JPH11338486A - 車両用エンジン音発生装置 - Google Patents

車両用エンジン音発生装置

Info

Publication number
JPH11338486A
JPH11338486A JP14877698A JP14877698A JPH11338486A JP H11338486 A JPH11338486 A JP H11338486A JP 14877698 A JP14877698 A JP 14877698A JP 14877698 A JP14877698 A JP 14877698A JP H11338486 A JPH11338486 A JP H11338486A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
vehicle
engine sound
storage device
reproducing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14877698A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiya Matsushima
誠也 松島
Noriyoshi Sawai
典美 沢井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Access Corp
Original Assignee
Honda Access Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Access Corp filed Critical Honda Access Corp
Priority to JP14877698A priority Critical patent/JPH11338486A/ja
Publication of JPH11338486A publication Critical patent/JPH11338486A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両に搭載することでその車両のエンジン音
とは異なるエンジン音を発生させることができ、これに
よりあたかも別の車両に乗って運転しているかのような
雰囲気を味わうことができ、新鮮な心持ちで運転を楽し
んだり、車本来の運転の楽しさを再認識したりできる画
期的な車両用エンジン音発生装置を提供すること。 【解決手段】 車両のエンジン音を記憶する記憶装置1
と、この記憶装置1に記憶されるエンジン音を再生する
再生装置2とを備え、前記記憶装置1に異なるエンジン
音を複数記憶し、前記再生装置2をこの記憶装置1に記
憶された複数のエンジン音を選定して再生する選定機構
3を備えた選定再生装置2とした車両用エンジン音発生
装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、運転している車両
のエンジン音とは異なるエンジン音を発生させて別の車
両に乗っているような雰囲気を味わいながら運転を楽し
むことができる車両用エンジン音発生装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】例えば
高価な高級車や一見派手なスポーツカーなどに強い憧れ
を抱く人も少なくなく、このような憧れを抱く人の中に
は何とか高級車やスポーツカーに乗っているような雰囲
気だけでも味わいたい或いは、現実にそのような車種を
運転したくはないがその雰囲気だけを味わいたいという
要望を持つ人も多い。
【0003】また、一般に車両のエンジン音は、騒音と
ならないように消音器によって消音されているが、特に
スポーツタイプの車両を好む人にとっては、この消音さ
れたエンジン音に物足りなさを感じる人もいる。
【0004】また、電気自動車の研究も進み、実用化に
至っており、乗用車として汎用化する時代も近く、この
電気自動車においても、心地良いガソリンエンジン音の
響きが切望されることも予想され、またあまりに静かで
あるために運転者にとっても運転の自覚が失われて車本
来のドライビングの楽しさも半減してしまい、また歩行
者も車両の接近に気づかない場合も考えられる。
【0005】本発明は、このような現状から発想の転換
を図って前述のような運転者の要望を見い出し完成した
もので、車両に搭載することでその車両のエンジン音と
