JPH11337365A - ナビゲーションシステム及び方法並びにナビゲーション用ソフトウェアを記録した記録媒体 - Google Patents

ナビゲーションシステム及び方法並びにナビゲーション用ソフトウェアを記録した記録媒体

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JPH11337365A
JPH11337365A JP10148665A JP14866598A JPH11337365A JP H11337365 A JPH11337365 A JP H11337365A JP 10148665 A JP10148665 A JP 10148665A JP 14866598 A JP14866598 A JP 14866598A JP H11337365 A JPH11337365 A JP H11337365A
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JP
Japan
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candidate
navigation
instruction
candidates
navigation system
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JP10148665A
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Jun Otsuka
順 大塚
Takashi Namiki
丘 並木
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Faurecia Clarion Electronics Co Ltd
Original Assignee
Clarion Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ナビゲーションシステムにおける音声認識で
の操作や資源利用を効率化する。 【解決手段】 一覧表示部41は、いろいろな機能やデ
ータ検索でヒットした施設などについて、1つ又は複数
の候補を表示する。仮選択部42は、どの候補に対応す
る語句が発話されたかの認識結果を、音声認識部14か
ら受け取ることで候補を仮に選ぶ。ボックス表示部43
は、このように仮に選ばれた候補を、あらかじめ決めら
れた入力ボックスに表示する。確定部44は、あらかじ
め決められた語句が認識されたという認識結果を音声認
識部14から受け取ることで、仮に選ばれている候補を
確定させる。処理部45は、確定した候補に基づいて処
理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ナビゲーション
にかかわる技術の改良に関するもので、より具体的に
は、音声認識での操作や資源利用を効率化するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車に代表される移動体の道案
内を自動的に行う電子機器として、ナビゲーションシス
テムが知られている。ナビゲーションシステムは、人工
衛星からの電波やジャイロなどを使って、搭載している
自動車(自車)の現在位置(自車位置)を計算し、液晶
表示パネルなどの表示画面で、自車位置を地図上でコン
ピュータグラフィックス表示しながら、次にどこをどち
らへ曲がればよいといった道案内をするものである。
【0003】また、このようなナビゲーションシステム
に音声認識の技術を適用し、あらかじめ決められたいろ
いろな語句を発話(発声)することで、ナビゲーション
システムを操作するようにした例も知られている。この
ような音声認識では、典型的には、ユーザが発話する可
能性のある語句ごとの特徴を表す特徴パラメータや波形
などのデータ、すなわち認識用辞書をあらかじめ用意し
ておく。そして、マイクロホンから入力される音声をデ
ジタル信号に変換し、上に述べた認識用辞書とパタンマ
ッチングすることで、発話された語句を認識する。
【0004】このように音声認識でナビゲーションシス
テムを制御する場合、具体的には、システムからのアナ
ウンスなどに従いながら、あらかじめ決められた語句
を、所定の段階を踏んで順次発話することで、目的とす
る機能や候補に到達しなければならない。
【0005】例えば、CD−ROMに格納されたいろい
ろな施設のデータのなかから、自車周辺の遊園地を検索
して選び、その周囲の地図を表示させる例を考える。こ
の場合、あらかじめ決められた「ケンサク」「シュウヘ
ン」のような語句を発話することで自車周辺の施設を検
索する機能の画面を呼び出し、続いて「ユウエンチ」の
ような語句で施設の種類を指定し、遊園地の候補が一覧
表示された状態で「○○ランド」のように固有名詞を発
話することで遊園地を選ぶと、その遊園地周辺の地図が
表示される。
【0006】もっとも、このような音声認識では、回り
の雑音の状況や発音の個人差などにより、認識率100
%ということは期待できず、ある段階の発話が誤認識さ
れると、ユーザが望んでいた機能や候補に到達すること
はできなくなる。このような場合、従来では、一連の操
作を初めからやり直すなどの対応が必要であった。
【0007】また、音声認識では、上に述べたように、
ユーザーが発話すると思われる全ての語句について、個
々の語句ごとの特徴を表すデータを認識用辞書に格納し
ておき、それらの語句とユーザが発話した音とを比較す
ることで認識結果を割り出している。したがって、上の
例で示したように、遊園地などの候補を固有名詞で指定
するためには、施設など全ての候補について語句の特徴
を表すデータをあらかじめ認識用辞書に格納しておくこ
とが必須であった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上に述べたよ
うな従来技術では、音声認識での操作や資源利用の効率
化が難しいという問題点があった。 (1)すなわち、上に述べたように段階を踏んで認識を
進め、あと1段階、正しく認識させれば目的を果たすこ
とができるという状況で誤認識が発生すると、誤った機
能や候補に基づいて、ユーザが期待していなかった処理
が行われることになる。このため、それまでのいくつも
の発話が無駄になり、目的としていた機能や候補に到達
するためには、あらためて発話をやりなおさなければな
らず、効率的な操作が難しくなる。また、操作の上でユ
ーザを若干混乱させる場合も考えられる。
【0009】(2)また、上に述べたように候補を固有
名詞で指定する場合、ユーザが語句として発話する可能
性のある固有名詞の数は膨大である。このため、上に述
べた認識用辞書内に、それら全ての語句に対応するデー
タを全て格納しておくことは、認識用辞書に使うメモリ
などの記憶媒体の容量を著しく消費し、システム上の資
源利用の効率化を妨げる。
【0010】また、この場合、その他に必要なデータや
