JPH11339908A - 配線装置 - Google Patents

配線装置

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JPH11339908A
JPH11339908A JP14329298A JP14329298A JPH11339908A JP H11339908 A JPH11339908 A JP H11339908A JP 14329298 A JP14329298 A JP 14329298A JP 14329298 A JP14329298 A JP 14329298A JP H11339908 A JPH11339908 A JP H11339908A
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JP
Japan
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plug
connection portion
harness
general
blade
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JP14329298A
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English (en)
Inventor
Shiori Fujiyoshi
枝折 藤好
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Jimbo Electric Co Ltd
Original Assignee
Jimbo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハーネスプラグのみならず、通常のタップコ
ンセントが備える汎用の差込みプラグをも接続できるよ
うにして、ユーザの要求に応じた各種の配線形態を実現
する 【解決手段】 配線用のケーブルを差込み固定する電線
接続部110と、栓刃が突き出した汎用の差込みプラグ
を差し込む汎用差込みプラグ接続部120と、凹部内に
栓刃を有するハーネスプラグを嵌合固定するハーネスプ
ラグ接続部130とを装置本体100に形成する。電源
接続部110の内部に設けた端子と、汎用差込みプラグ
接続部120の内部に設けた刃受端子と、ハーネスプラ
グ接続部130の内部に設けたハーネス刃受端子とは、
装置本体100の内部で電気的に導通させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、インテリジェン
トビルの床下配線等に好適な配線装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、OA機器の普及に伴い、OA機器
の設置レイアウトに応じて床下に電源供給用の配線スペ
ースが確保されたインテリジェントビルが各地に建築さ
れている。この種のインテリジェントビルにあっては、
OA機器の設置場所近くにタップコンセントを配置する
ために、あらかじめ床下の各所に配電用の配線装置を固
定しておき、必要に応じて適当な配線装置にタップコン
セントのプラグを接続できるようになっている。
【0003】さて、従来のインテリジェントビルの床下
配線に用いられる配線装置としては、特開平6−529
34号公報、同52945号公報、同52946号公
報、同52947号公報、同52948号公報、同52
949号公報,同52950号公報、特開平8−317
532号公報などに開示されたものがある。
【0004】これら各公報に開示された配線装置は、ハ
ーネスプラグと称する凹部内に栓刃を有する特殊なプラ
グを接続する独自の接続部を備えている。この接続部は
凸形状に形成され、その内部に刃受端子が内蔵されてい
る。ハーネスプラグは、接続部の周壁に凹部を嵌合する
ことで強固に接続されるとともに、栓刃が接続部内の刃
受金具へ電気的に接続される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の配線装
置は、ハーネスプラグの強固な接続状態を保持すること
ができ、信頼性が高い。しかしながら、ハーネスプラグ
は特殊な形状である故に製作コストが高価格であり、し
かも一般の需要が少ないため、ハーネスプラグ付きのタ
ップコンセントを取り扱う電気小売店は極めて少ないの
が実状である。
【0006】一方、近年のインテリジェントビルは、手
軽に床面を開けて床下配線を変更できるよう設計されて
