JPH11340948A - Cdma移動通信システムにおける呼出捕捉時の電力制御方法 - Google Patents

Cdma移動通信システムにおける呼出捕捉時の電力制御方法

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JPH11340948A JP14735898A JP14735898A JPH11340948A JP H11340948 A JPH11340948 A JP H11340948A JP 14735898 A JP14735898 A JP 14735898A JP 14735898 A JP14735898 A JP 14735898A JP H11340948 A JPH11340948 A JP H11340948A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリアンブルフレームをエラーなく復号化す
るまで、移動局の送信電力の閉ループ増加をほぼ一定に
保つ閉ループ電力制御方法を実現する。 【解決手段】 信号/干渉比を予め定められた閾値とす
る、所定期間毎に一定の電力増加を指示する、特定の移
動局から受信した逆方向リンク信号の信号/干渉比を測
定して閾値と比較する、信号/干渉比が閾値よりも大き
な場合に行われて所定期間毎における電力増加を指示し
ない、信号/干渉比が閾値よりも小さな場合に行われて
所定期間毎におけるさらなる電力増加を指示する、特定
の移動局からのプリアンブル信号が正常に復号されたか
を確認して正常に復号されていない場合には上記の比較
処理へ戻す、プリアンブル信号が正常に復号されたこと
が確認されたときに閉ループ電力制御アルゴリズムを開
始する、各ステップを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は符号分割多元接続
(以下、CDMA:Code Division Multiple Accessと
称する)方式による移動通信システムにおける電力制御
方法に関し、特に、呼出捕捉時の電力制御方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】CDMA方式による移動通信システムで
は、基地局との通信時に、呼び出された全てのユーザー
の移動局が同じ周波数を共有する。移動局と基地局が同
時に通信を行うことから、2つの別個の周波数帯が、基
地局から移動局への順方向リンクと移動局から基地局へ
の逆方向リンクに割り当てられる方法が周波数分割複信
方式(FDD:Frequency Division Duplex)である。
移動局と基地局が同周波数帯にて通信を行うことから、
2つの別個の時間スロットが、基地局から移動局への順
方向リンクと移動局から基地局への逆方向リンクに割り
当てられる方法が時分割複信方式(TDD:Time Divis
ion Duplex)である。
【0003】基本的に電力制御はTDDおよびFDDの
いずれでも同じ様に働くものであるため、以下では説明
を簡単とするためにFDD方式のみについて説明を行
う。
【0004】順方向リンクまたは逆方向リンクにおける
各チャンネルは、例えばデータまたは音声等の狭周波数
帯ペイロード情報を大きなチャンネル帯域幅に拡散・送
信する特定の拡散コードによって分けられている。
【0005】受信機は、送信される拡散信号を特定の拡
散コードと相関させ、受信される拡散信号に含まれる、
例えば、干渉およびノイズ等の拡散信号とは無関係の信
号を弱くすることで、その信号のペイロード情報を再生
することができる。従って、チャンネル帯域幅および狭
周波数帯ペイロード情報の帯域幅の商に比例するプロセ
ス利得によって、信号/干渉比(SIR)を高めること
ができ、このようなCDMAシステムは当業界では公知
である。
【0006】順方向リンクまたは逆方向リンクでの周波
数帯はそれぞれ、全ての移動局によって使用されること
から、それらは互いに干渉を起こす。CDMAセル式通
信システムの能力、すなわち、基地局と同時に通信可能
である移動局の最大数は、SIRに逆比例する受信機で
の逆拡散(despreaded)信号の最大許容ビットエラー率
(BER)によって制限される。従って、システムの能
力は干渉によって制限される。
【0007】呼出の確立・解除、移動局の移動、フェー
ジング、シャドウイング、ハンドオフ、および、その他
の効果等が、受信信号のSIRの永久的な揺れの原因と
なる非常に動的な移動通信システム環境では、有効な電
力制御法によって、高信頼性通信および最大システム能
力を維持する必要がある。
【0008】逆方向リンク電力制御法で移動局の送信電
力を制御することで、基地局で各移動局について必要な
BERを最小のSIRで得ることができることは、当業
者には公知である。
【0009】いわゆる開ループ電力制御が移動局と基地
局の間の通信経路ロスを補償する。移動局は順方向リン
クでの受信入力電力を測定し、それに応じて送信電力レ
ベルを調節する。基地局から比較的遠い移動局または比
較的強いフェージングロスがある移動局は、例えば基地
局に近い移動局より強い電力で送信を行う。遠近効果を
緩和できることは明らかである。
【0010】前述のように、CDMA方式による移動通
信システムでは順方向リンクと逆方向リンクに異なる周
波数が使用されることから、フェージング特性が互いに
独立であることが示唆されている。従って、開ループ電
力制御のみでは不十分である。その問題に対する対処
は、いわゆる閉ループ電力制御法を使用することで図ら
れる。
【0011】基地局は、特定の移動局から受信した逆方
向リンク信号のSIRを測定し、それを予め定められた
閾値と比較して、その特定移動局に順方向リンクで電力
制御調節信号を送って、その移動局に送信電力を調節す
るよう要求する。代表的には、電力制御調節は、1以上
の電力制御ビットによって送られる。SIRが閾値未満
である場合、特定移動局は送信電力レベルをわずかに
(例:1dB)上げるよう要求される。他方で、SIR
が閾値より大きい場合は、送信電力レベルをわずかに
(例:1dB)下げるように移動局に要求する。代表的
には、電力制御ビットは約1ミリ秒ごとに送られる。そ
こでその期間は通常、電力制御グループと称される。
【0012】さらに、可能最低SIRによって要求され
るBERが得られるように、閾値のレベルを制御する。
すなわち、実際に測定されるBERが要求されるBER
より高い場合には閾値を上げ、実際に測定されるBER
が要求のものより低い場合は閾値を下げる。
【0013】同様に、順方向リンク電力制御では、移動
局は順方向リンクで受信SIRを閾値と比較して測定
し、それに応じて逆方向リンクで基地局に、ある種の電
