JPH1133789A - 生ゴミ粉砕処理装置 - Google Patents

生ゴミ粉砕処理装置

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Publication number
JPH1133789A
JPH1133789A JP9186512A JP18651297A JPH1133789A JP H1133789 A JPH1133789 A JP H1133789A JP 9186512 A JP9186512 A JP 9186512A JP 18651297 A JP18651297 A JP 18651297A JP H1133789 A JPH1133789 A JP H1133789A
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JP
Japan
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garbage
receiving plate
pressure receiving
screen
screw
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Application number
JP9186512A
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English (en)
Inventor
Mitsugi Udagawa
貢 宇田川
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KANKAKU INVESTMENT KK
Original Assignee
KANKAKU INVESTMENT KK
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B9/00Presses specially adapted for particular purposes
    • B30B9/02Presses specially adapted for particular purposes for squeezing-out liquid from liquid-containing material, e.g. juice from fruits, oil from oil-containing material
    • B30B9/12Presses specially adapted for particular purposes for squeezing-out liquid from liquid-containing material, e.g. juice from fruits, oil from oil-containing material using pressing worms or screws co-operating with a permeable casing
    • B30B9/128Vertical or inclined screw presses

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Disintegrating Or Milling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 生ゴミ粉砕処理装置において、含水生ゴミの
種類に応じ、回転スクリューによって上方へ搬送される
含水生ゴミの圧縮度合を自由に調節する。 【解決手段】 スクリーン37の上端部と回転スクリュ
ー56の軸部56aとの間に押出口84を環状に形成す
る。軸部56aに、上側ほど径大になった環状のプラグ
68を上下動可能に嵌合する。プレート68に受圧板7
0を固着し、挿通孔72に挿通した軸体73を回転スク
リュー56側の雌ねじ75にねじ合わす。軸体73をね
じ込んだりねじ出したりして押出口84へのプラグ突出
量を調節することにより、その押出口84の開口面積を
増減調節することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、業務用厨房や一
般家庭の台所などから出される含水生ゴミを粉砕して固
液分離する生ゴミ粉砕処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の生ゴミ粉砕処理装置としては、
出願人が先に提案した特願平5−083676号(特開
平6−292996号)に記載されたものがある。図7
