JP2004197515A - 気密断熱ユニット - Google Patents

気密断熱ユニット Download PDF

Info

Publication number
JP2004197515A
JP2004197515A JP2002369942A JP2002369942A JP2004197515A JP 2004197515 A JP2004197515 A JP 2004197515A JP 2002369942 A JP2002369942 A JP 2002369942A JP 2002369942 A JP2002369942 A JP 2002369942A JP 2004197515 A JP2004197515 A JP 2004197515A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
heat insulating
heat
airtight
insulation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002369942A
Other languages
English (en)
Inventor
Michio Shiratori
道男 白鳥
Shuichi Motodate
修一 本舘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanhoresuto Kasei Kogyo Kk Iwa
Sanhoresuto Kasei Kogyo Kk Iwate Kojo
Original Assignee
Sanhoresuto Kasei Kogyo Kk Iwa
Sanhoresuto Kasei Kogyo Kk Iwate Kojo
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanhoresuto Kasei Kogyo Kk Iwa, Sanhoresuto Kasei Kogyo Kk Iwate Kojo filed Critical Sanhoresuto Kasei Kogyo Kk Iwa
Priority to JP2002369942A priority Critical patent/JP2004197515A/ja
Publication of JP2004197515A publication Critical patent/JP2004197515A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Building Environments (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)