力調節要求を送信する。
【0014】図3には、当業界で公知な、順方向リンク
および逆方向リンクの通信チャンネルを確立する際の呼
出捕捉時における移動局と基地局の間のプロトコルを模
式的に示した図である。
【0015】要求があると基地局(BS:Base Statio
n)は、順方向リンクおよび逆方向リンクの通信チャン
ネルを初期化し(ステップS10)、順方向リンクでの
送信を開始する(ステップS11)。これによりチャン
ネル指定指令が移動局に送信される。
【0016】チャンネル指定指令が移動局(MS:Mobi
le Station)に送信されることで、移動局はその順方向
・逆方向リンク通信チャンネルプロセスを初期化し(ス
テップS20)、順方向リンクの捕捉を開始する(ステ
ップS21)。移動局は順方向リンク通信チャンネルを
受信・復号化したことを確認した後(ステップS2
2)、逆方向リンク通信チャンネルおよび閉ループ電力
制御プロセスでプリアンブル信号の送信を開始し(ステ
ップS23)、その後、プリアンブルを受信したことを
示す肯定応答を基地局が送ってくるまで待機する。
【0017】基地局はステップS11にてチャンネル指
定指令を送った後、逆方向リンク通信チャンネルの捕捉
(ステップS12)、および、閉ループ電力制御(ステ
ップS13)を開始する。最終的に、プリアンブルを受
信・復号化することができたことが確認されると(ステ
ップS14)、基地局は移動局に対して肯定応答を送
る。
【0018】図5は、CDMA移動通信システムの基地
局における従来の閉ループ電力制御法で使用される受信
機および送信機の構成を示す図である。
【0019】移動局によって送信される多経路信号がア
ンテナ101によって受信され、RF(無線周波数)分
配器102を介して周波数をダウンコンバートするダウ
ンコンバータ103に中継される。信号はダウンコンバ
ートされることによりデジタルIF信号とされて、復調
器104に入力される。
【0020】復調器104は複数の相関器1411、1
412,…,141nおよび各相関器出力を加算する加算
器140から構成されるもので、入力信号に対して移動
局が決定した拡散コードが各相関器1411、1412
…,141nに印加されており、これにより、多経路が
抽出され、それらが加算器140で結合される。加算器
140の出力信号は復号器105に出力される。また、
復調器104では出力信号のSIRを測定し、これを検
出器106に送出する。復号器105は最終的に元のペ
イロード情報信号を持つことになり、復号化されたペイ
ロードのBERを測定することで通信の信頼性を決定す
る。測定されたBERは検出器106に出力される。
【0021】検出器106は復号器105からのBER
および復調器104からのSIR情報を閉ループ電力制
御装置107へ出力する。閉ループ電力制御装置107
は、図6に示されるような閉ループ電力制御アルゴリズ
ムによる制御を行う。
【0022】図6に示される例は、図3に示した基地局
がチャンネル指定指令を送った後に始動するステップS
13の閉ループ電力制御アルゴリズムの従来例である。
【0023】閉ループ電力制御アルゴリズムが開始とな
ると(ステップS300)、閉ループ電力制御装置10
7は公称値によってBER閾値とSIR閾値を初期化し
(ステップS301)、その後、検出器106から受け
取ったSIR値をSIR閾値と比較する(ステップS3
02)。SIR値がSIR閾値より大きい場合、減少電
力制御ビットが順方向リンク信号109に挿入され、そ
れによって移動局の送信電力が低下する(ステップS3
03)。SIR値がSIR閾値より小さい場合、増加電
力制御ビットが挿入され、その送信電力レベルを上昇さ
せるようにする(ステップS304)。
【0024】さらにBERを、同様にそれのBER閾値
と比較する(ステップS305)。BERがBER閾値
より小さい場合、SIR閾値を下げ、それによって長時
間移動局の送信電力が高くなる。他方、BER閾値より
大きいBERの場合には、SIR閾値を上昇させる(ス
テップS307)。上記のステップS302からステッ
プS307の動作が、呼出終了まで繰り返される。
【0025】一般に、通信チャンネル開始の時点で開ル
ープ電力制御はすでに動作している。しかしながら、逆
方向リンク閉ループ電力制御は、前述のような移動局お
よび基地局のそれぞれにおける変調および復調の初期化
後に起動する。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】図3に示したプロトコ
ルによれば、ステップS13での基地局における閉ルー
プ電力制御の開始は、ステップS23にて行われる移動
局の側での電力制御よりも早くなされるのが普通であ
る。それはすなわち、移動局が、閉ループ電力制御を開
始する前(プリアンブル信号を送信する前)に、順方向
リンクで受け取った基地局からの全ての閉ループ電力制
御指示(電力制御ビット)を無視するということであ
る。
【0027】1/2往復のディレーおよび基地局の側で
のSIR計算による1以上の成功した復調プロセスの
間、基地局はプリアンブルの実際のSIRとは無関係な
電力制御ビットを移動局へ送っている。往復ディレーは
通常、いくつかの電力制御グループだけ続き得るのが普
通である基地局の復調プロセス時間と比較して無視でき
るほどである。
【0028】ディレー時間中、基地局で受信されるSI
Rは閾値より小さい可能性が非常に高く、移動局はその
送信電力を上昇させる必要がある。それによって送信電
力にオーバシュートが生じ、結果的に、他の移動局への
干渉が増加する。
【0029】さらに、一時的妨害、すなわち、通信チャ
ンネル捕捉の捕捉開始時での逆方向リンクでの一時的干
渉増加によって、相関器1411、1412,…,141
nによる相関結果に誤りが生じ、復調ディレーが増加す
ることが明らかになっている。SIRはSIR閾値より
小さいことが一般的であることから、従来の閉ループ電
力制御法では、移動局がその送信電力を電力制御グルー
プ当たり約1dBだけ急速に上昇させる必要があると考
えられ、その間に不必要な送信電力オーバーシュートお
よび干渉が起こる場合が多い。
【0030】従って、基地局が最初のプリアンブルフレ
ームをエラーなく復号化し、干渉を減らすのに成功する
まで、移動局の送信電力の閉ループ増加をほぼ一定に保
つ閉ループ電力制御方法が望まれ、本発明はこのような
ことを実現することのできるCDMA移動通信システム
における呼出捕捉時の電力制御方法を実現することを目
的とする。
【0031】
【課題を解決するための手段】本発明のCDMA移動通
信システムにおける呼出捕捉時の電力制御方法は、基地
局から特定の移動局に順方向リンクで電力制御調節信号