にこの生ゴミ粉砕処理装置を概略断面図で示してある。
この生ゴミ粉砕処理装置は、含水生ゴミを粉砕処理する
ための粉砕部Aと、粉砕部Aで粉砕処理された含水生ゴ
ミを断水処理する固液分離部Bとを備えている。
【0003】粉砕部Aは、厨房や台所などの排水口を通
して排出された含水生ゴミが投入され、その内部の粉砕
室で細かく粉砕されて排出されるものである。
【0004】固液分離部Bは、概略的には次のように構
成されている。すなわち、固液分離部Bは、円筒状のス
クリーン1の内部に回転スクリュー2が配備されている
と共に、そのスクリーン1の外側に円筒状の外ケース3
が配備されている。また、スクリーン1の内底部に、上
記した粉砕部Aで細かく粉砕処理された含水生ゴミの導
入空間4が設けられ、そのスクリーン1の上部に脱水さ
れた生ゴミの押出口5が開口され、さらに、スクリーン
1と外ケース3との間に形成された水の受入れ空間6に
排水口(不図示)が備わっている。そして、回転スクリ
ュー2はモータMによって回転駆動されるようになって
いる。なお、7は導入空間4への含水生ゴミの入口で、
上記粉砕部Aの出口にホース8などを介して連通されて
いる。上記押出口5は、スクリーン1の上端と回転スク
リュー2の軸部2aの上端に装着されたプラグ9との間
に形成された環状の開口によって形成されている。な
お、10はプラグ9の上部に設けられた羽根であり、押
出口5から押し出された生ゴミをシュート11から収納
箱12に向けて払い出す役割を果たす。
【0005】この固液分離部Bにおいては次の処理が行
われる。粉砕処理されて導入空間4に導入された含水生
ゴミが、回転スクリュー2の回転により、スクリーン1
の内部を矢符aのように上方に搬送され、その搬送中に
含水生ゴミから分離された水がスクリーン1に形成され
ている多数の通水孔(不図示)を通って受入れ空間6に
流出する一方で、脱水後の生ゴミが押出口5から押し出
された後、シュート11を経て収納箱12へ排出され
る。受入れ空間4に流入した水は外ケース3の下端部に
設けられた上記排水口を通して排出される。
【0006】このような生ゴミ粉砕処理装置において、
回転スクリュー2の作用によって導入空間4からスクリ
ーン1の内部を通って上方に搬送される含水生ゴミは、
押出口5に近付きながら適度に圧縮される必要がある。
すなわち、搬送中の圧縮度合が大きすぎると、回転スク
リュー2を駆動するためのモータMの負荷が大きくなり
過ぎて焼き付きなどの問題を生じ、逆に圧縮度合が小さ
すぎると、含水生ゴミを十分に脱水することができなく
なる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】厨房や台所から出る生
ゴミは多種多様であり、粉砕処理後に固液分離部Bで脱
水処理するときの適度の圧縮度合が生ゴミの種類によっ
て異なる。ところが、上記した従来の生ゴミ粉砕処理装
置においては、スクリーン1の上端とプラグ9との間に
形成された環状の開口によって形成されている押出口5
の開口面積が一定に定まっており、使用者が必要に応じ
てその開口面積を自由に変化させるという操作ができな
い。このため、断水処理後に排出される生ゴミが未だ多
くの水分を含んでいたり、回転スクリュー2による生ゴ
ミの上方への搬送がスムーズに行われなかったりすると
いう事態が多々起こっていた。
【0008】この発明は、上記事情に鑑みてなされたも
のであり、含水生ゴミの種類に応じ押出口の開口面積を
自由に増減調節することができるようにすることによっ
て、生ゴミの脱水処理をスムーズに、しかも適切に行う
ことのできる生ゴミ粉砕処理装置を提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、含水生ゴミ
の粉砕部とこの粉砕部で粉砕された含水生ゴミの固液分
離部とを備え、その固液分離部が、粉砕後の含水生ゴミ
の導入空間を形成する円筒体と、上記導入空間に連通さ
れて上記円筒体の上方に配備されかつ周壁に通水孔が開
設された筒状のスクリーンと、このスクリーンを嵌挿し
て配備されて上記導入空間に給送された含水生ゴミを上
方に搬送する回転スクリューと、上記スクリーンの外側
に配備されかつ上記含水生ゴミから分離されて上記スク
リーンの通水孔を通して流出した水の受入れ空間を形成
する筒状の外ケースと、この外ケースに設けられて上記
受入れ空間に流入した水を排出する排水口と、上記スク
リーンの上部で開口された脱水生ゴミの押出口と、を備
えた生ゴミ粉砕処理装置であって、上記押出口が、上記
スクリーンの上端部と上記回転スクリューの上端部に具
