JPH11338371A - 平面表示装置 - Google Patents

平面表示装置

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JPH11338371A
JPH11338371A JP14121598A JP14121598A JPH11338371A JP H11338371 A JPH11338371 A JP H11338371A JP 14121598 A JP14121598 A JP 14121598A JP 14121598 A JP14121598 A JP 14121598A JP H11338371 A JPH11338371 A JP H11338371A
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JP
Japan
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light guide
positioning
flat display
housing
display device
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JP14121598A
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English (en)
Inventor
Takeshi Hashimoto
健 橋本
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一層の薄型化が可能な平面表示装置を提供す
ることにある。 【解決手段】平面表示装置の面光源部50は、ハウジン
グ22のベース部64に設けられた複数の位置決め突起
70a、70b、70c、および係合爪72によってベ
ース部の所定位置に位置決め保持されている。液晶表示
パネル30および制御回路基板71は、ハウジングのベ
ース部と表面カバー60との間に挟持された状態で、ハ
ウジング内に保持されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、平面表示装置、
特に、電子機器等に組合わせて用いられる平面表示装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、液晶表示装置に代表される平面表
示装置は、薄型、軽量、低消費電力の特徴を生かして、
各種分野で利用されている。例えば、光透過型の液晶表
示装置は、一対の電極基板間に液晶層が保持されて成る
液晶パネルと、この液晶パネルを挟持するべゼル及びフ
レームと、フレームに保持されて液晶パネルを照明する
面光源部とを含んで構成される。通常、べゼルは十分な
強度を確保するために金属等で構成され、またフレーム
は面光源部を保持するに十分な加工性を備えた樹脂で構
成される。そして、このような液晶表示装置は、例え
ば、携帯可能なパーソナルコンピュータ、携帯端末等の
電子機器の筐体内に設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年では、平面表示装
置の一層の薄型化を図るべく、液晶パネル自体を電子機
器等の筐体に取り付ける試みが成されている。即ち、従
来のベゼルを用いることなく、液晶表示パネルの有効表
示領域に対応する開口を備えた第1筐体と、面光源部側
に位置する第2筐体との間に液晶パネルを直接挟み込み
固定する構成が提案されている。
【0004】このような構成によれば、従来のべゼル等
を廃止することができ、平面表示装置、およびこれと組
合わされる電子機器等の一層の薄型化を達成することが
できる。
【0005】しかしながら、近年、電子機器等の一層の
薄型化、携帯性の向上、デザインの自由化等の要望が強
く、平面表示装置自体の一層の薄型化が必要となってい
る。この発明は、上記の点に鑑みなされたもので、その
目的は、一層の薄型化が可能な平面表示装置を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明に係る平面表示装置は、複数の表示画素が
配列された表示領域を備えた平面表示パネルと、上記平
面表示パネルに電気的に接続され駆動信号を供給する回
路基板と、上記平面表示パネルの上記表示領域に対応す
る窓部を備えた第1筐体と、上記第1筐体と嵌合され、
上記平面表示パネルおよび回路基板を上記第1筐体との
間に挟持した第2筐体と、上記平面表示パネルと上記第
2筐体との間に設けられているとともに、ほぼ矩形状の
導光板を有し、上記平面表示パネルに向けて光を照射す
る面光源部と、を備え、上記第2筐体は、上記面光源部
の上記導光板を所定位置に保持した保持部を備えている
ことを特徴としている。
【0007】上記構成の平面表示装置によれば、平面表
