JPH11335468A - 揺変性付与積層用樹脂混和物及びこの製造法 - Google Patents

揺変性付与積層用樹脂混和物及びこの製造法

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JPH11335468A
JPH11335468A JP14283898A JP14283898A JPH11335468A JP H11335468 A JPH11335468 A JP H11335468A JP 14283898 A JP14283898 A JP 14283898A JP 14283898 A JP14283898 A JP 14283898A JP H11335468 A JPH11335468 A JP H11335468A
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resin
weight
thixotropic
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acid
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JP14283898A
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English (en)
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Yutaka Go
豊 郷
Mikio Yamaguchi
幹夫 山口
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Showa Denko Materials Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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Publication date
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  • Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 FRPのオープンモールド成形法において、
積層、脱泡作業性が良好であり、かつ製造時点から時間
が経過しても粘度、揺変度の変化が少なく、さらに、無
機系揺変性付与剤の添加量を低減可能な揺変性付与積層
用樹脂混和物及びこの製造法を提供する。 【解決手段】 不飽和ポリエステル樹脂又はビニルエス
テル樹脂又はこれらの混合物90〜10重量部を、架橋
性単量体10〜90重量部に総量が100重量部になる
ように溶解させた樹脂組成物に対し、無機系揺変性付与
剤0.1〜10重量部をJIS K 5400−199
0の4.7項に準じて測定される分散度が5〜60μm
の範囲となるように分散させた揺変性付与積層用樹脂混
和物及びこの揺変性付与積層用樹脂混和物の製造法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、揺変性付与積層用
樹脂混和物及びこの製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】FRPにおいて、ハンドレイアップやス
プレーアップ等のオープンモールド成形法は、モールデ
ィングコンパウンド法に比べ、樹脂、ガラス繊維の飛散
及び揮散したスチレン等により、作業環境が良くないこ
とや、生産性が劣ること等から、モールディングコンパ
ウンド法への転換が進んでいるが、設備投資が比較的低
くすむことから、少量他品種の生産には好適であり、社
団法人強化プラスチック協会誌の調べによれば、平成8
年度の成形法別分類において、モールディングコンパウ
ンド法と同等の約40%を占めている。
【0003】このオープンモールド成形法において、積
層、脱泡作業を容易にし、この工程を短時間で行えるよ
うにすることは、生産性を向上するのみならず、作業者
のスチレンベーパー中で曝露時間を短くすることにつな