Abstract

【課題】断熱性能に気密性能を付加し、さらに、作業性を向上させた気密断熱ユニットの提供を目的とする。
【解決手段】気密断熱ユニット1は、表面の少なくとも対向する縁部に溝11,12を形成した断熱パネル10と、この断熱パネル10の溝11,12に嵌合する脚部22を所定の間隔で二本形成し、隣接して配設された断熱パネル10の溝11,12に、脚部22をそれぞれ嵌合させることによって、断熱パネル10どうしを連結する連結パネル20とを具備し、さらに、溝11,12を入口部より内部が広くなるように湾曲させて形成し、この湾曲形状に対応させて脚部22を形成した構成としてある。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、気密断熱ユニットに関し、特に、所定の形状に成形された断熱パネルを連結パネルによって連結することにより、気密性に優れた断熱ユニットを形成する気密断熱ユニットに関する。
【0002】
従来、木造住宅、軽量鉄筋住宅、コンクリート住宅等の建築物の外側に、硬質発泡樹脂による断熱・気密パネルを張り合わせる、いわゆる、外張り断熱工法において、様々な断熱パネルの技術が開発されている。
【0003】
たとえば、接合されるパネルの縁部に、外方に向かって開口する係合凹条を形成し、隣接されるパネルの係合凹条内に嵌合される連結部材を介して両パネルを接合するパネルの接合構造において、連結部材に、この連結部材の対向する面からそれぞれパネル表面側に延在するシール片と、このシール片の先端に膨隆する中空部とからなるパッキン部を一体に形成するパネルの接合構造がある(例えば、特許文献1参照。)。
この技術は、コーキング材を用いることなく、パネルどうしの接合部に気密性を持たせて容易に接合することができるパネルの接合構造に関する技術である。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−329623号公報 (第2−4頁、第2図)
【0005】
ところで、従来の一般的な断熱材は、断熱自体の断熱性能を向上させることを主たる目的とするものであり、断熱材どうしを密接に結合させることで建築物内部の気密を厳密に保持させるという機能を有してはいなかった。
たとえば、従来の断熱工法においては、建築物の外側に気密シートを隙間なく張りめぐらしながら、気密テープでシートの裾を貼り合わせ、気密性を保持する。そして、発泡スチロール、ウレタン等の硬質発泡樹脂による断熱材を張りめぐらしたあとで、再度、気密テープで断熱材の隙間を貼り合わせて、開口部を除く部分の気密性を高めていくといった方法がとられていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、気密シート及び断熱材どうしの隙間を気密テープで貼り合わせたとしても、長年の間には、気密テープの接着剤が劣化して気密テープが剥がれ、テープが剥がれた箇所から空気が流入して、その部分において、気密性及び断熱性を低下させるといった問題があった。
また、建築物の部位に応じてその都度、断熱材を必要な長さに切断しなければならず、作業現場に切り屑が散乱するなどの問題を引き起こしかねない。さらに、切断部分が平坦でない場合には断熱材の接合部分に隙間が生じ、断熱性能が低下しかねないといった問題があった。
【0007】
本発明は、上記問題を解決すべく、断熱性能に気密性能を付加し、さらに、作業性を向上させた気密断熱ユニットの提供を目的とする。
【0008】
【問題を解決するための手段】
この目的を達成するために、本発明の請求項1記載の気密断熱ユニットは、表面の少なくとも対向する縁部に溝を形成した断熱パネルと、この断熱パネルの前記溝に嵌合する脚部を所定の間隔で二本形成し、隣接して配設された前記断熱パネルの前記溝に、前記脚部をそれぞれ嵌合させることによって、前記断熱パネルどうしを連結する連結パネルとを具備した構成としてある。
このようにすると、隣接して配設された断熱パネルを、連結パネルを用いて容易に連結することができるとともに、断熱パネル間の隙間を連結パネルが覆うので、気密性を確保することができる。
【0009】
また、本発明の請求項2記載の気密断熱ユニットは、前記溝を入口部より内部が広くなるように湾曲させて形成するとともに、前記脚部をこの湾曲形状に対応させた形状とした構成としてある。
このようにすると、脚部を溝に係止することができるとともに、脚部と溝の表面を密着した状態で接触させることができ、気密性をより向上させることができる。
【0010】
また、本発明の請求項3記載の気密断熱ユニットは、少なくとも対向する端面に凸部及び/又は凹部が形成された断熱パネルと、前記断熱パネルの凸部又は凹部に嵌合される凹部又は凸部を形成し、該凹部又は凸部を隣接して配設される前記断熱パネルの凸部又は凹部にそれぞれ嵌合させることによって、前記断熱パネルどうしを連結する連結パネルとを具備した構成としてある。
このようにしても、隣接して配設された断熱パネルを、連結パネルを用いて容易に連結することができるとともに、断熱パネル間の隙間を連結パネルが覆うので、気密性を確保することができる。
【0011】
また、本発明の請求項4記載の気密断熱ユニットは、前記断熱パネル及び連結パネルの凹部を入口部より内部が広くなるように湾曲させて形成するとともに、前記連結パネル及び断熱パネルの凸部をこの湾曲形状に対応させた形状とした構成としてある。
このようにすると、断熱パネルに係止される連結パネルで、断熱パネルどうしを連結することができ、また、凹部と凸部の表面を密着した状態で接触させることができ、気密性をより向上させることができる。
【0012】
また、本発明の請求項5記載の気密断熱ユニットは、前記断熱パネル及び/又は連結パネルを、被断熱体の形状に対応した形状とした構成としてある。
このようにすると、被断熱体の形状にかかわらず、気密性を保持した状態で断熱することができる。
【0013】
また、本発明の請求項6記載の気密断熱ユニットは、前記断熱パネル及び連結パネルを、発泡樹脂で成形した構成としてある。
このようにすると、一般的に使用される断熱材料だけで気密断熱ユニットを製造することができ、生産性や経済性等において有利である。
【0014】
また、本発明の請求項7記載の気密断熱ユニットは、前記断熱パネル及び/又は連結パネルを、建築物の屋根のみね,壁の角部,屋根と壁の境界部の形状に対応するように、折り曲げた形状とした構成としてある。
このようにすると、家屋等の一般的な建築物に対して、気密性を保持した状態で断熱することができるとともに、施工作業の作業性を改善することができる。
【0015】
また、本発明の請求項8記載の気密断熱ユニットは、前記断熱パネル及び前記連結パネルの寸法を、前記被断熱体の形状及び大きさにもとづいて、あらかじめ二以上の異なる寸法及び形状に設定し、これら異なる寸法及び形状の前記断熱パネル及び前記連結パネルを組み合わせることによって任意の寸法及び形状の断熱ユニットを形成する構成としてある。
