JPH1133765A - レーザ加工装置 - Google Patents

レーザ加工装置

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JPH1133765A
JPH1133765A JP9210225A JP21022597A JPH1133765A JP H1133765 A JPH1133765 A JP H1133765A JP 9210225 A JP9210225 A JP 9210225A JP 21022597 A JP21022597 A JP 21022597A JP H1133765 A JPH1133765 A JP H1133765A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
processing
laser
workpiece
laser light
control unit
Prior art date
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Pending
Application number
JP9210225A
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English (en)
Inventor
Makoto Takagi
誠 高木
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication of JPH1133765A publication Critical patent/JPH1133765A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のレーザ光源を使用して事実上の繰り返
し周波数を高くすることにより、レーザ加工の処理能力
を向上させたレーザ加工装置を提供する。 【解決手段】 レーザ加工装置20は、被加工物9にレ
ーザ光1a、3aを照射して加工するものであって、同
一の光軸上にレーザ光1a、3aを照射する複数の加工
用レーザ光源1、3と、該加工用レーザ光源1、3に所
定の順序で該レーザ光1a、3aの発信の指示を出す制
御部15と、を具備する。また、この制御部15から該
加工用レーザ光源1、3に該レーザ光1a、3aの発信
の指示が出される前に、該被加工物9における加工場所
を光軸上に移動させる移動手段をさらに含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザ加工装置に
係わり、特に、レーザ加工の処理能力を向上させたレー
ザ加工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】レーザ加工装置は、レーザ光源から放射
されたレーザビームを照射光学系を介して被加工物、特
に半導体基板上のパターンに照射し、加工(切断)処理
を行うものである。従来のレーザ加工装置は、被加工物
を加工するレーザ光源を一つ搭載したものを用いてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、レーザ加工
装置の処理能力を決める主な要素は以下の二つである。
第1番目の要素としては、加工レーザ光と被加工物の加
工ポイントをいかに早く位置決めさせるかである。第2
番目の要素としては、加工用レーザの繰り返し周波数で
ある。つまり、一般的にパルスレーザの場合、ある一定
の周波数より短い間隔でレーザを発信させると、1回当
たりのレーザエネルギーの低下を招き、安定した加工を
行うことができない。このため、連続して加工を行う場
合は、ある加工を行ってから次の加工を行うまでの間隔
を、一定時間以上あける必要がある。したがって、レー
ザ加工装置の処理能力を高めるために加工用レーザの繰
り返し周波数を高くしようとしても、安定した加工を行
う必要から一定の限界がある。
【0004】以上のことから、レーザ加工装置の処理能
力を高めるために第1番目の要素である被加工物の位置
決め制御スピードを上げていっても、第2番目の要素が
あるため、処理能力の向上には限度がある。また、第2
番目の要素である加工用レーザの繰り返し周波数を高め
るにはレーザ光源そのものの改良が必要であるが、実際
には限度がある。
【0005】本発明は上記のような事情を考慮してなさ
れたものであり、その目的は、複数のレーザ光源を使用
して事実上の繰り返し周波数を高くすることにより、レ
ーザ加工の処理能力を向上させたレーザ加工装置を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係るレーザ加工装置は、被加工物にレーザ
光を照射して加工するレーザ加工装置であって、同一の
光軸上にレーザ光を照射する複数の加工用レーザ光源
と、該加工用レーザ光源に所定の順序で該レーザ光の発
信の指示を出す制御部と、を具備することを特徴とす