がる。また、オープンモールド成形法に用いられる樹脂
組成物は、垂直面で作業したときに垂れが生じないよう
に揺変性を付与したタイプが多く用いられている。これ
らの樹脂組成物は、製造時点の粘度、揺変度が時間の経
過に伴い変化するという問題があった。
【0004】発明者等は、無機系揺変性付与剤の分散度
を特定の範囲となるように制御せしめることで、オープ
ンモールド成形法における、積層、脱泡作業を容易に
し、かつ製造時点から時間が経過しても粘度、揺変度の
変化が少なく、さらに、無機系揺変性付与剤の添加量を
低減可能であることを見出した。
【0005】積層、脱泡作業を容易にする目的のため、
特開平9−235457号公報では水酸基を有するポリ
ブタジエン又はその誘導体及び脂肪酸を含有すること、
特開平9−235458号公報ではポリアルキレングリ
コール及び脂肪酸を含有すること、特開平9−2414
95号公報では2,4,7,9−テトラメチル−5−デ
シン−4,7−ジオール又はそのアルキレンオキシド付
加物及び脂肪酸を含有すること、特開平9−25586
0号公報では特定の重量平均分子量を持つポリスチレン
を含有することを特徴とする、積層、脱泡作業時の気泡
の発生を低減した樹脂組成物が公開されている。しかし
ながら、本発明のような、無機系揺変性付与剤の分散度
を特定の範囲となるように制御せしめることで、オープ
ンモールド成形法における、積層、脱泡作業を容易に
し、かつ製造時点から時間が経過しても粘度、揺変度の
変化が少なく、さらに、無機系揺変性付与剤の添加量を
低減可能であることを特徴とする、発明や、論文は見当
たらない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、FRPのオ
ープンモールド成形法において、積層、脱泡作業性が良
好であり、かつ製造時点から時間が経過しても粘度、揺
変度の変化が少なく、さらに、無機系揺変性付与剤の添
加量を低減可能な揺変性付与積層用樹脂混和物及びこの
製造法を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、不
飽和ポリエステル樹脂又はビニルエステル樹脂又はこれ
らの混合物90〜10重量部を、架橋性単量体10〜9
0重量部に総量が100重量部になるように溶解させた
樹脂組成物に対し、無機系揺変性付与剤0.1〜10重
量部をJIS K 5400−1990の4.7項に準
じて測定される分散度が5〜60μmの範囲となるよう
に分散させた揺変性付与積層用樹脂混和物に関する。
【0008】また、本発明は、この揺変性付与積層用樹
脂混和物に用いる無機系揺変性付与剤は、BET法で求
めた比表面積が、50〜500m2/gである揺変性付与積
層用樹脂混和物に関する。
【0009】また、本発明は、この揺変性付与積層用樹
脂混和物に用いる無機系揺変性付与剤は、二酸化珪素で
ある揺変性付与積層用樹脂混和物に関する。
【0010】また、本発明は、この揺変性付与積層用樹
脂混和物に用いる無機系揺変性付与剤は、BET法で求
めた比表面積が、50〜500m2/gであり且つ、二酸化
珪素である揺変性付与積層用樹脂混和物に関する。
【0011】また、本発明は、この揺変性付与積層用樹
脂混和物の製造法に関する。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明で用いられる樹脂組成物の
含有成分となる不飽和ポリエステル樹脂に特に制限はな
いが、α,β−不飽和多塩基酸を含む酸成分と、アルコ
ール成分とを反応させて得る物が一般的である。この合
成に用いられるα,β−不飽和多塩基酸としては、例え
ば、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、シトラコン酸
等及びこれらの酸無水物等の反応性誘導体などが挙げら
れ、これらの内1種若しくは2種以上を使用することが
できる。α,β−不飽和多塩基酸の組成比率は、適当な
硬化性を与えるため、酸成分全体に対して10〜100
モル%、好ましくは30〜80モル%の範囲とされる。
必要に応じて、α,β−不飽和多塩基酸以外の酸成分と