このようにすると、施工現場で断熱パネルや連結パネルを切断しなくてもすむので、効率よく施工作業を行うことができる。
【0016】
また、本発明の請求項9記載の気密断熱ユニットは、前記断熱パネル及び連結パネルの外表面に、外面部材を設けた構成としてある。
このようにすると、気密断熱ユニットに外面部材がついているので、施工現場で気密断熱ユニットとは別に外面部材を取り付ける作業を行う必要がなくなり、作業工数を低減することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施形態を各実施形態について、図面を参照して説明する。
【0018】
[第一実施形態]
図1は、本発明にかかる気密断熱ユニットの第一実施形態を説明するための概略図であり、(a)は断熱パネルの斜視図を、(b)は好適な断熱パネルの水平方向及び垂直方向の断面図を、(c)は連結パネルの斜視図を、(d)は連結パネルのB−B断面図を示している。
同図において、気密断熱ユニット1は、硬質発泡樹脂からなるほぼ矩形平板状の断熱パネル10と、隣接して配設された断熱パネル10を連結する硬質発泡樹脂からなる連結パネル20とからなっている。
【0019】
断熱パネル10は、前面の四辺の縁部に二組の対向する溝11,12が形成されている。
図1において、溝11は、垂直方向に上面から下面までにわたって形成してあり、溝12は、水平方向に左側の溝11から右側の溝11までにわたって形成してある。なお、各溝11,12は、連続した一本の溝でなくてもよく、たとえば、短い溝を複数箇所に配設してもよい。
また、溝11,12の外側に位置する周縁部14は、溝11,12で囲まれた中央部13より低く形成してある。
さらに、断熱パネル10の背面は、一般的な建築物の平坦な壁に張り付けやすいように、平坦に形成されている。
【0020】
なお、本実施形態の断熱パネル10は、対向する二組の溝11,12を設けて、断熱パネル10の上下方向及び左右方向に隣接された断熱パネル(図示せず)との連結を可能としているが、この構造に限定されるものではなく、たとえば、断熱パネル10を水平方向にのみ配設する場合には、溝12を設けず溝11だけを設けてもよい。
【0021】
また、溝11,12の断面形状は、同図(a)においては、ほぼ正方形としてあるが、この断面形状に限定されるものではなく、後述する連結パネル20の脚部22と気密性を確保した状態で嵌合する断面形状であればよい。
たとえば、好適な気密断熱ユニットは、同図(b)に示すように、溝11の内部11bを入口部11aより広くなるように湾曲して形成し、連結パネル20の脚部22をこの湾曲形状と対応する形状に形成するとよい。
なお、本実施形態では、溝11と溝12の断面形状を同一形状としてある。
【0022】
連結パネル20は、矩形平板状の連結部21と、連結部21の下面の両側に突設された二本の脚部22とからなっている。
脚部22は、上述したように、溝11,12の湾曲形状と対応する長さと形状に形成され、溝11,12に嵌合される。
連結部21は、上面が平坦で、かつ、厚さが、ほぼ断熱パネル10の中央部13と周縁部14の段差分の厚さとしてある。
なお、連結パネル20の長さは、通常、嵌合される溝11,12の長さと同じにしてある。
【0023】
また、断熱パネル10と連結パネル20は、硬質発泡樹脂からなり弾力性を有しているので、双方の弾性力が発揮できる範囲内で、連結パネル20の脚部22を溝11の湾曲形状より大きな湾曲形状とするとよい。このようにすると、脚部22が溝11に嵌合されると、連結パネル20が係止されるとともに、溝11の表面と脚部22の表面が密着するので、気密性を向上させることができる。
【0024】
次に、上記構成の断熱パネル10どうしを連結パネル20で連結した状態について、図面を参照して説明する。
図2は、本発明にかかる気密断熱ユニットの第一実施形態において、連結パネルで断熱パネルを連結した状態を説明するための概略図であり、(a)は正面図を、(b)はC−C拡大断面図を示している。
同図において、断熱パネル10は、上下方向及び水平方向に隣接して、建築物の壁などからなる被断熱部9に張り付けられる。そして、隣接して配設された断熱パネル10の溝11,12に連結パネル20の脚部22が嵌入される。
これにより、気密断熱ユニット1は、連結パネル20の脚部22が隣接した断熱パネル10の端面どうしを密着した状態で当接させるので、断熱パネル10と断熱パネル10の隙間の発生を防止することができ、気密性を確保することができる。
【0025】
また、断熱パネル10の溝11に取り付けられる連結パネル20は、断熱パネル10のほぼ中段部から上方に配設された断熱パネル10のほぼ中段部までにわたって取り付けられており、これにより、断熱パネル10どうしの接触面を連結パネル20が覆うことができるので、気密性をより向上させることができる。また、溝12を水平方向に左側の溝11から右側の溝11までにわたって形成してあるので、連結された状態の気密断熱ユニット1の内部に、空間が生じることを防止でき、気密性及び断熱性を向上させることができる。
さらに、脚部22は、上述した硬質発泡樹脂の弾性力により、周縁部14の上面及び溝11の表面と密着した状態で当接しているので、この範囲においても、隙間の発生を防止しており、優れた気密性を発揮することができる。
【0026】
このように、本実施形態の気密断熱ユニット1によれば、断熱パネル10と連結パネル20が断熱材としてその機能を発揮するとともに、隣接して配設した断熱パネル10の気密性を確保することができる。なお、外張り断熱工法においては、壁に気密断熱ユニットを配設し、この気密断熱ユニット上に外壁部材等が配設される。
また、本発明は上記構成に限定されるものではなく、木造住宅、軽量鉄筋住宅、コンクリート住宅等の建築物の外側に硬質発泡樹脂による断熱・気密パネルを張り合わせる、いわゆる、外張り断熱工法を念頭におくと、様々な応用例を含むものである。
【0027】
(第一応用例)
図3は、本発明にかかる気密断熱ユニットの第一実施形態の第一応用例を説明するための概略図であり、(a)〜(c)は標準寸法と異なる寸法の断熱パネルの断面図を示している。
同図において、各断熱パネル10a,10b,10cは、標準寸法(最も一般的に使用される断熱パネルの寸法(たとえば、縦約1m×横約1m))より、縦寸法及び/又は横寸法が小さく設定された構成としてある。
これらの断熱パネル10a,10b,10cは、上記断熱パネル10と比べて、各中央部13a,13b,13cの寸法が異なっており、周縁部14や溝11,12の断面形状は、断熱パネル10のものと同様としてある。
【0028】
これにより、図4に示すように、被断熱部9の寸法の関係によって、断熱パネル10に挟まれたスペースに、断熱パネル10が入らない場合であっても、たとえば、断熱パネル10より小さな断熱パネル10aをそのまま配設し、連結パネル20で連結することができる。
