JPH11338561A - 定電流駆動装置 - Google Patents

定電流駆動装置

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JPH11338561A
JPH11338561A JP10148143A JP14814398A JPH11338561A JP H11338561 A JPH11338561 A JP H11338561A JP 10148143 A JP10148143 A JP 10148143A JP 14814398 A JP14814398 A JP 14814398A JP H11338561 A JPH11338561 A JP H11338561A
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current driving
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constant
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JP10148143A
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Shiro Nakagawa
士郎 中川
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TDK Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多数の電流駆動素子を、ほぼ同一の条件で駆
動し得る定電流駆動装置を提供する。 【解決手段】 電流検出抵抗器Rdにより電流を電圧信
号として検出する。電流供給回路21〜2nの切替回路
S11〜S1nは電流検出抵抗器Rd及び電流駆動素子
Z1〜Znの何れか一方に選択的に接続される。スイッ
チ回路S21〜S22は切替回路S11〜S1nが電流
検出抵抗器Rdに切り替えられたときはオンとなり、電
流駆動素子Z1〜Znに切り替えられたときはオフとな
なる。記憶手段SH1〜SHnはスイッチ回路S21〜
S2nがオンとなったとき、電流検出回路1から供給さ
れた電圧信号を記憶する。定電流回路D1〜Dnは記憶
手段SH1〜SHnから供給された記憶電圧信号に応じ
た定電流を電流駆動素子Z1〜Znに供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は有機エレクトロルミ
ネセンス素子(以下有機EL素子と称する)や発光ダイ
オード(以下LEDと称する)などの電流駆動素子を駆
動するのに適した定電流駆動装置に関する。本発明にお
いて、電流駆動素子とは、動作が供給される電流に依存
する素子をいう。
【0002】
【従来の技術】有機EL素子やLEDのような電流駆動
素子を用いた画像表示装置は、定電圧で駆動すると、電
極抵抗の影響を受け、画素の位置により発光輝度が異な
ってしまうという重大な欠陥を生じる。定電流で駆動し
た場合にはこのような問題を生じない。従って、有機E
L素子を用いた画像表示装置では、定電圧駆動ではな
く、電流駆動を採用することが理想である。
【0003】電流駆動素子を定電流で駆動する場合、そ
の発光輝度は、電流駆動素子に流れる電流値により、当
然、変化する。従って、定電流駆動回路を設けて、素子
の発光輝度のバラツキを押えることが必要になる。
【0004】一定輝度の表示装置であれば、一台の定電
流駆動回路の出力をスイッチで、切り替えることができ
るし、電流駆動素子数が少ない表示装置であれば、個々
の定電流駆動回路の出力を一定に調整することは、比較
的容易である。
【0005】しかし、例えば、(500×500)個の
有機EL素子またはLED等の電流駆動素子を用いた画
像表示装置を実現しようとすると、困難な問題に遭遇す
る。まず、上述したような個数の電流駆動素子を用いた
画像表示装置を実現するには、500個の定電流駆動回
路が必要になる。このような多数の定電流駆動回路は、
IC化しなければ実用にならない。
【0006】次に、画像表示装置では、例えば(500
×500)個も備えられる電流駆動素子を同一の条件で
駆動しなければならない。そのためには、例えば500
個も備えられる定電流駆動回路のそれぞれについて、電
流駆動素子を同一の条件で駆動するための調整手段を設
ける必要があり、極めて複雑で、実現性のない回路とな
ってしまう。
【0007】もし、調整手段を省略したとすれば、複数
の低電流駆動回路間での出力電流の変動が大きくなり、