は異なるエンジン音を発生させることができ、これによ
りあたかも別の車両に乗って運転しているかのような雰
囲気を味わうことができ、新鮮な心持ちで運転を楽しん
だり、車本来の運転の楽しさを再認識したりできる画期
的な車両用エンジン音発生装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
【0007】車両のエンジン音を記憶する記憶装置1
と、この記憶装置1に記憶されるエンジン音を再生する
再生装置2とを備え、前記記憶装置1に異なるエンジン
音を複数記憶し、前記再生装置2をこの記憶装置1に記
憶された複数のエンジン音を選定して再生する選定機構
3を備えた選定再生装置2としたことを特徴とする車両
用エンジン音発生装置に係るものである。
【0008】また、車両のエンジン音を記憶する記憶装
置1と、この記憶装置1に記憶されるエンジン音を再生
する再生装置2とを備え、前記記憶装置1に異なるエン
ジン音を複数記憶し、前記再生装置2をこの記憶装置1
に記憶された複数のエンジン音を車両エンジンの回転数
若しくは車両の走行速度に応じて選定して再生する選定
機構3を備えた選定再生装置2としたことを特徴とする
請求項1記載の車両用エンジン音発生装置に係るもので
ある。
【0009】また、車両のエンジン音を記憶する記憶装
置1と、この記憶装置1に記憶されるエンジン音を再生
する再生装置2とを備え、前記記憶装置1に異なる車種
のエンジン音を複数記憶し、前記再生装置2をこの記憶
装置1に記憶された複数のエンジン音を選定して再生す
る選定機構3を備えた選定再生装置2としたことを特徴
とする請求項1,2のいずれか1項に記載の車両用エン
ジン音発生装置に係るものである。
【0010】また、車両のエンジン音を記憶する記憶装
置1と、この記憶装置1に記憶されるエンジン音を再生
する再生装置2とを備え、前記再生装置2を前記記憶装
置1に記憶したエンジン音を車両エンジン若しくは駆動
モータの回転数又は車両の走行速度に応じて変化させて
再生する加工機構4を備えた加工再生装置2としたこと
を特徴とする車両用エンジン音発生装置に係るものであ
る。
【0011】また、車両のエンジン音を記憶する記憶装
置1と、この記憶装置1に記憶されるエンジン音を再生
する再生装置2とを備え、前記記憶装置1に異なるエン
ジン回転数や異なる車両の走行速度におけるエンジン音
を複数記憶し、前記再生装置2を前記記憶装置1に記憶
された複数のエンジン音を車両エンジンの回転数若しく
は車両の走行速度に応じて選定して再生することでエン
ジン音を変化させる選定機構3による加工機構4を備え
た加工再生装置2としたことを特徴とする請求項1〜4
のいずれか1項に記載の車両用エンジン音発生装置に係
るものである。
【0012】また、前記加工再生装置2を、前記記憶装
置1に記憶したエンジン音の音量や音の周波数を車両エ
ンジンの回転数に応じて変化させて所定のエンジン音を
再生する構成としたことを特徴とする請求項4,5のい
ずれか1項に記載の車両用エンジン音発生装置に係るも
のである。
【0013】
【発明の実施の形態】好適と考える本発明の実施の形態
(発明をどのように実施するか)を、図面に基づいてそ
の作用効果を示して簡単に説明する。
【0014】再生装置2で記憶装置1に記憶された複数
のエンジン音から選定機構3を介して所望のエンジン音
を選定して再生し、この再生疑似エンジン音を聞きなが
ら運転すると、運転している車種とは異なる疑似エンジ
ン音によって別の車両に乗って運転しているような雰囲
気を味わうことができる。
【0015】従って、例えば、選定エンジン音に例えば
フェラーリ,ポルシェなどの有名スポーツカーや、エン
ジン排気量の大きな高級車のエンジン音や、運転する機
会が全くないと考えられるF1車,クラシックカーなど
のエンジン音を多数用意すれば、このエンジン音の中か
ら好みのエンジン音を選んで憧れのスポーツカーや高級
車や運転する機会が全くないと言っても過言でない車の
エンジン音を聞きながら、あたかもその車に乗っている
ような新鮮な心持ちで楽しく運転することができる。
【0016】また、例えば、前記再生装置2を、前記記
憶装置1に記憶したエンジン音を車両エンジンの回転数
に応じて変化させて再生する加工機構4を備えた加工再
生装置2とすれば、アイドリング時や加減速時などの様
々なエンジン回転数状況下でエンジン音がこれに応じて