すなわち、本応用例の断熱パネル10a,10b,10cを設けることにより、建築物の大きさに応じてその都度、断熱パネル10を必要な大きさに切断するといった作業を排除することができる。また、施工者が現場で切断を行うと、一般的に、精度よく切断できないことから、隙間が生じてしまい断熱性・気密性が低下するといった不具合や、作業現場に切り屑が散乱するといった不具合を防止することができ、施工作業を効率よく行うことができる。
【0029】
(第二応用例)
図5は、本発明にかかる気密断熱ユニットの第一実施形態の第二応用例を説明するための概略図であり、(a)は断熱パネルの正面図を、(b)はD−D断面図を示している。
同図において、断熱パネル30は、直角に折れ曲がった壁の角部である被断熱部9の形状に対応した形状としてあり、ほぼ矩形の平板を直角に折り曲げた構造としてある。
【0030】
断熱パネル30は、左右方向の端部に垂直方向に上記断熱パネル10と同様に、溝31と周縁部32を形成してあり、連結パネル20を介して、断熱パネル10と連結される。
また、断熱パネル30は、図5において、上面の中心線に沿って、両側面の中段がくびれたほぞ33が突設され、下面の中心線に沿って、下方に配設された断熱パネル30と垂直方向に連結するための、ほぞ33が嵌合する長穴34が形成してある。
また、長穴34の両側面は、ほぞ33のくびれと対応する形状にふくらんでいる。このようにすると、上述した脚部22と溝11,12と同様に、ほぞ33を長穴34に嵌入するとほぞ33が係止され、断熱パネル30どうしを確実に連結するとともに、ほぞ33と長穴34の表面が密着し気密性を向上させることができる。
【0031】
このように、本応用例の断熱パネル30は、被断熱部9が直角に折れ曲がった角部であっても、気密性を確保することができる。
なお、本応用例では、被断熱部9を直角に折れ曲がった角部としてあるが、この被断熱部9に限定されるものではなく、様々な角度で折れ曲がったり、あるいは、湾曲したりした形状の被断熱部(図示せず)に対応した形状とすることができる。
【0032】
(第三応用例)
図6は、本発明にかかる気密断熱ユニットの第一実施形態の第三応用例を説明するための概略図であり、(a)は断熱パネルの正面図を、(b)は断熱パネルの右側面図を、(c)は断熱パネルの上面図を示している。
同図において、断熱パネル40は、上記断熱パネル10を垂直方向に沿って、直角に折り曲げた構造としてあり、ほぼ矩形の平板を直角に折り曲げた構造としてある。
【0033】
断熱パネル40は、水平方向の端部に垂直方向に上記断熱パネル10と同様に、溝41と周縁部44を形成してあり、連結パネル20を介して、断熱パネル10と連結される。
また、断熱パネル40は、垂直方向の端部に上記断熱パネル10と同様に、溝42と周縁部44を形成してあり、連結パネル50を介して、隣接して配設される断熱パネル40と連結される。
なお、溝41,42の外側に位置する周縁部44は、上記断熱パネル10と同様に、溝41,42で囲まれた中央部43より低く形成してある。
【0034】
図7は、本発明にかかる気密断熱ユニットの第一実施形態の第三応用例を説明するための概略図であり、(a)は連結パネルの正面図を、(b)は連結パネルの左側面図を、(c)は連結パネルの上面図を示している。
同図において、連結パネル50は、上記連結パネル10を垂直方向に沿って、直角に折り曲げた構造としてあり、矩形の平板を直角に折り曲げた連結部51と、この連結部51から突設され、断熱パネル40の溝42に嵌合する脚部52とからなっている。
【0035】
このように、本応用例の断熱パネル40と連結パネル50は、被断熱部9が直角に折れ曲がった角部であっても、気密断熱ユニット1と同様に気密性を確保することができる。
【0036】
(第四応用例)
図8は、本発明にかかる気密断熱ユニットの第一実施形態の第四応用例を説明するための概略図であり、(a)は断熱パネルの側面図を、(b)は屋根のみねへの取付断面図を、(c)は屋根と壁との境界部への取付断面図を示している。
同図(a)において、断熱パネル30aは、上記断熱パネル30を鈍角に折れ曲げた構造としてある。
なお、断熱パネル30aのその他の構造は、上記断熱パネル30とほぼ同様としてある。
【0037】
上記構造の断熱パネル30aは、同図(b)に示すように、屋根のみね91に取り付けられ、溝32側の端面と隣接するように野地板92上に断熱パネル10を配設し、連結パネル20で連結することができる。なお、気密断熱ユニットが屋根に配設された場合、一般的な外張り断熱工法においては、気密断熱ユニットの上に、通気たるき,野地板,アスファルトルーフィング,屋根部材(トタン板等)などが配設される。
【0038】
また、断熱パネル30aは、同図(c)に示すように、屋根の野地板92,柱93及びたるき94に取り付けることができる。この際、断熱パネル30aどうしがほぞ33と長穴34とによって連結される。そして、野地板92上に配設された断熱パネル10と連結パネル20で連結され、また、柱93側の断熱パネル10と連結パネル20で連結されている。このようにすると、屋根と壁の境界部に対しても、気密性を維持した状態で断熱することができる。
【0039】
このように、本応用例の断熱パネル30aによれば、屋根のみねや屋根と壁の境界部に対しても気密性を確保した状態で、断熱することができる。
なお、断熱パネル30aの折り曲げる角度は、特に限定されるものではなく、被断熱物の形状に応じて決定することができ、また、鋭角に折り曲げる場合に限定されるものではなく、たとえば、丸みを帯びた形状に折り曲げてもよい。
【0040】
[第二実施形態]
図9は、本発明にかかる気密断熱ユニットの第二実施形態を説明するための概略図であり、(a)は断熱パネルの斜視図を、(b)は好適な断熱パネルの水平方向及び垂直方向の断面図を、(c)は垂直方向の連結パネルの側面図を、(d)は垂直方向の連結パネルの側面図を、(e)は、水平方向の連結パネルの側面図を示している。
同図において、気密断熱ユニット6は、硬質発泡樹脂からなるほぼ矩形平板状の断熱パネル60と、隣り合って配設された断熱パネル60を連結する硬質発泡樹脂からなる垂直方向の(断熱パネル60を垂直方向に連結するための)連結パネル70及び水平方向の(断熱パネル60を水平方向に連結するための)連結パネル75とからなっている。
【0041】
断熱パネル60は、端面の中央部に二組の対向する凸部61,62が突設されている。この凸部61,62により、断熱パネル60の上下方向及び左右方向に隣り合って配設された断熱パネル60(図示せず)と連結パネル70,75を介して連結される。ただし、凸部61,62を形成する構造に限定されるものではなく、たとえば、対向する二組の凸部61,62の代わりに、二組の凹部を形成したり、対向する端面の一方に凹部を、他方に凸部を設けてもよい。
【0042】
また、凸部61,62の断面形状は、同図(a)に示すようなほぼ正方形のものに限定されるものではない。