示部および回路基板を第1および第2筐体間に挟持して
保持することにより、従来のベゼルを省略することがで
きる。同時に、面光源部の導光板を保持部によって第2
筐体の所定位置に位置決め保持することにより、従来の
フレームを省略することができる。従って、平面表示装
置の一層の薄型化を図ることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照しながら、こ
の発明の平面表示装置をラップトップ型のパーソナルコ
ンピュ−タに組合わせた実施の形態について詳細に説明
する。図1に示すように、ラップトップ型のパーソナル
コンピュータは、偏平な矩形状の機器本体10と、機器
本体に開閉自在に支持されたディスプレイユニット12
と、を備えている。
【0009】機器本体10は、上面の開口した矩形状の
ベース部16と、ベース部の開口を覆うようにベース部
に接合されたカバー部14とで構成されている。機器本
体10の上面には、キーボード18、クリックスイッチ
19等が設けられているとともに、機器本体10の上面
後端部には、複数の凸部23が設けられている。
【0010】ディスプレイユニット12は、機器本体1
0の形状に対応した偏平な矩形箱状のディスプレイハウ
ジング22と、ディスプレイハウジングに収納された後
述の液晶表示パネル30および面光源部と、を備えてい
る。そして、ディスプレイユニット12はディスプレイ
ハウジング22の後端部から突出した一対の脚部26を
有し、これらの脚部26は図示しないヒンジを介して機
器本体10の凸部23に支持されている。
【0011】これにより、ディスプレイユニット12
は、機器本体10の上面と重なってキーボード18を覆
う閉塞位置と、上方に回動してキーボード18および液
晶表示パネル30を露出させる図示の開放位置と、の間
を回動自在となっている。
【0012】次に、この発明に係る平面表示装置として
機能するディスクプレイユニット12について詳細に説
明する。図2に示すように、ディスプレイユニット12
は、対角12.1インチサイズの有効表示領域32を有
しカラー表示が可能な光透過型の液晶表示パネル30、
液晶表示パネルの裏面側に対向配置された面光源部5
0、液晶表示パネル30を制御する制御回路基板71、
面光源部50を制御するインバータ基板80、そしてこ
れらを収納したディスプレイハウジング22を備えてい
る。
【0013】図3に示すように、液晶表示パネル30
は、所定のセルギャップを置いて対向配置された矩形状
のアレイ基板33および対向基板34と、これらの基板
間にそれぞれ配向膜を介して保持されたツイスト・ネマ
チック(TN)型の液晶層35とを有している。アレイ
基板33と対向基板34とは、シール材36によって周
縁部同志が貼り合わされている。また、アレイ基板33
および対向基板34の外表面には、それぞれ矩形状の偏
光板37、38が貼付され、その偏光軸が直交するよう
に配置されている。
【0014】アレイ基板33はガラス基板を有し、この
ガラス基板上には、800×3本の信号線40と600
本の走査線41とが略直交するようにマトリクス状に配
置されている。各信号線40と各走査線41との交点近
傍には、チャネル領域に多結晶シリコン膜を用いた薄膜
トランジスタ(以下、TFTと略称する)42が配置さ
れている。各TFT42は、ゲート電極が走査線41
と、ドレイン領域が信号線40と、ソース領域がITO
(インジウムティンオキサイド)から成る画素電極43
とそれぞれ接続されている。
【0015】更に、アレイ基板33のガラス基板上に
は、信号線40に接続された一対の信号線駆動回路部4
4a、44b、および走査線41に接続された走査線駆
動回路部45が設けられている。これらの駆動回路44
a、44b、45は、TFT42と同一工程でガラス基
板上に作成される。
【0016】信号線駆動回路部44a、44bは、図示
しないシフトレジスタ、デジタルーアナログ変換回路、
およびバッファ回路等で構成され、外部から入力される
デジタル画像信号を制御信号に基づいて直並列変換し、
所望のアナログ信号電圧に変換して信号線40に出力す
る。走査線駆動回路部45は、図示しないシフトレジス
タ、バッファ回路等で構成され、外部から入力される制
御信号に基づいて走査パルスを順次転送出力する。
【0017】一方、対向基板34はガラス基板を有し、
このガラス基板上に、図示しないカラーフィルタ層、I
TOから成る対向電極46を設けることにより構成され
ている。
【0018】上記構成の液晶表示パネル30は、フレキ
シブル配線基板48を介して制御回路基板71に電気的
に接続されている。この制御回路基板71は、細長い矩
形状に形成され、フレキシブル配線基板73を介して機
器本体10側に接続されている。制御回路基板71は、
パーソナルコンピュータの機器本体10側から供給され
