JPH11338412A - 表示ユニット - Google Patents

表示ユニット

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JPH11338412A
JPH11338412A JP14788398A JP14788398A JPH11338412A JP H11338412 A JPH11338412 A JP H11338412A JP 14788398 A JP14788398 A JP 14788398A JP 14788398 A JP14788398 A JP 14788398A JP H11338412 A JPH11338412 A JP H11338412A
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JP
Japan
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unit
failure
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data
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JP14788398A
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English (en)
Inventor
Takashi Kojima
孝 小島
Toshihiro Gunji
敏宏 郡司
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Koito Industries Ltd
Original Assignee
Koito Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の表示ユニットの故障診断を並列的に行
い、的確に故障を診断するとともに、故障診断に要する
時間を短縮する。 【解決手段】 各表示ユニット10A〜10Nに診断部
4を設けて、制御部CNTからの自己診断指令信号15
に応じて、それぞれ個別に自装置内で故障診断を行う。
なお、診断結果に応じて故障発生を示す故障表示部を各
表示ユニット10A〜10Nに設け、保守者が一目で故
障している表示ユニットを確認できるようにしてもよ
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示ユニットに関
し、特に表示素子を縦横マトリクス状に配設し点綴りで
文字、シンボル、画像等の表示図柄を表示する表示ユニ
ットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、道路や街頭などに設置され各種
情報を表示する情報表示装置では、LEDなどの表示素
子を縦横マトリクス状に配設し、文字、シンボル、画像
等を点綴りで表示することにより、任意の情報をより柔
軟な表示を実現している。この種の情報表示装置では、
要求に応じて表示面積の寸法を調整し任意の大きさの表
示部を有する情報表示装置を容易に構成可能とするた
め、縦横一定数の表示素子ごとに駆動制御や電源などを
表示ユニットとして集約する形式が採用されている。
【0003】すなわち、縦横マトリクス状に配置された
所定数の表示素子を駆動する表示ユニットを用意し、こ
れら表示ユニットを所望の数だけ縦横に配置することに
より、所望の大きさの表示部を構成するものである。し
たがって、表示面積の大小に関わらず、同一の表示ユニ
ットを共通して用いることができ、コストやメンテナン
スの面で多大な利点が得られる。
【0004】図7は従来の表示ユニットを用いた情報表
示装置を示すブロック図であり、制御部CNTに対し
て、各表示ユニット70A〜70Mが直列接続された構
成となっている。この場合、制御部CNTから出力され
た表示データ71Aは、各表示ユニット70A〜70M
に共通して供給されているクロック73に基づいて表示
ユニット70Aに取り込まれ、後段の表示ユニット70
Bに対して表示データ71Bとして出力される。
【0005】このようにして、各表示ユニット70A〜
70Mに対して順に表示データが転送され、全ての表示
ユニット70A〜70Mに表示データが行き渡った時点
で、制御部CNTからラッチ信号74が出力される。こ
れにより、各表示ユニットではそれぞれの表示データを
保持し、その表示データに基づき各々の表示素子を駆動
して所定の表示図柄を表示出力する。
【0006】したがって、制御部CNTから出力する表
示データの順序を、各表示ユニット70A〜70Mの接
