JP3975211B2 - 鍵付きスイッチ - Google Patents
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Description
図5において、7はコモン端子を示し、6、6’は1対の孔端子を示し、14は1対の可動接点を有する可動接片を示し、15は下向きに弾性を有する接片駆動部材を示す。図5は押しボタン1の上部右端側を操作して、接片駆動部材15がコモン端子7の支点を超えて可動接片14が固定端子6側に反転接触したところを示す。
可動接片の他の従来例を図6を参照して説明する。
図6においては、可動接片14はその中央部から上向きに形成される駆動舌片142を有している。接片駆動部材15は駆動舌片142を下向きに押圧している。図6は押しボタン1の上部右端側を操作して、接片駆動部材15が駆動舌片142の死点を超えた結果、可動接片14が固定端子6側に反転接触したところを示す。
ここで、支点である可動接点部材14の中心部の存在する面を基準面と見た場合、可動接点1410が固定端子6の固定接点部61に係合圧接する位置は、基準面方向から垂直方向に離隔したところとなる。この結果、可動接点部材14の切り替えに際して、接片駆動部材15の先端である駆動凸部153が可動接片14の死点或いは支点を超えて一方の側からた他方の側へ切り替えられた瞬間、可動接点1410が固定接点部61に圧接したことによる固定接点部61の反作用は、U字状に屈曲した可動接片141を介して支点である接点支持部71に加えられることになる。そして、接片駆動部材15の先端である駆動凸部153がその一方の側からた他方の側へ切り替えられた瞬間、駆動凸部153の押圧力は切り替えられた他方の側に加えられ、この押圧力も可動接点部材14の支点である接点支持部71に加えられる。
また、可動接片141をU字の形状に曲げることでスイッチ本体の外径を小型にすることができ、電流容量の大きさに対し小型化を実現した。
図1を参照するに、図1(a)は鍵1を示し、図1(b)はロータ3を示し、図1(c)はタンブラ11を示し、図1(d)はバネ12を示し、図1(e)はケース4を示し、図1(f)はタンブラ11とバネ12をロータ3に組み込んで全体をケース4に前方から挿入嵌合したところを前方から視た図である。
円筒状のロータ3には、その円板状の前面板31の中心部から軸方向に延伸形成される鍵孔30が奥深く形成されている。33はタンブラバネ収容溝であり、ロータ3の上下から中心軸に向かって切削形成される。タンブラバネ収容溝33は、図1においては合計6
箇所に平行に形成されている。タンブラバネ収容溝33には図1(f)に示される如くタンブラ11とバネ12が収容される。タンブラ11は、その右側係合片111がバネ12により上向きにバイアスされると共に、左側係合片112がタンブラバネ収容溝33の一部に係合して、結局、タンブラバネ収容溝33に上向きに押し上げられた状態ににある。ロータ3の後端部からは、後で説明される接片駆動部材15に係合する操作突起32が軸方向に突出形成されている。
また、図4を参照するに、図4(a)は可動接点部材14を上から視たところを示し、図4(b)は可動接点部材14の両可動接片が駆動される共通面に直交する面の面方向に視たところを示す図であり、図4(c)は可動接点部材14の両可動接片が駆動される共通面の方向に視たところを示す図であり、図4(d)は図4(b)の可動接点部材14を両可動接片が駆動される共通面の方向に圧し開いて水平にしたところを示す図である。
11 タンブラ 111 右側係合片
112 右側係合片 12 バネ
13 押し棒 131 嵌合孔
14 可動接点部材 140 可動接点部材支持溝
141 可動接片 1410 可動接点
142 駆動舌片 1420 接片駆動部材係合孔
15 接片駆動部材 151 軸孔
152 操作突起係合部 153 駆動凸部
3 ロータ 30 鍵孔
31 前面板 32 操作突起
33 タンブラバネ収容溝 4 ケース
5 ブッシュ 6 固定端子
61 固定接点部 7 コモン端子
8 シャフト 9 ベース
91 中心孔 92 固定端子挿通孔
93 コモン端子挿通孔
Claims (2)
- 鍵1により回動制御されるロータ3により板材からなる可動接点部材14を切り替え制御する鍵付きスイッチであって、
上記可動接点部材14は、上記可動接点部材14を支持するための可動接点部材支持溝140を有する板面と、
この板面からこの板面と直交する方向にU字状に屈曲された一対の可動接片141と、
上記板面から上記直交する方向にU字状に屈曲すると共にU字状の両端部を更に上記板面に対向するように折り返し屈曲した一対の駆動舌片142とを有し、
上記一対の駆動舌片142の上記可動接点部材支持溝140との対向位置に接片駆動部材係合孔1420を形成した係合部を設け、
上記可動接点部材14を接点支持部71を有するコモン端子7に支持された状態で円筒状のケース4内に収容し、
固定接点部61を有する固定端子6を円筒状のケース4内にその内側面に沿って収容し、
たことを特徴とする鍵付きスイッチ。 - 請求項1に記載される鍵付きスイッチにおいて、
シャフト8が挿通される軸孔151が形成される接片駆動部材15を具備し、ベース9を具備し、固定端子6をその固定接点部61をベース9の内側面に沿わせた状態でベース9内に組み込み、コモン端子7をその接点支持部71を上向きにしてベース9の内側面に沿わせた状態でベース9内に組み込み、軸孔151にシャフト8を挿通して接片駆動部材15をベース9に組み込み、可動接点部材支持溝140をコモン端子7の接点支持部71に位置決めすると共に、接片駆動部材15を接片駆動部材係合孔1420に係合して可動接点部材14をベース9に組み込み、
以上の通りに組み立てられたベース9とロータ3とをロータ3を接片駆動部材15に係合させた状態でケース4に組み込んだことを特徴とする鍵付きスイッチ。
Priority Applications (1)
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JP2004181322A JP3975211B2 (ja) | 2004-06-18 | 2004-06-18 | 鍵付きスイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2004181322A JP3975211B2 (ja) | 2004-06-18 | 2004-06-18 | 鍵付きスイッチ |
Publications (2)
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JP2006004824A JP2006004824A (ja) | 2006-01-05 |
JP3975211B2 true JP3975211B2 (ja) | 2007-09-12 |
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Family Applications (1)
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JP (1) | JP3975211B2 (ja) |
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- 2004-06-18 JP JP2004181322A patent/JP3975211B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2006004824A (ja) | 2006-01-05 |
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