JPH11340794A - マスタースレーブ型フリップフロップ回路 - Google Patents

マスタースレーブ型フリップフロップ回路

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JPH11340794A
JPH11340794A JP10140224A JP14022498A JPH11340794A JP H11340794 A JPH11340794 A JP H11340794A JP 10140224 A JP10140224 A JP 10140224A JP 14022498 A JP14022498 A JP 14022498A JP H11340794 A JPH11340794 A JP H11340794A
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JP
Japan
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clock signal
master
slave
transfer gate
inverted
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JP10140224A
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Hideaki Kamimura
秀明 上村
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K3/00Circuits for generating electric pulses; Monostable, bistable or multistable circuits
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    • H03K3/356Bistable circuits
    • H03K3/356104Bistable circuits using complementary field-effect transistors
    • H03K3/356113Bistable circuits using complementary field-effect transistors using additional transistors in the input circuit
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    • H03K3/356156Bistable circuits using complementary field-effect transistors using additional transistors in the input circuit using pass gates with synchronous operation
    • HELECTRICITY
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    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K3/00Circuits for generating electric pulses; Monostable, bistable or multistable circuits
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    • H03K3/3562Bistable circuits of the master-slave type
    • H03K3/35625Bistable circuits of the master-slave type using complementary field-effect transistors

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 クロック信号供給用インバータ回路の数の増
加を回避し各ラッチ部における動作タイミングを安定化
して高い周波数での動作を可能にする。 【解決手段】 マスタートランスファゲート30と、ス
レーブトランスファゲート40にクロック信号を供給す
るクロック信号供給回路の構成として、反転クロック信
号CB1を出力する第1インバータ回路4と、CB1を
反転して非反転クロック信号C1を出力する第2インバ
ータ回路5とを備え、CB1とC1とをスレーブトラン
スファゲート40に供給するとともに、CB1とC1と
をそれぞれ抵抗R1,R2が寄生するクロック信号線L
1,L2を介して遅延した反転クロック信号CB2、遅
延した非反転クロック信号C2としてそれぞれマスター
トランファゲート30に供給する。クロック信号を供給