続順および接続数に応じて変更することにより、任意の
数の表示ユニットを用いた各種情報表示装置に対応する
ことができ、制御部CNTの共通化が可能となる。
【0007】従来、このような情報表示装置において、
各表示ユニットの故障を診断する場合、まず、制御部C
NTにおいて、先頭の表示ユニット70Aに出力した表
示データ71Aと最後尾の表示ユニット70Mから得ら
れた表示データ71Nとの整合性に応じて、任意の表示
ユニットにおける故障発生の有無を検査する。これは、
いずれかの表示ユニットで故障が発生した場合は、後段
に対して正常に表示データが出力されない場合が多いこ
とを利用している。
【0008】ここで、故障発生が検出された場合は、ど
の表示ユニットで故障が発生しているかを検査で特定す
るため、個々の表示ユニットで表示データの折り返し試
験を行う。例えば、制御部CNTから個別に出力された
所定の制御信号75に応じて、表示ユニット70Bは入
力された表示データ71Bを表示ユニット70A側に表
示データ72Bとして折り返し出力する。
【0009】またこのとき、他の表示ユニットでは折り
返された後段からの表示データをそのまま前段方向に転
送するものとしておく。これにより、表示ユニット70
Bで折り返された表示データが制御部CNTに入力され
て、元の表示データ71Aとの整合性が確認され、その
結果に応じて故障発生の表示ユニットが特定される。
【0010】例えば、表示ユニット70Bで折り返され
た表示データが異常を示し、表示ユニット70Aで折り
返された表示データが正常であった場合は、表示ユニッ
ト70Bに故障が発生していると判断される。このよう
にして、制御部CNTにおいて各表示ユニット70A〜
70Mの故障を検査し、故障が見つかった場合は、その
表示ユニットを交換するものとなっていた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の情報表示装置では、各表示ユニットの故障を
診断する場合、直列に接続された各表示ユニットに対し
て順に折り返し試験を行うため、一連の検査では制御部
に最も近い故障ユニットしか検出できないという問題点
があった。すなわち、前述した図7において、表示ユニ
ット70B以降の表示ユニット、例えば表示ユニット7
0Mが故障していたとしても、折り返し試験では表示ユ
ニット70Bが故障している限り、試験に用いる表示デ
ータが表示ユニット70Mに到達しない。
【0012】したがって、表示ユニット70B以降に接
続されている表示ユニットに対して正常な折り返し試験
ができず、表示ユニット70Mの故障を診断するために
は、表示ユニット70Bを交換あるいは修理した後、改
めて折り返し試験を行う必要があり、保守作業の負担が
大きく、かつ時間がかかるという問題点があった。本発
明はこのような課題を解決するためのものであり、的確
に故障を診断できるとともに、故障診断に要する時間を
短縮できる表示ユニットを提供することを目的としてい
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、請求項1の発明は、表示ユニットとして、前
段から入力された表示データを順次後段に出力するとと
もに、この表示データを所定のタイミングで保持し、得
られた表示データに基づき各表示素子を駆動する駆動部
と、この駆動部の故障を診断する診断部とを備えるもの
である。また請求項2の発明は、請求項1記載の表示ユ
ニットにおいて、診断部により、駆動部に対し表示デー
タの代わりに所定の診断データを入力し、駆動部から後
段へ表示データとして出力された診断データに基づいて
駆動部の故障を診断するようにしたものである。
【0014】また請求項3の発明は、請求項1記載の表
示ユニットにおいて、診断部により故障が検出された場
合は、前段から入力された表示データを駆動部へ入力す
ることなく後段へ転送する表示データ転送部を備えるも
のである。また請求項4の発明は、請求項3記載の表示
ユニットにおいて、表示データ転送部により、正常時に
駆動部で生じる表示データ出力遅延分だけ、表示データ
を遅延させて転送するようにしたものである。また請求
項5の発明は、請求項3記載の表示ユニットにおいて、
表示データ転送部により、前段から入力された表示デー
タをすぐに後段へ転送するようにしたものである。
【0015】また請求項6の発明は、請求項1記載の表
示ユニットにおいて、診断部により故障が検出された場
合は、制御部に対して故障発生を通知する故障通知部を
備えるものである。また請求項7の発明は、請求項6記
載の表示ユニットにおいて、故障通知部により、制御部
