストンロッド35が前進
移動すると、ピストンロッド35が噛み合いブロック2
9に接触して噛み合いブロック29は圧縮コイルばね3
1のばね力に抗して回転体23から離反移動して噛み合
いブロック29はロック解除位置となる。この状態では
底弁ハンドル8は時計方向と反時計方向のいずれの方向
にも回転させることができる。そして、図2に示すよう
に、ピストンロッド35が後退移動すると、ピストンロ
ッド35は噛み合いブロック29から退避して係止爪3
3がラチェット歯25に係合して噛み合いブロック29
はロック位置となる。この状態では、底弁ハンドル8を
反時計方向つまり弁体を開く方向に回転させることが阻
止されるが、底弁が完全に閉じられてしなければ、底弁
ハンドル8を増し締めする方向には回転させることがで
きる。
【0032】空気圧シリンダ34は単動形シリンダであ
り、圧縮空気を空気圧シリンダ34内に供給すると、そ
の空気圧によってピストンロッド35が前進移動して噛
み合いブロック29はロック解除位置となる。一方、空
気圧シリンダ34内の圧縮空気を外部に排出すると、空
気圧シリンダ34内に組み込まれたばね部材のばね力に
よってピストンロッドが後退移動して噛み合いブロック
29はロック位置となる。ただし、圧縮空気を供給する
ことによってピストンロッド35を後退移動させ、排出
することによって前進移動させるようにしても良い。
【0033】図示する弁作動軸7は底弁ハンドル8を反
時計方向に回転させると、上方に軸方向移動し、時計方
向に回転させると下方に移動するようになっており、回
転体23も弁作動軸7とともに上下動する。したがっ
て、底弁6内の弁体が全閉状態となると、回転体23は
下降限位置となって噛み合いブロック29に最接近する
位置となる。
【0034】支持部材26にはリミットスイッチ37が
ブラケット39により取り付けられており、回転体23
が軸受け22に向けて接近移動して底弁が閉じられた位
置となると、リミットスイッチ37のドグ38が作動し
て、その位置を検出することができる。したがって、回
転体23が所定の位置まで下降したことをリミットスイ
ッチ37が検出すると、電磁弁が作動して空気圧リンダ
34内の圧縮空気が外部に排出されて、ロック位置とな
る。
【0035】なお、図示する弁作動軸7は回転に伴って
軸方向にも移動するようになっているが、底弁6内に組
み込まれた弁体によっては、弁作動軸7をいずれの方向
に回転させても、弁作動軸7を軸方向に移動させること
なく弁体を作動させることもできる。その場合には、リ
ミットスイッチ37によってピストンロッド35が後退
したことを検出するようにすれば、噛み合いブロック2
9がロック位置となったことを自動的に検出することが
できる。
【0036】図6は荷降ろし制御装置の制御回路を示す
ブロック図であり、制御部13にはそれぞれのハッチ部
3a〜3gに対応させて設けられたロック機構21のリ
ミットスイッチ37から検出信号が送られ、制御部13
からは電磁弁41にして制御信号が送られるようになっ
ている。それぞれの電磁弁41は空気圧シリンダ34に
対して圧縮空気の給排を制御し、噛み合いブロック29
をロック位置とロック解除位置とに作動する。タンクロ
ーリ車にはポータブルターミナル42が設けられ、制御
部13に接続された受信部43とポータブルターミナル
42との間では無線あるいは光により信号が送受信され
るようになっている。また、制御部13からは空気圧ア
クチュエータ12に圧縮空気の供給と排出とを制御する
電磁弁44にも制御信号が送られるようになっている。
なお、ポータブルターミナル42に加えて運転席に操作
ボードを設けて、そこからキー入力により荷降ろし制御
装置を操作するようにしても良い。
【0037】次に、前述した荷降ろし制御装置を有する
タンクローリ車により給油所に石油製品の荷降ろし作業
を行なう手順について説明する。
【0038】タンクローリ車が給油所に到着すると、運
転者は運転室内に設けられた制御部13の電源をオンに
し、出荷情報カードを制御部13側のカードリーダに挿
入する。これにより、その給油所において荷降ろしすべ
き石油製品の種類と量が制御部13内の記憶部に読み込
まれる。
【0039】次いで、作業者はホース16の一端を共通
配管5の先端部に接続し、ホース16の他端部を地下タ
ンク給油配管の接続部17a〜17fのいずれかに接続
して、その給油配管に対応して付された油種コードをコ
ードリーダ付きのポータブルターミナル42により読み
取る。読み取られた油種コードのデータは制御部13内
の記憶部内に無線あるいは光により送信され記憶され
る。この状態で、作業者はタンク部1の上に上り、その
油種に対応してハッチ部に付された油種コードをポータ
ブルターミナル10により読み取らせる。そして、制御