備された軸部との間の開口によって環状に形成され、こ
の押出口から押し出された脱水後の生ゴミによって上方
に押される受圧板がその押出口の上方を覆って配備さ
れ、この受圧板に上側ほど径大になった環状のプラグが
下向きに固着されていると共に、そのプラグが、上記回
転スクリューの上記軸部に上下動可能に嵌合されて上記
押出口に対して上記受圧板と共に出退可能となされ、上
記受圧板に開設された挿通孔を通して雄ねじを有する軸
体が挿通され、その軸体の上記雄ねじが上記回転スクリ
ューの上記軸部に設けられたねじ孔の雌ねじに正逆回転
自在にねじ合わされ、その軸体の上端部に、上記受圧板
に当たってその受圧板の上動を阻止するストッパが設け
られている、というものである。
【0010】この発明において、回転スクリューの作用
によって導入空間からスクリーンの内部を通って上方へ
搬送される含水生ゴミは、押出口の開口面積に見合う圧
縮度合で圧縮されながらその押出口に近付いていき、そ
の搬送中に含水生ゴミから分離された水がスクリーンを
通過して水の受入れ空間に流入した後、外ケースの排水
口から排出される。また、脱水後の生ゴミは押出口から
押し出される。そして、押出口から押し出されてきた生
ゴミが受圧板に当たってその受圧板を上方へ押すので、
その受圧板がストッパに当たる位置まで上動して押出口
を開放する。
【0011】この発明の生ゴミ粉砕処理装置において、
搬送中の生ゴミの圧縮度合は押出口の開口面積の大小
や、押出口から押し出される生ゴミの押出量の多少によ
ってよって定まり、押出口の開口面積や押田量は、押出
口に対するプラグの突出量の大小によって主に定まる。
したがって、含水生ゴミの種類に応じて、圧縮度合を大
きくする必要があるときには、ねじ軸の雄ねじを回転ス
クリューの軸部の雌ねじにねじ込むことによって押出口
へのプラグの突出量を増やすと共に、ストッパの位置を
下げておく。そのようにしておけば、押出口の開口面積
が狭まって圧縮度合が上がる。その逆に、含水生ゴミの
種類に応じて、圧縮度合を小さくする必要があるときに
は、ねじ軸の雄ねじを回転スクリューの軸部の雌ねじか
らねじ出すことによって押出口へのプラグの突出量を減
らすと共に、ストッパの位置を上げておく。そのように
しておけば、押出口の開口面積が拡がって圧縮度合が下
がる。これらの場合に、受圧板は、押出口から押し出さ
れてきた生ゴミにより上方へ押されるので、その受圧板
はストッパに当たる位置まで上動して押出口を開放す
る。なお、ストッパによって規制される受圧板の上下位
置を変えると、押出口から押し出されてきた生ゴミがそ
の受圧板を上方へ押す力が変化するので、そのことを利
用して搬送中の生ゴミの圧縮度合を調節することも可能
である。
【0012】この発明においては、上記押出口の周囲に
その押出口から押し出された脱水後の生ゴミを受ける円
板状の受け板が設けられ、この受け板の外周囲に周壁が
立ち上げられていると共に、その周壁の一部が欠除され
てその欠除部に上記受け板に連設されて生ゴミを排出す
るシュートが設けられ、上記受圧板に、この受圧板の回
転中心から放射方向に延びる羽根板が上記受け板に向け
て突設されている、という構成を採用することが可能で
ある。
【0013】このように構成しておくと、押出口から押
し出された生ゴミが、回転スクリューと共に回転する羽
根板によってシュートへ効率よく払い出される。
【0014】また、この発明においては、上記受圧板と
上記回転スクリューの上端部との間に、上記受圧板を上
方へ常時付勢して上記ストッパに当接させるばね体が介
在されている、という構成を採用することが望ましい。
このようにしておくと、当該処理装置の運転を休止して
いるとき、すなわち押出口から生ゴミが押し出されてい
ないときでも、ばね体の力によって受圧板がストッパに
当たる位置まで上昇されて押出口を開放しているので、
押出口の開放面積の大きさを目で見て確認しやすい利点
がある。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の実施形態に係
る生ゴミ粉砕処理装置の概略構成を示した縦断面図、図
2はその生ゴミ粉砕処理装置の主要な構成要素を示した
概略分解斜視図、図3は固液分離部Bの正面図、図4は
図3のIV線矢視図、図5は固液分離部Bの内部構造を
具体的に示した部分縦断面図、図6は脱水後の生ゴミの
排出過程を断面で表した説明図である。
【0016】図1および図2において、粉砕部Aは、厨
房や台所などの排水口を通して排出された含水生ゴミが
投入されて、その内部の粉砕室で細かく粉砕して排出す
るものである。
【0017】図3および図4のように、固液分離部B