るデジタル画像信号、システムクロック、更に基準電圧
に基づいて、液晶表示パネル30に対応するタイミン
グ、データの配列順序等を備えたデジタル画像信号を生
成すると共に、液晶表示パネル30の駆動に必要な水平
クロック信号、垂直クロック信号、水平スタート信号、
垂直スタート信号、イネーブル信号等の各種制御信号を
生成する。更に、制御回路基板71は、これらロジック
系の他に、基準電圧に基づいて、駆動に必要な電圧、例
えば3Vの基準電圧から−10Vのゲートパルスのオフ
レべル、+20Vのゲートパルスのオンレベル、0〜6
Vのアナログ信号電圧等の各種電圧を生成する電源系を
含んでいる。
【0019】図2、図4および図5に示すように、面光
源部50は、導光体として機能する矩形状の導光板52
と、導光板52の一辺に沿って配置された管状光源53
と、管状光源53から出た光を導光体52へ導入する反
射体54と、輝度均一性向上と輝度向上のために導光体
52の光出射平面上に設けられた光学フィルム55と、
導光板52の非光出面上に設けられ光出射面側へ光を反
射する光学フィルム56と、を備えている。なお、光学
フィルム55は、対向する一対の側縁からそれぞれ延出
した一対の係合凸部55aを有している。管状光源53
は、インバータ基板80に接続され、このインバータ基
板80は、制御回路基板71と同様に、機器本体10側
に電気的に接続されている。
【0020】そして、上記のように構成された液晶表示
パネル30、面光源部50、制御回路基板71、および
インバータ基板80は、ディスプレイハウジング22内
に挟持された状態で保持されている。
【0021】すなわち、図1、図2、図4ないし図7示
すように、ディスプレイハウジング22は、第1筐体と
して機能する表面カバー60と、第2筐体として機能す
るベース部64と、を備え、これら表面カバーおよびベ
ース部の周縁部を互いに嵌合することによって偏平な矩
形状に構成されている。なお、十分な耐衝撃性を確保す
るため、上述した表面カバー60は、金属板、例えば
0.5mm厚のSUSで形成され、ベース部64は、加
工性に優れた1mm厚程度のマグネシウム合金で成形さ
れている。
【0022】表面カバー60は、矩形状の平坦な主面部
61と、主面部の周縁に沿って立設された第1側壁部6
2と、を有し、主面部61には、液晶表示パネル30の
有効表示領域32に対応した形状および寸法の窓部63
が形成されている。第1側壁部62の複数箇所には、そ
れぞれねじ孔64が形成されている。
【0023】ベース部64は、表面カバー60の主面部
61よりも僅かに大きなほぼ平坦な矩形状の主面部68
と、主面部68の周縁に沿ってほぼ垂直に立設された第
2側壁部72と、を有している。そして、ベース部64
の主面部68内面には、面光源部52を位置決め保持す
るための保持部が一体に設けられている。
【0024】この保持部は、面光源部52の導光板52
を位置決め保持する第1保持部と、光学フィルム55を
位置決め保持する第2保持部と、管状光源53および反
射体54を位置決め保持する第3保持部と、を備えてい
る。
【0025】図2、および図4ないし図7に示すよう
に、第1保持部は、主面部68の内面にそれぞれ突設さ
れた第1、第2、第3位置決めリブ(位置決め突起)7
0a、70b、70cを有している。第1位置決めリブ
70aは、一対設けられ、それぞれL字形状に形成され
ている。そして、これらの第1位置決めリブ70aは、
導光板52の一対の角部に当接して導光板を位置決めし
ている。
【0026】第2位置決めリブ70bは一対設けられ、
導光板52の互いに対向する一対の側縁の中央部にそれ
ぞれ当接して導光板を位置決めしている。また、第3位
置決めリブ70cは2対設けられ、各対のリブ70cは
第2位置決めリブ70bの両側に位置して導光板52の
側縁にそれぞれ当接して導光板を位置決めしている。
【0027】各第3位置決めリブ70cの延出端には、
導光板52側に突出した係合爪72が一体に形成されて
いる。そして、これらの係合爪72は、導光板52の表
面周縁部に係合し、主面部38との間に導光板52を挟
持している。
【0028】これにより、導光板52は、ベース部64
の所定位置に位置決め保持されている。なお、光学フィ
ルム56は、導光板52と主面部68との間に挟持され
た状態で保持されている。
【0029】一方、光学フィルム55を位置決め保持す
る第2保持部は、各第2位置決めリブ70bから表面カ
バー60側へ突出した突出部74と、この突出部に形成
された係合孔75と、を有している。そして、光学フィ
ルム55は、一対の係合凸部55aを対応する係合孔7
5内へ差し込むことにより、所定位置に位置決め保持さ
れている。
【0030】第3保持部は、主面部68内面に突設され
た一対の保持用リブ76を有している。これらの保持用