を送ることにより前記移動局への送信電力を調節するC
DMA移動通信システムにおける呼出捕捉時の電力制御
方法において、信号/干渉比および最大送信電力レベル
を予め定められた第1および第2の閾値とする第1のス
テップと、所定期間毎に一定の電力増加を指示する第2
のステップと、前記特定の移動局から受信した逆方向リ
ンク信号の信号/干渉比を測定し、前記第1のステップ
にて定められた第1の閾値と比較するとともに現在の送
信電力レベルと前記第1のステップにて定められた第2
の閾値と比較する第3のステップと、前記第3のステッ
プにおける比較結果が前記信号/干渉比が前記第1の閾
値よりも大きな場合、または、現在の送信電力レベルが
前記第1のステップにて定められた第2の閾値よりも大
きな場合に行われ、前記所定期間毎における電力増加を
指示しない第4のステップと、前記第3のステップにお
ける比較結果が前記信号/干渉比が前記第1の閾値より
も小さな場合、または、現在の送信電力レベルが前記第
1のステップにて定められた第2の閾値よりも小さな場
合に行われ、前記所定期間毎におけるさらなる電力増加
を指示する第5のステップと、前記第3のステップまた
は第4のステップの後に行われ、前記特定の移動局から
のプリアンブル信号が正常に復号されたかを確認し、正
常に復号されていない場合には前記第3のステップへ処
理を戻す第6のステップと、前記第6のステップにてプ
リアンブル信号が正常に復号されたことが確認されたと
きに閉ループ電力制御アルゴリズムを開始する第7のス
テップとを有することを特徴とする。
【0032】本発明の他の形態によるCDMA移動通信
システムにおける呼出捕捉時の電力制御方法は、基地局
から特定の移動局に順方向リンクで電力制御調節信号を
送ることにより前記移動局への送信電力を調節するCD
MA移動通信システムにおける呼出捕捉時の電力制御方
法において、信号/干渉比および最大送信電力レベルを
予め定められた第1および第2の閾値とする第1のステ
ップと、所定期間毎に一定の電力増加を指示する第2の
ステップと、前記特定の移動局から受信した逆方向リン
ク信号の信号/干渉比を測定し、前記第1のステップに
て定められた第1の閾値と比較するとともに現在の送信
電力レベルと前記第1のステップにて定められた第2の
閾値と比較する第3のステップと、前記第3のステップ
における比較結果が前記信号/干渉比が前記第1の閾値
よりも大きな場合、または、現在の送信電力レベルが前
記第1のステップにて定められた第2の閾値よりも大き
な場合に行われ、前記所定期間毎における電力減少を指
示する第4のステップと、前記第3のステップにおける
比較結果が前記信号/干渉比が前記第1の閾値よりも小
さな場合、または、現在の送信電力レベルが前記第1の
ステップにて定められた第2の閾値よりも小さな場合に
行われ、前記所定期間毎におけるさらなる電力増加を指
示する第5のステップと、前記第3のステップまたは第
4のステップの後に行われ、前記特定の移動局からのプ
リアンブル信号が正常に復号されたかを確認し、正常に
復号されていない場合には前記第3のステップへ処理を
戻す第6のステップと、前記第6のステップにてプリア
ンブル信号が正常に復号されたことが確認されたときに
閉ループ電力制御アルゴリズムを開始する第7のステッ
プとを有することを特徴とする。
【0033】本発明のさらに他の形態によるCDMA移
動通信システムにおける呼出捕捉時の電力制御方法は、
特定の移動局から基地局に逆方向リンクで電力制御調節
信号を送ることにより前記特定の移動局への送信電力を
調節するCDMA移動通信システムにおける呼出捕捉時
の電力制御方法において、信号/干渉比および最大送信
電力レベルを予め定められた第1および第2の閾値とす
る第1のステップと、所定期間毎に一定の電力増加を指
示する第2のステップと、前記基地局から受信した逆方
向リンク信号の信号/干渉比を測定し、前記第1のステ
ップにて定められた第1の閾値と比較するとともに現在
の送信電力レベルと前記第1のステップにて定められた
第2の閾値と比較する第3のステップと、前記第3のス
テップにおける比較結果が前記信号/干渉比が前記第1
の閾値よりも大きな場合、または、現在の送信電力レベ
ルが前記第1のステップにて定められた第2の閾値より
も大きな場合に行われ、前記所定期間毎における電力増
加を指示しない第4のステップと、前記第3のステップ
における比較結果が前記信号/干渉比が前記第1の閾値
よりも小さな場合、または、現在の送信電力レベルが前
記第1のステップにて定められた第2の閾値よりも小さ
な場合に行われ、前記所定期間毎におけるさらなる電力
増加を指示する第5のステップと、前記第3のステップ
または第4のステップの後に行われ、前記基地局からの
プリアンブル信号が正常に復号されたかを確認し、正常
に復号されていない場合には前記第3のステップへ処理
を戻す第6のステップと、前記第6のステップにてプリ
アンブル信号が正常に復号されたことが確認されたとき
に閉ループ電力制御アルゴリズムを開始する第7のステ
ップとを有することを特徴とする。
【0034】本発明のさらに他の形態によるCDMA移
動通信システムにおける呼出捕捉時の電力制御方法は、
特定の移動局から基地局に逆方向リンクで電力制御調節
信号を送ることにより前記特定の移動局への送信電力を
調節するCDMA移動通信システムにおける呼出捕捉時
の電力制御方法において、信号/干渉比および最大送信
電力レベルを予め定められた第1および第2の閾値とす
る第1のステップと、所定期間毎に一定の電力増加を指
示する第2のステップと、前記基地局から受信した逆方
向リンク信号の信号/干渉比を測定し、前記第1のステ
ップにて定められた第1の閾値と比較するとともに現在
の送信電力レベルと前記第1のステップにて定められた
第2の閾値と比較する第3のステップと、前記第3のス
テップにおける比較結果が前記信号/干渉比が前記第1
の閾値よりも大きな場合、または、現在の送信電力レベ
ルが前記第1のステップにて定められた第2の閾値より
も大きな場合に行われ、前記所定期間毎における電力減
少を指示する第4のステップと、前記第3のステップに
おける比較結果が前記信号/干渉比が前記第1の閾値よ
りも小さな場合、または、現在の送信電力レベルが前記
第1のステップにて定められた第2の閾値よりも小さな
場合に行われ、前記所定期間毎におけるさらなる電力増
加を指示する第5のステップと、前記第3のステップま
たは第4のステップの後に行われ、前記基地局からのプ
リアンブル信号が正常に復号されたかを確認し、正常に
復号されていない場合には前記第3のステップへ処理を
戻す第6のステップと、前記第6のステップにてプリア
ンブル信号が正常に復号されたことが確認されたときに