は、所要形状の金属製の外パネル15を組み合わせて作
られたケーシング16の内部に収容されている。
【0018】図1および図2のように、この固液分離部
Bは、円筒状のスクリーン17を有している。図6のよ
うに、スクリーン17はその周壁に多数の通水孔18を
有している。
【0019】図1および図2に示した円筒状の外ケース
19が、スクリーン17の外側に配備されており、この
外ケース19とスクリーン17との間に、スクリーン1
7の通水孔18を通過して流出した水の受入れ空間20
が形成される。図5および図6のように、スクリーン1
7は、その上端部が、外ケース19の上端部に上板部2
1を介して固着された円板状の受け板22に固着されて
おり、これによって外ケース19とスクリーン17とが
同心に位置決めされている。また、図2に示したよう
に、外ケース19の下端部に開設された大きな開口25
を通して、上記粉砕部A側の出口14に接続された生ゴ
ミ給送用ホース26(図3参照)が導入され、そのホー
ス26の終端が、後述する生ゴミの導入空間35に連通
されている。なお、外ケース19の開口25は、上記ホ
ース26が挿通された状態で水密に閉鎖される。さら
に、図2〜図6に示したように、外ケース19の上端部
に、上記受入れ空間20の内部に洗浄水を給送するため
の給水口27が開設されている。この給水口27は、受
入れ空間20を洗浄するとき以外は盲蓋28によって塞
がれている。そのほか、外ケース19の下端部には、受
入れ空間20に流入した水の排水口(不図示)が設けら
れており、この排水口に、図3に示した排水ホース29
が接続されている。
【0020】図1および図2において、上記機台14に
は円筒体32が設置されている。この円筒体32は生ゴ
ミの導入口33を有している。図3および図4に示した
ように、この導入口33には継手34を介して上記ホー
ス26が接続されている。したがって、粉砕部Aで粉砕
処理された含水生ゴミがホース26によって円筒体32
によって形成された導入空間35に導入される。なお、
図5に示したように、上記スクリーン17は、上記円筒
体32の上方に同心に配備されているのであって、この
スクリーン17の下端と円筒体32とは離れている。
【0021】図1および図5のように、上記導入空間3
5とスクリーン17の内側とに亘って回転スクリュー3
6が嵌挿して配備されている。図2にも示したように、
この回転スクリュー36は、軸長の短い下部側スクリュ
ー37と軸長の長い上部側スクリュー38とに2分割さ
れており、下部側スクリュー37が上記導入空間35に
配備され、上部側スクリュー38がスクリーン17の内
側に配備されている。図5のように、下部側スクリュー
37と上部側スクリュー38とは同心にキーで位置決め
されている。また、図1で判るように、下部側スクリュ
ー37と上部側スクリュー38とは、機台14に設置さ
れたモータMの回転を回転伝達機構Fを介して回転され
る回転軸40(図5参照)に嵌め込まれた多角軸40a
に嵌め込まれることによって、回転軸40の回転と共に
回転する。なお、回転伝達機構Fは、スプロケット4
2,43、チェーン44などからなる。
【0022】下部側スクリュー37と上部側スクリュー
38とからなる回転スクリュー36は、その軸部45が
上端に近付くほど径大になっている。そのため、スクリ
ーン17と軸部45との間に形成される生ゴミ通路R
(図1参照)の水平開口面積が上方ほど狭くなってい
る。また、上部側スクリュー38の螺旋状の羽根部46
の外周部に硬質の金属ピンでなる掻取り部材47が突設
されており、これらの掻取り部材47が図5のようにス
クリーン17の内面に摺接されている。
【0023】図5のように、回転スクリュー36の軸部
45の上端部はストレートに形成されており、そのスト
レートの軸部45aに、上側ほど径大になった環状のプ
ラグ48が上下動可能に嵌合されている。このプラグ4
8は取付座部49を有しており、その取付座部49に受
圧板50が固着されている。この受圧板50は後述する
押出口64の上方を覆って配備されていると共に、その
受圧板50には、その回転中心から放射方向に延びる羽
根板51が下向きに突設されている。受圧板50の複数
箇所に挿通孔52が開設されており、これらの挿通孔5
2に挿通された頭付きボルトの軸部でなる軸体53の雄
ねじが、上部側スクリュー38のストレートの軸部45
aに設けられた上端部材54のねじ孔の雌ねじ55にね
じ合わされている。また、受圧板50と上端部材54と
の間に、受圧板50を上方へ常時付勢するコイルばねで
なるばね体56が介在されており、このばね体56の力