ソフトウエアの為の記憶スペースを狭めてしまう可能性
があり、そのような問題を解決するために記憶媒体の容
量をアップさせると、その分がそのままナビゲーション
システムのコストアップにつながり、経済性を損なうと
いう問題が生じる。
【0011】(3)さらに、音声認識でナビゲーション
システムを操作する場合、発話された命令語句に対する
処理が実行されるが、誤認識等のため、必ずしもユーザ
が意図した処理が行われるとは限らない。このような意
図しない処理で、例えば地図の表示色等が変更されたよ
うな場合、ユーザが設定を元に戻そうとしても、変更前
の地図の表示色をユーザが記憶しているとは限らないの
で、設定を元に戻すことは容易ではなく、効率的な操作
を妨げることになる。
【0012】この発明は、上に述べたような従来技術の
問題点を解決するために提案されたもので、その目的
は、音声認識での操作や資源利用を効率化することであ
る。より具体的には、この発明の目的は、誤認識が発生
してもそのままの状態から何度でも候補を選びなおせる
ようにすることで、音声認識における操作性を向上させ
ることである。また、この発明の他の目的は、番号で候
補を指定することで、認識用辞書の容量を小さくするこ
とである。また、この発明の他の目的は、意図しない処
理の取り消しを可能にすることである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上に述べた目的を達成す
るため、請求項1の発明は、候補を選ぶことで処理を行
うナビゲーションシステムにおいて、1つ又は複数の候
補を表示する第1の表示手段と、どの候補に対応する語
句が発話されたかを音声認識することで候補を仮に選ぶ
手段と、仮に選ばれた候補を表示する第2の表示手段
と、仮に選ばれている候補を確定させる手段と、確定し
た候補に基づいて処理を行う処理手段と、を備えたこと
を特徴とする。請求項9の発明は、請求項1の発明を方
法という見方からとらえたもので、候補を選ぶことで処
理を行うナビゲーション方法において、1つ又は複数の
候補を表示する第1の表示のステップと、どの候補に対
応する語句が発話されたかを音声認識することで候補を
仮に選ぶステップと、仮に選ばれた候補を表示する第2
の表示のステップと、仮に選ばれている候補を確定させ
るステップと、確定した候補に基づいて処理を行う処理
のステップと、を含むことを特徴とする。請求項16の
発明は、請求項1,9の発明を、コンピュータのソフト
ウェアを記録した記録媒体という見方からとらえたもの
で、コンピュータを使って、候補を選ぶことで処理を行
うナビゲーション用ソフトウェアを記録した記録媒体に
おいて、そのソフトウェアは前記コンピュータに、1つ
又は複数の候補を表示させ、どの候補に対応する語句が
発話されたかを音声認識することで候補を仮に選ばせ、
仮に選ばれた候補を表示させ、仮に選ばれている候補を
確定させ、確定した候補に基づいて処理を行わせること
を特徴とする。請求項1,2,9,10,16,17の
発明では、誤認識などがあっても候補を確定する前なら
何度でも発話をやり直せるので、操作が効率化される。
すなわち、発話した語句に対応した候補が仮に選ばれ、
あらかじめ決められた語句の発話やスイッチ操作などで
その候補を確定させてから、その候補に基づいて処理が
行われる。そして、仮に選ばれている候補が表示されて
いる間は、確定させるまで入力待ちの状態が保持され、
改めて別の語句を発話することで、選ばれている候補を
何度でも他の候補に入れ替えることができる。このた
め、誤認識があったり、一旦発話して候補を選んだ後で
気が変わったりしても、ユーザは、望んでいる語句が認
識されるまで何度でも続けて発話をやり直すこと(リト
ライ)ができる。このため、それまでに発話などで行っ
た操作が無駄にならず、操作の効率が改善される。特
に、そのようなリトライが頻繁にでる可能性がある発話
の段階にこの発明を使うことで、誤認識や、ユーザの自
発的な発話のやり直し(リトライ)への最善のフォロー
が可能となる。なお、仮に選ばれた候補を表示するとき
は、例えば、選ぶことができる候補の一覧などとは別
に、表示画面上のあらかじめ決められた欄に表示しても
よいし、例えば、そのような一覧のうち選ばれた候補を
反転表示したり、点滅表示させたり、違った色で表示し
たり、アンダーラインするなどしてもよい。
【0014】請求項2の発明は、候補を選ぶことで処理
を行うナビゲーションシステムにおいて、1つ又は複数
の候補について、それぞれ違った記号に対応させて表示
する第1の表示手段と、どの記号に対応する語句が発話
されたかを音声認識することで候補を仮に選ぶ手段と、
仮に選ばれた候補を表示する第2の表示手段と、仮に選
ばれている候補を確定させる手段と、確定した候補に基
づいて処理を行う処理手段と、を備えたことを特徴とす
る。請求項10の発明は、請求項2の発明を方法という
見方からとらえたもので、候補を選ぶことで処理を行う
ナビゲーション方法において、1つ又は複数の候補につ
いて、それぞれ違った記号に対応させて表示する第1の
表示のステップと、どの記号に対応する語句が発話され
たかを音声認識することで候補を仮に選ぶステップと、
仮に選ばれた候補を表示する第2の表示のステップと、
仮に選ばれている候補を確定させるステップと、確定し
た候補に基づいて処理を行う処理のステップと、を含む
ことを特徴とする。請求項17の発明は、請求項2,1
0の発明を、コンピュータのソフトウェアを記録した記
録媒体という見方からとらえたもので、コンピュータを
使って、候補を選ぶことで処理を行うナビゲーション用
ソフトウェアを記録した記録媒体において、そのソフト
ウェアは前記コンピュータに、1つ又は複数の候補につ
いて、それぞれ違った記号に対応させて表示させ、どの
記号に対応する語句が発話されたかを音声認識すること
で候補を仮に選ばせ、仮に選ばれた候補を表示させ、仮
に選ばれている候補を確定させ、確定した候補に基づい
て処理を行わえることを特徴とする。請求項2,6,1
0,13,17の発明では、施設名などの候補が多くて
も候補を記号で選択できるため、認識用辞書について
は、施設名などの固有名詞を多数登録するかわりに、語
句として発話される記号のデータを登録すれば足り、記
憶容量やコストが小さくて済む。なお、記号としては
「1,2,3」などの数字、「a,b,c」などのアル
ファベット、「イ,ロ,ハ」などのカタカナなどを使う
ことが考えられる。
【0015】請求項3の発明は、請求項2記載のナビゲ
ーションシステムにおいて、前記記号は番号であること
を特徴とする。請求項3の発明では、候補に対応させる
記号として「1,2,3」などの数字を使うので、いく
つかリスト表示される候補との対応関係もわかりやす
く、実装も容易である。
【0016】請求項4の発明は、請求項1から3のいず
れか1つに記載のナビゲーションシステムにおいて、前
記第2の表示手段は、仮に選ばれた候補を、あらかじめ
決められた入力ボックスに表示するように構成されたこ