から指示された所定タイミングで各表示ユニットに共通
の信号線に対して故障発生を示すユニット故障信号を出
力するようにしたものである。また請求項8の発明は、
請求項7記載の表示ユニットにおいて、故障を通知する
場合は、表示データの代わりに前段から入力される特定
パターンデータを所定分だけ遅延させて転送する表示デ
ータ転送部を備え、故障通知部により、この特定パター
ンデータの検出から一定期間内にユニット故障信号を出
力するようにしたものである。また請求項9の発明は、
請求項1記載の表示ユニットにおいて、診断部により故
障が検出された場合は、故障発生を示す表示を行う故障
表示部を備えるものである。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。図1は本発明の一実施の形態である表示
ユニットのブロック図である。本発明では、直列接続さ
れて情報表示装置を構成する各表示ユニットにそれぞれ
診断部を設けて、自己の故障を表示ユニット自身で診断
するようにしたものである。以下では、表示データが、
各表示素子のオン/オフに対応したドットデータからな
り、所定の順序でシリアルに並べられているものとして
説明する。
【0017】また、各表示ユニット10A〜10Mは、
図2に示すように、制御部CNTに対して直列接続され
ている。制御部CNTから出力された表示データ11A
が、制御部CNTからのクロック13に基づいて表示ユ
ニット10Aに取り込まれ、さらに後段の表示ユニット
10Bに対して表示データ11Bとして出力される。
【0018】このようにして、各表示ユニット10A〜
10Mに対してそれぞれ個別の表示データが順次転送さ
れ、全ての表示ユニット10A〜10Mに表示データが
行き渡った時点で、制御部CNTからラッチ信号14が
出力される。これにより、各表示ユニットではそれぞれ
の表示データを保持し、その表示データに基づき各々の
表示素子を駆動して所定の表示図柄を表示出力する。
【0019】なお、制御部CNTから出力されるクロッ
ク13,ラッチ信号14は、全ての表示ユニットに共通
して供給されている。また、後述する自己診断指令信号
15、故障出力指令信号16、ユニット故障信号17お
よび無遅延転送指令信号18についても、制御部CNT
から全ての表示ユニットに共通して供給されている。
【0020】図1において、表示駆動部2では、縦横マ
トリクス状に所定数配置された表示素子(例えば、LE
D素子など)が、入力された表示データ11に基づき駆
動される。表示駆動部2は、入力切替部1を介して入力
された前段の表示ユニットまたは制御部(図示せず)か
らの表示データ11を、クロック13に応じて順次内部
のシフトレジスタ(図示せず)に読み込むとともに、出
力切替部3を介して後段の表示ユニットまたは制御部に
表示データ12を出力する。
【0021】図3は表示駆動部を示すブロック図であ
る。シフトレジスタ31では、前段からの表示データ1
1がクロック13に基づき順次読み込まれるとともに、
読み込まれた表示データがクロック13に基づき表示デ
ータ12として順次出力される。ここでは、シフトレジ
スタ31の内部段数は、表示素子アレイ33の表示素子
数に対応して設けられており、各表示素子のオン/オフ
を示すドットデータからなる表示データが読み込まれ
る。
【0022】また、シフトレジスタ31内に読み込まれ
ている表示データは、ラッチ・ドライバ32に常時出力
される。ラッチ・ドライバ32は、ラッチ信号14に応
じて、シフトレジスタ31からの表示データを保持し、
この表示データすなわち各表示素子のオン/オフ情報に
基づいて表示素子アレイ33の各表示素子を駆動する。
これにより、任意の表示図柄が表示素子アレイ33によ
り表示出力される。
【0023】一方、図1の診断部4では、制御部からの
自己診断指令信号15に応じて、表示駆動部2に所定パ
ターンからなる診断データ22を入力し、得られた診断
結果データ23の整合性により表示駆動部2の診断を行
う。図4は診断動作を示すタイミングチャートであり、
以下、図4を参照して、本発明の動作について説明す
る。
【0024】時刻T1において制御部から出力された自
己診断指令信号15に応じて、診断部4は、診断切替信
号21を出力することにより、入力切替部1および出力
切替部3を制御して、表示駆動部2の入力側および出力
側を切り離す。その後、時刻T2において制御部から出
力されたクロック13に基づき、通常動作時の表示デー
タ11の代わりに、予め設定されている所定パターンの
診断データ22を表示駆動部2に入力する。
【0025】表示駆動部2では、前述した通常動作時の