たとえば、好適な気密断熱ユニットは、同図(b)に示すように、凸部61,62の中段部61aを入口部61bよりくぼむように湾曲して形成し、連結パネル70,75の凹部71をこの湾曲形状と対応する形状に形成するとよい。これにより、凹部71が凸部61,62に嵌合されると、上述した脚部22と溝11,12と同様に、連結パネル70,75が係止されるとともに、凸部61,62の表面と凹部71の表面が密着し気密性を向上させることができる。
【0043】
なお、上記湾曲形状を用いる場合には、対向する一組の凸部は、一方の端面から他方の端面まで同一断面形状を有する。これにより、たとえば、凸部61が上端面から下端面まで同一断面形状を有する場合、この凸部61と垂直方向に配設された断熱パネル60の凸部61とが連続するので、これら凸部61どうしを一本の連結パネル70で連結することができる。
【0044】
図9(c)において、垂直方向の連結パネル70は、ほぼ四角柱状の形状としてあり、対向する一組の側面(取り付けられた状態では前面と背面となる面)は平面としてあり、断熱パネル60の前面及び背面と同一平面を形成する。もう一組の対向する側面(取り付けられた状態では上面と下面となる面)には、図9(c)に示すように、上記凸部62が嵌合される凹部71を形成してある。これにより、垂直方向の連結パネル70は、断熱パネル60の垂直方向に別の断熱パネル60を連結することができる。
また、垂直方向の断熱パネル70は、両端面に上記断熱パネル60の凸部61と同一断面形状を有する凸部72が形成されている。なお、凸部72は、断熱パネル70が凸部62に嵌合されると、断熱パネル60の凸部61と連続する凸部を形成する。
【0045】
図9(e)において、水平方向の連結パネル75は、垂直方向の連結パネル70とほぼ同様な構造としてあり、断熱パネル60の水平方向に配設される断熱パネル60を連結することができる。この際、垂直方向の連結パネル70の凸部72が凸部61と連続するので、水平方向の連結パネル75は、垂直方向に連結された断熱パネル60と連結パネル70にまたがって連結することができる。これにより、断熱パネル60の凸部61と連結パネル70の凸部72の接触面を水平方向の連結パネル75が覆うので、気密性をより向上させることができる。
また、垂直方向に連結パネル75どうしを連結させる際、下方の連結パネル75の凸部72を、上方の連結パネル75の下面に形成した凹部71に嵌合させることができ気密性を向上させることができる。
【0046】
このように、本実施形態の気密断熱ユニットによれば、気密性を維持した状態で断熱することができる。
また、本実施形態の気密断熱ユニットは、上記構成に限定されるものではなく、たとえば、上述した第一実施形態の気密断熱ユニット1と同様に様々な応用例を含むものである。
【0047】
(第一応用例)
図10は、本発明にかかる気密断熱ユニットの第二実施形態の第一応用例を説明するための概略図であり、(a),(b)は標準寸法と異なる寸法の断熱パネルの断面図を、(c)は標準寸法と異なる寸法の連結パネルの断面図を示している。
同図において、各断熱パネル60a,60b及び連結パネル70aは、標準寸法(最も一般的に使用される断熱パネル(たとえば、縦約1m横約1m)や連結パネルの寸法)より、縦寸法及び/又は横寸法が小さく設定された構成としてある。
これらの断熱パネル60a,60b及び連結パネル70aは、凸部61や凹部71などの形状は、断熱パネル60や連結パネル70のものと同様としてある。
【0048】
これにより、被断熱部9の寸法の関係によって、断熱パネル60に挟まれたスペースに、断熱パネル60が入らない場合であっても、たとえば、断熱パネル60より小さな断熱パネル60aをそのまま配設し、効率よく連結パネル70で連結することができる。
【0049】
(第二応用例)
図11は、本発明にかかる気密断熱ユニットの第二実施形態の第二応用例を説明するための概略図であり、(a)は断熱パネルの正面図を、(b)はE−E断面図を示している。
同図において、断熱パネル30bは、直角に折れ曲がった壁の角部である被断熱部9の形状に対応した形状としてあり、矩形の平板を直角に折り曲げた構造としてある。
【0050】
断熱パネル30bは、左右方向の端面に垂直方向に上記断熱パネル60と同様に、凸部61を形成してあり、連結パネル75を介して、断熱パネル10と接合される。
また、断熱パネル30bは、上面の中心線に沿って、両側の中段がくびれたほぞ33bが突設され、下面の中心線に沿って、下方に配設された断熱パネル30bと垂直方向に連結するための、ほぞ33bが嵌合する長穴34bが形成してある。
【0051】
このように、本応用例の断熱パネル30bは、被断熱部9が直角に折れ曲がった角部であっても、気密性を確保することができる。
なお、本応用例では、被断熱部9を直角に折れ曲がった角部としてあるが、この被断熱部9に限定されるものではなく、様々な角度で折れ曲がったり、あるいは、湾曲したりした形状の被断熱部(図示せず)に対応した形状とすることができる。
また、本応用例は、断熱パネル30bの上面にほぞ33bを突設し、下面に長穴34bを形成した構成としてあるが、上記第一実施形態の第三応用例のように、上面及び下面に凸部62を突設し、折り曲げられた連結パネルを使用する構成としてもよい。
【0052】
(第三応用例)
図12は、本発明にかかる気密断熱ユニットの第一実施形態の第四応用例を説明するための概略図であり、(a)は屋根と壁との境界部への取付断面図を、(b)はF−F矢視図を示している。
同図において、断熱パネル30c及び連結パネル70cは、屋根と壁との境界部へ取り付けるために、野地板92やたるき94と隙間なく当接する形状としてある。
【0053】
このようにすると、断熱パネル30c及び連結パネル70cは、野地板92上に配設された断熱パネル10及び連結パネル20と嵌合する状態で連結されないが、野地板92やたるき94と隙間なく当接するので、気密性を確保した状態で断熱することができる。
また、好ましくは、断熱パネル30c及び連結パネル70cと野地板92との当接面に、たとえば、発泡ポリエチレンからなる接合部材95を設けるとよく、このようにすると、接合部材95がシール機能を発揮するので、気密性をより向上させることができる。
【0054】
[第三実施形態]
図13は、本発明にかかる気密断熱ユニットの第三実施形態を説明するための概略図であり、(a)は断熱パネルの斜視図を、(b)は好適な断熱パネルの水平方向及び垂直方向の断面図を、(c)は連結パネルの斜視図を、(d)は連結パネルのH−H断面図を示している。
同図において、気密断熱ユニット1aは、外面部材15が設けられた硬質発泡樹脂からなるほぼ矩形平板状の断熱パネル10dと、隣接して配設された断熱パネル10を連結する、外面部材23が設けられた硬質発泡樹脂からなる連結パネル20aとからなっている。
【0055】
断熱パネル10dは、外表面(取り付けられた際、外部と接する面)、すなわち、中央部13の正面に矩形板状の外面部材15を設けてある。
外面部材15は、建築物の外壁材として機能する材料、たとえば、木材、金属、セラミック、プラスチックなどからなり、通常、硬質発泡樹脂と一体成形される。また、外面部材15の温度が断熱パネル10dに伝達しにくいように、外面部材15と断熱パネル10dの間に、通気孔や熱伝達率の低いシート又は板部材を設けてもよい。