電流駆動素子によって表現される画像の輝度変動を、視
覚上、我慢できる5%以下にすることは、極めて困難で
ある。
【0008】多数の定電流駆動回路を均一に作ることの
困難性は、定電圧駆動装置は非常に多くの種類が市販さ
れているのに、定電流駆動装置は、ほとんど市販されて
いないことが証明している。
【0009】技術的にいえば、電圧は基準電圧デバイス
との比較で簡単に測定できるが、電流の測定は、基準電
流デバイスがほとんど市販されていないので、一般に困
難である。したがって、電流値の測定には電流経路中に
挿入した抵抗に生じる電圧を測定し、オームの法則から
電流値に換算する。ここで、換算の基礎となる電流検出
抵抗器の抵抗値にバラツキがあっては、測定した電流値
もバラツくこととなる。つまり、電流値は、通常、電流
検出抵抗器の抵抗精度以上の測定はできない。
【0010】定電流デバイスを構成するとき、出力電流
値を観測し、その観測値が一定になるように制御する方
法が一般的であるが、電流の観測に用いられる抵抗がバ
ラツキなくつくれなくては、多数の定電流デバイスを作
ったとき、電流値がバラツくことになる。定電流駆動回
路をIC化する場合を想定すると、IC化技術では、素
子内の抵抗の比はかなり精度よくできるが、抵抗の絶対
値は大きく変動するのが普通である。したがって、バラ
ツキの少ない定電流デバイスを作るためには抵抗のトリ
ミングが必要となる。しかし、トリミングの導入はIC
の製造コストを極端に上昇させる。
【0011】結局、バラツキの少ないIC化定電流デバ
イスを製作しようとすると、電流観測抵抗を外付けにし
なければならず、表示装置の駆動回路のように、高密度
実装が必要なところでは全く実用的でない。つまり、バ
ラツキが少なく、IC化が可能で、実装面積の増大を抑
えた複数の電流供給回路を構成することは、従来技術の
単なる応用では解決できないことがわかる。
【0012】表示装置の駆動装置を対象としたものでは
ないが、バラツキの少ない複数の電流供給回路を得るた
めの従来例として、ハンマ駆動回路(特開昭53−82
133)や、D/Aコンバータを対象とした、定電流回
路例(特開昭59−83417)があるが、表示装置の
駆動装置には適用できない。
【0013】そのため、従来は、有機EL画像表示装置
を定電圧で駆動すると、電極抵抗の影響を受け、画素の
位置により発光輝度が異なってしまうという重大な欠陥
があり、画質上不利であるにもかかわらず、IC化が容
易な定電圧駆動回路が用いられてきた。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、IC
化の可能な定電流駆動装置を提供することである。
【0015】本発明のもう一つの課題は、部品点数が少
なく、回路構成を簡素化し得る定電流駆動装置を提供す
ることである。
【0016】本発明の更にもう一つの課題は、多数備え
られる電流駆動素子を、ほぼ同一の条件で駆動し得る定
電流駆動装置を提供することである。
【0017】本発明の更にもう一つの課題は、多数の電
流駆動素子をマトリクス状に配置したマトリクス装置を
実現するのに好適な定電流駆動装置を提供することであ
る。
【0018】本発明の更にもう一つの課題は、有機EL
素子またはLED等を用いた画像表示装置を実現するの
に好適な定電流駆動装置を提供することである。
【0019】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、本発明に係る定電流駆動装置は、電流検出回路
と、複数の電流供給回路とを含み、複数の電流駆動素子
を駆動する。
【0020】前記電流検出回路は、電流検出抵抗器を含
み、前記電流検出抵抗器により電流を電圧信号として検
出する。
【0021】前記電流供給回路は、前記電流駆動素子の
個数に応じた数だけ備えられている。電流供給回路のそ
れぞれは、個別的に、切替回路と、スイッチ回路と、記
憶手段と、定電流回路とを含んいる。
【0022】前記切替回路は、前記電流検出抵抗器及び
前記電流駆動素子の間で切り替えられ、何れか一方に選
択的に接続される。前記スイッチ回路は、前記切替回路
が前記電流検出抵抗器に切り替えられたときはオンとな
り、前記切替回路が前記電流駆動素子に切り替えられた
ときはオフとなる。前記記憶手段は、前記スイッチ回路
がオンとなったとき、前記スイッチ回路を通して前記電
流検出回路から前記電圧信号が供給され、かつ、供給さ
れた前記電圧信号を記憶する。
【0023】前記定電流回路は、前記切替回路が前記電
流検出抵抗器に接続されたときは前記電流検出抵抗器を
とともに負帰還回路ループを構成し、前記切替回路が前