して、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、テトラ
ヒドロフタル酸、メチルテトラヒドロフタル酸、エンド
メチレンテトラヒドロフタル酸、アジピン酸、セバシン
酸、ヘット酸、テトラブロムフタル酸、トリメリト酸等
の飽和酸及びこれらの酸無水物等の誘導体などが挙げら
れ、これらの内1種若しくは2種以上を酸成分全体に対
して90〜0モル%、好ましくは70〜20モル%の範
囲で使用することができる。また必要に応じて、アマニ
油、大豆油、トール油、ヒマシ油等の植物油脂肪酸、グ
リシジルメタアクリレート又はグリシジルアクリレート
等のエポキシ基を有するメタクリレート若しくはアクリ
レート等の変性成分を酸成分の0〜30重量%の割合で
使用しても良い。
【0013】またアルコール成分としては、例えば、エ
チレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレン
グリコール、ジプロピレングリコール、ネオペンチルグ
リコール、ジブロムネオペンチルグリコール、1,2−
プロパンジオール、1,3−プロパンジオール、1,2
−ブタンジオール、1,3−ブタンジオール、1,4−
ブタンジオール、1,2−ペンタンジオール、1,3−
ペンタンジオール、1,2−ヘキサンジオール、1,4
−ヘキサンジオール、1,6−ヘキサンジオール、2,
3−ヘキサンジオール等の脂肪族グリコール、シクロペ
ンタンジオール、シクロヘキサンジオール等の脂環式ジ
オール、水素化ビスフェノールA、ビスフェノールAプ
ロピレンオキシド付加物、キシレングリコール、ジメチ
ルキシレングリコール等の芳香族ジオール、ビスプロピ
レングリコールエーテル、ビスブチレングリコールエー
テル、アリルグリシジルエーテル、ペンタエリスリット
ジアリルエーテル等のエーテル類、グリセリン、トリメ
チロールプロパン、ペンタエリスリトール等の多価アル
コールのうち、1種若しくは2種以上を使用することが
できる。
【0014】不飽和ポリエステル樹脂の合成法は、酸成
分とアルコール成分を同時に仕込み縮合反応させる1段
合成法と、一部の酸成分とアルコール成分を縮合反応さ
せ、途中で、残りの酸成分、アルコール成分を仕込んで
反応させる2段合成法等により行うことができ、その他
製造条件に特に制限はない。また不飽和ポリエステル樹
脂の酸価に制限はないが、揺変性付与積層用樹脂混和物
の粘度、成形品の離型性等を考慮して、好ましくは80
〜1、より好ましくは30〜5の範囲とされる。
【0015】本発明で用いられる樹脂組成物の含有成分
となるビニルエステル樹脂に特に制限はないが、エポキ
シ樹脂と不飽和一塩基酸とを反応させて得られる得る物
が一般的である。この合成に用いられるエポキシ樹脂と
しては、例えば、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビ
スフェノールAD型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型
エポキシ樹脂、ビスフェノールS型エポキシ樹脂、また
これらの水素化又はハロゲン化物、ビスフェノールAア
ルキレンオキシド付加物のジグリシジルエーテル等のビ
スフェノール型エポキシ樹脂、フェノールノボラック型
エポキシ樹脂、ビスフェノールノボラック型エポキシ樹
脂、ナフタレンノボラック型エポキシ樹脂、クレゾール
ノボラック型エポキシ樹脂等のノボラック型エポキシ樹
脂、ジプロピレングリコールジグリシジルエーテル、ト
リメチロールプロパントリグリシジルエーテル等の多価
アルコール類のグリシジルエーテル類、3,4−エポキ
シ−6−メチルシクロヘキシルメチル−3,4−エポキ
シ−6−メチルシクロヘキサンカルボキシレート、3,
4−エポキシシクロヘキシルメチル−3,4−エポキシ
シクロヘキサンカルボキシレート、1−エポキシエチル
−3,4−エポキシシクロヘキサン等の脂環式エポキシ
樹脂、フタル酸ジグリシジルエステル、テトラヒドロフ
タル酸ジグリシジルエステル、ジグリシジルp−オキシ
安息香酸、ダイマー酸グリシジルエステル等のグリシジ
ルエステル類、テトラグリシジルジアミノジフェニルメ