おり、ユーザも通常の壁面コンセントと同様の気軽さ
で、床下の配線装置を取り扱うことができるようになっ
てきている。また、OA機器の増設に伴い、ユーザが自
らタップコンセントを買い足して配線装置に接続したい
との要望も多く聞かれる。
【0007】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたもので、通常のタップコンセントが備える汎用の差
込みプラグをも接続できる配線装置の提供を目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
にこの発明の配線装置は、配線用のケーブルを差込み固
定する電線接続部と、栓刃が突き出した汎用の差込みプ
ラグを差し込む汎用差込みプラグ接続部と、凹部内に栓
刃を有するハーネスプラグを嵌合固定するハーネスプラ
グ接続部とを装置本体に備え、電源接続部の内部に設け
た端子と、汎用差込みプラグ接続部の内部に設けた刃受
端子と、ハーネスプラグ接続部の内部に設けたハーネス
刃受端子とを装置本体の内部で電気的に導通させた構成
としてある。
【0009】この発明の配線装置によれば、ハーネスプ
ラグ接続部に加えて、汎用差込みプラグ接続部を備えて
いるので、ハーネスプラグのみならず、通常のタップコ
ンセントが備える汎用の差込みプラグをも接続すること
ができ、ユーザの要求に応じた各種の配線形態を実現す
ることができる。
【0010】勿論、ハーネスプラグ接続部も配線装置相
互間の接続等、基礎的な分岐配線に際しては必要不可欠
である。例えば、配線装置をユーザのデスクサイド等に
固定し、床下、天井裏、壁内等に施設してある既存の配
線装置と接続する場合は、ハーネスプラグ接続部を経由
した信頼性の高い分岐接続が好ましい。
【0011】また、電線接続部を装置本体の両側面に形
成するとともに、汎用差込みプラグ接続部を正面に形成
し、かつハーネスプラグ接続部を装置本体の背面に形成
することにより、電線接続部へのケーブル差込み方向に
対して、汎用差込みプラグ接続部への差込みプラグの差
込み方向およびハーネスプラグ接続部へのハーネスプラ
グの嵌合方向を略直角に設定すれば、装置本体の周面を
有効に利用して各接続部を形成でき小形化を図ることが
可能となる。
【0012】さらに、電線接続部に差し込まれたケーブ
ルを外部から視認可能な接続確認窓を装置本体に形成す
ることにより、信頼性の高い電線接続状態を確保するこ
とができる。
【0013】また、この発明の配線装置は、用途に応じ
て次の構成を備えたプラグ接続部増設ユニットまたは回
線接続ユニットを備えることもできる。 (イ)ハーネスプラグ接続部に嵌合可能な凹部を有する
ハーネスプラグ部と、栓刃が突き出した汎用の差込みプ
ラグを差し込み可能な汎用差込みプラグ増設接続部とを
ユニット本体に形成するとともに、ハーネスプラグ部の
凹部内に設けた栓刃と増設差込みプラグ接続部の内部に
設けた刃受端子とを電気的に導通させてなるプラグ接続
部増設ユニット
【0014】(ロ)ハーネスプラグ接続部に嵌合可能な
凹部を有する接続部と、モジュラージャックを接続する
モジュラーコンセント部と、該モジュラーコンセント部
と電気的に導通するとともにISDN回線ケーブルを接
続可能なケーブル端子とを含む回線接続ユニット
【0015】上記プラグ接続部増設ユニットを、装置本
体のハーネスプラグ接続部に嵌合することにより、汎用
の差込みプラグを差し込むことのできる接続部を増やす
ことができるので、OA機器の増設に対しても、大がか
りな配線レイアウトの変更作業を実施することなく手軽
にOA機器の電源を確保することが可能となる。
【0016】また、近年ISDN回線用通信機器の普及
により、室内の各所にISDN回線用のモジュラーコン
セントを施設したいという要望が増えているが、上記回
線接続ユニットを装置本体のハーネスプラグ接続部に嵌
合することで、モジュラーコンセントの機能を付加する
こともでき、ISDN回線に関するユーザの要求にも適
切に対応することができる。なお、回線接続ユニットの
増設において、ハーネスプラグ接続部は、同ユニットの
固定手段としてのみ機能し、他の接続部とモジュラーコ
ンセント部とを電気的に接続する構成とはなっていな
い。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して詳細に説明する。図1〜図6はこの
発明の実施形態に係る配線装置を示す図、図7〜図11
は同配線装置にの装置本体に増設されるプラグ接続部増
設ユニットを示す図、図12〜図17は同じく回線接続