記電流駆動素子に接続されたとき、前記電流駆動素子を
駆動する回路を構成し、前記記憶手段から供給された記
憶電圧信号に応じた定電流を、前記電流駆動素子に供給
する。
【0024】上述した本発明に係る定電流駆動装置にお
いて、切替回路が電流検出抵抗器に切り替えられると、
定電流回路は電流検出抵抗器とともに負帰還回路ループ
を構成する。このとき、電流検出抵抗器に、定電流回路
によって制御された電流が流れ、電圧降下を生じる。電
流検出回路は、電流検出抵抗器に流れる電流によって生
じた電圧降下分を電圧信号として検出し、出力する。定
電流回路は、電流検出抵抗器を含む負帰還回路ループを
構成しているから、定電流回路は電流検出抵抗器の電圧
降下が一定となるように駆動される。
【0025】切替回路が電流検出抵抗器に切り替えられ
たとき、これと同期して、スイッチ回路がオンとなる。
スイッチ回路がオンになると、スイッチ回路を通して、
電流検出回路から記憶手段に、電圧信号が供給される。
記憶手段はこの電圧信号を記憶する。
【0026】次に、切替回路が電流駆動素子に切り替え
られると、定電流回路は電流駆動素子に対する電流供給
回路を構成する。そして、記憶手段から供給された記憶
電圧信号に応じた定電流を、電流駆動素子に供給する。
この定電流値は切替回路が電流検出抵抗器の側に接続さ
れていたときと、等しい。
【0027】スイッチ回路は切替回路が電流駆動素子に
切り替えられたとき、それと同期して、オフとなる。ス
イッチ回路がオフになると、電流検出回路から記憶手段
への電圧信号の供給は停止するが、記憶手段は電圧信号
を記憶している。従って、スイッチ回路がオフになって
も、定電流回路は、記憶手段から供給される記憶電圧信
号に基づき、電流駆動素子に定電流を供給し続けること
ができる。これによって、電流駆動素子が駆動される。
【0028】本発明において、複数備えられた電流供給
回路のそれぞれは、個別的に、切替回路と、スイッチ回
路と、記憶手段と、定電流回路とを含んでいるから、上
述した回路作用が、電流供給回路毎に行われる。また、
電流供給回路は、電流駆動素子の個数に応じた数だけ備
えられるから、電流供給回路のそれぞれの個別的動作に
応じて、対応する電流駆動素子を、個別に駆動すること
ができる。
【0029】更に、複数備えられた電流供給回路のそれ
ぞれにおいて、定電流回路は、1つの電流検出抵抗器を
共用した負帰還動作を行うから、複数の定電流回路の特
性差を抑圧する。このため、複数の定電流回路に特性差
があった場合でも、電流駆動素子のそれぞれを、ほぼ一
定の電流で駆動することができる。
【0030】しかも、複数備えられた電流供給回路に対
して、電流検出回路を構成する電流検出抵抗器は1つで
済むから、部品点数が少なくなり、回路構成が簡素化さ
れる。
【0031】また、複数の電流検出抵抗器を用いた場合
に不可避であった検出抵抗値のばらつき、それに伴う電
流駆動素子の駆動条件の変動を回避することができる。
このため、多数備えられる電流駆動素子を、ほぼ同一の
条件で駆動し得る。
【0032】また、複数備えられる電流供給回路は、構
成が同じである。しかも、電流調整に用いられる電流検
出回路は、電流供給回路の外部にあって、電流供給回路
の間で共用されている。従って、IC化が極めて容易で
ある。部品点数が少なくなり、回路構成が簡素化され
る。
【0033】上述した本発明に係る定電流駆動装置によ
れば、多数の電流駆動素子をマトリクス状に配置したマ
トリクス装置を実現する場合にも、上述した利点が得ら
れる。特に、有機EL素子またはLED等を用いた画像
表示装置を実現するのに好適である。
【0034】電流検出回路、記憶手段及び定電流回路
は、電流検出回路に含まれる電流検出抵抗器に生じる電
圧信号、従って、定電流回路及び電流検出抵抗器に流れ
る電流が一定となるような負帰還制御系を構成する。記
憶回路は、この状態を記憶する。
【0035】好ましくは、電流検出回路は、電流検出抵
抗器に生じた電圧信号を、基準電圧信号と比較し、か
つ、反転増幅して、誤差電圧信号を出力する構成とす
る。そして、負帰還回路ループにより、定電流回路から
出力される電流を、誤差電圧が最小となるように制御す
る。これにより、定電流回路から出力される電流が一定
化される。
【0036】切替回路の切替動作及びスイッチ回路のス
イッチ動作は、周知の時分割制御により実行することが
できる。
【0037】本発明の他の目的、構成及び利点について
は、添付図面を参照し、更に詳しく説明する。図面は、
単に、例を示すに過ぎない。