る。また、上記制御部から該加工用レーザ光源に該レー
ザ光の発信の指示が出される前に、該被加工物における
加工場所を光軸上に移動させる移動手段をさらに含むこ
とが好ましい。
【0007】上記レーザ加工装置では、複数の加工レー
ザ光源を搭載し、制御部から該加工レーザ光源にレーザ
光の発信の指示を所定の順序で出し、いずれの光源から
のレーザ光も同一の光軸を通って被加工物に照射でき
る。これにより、加工レーザの繰り返し周波数以上の加
工間隔、即ちレーザの繰り返し周波数を搭載したレーザ
光源の個数倍にしたのと同程度の加工間隔で、被加工物
を処理することができる。言い換えると、繰り返し周波
数が低いレーザを使用していても、そのレーザを複数個
使用することで事実上繰り返し周波数が高くなったとみ
なすことができる。したがって、レーザ加工装置の処理
能力を格段に向上させることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施の形態について説明する。図1は、本発明の実施の
形態によるレーザ加工装置の構成を示す図である。
【0009】レーザ加工装置20は第1及び第2の加工
レーザ光源1、3を有する。第1の加工レーザ光源1は
後述する制御部15の制御に応じて第1の加工レーザ光
1aを放出する。このレーザ光1aは、第1の光量可変
部2、加工レーザ光用ハーフミラー5、可変アパーチャ
6、ダイクロイックミラー7、対物レンズ8を順に通
り、ステージ10上に固定されている被加工物(半導体
基板・ウェハ)9に照射される。これにより、被加工物
9が加工される。
【0010】また、第2の加工レーザ光源3は制御部1
5の制御に応じて第2の加工レーザ光3aを放出する。
このレーザ光3aは、第2の光量可変部4を通り、加工
レーザ光用ハーフミラー5により第1の加工レーザ光1
aと同一の光軸に反射され、その後、第1の加工レーザ
光1aと同じ経路を通る。即ち、ハーフミラー5により
反射された第2の加工レーザ光3aは、可変アパーチャ
6、ダイクロイックミラー7、対物レンズ8を順に通
り、ステージ10上に固定されている被加工物(半導体
基板・ウェハ)9に照射される。これにより、被加工物
9が加工される。尚、ダイクロイックミラー7は入射さ
れた第1、第2のレーザ光1a、3aの大部分を反射す
る。
【0011】制御部15は第1、第2の加工レーザ光源
1、3、第1、第2の光量可変部2、4、可変アパーチ
ャ6及びステージ10それぞれの制御を行うものであ
る。制御部15の内部には記憶部15aが設けられてい
る。この記憶部15aには、被加工物9の種類毎に加工
位置や適切なレーザパワー、ビームサイズなどが記憶さ
れている。
【0012】また、制御部15は、記憶部15a内の情
報をもとに加工を行う前に第1加工用レーザ1のパワー
を第1の光量可変部2に指示し、第2の加工用レーザ3
のパワーを第2の光量可変部4に指示する。
【0013】また、制御部15は、記憶部15a内の情
報をもとにステージ10を移動させる図示せぬ移動手段
を制御する。つまり、レーザ加工を行う際に被加工物9
を所定の位置に動かし、被加工物9における加工場所が
レーザの光軸上に位置するよう指示するとともに加工場
所に到達次第、第1又は第2の加工レーザ1、3の一方
に発信の指示を出す。この後、制御部15は、被加工物
9における次の加工場所がレーザの光軸上に位置するよ
う指示するとともに加工場所に到達次第、第1又は第2
の加工レーザ1、3の片方に発信の指示を出す。
【0014】このように第1、第2の加工レーザ1、3
のどちらに発信の指示を出しても加工は行われるが、そ
の指示を交互に出すこととする。これにより、二つの加
工レーザを用いて連続的に加工を行う。
【0015】尚、上記移動手段は、ステージ10をレー
ザビームに対して垂直方向又は水平方向に移動可能とす
るとともに、所定の駆動軸を中心として水平平面上で回
転可能とするものである。
【0016】また、レーザ加工装置20は、被加工物9
の加工状態を観察するための観察光源(照明光源)11
を有している。この照明光源11から発せられた照明光
11aは、照明光用ハーフミラー12、ダイクロイック
ミラー7、対物レンズ8を順に通り、被加工物9上に照
射される。被加工物9からの反射光は、再び対物レンズ
8、ダイクロイックミラー7、照明光用ハーフミラー1
2を順に通って、CCDカメラ13に入射される。
【0017】照明光源11はハロゲンランプ及び所定の
波長帯域のみを透過させる光フィルタを内蔵している。
ハロゲンランプから放出される光は光フィルタを介して
出射される。
【0018】CCDカメラ13は、被加工物9からの反
射光を画像信号に変換し、図示せぬ画像処理部に出力す
る。この画像処理部は、CCDカメラ13から入力され
た画像信号(映像信号)をTVモニター14に出力する
と共に、画像信号に所定の処理を施す。TVモニター1
2は、画像処理部から出力された画像信号を表示出力す
るようになっている。即ち、映像信号としてTVモニタ