リブ76はほぼU字状に形成され、開口側同志が対向し
た状態で配置されている。そして、管状光源53および
反射体54は、その両端部がゴムキヤップ77を介して
保持用リブ76に嵌合されているとともに、ベース部6
4の側壁72と導光板52とによって区画された領域に
挟持されている。
【0031】更に、主面部68内面には、制御回路基板
71の角部と係合して制御回路基板を位置決めする一対
の位置決め突起78が突設されている。図2、図6、お
よび図7に示すように、液晶表示パネル30は、上記の
ようにしてベース部64に保持された面光源部52に重
ねて搭載され、第1位置決めリブ70aおよび第2位置
決めリブ70bに設けられた突出部74によって所定位
置に位置決めされている。また、制御回路基板71は、
位置決め突起78と係合し、主面部68上の所定位置に
位置決めされている。更に、インバータ回路80は、導
光板52の側方に位置した状態でベース部64の主面部
68上に配置されている。
【0032】そして、この状態で、液晶表示パネル30
に表面カバー60を被せ、ベース部64と嵌合した後、
図示しない複数のねじでねじ止めすることにより、ディ
スプレイハウジング22が形成されるとともに、液晶表
示パネル30、制御回路基板71、およびインバータ基
板80は、表面カバー60とベース部64との間に挟持
され、面光源部50と共に、ディスクプレイハウジング
22内に収納保持されている。そして、液晶表示パネル
30の有効表示領域32は、表面カバー60の窓部63
と対向して位置している。
【0033】上記のように構成されたパーソナルコンピ
ュータによれば、ディスプレイユニット12は、平面表
示部としての液晶表示パネル30を表面カバー60とベ
ース部64との間に挟持して保持していることから、従
来のベゼルを省略することができる。同時に、面光源部
50は、ベース部64に設けられた保持部によってベー
ス部に保持されているため、従来のフレームを省略する
ことができる。従って、十分に薄型、例えば、6.2m
m厚程度のディスプレーユニットを実現することができ
る。これに伴って、パーソナルコンピュータ全体の薄型
化も図ることが可能となる。
【0034】また、ベース部64の主面部68内面に光
反射処理を施すことにより、導光体52の非光出射面側
に設けられた光学フィルム56を省略することができ、
この場合、厚さ6.0mmのディスプレイユニットを実
現することができる。
【0035】更に、上記ディスプレイユニット12にお
いて、面光源部50はベース部64によって保持されて
いることから、ベース部64を面光源部の一部品として
扱うことができ、組立性が向上して安価な平面表示装置
を提供することができる。
【0036】なお、この発明は上述した実施の形態に限
定されることなく、この発明の範囲内で種々変形可能で
ある。例えば、面光源部50をベース部64に保持する
保持部の構成は必要に応じて種々変形可能である。
【0037】図8(a)〜8(d)は、第1保持部の変
形例をそれぞれ示すもので、図8(a)に示す変形例に
よれば、第3位置決めリブ70cには、係合爪に代わっ
て係合孔84が形成され、また、導光板52には、係合
孔84に挿入された係合凸部85が突設されている。
【0038】図8(b)に示す変形例によれば、第3位
置決めリブ70cは、導光板52の側縁と所定の間隔を
置いて対向しているとともに、段部86を有している。
そして、導光板52には、段部86と弾性的に係合した
係合爪88が突設されている。
【0039】図8(c)に示す変形例によれば、第3位
置決めリブ70cは、係合爪が省略され、また、導光板
52は、その側縁から突出して第3位置決めリブ70c
の突出端面に当接した係合凸部90を有している。そし
て、係合凸部90を第3位置決めリブ70cにねじ止め
している。
【0040】図8(d)に示す変形例によれば、上記変
形例と同様に、第3位置決めリブ70cは、係合爪が省
略され、また、導光板52は、その側縁から突出して第
3位置決めリブ70cの突出端面に当接した係合凸部9
0を有している。そして、係合凸部90を第3位置決め
リブ70cに接着剤91によって接着固定されている。
【0041】図9(a)〜9(d)は、第2保持部の変
形例をそれぞれ示すもので、図9(a)に示す変形例に
よれば、第2位置決めリブ70bの突出部74は省略さ
れ、代わって、導光板52の側縁部表面に突出部92が
形成され、更に、この突出部92に係合孔94が形成さ
れている。そして、光学フィルム55は、係合凸部55
aを係合孔94に差し込むことによって位置決め固定さ
れている。
【0042】図9(b)に示す変形例によれば、第2位
置決めリブ70bは、突出部74が省略され、また、導
光板52は、その側縁から突出して第2位置決めリブ7
0bの突出端面に当接した係合凸部95を有している。
