JPH11336214A - 断熱材付き根太 - Google Patents

断熱材付き根太

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Publication number
JPH11336214A
JPH11336214A JP15854698A JP15854698A JPH11336214A JP H11336214 A JPH11336214 A JP H11336214A JP 15854698 A JP15854698 A JP 15854698A JP 15854698 A JP15854698 A JP 15854698A JP H11336214 A JPH11336214 A JP H11336214A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insulating material
joist
heat insulating
thermal insulating
longitudinal direction
Prior art date
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Pending
Application number
JP15854698A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Nakajima
徹 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ichimura Sangyo Co Ltd
Original Assignee
Ichimura Sangyo Co Ltd
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Publication date
Application filed by Ichimura Sangyo Co Ltd filed Critical Ichimura Sangyo Co Ltd
Priority to JP15854698A priority Critical patent/JPH11336214A/ja
Publication of JPH11336214A publication Critical patent/JPH11336214A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 根太と断熱材との間に隙間が生じないと共
に、根太と断熱材を効率良く施工することができる根太
付き断熱材とする。 【解決手段】 根太1および根太1の一方の側面の長手
方向に固定する断熱材2より成り、根太1の一方の側面
の長手方向に設けた断面略コ字形状の凹溝1Aに断熱材
2の一方の側面に設けた凸条2Aを嵌合し、接着剤で根
太1と断熱材2を一体に固定する。根太1の他方の側面
の長手方向に断面略半円弧形状の凹溝1Bを形成する。
断熱材2の他側の長手方向に凹溝1Bに嵌合する凸条2
Bを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、床板を支持する根
太に係り、詳しくは断熱材を一体化した断熱材付き根太
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来は根太と断熱材は夫々独立したもの
で、断熱材は根太を受ける大引き上に根太を固定した
後、根太と根太の間に押し込んで介在させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】根太と根太の間に介在
される断熱材は、根太との間に隙間が生じないように介
在されなければ断熱の機能を十分に発揮できない。そこ
で、従来は根太と根太の間に、根太間の寸法よりやや長
い発泡スチロール製の断熱材を使用し、この断熱材の上
方より下部近くまで根太の長手方向に切り込みを設け
て、この切り込みと発泡スチロールの弾力とにより、断
熱材を根太と根太の間に押し込み、隙間が生じないよう
にしていた。
【0004】しかし、このような方法の場合は、総て根
太と根太の間の寸法が正確でなければならないが、実際
は総てが寸法通りとは必ずしもなっていないのが現状で
あり、断熱材より根太と根太の間の寸法の方が長い部分
があると当然隙間が生じ、隙間の発生を確実に防止する
ことは不可能であった。又、断熱材を根太と根太の間に
押し込む作業は手間が掛かり、作業能率も悪かったので
ある。
【0005】上記点より本発明は、根太と断熱材との間
に隙間が生じないと共に、根太と断熱材を効率良く施工
することができる、断熱材付き根太を提供しようとする
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明断熱材付き根太は、根太およびこの根太の一方の
側面の長手方向に固定される断熱材より成り、前記根太
の一方の側面の長手方向に前記断熱材の一方の側面が凸
条と凹溝の嵌合により結合されると共に、接着剤で前記
根太と断熱材が一体に固定され、前記根太の他側の長手
方向に凸条又は凹溝が形成されると共に、前記断熱材の
他側の長手方向にこの凸条又は凹溝に嵌合する凹溝又は
凸条が形成されていることを特徴とするものである。
【0007】上記構成を有する本発明は、根太の一方の
側面に断熱材の一方の側面が凸条と凹溝の嵌合により結
合されると共に、接着剤で一体に固定されているため隙
間が生じない。そして、根太の施工に際しては、断熱材
の根太の一側に固定されている側と反対側の側面に、隣
接の断熱材と一体の根太の側面と凸条と凹溝の嵌合によ
り結合するだけで横方向の容易に連結でき、作業能率が
良い。又、この隣同士の連結も凸条と凹溝の嵌合による
ため、接合が確実で隙間が生じないため、断熱機能が損
なわれることがない。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に基づき説明する。図1及び図2は本発明断熱材付き
根太の一実施の形態を示す斜視図、図3は図1の使用状
態を示す断面図である。
【0009】而して、図1に於いて、図中1は根太であ
り、木材、合成樹脂等で形成されている。この根太1の
一方の側面の長手方向に断面が略コ字形状の凹溝1Aが
形成され、根太1の他方の側面の長手方向に断面が略半
円弧状の凹溝1Bが形成されている。
【0010】2は発泡スチロール製の断熱材であり、断
熱材2の厚さは根太1の厚さと同一となっている。そし
て、断熱材2の一方の側面の長手方向に、前記根太1の
略コ字形の凹溝1Aに嵌合する形状の凸条2Aが形状さ
れ、この凸条2Aと略コ字形の凹溝1Aに接着剤が塗布
され、略コ字形の凹溝1Aに凸条2Aが嵌合し、根太1
と断熱材2は一体に固定されている。
【0011】又、断熱材2の他方の側面の長手方向に、
前記根太1の略半円弧状形の凹溝1Bに嵌合する形状の
凸条2Bが形成されている。そして、根太の施工に際し
ては、図3に示すように、大引き3上に大引き3と直交
する方向に断熱材2と一体の根太1を、断熱材2の凸条
2Bに隣接の根太の凹溝1Bを嵌合することにより、横
方向に連結する。
【0012】尚、図1及び図3では、根太1の一方の側
面が断面が略コ字形の凹溝1Aに形成され、これに嵌合
する凸条2Aが断熱材2の一方の側面に形成されている
が、逆に根太1に凸条を形成し、断熱材2にこの凸条と
嵌合する凹溝を形成してもよいことは当然である。
【0013】図2に於いて、図1と相当する箇所はそれ
と同一符号を付してある。図2は、根太1の一方の側面
の長手方向に断面が略長方形状の凸条1Cが形成され、
根太1の他方の側面の長手方向に断面が略半円形状の凸
条1Dが形成されている。そして、断熱材2の一方の側
面の長手方向に前記凸条1Cに嵌合する形状の凹溝2C
が形成され、この凹溝2Cと凸条1Cに接着剤が塗布さ
れ、凸条1Cに凹溝2Cが嵌合し、根太1と断熱材2は
一体に固定されている。
【0014】又、断熱材2の他方の側面の長手方向に、
前記根太1の略長方形状の凸条1Dに嵌合する形状の凹
溝2Dが形成されている。尚、根太1の一方の側面が断
面が略長方形状の凸条1Cに形成され、これに嵌合する
凹溝2Cが断熱材2の一方の側面に形成されているが、
逆に根太1に凹溝を形成し、断熱材2にこの凹溝と嵌合
する凸条を形成してもよいことは前同様である。図面の
実施の形態では、断熱材に発泡スチロールを例示した
が、他の樹脂フォームや樹脂製以外の素材から成る断熱
材であってもよいことは言うまでもない。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、根太の一方の側面に断
熱材が凸条と凹溝の嵌合により結合し、この結合部に接
着剤が塗布され、根太と断熱材が隙間なく一体に固定さ
れているため、外気との熱の出入りを防ぎ、断熱性を十
分に発揮できる。又、断熱材と一体の根太同士の連結も
凸条と凹溝の嵌合によるため、接合が確実で隙間が生じ
ないため、断熱機能が損なわれることがない。又、根太
の施工に際しても、従来のように根太と根太の間に断熱
材を押し込むのではないため、根太の寸法を考慮する必
要がなく、断熱材と一体の根太同士を横方向に凸条と凹
溝の嵌合により連結するだけであるから、根太と断熱材
が一挙に設置でき、作業が容易で能率が格段に向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明断熱材付き根太の一実施の形態を示す斜
視図である。
【図2】本発明断熱材付き根太の一実施の形態を示す斜
視図である。
【図3】本発明断熱材付き根太の使用状態を示す断面図
である。
【符号の説明】
1 根太 1A 凹溝 1B 凹溝 1C 凸条 1D 凸条 2 断熱材 2A 凸条 2B 凸条 2C 凹溝 2D 凹溝 3 大引き