変化し、一層現実的で臨場感のある疑似エンジン音を発
生するから、一層楽しく運転できることになる。例え
ば、エンジン回転数に連動して変化する信号或いはアク
セルペダルの踏み込みに追従して選定エンジン音を選定
したり加工したりして本来のエンジン音に近い疑似エン
ジン音を再生したり、また、例えば更に車両の走行速度
を加味して選定したり、加工することで一層現実的で臨
場感のある疑似エンジン音を発生するから、一層楽しく
運転できることになる。
【0017】従って、例えば電気自動車であっても、ア
クセルの踏み込みによって心地良い所望のエンジン音が
その時点での駆動モータの回転数に見合ったエンジン音
を再生し、車本来のドライビングを楽しむことができ、
しかも前述のように様々な車種のエンジン音を用意して
おくことで、好みに合ったエンジン音でのドライビング
を楽しむことができることになる。
【0018】
【実施例】本発明の具体的な実施例について図面に基づ
いて説明する。
【0019】本実施例は、車両のエンジン音を記憶する
記憶装置1と、この記憶装置1に記憶されるエンジン音
を再生する再生装置2とを備え、前記記憶装置1に異な
るエンジン音を複数記憶し、前記再生装置2をこの記憶
装置1に記憶された複数のエンジン音を選定して再生す
る選定機構3を備えた選定再生装置2としている。
【0020】従って、再生装置2で記憶装置1に記憶さ
れた複数のエンジン音から選定機構3を介して所望のエ
ンジン音を選定して再生し、この再生疑似エンジン音を
聞きながら運転すると、運転している車種とは異なる疑
似エンジン音によって別の車両に乗って運転しているよ
うな雰囲気を味わうことができる構成としている。
【0021】本実施例の最も簡単な構成の実施例1とし
ては、一つの記憶装置1に、例えばフェラーリ,ポルシ
ェなどの有名スポーツカーや、エンジン排気量の大きな
高級車や、運転する機会が全くないと考えられるF1
車,クラシックカーなどの異なる車種のエンジン音を多
数記憶した構成とすると共に、再生装置2の選定機構3
を例えば図面に示したように操作部6により手動操作可
能に構成して、記憶装置1の多数車種のエンジン音から
手動操作により所望のエンジン音を選定し、再生装置2
で再生して選定エンジン音を聞きながら運転できるよう
に構成する。
【0022】従って、この実施例では選定機構3を手動
で操作可能に構成したから、多数の車種のエンジン音の
中から、自分の好みのエンジン音を選んで運転すること
ができ、非常に実用的となる。
【0023】また、実施例1では、エンジンの回転数状
況に応じてエンジン音が変化せず、臨場感に欠けるた
め、エンジン(電気自動車にあっては駆動モータ)の回
転数状況に応じてエンジン音が変化するように構成した
実施例2について説明する。
【0024】具体的には、前記記憶装置1に異なるエン
ジン音を複数記憶し、この複数のエンジン音を車両エン
ジンの回転数若しくは車両の走行速度に応じて選定して
再生する選定機構3を備えた前記選定再生装置2として
いる。
【0025】更に詳しくは、例えば、アイドリング時の
エンジン音や、加速・減速時のエンジン音や、2000
回転や3000回転などの一定回転時のエンジン音な
ど、様々な回転数状況下でのエンジン音を何通りも記憶
装置1に記憶しておく。
【0026】また、例えば、図面に示すようにエンジン
回転計やアクセルペダル7の踏み込み量に基づく回転数
の増減に応じた信号を出力する回転数検知機構を備え、
この回転数検知機構によって記憶装置1に記憶されてい
る何通りものエンジン音から、車両エンジンの回転数に
応じた所定のエンジン音を選定機構3が自動選定し得る
ように構成し、この選定エンジン音を再生装置2が再生
することによりエンジン音が変化するように構成する。
【0027】従って、この実施例2では前記実施例1に
比して本来のエンジン音に近い疑似エンジン音を再生す
るから、一層現実的で臨場感のある疑似エンジン音を聞
きながら運転を楽しむことができる。
【0028】また、例えば、図面に示すようにスピード
メーター8に基づいて走行速度の増減に応じた信号を出
力する速度検知機構(前記回転数検知機構から速度を割
り出す機構としても良い。)を備えて、更に車両の走行
速度データをも加味してエンジン音を選定するように構
成すれば、一層現実的で臨場感のある疑似エンジン音が
得られることになる。