ー14に映し出される。
【0019】上記実施の形態によれば、レーザ加工装置
20に第1及び第2の加工レーザ光源1、3を搭載し、
制御部15から第1及び第2の加工レーザ光源1、3に
レーザ光の発信の指示を交互に出し、加工レーザ光用ハ
ーフミラー5を通過したどちらのレーザ光1a、3aも
同一の光軸を通って被加工物9に照射している。このた
め、レーザの繰り返し周波数を2倍にしたのと同じ間隔
でレーザ光を被加工物9に照射し、加工を行うことがで
きる。したがって、レーザ加工装置20の処理能力を向
上させることができる。
【0020】尚、上記実施の形態では、レーザ加工装置
20に二つの加工用レーザを搭載しているが、レーザ加
工装置20に三つ以上の加工用レーザを搭載することも
可能である。これにより、搭載した加工用レーザの個数
に比例した繰り返し周波数を得ることができる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、複
数の加工レーザ光源を搭載し、制御部から該加工レーザ
光源にレーザ光の発信の指示を所定の順序で出し、いず
れの光源からのレーザ光も同一の光軸を通って被加工物
に照射する。したがって、複数のレーザ光源を使用して
事実上の繰り返し周波数を高くでき、レーザ加工の処理
能力を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるレーザ加工装置の構
成を示す図である。
【符号の説明】
1…第1の加工レーザ光源 1a…第1の
加工レーザ光 2…第1の光量可変部 3…第2の加
工レーザ光源 3a…第2の加工レーザ光 4…第2の光
量可変部 5…加工レーザ光用ハーフミラー 6…可変アパ
ーチャ 7…ダイクロイックミラー 8…対物レン
ズ 9…被加工物 10…ステージ 11…観察光源 11a…照明光 12…照明光用ハーフミラー 13…CCDカ
メラ 14…TVモニター 15…制御部 15a…記憶部 20…レーザ加
工装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被加工物にレーザ光を照射して加工する
    レーザ加工装置であって;同一の光軸上にレーザ光を照
    射する複数の加工用レーザ光源と、 該加工用レーザ光源に所定の順序で該レーザ光の発信の
    指示を出す制御部と、 を具備することを特徴とするレーザ加工装置。
  2. 【請求項2】 上記制御部から該加工用レーザ光源に該
    レーザ光の発信の指示が出される前に、該被加工物にお
    ける加工場所を光軸上に移動させる移動手段をさらに含
    むことを特徴とする請求項1記載のレーザ加工装置。
JP9210225A 1997-07-22 1997-07-22 レーザ加工装置 Pending JPH1133765A (ja)

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JP9210225A JPH1133765A (ja) 1997-07-22 1997-07-22 レーザ加工装置

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JP9210225A JPH1133765A (ja) 1997-07-22 1997-07-22 レーザ加工装置

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JPH1133765A true JPH1133765A (ja) 1999-02-09

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100768741B1 (ko) 2004-08-13 2007-10-19 주식회사 이오테크닉스 레이저와 비전의 동축 가공장치
US7289549B2 (en) 2004-12-09 2007-10-30 Electro Scientific Industries, Inc. Lasers for synchronized pulse shape tailoring
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US7396706B2 (en) 2004-12-09 2008-07-08 Electro Scientific Industries, Inc. Synchronization technique for forming a substantially stable laser output pulse profile having different wavelength peaks
CN102009269A (zh) * 2009-09-07 2011-04-13 住友重机械工业株式会社 激光加工装置及加工条件的决定方法

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