【0038】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る定電流駆動装
置のブロック図である。図示するように、本発明に係る
定電流駆動装置は、電流検出回路1と、複数nの電流供
給回路21〜2nとを含み、複数の電流駆動素子Z1〜
Znを駆動する。電流駆動素子Z1〜Znは、有機エレ
クトロルミネセンス素子または発光ダイオードを含む。
実施例に示された定電流駆動装置は、制御回路3を含ん
でおり、制御回路3によって、全体の動作を統括制御す
る。
【0039】電流検出回路1は、電流検出抵抗器Rdを
含み、電流検出抵抗器Rdにより、電流を電圧信号とし
て検出する。電流検出抵抗器Rdの一端は、電源入力端
子Pに接続されている。実施例に示された電流検出回路
1は、差動アンプA1と、誤差アンプA2とを含んでい
る。検出抵抗Rdに生じた電圧は、差動アンプA1によ
り基準電圧Vrefと比較されるとともに、誤差アンプ
A2により反転増幅される。そして、反転増幅された誤
差電圧信号が、スイッチ回路S21〜S2nを通して、
記憶手段としてのサンプルホールド回路SH1〜SHn
に供給される。基準電圧Vrefは、一定値であっても
よいし、可変であってもよい。基準電圧Vrefが可変
である場合、これを制御信号入力として、信号で制御さ
れた電流供給回路とすることができる。
【0040】電流供給回路21〜2nは、電流駆動素子
Z1〜Znの個数に応じた数nだけ備えられている。電
流供給回路21〜2nのそれぞれは、個別的に、切替回
路S11〜S1nと、スイッチ回路S21〜S2nと、
記憶手段SH1〜SHnと、定電流回路D1〜Dnとを
含んいる。
【0041】切替回路S11〜S1nは、電流検出抵抗
器Rd及び電流駆動素子Z1〜Znの間で切り替えら
れ、何れか一方に選択的に接続される。スイッチ回路S
21〜S2nは、切替回路S11〜S1nが電流検出抵
抗器Rdに切り替えられたときはオンとなり、切替回路
S11〜S1nが電流駆動素子Z1〜Znに切り替えら
れたときはオフとなる。切替回路S11〜S1nの切替
動作及びスイッチ回路S21〜S2nのスイッチ動作
は、周知の時分割制御により実行することができる。切
替回路S11〜S1nの切替動作及びスイッチ回路S2
1〜S2nのスイッチ動作は、同期させることは必要で
あるが、時間的に全く重なる動作である必要はなく、時
間的なずれがあってもよい。
【0042】切替回路S11〜S1n及びスイッチ回路
S21〜S2nは、駆動回路4によって駆動される。図
では、切替回路S11〜S1nの一つ、及び、スイッチ
回路S21〜S2nの一つに対して、同一の配線で、駆
動回路4から駆動信号を与えるようになっているが、こ
れは、両者の同期駆動を示すための表示に過ぎない。任
意の配線をとることができる。
【0043】記憶手段SH1〜SHnは、スイッチ回路
S21〜S2nがオンとなったとき、スイッチ回路S2
1〜S2nを通して電流検出回路1から誤差電圧信号が
供給され、かつ、供給された誤差電圧信号を記憶する。
記憶手段SH1〜SHnは、例えば、サンプルホールド
回路等のアナログ記憶回路であってもよいし、デジタル
回路であってもよい。記憶手段SH1〜SHnをディジ
タル回路で構成する場合、電流供給回路のバラツキ情報
をメモリに記憶し、その記憶値により各電流供給回路の
補正をすることをも含むことができる。
【0044】定電流回路D1〜Dnは、切替回路S11
〜S1nが電流検出抵抗器Rdに接続されたとき、電流
検出抵抗器Rdとともに、負帰還回路ループを構成す
る。この回路ループは、負帰還ループであるから、誤差
アンプA2から出力される誤差電圧信号が最小となるよ
うに、定電流回路D1〜Dnを制御する。この制御動作
により、電流検出抵抗器Rdの電圧降下が、定電流回路
D1〜Dnのそれぞれにおいて、基準電圧Vrefと等
しくなる。
【0045】定電流回路D1〜Dnは、切替回路S11
〜S1nが電流駆動素子Z1〜Znに接続されたとき、
電流駆動素子Z1〜Znを駆動する回路を構成し、記憶
手段SH1〜SHnから供給された記憶電圧信号に応じ
た定電流を、電流駆動素子Z1〜Znに供給する。
【0046】上述した本発明に係る定電流駆動装置にお
いて、切替回路S11〜S1nが電流検出抵抗器Rdに
切り替えられると、定電流回路D1〜Dnは電流検出抵
抗器Rdとともに負帰還回路ループを構成する。このた
め、電流検出抵抗器Rdに定電流回路D1〜Dnによっ
て制御された電流が流れ、電圧降下を生じる。電流検出
回路1は、電流検出抵抗器Rdに流れる電流によって生
じた電圧降下分を電圧信号として検出し、出力する。、