そして、光学フィルム55の係合凸部55aは、導光板
52の係合凸部95と共に、第2位置決めリブ70bに
ねじ止めされている。
【0043】図9(c)に示す変形例によれば、第2位
置決めリブ70bは、係合爪が省略され、また、光学フ
ィルム55の係合凸部55aは、第2位置決めリブ70
bの突出端面に当接し接着剤96によって接着固定され
ている。
【0044】更に、図9(d)に示す変形例によれば、
第2位置決めリブ70bは、係合爪が省略され、また、
光学フィルム55の係合凸部55aも省略されている。
そして、光学フィルム55は、その周縁部が導光板52
表面に接着されている。
【0045】他の構成は前述した実施の形態と同一であ
り、同一の部分には同一の参照符号を付して、その詳細
な説明を省略する。そして、上記種々の変形例によって
も、前述した実施の形態と同様の作用効果を得ることが
できる。
【0046】また、液晶表示パネル30としてTNモー
ドを例にとり説明したが、他の光透過型の液晶表示パネ
ルを用いてもよい。上述した実施の形態では、TFT4
2、信号線駆動回路部44a、44b、および走査線駆
動回路部45を、活性層に多結晶シリコン膜を用いた半
導体素子で一体的に形成する構成としたが、非晶質シリ
コン膜等の半導体膜を用い、信号線駆動回路部および走
査線駆動回路部を回路基板で構成してもよい。
【0047】信号線駆動回路部及び走査線駆動回路部の
一部あるいは全部を、駆動ICチップを基板上に直接搭
載するチップ・オン・グラス(COG)技術を用いて構
成しても良い。この場合、駆動回路を基板上に配置する
ことで、液晶表示パネルと外部との電気的な接続数を軽
減することができ、また、外部回路を小型に構成できる
ため、ディスプレイユニットの一層の小型化を達成する
上で有効である。更に、この発明に係る平面表示装置
は、パーソナルコンピュータのディスプレイユニットに
限らず、携帯端末等の他の種々の電子機器に適用可能で
ある。
【0048】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、従来用いられていたベゼルおよびフレームを省略す
ることができ、一層の薄型化が可能な平面表示装置を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係るパーソナルコンピ
ュータを示す斜視図。
【図2】上記パーソナルコンピュータのディスプレイユ
ニットを示す分解斜視図。
【図3】上記ディスプレイユニットの液晶表示パネルを
示す平面図および側面図。
【図4】図2の線A−Aに沿ったベース部および面光源
部の断面図。
【図5】図2の線B−Bに沿ったベース部および面光源
部の断面図。
【図6】図2の線A−Aに対応した上記ディスプレイユ
ニットの断面図。
【図7】図2の線B−Bに対応した上記ディスプレイユ
ニットの断面図。
【図8】上記ディスプレイユニットの面光源部および保
持部の変形例をそれぞれ示す図4に対応の断面図。
【図9】上記ディスプレイユニットの面光源部および保
持部の変形例をそれぞれ示す図5に対応の断面図。
【符号の説明】
12…ディスプレイユニット 22…ディスプレイハウジング 30…液晶表示パネル 33…アレイ基板 34…対向基板 35…液晶層 44a、44b…信号線駆動回路部 45…走査線駆動回路部 50…面光源部 52…導光板 53…管状光源 54…反射体 55、 56…光学フィルム 55a…係合凸部 60…表面カバー(第1筐体) 61…主面部 63…窓部 64…ベース部(第2筐体) 68…主面部 70a…第1位置決め突起 70b…第2位置決め突起 70c…第3位置決め突起 71…制御回路基板 72…係合爪 74…突出部 75…係合孔

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の表示画素が配列された表示領域を備
    えた平面表示パネルと、 上記平面表示パネルに電気的に接続され駆動信号を供給
    する回路基板と、 上記平面表示パネルの上記表示領域に対応する窓部を備
    えた第1筐体と、 上記第1筐体と嵌合され、上記平面表示パネルおよび回
    路基板を上記第1筐体との間に挟持した第2筐体と、 上記平面表示パネルと上記第2筐体との間に設けられて
    いるとともに、ほぼ矩形状の導光板を有し、上記平面表
    示パネルに向けて光を照射する面光源部と、を備え、 上記第2筐体は、上記面光源部の上記導光板を所定位置
    に保持した保持部を備えていることを特徴とする平面表
    示装置。
  2. 【請求項2】上記面光源部は、上記導光板の一側縁近傍
    に設けられた管状光源と、上記管状光源からの光を上記
    導光体へ導入する反射体と、上記導光体の表面に対向し
    て設けられ、平面の輝度を均一化するための光学フィル