回路を2つのインバータ回路4,5で構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はマスタースレーブ型
フリップフロップ回路(以下、MS−FFと称する)に
関し、特に高い周波数での動作を可能とする一方で、パ
ターン面積の縮小を可能にしたMS−FFに関する。
【0002】
【従来の技術】MS−FFは、周知のようにマスターラ
ッチ部とスレーブラッチ部との直列接続回路として構成
されており、マスターラッチ部は入力されるクロックに
同期してデータ入力端子からデータ信号Dを読み込み、
そのデータ(入力)をラッチする。また、スレーブラッ
チ部は、マスターラッチ部の動作の後に、マスターラッ
チ部の出力をラッチする。このスレーブラッチ部の出力
は出力信号Qとして出力端子に出力される。前記マスタ
ーラッチ部とスレーブラッチ部での前記したラッチ動作
を行うために、各ラッチ部にはトランスファゲートが設
けられ、このトランスファゲートをクロック信号で動作
する構成がとられている。また、前記トランスファゲー
トに供給するクロック信号は、クロック入力端子に入力
されるクロック信号を第1のインバータ回路で反転し、
さらに第2のインバータで反転したこれらの反転クロッ
ク信号と非反転クロック信号を用いている。
【0003】このようなMS−FFでは、トランスファ
ゲートを動作させるための反転及び非反転の各クロック
信号をインバータ回路を通して生成しているため、イン
バータ回路での遅延によって反転クロック信号と非反転
クロック信号との間の時間差により、マスターラッチ部
とスレーブラッチ部の各トランスファゲートが同時に開
になる状態が生じ、このときにデータ信号Dがマスター
ラッチ部を通り抜けた後にスレーブラッチ部にまで到達
するというスルー現象が生じる。このスルー現象が生じ
ると、データ信号がレベル変動を生じたときに、スレー
ブラッチ部がマスターラッチ部とは異なる信号レベルを
取り込むことがあり、MS−FFが誤動作してしまうこ
とがある。
【0004】このMS−FFにおけるスルー現象を防止
するための技術として、例えば特開平3−1608号公
報に記載のように、マスターラッチ部のラッチ出力を取
り込んでスレーブラッチ部がラッチ状態を確立するタイ
ミングが、マスターラッチ部が新たなデータを取り込む
タイミングよりも先行するようにした技術が提案されて
いる。この技術では、新たなデータがマスターラッチ部
を通り抜けてスレーブラッチ部へ伝達されても、既にそ
のときにはスレーブラッチ部は完全なラッチ状態となっ
ているため、前記新たなデータを受け付けることはな
く、前記したような誤動作を防止することが可能とな
る。
【0005】このため、前記した従来技術では、前記し
たクロック信号の反転クロック信号と非反転クロック信
号をスレーブラッチ部のトランスファゲートに供給する
とともに、新たに設けた第3及び第4のインバータ回路
を通して非反転クロック信号と反転クロック信号を生成
し、この新たに生成したクロック信号をマスターラッチ
部のトランスファゲートに供給する構成を採用してい
る。すなわち、新たに生成されたクロック信号は、第3
及び第4の各インバータ回路によって遅延されるため、
前記したスレーブラッチ部でのラッチをマスターラッチ
部でのラッチに先行させることが可能となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この技
術では、スレーブラッチ部とマスターラッチ部の各トラ
ンスファゲートの間におけるクロック信号の遅延を得る
ためにインバータ回路を用いているため、トランスファ
ゲートを構成する対をなすトランジスタのそれぞれに遅
延したクロック信号を供給するために第3及び第4の新
たな2つのインバータ回路が必要となり、それだけイン
バータ回路の数が増えることになり、MS−FFの占有
面積が増大され、小型なMS−FFを実現する上での障
害になっている。この場合、第3のインバータ回路のみ
でも構成することは可能であるが、それでも1つのイン
バータ回路が増えることになる。また、マスターラッチ
部とスレーブラッチ部の各トランスファゲートへのクロ
ック信号の供給配線には寄生抵抗が存在しているため、
前記した各インバータ回路におけるクロック信号の遅延
時間が所定の時間になるように設計した場合でも、寄生
抵抗によって各トランスファゲートの動作タイミングに
誤差が生じることがあり、各ラッチ部を設計通りのタイ
ミングで動作させることが難しく、特にMS−FFの入
力に対するマスタートランスファゲートでのセットアッ
プタイムを長くする必要があり、あるいはクロック信号
がHレベルに変化してからMS−FFの出力が出るまで
の時間が長くなり、高い周波数での動作を安定に実現す
ることが難しいという問題もある。
【0007】本発明の目的は、インバータ回路の数の増
加を回避するとともに、各ラッチ部における動作タイミ