なお、断熱パネル10dのその他の構造は、第一実施形態の断熱パネル10とほぼ同様としてある。
【0056】
連結パネル20aは、外表面(取り付けられた際、外部と接する面)、すなわち、連結部21の上面に矩形板状の外面部材23を設けてある。
外面部材23は、上記外面部材15と同様に、建築物の外壁材として機能する材料、たとえば、木材、金属、セラミック、プラスチックなどからなり、通常、硬質発泡樹脂と一体成形される。
なお、連結パネル20aのその他の構造は、第一実施形態の連結パネル20とほぼ同様としてある。
【0057】
このように、本実施形態の気密断熱ユニット1aによれば、断熱パネル10dと連結パネル20aにそれぞれ外面部材15,23が設けられているので、気密断熱ユニット1aを組み付けると、外面部材15,23をも同時に組み付けることができ、気密断熱ユニットとは別に外面部材を取り付ける作業を行う必要がなくなり、作業工数を低減することができる。
【0058】
以上、本発明の気密断熱ユニットについて、好ましい実施形態を示して説明したが、本発明に係る気密断熱ユニットは、上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲で種々の変更実施が可能であることは言うまでもない。
例えば、断熱パネルは、被断熱体を覆うことにより気密性を発揮できる形状であればよく、矩形形状に限定されるものではなく、たとえば、三角形や五角形で球のような曲面に取り付けることもできる。また、断熱パネルを被断熱体の形状に対応させる場合に限定されるものではなく、たとえば、連結パネルを被断熱体の形状に対応させてもよい。
【0059】
また、第一実施形態の気密断熱ユニットの応用例は、第二実施形態及び第三実施形態の気密断熱ユニットに応用することができ、また、第二実施形態の気密断熱ユニットの応用例は、第一実施形態及び第三実施形態の気密断熱ユニットに応用できるものとする。
【0060】
なお、硬質発泡樹脂の材質として、一般的に、例えば発泡ポリスチレン、発泡ポリプロピレン、発泡アクリル、硬質発泡ウレタンなどが使用される。
また、断熱パネルや連結パネルは、一般的に、一体成形されるが、これにより、限定されるものではなく、たとえば、ブロックからのカット品やカット品を接合した接合品であってもよい。
【0061】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明における気密断熱ユニットによれば、特別なシール材などを使用しなくても、気密性を維持した状態で断熱することができる。
また、被断熱体の形状や大きさに応じて、断熱パネル及び連結パネルを形成することにより、気密性をより向上させることができるとともに、施工作業を効率よく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明にかかる気密断熱ユニットの第一実施形態を説明するための概略図であり、(a)は断熱パネルの斜視図を、(b)は好適な断熱パネルの水平方向及び垂直方向の断面図を、(c)は連結パネルの斜視図を、(d)は連結パネルのB−B断面図を示している。
【図2】図2は、本発明にかかる気密断熱ユニットの第一実施形態において、連結パネルで断熱パネルを連結した状態を説明するための概略図であり、(a)は正面図を、(b)はC−C拡大断面図を示している。
【図3】図3は、本発明にかかる気密断熱ユニットの第一実施形態の第一応用例を説明するための概略図であり、(a)〜(c)は標準寸法と異なる寸法の断熱パネルの断面図を示している。
【図4】図4は、本発明にかかる気密断熱ユニットの第一実施形態の第一応用例において、連結パネルで断熱パネルを連結した状態を説明するための概略断面図を示している。
【図5】図5は、本発明にかかる気密断熱ユニットの第一実施形態の第二応用例を説明するための概略図であり、(a)は断熱パネルの正面図を、(b)はD−D断面図を示している。
【図6】図6は、本発明にかかる気密断熱ユニットの第一実施形態の第三応用例を説明するための概略図であり、(a)は連結パネルの斜視図を、(b)はC−C断面図を、(c)は取付図を示している。
【図7】図7は、本発明にかかる気密断熱ユニットの第一実施形態の第三応用例を説明するための概略図であり、(a)は連結パネルの正面図を、(b)は連結パネルの左側面図を、(c)は連結パネルの上面図を示している。
【図8】図8は、本発明にかかる気密断熱ユニットの第一実施形態の第四応用例を説明するための概略図であり、(a)は断熱パネルの側面図を、(b)は屋根のみねへの取付断面図を、(c)は屋根と壁との境界部への取付断面図を示している。
【図9】図9は、本発明にかかる気密断熱ユニットの第二実施形態を説明するための概略図であり、(a)は断熱パネルの斜視図を、(b)は好適な断熱パネルの水平方向及び垂直方向の断面図を、(c)は垂直方向の連結パネルの側面図を、(d)は垂直方向の連結パネルの側面図を、(e)は、水平方向の連結パネルの側面図を示している。
【図10】図10は、本発明にかかる気密断熱ユニットの第二実施形態の第一応用例を説明するための概略図であり、(a),(b)は標準寸法と異なる寸法の断熱パネルの断面図を、(c)は標準寸法と異なる寸法の連結パネルの断面図を示している。
【図11】図11は、本発明にかかる気密断熱ユニットの第二実施形態の第二応用例を説明するための概略図であり、(a)は断熱パネルの正面図を、(b)はE−E断面図を示している。
【図12】図12は、本発明にかかる気密断熱ユニットの第一実施形態の第四応用例を説明するための概略図であり、(a)は屋根と壁との境界部への取付断面図を、(b)はF−F矢視図を示している。
【図13】図13は、本発明にかかる気密断熱ユニットの第三実施形態を説明するための概略図であり、(a)は断熱パネルの斜視図を、(b)は好適な断熱パネルの水平方向及び垂直方向の断面図を、(c)は連結パネルの斜視図を、(d)は連結パネルのH−H断面図を示している。
【符号の説明】
1,1a 気密断熱ユニット
6 気密断熱ユニット
9 被断熱体
10 断熱パネル
10a,10b,10c,10d 断熱パネル
11 溝
11a 入口部
11b 内部
12 溝
13 中央部
13a,13b,13c 中央部
14 周縁部
15 外面部材
20,20a 連結パネル
21 連結部
22 脚部
23 外面部材
30,30a,30b,30c 断熱パネル
31 溝
32 周縁部
32b 凸部
33,33b ほぞ
34,34b 長穴
40 断熱パネル
41、42 溝
43 中央部
44 周縁部
50 連結パネル
51 連結部
52 脚部
60,60a,60b 断熱パネル
61,62 凸部
61a 中段部
61b 入口部
70,70a,70c,75 連結パネル
71 凹部
72 凸部
91 屋根のみね
92 野地板
93 柱
94 たるき
95 接合部材