部13ではホース16が接続された地下タンク給油配管
の油種と、ハッチ部内の油種とが一致しているか否かを
照合し、荷降ろしの適否を判定する。
【0040】荷降ろしされる油種が適正であれば、作業
者が保持しているポータブルターミナル42にその旨が
知らされ、作業者がポータブルターミナル42のキーを
操作することにより遮断弁11が自動的に開かれ、吐出
弁15のロックが解除される。さらに、荷降ろしされる
油種のハッチ部に対応したロック機構21の電磁弁41
に信号が送られて、対応する空気圧シリンダ34内に圧
縮空気が供給されて、噛み合いブロック29はロック解
除位置となる。この状態のもとで、作業者が特定のハッ
チ部に対応する底弁ハンドルを操作して底弁を開く操作
を行うことができる。その操作が行われると、所定のハ
ッチ部内の石油製品が共通配管5およびホース16を介
して地下タンク内に供給されて荷降ろしされる。
【0041】荷降ろしが終了したら、作業者は底弁ハン
ドルを操作して底弁を閉じることになる。底弁を閉じる
操作が終了して所定の位置まで回転体23が下降移動す
ると、リミットスイッチ37が作動してその信号に基づ
いて空気圧シリンダ34内の圧縮空気が外部に排出され
てピストンロッド35が後退移動する。これにより、ロ
ック機構21はロック状態となる。なお、ターミナル1
0の操作によってロック機構21をロック状態に設定す
るようにしても良い。
【0042】ロックが完了した状態であっても、底弁が
完全に閉じられているか否かを確認するために、底弁ハ
ンドル8を底弁が閉じられる方向に回転させると、底弁
ハンドル8はその方向には回転させることができるの
で、不十分な締付けが発生しても、確実に再点検するこ
とができる。これらの作業を所定の油種全てについて行
なうことにより、一箇所の給油所についての荷降ろし作
業が終了する。
【0043】図7および図8は本発明の他の実施の形態
である荷降ろし制御装置におけるロック機構21を示す
図であり、このロック機構21は図1に示されるハッチ
部3a〜3gのそれぞれに対応して取り付けられてお
り、前述した部材と共通する部材には同一の符号が付さ
れている。
【0044】このロック機構21は弁作動軸7にねじ部
材45により固定された回転体46を有しており、この
回転体46は軸受け22を覆うように円筒形状となって
いる。弁作動軸7は底弁を開閉走査する際に軸方向に上
下動するようになっており、図7は弁作動軸7が最下降
限位置となった状態、つまり底弁が全閉となった状態を
示している。
【0045】軸受け22にはねじ部材27により締結さ
れる2つの支持板26a,26bにより形成される支持
部材26が固定されており、この支持部材26に固定さ
れたブラケット47には空気圧シリンダ48が固定され
ている。この空気圧シリンダ48により前進後退移動す
るピストンロッド49には、作動プレート51が固定さ
れており、この作動プレート51には係止爪52が固定
されている。
【0046】したがって、空気圧シリンダ48によりピ
ストンロッド49が前進後退移動すると、係止爪52は
回転体46に対して接近離反することになる。空気圧シ
リンダ48は単動型であり、ピストンロッド49を前進
させる方向にばね力を付勢するばね部材が内部に組み込
まれており、空気圧シリンダ48内に圧縮空気を供給す
ると、ばね力に抗してピストンロッド49は後退移動す
ることになる。なお、ブラケット47には作動プレート
51を貫通するガイドピン50が固定されており、作動
プレート51の空気圧シリンダ48による前進後退移動
は、ガイドピン50によって案内される。
【0047】回転体46には凹部53が形成されてお
り、この凹部53に係合する突起部52aが係止爪52
の先端に設けられている。係止爪52の先端の突起部5
2aは、底弁ハンドル8を操作して底弁が全閉状態とな
ったときには、図7および図8に示すように、凹部53
は係止爪52の先端に対向する位置となる。したがっ
て、この位置において空気圧シリンダ48内に対する圧
縮空気の供給が停止されて圧縮空気が外部に排出される
と、ばね力によって係止爪52の突起部52aは凹部5
3内に入り込むことになる。
【0048】凹部53は円周方向に所定の長さを有して
おり、突起部52aが凹部53内に入り込んだ状態であ
っても、突起部52aと凹部53の円周方向の隙間の範
囲では、増し締めを行うことができる。
【0049】図8に示すように、支持部材26にはリミ
ットスイッチ37がブラケット39により取り付けられ
ており、底弁ハンドル8が底弁を全閉状態とするまで回
転されると、弁作動軸7に固定されたドグプレート54
がリミットスイッチ37のドグ38を作動して、その位
置を検出することができる。したがって、回転体46が
