JPH11339597A - 傾動スイッチ - Google Patents

傾動スイッチ

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Publication number
JPH11339597A
JPH11339597A JP14818198A JP14818198A JPH11339597A JP H11339597 A JPH11339597 A JP H11339597A JP 14818198 A JP14818198 A JP 14818198A JP 14818198 A JP14818198 A JP 14818198A JP H11339597 A JPH11339597 A JP H11339597A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
tilt switch
coil spring
switch
converter
Prior art date
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Pending
Application number
JP14818198A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Kato
昌弘 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Kaiheiki Industry Co Ltd
Original Assignee
Nihon Kaiheiki Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nihon Kaiheiki Industry Co Ltd filed Critical Nihon Kaiheiki Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】極超小型傾動スイッチの組立を容易にし、堅牢
で品質の安定した安価な傾動スイッチを提供する。 【構成】ベース1にハウジング11を嵌合させた筐体内
底面部に切換節度機構部2と複数の接触端子5を配設
し、接触端子5を挟持するクリップ形可動接片6と、こ
の可動接片6を保持する転換子7を内蔵し、転換子7と
連動する操作部18の傾動操作により電路の開閉を行う
傾動スイッチの操作部18と転換子7の何れか一方に誘
込み用脚部20を突設し、他方に前記脚部20と係合す
る案内溝を設けるとともに転換子7に上下に貫通する縦
孔8を穿設して滑動棒21とコイルバネ22を挿通し、
脚部20と案内溝を誘いに操作部18を転換子7に係合
するとともに操作部に設けた傾動軸19をハウジング1
1に軸支し、コイルバネ22の自由端側を操作部18の
内面で押圧して滑動棒21に押下力を付勢するよう構成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯用電子機器等
に使用される極超小型傾動スイッチの構造に関し、組立
を容易にして歩留りの向上を図るとともに、極小操作部
の強度を確保することができる、安価で堅牢な傾動スイ
ッチに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の傾動スイッチは図7に示すよう
に、滑動棒51とコイルバネ52を収納するための縦孔
58に上底59が形成してあり、予めコイルバネ荷重が
付勢された滑動棒51を収納した転換子37をハウジン
グ41下方から組入れた後、ベース31をハウジング4
1に嵌合して構成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来は傾動スイッチの
ベースを嵌合させる組立時において、クリップ形可動接
片を複数の接触端子に挟持させながらコイルバネ荷重に
対向して滑動棒を押圧する必要があるため組立工程が難
しく、可動接片のクリップミス等も発生し易く、自動化
への阻害要因となっていた。従って、スイッチが小さい
程組立の困難さが増大するため一定以下の大きさのスイ
ッチを安定的に提供することが困難であった。また、操
作部の形状や色のバリエーションに対応するために、各
バリエーション毎に生産する必要があり、生産管理上の
コストが増大していた。さらに、操作部が小さくなれば
なる程操作部の強度を維持することが難しく、連続取付
け時に誤操作する危険性もあった。本発明は以上の問題
点を解決するために発明されたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】ベースにハウジングを嵌
合させた筐体内底面部に切換節度機構部と複数の接触端
子を配設し、接触端子を挟持するクリップ形可動接片
と、この可動接片を保持する転換子を内蔵し、転換子と
連動する操作部の傾動操作により電路の開閉を行う傾動
スイッチの操作部と転換子の何れか一方に誘込み用脚部
を突設し、他方に前記脚部と係合する案内溝を設けると
ともに転換子の略中央部を上下に貫通する縦孔を穿設し
て滑動棒とコイルバネを挿通し、前記脚部と案内溝を誘
いに操作部を転換子に係合して操作部に設けた傾動軸を
ハウジングに軸支するとともに、コイルバネの自由端側
を操作部の内面で押圧して滑動棒に押下力を付勢するよ
う構成する。
【0005】
【発明の実施の形態】滑動棒とコイルバネ及び操作部を
除く半製品を先行して組立てた後、滑動棒とコイルバネ
を転換子の縦孔に挿通し、ハウジングの上方から操作部
を嵌合軸支させることにより、スイッチの組立工程を簡
素化して工数負荷を著しく軽減し、歩留りと品質を向上
させることができる。また、半製品を在庫することによ
り、操作部の形状や色など様々なバリエーションに迅速
に対応することができる。さらに、ハウジングの外郭部
を上方に延長して前記操作部の外周に壁面を立設し、ハ
ウジング内側面に仕切部を設けたことにより、操作部側
からの塵埃の侵入を防止するとともに操作部の強度を向
上させ、隣り合ったスイッチの誤操作を阻止する効果も
発揮することができる。
【0006】
【実施例】以下、本実施例について図面を参照しながら
詳細に説明する。図1は本発明の実施例を表す正面断面
図、図2はその側面断面図、図3はその分解斜視図であ
る。これらの図において、ベース1には片極を構成する
3本の接触端子5を2列配列するとともに、極間中央部
にはスイッチの保持状態と操作切換節度感を与えるため
の切換節度機構部2と、またベース1の左右外郭部には
嵌合用の凸部3が対向して形成されている。
【0007】次に前記接触端子5に対応したクリップ形
の可動接片6を2個保持した転換子7が接触端子5を可
動接片6が挟持した状態で前記ベース1上に載置され
る。ベース1の上面部4と転換子7の下面部9は後述す