閉ループ電力制御アルゴリズムを開始する第7のステッ
プとを有することを特徴とする。
【0035】上記のいずれの場合においても、第2のス
テップ、第3のステップもしくは第4のステップにおけ
る電力の増加もしくは減少の指示が0.1dB単位で行
われることとしてもよい。
【0036】また、第7のステップにて開始される閉ル
ープ電力制御アルゴリズムが、信号/干渉比および最大
許容ビットエラー率を第1および第2の閾値とする第8
のステップと、特定の移動局または基地局から受信した
信号の信号/干渉比を測定し、前記第8のステップにて
定められた第1の閾値と比較する第9のステップと、前
記第9のステップにおける比較結果が前記信号/干渉比
が前記第1の閾値よりも大きな場合に行われ、電力減少
を指示する第10のステップと、前記第9のステップに
おける比較結果が前記信号/干渉比が前記第1の閾値よ
りも小さな場合に行われ、電力増加を指示する第11の
ステップと、前記第10のステップまたは第11のステ
ップの後に行われ、特定の移動局または基地局から受信
した信号の最大許容ビットエラー率を測定し、前記第8
のステップにて定められた第2の閾値と比較する第12
のステップと、前記第12のステップにおける比較結果
が前記最大許容ビットエラー率が前記第2の閾値よりも
大きな場合に行われ、前記第1の閾値を上昇させた後に
前記第2のステップに戻る第13のステップと、前記第
12のステップにおける比較結果が前記最大許容ビット
エラー率が前記第2の閾値よりも小さな場合に行われ、
前記第1の閾値を低下させた後に前記第2のステップに
戻る第14のステップとを有することとしてもよい。
【0037】「作用」上記のように構成される本発明に
ついて、例えば、基地局と移動局の間の呼出捕捉開始時
を例としてその作用について説明する。
【0038】送信電力オーバーシュートおよび干渉増大
を回避するため、閉ループ電力制御方法が導入される。
呼出を始動する際に、基地局における閉ループ電力制御
装置が移動局に対して電力制御ビットを送って、移動局
の送信電力は平均で変化しない。SIRレベルが電力制
御閾値を越えると、移動局はその送信電力レベルを平均
で要求当たり約0.1dBだけ上昇させるよう要求され
る。最終的に移動局によって送られるプリアンブル信号
の1ペイロードフレームがエラーなく復号化されると、
当業界で公知のように、自動閉ループ電力制御法が始動
する。本明細書に記載の閉ループ電力制御法により、送
信電力オーバーシュートを回避することができ、従って
他の移動局に対する干渉が緩和される。
【0039】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例について図
面を参照して説明する。
【0040】図1は、好ましい閉ループ電力制御システ
ムを具体化したCDMA移動通信システムにおける基地
局受信機の一実施例の構成を示すブロック図である。
【0041】本実施例は、アンテナ1、RF分配器2、
ダウンコンバータ3、相関器411〜41nと加算器40
からなる復調器4、復号器5、検出器6、閉ループ電力
制御装置7、符号器8、変調器9およびアップコンバー
タ10から構成されている。
【0042】移動局(MS)によって送信される多経路
信号はアンテナ1によって受信され、RF(無線周波
数)分配器2を介して周波数をダウンコンバートするダ
ウンコンバータ3に中継される。信号はダウンコンバー
トされてデジタルIF信号となり、復調器4に入力され
る。復調器4の入力信号に対して移動局が決定した拡散
コードが各相関器411、412,…,41nによって印
加されて多経路が抽出され、それが加算器40で結合さ
れる。加算器40による結合結果は復号器5に出力され
る。加算器40では、この他にSIRを測定して検出器
6に送出する。
【0043】復号器5は最終的に元のペイロード情報信
号を持つことになり、復号化されたペイロードのBER
を測定することで通信の信頼性を決定し、これを検出器
6に出力する。復号器5は、さらにプリアンブルフレー
ムがエラーなく復号化されたことを示す信号を検出器6
へ出力する。
【0044】復号器5からプリアンブルフレームがエラ
ーなく復号化されたことを示す信号を受け取った検出器
6は、SIRレベルを電力制御閾値と比較し、高信頼性
の通信を可能とする公称最大許容BERとそのBERと
を比較し、その結果を閉ループ電力制御装置7へ出力す
る。
【0045】閉ループ電力制御装置7では検出器6にお
けるSIRおよびBERの比較の結果とプリアンブルフ
レームがエラーなく復号化されたか否かに関する情報に
基づいて電力制御信号(ビット)を決定する。
【0046】電力制御信号(ビット)は変調器9に送ら
れ、そこで順方向リンク通信チャンネル信号に挿入され
る。
【0047】また、順方向リンク通信チャンネルでは、
基地局から移動局へのTXデータ(ペイロード情報)信
号が符号器8により符号化され、変調器9によりスペク
トル拡散変調され、アップコンバータ10により最終的
に無線周波数にアップコンバートされ、RF分配器2を
介してアンテナ1から放射される。
【0048】
【実施例】図2は通信チャンネル捕捉初期時の閉ループ
電力制御段階を示すフローチャート、図3は先述した通
信チャンネル捕捉時の移動局および基地局での工程系統
図、図4は通信チャンネル捕捉初期時の別の初期閉ルー
プ電力制御法の段階を示すフローチャートである。
【0049】まず、図2および図3を参照しながら、呼
出捕捉時の閉ループ電力制御法について詳細に説明す
る。
【0050】前述のように、基地局(BS)と移動局
(MS)との間の呼出を確立するよう要求があると、順
方向・逆方向リンク通信チャンネルを設定して始動しな
ければならない。通常その確立プロセスは、図3に示し
たように基地局が開始する。
【0051】基地局は逆方向・順方向の両方のリンク通
信チャンネルを初期化し(ステップS10)、順方向リ
ンク通信チャンネルで符号化、変調およびデータ送信を
開始する(ステップS11)。図3にはステップS11
以後が示されているが、逆方向リンク通信の捕捉および
復調の開始(ステップS12)と閉ループ電力制御プロ
セスの開始(ステップS13)は同時に行われることが
一般的である。
【0052】図3に示されるステップS13は図2にお
ける閉ループ電力制御アルゴリズムの開始(ステップS
100)に相当する。
【0053】最初に復調器4が、特に、逆方向リンクプ
リアンブル信号受信についてのSIR閾値、BER閾値
が予め定められた閾値に設定される初期化がなされ、ま
た、最大送信電力レベルも予め定められた閾値が設定さ
れる(ステップS101)。最大送信電力レベルの設定
は、基地局(もしくは各移動局)が送信電力を上げすぎ