ユニットを示す図、図18はハーネスプラグの一般的な
構成を示す斜視図である。
【0018】まず、図1〜図6を主に参照して配線装置
について説明する。この実施形態に係る配線装置は、装
置本体100の両側面に電線接続部110、同本体10
0の正面に汎用差込みプラグ接続部120、同本体10
0の背面にハーネスプラグ接続部130をそれぞれ形成
してある。
【0019】電線接続部110には、屋内配線に用いら
れる電源供給用のFケーブルを差し込むための複数の電
線差込み口111が形成してある。また、電線接続部1
10の内部には、図2に示すように、電線差込み口11
1に対応して複数の速結端子112が内蔵してある。
【0020】速結端子112は、周知のとおり固定端子
112aと押えばね112bからなり、電線差込み口1
11から差し込まれたFケーブルをこれら固定端子11
2aと押えばね112bとの間で挟持し、電気的な接続
状態を保持する。
【0021】また、電線接続部110の内部で各押えば
ね112bの挟持端と対向する部位には、解除部材11
3が挿入してある(図2参照)。さらに、装置本体10
0における据付け面と反対側の面には、各電線接続部1
10に対応してそれぞれ一対のスライド部材114が装
着してある。これら一対のスライド部材114は、中央
を境として対称にスライド自在である。
【0022】スライド部材114の底面には傾斜面(図
示せず)が形成してあり、また解除部材113にもこの
傾斜面と係合する傾斜面113aが形成してある。そし
て、一対のスライド部材114の境界部分にドライバ等
の工具を差込み、スライド部材114をスライド操作す
ると同部材114の傾斜面に沿って解除部材113が押
し込まれ、押えばね112bの解除端を押圧してFケー
ブルの挟持状態を解除する。
【0023】上述したとおり、スライド部材114は装
置本体100における据付け面と反対側の面に装着して
あるので、ユーザまたは作業員は同部材114に対面す
る方向から容易にFケーブルの解除操作を行うことがで
きる。
【0024】また、装置本体100における据付け面と
反対側の面には、接続確認窓115が穿設してあり、速
結端子112に挟持されたFケーブルの先端部分を外部
から視認できるようにしてある。この接続確認窓115
により、Fケーブルの接続状態を確認することで、信頼
性の高い電線接続状態を確保することができる。なお、
接続確認窓115には、透明プラスチックからなる防塵
カバー115aを嵌め込み、内部への塵埃の侵入を防止
してある。
【0025】汎用差込みプラグ接続部120には、一般
のOA機器の電源プラグやタップコンセントの延長コー
ドに装着された電源プラグ等に用いられている汎用差込
みプラグを差し込むことのできる複数のプラグ挿入口1
21が形成してある。また、汎用差込みプラグは、プラ
グ本体から栓刃が突き出した構造をしており、該栓刃を
根元まで差し込むために、汎用差込みプラグ接続部12
0のボス面120aは平坦面としてある。
【0026】汎用差込みプラグ接続部120の内部に
は、プラグ挿入口121に対応して刃受端子122が設
けてあり、この刃受端子122により汎用差込みプラグ
の栓刃を挟持し、電気的な接続状態を保持する。
【0027】ハーネスプラグ接続部130は、ハーネス
プラグを嵌合固定するように構成してある。図18に示
すように、ハーネスプラグ400は凹部401内に複数
の栓刃402を備えている。したがって、ハーネスプラ
グ接続部130は装置本体100のボス面から周壁13
0aを突き出して形成してあり、この周壁130aにハ
ーネスプラグ400の凹部401をがたつき無く嵌合固
定する。
【0028】ハーネスプラグ接続部130の先端面に
は、栓刃402を差し込む複数のプラグ挿入口131が
形成してある。ハーネスプラグ400の栓刃402は薄
肉の板状に形成されており、その形状に対応してプラグ
挿入口131も開口面積が狭小となっている(図1
(b)参照)。そこで、周壁130aにはハーネスプラ
グ400の嵌合方向に二本の案内溝132が形成してあ
り、これら案内溝132にハーネスプラグ400の凹部
401内に形成されている二本の案内凸条403を沿わ
せることで、栓刃402を確実にプラグ挿入口131へ
差し込むことができるようにしてある。
【0029】また、周壁130aの一部には係止溝13
3が形成してあり(図1(b)参照)、ハーネスプラグ
400に設けた抜止め部材404がこの係止溝133に
係合して、同プラグ400の抜けを防止する構造となっ
ている。