とを特徴とする。請求項11の発明は、請求項4の発明
を方法という見方からとらえたもので、請求項9又は1
0記載のナビゲーション方法において、前記第2の表示
のステップは、仮に選ばれた候補を、あらかじめ決めら
れた入力ボックスに表示することを特徴とする。請求項
18の発明は、請求項4,11の発明を、コンピュータ
のソフトウェアを記録した記録媒体という見方からとら
えたもので、請求項16又は17記載のナビゲーション
用ソフトウェアを記録した記録媒体において、前記ソフ
トウェアは前記コンピュータに、仮に選ばれた候補を、
あらかじめ決められた入力ボックスに表示させることを
特徴とする。請求項4,11,18の発明では、仮に選
ばれた候補が、選ぶことができる候補の一覧などとは別
の入力ボックスに表示されるので、現在どの候補が仮に
選ばれているかが明確になり、操作の効率が改善され
る。
【0017】請求項5の発明は、請求項1から4のいず
れか1つに記載のナビゲーションシステムにおいて、複
数の施設について、位置と、種類又は名称のうち少なく
とも一方と、を登録したデータベースと、与えられた条
件にあてはまる施設を前記データベースから検索する手
段と、を備え、前記第1の表示手段は、前記候補とし
て、検索された1つ又は複数の施設を表示するように構
成され、前記処理手段は、候補として確定した施設につ
いて、その施設の周辺の地図を表示する処理及びその施
設を目的地とした走行経路を設定する処理のうち少なく
とも一方を行うように構成されたことを特徴とする。請
求項12の発明は、請求項5の発明を方法という見方か
らとらえたもので、請求項9から11のいずれか1つに
記載のナビゲーション方法において、複数の施設につい
て、位置と、種類又は名称のうち少なくとも一方と、を
登録したデータベースを使って、与えられた条件にあて
はまる施設を検索するステップを含み、前記第1の表示
のステップは、前記候補として、検索された1つ又は複
数の施設を表示し、前記処理のステップは、候補として
確定した施設について、その施設の周辺の地図を表示す
る処理及びその施設を目的地とした走行経路を設定する
処理のうち少なくとも一方を行うことを特徴とする。請
求項5,12の発明では、車両で行けるいろいろな施設
をデータベースから検索し、その周辺の地図を表示した
り、その施設への走行経路をナビゲーションの対象とし
て設定できるので、ナビゲーションシステムの用途が広
がる。
【0018】請求項6の発明は、候補を選ぶことで処理
を行うナビゲーションシステムにおいて、1つ又は複数
の候補について、それぞれ違った記号に対応させて表示
する第1の表示手段と、どの記号に対応する語句が発話
されたかを音声認識することで候補を選ぶ手段と、選ば
れた候補に基づいて処理を行う処理手段と、を備えたこ
とを特徴とする。請求項13のナビゲーション方法は、
請求項6の発明を方法という見方からとらえたもので、
候補を選ぶことで処理を行うナビゲーション方法におい
て、1つ又は複数の候補について、それぞれ違った記号
に対応させて表示する第1の表示のステップと、どの記
号に対応する語句が発話されたかを音声認識することで
候補を選ぶステップと、選ばれた候補に基づいて処理を
行う処理のステップと、を含むことを特徴とする。請求
項7の発明は、ナビゲーションにかかわる処理を行うナ
ビゲーションシステムにおいて、直前の処理を取り消す
手段を備えたことを特徴とする。請求項14の発明は、
請求項7の発明を方法という見方からとらえたもので、
ナビゲーションにかかわる処理を行うナビゲーション方
法において、直前の処理を取り消すステップを含むこと
を特徴とする。請求項8の発明は、命令に応じて、ナビ
ゲーションにかかわる処理を行うナビゲーションシステ
ムにおいて、与えられた命令がナビゲーションシステム
の設定を変更する命令である場合、その命令を取り消し
対象命令であると判断する手段と、取り消し対象命令に
応じて前記設定を変更する処理を行うとき、変更前の設
定を保存する手段と、取り消し命令が与えられた場合、
直前に実行された命令が取り消し対象命令のときは、そ
の取り消し対象命令で変更された設定を、前記保存され
ていた変更前の設定に戻す手段と、を備えたことを特徴
とする。請求項15の発明は、請求項8の発明を方法と
いう見方からとらえたもので、命令に応じて、ナビゲー
ションにかかわる処理を行うナビゲーション方法におい
て、与えられた命令がナビゲーションシステムの設定を
変更する命令である場合、その命令を取り消し対象命令
であると判断するステップと、取り消し対象命令に応じ
て前記設定を変更する処理を行うとき、変更前の設定を
保存するステップと、取り消し命令が与えられた場合、
直前に実行された命令が取り消し対象命令のときは、そ
の取り消し対象命令で変更された設定を、前記保存され
ていた変更前の設定に戻すステップと、を含むことを特
徴とする。請求項19の発明は、請求項8,15の発明
を、コンピュータのソフトウェアを記録した記録媒体と
いう見方からとらえたもので、コンピュータを使って、
命令に応じて、ナビゲーションにかかわる処理を行うナ
ビゲーション用ソフトウェアを記録した記録媒体におい
て、そのソフトウェアは前記コンピュータに、与えられ
た命令がナビゲーションにかかわる設定を変更する命令
である場合、その命令を取り消し対象命令であると判断
させ、取り消し対象命令に応じて前記設定を変更する処
理を行うとき、変更前の設定を保存させ、取り消し命令
が与えられた場合、直前に実行された命令が取り消し対
象命令のときは、その取り消し対象命令で変更された設
定を、前記保存されていた変更前の設定に戻させること
を特徴とする。請求項7,8,14,15,19の発明
では、地図の表示色といった設定などの変更した結果
が、誤認識などのため期待したものと違った場合、元の
設定内容を覚えていなくても、「取り消し」などの語句
を発話することで元の状態に戻すことができるので、操
作が効率化される。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、この発明のナビゲーション
システムの実施の形態(以下「実施形態」という)につ
いて、図面を参照して具体的に説明する。なお、以下の
説明で使うそれぞれの図について、それより前で説明し
た図と同じ部材や同じ種類の部材については同じ符号を
つけ、説明は省略する。
【0020】また、この実施形態は、いろいろなハード
ウェア装置と、ソフトウェアによって制御されるコンピ
ュータとを使って実現される。この場合、そのソフトウ
ェアは、この明細書の記載にしたがった命令を組み合わ
せることで作られ、上に述べた従来技術と共通の部分に
は従来技術で説明した手法も使われる。また、そのソフ
トウェアは、プログラムコードだけでなく、プログラム
コードの実行のときに使うために予め用意されたデータ
も含む。そして、そのソフトウェアは、ナビゲーション
システムに組み込まれたCPU、各種チップセットとい
った物理的な処理装置を活用することでこの発明の作用
効果を実現する。