ることを防ぐために行われる。初期化直後に、閉ループ
電力制御装置7は電力制御ビットを発生して、移動局に
対して平均で電力制御グループ当たり0.1dBだけそ
の送信電力レベルを上昇させるよう要求する(ステップ
S102)。
【0054】例えば、増加要求が電力制御グループ当た
り+0.1dBの上昇を意味し、減少要求が−0.1d
Bの低下を意味する場合、基地局は増加要求と減少要求
を送ることで、電力制御グループ当たり平均0.2dB
の上昇とする。言うまでもなく、増加と減少の配分は、
移動局の通信電力に対して起こる揺れが最小限となるよ
うにして、増加と減少の交互のパターンとなるようにす
る。
【0055】図3を参照して説明すると、順方向リンク
に対する制御またはメッセージチャンネルでの移動局へ
のチャンネル指定指令メッセージの送信が同時に行われ
る。移動局はチャンネル指定指令メッセージを受信する
と、その順方向・逆方向リンクプロセスを初期化し(ス
テップS20)、順方向リンク通信チャンネルの捕捉お
よび復調を開始する(ステップS21)。しかしなが
ら、ステップS23における逆方向リンク通信チャンネ
ルの変調および送信は、ステップS23にて順方向リン
ク通信チャンネルで信号が受信されたことが確認される
まで行われない。ステップS23における逆方向リンク
通信チャンネルの変調および送信を行う際、移動局は、
移動局側の閉ループ電力制御プロセスを呼び出し、基地
局と移動局の間の閉ループ電力制御は閉じられる。ステ
ップS23の前に移動局は、基地局から受信した全ての
電力制御ビットを廃棄する。移動局が閉ループ電力制御
を開始した後、受信された電力制御ビットに応じて、逆
方向リンク送信電力が調節される。
【0056】移動局は、最初に基地局で判明している逆
方向リンク通信チャンネルにプリアンブル信号を送信す
ることから、復調器4における相関器411、412
…,41nの同期化を促進する。移動局は基地局からプ
リアンブル信号を問題なく受信したこと(ステップS1
4)を示す基地局からの肯定応答メッセージを受信した
後、プリアンブル信号を送るのを停止し、逆方向リンク
通信チャンネルへの音声もしくはデータの送信を開始す
る。
【0057】次に、図2に示される本発明で使用される
初期閉ループ電力制御アルゴリズムを示すフローチャー
トを参照して説明する。
【0058】図1に示した検出器6には公称SIR閾値
および公称BER閾値が提供される。通常、BER閾値
は、許容される最低通信信頼性を示す固定値である。こ
の作業を行う外部ループ電力制御アルゴリズムは、初期
閉ループ電力制御において呼び出されないことから、S
IR閾値は変化を受けない。
【0059】次の段階では、閉ループ電力制御増加が一
定値に設定されることから(ステップS102)、移動
局はその送信電力を電力制御グループ当たり0.1dB
上昇させる。電力制御ビットとして、増加(所定量だけ
の送信電力上昇)または減少(所定量だけの送信電力低
下)しか送ることができない場合、電力制御グループ当
たりの平均上昇は0.1dBということになる。前述の
ようにそれは、いくつかの電力制御グループの間に電力
制御ビットシーケンスを発生させることで行うことがで
きる。
【0060】SIR値とSIR閾値とが比較され、ま
た、現在の送信電力が最大送信電力と比較されるが(ス
テップS103)、SIRがSIR閾値より小さい場
合、もしくは、現在の送信電力が最大送信電力よりも小
さな場合には電力制御増加はなお電力制御グループ当た
り0.1dBの増加に設定され(ステップS105)、
それに従って、電力制御ビットが移動局に送られる。他
方、SIR値がSIR閾値より大きい場合、もしくは、
現在の送信電力が最大送信電力よりも大きな場合には電
力制御ビットが移動局に送られて、閉ループ電力制御は
平均では、移動局の送信電力の上昇にも低下にも寄与し
ない(ステップS104)。
【0061】プリアンブルフレームがエラーなく復号化
された場合(ステップS106)、逆方向リンク捕捉閉
ループ電力制御が終了し、当業界で公知である従来から
の閉ループ電力制御アルゴリズムが開始される(ステッ
プS107)。これには、ステップS100からステッ
プS107の間は使用禁止である受信BERと公称値
(外部ループ)との比較による図6に示した前述のSI
R閾値制御などがある。
【0062】復号化でなおエラーがなくならない場合、
アルゴリズムはステップS103に戻ってSIRとSI
R閾値の比較を行い上記の動作を繰り返す。
【0063】本発明の閉ループ電力制御法を用いること
で、初期逆方向リンク通信チャンネル捕捉時の移動局の
送信電力のオーバーシュートを回避することができる。
従って、同じセルにおける他の移動局ならびに隣接する
セルにおける移動局に対して生じる干渉が低減すること
から、通信信頼性を高めることができる。
【0064】図4は、初期閉ループ電力制御法の他の実
施例の動作を示すフローチャートである。図2に示した
方法と図4に示した方法の間で唯一異なる点は、それぞ
れのステップS104とステップS204にある。その
他のステップS200〜S203、S205〜S208
は図2に示したステップS100〜S103、S105
〜S108と同様である。
【0065】本実施例におけるステップS204では、
検出器6におけるSIR値がSIR閾値より大きな場
合、もしくは、現在の送信電力が最大送信電力よりも小
さな場合には移動局に対してその送信電力レベルを電力
制御グループ当たり平均0.1dBだけ下げるようにさ
せる電力制御ビットが送られる。
【0066】従って、初期閉ループ電力制御は、従来の
閉電力制御と同様の機構を有する。ただし、それの大き
さ(dynamic)が1/10以下に低下している点、外部
電力制御が使用禁止である点、ならびにエラーなく最初
のプリアンブルフレームを受信した後に、完全な大きさ
の従来の閉ループ電力制御が回復する点が異なってい
る。
【0067】初期逆方向リンク送信電力を制御せずに、
ここで記載の初期閉ループ電力制御法を用いて、例えば
順方向リンク電力制御において、初期順方向リンク送信
電力を制御することもできる。
【0068】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成される
ことにより、以下に記載するような効果を奏する。
【0069】呼出を始動する際に、最初のプリアンブル
フレームをエラーなく復号化し、干渉を減らすのに成功
するまで移動局の送信電力の閉ループ増加がほぼ一定に
保たれるため、送信電力オーバーシュートを回避するこ
とができ、他の移動局に対する干渉が緩和される。この
ため、複数の相関器による相関結果に誤りが生じること