電流検出抵抗器Rdに生じた電圧は、差動アンプA1に
より基準電圧Vrefと比較され、その誤差電圧信号が
誤差アンプA2により反転増幅される。この場合、負帰
還制御作用により、誤差アンプA2から出力される誤差
電圧信号は、前述した負帰還制御作用により、最小とな
るように制御される。
【0047】次に、切替回路S11〜S1nが電流駆動
素子Z1〜Znに切り替えられると、定電流回路D1〜
Dnは電流駆動素子Z1〜Znを含むオープン回路ルー
プを構成する。そして、記憶手段SH1〜SHnから供
給された記憶電圧信号に応じた定電流を、電流駆動素子
Z1〜Znに供給する。
【0048】スイッチ回路S21〜S2nは、切替回路
S11〜S1nが電流駆動素子Z1〜Znに切り替えら
れたとき、それと同期して、オフとなる。スイッチ回路
S21〜S2nがオフになると、電流検出回路1から記
憶手段SH1〜SHnへの電圧信号の供給は停止する
が、記憶手段SH1〜SHnは先に与えられた電圧信号
を記憶している。従って、スイッチ回路S21〜S2n
がオフになっても、定電流回路D1〜Dnは、記憶手段
SH1〜SHnから供給される記憶電圧信号に基づき、
電流駆動素子Z1〜Znに定電流を供給し続けることが
できる。これによって、電流駆動素子Z1〜Znが駆動
される。
【0049】本発明において、複数備えられた電流供給
回路21〜2nのそれぞれは、個別的に、切替回路S1
1〜S1nと、スイッチ回路S21〜S2nと、記憶手
段SH1〜SHnと、定電流回路D1〜Dnとを含んで
いるから、上述した回路作用が、電流供給回路21〜2
nのそれぞれ毎に行われる。しかも、電流供給回路21
〜2nは、電流駆動素子Z1〜Znの個数に応じた数だ
け備えられるから、電流供給回路21〜2nのそれぞれ
の個別的動作に応じて、対応する電流駆動素子Z1〜Z
nを、個別に駆動することができる。
【0050】しかも、複数備えられた電流供給回路21
〜2nに対して、電流検出回路1は1つで済み、電流検
出抵抗器Rdも1つで済むから、部品点数が少なくな
り、回路構成が簡素化される。
【0051】また、複数の電流検出抵抗器を用いた場合
に不可避であった抵抗値のばらつき、それに伴う電流駆
動素子Z1〜Znの駆動条件の変動を回避することがで
きる。このため、多数備えられる電流駆動素子Z1〜Z
nを、ほぼ同一の条件で駆動し得る。
【0052】また、複数備えられる電流供給回路21〜
2nは、構成が同じである。しかも、電流検出回路1
は、電流供給回路21〜2nの外部にあって、電流供給
回路21〜2nの間で共用されている。従って、IC化
が極めて容易である。
【0053】図2は本発明に係る定電流駆動装置の別の
実施例を示すブロック図である。図において、図1に示
された実施例の構成部分と同一の構成部分に対しては、
同一の参照符号を付してある。この実施例の特徴は、電
流駆動素子Z1〜Znが、切替回路S11〜S1nと、
電源入力端子Pから導かれた配線との間に接続されてい
ることである。電源入力端子Pには動作電源VB1が供
給される。この実施例の場合も、図1の実施例と、同一
の作用効果を生じることは明らかである。
【0054】図3は本発明に係る定電流駆動装置の別の
実施例を示すブロック図である。図において、図1及び
図2に示された実施例の構成部分と同一の構成部分に対
しては、同一の参照符号を付してある。この実施例の特
徴は、電流駆動素子Z1〜Znが、切替回路S11〜S
1nと、電源入力端子P1とは異なる電源入力端子P2
との間に接続されていることである。この回路構成によ
れば、電流検出抵抗器Rdの動作電源VB1と、電流駆
動素子Z1〜Znの動作電源VB2が別になっているこ
とである。
【0055】この場合も、定電流回路D1〜Dnは、電
流検出抵抗器Rdの電圧降下分によって定まる電圧信号
によって、出力電流が定まるので、電流駆動素子Z1〜
Znに対しては、図1、図2の場合と同じ電流を供給す
ることができる。従って、実施例の場合も、図1、2の
実施例と、同一の効果を生じることは明らかである。ま
た、図3に示した実施例の場合、電流駆動素子Z1〜Z
nに印加されるべき電圧を適切に選択できる利点が得ら
れる。
【0056】図4は本発明に係る定電流駆動装置を用い
たマトリクス装置のブロック図である。図において、図
1〜図3に示された実施例の構成部分と同一の構成部分
に対しては、同一の参照符号を付してある。図4は有機
EL素子などの電流駆動素子による表示装置に適用する
ためのマトリクス装置を示している。図4において、有
機EL素子などの電流駆動素子Z11〜Znnがn行×