【0029】また、この前記実施例2と前述の実施例1
とを組み合わせた構成としても良い。即ち、記憶装置1
には多数車種のエンジン音を記憶し、更にその車種毎に
何通りものエンジン回転数状況のエンジン音を記憶する
一方、選定再生装置2の選定機構3には所望車種のエン
ジン音を手動操作により選定する選定機能と,エンジン
回転数状況に応じたエンジン音を自動選定する選定機能
とを備える装置構成としても良く、このように構成する
と、前記実施例1,2の双方の効果を兼ね備えた装置と
なるため、一層実用的となる。
【0030】尚、一つの記憶装置1に一車種のエンジン
音だけを記憶し、記憶装置1を交換することで異なる車
種のエンジン音を選定する構成でも良い。
【0031】次に、エンジンの回転数状況に応じてエン
ジン音を変化させて再生するように構成した実施例3に
ついて説明する。
【0032】具体的には、前記再生装置2を、記憶装置
1に記憶したエンジン音を車両エンジンの回転数若しく
は車両の走行速度に応じて変化させて再生する加工機構
4を備えた前記選定再生装置2としている。
【0033】更に詳しくは、例えば、前記加工再生装置
2に、前記記憶装置1に記憶したエンジン音の再生音量
を車両エンジンの回転数に応じて変化させる加工機構4
を設けて所定のエンジン音を再生したり、オーディオ装
置のイコライザー機能を加工機構4として利用し再生す
るエンジン音の周波数を車両エンジンの回転数に応じて
変化させて所定のエンジン音を再生する構成とする。
【0034】また、前述した実施例2と同様のエンジン
回転数検知機構を備える。
【0035】従って、この実施例3では前述の実施例2
と同様に本来のエンジン音に近い疑似エンジン音を再生
するから現実的で臨場感のある疑似エンジン音を聞きな
がら、運転を楽しむことができる。
【0036】また、前述の実施例2と同様に速度検知機
構を設けて、車両の走行速度をも加味してエンジン音を
変化させる構成とすれば、一層現実的で臨場感のある疑
似エンジン音が得られることになる。
【0037】また、この実施例3と前述の実施例1とを
組み合わせた構成としても良い。即ち、記憶装置1には
多数車種のエンジン音を記憶する一方、選定再生装置2
には所望車種のエンジン音を手動操作により選定する選
定機構3と、エンジン音を車両エンジンの回転数若しく
は車両の走行速度に応じて変化させて再生する加工機構
4とを備える装置構成としても良く、このように構成す
れば、前記実施例1,3の双方の効果を兼ね備えた装置
となるため、一層実用的となる。
【0038】また、実施例2と実施例3とを組み合わせ
た構成としても良い。即ち、記憶装置1には何通りもの
エンジン回転数状況のエンジン音を記憶する一方、選定
再生装置2にはエンジン回転数状況に応じたエンジン音
を自動選定する選定機構3と、エンジン音を車両エンジ
ンの回転数若しくは車両の走行速度に応じて変化させて
再生する加工機構4とを備える装置構成としても良く、
このように構成すると、前記実施例2,3の双方の効果
を兼ね備えた装置となるため、一層実用的となる。
【0039】また、実施例1と実施例2と実施例3とを
組み合わせた構成としても良い。即ち、記憶装置1には
多数車種のエンジン音を記憶し、更にその車種毎に何通
りものエンジン回転数状況のエンジン音を記憶する一
方、選定再生装置2には所望車種のエンジン音を手動操
作により選定する選定機能と,エンジン回転数状況に応
じたエンジン音を自動選定する選定機能とを有する選定
機構3と、エンジン音を車両エンジンの回転数若しくは
車両の走行速度に応じて変化させて再生する加工機構4
とを備える装置構成としても良く、このように構成する
と、前記実施例1,2,3の全ての効果を兼ね備えた装
置となるため、本実施例中では最も実用的な実施例とな
る。
【0040】更に具体的に説明する。
【0041】再生装置2としては、例えば車両内に搭載
可能な車両用オーディオシステムを利用する。即ち、車
両に搭載されるカセットデッキやCDデッキなどのオー
ディオデッキで記憶装置1の内容(サンプリングしたエ
ンジン音)を再生し、車両に搭載されるスピーカー5か
ら車両内に音声出力する構成とする。このように車両用
のオーディオシステムを利用すれば、車両のオーディオ
取付スペースを利用して再生装置2を設置でき、再生装
置2が車両内でかさばったり内装の体裁を損なうことが
なく、非常に実用的となる。
【0042】また、記憶装置1もカセットテープやCD