が少なくすることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によって使用される閉ループ電力制御シ
ステムを示す基地局の受信機のブロック図である。
【図2】初期通信チャンネル捕捉時の閉ループ電力制御
段階を示すフローチャートである。
【図3】通信チャンネル捕捉時の移動局および基地局で
の工程系統図である。
【図4】初期通信チャンネル捕捉時の別の初期閉ループ
電力制御法の段階を示すフローチャートである。
【図5】従来の閉ループ電力制御システムを用いた基地
局の受信機のブロック図である。
【図6】従来の閉ループ電力制御のフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 アンテナ 2 RF分配器 3 ダウンコンバータ 4 復調器 5 復号器 6 検出器 7 閉ループ電力制御装置 8 符号器 9 変調器 10 アップコンバータ 40 加算器 411〜41n 相関器
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年9月16日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】
【課題を解決するための手段】本発明のCDMA移動通
信システムにおける呼出捕捉時の電力制御方法は、基地
局から特定の移動局に順方向リンクで電力制御調節信号
を送ることにより前記特定の移動局から前記基地局への
送信電力を調節するCDMA移動通信システムにおける
呼出捕捉時の電力制御方法において、信号/干渉比およ
び最大送信電力レベルを予め定められた第1および第2
の閾値とする第1のステップと、所定期間毎に一定の電
力増加を指示する第2のステップと、前記特定の移動局
から受信した逆方向リンク信号の信号/干渉比を測定
し、前記第1のステップにて定められた第1の閾値と比
較するとともに現在の送信電力レベルと前記第1のステ
ップにて定められた第2の閾値と比較する第3のステッ
プと、前記第3のステップにおける比較結果が前記信号
/干渉比が前記第1の閾値よりも大きな場合、または、
現在の送信電力レベルが前記第1のステップにて定めら
れた第2の閾値よりも大きな場合に行われ、前記所定期
間毎における電力増加を指示しない第4のステップと、
前記第3のステップにおける比較結果が前記信号/干渉
比が前記第1の閾値よりも小さな場合、かつ、現在の送
信電力レベルが前記第1のステップにて定められた第2
の閾値よりも小さな場合に行われ、前記所定期間毎にお
けるさらなる電力増加を指示する第5のステップと、前
記第のステップまたは第のステップの後に行われ、
前記特定の移動局からのプリアンブル信号が正常に復号
されたかを確認し、正常に復号されていない場合には前
記第3のステップへ処理を戻す第6のステップと、前記
第6のステップにてプリアンブル信号が正常に復号され
たことが確認されたときに閉ループ電力制御アルゴリズ
ムを開始する第7のステップとを有することを特徴とす
る。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】本発明の他の形態によるCDMA移動通信
システムにおける呼出捕捉時の電力制御方法は、基地局
から特定の移動局に順方向リンクで電力制御調節信号を
送ることにより前記特定の移動局から前記基地局への送
信電力を調節するCDMA移動通信システムにおける呼
出捕捉時の電力制御方法において、信号/干渉比および
最大送信電力レベルを予め定められた第1および第2の
閾値とする第1のステップと、所定期間毎に一定の電力
増加を指示する第2のステップと、前記特定の移動局か
ら受信した逆方向リンク信号の信号/干渉比を測定し、
前記第1のステップにて定められた第1の閾値と比較す
るとともに現在の送信電力レベルと前記第1のステップ
にて定められた第2の閾値と比較する第3のステップ
と、前記第3のステップにおける比較結果が前記信号/
干渉比が前記第1の閾値よりも大きな場合、または、現
在の送信電力レベルが前記第1のステップにて定められ
た第2の閾値よりも大きな場合に行われ、前記所定期間
毎における電力減少を指示する第4のステップと、前記
第3のステップにおける比較結果が前記信号/干渉比が
前記第1の閾値よりも小さな場合、かつ、現在の送信電
力レベルが前記第1のステップにて定められた第2の閾
値よりも小さな場合に行われ、前記所定期間毎における
さらなる電力増加を指示する第5のステップと、前記第
のステップまたは第のステップの後に行われ、前記
特定の移動局からのプリアンブル信号が正常に復号され
たかを確認し、正常に復号されていない場合には前記第
3のステップへ処理を戻す第6のステップと、前記第6
のステップにてプリアンブル信号が正常に復号されたこ
とが確認されたときに閉ループ電力制御アルゴリズムを
開始する第7のステップとを有することを特徴とする。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】本発明のさらに他の形態によるCDMA移
動通信システムにおける呼出捕捉時の電力制御方法は、
特定の移動局から基地局に逆方向リンクで電力制御調節
信号を送ることにより前記基地局から前記特定の移動局
への送信電力を調節するCDMA移動通信システムにお
ける呼出捕捉時の電力制御方法において、信号/干渉比
および最大送信電力レベルを予め定められた第1および
第2の閾値とする第1のステップと、所定期間毎に一定
の電力増加を指示する第2のステップと、前記基地局か
ら受信した方向リンク信号の信号/干渉比を測定し、
前記第1のステップにて定められた第1の閾値と比較す
るとともに現在の送信電力レベルと前記第1のステップ
にて定められた第2の閾値と比較する第3のステップ
と、前記第3のステップにおける比較結果が前記信号/
干渉比が前記第1の閾値よりも大きな場合、または、現
在の送信電力レベルが前記第1のステップにて定められ
た第2の閾値よりも大きな場合に行われ、前記所定期間
毎における電力増加を指示しない第4のステップと、前
記第3のステップにおける比較結果が前記信号/干渉比
が前記第1の閾値よりも小さな場合、かつ、現在の送信
電力レベルが前記第1のステップにて定められた第2の
閾値よりも小さな場合に行われ、前記所定期間毎におけ
るさらなる電力増加を指示する第5のステップと、前記
のステップまたは第のステップの後に行われ、前
記基地局からのプリアンブル信号が正常に復号されたか
を確認し、正常に復号されていない場合には前記第3の
ステップへ処理を戻す第6のステップと、前記第6のス
テップにてプリアンブル信号が正常に復号されたことが
確認されたときに閉ループ電力制御アルゴリズムを開始