n列のマトリクスとして配置されいる。行R1〜Rnに
は、通常技術による行ドライバRD1〜RDnが配置さ
れ、列C1〜Cnには本発明に係る定電流駆動装置21
〜2nが接続されている。行R1〜Rnと列C1〜Cn
の交点には発光素子Z11〜Znnが接続されている。
列ドライバを構成する定電流駆動装置21〜2nは、切
替回路S11〜S1nにより順次選択されて、行R1〜
Rnとは別の動作電源VB1に接続された電流検出抵抗
器Rdに接続される。
【0057】切替回路S11〜S1nの電流検出抵抗器
Rd側でない方はマトリクスの列C1〜Cnに接続され
る。電流検出抵抗器Rdの両端の電圧は差動アンプA
1、誤差アンプA2により基準電圧Vrefと比較さ
れ、かつ、反転増幅されて、列ドライバを構成する定電
流駆動回路21〜2nの入力側に帰還される。
【0058】このマトリクス装置における定電流動作
は、これまでの説明から自明であり、各発光素子は素子
自身のインピーダンスや、しきい値、あるいは行や列の
ラインインピーダンスにバラツキがあっても、電流検出
回路1及び定電流駆動装置21〜2nによる精密な定電
流駆動により、高品質な画像を表示できる。
【0059】この実施例では、電流駆動素子Z11〜Z
nnの動作電源VB2と、電流検出抵抗器Rdの動作電
源VB1は、別になっている。これによって、マトリク
ス装置の各行R1〜Rnに、電流検出抵抗器Rdを設置
する必要がないので、マトリクス装置の構成が簡単にな
る。
【0060】図5は図1〜図3に示した定電流駆動装置
及び図4に示したマトリクス装置に用い得る記憶手段S
H1〜SHn及び定電流回路D1〜Dnの具体的回路を
示している。
【0061】まず、記憶手段SH1〜SHnはサンプル
ホールド回路によって構成されている。以下、この実施
例では、記憶手段SH1〜SHnはサンプルホールド回
路として説明する。サンプルホールド回路SH1〜SH
nは、スイッチ回路S21〜S2nが閉じときに供給さ
れる誤差アンプA2の出力電圧を記憶する。
【0062】定電流回路D1〜Dnに備えられたトラン
ジスタQ1のゲートGは、サンプルホールド回路SH1
〜SHnの出力に接続されている。サンプルホールド回
路SH1〜SHnは、コンデンサC1と、インピーダン
ス変換器A3を含んでいる。定電流回路D1〜Dnの入
力インピーダンスが十分に高い場合には、インピーダン
ス変換器A3は省略できる。
【0063】スイッチ回路S21〜S2nがオフになっ
た場合、サンプルホールド回路SH1〜SHnによっ
て、誤差アンプA2から、スイッチ回路S21〜S2n
を通して与えられるサンプル値(電圧値)がホールドさ
れるので、定電流回路D1〜Dnは、サンプルホールド
回路SH1〜SHnのホールド値に従った定電流を電流
駆動素子Z1〜Znに流し続ける。
【0064】サンプルホールド回路SH1〜SHnの精
度を0.5%程度にすることは容易であり、切替回路S
11〜S1nのオン抵抗のバラツキは定電流動作に影響
しない。従って、この実施例によれば、かなり大規模な
数の定電流回路D1〜Dnを構成しても、電流値のバラ
ツキを1%以内に抑えることができる。
【0065】次に、定電流回路D1〜Dnは、トランジ
スタQ1のソース電極に抵抗Rs1を接続して構成され
ている。定電流回路D1〜Dnの電流値は誤差電圧で補
正されるので、抵抗Rs1はIC内で構成できる抵抗値
バラツキの大きな抵抗でよい。トランジスタQのドレイ
ンDは電流駆動素子Z1〜Znを通して電源電圧VB1
に接続される。ソースSは抵抗Rs1を通して接地され
る。
【0066】ゲートGに一定電圧Vgが与えられている
ものとすると、ゲート電位Vgが一定ならソースSの電
位は一定であるから、トランジスタQ1が能動領域にあ
る限り、電流駆動素子Z1〜Znが変動しても、電流駆
動素子Z1〜Znには一定の電流が流れる。トランジス
タQ1はFETであっても、バイポーラ型でもよい。
【0067】図6は図1〜図3に示した定電流駆動装置
及び図4に示したマトリクス装置に用い得る記憶手段S
H1〜SHn及び定電流回路D1〜Dnの更に別の具体
的回路を示している。図において、図5の実施例と同一
の構成部分については同一の参照符号を付してある。こ
の実施例の特徴は、定電流回路D1〜Dnを構成するト
ランジスタQ1のドレイン側に、直列に、可変インピー
ダンス手段となるトランジスタQ2を接続したことであ
る。この実施例によれば、トランジスタQ2のゲートG
2に制御信号を与えて、電流駆動素子の駆動条件を調整
することができる。
【0068】図7は図1〜図3に示した定電流駆動装置