【0021】但し、この発明を実現する具体的なハード
ウェアやソフトウェアの構成はいろいろ変更することが
できる。例えば、回路の構成やCPUの処理能力に応じ
て、ある機能を、LSIなどの物理的な電子回路で実現
する場合も、ソフトウェアによって実現する場合も考え
られる。また、ソフトウェアを使う部分についても、ソ
フトウェアの形式には、コンパイラ、アセンブラ、マイ
クロプログラムなどいろいろ考えられる。また、この発
明を実現するソフトウェアを記録した記録媒体は、それ
単独でもこの発明の一態様である。
【0022】以上のように、コンピュータを使ってこの
発明を実現する態様はいろいろ考えられるので、以下で
は、この発明や実施形態に含まれる個々の機能を実現す
る仮想的回路ブロックを使って、この発明と実施形態と
を説明する。
【0023】〔1.第1実施形態の構成〕第1実施形態
は、指定された種類の施設をデータベースから検索した
うえ候補として一覧表示し、施設の名称を発話すること
で仮に選んだ候補を入力ボックスに表示し、あらかじめ
決められた語句で確定させるまでは、何度でも施設の名
称を発話することで候補を選びなおせるようにしたもの
である。
【0024】〔1−1.全体の構成〕まず、図1は、こ
の実施形態をどのようなハードウェアの上に構成するこ
とができるかの例を示す概念図である。この例は、音声
認識ユニットVと、ナビゲーションユニットNとを互い
に接続するもので、この実施形態の実現に使うハードウ
ェアの一部を示すものである。
【0025】このうち音声認識ユニットV内のROM
(V1)には認識用辞書V2が記憶されている。また、
ナビゲーションユニットN内にはCD−ROMドライブ
があり、このCD−ROMドライブに挿入されているC
D−ROM(N1)には、ナビゲーションシステムの機
能を実現するアプリケーションプログラムのほか、各種
データを含むデータベースN3が記録されている。
【0026】また、このデータベースN3には、複数の
施設について、位置と、種類又は名称のうち少なくとも
一方が登録されている。例えば、遊園地であれば位置と
名称の両方が必要であるが、ガソリンスタンドであれ
ば、「○○商会」といった正式名称がわからなくても、
その位置にある施設がガソリンスタンドであることや、
どの石油会社のガソリンスタンドか、といった種類がわ
かれば十分である。
【0027】また、この実施形態のナビゲーションシス
テムの機能を実現するためのアプリケーションプログラ
ムN4は、CD−ROM(N1)から読み出され、フラ
ッシュメモリN2に記録される。
【0028】また、図2は、図1に示したようなハード
ウェアを使って実現されるこの実施形態について、具体
的な構成を示す機能ブロック図である。すなわち、この
実施形態は、絶対位置・方位検出部1と、相対方位検出
部2と、車速検出部3と、メインCPU及びその周辺回
路4と、メモリ群Mと、表示部10と、入力部11と、
CD−ROM制御部12と、FM多重受信及び処理部1
3と、音声認識部14と、を備えている。
【0029】このうち、絶対位置・方位検出部1は、G
PS衛星から送られてくるGPS電波を受信すること
で、自動車(自車)の現在位置について地表での絶対的
な位置座標や方位を計算する手段である。また、相対方
位検出部2は、ジャイロなどを使って自動車の相対的な
方位を検出する部分である。また、車速検出部3は、自
動車より得られる車速パルスを処理することで、車の速
度を計算する部分である。
【0030】また、CD−ROM制御部12は、ナビゲ
ーションシステム用のプログラムや道路地図データ、デ
ータベースN3に登録されたデータなど各種の情報をC
D−ROMから読み出す部分である。また、FM多重受
信及び処理部13は、複数のアンテナを受信状態に応じ
て切り換えることで、ラジオのFM放送を受信する部分
である。
【0031】また、音声認識部14は、認識しようとす
る語句ごとの特徴を表す特徴パラメータや波形のデー
タ、すなわち認識用辞書141(図1のV1にあたる)
を備えた音声認識ユニットであり、マイクロホンから入
力される音声をデジタル信号に変換し、認識用辞書14
1とパタンマッチングすることで、発声された語句を認
識する部分である。
【0032】なお、この認識用辞書141の構成例を図
3に示す。この例では、認識用辞書141は、あらかじ
め決められた語句を順次発話することで機能や候補を呼
び出すのに対応して、互いに階層的に対応付けられた複
数のテーブル(TBL1,TBL2,TBL31のよう
に表す)を備えている。これら各テーブルにはそれぞ
れ、発話の各段階で使う複数の語句のデータが登録され
ている。例えば、TBL1,TBL2,TBL31の間
では、最上位のメニューにTBL1が対応し、このTB
L1に登録されている「ケンサク」という語句が認識さ
れると、TBL2に制御が移り、すなわちTBL2が音
声認識の対象となり、さらに、このTBL2に登録され
ている「ユウエンチ」という語句が認識されるとTBL
31に制御が移る。
【0033】〔1−2.メインCPU及びその周辺回路
の役割〕また、メインCPU及びその周辺回路4は、ナ
ビゲーションシステム全体を制御する制御回路の役割を
果たす部分であり、上に述べたソフトウェアの作用によ
って、一覧表示部41と、仮選択部42と、ボックス表
示部43と、確定部44と、処理部45と、検索部46
と、判定部47と、保存部48と、取り消し部49と、
の役割を果たす。
【0034】このうち、一覧表示部41は、いろいろな
機能やデータ検索でヒットした施設などについて、1つ
又は複数の候補を表示する第1の表示手段である。ま
た、仮選択部42は、どの候補に対応する語句が発話さ
れたかの認識結果を、音声認識部14から受け取ること
で候補を仮に選ぶ手段である。また、ボックス表示部4
3は、このように仮に選ばれた候補を、あらかじめ決め
られた入力ボックスに表示する第2の表示手段である。
また、確定部44は、あらかじめ決められた語句が認識
されたという認識結果を音声認識部14から受け取るこ
とで、仮に選ばれている候補を確定させる手段である。
また、処理部45は、確定した候補に基づいて処理を行
う処理手段である。
【0035】また、検索部46は、与えられた条件にあ
てはまる施設をデータベースN3から検索する手段であ
る。また、一覧表示部41は、検索部46が検索した1
つ又は複数の施設を表示するように構成され、処理部4
5は、候補として確定した施設について、その施設の周
辺の地図を表示する処理と、その施設を目的地とした走
行経路を設定する処理と、を行うように構成されてい
る。
【0036】また、取り消し部49は、判定部47及び
保存部48と一緒に、直前の処理を取り消す手段を構成
している。すなわち、判定部47は、与えられた命令が
ナビゲーションシステムの設定を変更する命令である場
合、その命令を取り消し対象命令であると判断する手段
である。また、保存部48は、取り消し対象命令に応じ
て前記設定を変更する処理を行うとき、変更前の設定を