表示データ11と同様に、この診断データ22をシフト
レジスタ31に読み込むとともに、表示データ12とし
て出力する。診断部4は、表示駆動部2から出力された
表示データ12を診断結果データ23として取り込み、
診断データ22との整合性により、表示駆動部2の故障
有無を判断する。
【0026】このように、本発明は、各表示ユニットに
診断部を設けて、制御部CNTからの自己診断指令信号
15に応じて、それぞれ個別に自装置内で故障診断を行
うようにしたので、他の表示ユニットの故障に影響され
ることなく、的確な診断を行うことができる。また、各
表示ユニットに対する診断がそれぞれ並列的に実行され
るため、情報表示装置全体として、故障診断に要する時
間を大幅に短縮できる。
【0027】なお、各表示ユニットに、診断部4の診断
結果に応じて故障発生を示す故障表示部7を設けてもよ
い。故障表示部7は、診断部4から故障信号24が出力
された場合、モニタランプ7Aを点灯する。
【0028】これにより、保守作業時に故障リストなど
を見ながら故障発生ユニットを確認する場合と比較し
て、保守者が一目で故障している表示ユニットを正確に
確認できるとともに、作業負担を軽減できる。なお、故
障表示部7では、正常動作時にモニタランプ7Aを点灯
しておき、故障発生時にのみモニタランプを消灯するよ
うにしてもよく、電源が正常に供給されていない表示ユ
ニットをも確認できる。
【0029】続いて、診断部4において診断データ22
と診断結果データ23とが一致せず、両者の整合性が検
出されなかった場合は、故障発生と判断して故障信号2
4を出力する。表示データ転送部6は、故障信号24の
出力に応じて、転送切替信号25を出力することによ
り、入力切替部1および出力切替部3を制御して、前段
から入力される表示データ11を自己側に切り替えると
ともに、自己の出力が後段へ出力されるように切り替え
る。
【0030】これにより、診断動作以降に前段から入力
される表示データ11は、入力切替部1を介して表示デ
ータ転送部6に入力され、さらにここから出力切替部3
を介して後段へ表示データ12として出力される。
【0031】このように、表示データ転送部6を設け
て、診断により故障発生と判断された場合は、前段から
の表示データ11を表示駆動部2ではなく表示データ転
送部6を介して後段に出力するようにしたので、故障発
生の検出に応じてユニットを自動的に切り離すことがで
き、その後、保守作業を行うまで、他の正常な表示ユニ
ットを用いて情報表示を行うことができる。
【0032】図5は表示データ転送部を示すブロック図
である。表示データ遅延部51は、通常動作時に表示駆
動部2で発生する表示データの遅延分だけ、入力された
表示データ11をクロック13に応じて遅延させて出力
するためのものであり、シフトレジスタやメモリから構
成される。後段に出力する表示データ12は、表示デー
タ遅延部51の出力か前段から入力された表示データ1
1かのいずれかがSEL52により選択される。
【0033】ここでは、制御部CNTからの無遅延転送
指令信号18がSEL52の切替信号として接続されて
おり、無遅延転送指令信号18が出力されている場合
は、前段から入力された表示データ11が表示データ1
2として無遅延で後段に出力される。したがって、制御
部CNTから故障発生した表示ユニット分の表示データ
を間引いて出力することにより、他の正常な表示ユニッ
トを用いて任意の情報を表示できる。
【0034】一方、無遅延転送指令信号18が出力され
てない場合は、表示データ遅延部51からの出力が表示
データ12として出力され、通常動作時の表示駆動部2
と同じタイミングで表示データ12が後段に出力され
る。したがって、制御部CNTから故障発生前と同様
に、全表示ユニット分の表示データを出力するだけで、
他の正常な表示ユニットを用いて任意の情報を表示でき
る。
【0035】なお、以上の説明において、表示データ転
送部6として、表示データの遅延/無遅延を切替制御す
るようにした場合を例に説明したが、遅延/無遅延のい
ずれか一方の方法で表示データを転送するようにしても
よい。また、このように遅延/無遅延を切替制御できる
ようにしたので、故障発生時における制御部CNTの表
示データ出力形式に応じて選択でき、柔軟に対応でき
る。
【0036】次に、表示ユニットで検出された故障発生
を制御部CNTに通知する場合の動作について説明す
る。図1において、故障通知部5では、制御部CNTか
らの故障出力指令信号16が出力された場合、診断部4
からの故障信号24をチェックし、故障発生を示す場合
は、所定のタイミングに応じてユニット故障信号17を
出力する。