などの既存のオーディオソフトを使用するが、図面では
CDを採用した場合を示している。従って、このような
既存のオーディオソフトを採用すれば、記憶装置1とし
ての商品形態をコンパクトにできる。
【0043】また、選定機構3及び加工機構4は、例え
ば、前記回転数検知機構や速度検知機構の検知に連動し
て複数のエンジン音を選定したり、音量を変化させた
り、エンジン音の周波数を変化させたりするマイコンを
組み込んだ制御装置を車両用オーディオシステムに増設
して構成し、これにより車両用オーディオシステムが前
記したような選定機構3及び加工機構4としての機能を
果たすように構成する。
【0044】従って、本実施例の車両用エンジン音発生
装置を車両に搭載すれば、再生装置2で記憶装置1に記
憶された複数のエンジン音から操作部6の手動操作によ
り所望のエンジン音を選定して再生でき、この再生疑似
エンジン音を聞きながら運転すると、運転している車種
とは異なる疑似エンジン音によって別の車両に乗って運
転しているような雰囲気を味わうことができ、この疑似
エンジン音を聞きながらあたかもその車に乗っているよ
うな新鮮な心持ちで楽しく運転することができる。
【0045】また、アイドリング時や加減速時などの様
々なエンジン回転数状況下でエンジン音がこれに応じて
変化するように構成した場合においては、本来のエンジ
ン音に近い現実的で臨場感のある疑似エンジン音を発生
するから、一層楽しく運転できることになる。
【0046】従って、例えば電気自動車であっても、ア
クセルの踏み込みによって心地良い所望のエンジン音が
その時点での駆動モータの回転数に見合ったエンジン音
を再生し、車本来のドライビングを楽しむことができ、
しかも前述のように様々な車種のエンジン音を用意して
あるから、好みに合ったエンジン音でのドライビングを
楽しむことができることになる。
【0047】また、特に電気自動車においては、車両外
にも音声出力するスピーカー5を設ける構成とすると、
この車両外へも聞こえる疑似エンジン音によって歩行者
に注意を促すことができ、これにより歩行者は確実に車
両の存在を知って安全を確保できることになる。
【0048】尚、本実施例では自動車に適用して説明し
たが、請求項中に記載の「車両」という概念ではオート
バイにも適用可能である。
【0049】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したから、再
生装置で記憶装置に記憶された複数のエンジン音から選
定機構を介して所望のエンジン音を選定して再生し、こ
の再生疑似エンジン音を聞きながら運転すると、運転し
ている車種とは異なる疑似エンジン音により別の車両に
乗って運転しているような雰囲気を味わうことができて
楽しく運転することができる極めて実用性に秀れた画期
的な車両用エンジン音発生装置となる。
【0050】また、特に請求項3の発明のように構成し
て、例えば、選定エンジン音に例えばフェラーリ,ポル
シェなどの有名スポーツカーや、エンジン排気量の大き
な高級車のエンジン音や、運転する機会が全くないと考
えられるF1車,クラシックカーなどのエンジン音を多
数用意すれば、このエンジン音の中から好みのエンジン
音を選んで憧れのスポーツカーや高級車や運転する機会
が全くないと言っても過言でない車のエンジン音を聞き
ながらあたかもその車に乗っているような新鮮な心持ち
で楽しく運転することができることになる極めて実用性
に秀れた画期的な車両用エンジン音発生装置となる。
【0051】また、請求項2の発明や請求項4や請求項
5の発明のように再生装置を構成すれば、例えば、エン
ジン回転数に連動して変化する信号或いはアクセルペダ
ルの踏み込みに追従して選定エンジン音を選定若しくは
加工したりして本来のエンジン音に近い疑似エンジン音
を再生したり、更に車両の走行速度を加味してエンジン
音を選定若しくは加工することで一層現実的で臨場感の
ある疑似エンジン音を発生するから、一層楽しく運転で
きることになる。
【0052】従って、例えば電気自動車であっても、ア
クセルの踏み込みによって心地良い所望のエンジン音が
その時点での駆動モータの回転数に見合ったエンジン音
を再生し、車本来のドライビングを楽しむことができ、
しかも前述のように様々な車種のエンジン音を用意して
おくことで、好みに合ったエンジン音でのドライビング