【0030】ハーネスプラグ接続部130の内部には、
プラグ挿入口131に対応してハーネス刃受端子134
が設けてあり、プラグ挿入口131から差し込まれた栓
刃402を挟持して、電気的な接続状態を保持する。
【0031】既述した速結端子112の固定金具112
a、刃受端子122、およびハーネス刃受端子134
は、それぞれ対応する極性のものが導通金具101で連
結してあり、相互に電気的な導通を確保してある(図2
参照)。なお、装置本体100は、各部材の組み付け
後、かしめ金具102によりかしめられて図1に示す形
態を保持する。
【0032】上述したとおりこの実施形態の配線装置
は、電線接続部110に配線用のFケーブルを接続する
とともに、ハーネスプラグ接続部130を用いて基礎的
な分岐配線を施設することができる。しかも、汎用差込
みプラグ接続部120に汎用差込みプラグを差し込むこ
とができるので、市販のタップコンセントを使い手軽に
OA機器等の電源を確保することができる。
【0033】また、この発明の配線装置をユーザのデス
クサイド等に固定し、床下、天井裏、壁内等に施設して
ある既存の配線装置とハーネスプラグ接続部130を経
由して接続すれば、この配線装置をタップコンセントと
して利用することもできる。このような用い方を簡易に
実現するために、装置本体100の据付け面にマグネッ
ト部材103をあらかじめ装着しておいてもよい(図2
参照)。
【0034】次に、配線装置の装置本体100に増設さ
れるプラグ接続部増設ユニットについて説明する(図7
〜図11参照)。プラグ増設ユニットは、増設ユニット
本体200にハーネスプラグ部210と汎用差込みプラ
グ増設接続部220とを備えている。
【0035】ハーネスプラグ部210には凹部211が
形成してある。この凹部211は、装置本体100に形
成したハーネスプラグ接続部130の周壁130aにが
たつき無く嵌合する形状寸法に形成してある。凹部21
1内には、薄肉の板状に形成した複数の栓刃212が設
けてある。これらの栓刃212は、装置本体100のハ
ーネスプラグ接続部130に形成したプラグ挿入口13
1から差し込まれ、同接続部130内のハーネス刃受端
子134と電気的に接続される。
【0036】また、凹部211内には嵌合方向に二本の
案内凸条213が形成してあり、これら案内凸条213
がハーネスプラグ接続部130の周壁130aに形成さ
れた案内溝132と係合して、栓刃212を確実にプラ
グ挿入口131へ差し込めるようにしてある。
【0037】さらに、ハーネスプラグ部210の周壁に
は、抜止め部材214が設けてある。この抜止め部材2
14の先端には、凹部211内に突き出す係止爪214
aが形成してあり(図8参照)、ハーネスプラグ部21
0を装置本体100に形成したハーネスプラグ接続部1
30に嵌合したとき、その係止爪214aが同接続部1
30の係止溝133と係合して、ハーネスプラグ部21
0の抜けを防止する。抜止め部材214は弾力性を有
し、基部214bを押圧操作することにより係止溝13
3に対する係止爪214aの係合状態を解除できる構造
となっている。
【0038】汎用差込みプラグ増設接続部220は、装
置本体100に形成した汎用差込みプラグ接続部120
と同様の構成となっている。すなわち、汎用差込みプラ
グ増設接続部220には、一般のOA機器の電源プラグ
やタップコンセントの延長コードに装着された電源プラ
グ等に用いられている汎用差込みプラグを差し込むこと
のできる複数のプラグ挿入口221が形成してある。ま
た、汎用差込みプラグは、プラグ本体から栓刃が突き出
した構造をしており、該栓刃を根元まで差し込むため
に、汎用差込みプラグ増設接続部220のボス面220
aは平坦面としてある。
【0039】汎用差込みプラグ増設接続部220の内部
には、プラグ挿入口221に対応して刃受端子222が
設けてあり、この刃受端子222により汎用差込みプラ
グの栓刃を挟持し、電気的な接続状態を保持する。な
お、栓刃212および刃受端子222は、それぞれ対応
する極性のものが導通金具201で連結してあり、相互
に電気的な導通を確保してある(図8参照)。また、増
設ユニット本体200は、各部材を組み付け後、かしめ
金具202によりかしめられて、図7に示す形態を保持
する。
【0040】上述したプラグ接続部増設ユニットは、装
置本体100に形成したハーネスプラグ接続部130に
ハーネスプラグ部210を嵌合し、栓刃212をハーネ
ス刃受端子134と電気的に接続することで、装置本体
100と一体化する。これにより、装置本体100に接