ングを安定化し、高い周波数での動作を可能にしたMS
−FFを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、マスターラッ
チ部の入力端に接続されたマスタートランスファゲート
と、スレーブラッチ部の入力端に接続されたスレーブト
ランスファゲートにそれぞれクロック信号を供給するた
めのクロック信号供給回路の構成として、前記スレーブ
トランスファゲートに所要のクロック信号を供給すると
ともに、抵抗が寄生するクロック信号線を介して前記ク
ロック信号を前記マスタートランファゲートに供給する
ように構成する。すなわち、クロック信号を反転して反
転クロック信号を出力する第1インバータ回路と、前記
反転クロック信号を反転して非反転クロック信号を出力
する第2インバータ回路とを備え、前記反転クロック信
号と前記非反転クロック信号とを前記スレーブトランス
ファゲートに供給するとともに、前記反転クロック信号
と前記非反転クロック信号とをそれぞれ抵抗が寄生する
クロック信号線を介して前記マスタートランファゲート
に供給するように構成する。あるいは、前記クロック信
号供給回路は、クロック信号を反転して反転クロック信
号を出力するインバータ回路を備え、前記クロック信号
と前記反転クロック信号とを前記スレーブトランスファ
ゲートに供給するとともに、前記クロック信号と前記反
転クロック信号とをそれぞれ抵抗が寄生するクロック信
号線を介して前記マスタートランファゲートに供給する
ように構成する。
【0009】本発明によれば、クロック信号が入力され
たときには、先にスレーブトランスファゲートがオン、
オフ動作され、クロック信号線に寄生する抵抗による遅
延分だけ遅れてマスタートランスファゲートがオン、オ
フ動作されることになる。これにより、スレーブラッチ
部はマスターラッチ部よりも先行してラッチ動作が行わ
れることになり、MS−FFにおけるスルー現象が防止
できる。また、クロック信号がHレベルに変化してから
MS−FFの出力が出るまでの時間を短くし、かつクロ
ック信号に対するMS−FFの入力Dのセットアップタ
イムを短くする事ができ、高い周波数での動作が可能と
なる。さらに、クロック信号を供給回路を2つのインバ
ータ回路、あるいは1つのインバータ回路で構成できる
ため、MS−FFの占有面積を低減でき、MS−FFの
小型化が実現できる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1は本発明のMS−FFの第1の
実施形態の回路図である。2つのインバーター回路1,
2の各入力端と出力端とが相互に接続されてマスターラ
ッチ部10が形成される。また、1つのインバータ回路
3でスレーブラッチ部20が形成される。そして、前記
マスターラッチ部10とスレーブラッチ部20が直列に
接続され、マスターラッチ部10の入力側にマスタート
ランスファゲート30が、スレーブラッチ部20の入力
側にスレーブトランスファーゲート40がそれぞれ接続
されている。入力(データ)Dは前記マスタートランス
ファゲート30に入力され、出力Qはスレーブラッチ部
20から出力される。前記マスタートランスファゲート
30及びスレーブトランスファゲート40は、それぞれ
PMOSトランジスタとNMOSトランジスタとを並列
接続した構成であり、これらの各トランジスタにクロッ
ク信号が入力され、前記トランジスタがオンされたとき
に、前記入力Dがマスターラッチ部10によりラッチさ
れ、さらにスレーブラッチ部106においてラッチされ
て出力Qとして出力されるように構成されている。
【0011】前記マスタートランスファゲート30とス
レーブトランスファゲート40をオン、オフするための
クロック信号を供給するクロック信号回路は、クロック
信号CLKを入力して反転クロック信号CB1を出力す
るインバータ回路4と、前記インバータ回路4からの反
転クロック信号CB1を入力して非反転クロック信号C
1を出力するインバータ回路5とで構成される。そし
て、前記反転クロック信号CB1を前記スレーブトラン
スファゲート40のPMOSトランジスタに供給し、前
記非反転クロック信号C1を前記スレーブトランスファ
ゲート40のNMOSトランジスタに供給している。
【0012】また、前記マスタートランスファゲート3
0のPMOSトランジスタ及びNMOSトランジスタは
2本のクロック信号線L1,L2を介してそれぞれ前記
スレーブトランスファゲート40のNMOSトランジス
タ及びPMOSトランジスタに接続される。ここで、前
記2本の信号線L1,L2は同一の線材を用いてほぼ同
じ長さに形成されることか好ましく、これにより前記2
本の信号線L1,L2に寄生するほぼ同じ抵抗値の寄生
抵抗R1,R2が前記マスタートランスファゲート30
とスレーブトランスファゲート40との間に介挿された
回路構成となる。したがって、前記反転クロック信号C
B1は寄生抵抗R1によって遅延された反転クロック信