及び図4に示したマトリクス装置に用い得る記憶手段S
H1〜SHn及び定電流回路D1〜Dnの更に別の具体
的回路を示している。図において、図5の実施例と同一
の構成部分については同一の参照符号を付してある。こ
の実施例の特徴は、定電流回路D1〜Dnがカレントミ
ラー回路によって構成されていることである。トランジ
スタQ11、Q12は同特性とする。実際、同一チップ
上に構成されたトランジスタはほとんど同特性である。
【0069】ここで、トランジスタQ11のベースに電
流iが流れたとすると、トランジスタQ12はトランジ
スタQ11と同特性であるから、トランジスタQ12の
ベースにも電流iが流れる。トランジスタQ11、Q1
2の電流増幅率をβとすると、トランジスタQ11のコ
レクタ、及び、トランジスタQ12のコレクタには同一
電流(β×i)が流れるから、端子Bから流入する電流
は(2+β)×i、電流駆動素子Z1〜Znを流れる電
流は(β×i)である。
【0070】ここで、β≫2であれば(2+β)≒βで
あるから、端子Bから流入する電流は(β×i)とな
る。端子Bから流入する入力電流が一定であれば、電流
駆動素子Z1〜Znの如何にかかわらず、電流駆動素子
Z1〜Znに流れる電流は一定になる。
【0071】実施例において、ベース抵抗R1を通して
端子Bに与えられる電圧Vbは、電流検出抵抗基Rdに
生じる電圧が一定となるように制御された誤差電圧信号
である。従って、ベース抵抗R1のバラツキは、誤差電
圧信号Vbによって補正されるので、電流駆動素子Z1
〜Znには一定の電流が流れる。
【0072】図8は図1〜図3に示した定電流駆動装置
及び図4に示したマトリクス装置に用い得る記憶手段S
H1〜SHn及び定電流回路D1〜Dnの更に別の具体
的回路を示している。図において、図5〜図7のの実施
例と同一の構成部分については同一の参照符号を付して
ある。この実施例の特徴は、記憶手段SH1〜SHnが
デジタルメモリを含むことである。メモリMの入力側に
は、A/D変換器AD1が備えられ、出力側にはD/A
変換器DA1が接続されている。この回路によればデジ
タル処理が可能である。図示は省略するが、その他の知
られた定電流回路を採用できることは勿論である。
【0073】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、次
のような効果を得ることができる。 (a)IC化の可能な定電流駆動装置を提供することが
できる。 (b)部品点数が少なく、回路構成を簡素化し得る定電
流駆動装置を提供することができる。 (c)多数備えられる電流駆動素子を、ほぼ同一の条件
で駆動し得る定電流駆動装置を提供することができる。 (d)多数の電流駆動素子をマトリクス状に配置したマ
トリクス装置を実現するのに好適な定電流駆動装置を提
供することができる。 (e)有機EL素子またはLED等を用いた画像表示装
置を実現するのに好適な定電流駆動装置を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る定電流駆動装置のブロック図であ
る。
【図2】本発明に係る定電流駆動装置の別の実施例を示
すブロック図である。
【図3】本発明に係る定電流駆動装置の別の実施例を示
すブロック図である。
【図4】本発明に係る定電流駆動装置を用いたマトリク
ス装置のブロック図である。
【図5】図1〜図3に示した定電流駆動装置及び図4に
示したマトリクス装置に用い得る記憶手段及び定電流回
路の具体的な回路図である。
【図6】図1〜図3に示した定電流駆動装置及び図4に
示したマトリクス装置に用い得る記憶手段及び定電流回
路の更に別の具体的な回路図である。
【図7】図1〜図3に示した定電流駆動装置及び図4に
示したマトリクス装置に用い得る記憶手段及び定電流回
路の更に別の具体的な回路図である。
【図8】図1〜図3に示した定電流駆動装置及び図4に
示したマトリクス装置に用い得る記憶手段及び定電流回
路の更に別の具体的な回路図である。
【符号の説明】
1 電流検出回路 21〜2n 電流供給回路 S11〜S1n 切替回路 S21〜S2n スイッチ回路 D1〜Dn 定電流回路 Z1〜Zn 電流駆動素子
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年6月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】もし、調整手段を省略したとすれば、複数
定電流駆動回路間での出力電流の変動が大きくなり、
電流駆動素子によって表現される画像の輝度変動を、視