によって受圧板50が常時上動方向に付勢されている。
そして、上記軸体53を形成している頭付きボルトの頭
部でなるストッパ57に受圧板50が当たってその上動
位置が規制されている。
【0024】上記受け板22の周囲から立ち上げられた
周壁58に取付枠59が固定され、この取付枠59に取
付具60を介してゴム板61が取り付けられ、そのゴム
板61が上記受圧板50に弾接されている。なお、上記
周壁58はその一部が欠除されてその欠除部に上記受け
板22に連設されて生ゴミを排出するシュート62が設
けられている。そして、このシュート62の下方に、図
4のように脱水された生ゴミの回収容器63が設置され
る。図1および図5のように、上記スクリーン17の上
端部と回転スクリュー36のストレートの軸部45aと
の間の環状の開口が脱水された生ゴミの押出口64に相
当している。
【0025】図1および図5において、65は円板状の
連結プレートであり、この連結プレート65はスクリー
ン17の下端と上記導入空間35との間に亘って配備さ
れている。この連結プレート65は、図5のように、そ
の中央部が下部側スクリュー37と上部側スクリュー3
8との間に挟持されてそれらのスクリュー37,38に
連結されていると共に、その外周部が、上記受入れ空間
20に張り出し、かつ、上記導入空間35を形成してい
る円筒体32の上面によって形成された摺動面66の上
に重ね合わされている。この連結プレート65には、上
記導入空間35とスクリュー17の内部とを連通する開
口部67が具備されている(図1参照)。連結プレート
65には、支持体69や上下に長い取付具70を介して
細長いゴムブレード71が取り付けられている。図5お
よび図6のように、ゴムブレード71は、スクリーン1
7の周壁18の外面や外ケース19の内面に摺接され
る。
【0026】以上説明した固液分離部Bにおいては、粉
砕処理された後の含水生ゴミがホース26を通して導入
空間35に導入される。こうして導入空間35に導入さ
れた含水生ゴミは、回転スクリュー36が回転すると、
スクリーン17の内部を図1の矢符bのように上方に搬
送され、その搬送中に含水生ゴミから分離された水がス
クリーン17の通水孔18を通過して受入れ空間20に
流出する。そして、図6のように、脱水された生ゴミM
1は押出口64から押し出された後、回転スクリュー3
6と共に回転する羽根板51の作用によってシュート6
2へ効率よく払い出される。また、受入れ空間20に流
入した水は外ケース19に設けられている排水口から排
水ホース29を経て排出される。このような脱水処理を
行ったときに、スクリーン17の内面に付着する生ゴミ
は掻取り部材47により掻き落とされ、スクリーン17
の外面や外ケース19の内面に付着する生ゴミは、連結
プレート58などを介して回転スクリュー36に連結さ
れている内外のゴムブレード71が回転スクリュー36
と共に回転することにより掻き落とされる。
【0027】ところで、回転スクリュー36やスクリー
ン17の作用によって上方へ搬送される含水生ゴミは、
押出口64の開口面積に見合う圧縮度合で圧縮され、押
出口64から押し出された生ゴミM1が図6のように受
圧板50に当たってその受圧板50を上方へ押す。その
ため、ばね体56が無くても、受圧板50はストッパ5
7に当たる位置まで上動して押出口64を開放する。
【0028】脱水処理に際し、含水生ゴミの圧縮度合を
大きくする必要があるときには、軸体53の雄ねじを上
端部材54の雌ねじ55にねじ込むことによって、図5
に実線で示したように押出口64へのプラグ48の突出
量を増やし、ストッパ57の位置を下げておくと、押出
口64の開口面積が狭まって圧縮度合が上がる。その逆
に、圧縮度合を小さくする必要があるときには、軸体5
3の雄ねじを上端部材54の雌ねじ55からねじ出すこ
とによって、図5に仮想線で示したように押出口64へ
のプラグ48の突出量を減らし、ストッパ57の位置を
上げておくと、押出口64の開口面積が拡がって圧縮度
合が下がる。なお、ストッパ57によって規制される受
圧板50の上下位置を変えると、押出口64から押し出
されてきた生ゴミM1がその受圧板50を上方へ押す力
が変化するので、そのことを利用して搬送中の生ゴミの
圧縮度合を調節することも可能である。
【0029】
【発明の効果】この発明によると、固液分離部において
上方へ搬送される生ゴミの圧縮度合を自由に調節するこ
とができるようになるので、生ゴミの脱水処理をスムー
ズに、しかも適切に行うことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態に係る生ゴミ粉砕処理装置