Claims (9)

  1. 表面の少なくとも対向する縁部に溝を形成した断熱パネルと、
    この断熱パネルの前記溝に嵌合する脚部を所定の間隔で二本形成し、隣接して配設された前記断熱パネルの前記溝に、前記脚部をそれぞれ嵌合させることによって、前記断熱パネルどうしを連結する連結パネルと
    を具備したことを特徴とする気密断熱ユニット。
  2. 前記溝を入口部より内部が広くなるように湾曲させて形成するとともに、前記脚部をこの湾曲形状に対応させた形状としたことを特徴とする請求項1記載の気密断熱ユニット。
  3. 少なくとも対向する端面に凸部及び/又は凹部が形成された断熱パネルと、
    前記断熱パネルの凸部又は凹部に嵌合される凹部又は凸部を形成し、該凹部又は凸部を隣接して配設される前記断熱パネルの凸部又は凹部にそれぞれ嵌合させることによって、前記断熱パネルどうしを連結する連結パネルと
    を具備したことを特徴とする気密断熱ユニット。
  4. 前記断熱パネル及び連結パネルの凹部を入口部より内部が広くなるように湾曲させて形成するとともに、前記連結パネル及び断熱パネルの凸部をこの湾曲形状に対応させた形状としたことを特徴とする請求項3記載の気密断熱ユニット。
  5. 前記断熱パネル及び/又は連結パネルを、被断熱体の形状に対応した形状としたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の気密断熱ユニット。
  6. 前記断熱パネル及び連結パネルを、発泡樹脂で成形したことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の気密断熱ユニット。
  7. 前記断熱パネル及び/又は連結パネルを、建築物の屋根のみね,壁の角部,屋根と壁の境界部の形状に対応するように、折り曲げた形状としたことを特徴とする請求項5又は6記載の気密断熱ユニット。
  8. 前記断熱パネル及び前記連結パネルの寸法を、前記被断熱体の形状及び大きさにもとづいて、あらかじめ二以上の異なる寸法及び形状に設定し、これら異なる寸法及び形状の前記断熱パネル及び前記連結パネルを組み合わせることによって任意の寸法及び形状の断熱ユニットを形成することを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の気密断熱ユニット。
  9. 前記断熱パネル及び連結パネルの外表面に、外面部材を設けたことを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の気密断熱ユニット。
JP2002369942A 2002-12-20 2002-12-20 気密断熱ユニット Pending JP2004197515A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002369942A JP2004197515A (ja) 2002-12-20 2002-12-20 気密断熱ユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002369942A JP2004197515A (ja) 2002-12-20 2002-12-20 気密断熱ユニット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004197515A true JP2004197515A (ja) 2004-07-15