する第7のステップとを有することを特徴とする。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】本発明のさらに他の形態によるCDMA移
動通信システムにおける呼出捕捉時の電力制御方法は、
特定の移動局から基地局に逆方向リンクで電力制御調節
信号を送ることにより前記基地局から前記特定の移動局
への送信電力を調節するCDMA移動通信システムにお
ける呼出捕捉時の電力制御方法において、信号/干渉比
および最大送信電力レベルを予め定められた第1および
第2の閾値とする第1のステップと、所定期間毎に一定
の電力増加を指示する第2のステップと、前記基地局か
ら受信した方向リンク信号の信号/干渉比を測定し、
前記第1のステップにて定められた第1の閾値と比較す
るとともに現在の送信電力レベルと前記第1のステップ
にて定められた第2の閾値と比較する第3のステップ
と、前記第3のステップにおける比較結果が前記信号/
干渉比が前記第1の閾値よりも大きな場合、または、現
在の送信電力レベルが前記第1のステップにて定められ
た第2の閾値よりも大きな場合に行われ、前記所定期間
毎における電力減少を指示する第4のステップと、前記
第3のステップにおける比較結果が前記信号/干渉比が
前記第1の閾値よりも小さな場合、かつ、現在の送信電
力レベルが前記第1のステップにて定められた第2の閾
値よりも小さな場合に行われ、前記所定期間毎における
さらなる電力増加を指示する第5のステップと、前記第
のステップまたは第のステップの後に行われ、前記
基地局からのプリアンブル信号が正常に復号されたかを
確認し、正常に復号されていない場合には前記第3のス
テップへ処理を戻す第6のステップと、前記第6のステ
ップにてプリアンブル信号が正常に復号されたことが確
認されたときに閉ループ電力制御アルゴリズムを開始す
る第7のステップとを有することを特徴とする。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0060
【補正方法】変更
【補正内容】
【0060】SIR値とSIR閾値とが比較され、ま
た、現在の送信電力が最大送信電力と比較されるが(ス
テップS103)、SIRがSIR閾値より小さい場
合、かつ、現在の送信電力が最大送信電力よりも小さな
場合には電力制御増加はなお電力制御グループ当たり
0.1dBの増加に設定され(ステップS105)、そ
れに従って、電力制御ビットが移動局に送られる。他
方、SIR値がSIR閾値より大きい場合、もしくは、
現在の送信電力が最大送信電力よりも大きな場合には電
力制御ビットが移動局に送られて、閉ループ電力制御は
平均では、移動局の送信電力の上昇にも低下にも寄与し
ない(ステップS104)。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0065
【補正方法】変更
【補正内容】
【0065】本実施例におけるステップS204では、
検出器6におけるSIR値がSIR閾値より大きな場
合、もしくは、現在の送信電力が最大送信電力よりも
きな場合には移動局に対してその送信電力レベルを電力
制御グループ当たり平均0.1dBだけ下げるようにさ
せる電力制御ビットが送られる。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基地局から特定の移動局に順方向リンク
    で電力制御調節信号を送ることにより前記移動局への送
    信電力を調節するCDMA移動通信システムにおける呼
    出捕捉時の電力制御方法において、 信号/干渉比および最大送信電力レベルを予め定められ
    た第1および第2の閾値とする第1のステップと、 所定期間毎に一定の電力増加を指示する第2のステップ
    と、 前記特定の移動局から受信した逆方向リンク信号の信号
    /干渉比を測定し、前記第1のステップにて定められた
    第1の閾値と比較するとともに現在の送信電力レベルと
    前記第1のステップにて定められた第2の閾値と比較す
    る第3のステップと、 前記第3のステップにおける比較結果が前記信号/干渉
    比が前記第1の閾値よりも大きな場合、または、現在の
    送信電力レベルが前記第1のステップにて定められた第
    2の閾値よりも大きな場合に行われ、前記所定期間毎に
    おける電力増加を指示しない第4のステップと、 前記第3のステップにおける比較結果が前記信号/干渉
    比が前記第1の閾値よりも小さな場合、または、現在の
    送信電力レベルが前記第1のステップにて定められた第
    2の閾値よりも小さな場合に行われ、前記所定期間毎に
    おけるさらなる電力増加を指示する第5のステップと、 前記第3のステップまたは第4のステップの後に行わ
    れ、前記特定の移動局からのプリアンブル信号が正常に
    復号されたかを確認し、正常に復号されていない場合に
    は前記第3のステップへ処理を戻す第6のステップと、 前記第6のステップにてプリアンブル信号が正常に復号
    されたことが確認されたときに閉ループ電力制御アルゴ
    リズムを開始する第7のステップとを有することを特徴
    とするCDMA移動通信システムにおける呼出捕捉時の
    電力制御方法。
  2. 【請求項2】 基地局から特定の移動局に順方向リンク
    で電力制御調節信号を送ることにより前記移動局への送
    信電力を調節するCDMA移動通信システムにおける呼
    出捕捉時の電力制御方法において、 信号/干渉比および最大送信電力レベルを予め定められ
    た第1および第2の閾値とする第1のステップと、 所定期間毎に一定の電力増加を指示する第2のステップ
    と、 前記特定の移動局から受信した逆方向リンク信号の信号
    /干渉比を測定し、前記第1のステップにて定められた
    第1の閾値と比較するとともに現在の送信電力レベルと
    前記第1のステップにて定められた第2の閾値と比較す
    る第3のステップと、 前記第3のステップにおける比較結果が前記信号/干渉
    比が前記第1の閾値よりも大きな場合、または、現在の
    送信電力レベルが前記第1のステップにて定められた第
    2の閾値よりも大きな場合に行われ、前記所定期間毎に
    おける電力減少を指示する第4のステップと、 前記第3のステップにおける比較結果が前記信号/干渉
    比が前記第1の閾値よりも小さな場合、または、現在の
    送信電力レベルが前記第1のステップにて定められた第
    2の閾値よりも小さな場合に行われ、前記所定期間毎に
    おけるさらなる電力増加を指示する第5のステップと、 前記第3のステップまたは第4のステップの後に行わ
    れ、前記特定の移動局からのプリアンブル信号が正常に