覚上、我慢できる5%以下にすることは、極めて困難で
ある。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0039
【補正方法】変更
【補正内容】
【0039】電流検出回路1は、電流検出抵抗器Rdを
含み、電流検出抵抗器Rdにより、電流を電圧信号とし
て検出する。電流検出抵抗器Rdの一端は、電源入力端
子Pに接続されている。実施例に示された電流検出回路
1は、差動アンプA1と、誤差アンプA2とを含んでい
る。検出抵抗Rdに生じた電圧は、差動アンプA1およ
び誤差アンプA2により基準電圧Vrefと比較される
とともに反転増幅される。そして、反転増幅された誤差
電圧信号が、スイッチ回路S21〜S2nを通して、記
憶手段としてのサンプルホールド回路SH1〜SHnに
供給される。基準電圧Vrefは、一定値であってもよ
いし、可変であってもよい。基準電圧Vrefが可変で
ある場合、これを制御信号入力として、信号で制御され
た電流供給回路とすることができる。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電流検出回路と、複数の電流供給回路と
    を含み、複数の電流駆動素子を駆動する定電流駆動装置
    であって、 前記電流検出回路は、電流検出抵抗器を含み、前記電流
    検出抵抗器により電流を電圧信号として検出し、 前記電流供給回路は、前記電流駆動素子の個数に応じた
    数だけ備えられ、それぞれは、個別的に、切替回路と、
    スイッチ回路と、記憶手段と、定電流回路とを含んでお
    り、 前記切替回路は、前記電流検出抵抗器及び前記電流駆動
    素子の間で切り替えられ、 前記スイッチ回路は、前記切替回路が前記電流検出抵抗
    器に切り替えられたときはオンとなり、前記切替回路が
    前記電流駆動素子に切り替えられたときはオフとなり、 前記記憶手段は、前記スイッチ回路がオンとなったと
    き、前記スイッチ回路を通して前記電流検出回路から前
    記電圧信号が供給され、かつ、供給された前記電圧信号
    を記憶し、 前記定電流回路は、前記切替回路が前記電流検出抵抗器
    に切り替えられたときは前記電流検出抵抗器とともに負
    帰還回路ループを構成し、前記切替回路が前記電流駆動
    素子に切り替えられたときは、前記電流駆動素子を駆動
    する回路を構成し、前記記憶手段から供給された記憶電
    圧信号に応じた定電流を、前記電流駆動素子に供給する
    定電流駆動装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された定電流駆動装置で
    あって、 前記電流検出回路は、前記電流検出抵抗器に生じた電圧
    信号を、基準電圧信号と比較して、差電圧信号を出力す
    る定電流駆動装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載された定電流駆動装置で
    あって、前記基準電圧信号は一定である定電流駆動装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載された定電流駆動装置で
    あって、 前記基準電圧信号は、可変である定電流駆動装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4の何れかに記載された定
    電流駆動装置であって、 前記電流検出抵抗器及び前記電流駆動素子は、電源を共
    通にする定電流駆動装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至4の何れかに記載された定
    電流駆動装置であって、 前記電流検出抵抗器及び前記電流駆動素子は、電源を別
    にする定電流駆動装置。
  7. 【請求項7】 定電流駆動装置と、複数の電流駆動素子
    とを含むマトリクス装置であって、 前記複数の電流駆動素子は、平面上にマトリクス状に配
    置されており、前記定電流駆動装置は、請求項1乃至6
    の何れかでなり、前記電流駆動素子を駆動するマトリク
    ス装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載されたマトリクス装置で
    あって、 前記電流駆動素子は、有機エレクトロルミネセンス素子
    または発光ダイオードの何れかを含むマトリクス装置。
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