の概略構成を示した縦断面図である。
【図2】生ゴミ粉砕処理装置の主要な構成要素を示した
概略分解斜視図である。
【図3】固液分離部の正面図である。
【図4】図3のIV線矢視図である。
【図5】固液分離部の内部構造を具体的に示した部分縦
断面図である。
【図6】脱水後の生ゴミの排出過程を断面で表した説明
図である。
【図7】従来の生ゴミ粉砕処理装置の概略構成を示した
縦断面図である。
【符号の説明】
A 粉砕部 B 固液分離部 17 スクリーン 18 通水孔 19 外ケース 20 水の受入れ空間 22 受け板 32 円筒体 35 導入空間 36 回転スクリュー 45 軸部 48 プラグ 50 受圧板 51 羽根板 52 挿通孔 53 ねじ軸(雄ねじを有する軸体) 55 雌ねじ(ねじ孔の雌ねじ) 56 ばね体 57 ストッパ 58 周壁 62 シュート 64 押出口 M1 脱水後の生ゴミ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 含水生ゴミの粉砕部とこの粉砕部で粉砕
    された含水生ゴミの固液分離部とを備え、その固液分離
    部が、粉砕後の含水生ゴミの導入空間を形成する円筒体
    と、上記導入空間に連通されて上記円筒体の上方に配備
    されかつ周壁に通水孔が開設された筒状のスクリーン
    と、このスクリーンを嵌挿して配備されて上記導入空間
    に給送された含水生ゴミを上方に搬送する回転スクリュ
    ーと、上記スクリーンの外側に配備されかつ上記含水生
    ゴミから分離されて上記スクリーンの通水孔を通して流
    出した水の受入れ空間を形成する筒状の外ケースと、こ
    の外ケースに設けられて上記受入れ空間に流入した水を
    排出する排水口と、上記スクリーンの上部で開口された
    脱水生ゴミの押出口と、を備えた生ゴミ粉砕処理装置で
    あって、 上記押出口が、上記スクリーンの上端部と上記回転スク
    リューの上端部に具備された軸部との間の開口によって
    環状に形成され、この押出口から押し出された脱水後の
    生ゴミによって上方に押される受圧板がその押出口の上
    方を覆って配備され、この受圧板に上側ほど径大になっ
    た環状のプラグが下向きに固着されていると共に、その
    プラグが、上記回転スクリューの上記軸部に上下動可能
    に嵌合されて上記押出口に対して上記受圧板と共に出退
    可能となされ、上記受圧板に開設された挿通孔を通して
    雄ねじを有する軸体が挿通され、その軸体の上記雄ねじ
    が上記回転スクリューの上記軸部に設けられたねじ孔の
    雌ねじに正逆回転自在にねじ合わされ、その軸体の上端
    部に、上記受圧板に当たってその受圧板の上動を阻止す
    るストッパが設けられていることを特徴とする生ゴミ粉
    砕処理装置。
  2. 【請求項2】 上記押出口の周囲にその押出口から押し
    出された脱水後の生ゴミを受ける円板状の受け板が設け
    られ、この受け板の外周囲に周壁が立ち上げられている
    と共に、その周壁の一部が欠除されてその欠除部に上記
    受け板に連設されて生ゴミを排出するシュートが設けら
    れ、上記受圧板に、この受圧板の回転中心から放射方向
    に延びる羽根板が上記受け板に向けて突設されている請
    求項1に記載した生ゴミ粉砕処理装置。
  3. 【請求項3】 上記受圧板と上記回転スクリューの上端
    部との間に、上記受圧板を上方へ常時付勢して上記スト
    ッパに当接させるばね体が介在されている請求項1また
    は請求項2に記載した生ゴミ粉砕処理装置。
JP9186512A 1997-07-11 1997-07-11 生ゴミ粉砕処理装置 Pending JPH1133789A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010149093A (ja) * 2008-12-26 2010-07-08 Sanki Eng Co Ltd スクリュープレス式脱水機
CN105521874A (zh) * 2015-12-09 2016-04-27 丽水市天宁电机有限公司 一种食物残渣与水分离装置及方法
CN114453390A (zh) * 2022-01-27 2022-05-10 熊敏 一种餐饮用的厨余垃圾无害化处理设备

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