を楽しむことができることになる極めて実用性に秀れた
画期的な車両用エンジン音発生装置となる。
【0053】また、請求項6の発明においては、請求項
4の発明及び請求項5の発明の加工再生装置を簡易に設
計実現可能となり、一層実用的となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の構成説明ブロック図である。
【符号の説明】
1 記憶装置 2 再生装置 3 選定機構 4 加工機構

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のエンジン音を記憶する記憶装置
    と、この記憶装置に記憶されるエンジン音を再生する再
    生装置とを備え、前記記憶装置に異なるエンジン音を複
    数記憶し、前記再生装置をこの記憶装置に記憶された複
    数のエンジン音を選定して再生する選定機構を備えた選
    定再生装置としたことを特徴とする車両用エンジン音発
    生装置。
  2. 【請求項2】 車両のエンジン音を記憶する記憶装置
    と、この記憶装置に記憶されるエンジン音を再生する再
    生装置とを備え、前記記憶装置に異なるエンジン音を複
    数記憶し、前記再生装置をこの記憶装置に記憶された複
    数のエンジン音を車両エンジンの回転数若しくは車両の
    走行速度に応じて選定して再生する選定機構を備えた選
    定再生装置としたことを特徴とする請求項1記載の車両
    用エンジン音発生装置。
  3. 【請求項3】 車両のエンジン音を記憶する記憶装置
    と、この記憶装置に記憶されるエンジン音を再生する再
    生装置とを備え、前記記憶装置に異なる車種のエンジン
    音を複数記憶し、前記再生装置をこの記憶装置に記憶さ
    れた複数のエンジン音を選定して再生する選定機構を備
    えた選定再生装置としたことを特徴とする請求項1,2
    のいずれか1項に記載の車両用エンジン音発生装置。
  4. 【請求項4】 車両のエンジン音を記憶する記憶装置
    と、この記憶装置に記憶されるエンジン音を再生する再
    生装置とを備え、前記再生装置を前記記憶装置に記憶し
    たエンジン音を車両エンジン若しくは駆動モータの回転
    数又は車両の走行速度に応じて変化させて再生する加工
    機構を備えた加工再生装置としたことを特徴とする車両
    用エンジン音発生装置。
  5. 【請求項5】 車両のエンジン音を記憶する記憶装置
    と、この記憶装置に記憶されるエンジン音を再生する再
    生装置とを備え、前記記憶装置に異なるエンジン回転数
    や異なる車両の走行速度におけるエンジン音を複数記憶
    し、前記再生装置を前記記憶装置に記憶された複数のエ
    ンジン音を車両エンジンの回転数若しくは車両の走行速
    度に応じて選定して再生することでエンジン音を変化さ
    せる選定機構による加工機構を備えた加工再生装置とし
    たことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載
    の車両用エンジン音発生装置。
  6. 【請求項6】 前記加工再生装置を、前記記憶装置に記
    憶したエンジン音の音量や音の周波数を車両エンジンの
    回転数に応じて変化させて所定のエンジン音を再生する
    構成としたことを特徴とする請求項4,5のいずれか1
    項に記載の車両用エンジン音発生装置。
JP14877698A 1998-05-29 1998-05-29 車両用エンジン音発生装置 Pending JPH11338486A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14877698A JPH11338486A (ja) 1998-05-29 1998-05-29 車両用エンジン音発生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14877698A JPH11338486A (ja) 1998-05-29 1998-05-29 車両用エンジン音発生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11338486A true JPH11338486A (ja) 1999-12-10

Family