    ムと、を備え、 上記第2筐体の保持部は、上記導光体を位置決めおよび
    保持した第1保持部と、上記光学フィルムを保持した第
    2保持部と、上記管状光源を保持した第3保持部と、を
    有していることを特徴とする請求項1に記載の平面表示
    装置。
  3. 【請求項3】上記第1保持部は、上記第2筐体の内面に
    突設されて上記導光体の周縁に当接し、上記導光体を所
    定位置に位置決めした複数の位置決め突起と、上記第2
    筐体の内面に突設され上記導光体の表面周縁部に係合し
    た係合爪と、を備えていることを特徴とする請求項2に
    記載の平面表示装置。
  4. 【請求項4】上記係合爪は、少なくとも1つの上記位置
    決め突起に設けられ、上記導光体の上記平面表示パネル
    側の表面周縁部と係合していることを特徴とする請求項
    3に記載の平面表示装置。
  5. 【請求項5】上記第1保持部は、上記第2筐体の内面に
    突設されて上記導光体の周縁に当接し、上記導光体を所
    定位置に位置決めした複数の位置決め突起と、少なくと
    も1つの上記位置決め突起に形成された係合孔と、を備
    え、 上記導光体は、その周縁に設けられ上記係合孔に係合し
    た係合凸部を有していることを特徴とする請求項2に記
    載の平面表示装置。
  6. 【請求項6】上記第1保持部は、上記第2筐体の内面に
    突設されて上記導光体の周縁に当接し、上記導光体を所
    定位置に位置決めした複数の位置決め突起を備え、少な
    くとも1つの上記位置決め突起は、上記導光体側に設け
    られた段部を有し、 上記導光体は、その周縁に設けられ上記段部に係合した
    係合爪を有していることを特徴とする請求項2に記載の
    平面表示装置。
  7. 【請求項7】上記第1保持部は、上記第2筐体の内面に
    突設されて上記導光体の周縁に当接し、上記導光体を所
    定位置に位置決めした複数の位置決め突起を備え、 上記導光体は、周縁部から突出しているとともに少なく
    とも1つの上記位置決め突起にねじ止めされた係合凸部
    を備えていることを特徴とする請求項2に記載の平面表
    示装置。
  8. 【請求項8】上記第1保持部は、上記第2筐体の内面に
    突設されて上記導光体の周縁に当接し、上記導光体を所
    定位置に位置決めした複数の位置決め突起を備え、 上記導光体は、周縁部から突出しているとともに少なく
    とも1つの上記位置決め突起に、接着剤によって固定さ
    れた係合凸部を有していることを特徴とする請求項2に
    記載の平面表示装置。
  9. 【請求項9】上記第2保持部は、少なくとも1つの上記
    位置決め突起から突出した突出部と、上記突出部に形成
    された係合孔と、を備え、 上記光学フィルタは、上記係合孔に係合した係合凸部を
    有していることを特徴とする請求項3ないし8のいずれ
    か1項に記載の平面表示装置。
  10. 【請求項10】上記光学フィルタは、少なくとも1つの
    上記位置決め突起上に重ねて延出しているとともに上記
    位置決め突起にねじ止められた係合凸部を備えているこ
    とを特徴とする請求項3ないし8のいずれか1項に記載
    の平面表示装置。
  11. 【請求項11】上記光学フィルタは、少なくとも1つの
    上記位置決め突起上に重ねて延出しているとともに上記
    位置決め突起に接着固定された係合凸部を備えているこ
    とを特徴とする請求項3ないし8のいずれか1項に記載
    の平面表示装置。
  12. 【請求項12】上記第2の筐体は、上記回路基板を位置
    決めする位置決め突起を備えていることを特徴とする請
    求項1ないし11のいずれか1項に記載の平面表示装
    置。
  13. 【請求項13】上記平面表示パネルは、光透過型の液晶
    パネルであることを特徴とする請求項1ないし12のい
    ずれか1項に記載の平面表示装置。
  14. 【請求項14】上記第2筐体は、上記面光源部に対向し
    ているとともに光反射処理が施された内面を備えている
    ことを特徴とする請求項1ないし13のいずれか1項に
    記載の平面表示装置。
  15. 【請求項15】上記平面表示パネルは、対向配置された
    一対の基板と、上記一対の基板間に保持された液晶層
    と、を備え、 少なくとも一方の基板上に、上記回路基板からの駆動信
    号に基いて各表示画素に所定の信号を供給する駆動回路
    部が一体的に形成されていることを特徴とする請求項1
    ないし3のいずれか1項に記載の平面表示装置。
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