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 根太およびこの根太の一方の側面の長手
    方向に固定される断熱材より成り、前記根太の一方の側
    面の長手方向に前記断熱材の一方の側面が凸条と凹溝の
    嵌合により結合されると共に、接着剤で前記根太と断熱
    材が一体に固定され、前記根太の他側の長手方向に凸条
    又は凹溝が形成されると共に、前記断熱材の他側の長手
    方向にこの凸条又は凹溝に嵌合する凹溝又は凸条が形成
    されていることを特徴とする断熱材付き根太。
JP15854698A 1998-05-22 1998-05-22 断熱材付き根太 Pending JPH11336214A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15854698A JPH11336214A (ja) 1998-05-22 1998-05-22 断熱材付き根太

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15854698A JPH11336214A (ja) 1998-05-22 1998-05-22 断熱材付き根太

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11336214A true JPH11336214A (ja) 1999-12-07

Family

ID=15674080

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15854698A Pending JPH11336214A (ja) 1998-05-22 1998-05-22 断熱材付き根太

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JP (1) JPH11336214A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002054247A (ja) * 2000-05-31 2002-02-20 Ueki House Kk 家屋構築用のパネル体
CN102979210A (zh) * 2012-11-29 2013-03-20 常熟市华夏建筑节能材料有限公司 新型阻燃易拆卸保温板

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002054247A (ja) * 2000-05-31 2002-02-20 Ueki House Kk 家屋構築用のパネル体
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