タン、テトラグリシジルm−キシレンジアミン、トリグ
リシジルp−アミノフェノール、N,N−ジグリシジル
アニリン等のグリシジルアミン類、1,3−ジグリシジ
ル−5,5−ジメチルヒダントイン、トリグリシジルイ
ソシアヌレート等の複素環式エポキシ樹脂、2,2′,
4,4′−テトラグリシドキシビフェニル、ジメチルビ
スフェノールCジグリシジルエーテル、ビス−β−トリ
フルオロメチルジグリシジルビスフェノールA、グリシ
ジルメタクリレート等が挙げられ、これらの内1種若し
くは2種以上を使用することができる。
【0016】また不飽和一塩基酸としては、例えば、メ
タクリル酸、アクリル酸、クロトン酸、桂皮酸、ソルビ
ン酸、ヒドロキシエチルメタクリレートマレート、ヒド
ロキシエチルアクリレートマレート、ヒドロキシプロピ
ルメタクリレートマレート、ヒドロキシプロピルアクリ
レートマレート、モノメチルマレート、モノプロピルマ
レート、モノブチルマレート、モノ(2−エチルヘキシ
ル)マレート、ジシクロペンタジエンマレート、アクリ
ル酸ダイマーなどが挙げられ、これらは1種または2種
以上を使用することができる。
【0017】またビニルエステル樹脂の合成にあたっ
て、必要に応じて、グリシジルメタアクリレート、グリ
シジルアクリレート等のエポキシ基を有する不飽和単量
体、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸等の不飽和多塩
基酸、無水マレイン酸、無水イタコン酸等のα,β−不
飽和多塩基酸無水物等の変性成分を使用しても良い。ビ
ニルエステル樹脂合成工程における変性成分を加えるタ
イミングに特に制限はないが、変性効果を有効に引き出
すため及びビニルエステル樹脂合成の効率からエステル
化が適当に進んだ合成途中で変性成分を加えることが好
ましい。変性成分は、エポキシ樹脂と不飽和一塩基酸と
の総量に対して30重量%以下の量で使用することが好
ましい。
【0018】ビニルエステル樹脂の合成条件、その他製
造条件に特に制限はない。またビニルエステル樹脂の酸
価に制限はないが、揺変性付与積層用樹脂混和物の粘
度、成形品の離型性等を考慮して、好ましくは70〜
0.1、より好ましくは30〜1の範囲とされる。
【0019】本発明で用いられる樹脂組成物の含有成分
となる架橋性単量体に特に制限はないが、例えば、スチ
レン、ビニルトルエン、p−メチルスチレン、α−メチ
ルスチレン、t−ブチルスチレン、ジビニルベンゼン等
の芳香族ビニル化合物、クロルスチレン等のハロゲン化
スチレン、ピバリン酸ビニル、2−エチルヘキサン酸ビ
ニル、ラウリル酸ビニル、安息香酸ビニル等のカルボン
酸モノビニルエステル類、ジアリルフタレート、メチル
(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、
ブチル(メタ)アクリレート、グリシジル(メタ)アク
リレート、トリアリルシアヌレート、トリメチロールプ
ロパンまたはトリ(メタ)アクリレート等が挙げられ、
これらの内1種若しくは2種以上を使用することができ
る。これらの中では、粘度と硬化性のバランスが良いス
チレン等の芳香族ビニル化合物が好ましい。
【0020】ここで、本発明に用いられる樹脂組成物に
おける架橋性単量体と不飽和ポリエステル樹脂又はビニ
ルエステル樹脂又はこれらの混合物の割合が、架橋性単
量体10〜90重量部、不飽和ポリエステル又はビニル
エステル又はこれらの混合物90〜10重量部の範囲と
する理由は、架橋性単量体10重量部以下だと、粘度が
高くなり作業性が悪くなるためであり、90重量部以上
だと良好な硬化性が得られなくなるためである。この意
味から、不飽和ポリエステル樹脂又はビニルエステル樹
脂又はこれらの混合物と架橋性単量体の割合は、好まし
くは、不飽和ポリエステル又はビニルエステル又はこれ
らの混合物80〜20重量部に対し、架橋性単量体20
〜80重量部を総量100重量部の範囲、より好ましく
は、不飽和ポリエステル又はビニルエステル又はこれら
の混合物70〜30重量部に対し、架橋性単量体30〜
70重量部を総量100重量部の範囲とされる。
【0021】本発明で用いられる無機系揺変性付与剤