続できる汎用差込みプラグの数を増やすことができる。
したがって、OA機器の増設に伴い、ユーザは必要に応
じて同ユニットを買い足すだけで、増設したOA機器へ
電源を容易に確保することが可能となる。
【0041】次に、配線装置の装置本体100に増設さ
れる回線接続ユニットについて説明する(図12〜図1
7)。回線接続ユニットは、接続ユニット本体300に
接続部310、モジュラーコンセント部320、および
ケーブル端子330を備えている。
【0042】接続部310には凹部311が形成してあ
る。この凹部311は、装置本体100に形成したハー
ネスプラグ接続部130の周壁130aにがたつき無く
嵌合する形状寸法に形成してある。この凹部311は、
装置本体100に形成したハーネスプラグ接続部130
の周壁130aに嵌合固定する機能のみを有しており、
内部にハーネス刃受端子134と電気的接続を図る栓刃
は設けられていない。
【0043】凹部311内には嵌合方向に二本の案内凸
条312が形成してあり、これら案内凸条312がハー
ネスプラグ接続部130の案内溝132と係合して、ハ
ーネスプラグ接続部130の周壁130aへ円滑かつ適
正に嵌合できるようにしてある。
【0044】さらに、接続部310の周壁には、抜止め
部材313が設けてある。この抜止め部材313の先端
には、凹部311内に突き出す係止爪313aが形成し
てあり(図13参照)、接続部310を装置本体100
に形成したハーネスプラグ接続部130に嵌合したと
き、その係止爪313aが同接続部130の係止溝13
3と係合して、接続ユニット本体300の抜けを防止す
る。抜止め部材313は弾力性を有し、基部313bを
押圧操作することにより係止溝133に対する係止爪3
13aの係合状態を解除できる構造となっている。
【0045】モジュラーコンセント部320には、正面
にモジュラージャックを差込み固定する差込み口321
が形成してあり、この差込み口321の内部にモジュラ
ージャックの各接続電極と電気的に接続する複数の接続
導体(図示せず)が設けてある。
【0046】また、モジュラーコンセント部320の背
面側には、接続導体と各々電気的に導通する複数のケー
ブル端子330が並べて設けてある。これらケーブル端
子330には、ISDN回線ケーブルが接続される。
【0047】上記モジュラーコンセント部320とケー
ブル端子330は、同一のハウジング301にユニット
化してまとめられており、接続ユニット本体300に組
み込むだけの構成となっている(図13参照)。なお、
このユニット化されたモジュラーコンセント部320お
よびケーブル端子330については、公知のモジュラー
コンセントを用いることができる。接続ユニット本体3
00は、各部材を組み付け後、かしめ金具302により
かしめられて、図12に示す形態を保持する。。
【0048】上述した回線接続ユニットを装置本体10
0のハーネスプラグ接続部130に嵌合固定すること
で、この実施形態の配線装置にモジュラーコンセントの
機能を付加することもでき、ISDN回線に関するユー
ザの要求にも適切に対応することができる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
ハーネスプラグ接続部に加えて、汎用差込みプラグ接続
部を備えているので、ハーネスプラグのみならず、通常
のタップコンセントが備える汎用の差込みプラグをも接
続することができ、ユーザの要求に応じた各種の配線形
態を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態に係る配線装置の斜視図で
ある。
【図2】同配線装置の分解斜視図である。
【図3】同配線装置の平面図である。
【図4】同配線装置の正面図である。
【図5】同配線装置の背面図である。
【図6】同配線装置の側面図である。
【図7】同配線装置の装置本体に増設されるプラグ接続
部増設ユニットの斜視図である。
【図8】同プラグ接続部増設ユニットの分解斜視図であ
る。
【図9】同プラグ接続部増設ユニットの平面図である。
【図10】同プラグ接続部増設ユニットの正面図であ
る。
【図11】同プラグ接続部増設ユニットの背面図であ
る。
【図12】同配線装置の装置本体に増設される回線接続
ユニットの斜視図である。
【図13】同回線接続ユニットの分解斜視図である。
【図14】同回線接続ユニットの平面図である。
【図15】同回線接続ユニットの正面図である。
【図16】同回線接続ユニットの背面図である。
【図17】同回線接続ユニットの底面図である。