所定の位置まで下降したことをリミットスイッチ37が
検出すると、電磁弁が作動して空気圧シリンダ48内の
空気が外部に排出されて、回転体46はロック位置とな
る。
【0050】図7および図8に示す場合にも、底弁ハン
ドル8を回転させると、弁作動軸7は回転とともに上下
方向にも移動するようになっているが、底弁の種類によ
っては弁作動軸7の回転のみで開閉することができる。
その場合には、係止爪49が前進してロック位置となっ
たことをリミットスイッチにより検出する。なお、ブラ
ケット47にはカバー部材55が固定されている。
【0051】図7および図8に示すロック機構21を有
するタンクローリ車においても、前記した実施の形態と
同様の手順で石油製品の荷降ろし作業を行なうことがで
きる。
【0052】図9および図10は吐出弁15を示す図で
あり、共通配管5の先端部には弁ケース61が取り付け
られ、この弁ケース61内にはバタフライ式の図示しな
い弁体が組み込まれている。この弁体を作動するため
に、弁体に連結されて弁ケース61から突出した弁作動
軸62には吐出弁レバー63が固定されている。この吐
出弁レバー63は、図9に示す位置では弁体が全閉とな
る位置となっており、この位置から図において反時計方
向に90度回転すると、弁体は全開位置となる。
【0053】共通配管5の先端部に設けられたフランジ
部64には、図11に示すホルダー65がねじ止めされ
るようになっており、ホルダー65にはねじ部材が取り
付けられる貫通孔66が設けられている。ホルダー65
に固定されたブラケット67には空気圧シリンダ68が
取り付けられており、この空気圧シリンダ68のピスト
ンロッド69には往復動駒71が固定されている。図9
は往復動駒71が空気圧シリンダ68によって後退限位
置となった状態を示し、矢印で示すように前進移動する
ようになっている。
【0054】この往復動駒71には吐出弁レバー63に
設けられたストッパ72に接触するローラ73が設けら
れており、往復動駒71が後退限位置となっているとき
には、ローラ73がストッパ72に接触することにな
り、吐出弁レバー63を全開位置に作動することを阻止
するロック状態となる。空気圧シリンダ68に圧縮空気
を供給して往復動駒71を前進移動させると、ローラ7
3はストッパ72の位置から離れることになり、その状
態では吐出弁レバー63を全閉位置から全開位置に回転
させることが可能となる。つまりロック解除状態とな
る。
【0055】以上、本発明者によってなされた発明を実
施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記の
形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない
範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0056】たとえば、それぞれの実施の形態において
は、ロック機構の作動を空気圧シリンダによって行なっ
ているが、油圧シリンダにより作動するようにしても良
い。また、図示するタンクローリ車はガソリンなどの石
油製品を運搬するものであるが、これに限定されるもの
ではなく、たとえば、LPGや液体酸素などの液化ガス
や塩酸、硫酸などの化学薬品、糖蜜、牛乳などの食品、
オリーブ油、ヤシ油などの動植物油などの種々の液体を
運搬するためのタンクローリ車にも本発明を適用するこ
とができる。
【0057】
【発明の効果】本発明にあっては、弁作動軸がロックさ
れた状態では、弁作動軸は底弁を開く方向には回転させ
ることができないので、不用意に底弁が開かれることが
防止され、荷降ろし作業の安全が確保される。これによ
り、タンクローリ車からの荷降ろし作業を誤動作なく迅
速に行うことができる。底弁を閉じる作業が終了した後
に、この作業が不十分に行なわれたことが判明した場合
に、底弁を作動させるための弁作動軸がロックされた状
態でも、弁作動軸を増し締めする方向には回転させるこ
とができる。弁作動軸がロックされた状態でも、これを
増し締めする方向には回転することができるので、安全
確認ないし点検を容易に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である荷降ろし制御装置
が設けられたタンクローリ車を示す概略図である。
【図2】図1に示された荷降ろし制御装置のロック機構
を示す断面図である。
【図3】図2におけるIII-III 線に沿う断面図である。
【図4】図3におけるIV-IV 線に沿う矢視図である。
【図5】図3におけるV−V線に沿う拡大断面図であ
る。
【図6】制御装置を示すブロック図である。
【図7】本発明の他の実施の形態である荷降ろし制御装
置のロック機構を示す断面図である。