は、JIS K 5400−1990の4.7項に準じ
て測定される分散度が5〜60μmの範囲となるよう
に、本発明で用いられる樹脂組成物に分散させるといっ
た他に制限はないが、BET法で求めた比表面積は、5
0〜500m2/gであることが、適度な、粘度及び揺変度
のバランスを得るために好ましい。比表面積50m2/g以
下だと粘度及び揺変度は低くなり過ぎ、500m2/g以上
だと高くなり過ぎる傾向がある。
【0022】また、本発明で用いられる無機系揺変性付
与剤の組成としては、適度な、粘度及び揺変度のバラン
スを得るという理由から、二酸化珪素のような表面水酸
基を多く持つ金属等の酸化物又は水酸化物が好ましい。
【0023】また、本発明で用いられる無機系揺変性付
与剤の配合量を、樹脂組成物100重量部に対し、無機
系揺変性付与剤0.1〜10重量部とする理由も、適度
な、粘度及び揺変度のバランスを得るということに有
り、無機系揺変性付与剤0.1重量部以下だと粘度及び
揺変度は低くなり過ぎ、10重量部以上だと高くなり過
ぎる傾向がある。
【0024】本発明の揺変性付与積層用樹脂混和物に
は、揺変助剤を必要に応じて用いても良い。配合量は、
揺変性付与積層用樹脂混和物に対して3重量%以下であ
ることが好ましく、1重量%以下であることがより好ま
しい。揺変助剤の種類としては特に制限はないが、グリ
セリン等の多価アルコール等、水酸基を有する化合物が
挙げられる。
【0025】また、本発明の揺変性付与積層用樹脂混和
物には、硬化性を調整するために、2,6−ジターシャ
リブチルフェノール、2,4−ジメチル−6−ターシャ
リブチルフェノール、2,6−ジターシャリブチル−4
−メチルフェノール等のフェノール類、パラベンゾキノ
ン、トルキノン、ナフトキノン、フェナンスラキノン、
2,5−ジフェニルパラベンゾキノン等のキノン類、ト
ルハイドロキノン、ハイドロキノン、ターシャリブチル
カテコール、モノターシャリブチルハイドロキノン、
2,5ジターシャリブチルハイドロキノン等のハイドロ
キノン類、ナフテン酸銅等の有機銅塩、アセトアミジン
アセテート等のアミジン類、フェニルヒドラジン塩酸塩
等のヒドラジン類、トリメチルベンジルアンモニウムク
ロライド等の第4級アンモニウム塩類等の重合禁止剤、
また、ナフテン酸コバルト、オクテン酸コバルト、オク
テン酸マンガン等の金属石鹸類、N,N−ジメチルアニ
リン、N,N−ジエチルアニリン等の芳香族3級アミン
類、N,N−ジメチルアセトアセタミド、N,N−ジエ
チルアセトアセタミド、アセト酢酸メチル、アセト酢酸
エチル、アセチルアセトン、ジメドン、ジベンゾイルメ
タン、アセチルシクロペンタン、アセチルブチロラクト
ン、フェニルジエタノールアミン等の硬化促進剤の1種
または2種以上を必要に応じて用いても良い。その使用
量は、要求される硬化性により適宜決定されるが、揺変
性付与積層用樹脂混和物に対して3重量%以下であるこ
とが好ましく、1重量%以下であることがより好まし
い。
【0026】また、本発明の揺変性付与積層用樹脂混和
物には、公知の顔料、染料等の着色剤、模様材等、ステ
アリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウム等の内部離型
剤、消泡剤、粘度調整剤、湿潤剤、紫外線吸収剤等の添
加成分を必要に応じて用いてもよい。その使用量は特に
制限はないが、好ましくは揺変性付与積層用樹脂混和物
に対して20重量%以下であることが好ましく、5重量
%以下であることがより好ましい。
【0027】また、本発明の揺変性付与積層用樹脂混和
物には、平均粒径30μm以下の酸化亜鉛、水酸化アル
ミニウム、酸化アルミニウム、炭酸カルシウム、硝子粉
末、クレー、タルク、カオリン、石英粉末、粉砕石等の
無機充填剤等を添加することができる。その使用量は特
に制限はないが、粘度が高くなり過ぎない範囲とされ、
好ましくは揺変性付与積層用樹脂混和物100重量部に
対して100重量部以下であることが好ましく、50重
量部以下であることがより好ましい。
【0028】本発明の揺変性付与積層用樹脂混和物に
は、さらに低収縮剤として、ポリスチレン、ポリ酢酸ビ