【図18】ハーネスプラグの一般的構成を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
100:装置本体 101:導通金具 103:マグネット部材 110:電線接続部 111:電線差込み口 112:速結端子 113:解除部材 114:スライド部材 115:接続確認窓 120:汎用差込みプラグ接続部 121:プラグ挿入口 122:刃受端子 130:ハーネスプラグ接続部 131:プラグ接続口 132:案内溝 133:係止溝 134:ハーネス刃受端子 200:増設ユニット本体 201:導通金具 210:ハーネスプラグ部 211:凹部 212:栓刃 213:案内凸条 214:抜止め部材 220:汎用差込みプラグ増設接続部 221:プラグ挿入口 222:刃受端子 300:接続ユニット本体 301:ハウジング 310:接続部 311:凹部 312:案内凸条 313:抜止め部材 320:モジュラーコンセン
ト部 330:ケーブル端子 400:ハーネスプラグ 401:凹部 402:栓刃

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配線用のケーブルを差込み固定する電線
    接続部と、栓刃が突き出した汎用の差込みプラグを差し
    込む汎用差込みプラグ接続部と、凹部内に栓刃を有する
    ハーネスプラグを嵌合固定するハーネスプラグ接続部と
    を装置本体に備えるとともに、 前記電源接続部の内部に設けた端子と、前記汎用差込み
    プラグ接続部の内部に設けた刃受端子と、前記ハーネス
    プラグ接続部の内部に設けたハーネス刃受端子とを前記
    装置本体の内部で電気的に導通させてなる配線装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の配線装置において、 前記電線接続部を前記装置本体の両側面に形成するとと
    もに、前記汎用差込みプラグ接続部を正面に形成し、か
    つ前記ハーネスプラグ接続部を前記装置本体の背面に形
    成することにより、前記電線接続部へのケーブル差込み
    方向に対して、前記汎用差込みプラグ接続部への差込み
    プラグの差込み方向および前記ハーネスプラグ接続部へ
    のハーネスプラグの嵌合方向を略直角に設定したことを
    特徴とする配線装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の配線装置におい
    て、 前記電線接続部に差し込まれたケーブルを外部から視認
    可能な接続確認窓を前記装置本体に形成したことを特徴
    とする配線装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか一項に記載し
    た配線装置において、 前記ハーネスプラグ接続部に嵌合可能な凹部を有するハ
    ーネスプラグ部と、栓刃が突き出した汎用の差込みプラ
    グを差し込み可能な汎用差込みプラグ増設接続部とをユ
    ニット本体に形成するとともに、前記ハーネスプラグ部
    の凹部内に設けた栓刃と前記増設差込みプラグ接続部の
    内部に設けた刃受端子とを電気的に導通させてなるプラ
    グ接続部増設ユニットを備えたことを特徴とする配線装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至3のいずれか一項に記載し
    た配線装置において、 前記ハーネスプラグ接続部に嵌合可能な凹部を有する接
    続部と、モジュラージャックを接続するモジュラーコン
    セント部と、該モジュラーコンセント部と電気的に導通
    するとともにISDN回線ケーブルを接続可能なケーブ
    ル端子とを含む回線接続ユニットを備えたことを特徴と
    する配線装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007261317A (ja) * 2006-03-27 2007-10-11 Mitsuba Corp アクチュエータ装置

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JP2007261317A (ja) * 2006-03-27 2007-10-11 Mitsuba Corp アクチュエータ装置

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