保存する手段である。また、取り消し部49は、取り消
し命令が与えられた場合、直前に実行された命令が取り
消し対象命令のときは、その取り消し対象命令で変更さ
れた設定を、前記保存されていた変更前の設定に戻す手
段である。
【0037】なお、図示はしないが、メインCPU及び
その周辺回路4は上に述べたほかに、計算された自車位
置を利用して、自動車の現在位置をコンピュータグラフ
ィックスの地図上で表示したり、ユーザの指示に応じて
道案内を行ったりといったナビゲーションの各種処理を
行う他の処理部を備えていて、また、I/O制御回路や
ドライバなどを含む図示しないユーザインタフェースを
使って、いろいろな情報の入出力を行うように構成され
ている。また、メインCPU及びその周辺回路4は、こ
のような各種処理を行う際、メモリ群Mと、表示部10
と、入力部11とを利用する。
【0038】〔1−3.その他の構成〕すなわち、メモ
リ群Mは、この実施形態のナビゲーションシステムが動
作するのに必要な各種のメモリ、すなわち、BIOSや
ブートアッププログラムなどを格納しているROM5、
ワークエリアなどに使うDRAM6、登録ファイル等の
情報を記録する不揮発性メモリとしてのSRAM7、ビ
デオ表示などに使うVRAM8を含んでいる。
【0039】また、表示部10は、地図や操作メニュー
など各種の情報を液晶表示パネルや音声合成装置などを
使って出力するための部分であり、入力部11は、ユー
ザが命令や目的地などさまざまな情報を入力するための
部分である。
【0040】〔2.第1実施形態の作用〕上に述べたよ
うに構成された第1実施形態は、次のように作用する。 〔2−1.発話による機能の呼び出し〕ここで、図4
は、第1実施形態における処理手順を示すフローチャー
トである。ここでは、自車周辺の地図が表示されている
ようなナビゲーション用の画面から、あらかじめ決めら
れた語句を順次発話することで施設を検索するものとす
る。この場合、まず、音声認識部14が、図3に示した
認識用辞書141を使って発話した語句を認識し(ステ
ップ1)、どの語句を認識したかという認識結果とし
て、語句に対応する語句コードをメインCPU及びその
周辺回路4に送ってくるものとする。
【0041】また、上に述べたようなナビゲーション用
の画面から「ケンサク」又は「シュウヘン」という2つ
の語句のどちらかを発話し(ステップ2)、どちらが発
話された場合もTBL2に制御が移るが(ステップ3,
4)、どちらが発話されたかに応じて違った処理が行わ
れるものとする。なお、第1実施形態では、このステッ
プ2において「ケンサク」という語句が認識された場合
について、図5に具体的な処理手順を示して説明する
(ステップ3)。
【0042】〔2−2.検索対象の指定〕すなわち、ユ
ーザは、システムからのアナウンスなどにしたがって、
施設の種類を発話して認識させる(ステップ31)。例
えば、TBL2で「ユウエンチ」という語句を認識する
ことで、データベースN3から遊園地を検索する例を考
える。この場合、TBL2で「ユウエンチ」という語句
が認識されると、検索部46が、CD−ROM制御部1
2を使ってデータベースN3から遊園地の位置や名称を
表すデータを検索し、一覧表示部41が、検索された各
遊園地の名称を表示画面に表示する(ステップ32)。
【0043】〔2−3.候補の表示〕ここで、図6は、
第1実施形態において、候補として遊園地の名称が表示
されている画面を概念的に示す図である。すなわち、こ
の画面には、いくつか遊園地の名称がリスト表示されて
いるほか、そのなかから音声認識で仮に選ばれた候補を
表示するための入力ボックスBが上の方に表示されてい
る。
【0044】また、このように候補が表示される一方、
音声認識部14の認識用辞書141では、TBL31に
制御が移る(ステップ33)。このTBL31には、図
3に示したように、各遊園地に対応する語句と、「チズ
ヒョウジ」という語句が登録されている。このようなT
BL31に、どのような固有名詞を登録しておくかにつ
いては、あらかじめ決めておいもよいし、上に述べたよ
うに検索された候補として、どのようなものがあるかに
応じて決めてもよい。
【0045】〔2−4.音声認識を使った候補の仮の選
択〕続いて、ユーザは、このようなTBL31に登録さ
れている語句を「ディズニーランド」のように発話する
ことで認識させる(ステップ34)。この発話の認識結
果については、「チズヒョウジ」かどうか判断され(ス
テップ35)、「チズヒョウジ」でなければ、検索部4
6が、その語句の施設に対応するデータをデータベース
N3から読み込み(ステップ36)、仮選択部42は認
識された語句に対応する候補を仮に選択し、また、ボッ
クス表示部43は、読み込んだデータに基づいて、施設
の名称を入力ボックスBに表示する(ステップ37)。
なお、その施設の地図上の座標はRAMなどのメモリに
保存される。
【0046】上に述べた例では、これによって、遊園地
の候補のなかで「ディズニーランド」が仮に選ばれた状
態となる。なお、従来技術では、このようにいくつかの
発話によって候補を選んだ時点で、そのディズニーラン
ドを中心とした地図が表示され、テーブルの制御はTB
L1に戻されるため、誤認識が生じるとその時点に辿り
着くまでの複数の発話が無駄になる。
【0047】これに対して、この第1実施形態では、画
面上に入力ボックスBが用意されていて、TBL31に
制御がある段階で、語句の認識によって「ディズニーラ
ンド」という候補が選ばれたとき、候補は仮に選ばれた
だけの状態となる。
【0048】〔2−5.候補の選び直し〕すなわち、そ
の名称を入力ボックスに表示するところまでに留め、そ
の先の地図表示などの処理は行わず、テーブルの制御
(認識対象)についてもTBL31を認識対象にしたま
まにしておき、TBL31の語句の発話をさらに受け付
けるようにする(ステップ34)。このように、「チズ
ヒョウジ」という語句を発話しないかぎり、TBL31
にある語句を再度(何度でも)指定でき、新しく認識さ
れた語句対応する候補は、仮に選ばれた候補として新し
く入力ボックスBに表示される。
【0049】〔2−6.候補の確定と処理〕一方、入力
ボックスに入れられた候補を中心とした地図をデータベ
ースから呼び出すためのコマンドとして「チズヒョウ
ジ」という語句が認識された場合は(ステップ35)、
確定部44が、その時点で仮に選ばれている候補を確定
させ、処理部45が、選ばれている施設についてRAM
内に保存されている座標位置周辺の地図を画面に表示す
る(ステップ38)。そのうえで、経路設定のような次
の操作を受け付けるためにTBL1に制御を移し、その
後の処理が続けられる(ステップ39)。
【0050】〔2−7.命令実行の取り消し〕また、第
1実施形態では、語句による命令の種類によっては、命
令実行の取り消しが可能である。ここで、図7は、第1
実施形態において、命令実行の取り消しにかかわる処理
手順を示すフローチャートである。
【0051】すなわち、判定部47は、音声認識部14