ニル、飽和ポリエステル、ポリエチレン、アクリルシラ
ップ、ポリメチルメタクリレート等の熱可塑性樹脂及び
スチレンブタジエンゴム、ニトリルゴム等の熱可塑性ゴ
ムを1種若しくは2種以上を揺変性付与積層用樹脂混和
物100重量部に対し、100重量部以下、好ましくは
50重量部以下の範囲で必要に応じて加えても良い。
【0029】次に、本発明となる揺変性付与積層用樹脂
混和物の製造法について説明する。
【0030】本発明の揺変性付与積層用樹脂混和物の製
造法としては、上記必須成分を必須の割合で用いるこ
と、さらに無機系揺変性付与剤をJIS K 5400
−1990の4.7項に準じて測定される分散度が5〜
60μmの範囲となるように分散させることを特徴とす
る。
【0031】無機系揺変性付与剤の分散は、例えばソノ
レーター、サンドグラインダー等の分散装置、デゾルバ
ー、プラネタリーミキサー、万能撹拌機等の各種撹拌
機、ニーダー、ボールミル、ロール式ミル、スクリュウ
押出式混練機等の装置を用いることが好ましい。分散の
際には、摩擦熱で混和物がゲル化しないように注意す
る。また、気泡を巻き込まないために減圧脱気を行うこ
とも好ましい。
【0032】また本発明の揺変性付与積層用樹脂混和物
を硬化させる際には、必要に応じて硬化触媒としてメチ
ルエチルケトンパーオキシド、メチルイソブチルケトン
パーオキシド、シクロヘキサノンパーオキシド等のケト
ンパーオキシド類、ベンゾイルパーオキシド、イソブチ
ルパーオキシド等のジアシルパーオキシド類、クメンハ
イドロパーオキシド、t−ブチルハイドロパーオキシド
等のハイドロパーオキシド類、ジクミルパーオキシド、
ジ−t−ブチルパーオキシド等のジアルキルパーオキシ
ド類、1,1−ジ−t−ブチルパーオキシ−3,3,5
−トリメチルシクロヘキサノン、2,2−ジ−(t−ブ
チルパーオキシ)−ブタン等のパーオキシケタール類、
t−ブチルパーオキシベンゾエート、t−ブチルパーオ
キシ−2−エチルヘキサノエート、t−アミルパーオキ
シ−2−エチルヘキサノエート、t−ヘキシルパーオキ
シ−2−エチルヘキサノエート、2,4,4−トリメチ
ルペンチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート等の
アルキルパーエステル類、ビス(4−t−ブチルシクロ
ヘキシル)パーオキシジカーボネイト、t−ブチルパー
オキシイソブチルカーボネイト等のパーカーボネイト類
等の有機過酸化物等を1種若しくは2種以上を併用して
用いても良い。
【0033】硬化触媒の種類及び量は、成形温度によっ
て決定されるもので、この組み合わせに制限はないが、
良好な反応性を得るため、有機過酸化物を0.1〜3重
量%用いることが好ましい。
【0034】本発明となる揺変性付与積層用樹脂混和物
の使用方法は、ガラス繊維、カーボン繊維等を強化材と
するFRP積層用であり、成形方法としては、例えばハ
ンドレイアップ法、スプレーアップ法等のオープンモー
ルド法とされる。
【0035】次に、本発明となる抗菌人造大理石につい
て説明する。
【0036】本発明となる揺変性付与積層用樹脂混和物
を用いたFRP製品としては、特に制限はないが、例え
ば浴室ユニット(壁、防水パン、天井、エプロン、カウ
ンター等)、浴槽、浄化槽、洗面台、キッチンカウンタ
ー、壁材等の各種住宅機器、各種のパイプ、タンク製
品、梁、グレーチング等の建設資材、カップ、トレイ等
の雑貨品、また船艇、車両部材等の成形品等が考えられ
る。
【0037】
【実施例】次に、実施例及び比較例により本発明を詳細
に説明するが、本発明はこれによって制限されるもので
はない。
【0038】実施例1 (1)還流管、不活性ガス導入管、温度計、撹拌機を取
り付けた5リットル四口フラスコに無水マレイン酸96
2g、無水フタル酸1452g、プロピレングリコール
1586g、ヒドロキノン0.4gを仕込み、不活性気
流中220℃で6時間縮合反応させて、酸価36の不飽
和ポリエステル樹脂UP−Iを得た。このUP−I、6
8質量部を70℃スチレン32質量部に加え完全に溶解
させて不飽和ポリエステル樹脂組成物UP−1を得た。 (2)UP−1、100重量部に対し、グリセリン0.