    復号されたかを確認し、正常に復号されていない場合に
    は前記第3のステップへ処理を戻す第6のステップと、 前記第6のステップにてプリアンブル信号が正常に復号
    されたことが確認されたときに閉ループ電力制御アルゴ
    リズムを開始する第7のステップとを有することを特徴
    とするCDMA移動通信システムにおける呼出捕捉時の
    電力制御方法。
  3. 【請求項3】 特定の移動局から基地局に逆方向リンク
    で電力制御調節信号を送ることにより前記特定の移動局
    への送信電力を調節するCDMA移動通信システムにお
    ける呼出捕捉時の電力制御方法において、 信号/干渉比および最大送信電力レベルを予め定められ
    た第1および第2の閾値とする第1のステップと、 所定期間毎に一定の電力増加を指示する第2のステップ
    と、 前記基地局から受信した逆方向リンク信号の信号/干渉
    比を測定し、前記第1のステップにて定められた第1の
    閾値と比較するとともに現在の送信電力レベルと前記第
    1のステップにて定められた第2の閾値と比較する第3
    のステップと、 前記第3のステップにおける比較結果が前記信号/干渉
    比が前記第1の閾値よりも大きな場合、または、現在の
    送信電力レベルが前記第1のステップにて定められた第
    2の閾値よりも大きな場合に行われ、前記所定期間毎に
    おける電力増加を指示しない第4のステップと、 前記第3のステップにおける比較結果が前記信号/干渉
    比が前記第1の閾値よりも小さな場合、または、現在の
    送信電力レベルが前記第1のステップにて定められた第
    2の閾値よりも小さな場合に行われ、前記所定期間毎に
    おけるさらなる電力増加を指示する第5のステップと、 前記第3のステップまたは第4のステップの後に行わ
    れ、前記基地局からのプリアンブル信号が正常に復号さ
    れたかを確認し、正常に復号されていない場合には前記
    第3のステップへ処理を戻す第6のステップと、 前記第6のステップにてプリアンブル信号が正常に復号
    されたことが確認されたときに閉ループ電力制御アルゴ
    リズムを開始する第7のステップとを有することを特徴
    とするCDMA移動通信システムにおける呼出捕捉時の
    電力制御方法。
  4. 【請求項4】 特定の移動局から基地局に逆方向リンク
    で電力制御調節信号を送ることにより前記特定の移動局
    への送信電力を調節するCDMA移動通信システムにお
    ける呼出捕捉時の電力制御方法において、 信号/干渉比および最大送信電力レベルを予め定められ
    た第1および第2の閾値とする第1のステップと、 所定期間毎に一定の電力増加を指示する第2のステップ
    と、 前記基地局から受信した逆方向リンク信号の信号/干渉
    比を測定し、前記第1のステップにて定められた第1の
    閾値と比較するとともに現在の送信電力レベルと前記第
    1のステップにて定められた第2の閾値と比較する第3
    のステップと、 前記第3のステップにおける比較結果が前記信号/干渉
    比が前記第1の閾値よりも大きな場合、または、現在の
    送信電力レベルが前記第1のステップにて定められた第
    2の閾値よりも大きな場合に行われ、前記所定期間毎に
    おける電力減少を指示する第4のステップと、 前記第3のステップにおける比較結果が前記信号/干渉
    比が前記第1の閾値よりも小さな場合、または、現在の
    送信電力レベルが前記第1のステップにて定められた第
    2の閾値よりも小さな場合に行われ、前記所定期間毎に
    おけるさらなる電力増加を指示する第5のステップと、 前記第3のステップまたは第4のステップの後に行わ
    れ、前記基地局からのプリアンブル信号が正常に復号さ
    れたかを確認し、正常に復号されていない場合には前記
    第3のステップへ処理を戻す第6のステップと、 前記第6のステップにてプリアンブル信号が正常に復号
    されたことが確認されたときに閉ループ電力制御アルゴ
    リズムを開始する第7のステップとを有することを特徴
    とするCDMA移動通信システムにおける呼出捕捉時の
    電力制御方法。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載
    のCDMA移動通信システムにおける呼出捕捉時の電力
    制御方法において、 第2のステップ、第3のステップもしくは第4のステッ
    プにおける電力の増加もしくは減少の指示が0.1dB
    単位で行われることを特徴とするCDMA移動通信シス
    テムにおける呼出捕捉時の電力制御方法。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載
    のCDMA移動通信システムにおける呼出捕捉時の電力
    制御方法において、 第7のステップにて開始される閉ループ電力制御アルゴ
    リズムが、 信号/干渉比および最大許容ビットエラー率を第1およ
    び第2の閾値とする第8のステップと、 特定の移動局または基地局から受信した信号の信号/干
    渉比を測定し、前記第8のステップにて定められた第1
    の閾値と比較する第9のステップと、 前記第9のステップにおける比較結果が前記信号/干渉
    比が前記第1の閾値よりも大きな場合に行われ、電力減
    少を指示する第10のステップと、 前記第9のステップにおける比較結果が前記信号/干渉
    比が前記第1の閾値よりも小さな場合に行われ、電力増
    加を指示する第11のステップと、 前記第10のステップまたは第11のステップの後に行
    われ、特定の移動局または基地局から受信した信号の最
    大許容ビットエラー率を測定し、前記第8のステップに
    て定められた第2の閾値と比較する第12のステップ
    と、 前記第12のステップにおける比較結果が前記最大許容
    ビットエラー率が前記第2の閾値よりも大きな場合に行
    われ、前記第1の閾値を上昇させた後に前記第2のステ
    ップに戻る第13のステップと、 前記第12のステップにおける比較結果が前記最大許容
    ビットエラー率が前記第2の閾値よりも小さな場合に行
    われ、前記第1の閾値を低下させた後に前記第2のステ
    ップに戻る第14のステップとを有することを特徴とす
    るCDMA移動通信システムにおける呼出捕捉時の電力
    制御方法。
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