から語句コードが送られてきたとき、その語句コードの
表す命令が、取り消し対象命令かどうかを判定する(ス
テップ102)。そして、音声認識でナビゲーションシ
ステムの設定を変更するような命令は取り消し対象命令
と判定され、保存部48が、必ず現在の設定値をメモリ
に保存した後に(ステップ103)、命令に基づいて変
更の処理を行う(ステップ104)。
【0052】そして、「取り消し」など、設定を元に戻
す命令が発話されて認識された場合(ステップ10
1)、取り消し対象命令の直後であれば(ステップ10
5)、保存しておいた設定を使って、変更前の状態に設
定値を戻す処理を行う(ステップ106)。但し、「取
り消し」の前に処理した命令が設定の変更のような取り
消し対象命令でない場合には(ステップ105)、エラ
ーメッセージを表示する(ステップ107)。
【0053】例えば、表示画面上でどのような色彩で地
図を表示するかを表す表示色について、現在「昼画面
2」という表示色が設定されているときに、「昼画面
1」という命令の語句が認識された場合(ステップ10
2)、現在の表示色の設定値である「昼画面2」をメモ
リに保持し(ステップ103)、同時に表示色の設定を
「昼画面1」に変更する(ステップ104)。そのすぐ
後で、ユーザが「昼画面1」という直前の命令を取り消
したい場合には、「取り消し」といった語句を発話す
る。このように「取り消し」の語句が認識された場合は
(ステップ101)、直前の命令が「昼画面1」という
取り消しできる命令であるため(ステップ105)、メ
モリに保持しておいた設定値である「昼画面2」に設定
を戻す処理が実行される(ステップ106)。
【0054】〔3.第1実施形態の効果〕以上のよう
に、第1実施形態では、誤認識などがあっても候補を確
定する前なら何度でも発話をやり直せるので、操作が効
率化される。すなわち、発話した語句に対応した候補
が、仮選択部42によって仮に選ばれ、確定部44によ
ってあらかじめ決められた語句の発話やスイッチ操作な
どでその候補を確定させてから、処理部45がその候補
に基づいて処理を行う。そして、仮に選ばれている候補
が表示されている間は、音声認識部14では確定させる
まで入力待ちの状態が保持され、改めて別の語句を発話
することで、仮選択部42の作用で、選ばれている候補
を何度でも他の候補に入れ替えることができる。
【0055】このため、誤認識があったり、一旦発話し
て候補を選んだ後で気が変わったりしても、ユーザは、
望んでいる語句が認識されるまで何度でも続けて発話を
やり直すこと(リトライ)ができる。このため、それま
でに発話などで行った操作が無駄にならず、操作の効率
が改善される。特に、そのようなリトライが頻繁にでる
可能性がある発話の段階にこの発明を使うことで、誤認
識や、ユーザの自発的な発話のやり直し(リトライ)へ
の最善のフォローが可能となる。また、第1実施形態で
は、仮に選ばれた候補が、選ぶことができる候補の一覧
などとは別の入力ボックスに表示されるので、現在どの
候補が仮に選ばれているかが明確になり、操作の効率が
改善される。
【0056】特に、第1実施形態では、車両で行けるい
ろいろな施設をデータベースから検索し、その周辺の地
図を表示したり、その施設への走行経路をナビゲーショ
ンの対象として設定できるので、ナビゲーションシステ
ムの用途が広がる。
【0057】さらに、第1実施形態では、地図の表示色
といった設定などの変更した結果が、誤認識などのため
期待したものと違った場合、元の設定内容を覚えていな
くても、「取り消し」などの語句を発話することで元の
状態に戻すことができるので、操作が効率化される。
【0058】〔4.第2実施形態〕続いて、第2実施形
態は、候補を表示するとき、それぞれ違った記号に対応
させて表示し、どの記号に対応する語句が発話されたか
を音声認識することで候補を仮に選ぶ例である。この第
2実施形態は、第1実施形態とだいたい同じ構成を備え
ているので、第1実施形態と違う部分を中心に説明す
る。
【0059】すなわち、第2実施形態における認識用辞
書142内のテーブルの構成を図8に示す。この例で
は、TBL32に、候補である施設を確定させる「チズ
ヒョウジ」という語句の他に、施設の名称の代わりに番
号を表す語句のデータが登録されている。
【0060】また、図9は、第2実施形態における処理
手順を示すフローチャートである。すなわち、音声認識
部14において、図8のTBL1で「シュウヘン」が認
識されるとTBL2に制御が移り、このTBL2で、施
設の種類として「カーヨウヒンテン」が認識されると
(ステップ41)、検索部46は、CD−ROM制御部
12を使ってデータベースN3から周辺のカー用品店を
検索する(ステップ42)。
【0061】そして、この検索結果から、施設名称とそ
の位置座標が、現在の自車位置から近い順にRAM上に
保存され(ステップ43)、また、ボックス表示部43
は、一番近い施設名称を入力ボックスBに表示する(ス
テップ44)。また、一覧表示部41は、ナビゲーショ
ンシステムの画面上に、検索結果として得られたカー用
品店をリスト表示したうえ(ステップ45)、TBL3
2に制御を移す(ステップ46)。
【0062】ここで、第2実施形態におけるリスト表示
では、図10に示すように、施設の名称と対比させて、
例えば1番から6番までの番号を表示し(ステップ4
5)、ユーザはこの番号を発話することで候補を指定す
る(ステップ47)。すなわち、この段階で制御が移さ
れているTBL32には、「イチバン」から「ロクバ
ン」までの語句のデータが登録されていて、ユーザは、
画面上から目的とする施設名を判断し、それに対比して
表示されている番号を発話する。例えば「オートバック
ス戸田店」を選びたいときは「イチバン」と発話すれば
よい。
【0063】例えばこのように「イチバン」という語句
が認識されると、仮選択部42は、この語句をリスト上
の1行目という意味合いに変換して解釈し、1行目に表
示された施設名称を、表示画面上の入力ボックスに入れ
る(ステップ49)。また、第2実施形態でも、第1実
施形態と同じように、仮に選ばれた候補が確定するまで
は、何度でも番号を発話することで、仮に選ばれている
候補を変更することができる。
【0064】一方、ステップ47において「チズヒョウ
ジ」という語句が認識された、と判断されると(ステッ
プ48)、第1実施形態と同じように、入力ボックスに
表示されている施設、すなわち仮に選ばれている施設に
対応する座標の位置を中心とした地図が、データベース
N3から読み出したデータを使って表示される(ステッ
プ50)。
【0065】以上のように、第2実施形態では、施設名
などの候補が多くても候補を記号で選択できるため、認
識用辞書については、施設名などの固有名詞を多数登録
するかわりに、語句として発話される記号のデータを登
録すれば足り、記憶容量やコストが小さくて済む。な
お、記号としては「1,2,3」などの数字、「a,
b,c」などのアルファベット、「イ,ロ,ハ」などの