1部、無機系揺変性付与剤として、BET法で求めた比
表面積が、200m2/gである二酸化珪素(アエロジル2
00、日本アエロジル(株)商品名)0.9重量部を加
え、エッジディスクタービン型撹袢翼を備えたデゾルバ
ーを用い、回転数2,000rpmで60分撹袢し、JI
S K 5400−1990の4.7項に準じて測定さ
れる分散度が40μmに分散させた。その後、オクテン
酸コバルト芳香族化合物溶液(PT−28、日立化成工
業(株)商品名)0.5重量部、スチレン27重量部を加
え、完全に混合させて樹脂混和物R−1を得た。この特
性を表1に示した。
【0039】実施例2 (1)実施例1の(1)と同様な装置にイソフタル酸1
312g、ネオペンチルグリコール1100g、ジプロ
ピレングリコール164g、ヒドロキノン0.4gを仕
込み、不活性気流中225℃で8時間縮合反応させて、
酸価4の不飽和ポリエステルを合成し、150℃に冷却
した。その後さらに無水マレイン酸946g、プロピレ
ングリコール526gを仕込み、不活性気流中220℃
で12時間縮合反応させて、酸価14の不飽和ポリエス
テル樹脂UP−IIを得た。このUP−II、62質量部を
70℃スチレン38質量部に加え、完全に溶解させて不
飽和ポリエステル樹脂組成物UP−2を得た。 (2)UP−2、100重量部に対し、グリセリン0.
1部、無機系揺変性付与剤として、BET法で求めた比
表面積が、200m2/gである二酸化珪素(アエロジル2
00、日本アエロジル(株)商品名)0.9重量部を加
え、エッジディスクタービン型撹袢翼を備えたデゾルバ
ーを用い、回転数2,000rpmで60分撹袢し、JI
S K 5400−1990の4.7項に準じて測定さ
れる分散度が40μmに分散させた。その後、オクテン
酸コバルト芳香族化合物溶液(PT−28、日立化成工
業(株)商品名)0.5重量部、スチレン41重量部を加
え、完全に混合させて樹脂混和物R−2を得た。この特
性を表1に示した。
【0040】実施例3 (1)実施例1の(1)と同様な装置にエポキシ当量1
90g/eqのビスフェノールA型エポキシ樹脂(エポミッ
クR140、三井化学工業(株)商品名)180g、エポ
キシ当量480g/eqのビスフェノールA型エポキシ樹脂
(エポミックR301、三井化学工業(株)商品名)18
30gを仕込み、100℃に昇温した。その後、メタク
リル酸390gを仕込みよく撹袢した後、ヒドロキノン
0.4g及び反応触媒として塩化ベンザルコニウム3.
5gを仕込み、さらに120℃に昇温して6時間反応さ
せて、酸価20のビニルエステル樹脂VE−Iを得た。
このVE−I、60質量部を70℃スチレン40質量部
に加え、完全に溶解させてビニルエステル樹脂組成物を
VE−1得た。 (2)VE−1、100重量部に対し、グリセリン0.
1部、無機系揺変性付与剤として、BET法で求めた比
表面積が、200m2/gである二酸化珪素(アエロジル2
00、日本アエロジル(株)商品名)1.1重量部を加
え、エッジディスクタービン型撹袢翼を備えたデゾルバ
ーを用い、回転数2,000rpmで60分撹袢し、JI
S K 5400−1990の4.7項に準じて測定さ
れる分散度が40μmに分散させた。その後、オクテン
酸コバルト芳香族化合物溶液(PT−28、日立化成工
業(株)商品名)0.5重量部、スチレン16重量部を加
え、完全に混合させて樹脂混和物R−3を得た。この特
性を表1に示した。
【0041】比較例1 (1)実施例1の(1)で得たUP−1、100重量部
に対し、グリセリン0.1部、無機系揺変性付与剤とし
て、BET法で求めた比表面積が、200m2/gである二
酸化珪素(アエロジル200、日本アエロジル(株)商品
名)1.5重量部を加え、エッジディスクタービン型撹
袢翼を備えたデゾルバーを用い、回転数2,000rpm
で10分撹袢し、JIS K 5400−1990の
4.7項に準じて測定される分散度が90μmに分散さ
せた。その後、オクテン酸コバルト芳香族化合物溶液
(PT−28、日立化成工業(株)商品名)0.5重量
部、スチレン28重量部を加え、完全に混合させて樹脂
混和物R−4を得た。この特性を表1に示した。
【0042】比較例2 (1)実施例2の(1)で得たUP−2、100重量部
に対し、グリセリン0.1部、無機系揺変性付与剤とし
て、BET法で求めた比表面積が、200m2/gである二