号CB2として前記マスタートランスファゲート30の
NMOSトランジスタに供給され、前記非反転クロック
信号C1は寄生抵抗R2によって遅延された非反転クロ
ック信号C2として前記マスタートランスファゲート3
0のPMOSトランジスタに供給されることになる。
【0013】以上の構成のMS−FFの動作を図2のタ
イミング図を参照して説明する。クロック信号CLKが
インバータ回路4に入力されると、反転クロック信号C
B1が出力され、さらにこの反転クロック信号CB1が
インバータ回路5に入力されると非反転クロック信号C
1が出力される。ここで、前記反転クロック信号CB1
はインバータ回路4での遅延によってクロック信号CL
Kに対して若干遅延される。また、非反転クロック信号
C1はインバータ回路5での遅延によって反転クロック
信号CB1に対して若干遅延される。これらの反転クロ
ック信号と非反転クロック信号はそれぞれスレーブトラ
ンスファゲートに入力される。また、前記反転クロック
信号CB1と反転クロック信号C1はそれぞれクロック
信号線L1,L2を通してマスタートランスファゲート
30に供給されるが、その際にクロック信号線L1,L
2における寄生抵抗R1,R2によって遅延される。な
お、この実施形態では、この寄生抵抗R1,R2による
遅延は、前記インバータ回路4,5における遅延とほぼ
同程度なものになっている。
【0014】これにより、クロック信号CLKが入力さ
れたときには、反転クロック信号CB1と非反転クロッ
ク信号C1によって先にスレーブトランスファゲート4
0がオン、オフ動作され、寄生抵抗R1,R2による遅
延分だけ遅れてマスタートランスファゲート30がオ
ン、オフ動作されることになる。これにより、スレーブ
ラッチ部20はマスターラッチ部10よりも先行してラ
ッチ動作が行われることになり、仮に新たな入力Dがマ
スターラッチ部10を通り抜けてスレーブラッチ部20
へ伝達されても、既にそのときにはスレーブラッチ部2
0は完全なラッチ状態となっているため、スレーブラッ
チ部20が新たな入力を受け付けることはなく、スルー
現象が防止できる。したがって、このMS−FFでは、
クロック信号CLKがHレベルに変化してからMS−F
Fの出力Qが出るまでの時間Tclk-q を短くし、かつク
ロック信号CLKに対するMS−FFの入力Dのセット
アップタイムTsetup を短くする事ができ、高い周波数
での動作が可能となる。また、その一方で、この実施形
態では、クロック信号を供給するための回路に2つのイ
ンバータ回路4,5を設けているのみであるため、従来
の4個のインバータ回路を備えるものに比較してMS−
FFの占有面積を低減でき、MS−FFの小型化が実現
できる。
【0015】図3は本発明の第2の実施形態の回路図で
あり、図1と等価な部分には同一符号を付してある。こ
の実施形態では、クロック信号を供給するための回路が
前記第1の実施形態とは異なっており、ここでは1つの
インバータ回路4のみを用いている。すなわち、スレー
ブラッチ部20のスレーブトランスファゲート40に
は、クロック信号CLKと、これをインバータ回路4で
反転した反転クロック信号CB1をそれぞれ供給してい
る。また、マスターラッチ部10のマスタートランスフ
ァゲート30には、前記反転クロック信号CLKと反転
クロック信号CB1をそれぞれクロック信号線L2,L
1に寄生する寄生抵抗R2,R1で遅延した非反転クロ
ック信号CLK2と反転クロック信号CB2を供給して
いる。
【0016】図4はそのタイミング図であり、各トラン
スファゲート30,40のオン、オフ動作、及びこれに
伴う各ラッチ部10,20での動作は図2に示した第1
の実施形態のタイミング動作と同じである。したがっ
て、第1の実施形態と同様に、スルー現象が防止できる
とともに、クロック信号CLKがHレベルに変化してか
らMS−FFの出力Qが出るまでの時間Tclk-q と、ク
ロック信号CLKに対するMS−FFの入力Dのセット
アップタイムTsetup を短くする事ができ、高い周波数
での動作が可能となる。さらに、この第2の実施形態で
は、クロック信号を供給するための回路に1つのインバ
ータ回路4を設けているのみであるため、第1の実施形
態よりもさらにインバータ回路の数が低減でき、MS−
FFの占有面積を一層低減してMS−FFのさらなる小
型化が実現できる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、スレーブ
トランスファゲートに供給するクロック信号を、抵抗が
寄生するクロック信号線を介してマスタートランファゲ
ートに供給する構成としているので、クロック信号によ
って先にスレーブトランスファゲートがオン、オフ動作
され、クロック信号線に寄生する抵抗による遅延分だけ
遅れてマスタートランスファゲートがオン、オフ動作さ
れるため、スレーブラッチ部はマスターラッチ部よりも