カタカナなどを使うことが考えられる。
【0066】特に、この第2実施形態では、候補に対応
させる記号として「1,2,3」などの数字を使うの
で、いくつかリスト表示される候補との対応関係もわか
りやすく、実装も容易である。
【0067】〔5.他の実施の形態〕なお、この発明は
上に述べた実施形態に限定されるものではなく、次に例
示するような他の実施の形態も含むものである。例え
ば、この発明のナビゲーションシステムは、自動車に搭
載するいわゆるカーナビゲーションシステムだけでな
く、二輪車など他の種類の移動体に使うこともできる。
【0068】また、上に述べた実施形態では、候補とし
て遊園地などの施設を例示したが、候補の具体的な内容
は自由であり、呼び出そうとするナビゲーションシステ
ムの機能や、ナビゲーションシステムについて設定しよ
うとする項目やその設定値、CDで再生しようとする音
楽のタイトルなど自由に選ぶことができる。
【0069】また、上に述べた実施形態では、画面にリ
スト表示された各候補の上の方に四角い入力ボックスを
表示する例を示したが、仮に選ばれた候補を表示するた
めの位置や形式や大きさなどは自由である。例えば、仮
に選ばれた候補を表示するときは、リスト表示された候
補のなかで選ばれた候補を反転表示したり、点滅表示さ
せたり、違った色で表示したり、アンダーラインするな
どしてもよい。
【0070】また、データベースに登録する内容は、施
設の位置や種類、名称などには限定されず、施設の電話
番号、JAFのような団体の連絡先、交通渋滞や交通規
制に関する情報など自由である。
【0071】また、候補に記号を対応させて表示したり
語句を発話させる場合、候補を仮に選んだり語句を言い
直せることは必須ではなく、同様に、処理や命令を取り
消せることもこの発明にとって必須ではなく、さらに、
取り消し可能な命令の具体的な内容も、例えば設定を変
更する命令には限定されず、自由に定めることができ
る。
【0072】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、誤認
識などがあっても候補を確定する前なら何度でも発話を
やり直せるので、操作が効率化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態のハードウェア構成を
示すブロック図。
【図2】この発明の第1実施形態の具体的な構成を示す
機能ブロック図。
【図3】この発明の第1実施形態における認識用辞書の
構成を示す概念図。
【図4】この発明の第1実施形態における大まかな処理
手順を示すフローチャート。
【図5】この発明の第1実施形態における処理手順を示
すフローチャート。
【図6】この発明の第1実施形態における画面表示の例
を示す図。
【図7】この発明の第1実施形態において命令実行の取
り消しにかかわる処理手順を示すフローチャート。
【図8】この発明の第2実施形態における認識用辞書の
構成を示す概念図。
【図9】この発明の第2実施形態における処理手順を示
すフローチャート。
【図10】この発明の第2実施形態における画面表示の
例を示す図。
【符号の説明】
V…音声認識ユニット V1…ROM V2…認識用辞書 N…ナビゲーションユニット N1…CD−ROM N2…フラッシュメモリ N3…データベース N4…アプリケーションプログラム 1…絶対位置・方位検出部 2…相対方位検出部 3…車速検出部 4…メインCPU及びその周辺回路 M…メモリ群 5…ROM 6…DRAM 7…SRAM 8…VRAM 10…表示部 11…入力部 12…CD−ROM制御部 13…FM多重受信及び処理部 14…音声認識部 141,142…認識用辞書 TBL…テーブル 41…一覧表示部 42…仮選択部 43…ボックス表示部 44…確定部 45…処理部 46…検索部 47…判定部 48…保存部 49…取り消し部

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 候補を選ぶことで処理を行うナビゲーシ
    ョンシステムにおいて、 1つ又は複数の候補を表示する第1の表示手段と、 どの候補に対応する語句が発話されたかを音声認識する
    ことで候補を仮に選ぶ手段と、 仮に選ばれた候補を表示する第2の表示手段と、 仮に選ばれている候補を確定させる手段と、 確定した候補に基づいて処理を行う処理手段と、 を備えたことを特徴とするナビゲーションシステム。
  2. 【請求項2】 候補を選ぶことで処理を行うナビゲーシ
    ョンシステムにおいて、 1つ又は複数の候補について、それぞれ違った記号に対
    応させて表示する第1の表示手段と、 どの記号に対応する語句が発話されたかを音声認識する
    ことで候補を仮に選ぶ手段と、 仮に選ばれた候補を表示する第2の表示手段と、 仮に選ばれている候補を確定させる手段と、 確定した候補に基づいて処理を行う処理手段と、 を備えたことを特徴とするナビゲーションシステム。
  3. 【請求項3】 前記記号は番号であることを特徴とする
    請求項2記載のナビゲーションシステム。
  4. 【請求項4】 前記第2の表示手段は、仮に選ばれた候
    補を、あらかじめ決められた入力ボックスに表示するよ
    うに構成されたことを特徴とする請求項1から3のいず
    れか1つに記載のナビゲーションシステム。
  5. 【請求項5】 複数の施設について、位置と、種類又は
    名称のうち少なくとも一方と、を登録したデータベース
    と、 与えられた条件にあてはまる施設を前記データベースか
    ら検索する手段と、 を備え、 前記第1の表示手段は、前記候補として、検索された1
    つ又は複数の施設を表示するように構成され、 前記処理手段は、候補として確定した施設について、そ
    の施設の周辺の地図を表示する処理及びその施設を目的
    地とした走行経路を設定する処理のうち少なくとも一方
    を行うように構成されたことを特徴とする請求項1から
    4のいずれか1つに記載のナビゲーションシステム。
  6. 【請求項6】 候補を選ぶことで処理を行うナビゲーシ
    ョンシステムにおいて、 1つ又は複数の候補について、それぞれ違った記号に対
    応させて表示する第1の表示手段と、 どの記号に対応する語句が発話されたかを音声認識する
    ことで候補を選ぶ手段と、 選ばれた候補に基づいて処理を行う処理手段と、 を備えたことを特徴とするナビゲーションシステム。
  7. 【請求項7】 ナビゲーションにかかわる処理を行うナ
    ビゲーションシステムにおいて、 直前の処理を取り消す手段を備えたことを特徴とするナ
    ビゲーションシステム。
  8. 【請求項8】 命令に応じて、ナビゲーションにかかわ
    る処理を行うナビゲーションシステムにおいて、 与えられた命令がナビゲーションシステムの設定を変更
    する命令である場合、その命令を取り消し対象命令であ