ID=15460419

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14877698A Pending JPH11338486A (ja) 1998-05-29 1998-05-29 車両用エンジン音発生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11338486A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004078526A1 (ja) * 2003-03-05 2004-09-16 Yamaha Corporation 車両における状態及び操作報知装置及びプログラム
JP2011085662A (ja) * 2009-10-13 2011-04-28 Yamaha Corp エンジン音生成装置
EP3657494A1 (en) 2018-11-20 2020-05-27 Alpine Electronics, Inc. Adaptive engine sound
JP2021039431A (ja) * 2019-08-30 2021-03-11 株式会社Subaru 車両情報システム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004078526A1 (ja) * 2003-03-05 2004-09-16 Yamaha Corporation 車両における状態及び操作報知装置及びプログラム
JP2011085662A (ja) * 2009-10-13 2011-04-28 Yamaha Corp エンジン音生成装置
EP3657494A1 (en) 2018-11-20 2020-05-27 Alpine Electronics, Inc. Adaptive engine sound
JP2021039431A (ja) * 2019-08-30 2021-03-11 株式会社Subaru 車両情報システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6356185B1 (en) Classic automobile sound processor
US6859539B1 (en) Vehicle sound synthesizer
JP4094729B2 (ja) 車両用エンジン模擬音発生装置
JPH11288291A (ja) 電気自動車
WO2011132347A1 (en) A simulated engine sound generating apparatus
KR101398202B1 (ko) 차량의 가상엔진음 구현장치
JPH07302093A (ja) エンジン音生成装置
JP2001282263A (ja) 電動式自動車用の排気音発生装置
JPH11338486A (ja) 車両用エンジン音発生装置
JP4559297B2 (ja) エンジン音合成装置およびそれを備えた車両システム、ならびにエンジン音合成方法
JPH11296185A (ja) 車載用エンジン音演出装置
US8155341B2 (en) Vehicular audio apparatus, and tone generating method and program therefor
JPWO2006075393A1 (ja) 臨場感発生装置
JPH06289887A (ja) エンジン音生成装置
KR20100126151A (ko) 엔진음/배기음 발생장치 및 방법과 기록매체
JP2006349844A (ja) 擬似エンジン音発生装置
JP2005125843A (ja) 車載用音響装置
JP4984861B2 (ja) 車両用楽音発生装置及びプログラム
JP4504766B2 (ja) エンジン音合成装置およびそれを備えた車両、ならびにエンジン音合成方法
CN109640228B (zh) 一种数据处理方法及电子设备
JPH08292785A (ja) 実エンジン音再生装置
JP2005125844A (ja) 車載用音響装置
JP2016066912A (ja) 車両用音楽生成装置、車両用音楽生成方法、および車両用音楽生成プログラム
AU2006100960A4 (en) Engine Sound Generating Device
JPH0844383A (ja) 擬似音発生装置