先行してラッチ動作が行われることになり、MS−FF
におけるスルー現象が防止できる。また、クロック信号
がHレベルに変化してからMS−FFの出力が出るまで
の時間を短くし、かつクロック信号に対するMS−FF
の入力Dのセットアップタイムを短くする事ができ、高
い周波数での動作が可能となる。さらに、クロック信号
を供給回路を2つのインバータ回路、あるいは1つのイ
ンバータ回路で構成できるため、MS−FFの占有面積
を低減でき、MS−FFの小型化が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のMS−FFの第1の実施形態の回路図
である。
【図2】図1の回路の動作を説明するためのタイミング
図である。
【図3】本発明のMS−FFの第2の実施形態の回路図
である。
【図4】図3の回路の動作を説明するためのタイミング
図である。
【符号の説明】
1,2,3,4,5 インバータ回路 10 マスターラッチ部 20 スレーブラッチ部 30 マスタートランスファゲート 40 スレーブトランスファゲート CLK クロック信号 D FF入力信号 Q FF出力信号 L1,L2 クロック信号線 R1,R2 寄生抵抗

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マスターラッチ部と、スレーブラッチ部
    と、前記マスターラッチ部の入力端に接続されたマスタ
    ートランスファゲートと、前記スレーブラッチ部の入力
    端に接続されたスレーブトランスファゲートと、前記マ
    スタートランスファゲート及びスレーブトランスファゲ
    ートにそれぞれクロック信号を供給するクロック信号供
    給回路とを備えるマスタースレーブ型フリップフロップ
    回路において、前記クロック信号供給回路は、前記スレ
    ーブトランスファゲートに所要のクロック信号を供給す
    るとともに、抵抗が寄生するクロック信号線を介して前
    記クロック信号を前記マスタートランファゲートに供給
    するように構成したことを特徴とするマスタースレーブ
    型フリップフロップ回路。
  2. 【請求項2】 前記クロック信号供給回路は、クロック
    信号を反転して反転クロック信号を出力する第1インバ
    ータ回路と、前記反転クロック信号を反転して非反転ク
    ロック信号を出力する第2インバータ回路とを備え、前
    記反転クロック信号と前記非反転クロック信号とを前記
    スレーブトランスファゲートに供給するとともに、前記
    反転クロック信号と前記非反転クロック信号とをそれぞ
    れ抵抗が寄生するクロック信号線を介して前記マスター
    トランファゲートに供給するように構成したことを特徴
    とする請求項1に記載のマスタースレーブ型フリップフ
    ロップ回路。
  3. 【請求項3】 前記クロック信号供給回路は、クロック
    信号を反転して反転クロック信号を出力するインバータ
    回路を備え、前記クロック信号と前記反転クロック信号
    とを前記スレーブトランスファゲートに供給するととも
    に、前記クロック信号と前記反転クロック信号とをそれ
    ぞれ抵抗が寄生するクロック信号線を介して前記マスタ
    ートランファゲートに供給するように構成したことを特
    徴とする請求項1に記載のマスタースレーブ型フリップ
    フロップ回路。
  4. 【請求項4】 前記クロック信号線は、寄生抵抗により
    前記クロック信号と反転クロック信号、又は前記反転ク
    ロック信号と非反転クロック信号とを遅延してマスター
    トランスファゲートに供給する請求項2又は3に記載の
    マスタースレーブ型フリップフロップ回路。
  5. 【請求項5】 前記マスタートランスファゲート及びス
    レーブトランスファゲートは、それぞれPMOSトラン
    ジスタとNMOSトランジスタがソース、ドレインを並
    列接続し、各ゲートに前記クロック信号が供給される請
    求項1ないし4のいずれかに記載のマスタースレーブ型
    フリップフロップ回路。
JP10140224A 1998-05-21 1998-05-21 マスタースレーブ型フリップフロップ回路 Pending JPH11340794A (ja)

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US09/315,595 US6242957B1 (en) 1998-05-21 1999-05-20 Master-slave type flip-flop
KR1019990018168A KR19990088416A (ko) 1998-05-21 1999-05-20 마스터-슬레이브형플립플롭

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