Family

ID=32766022

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002369942A Pending JP2004197515A (ja) 2002-12-20 2002-12-20 気密断熱ユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004197515A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007032066A (ja) * 2005-07-26 2007-02-08 Meisei Ind Co Ltd 断熱構造と断熱パネル
KR20150095168A (ko) * 2014-02-12 2015-08-20 신경수 목재로 만들어진 벽체 모듈

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007032066A (ja) * 2005-07-26 2007-02-08 Meisei Ind Co Ltd 断熱構造と断熱パネル
KR20150095168A (ko) * 2014-02-12 2015-08-20 신경수 목재로 만들어진 벽체 모듈
KR101583552B1 (ko) 2014-02-12 2016-01-08 서정미 목재로 만들어진 벽체 모듈

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6674337B2 (ja) 建物の外断熱構造
JP2004197515A (ja) 気密断熱ユニット
JP2901956B2 (ja) 建物の断熱構造
JP5057470B2 (ja) 断熱壁構造
JP2010285741A (ja) 壁パネル
JP4458808B2 (ja) サッシの接合構造
JP2003160984A (ja) パネル及びパネル用外周端面部材
JP2007085062A (ja) 入隅用部材及び外壁入隅構造
JP3047904U (ja) 建築物用壁体
JP5388964B2 (ja) 断熱パネルの接合構造
JPH10140691A (ja) 構造用パネル
JP3711004B2 (ja) 発泡合成樹脂製建築用桟
JP2006233594A (ja) 屋根パネルおよび屋根断熱構造
JP3161983B2 (ja) 断熱パネル
JP3419281B2 (ja) 建築用パネル
WO1998005830A1 (fr) Panneau d'isolation thermique/phonique pour plafond
JP3992192B2 (ja) ふかし壁部分の気密構造
JP2534575Y2 (ja) コーナー材
JP3422477B2 (ja) 梁の接続隅部における気密構造
JP3597278B2 (ja) 屋根材
JPH10196002A (ja) 寒冷地用断熱パネル
JP2000265638A (ja) 外装材用の取付金具、外壁構造及び外装材の取付方法
FI91655C (fi) Levymäisistä elementeistä koottu rakennus
JP2000008583A (ja) 出隅部材及び出隅構造
JP2000303576A (ja) 防露構造

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Effective date: 20050708

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20050719

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Effective date: 20051115

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02