る操作部18の傾動軸19を回転軸とした円弧状に形成
し、また前記転換子7の中央部には縦孔8を上下に貫通
して穿設するとともに、該縦孔8の左右に案内溝10を
形成している。
【0008】スイッチ外郭部を構成するハウジング11
は角筒状に形成し、その略中間部の内側面に仕切部13
を設けている。この仕切部13の中央部には後述の操作
部18の傾動軸19を軸支する軸受部14と、転換子7
の上方への飛び出しと操作部18の陥没を阻止するスト
ッパ15を形成している。また、ハウジング11の下方
にはベース1の嵌合用の凸部3と掛止する穴部12を穿
設するとともに、ハウジング11の上面には操作部18
の傾動軸19を軸受部14へ誘い込むための面取部17
を形成している。
【0009】そして前記ベース1上に載置した転換子7
を内包するようにハウジング11を上方から被せてベー
ス1の嵌合用凸部3に嵌着して半製品を構成する。この
半製品状態において、前述のようにハウジング11の仕
切部13に形成したストッパ15が転換子7の飛び出し
を阻止しているため、可動接片6と接触端子5の挟持関
係は維持されている。
【0010】図4は本発明の実施例による前記半製品と
操作部18との組立途中の状態を表す断面図である。傾
動スイッチを完成するには、前記半製品の上方から滑動
棒21とコイルバネ22を転換子7の縦孔8に挿通した
後、前後に1対の傾動軸19を有する操作部18を上方
からハウジング11に組み入れるが、操作部18下方に
は組付けた状態でベース1上面にまで及ぶ長い脚部20
が垂下しているので、操作部18を組付ける時の転換子
7の案内溝10への誘い込みを極めて容易なものにして
いる。
【0011】このように構成された傾動スイッチは、完
成最終段階までコイルバネ22による反発力が付勢され
ないので、組立が著しく容易であり、合せて組立工程の
中間で可動接片6が接触端子5を確実に挟持しているこ
とを確認することができるため、一辺が数ミリサイズの
極超小型であるにもかかわらず、歩留まりが向上し品質
が安定するとともに組立作業の効率向上を図ることがで
き、安価で安定した傾動スイッチを提供することができ
る。
【0012】また、滑動棒21とコイルバネ22を挿通
する転換子7の縦孔8を貫通してコイルバネ荷重が転換
子7に加わらないように構成したので、僅かな間隙を維
持して操作部18と係合した転換子7に操作部18への
振動や衝撃力が伝わり難く、安定した接触状態を維持す
ることが可能となった。
【0013】図5及び図6は本発明の傾動スイッチの操
作部の形状を前記実施例の形状と異なるものに構成した
事例である。前記半製品の取扱いが容易なため、中間製
品として在庫することにより、操作部形状や種々の色に
即座に対応することが可能となり、生産納期を短縮する
ことができる。
【0014】また、ハウジング11の内側面に仕切部1
3を設けたので、操作部側からの塵埃の侵入を防止する
とともに操作部18の外周に壁面16を立設した構成と
なることから、操作部強度を向上して堅牢な傾動スイッ
チを得ることができ、合せて連続取付け時の誤操作防止
にも効果を発揮する。
【0015】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば次のような効果を奏することができる。 (1)転換子の略中央部を上下に貫通する縦孔を穿設し
て滑動棒とコイルバネを挿通し、脚部と案内溝を誘いに
操作部を転換子に係合するとともに操作部に設けた傾動
軸をハウジングに軸支し、コイルバネの自由端側を操作
部の内面で押圧して滑動棒に押下力を付勢する構成とし
たので、組立て時に可動接片が接触端子を確実にクリッ
プしていることを確認できるため、極小のスイッチにお
いても歩留まりが向上し、品質を安定させることができ
る。 (2)転換子の略中央部を上下に貫通する縦孔を穿設し
て滑動棒とコイルバネを挿通し、脚部と案内溝を誘いに
操作部を転換子に係合するとともに操作部に設けた傾動
軸をハウジングに軸支し、コイルバネの自由端側を操作
部の内面で押圧して滑動棒に押下力を付勢する構成とし
たので、スイッチ組付け作業が極めて容易になり、組立
作業負荷を著しく軽減するとともに自動化を容易にする
ことができる。 (3)操作部と転換子の何れか一方に誘込み用脚部を突
設し、他方に脚部と係合する案内溝を設けたので、操作
部の後付け工程が容易になり、組立時間を短縮すること
ができる。 (4)転換子の略中央部を上下に貫通する縦孔を穿設し
て滑動棒とコイルバネを挿通し、脚部と案内溝を誘いに
操作部を転換子に係合するとともに操作部に設けた傾動
軸をハウジングに軸支し、コイルバネの自由端側を操作
部の内面で押圧して滑動棒に押下力を付勢する構成とし
たので、滑動棒とコイルバネ及び操作部を除く半製品の
組立を先行して行うことにより、該半製品の取扱いが容
易となり、生産納期を短縮するとともに操作部のバリエ
ーションに伴う在庫管理コストを削減することができ
る。 (6)ハウジングの少なくとも1辺の外郭部を上方に延
長して前記操作部の外周に壁面を立設したので、操作部
強度を向上させ、連続取付け時の誤操作を防止すること
ができる。 (7)ハウジング内側面に仕切部を設けたので、操作部
側からの塵埃の侵入を防止するとともに、操作部への押
下荷重を受止めるストッパとなり、極超小型スイッチに
もかかわらず、堅牢な傾動スイッチを構成することがで
きる。 (8)転換子を貫通する縦孔に滑動棒とコイルバネを挿
通し、操作部の内面でコイルバネの自由端を押圧して滑
動棒に押圧力を付勢するように構成したので、転換子と
可動接片にコイルバネ荷重が加わらずに僅かな間隙を維
持して操作部と係合しているため、操作部への振動や衝
撃力が可動接片に伝わり難く、安定した接触状態を維持
することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の傾動スイッチの実施例を表す正面断面
図である。
【図2】本発明の傾動スイッチの実施例を表す側面断面
図である。
【図3】本発明の傾動スイッチの実施例を表す分解斜視
図である。
【図4】本発明の傾動スイッチの実施例の半製品と操作
部との組立途中の状態を表す断面図である。
【図5】本発明の傾動スイッチの操作部バリエーション
の一例を表す正面図である。
【図6】本発明の傾動スイッチの操作部バリエーション
の一例を表す正面図である。
【図7】従来の傾動スイッチの正面断面図である。
【符号の説明】
1、31 ベース 2 切換節度機構部 3 凸部 4 上面部 5、35 接触端子 6 可動接片 7、37 転換子 8、58 縦孔 9 下面部 10 案内溝 11、41 ハウジング 12 穴部 13 仕切部 14 軸受部 15 ストッパ 16 壁面 17 面取部 18、28、38、48 操作部 19 傾動軸 20 脚部 21、51 滑動棒 22、52 コイルバネ 59 上底