【図8】図7のVIII−VIII線に沿う断面図である。
【図9】吐出弁15を示す一部切り欠き平面図である。
【図10】図9の右側面図である。
【図11】図9および図10に示されたホルダーを示す
斜視図である。
【符号の説明】
1 タンク部 2 仕切り板 3a〜3g ハッチ部 4 荷降ろし配管 5 共通配管 6 底弁 7 弁作動軸 8 底弁ハンドル 11 遮断弁 12 アクチュエータ 13 制御部 14 空気圧配管 15 吐出弁 16 ホース 17a〜17f 地下タンク給油配管の接続部 21 ロック機構 22 軸受け 23 回転体 24 ねじ部材 25 ラチェット歯 26 支持部材 28 支持ピン 29 噛み合いブロック 33 係止爪 34 空気圧シリンダ 35 ピストンロッド 37 リミットスイッチ 41 電磁弁 42 ポータブルターミナル 43 受信部 44 電磁弁 45 ねじ部材 46 回転体 48 空気圧シリンダ 49 ピストンロッド 52 係止爪 53 凹部 54 ドグプレート

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種類の石油製品を各種別毎に収納す
    る複数のハッチ部と、各ハッチ部からの石油製品を案内
    する共通配管と、前記各ハッチ部毎に設けられ前記各ハ
    ッチ部内と前記共通配管とを連通させる流路を開閉する
    底弁と、前記共通配管の先端に設けられこの共通配管内
    の流路を開閉する吐出弁とを有し、前記各ハッチ部内の
    石油製品を給油所の油種毎に貯蔵する地下タンクに、前
    記共通配管に接続されるホースを介して注入するタンク
    ローリ車の荷降ろし制御装置であって、 前記底弁内に組み込まれた弁体に連結されて前記弁体を
    開閉し、作業者により手動操作される底弁ハンドルが取
    り付けられた弁作動軸と、 ラチェット歯が設けられて前記弁作動軸に取り付けられ
    た回転体と、 前記ラチェット歯と噛み合う係止爪を有し、前記ラチェ
    ット歯と噛み合った状態では前記弁作動軸が前記弁体を
    開く方向に回転するのを阻止し、閉じる方向に回転する
    のを許容する噛み合いブロックと、 前記噛み合いブロックを前記回転体に接近させて前記係
    止爪を前記ラチェット歯に噛み合わせる方向のばね力を
    付勢するばね部材と、 前記噛み合いブロックを前記ばね力に抗して前記回転体
    から離反させる位置と、前記噛み合いブロックから退避
    して前記ラチェット歯と前記係止爪とを係合させる位置
    とに作動させる流体圧シリンダとを有し、 前記ラチェット歯と前記係止爪とが係合した状態でも、
    前記弁体を閉じる方向には前記底弁ハンドルを操作し得
    るようにしたことを特徴とするタンクローリ車の荷降ろ
    し制御装置。
  2. 【請求項2】 複数種類の石油製品を各種別毎に収納す
    る複数のハッチ部と、各ハッチ部からの石油製品を案内
    する共通配管と、前記各ハッチ部毎に設けられ前記各ハ
    ッチ部内と前記共通配管とを連通させる流路を開閉する
    底弁と、前記共通配管の先端に設けられこの共通配管内
    の流路を開閉する吐出弁とを有し、前記各ハッチ部内の
    石油製品を給油所の油種毎に貯蔵する地下タンクに、前
    記共通配管に接続されるホースを介して注入するタンク
    ローリ車の荷降ろし制御装置であって、 前記底弁内に組み込まれた弁体に連結されて前記弁体を
    開閉し、作業者により手動操作される底弁ハンドルが取
    り付けられた弁作動軸と、 係合凹部が設けられて前記弁作動軸に取り付けられた回
    転体と、 前記係合凹部に係合する係止爪を有し、前記係止爪が前
    記係合凹部に係合する位置と前記係合凹部から離反する
    位置とに前記係止爪を作動する流体圧シリンダとを有
    し、 前記流体圧シリンダによって前記弁作動軸をロックし得
    るようにしたことを特徴とするタンクローリ車の荷降ろ
    し制御装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011002003A (ja) * 2009-06-17 2011-01-06 Jx Nippon Oil & Energy Corp ロック装置付き回転バルブ
JP2020125145A (ja) * 2019-02-06 2020-08-20 株式会社タツノ 燃料油配送システム及びサーバ
KR20220110973A (ko) * 2021-02-01 2022-08-09 주식회사 레이크머티리얼즈 화학물질 저장장치용 지지브라켓

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