酸化珪素(アエロジル200、日本アエロジル(株)商品
名)1.5重量部を加え、エッジディスクタービン型撹
袢翼を備えたデゾルバーを用い、回転数2,000rpm
で10分撹袢し、JIS K 5400−1990の
4.7項に準じて測定される分散度が90μmに分散さ
せた。その後、オクテン酸コバルト芳香族化合物溶液
(PT−28、日立化成工業(株)商品名)0.5重量
部、スチレン42重量部を加え、完全に混合させて樹脂
混和物R−5を得た。この特性を表1に示した。
【0043】比較例3 (1)実施例3の(1)で得たVE−1、100重量部
に対し、グリセリン0.1部、無機系揺変性付与剤とし
て、BET法で求めた比表面積が、200m2/gである二
酸化珪素(アエロジル200、日本アエロジル(株)商品
名)1.9重量部を加え、エッジディスクタービン型撹
袢翼を備えたデゾルバーを用い、回転数2,000rp
mで10分撹袢し、JIS K 5400−1990の
4.7項に準じて測定される分散度が90μmに分散さ
せた。その後、オクテン酸コバルト芳香族化合物溶液
(PT−28、日立化成工業(株)商品名)0.5重量
部、スチレン18重量部を加え、完全に混合させて樹脂
混和物R−6を得た。この特性を表1に示した。
【0044】次に、樹脂混和物の特性の評価方法につい
て説明する。 (A)積層、脱泡作業性 東技研(株)スプレーアップ機HLL5000型を用い、
下記の条件で1100mm×1400mmサイズの浴室ユニ
ット洗い場FRP型に吹き付けを行い、径20Φ、幅1
00mm豚毛スパイラルローラーで積層、脱泡作業を行っ
た時の作業感覚を、表1に示す項目について評価した。 (スプレーアップ条件) 環境温度:23℃ 樹脂混和物吐出量:5.8kg/分 ガラス繊維:旭ファイバーグラス(株)製、ER3460
PB−SP10Aを1インチの長さに、2.7kg/分
の割合でカットした(ガラス繊維含有率32重量%)。 硬化剤:55%メチルエチルケトンパーオキサイド(パ
ーメックN、日本油脂(株)商品名)、を吐出量0.6kg
/分に調整した。
【0045】(B)粘度、揺変度 JIS K 6901の粘度は4.4項、揺変度は4.
5項に準じて測定した。 (C)経時変化 製造後の樹脂混和物を、4リットル缶に4kg封入し、室
温17℃〜23℃で静置した。その後、1ヶ月及び3ヶ
月経過後、上述の方法で粘度及び揺変度を測定した。
【0046】
【表1】
【0047】
【発明の効果】本発明の揺変性付与積層用樹脂混和物
は、FRPのオープンモールド成形法において、積層、
脱泡作業性が良好であり、かつ製造時点から時間が経過
しても粘度、揺変度の変化が少なく、さらに、無機系揺
変性付与剤の添加量を低減可能である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // C09K 3/00 103 C09K 3/00 103N

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 不飽和ポリエステル樹脂又はビニルエス
    テル樹脂又はこれらの混合物90〜10重量部を、架橋
    性単量体10〜90重量部に総量が100重量部になる
    ように溶解させた樹脂組成物に対し、無機系揺変性付与
    剤0.1〜10重量部をJIS K 5400−199
    0の4.7項に準じて測定される分散度が5〜60μm
    の範囲となるように分散させた揺変性付与積層用樹脂混
    和物。
  2. 【請求項2】 無機系揺変性付与剤は、BET法で求め
    た比表面積が、50〜500m2/gである請求項1記載の
    揺変性付与積層用樹脂混和物。
  3. 【請求項3】 無機系揺変性付与剤は、二酸化珪素であ
    る請求項1記載の揺変性付与積層用樹脂混和物。
  4. 【請求項4】 無機系揺変性付与剤は、BET法で求め
    た比表面積が、50〜500m2/gであり且つ、二酸化珪
    素である請求項1記載の揺変性付与積層用樹脂混和物。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の揺変性付与積層用樹脂混
    和物の製造法。
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