【0037】図6は故障信号通知動作を示すタイミング
チャートである。時刻T0に制御部CNTから故障出力
指令信号16が出力され、その後の時刻TAに制御部C
NTから表示ユニット10A(図2参照)に対して、表
示データ11Aとして特定パターンデータ61が出力さ
れる。各表示ユニットの故障通知部5では、故障出力指
令信号16の出力に応じて、遅延転送要求信号26を出
力することにより、表示データ転送部6に対し表示デー
タの遅延転送動作を要求する。
【0038】これにより、表示データ転送部6から、前
述した故障発生時と同様に転送切替信号25が出力さ
れ、前段から入力された表示データは、表示データ転送
部6の表示データ遅延部51を介して出力されるものと
なる。したがって、時刻TAに制御部CNTから出力さ
れた特定パターンデータ61は、表示ユニット10Aの
表示データ転送部6に入力され、クロック13に応じて
表示データ遅延部51で遅延した後、後段に出力され
る。
【0039】一方、故障通知部5は、表示データ転送部
6に入力される特定パターンデータを監視し、故障信号
24が故障発生を示している場合にのみ、その特定パタ
ーンデータ検出後の所定タイミングすなわち期間tAに
ユニット故障信号17を出力する。したがって、制御部
CNTによりユニット故障信号17が監視され、クロッ
ク13により規定される期間tAにユニット故障信号1
7が「ON」となった場合は、表示ユニット10Aに故
障が発生していると判断される。
【0040】以降同様にして、時刻TB〜TNにおいて
各表示ユニット10B〜10Nに特定パターンデータ6
1が入力され、特定パターンデータ検出後の期間tB〜
tN内に、故障発生の表示ユニットからユニット故障信
号17が出力され、各表示ユニットから制御部CNTに
対して故障発生が通知される。なお、この特定パターン
データとして、信号レベルが変化する2ビット分の表示
データであれば十分であるが、ノイズなどを考慮してビ
ット数を増やしてもよい。
【0041】このように、各表示ユニット10A〜10
Nに故障通知部5を設けて、制御部CNTから指示され
た所定タイミングすなわち期間tA〜tN内に、各表示
ユニットに共通のユニット故障信号17に対して故障発
生を示す信号を出力するようにしたので、1本の信号線
を介して各表示ユニットから故障発生を通知することが
でき、個別の信号線を用いる場合と比較して制御部−表
示ユニット間を結ぶ信号線本数を大幅に削減できる。
【0042】また、故障を通知する場合は、表示データ
転送部6により、表示データの代わりに前段から入力さ
れる特定パターンデータ61を所定分だけ遅延させるも
のとし、制御部CNTからの特定パターンデータ61の
検出から一定期間内にユニット故障信号17を出力する
ようにしたので、各表示ユニットに対して個別の信号を
設けることなく、ユニット故障信号17の出力タイミン
グを個別に指定できる。
【0043】なお、以上の説明において、表示駆動部2
が1つの場合を例に説明したが、カラー表示する場合な
ど、複数の表示駆動部が並列的に設けられている場合で
も本発明を適用できる。その場合は、各表示駆動部に個
別に診断部を設けてもよく、各表示駆動部に共通して1
つの診断部を設けて、順次切り替えることにより、ある
いは各表示駆動部を直列に繋ぎ替えて一括して故障診断
するようにしてもよい。また、前述した入力切替部1、
出力切替部3、診断部4、故障通知部5および表示デー
タ転送部6を、半導体集積回路で構成しても実現可能で
あることはいうまでもない。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、各表示
ユニットに診断部を設けて、制御部からの指示に応じ
て、それぞれ個別に自装置内で故障診断を行うようにし
たので、他の表示ユニットの故障に影響されることな
く、的確な診断を行うことができる。また、各表示ユニ
ットに対する診断がそれぞれ並列的に実行されるため、
情報表示装置全体として、故障診断に要する時間を大幅
に短縮できる。これにより、運用上、保守作業を大幅に
軽減できるとともに、保守作業の快適性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態による表示ユニットの
ブロック図である。
【図2】 本発明の表示ユニットが適用される情報表示
装置を示すブロック図である。
【図3】 表示駆動部を示すブロック図である。
【図4】 診断動作を示すタイミングチャートである。
【図5】 表示データ転送部を示すブロック図である。
【図6】 故障信号通知動作を示すタイミングチャート
である。