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースにハウジングを嵌合させた筐体内
    底面部に切換節度機構部と複数の接触端子を配設し、該
    接触端子を挟持するクリップ形可動接片と、該可動接片
    を保持する転換子を内蔵し、該転換子と連動する操作部
    の傾動操作により前記可動接片を揺動して前記接触端子
    の挟持関係を切換え電路の開閉を行う傾動スイッチにお
    いて、前記操作部と前記転換子の何れか一方に誘込み用
    脚部を突設し、他方に案内溝を設け、前記転換子の略中
    央部を上下に貫通する縦孔を穿設して滑動棒とコイルバ
    ネを挿通し、前記脚部と前記案内溝を誘いに前記操作部
    と前記転換子を係合するとともに前記操作部に傾動軸を
    設けて前記ハウジングに軸支し、前記コイルバネの自由
    端側を前記操作部の内面で押圧して前記滑動棒に押下力
    を付勢したことを特徴とする傾動スイッチ。
  2. 【請求項2】 前記ハウジングの少なくとも1辺の外郭
    部を延長して前記操作部の外周に壁面を立設するととも
    に、ハウジング内側面に仕切部を設けたことを特徴とす
    る請求項1記載の傾動スイッチ。
JP14818198A 1998-05-29 1998-05-29 傾動スイッチ Pending JPH11339597A (ja)

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JP14818198A JPH11339597A (ja) 1998-05-29 1998-05-29 傾動スイッチ

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JP14818198A JPH11339597A (ja) 1998-05-29 1998-05-29 傾動スイッチ

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JP (1) JPH11339597A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100350530C (zh) * 2004-03-11 2007-11-21 阿尔卑斯电气株式会社 开关装置
JP2020057469A (ja) * 2018-09-28 2020-04-09 Nkkスイッチズ株式会社 スイッチ装置

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CN100350530C (zh) * 2004-03-11 2007-11-21 阿尔卑斯电气株式会社 开关装置
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