    ると判断する手段と、 取り消し対象命令に応じて前記設定を変更する処理を行
    うとき、変更前の設定を保存する手段と、 取り消し命令が与えられた場合、直前に実行された命令
    が取り消し対象命令のときは、その取り消し対象命令で
    変更された設定を、前記保存されていた変更前の設定に
    戻す手段と、 を備えたことを特徴とするナビゲーションシステム。
  9. 【請求項9】 候補を選ぶことで処理を行うナビゲーシ
    ョン方法において、 1つ又は複数の候補を表示する第1の表示のステップ
    と、 どの候補に対応する語句が発話されたかを音声認識する
    ことで候補を仮に選ぶステップと、 仮に選ばれた候補を表示する第2の表示のステップと、 仮に選ばれている候補を確定させるステップと、 確定した候補に基づいて処理を行う処理のステップと、 を含むことを特徴とするナビゲーション方法。
  10. 【請求項10】 候補を選ぶことで処理を行うナビゲー
    ション方法において、 1つ又は複数の候補について、それぞれ違った記号に対
    応させて表示する第1の表示のステップと、 どの記号に対応する語句が発話されたかを音声認識する
    ことで候補を仮に選ぶステップと、 仮に選ばれた候補を表示する第2の表示のステップと、 仮に選ばれている候補を確定させるステップと、 確定した候補に基づいて処理を行う処理のステップと、 を含むことを特徴とするナビゲーション方法。
  11. 【請求項11】 前記第2の表示のステップは、仮に選
    ばれた候補を、あらかじめ決められた入力ボックスに表
    示することを特徴とする請求項9又は10記載のナビゲ
    ーション方法。
  12. 【請求項12】 複数の施設について、位置と、種類又
    は名称のうち少なくとも一方と、を登録したデータベー
    スを使って、与えられた条件にあてはまる施設を検索す
    るステップを含み、 前記第1の表示のステップは、前記候補として、検索さ
    れた1つ又は複数の施設を表示し、 前記処理のステップは、候補として確定した施設につい
    て、その施設の周辺の地図を表示する処理及びその施設
    を目的地とした走行経路を設定する処理のうち少なくと
    も一方を行うことを特徴とする請求項9から11のいず
    れか1つに記載のナビゲーション方法。
  13. 【請求項13】 候補を選ぶことで処理を行うナビゲー
    ション方法において、 1つ又は複数の候補について、それぞれ違った記号に対
    応させて表示する第1の表示のステップと、 どの記号に対応する語句が発話されたかを音声認識する
    ことで候補を選ぶステップと、 選ばれた候補に基づいて処理を行う処理のステップと、 を含むことを特徴とするナビゲーション方法。
  14. 【請求項14】 ナビゲーションにかかわる処理を行う
    ナビゲーション方法において、 直前の処理を取り消すステップを含むことを特徴とする
    ナビゲーション方法。
  15. 【請求項15】 命令に応じて、ナビゲーションにかか
    わる処理を行うナビゲーション方法において、 与えられた命令がナビゲーションシステムの設定を変更
    する命令である場合、その命令を取り消し対象命令であ
    ると判断するステップと、 取り消し対象命令に応じて前記設定を変更する処理を行
    うとき、変更前の設定を保存するステップと、 取り消し命令が与えられた場合、直前に実行された命令
    が取り消し対象命令のときは、その取り消し対象命令で
    変更された設定を、前記保存されていた変更前の設定に
    戻すステップと、 を含むことを特徴とするナビゲーション方法。
  16. 【請求項16】 コンピュータを使って、候補を選ぶこ
    とで処理を行うナビゲーション用ソフトウェアを記録し
    た記録媒体において、 そのソフトウェアは前記コンピュータに、 1つ又は複数の候補を表示させ、 どの候補に対応する語句が発話されたかを音声認識する
    ことで候補を仮に選ばせ、 仮に選ばれた候補を表示させ、 仮に選ばれている候補を確定させ、 確定した候補に基づいて処理を行わせることを特徴とす
    るナビゲーション用ソフトウェアを記録した記録媒体。
  17. 【請求項17】 コンピュータを使って、候補を選ぶこ
    とで処理を行うナビゲーション用ソフトウェアを記録し
    た記録媒体において、 そのソフトウェアは前記コンピュータに、 1つ又は複数の候補について、それぞれ違った記号に対
    応させて表示させ、 どの記号に対応する語句が発話されたかを音声認識する
    ことで候補を仮に選ばせ、 仮に選ばれた候補を表示させ、 仮に選ばれている候補を確定させ、 確定した候補に基づいて処理を行わえることを特徴とす
    るナビゲーション用ソフトウェアを記録した記録媒体。
  18. 【請求項18】 前記ソフトウェアは前記コンピュータ
    に、仮に選ばれた候補を、あらかじめ決められた入力ボ
    ックスに表示させることを特徴とする請求項16又は1
    7記載のナビゲーション用ソフトウェアを記録した記録
    媒体。
  19. 【請求項19】 コンピュータを使って、命令に応じ
    て、ナビゲーションにかかわる処理を行うナビゲーショ
    ン用ソフトウェアを記録した記録媒体において、 そのソフトウェアは前記コンピュータに、 与えられた命令がナビゲーションにかかわる設定を変更
    する命令である場合、その命令を取り消し対象命令であ
    ると判断させ、 取り消し対象命令に応じて前記設定を変更する処理を行
    うとき、変更前の設定を保存させ、 取り消し命令が与えられた場合、直前に実行された命令
    が取り消し対象命令のときは、その取り消し対象命令で
    変更された設定を、前記保存されていた変更前の設定に
    戻させることを特徴とするナビゲーション用ソフトウェ
    アを記録した記録媒体。
JP10148665A 1998-05-29 1998-05-29 ナビゲーションシステム及び方法並びにナビゲーション用ソフトウェアを記録した記録媒体 Pending JPH11337365A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6937982B2 (en) 2000-07-21 2005-08-30 Denso Corporation Speech recognition apparatus and method using two opposite words
JP2014191295A (ja) * 2013-03-28 2014-10-06 Denso Corp 音声認識システム
WO2015151494A1 (ja) * 2014-04-04 2015-10-08 株式会社デンソー 音声認識システム及び音声認識プログラム製品

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