【図7】 従来の表示ユニットを用いた情報表示装置を
示すブロック図である。
【符号の説明】
CNT…制御部、10,10A〜10N…表示ユニッ
ト、11,11A〜11N,12…表示データ、13…
クロック、14…ラッチ信号、15…自己診断指令信
号、16…故障出力指令信号、17…ユニット故障信
号、18…無遅延転送指令信号、1…入力切替部、2…
表示駆動部、3…出力切替部、4…診断部、5…故障通
知部、6…表示データ転送部、7故障表示部、7A…モ
ニタランプ、21…診断切替信号、22…診断データ、
23…診断結果データ、24…故障信号、25…転送切
替信号、26…遅延転送要求信号、31…シフトレジス
タ、32…ラッチ・ドライバ、33…表示素子アレイ、
51…表示データ遅延部、52SEL、61…特定パタ
ーンデータ。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された表示データに基づき縦横マト
    リクス状に配設された表示素子を駆動することにより点
    綴りで文字、シンボル、画像等の表示図柄の一部あるい
    は全部を表示する複数の表示ユニットを直列に接続し、
    制御部から表示データを各表示ユニットの接続順に出力
    することにより、各表示ユニットで所定の表示図柄を表
    示する情報表示装置において、 前段から入力された表示データを順次後段に出力すると
    ともに、この表示データを所定のタイミングで保持し、
    得られた表示データに基づき各表示素子を駆動する駆動
    部と、 この駆動部の故障を診断する診断部とを備えることを特
    徴する表示ユニット。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の表示ユニットにおいて、 診断部は、駆動部に対し表示データの代わりに所定の診
    断データを入力し、駆動部から後段へ表示データとして
    出力された診断データに基づいて駆動部の故障を診断す
    ることを特徴とする表示ユニット。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の表示ユニットにおいて、 診断部により故障が検出された場合は、前段から入力さ
    れた表示データを駆動部へ入力することなく後段へ転送
    する表示データ転送部を備えることを特徴とする表示ユ
    ニット。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の表示ユニットにおいて、 表示データ転送部は、正常時に駆動部で生じる表示デー
    タ出力遅延分だけ、表示データを遅延させて転送するこ
    とを特徴とする表示ユニット。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の表示ユニットにおいて、 表示データ転送部は、前段から入力された表示データを
    すぐに後段へ転送することを特徴とする表示ユニット。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の表示ユニットにおいて、 診断部により故障が検出された場合は、制御部に対して
    故障発生を通知する故障通知部を備えることを特徴とす
    る表示ユニット。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の表示ユニットにおいて、 故障通知部は、制御部から指示された所定タイミングで
    各表示ユニットに共通の信号線に対して故障発生を示す
    ユニット故障信号を出力することを特徴とする表示ユニ
    ット。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の表示ユニットにおいて、 故障を通知する場合は、表示データの代わりに前段から
    入力される特定パターンデータを所定分だけ遅延させて
    転送する表示データ転送部を備え、 故障通知部は、この特定パターンデータの検出から一定
    期間内にユニット故障信号を出力することを特徴とする
    表示ユニット。
  9. 【請求項9】 請求項1記載の表示ユニットにおいて、 診断部により故障が検出された場合は、故障発生を示す
    表示を行う故障表示部を備えることを特徴とする表示ユ
    ニット。
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Cited By (8)

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