JPH11335083A - 電動ウインチのワイヤロープ保護機構 - Google Patents

電動ウインチのワイヤロープ保護機構

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Publication number
JPH11335083A
JPH11335083A JP14966498A JP14966498A JPH11335083A JP H11335083 A JPH11335083 A JP H11335083A JP 14966498 A JP14966498 A JP 14966498A JP 14966498 A JP14966498 A JP 14966498A JP H11335083 A JPH11335083 A JP H11335083A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drum
wire rope
gear
pinion
rotating wheel
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP14966498A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiichi Honda
栄一 本多
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Koki Co Ltd filed Critical Hitachi Koki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワイヤロープの巻上げ、巻下げ時に起きるド
ラムとの擦れによる寿命低下を少なくする。 【解決手段】 ドラム10の側面部12外周にドラム1
0と個別に自由回転する回転輪13を設け、ワイヤロー
プ11と回転輪13が接触しても、回転輪13はワイヤ
ロープ11の移動速度に合わせて回転するため、ドラム
10の側面部12外周との擦れによるワイヤロープ11
の寿命低下を少なくする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動ウインチのワ
イヤロープ保護機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来技術を図5に示す。電動ウインチ1
4は図5の方向からみて前後左右に傾きながらワイヤロ
ープ11の巻上げ、巻下げをしている。本体が傾くとワ
イヤロープ11がドラム10の側面部12に接触しなが
ら巻かれ、ドラム10から脱落するのを防止する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】電動ウインチ14が傾
いた状態でワイヤロープ11を巻上げ、巻下げすると、
ドラム側面部12外周の端部とワイヤロープ11が接触
する。ワイヤロープ11はドラム10の回転速度で移動
するが、回転するドラム10の側面部12外周の速度が
速く、側面部12に擦れながら巻き取られるため、ワイ
ヤロープ11の寿命を著しく低下させていた。
【0004】本発明の目的は、上記した従来技術の欠点
をなくし、ワイヤロープの寿命低下を少なくすることで
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、モーターに
よりドラムを正逆回転してワイヤロープを巻上げ及び巻
下げする電動ウインチにおいて、該ドラムの側面部外周
に該ドラムと個別に自由回転する回転輪を設けることに
より達成される。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1〜図4
により説明する。図1は電動ウインチの正面断面図、図
2は図1の側面図、図3は電動ウインチ本体が傾いたと
きの正面断面図、図4は回転輪の拡大断面図である。
【0007】図1に示すように、モーター1のシャフト
軸2端面のギヤとギヤ3が噛合し、ギヤ3の同軸にはブ
レーキ機構4とピニオン5が配設してある。ピニオン5
はギヤ6と噛合し、ギヤ6の同軸にピニオン7が配設し
てある。また、ピニオン7はギヤ8と噛合し、ギヤ8は
ドラムシャフト9に固定している。ドラムシャフト9端
面にワイヤロープ11を巻き取るドラム10が固定され
ている。モーター1を正逆回転することで、各ピニオ
ン、ギヤを介してドラム10が正逆回転し、ワイヤロー
プ11の巻上げ、巻下げをする。
【0008】ドラム10にはワイヤロープ11を巻き取
る部分とワイヤロープ11が外側に脱落するのを防止す
る側面部12がある。側面部12の外周部にドラム10
の回転に連動せず、個別に自由回転する回転輪13を設
け、この回転輪13はドラム10の側面部12外周にす
きまを有して装着している。また、回転輪13のドラム
10との接触部には摩擦係数の小さい材質、例えば樹脂
材を使用している。
【0009】上記構成において、図3のように電動ウイ
ンチ14が傾いた状態で、ドラム10を回転させワイヤ
ロープ11の巻上げ、巻下げをすると、回転輪13はド
ラム10と同時に回転せず、ワイヤロープ11が移動し
ながら回転輪13に接触することによりワイヤロープ1
1の移動速度で回転する。これにより、ワイヤロープ1
1がドラム10側面部外周の移動速度と合わないことで
発生する擦れによるワイヤロープ11の寿命低下を少な
くする。また、回転輪13のドラム10との接触部に摩
擦係数の小さい樹脂材を設けることで、回転輪13とド
ラム10が接触した際、回転輪13とドラム10との摩
擦抵抗を小さくし、容易に回転輪13が回転するように
なっている。なお、回転輪13自体に樹脂材を採用して
も同様な効果は得られる。
【0010】
【発明の効果】本発明によれば、ドラム側面の外周部に
設けた回転輪とワイヤロープが接触してもワイヤロープ
の移動速度に合わせて回転輪が回転する。このため従来
のようにワイヤロープがドラム側面部外周の移動速度と
合わないことで発生する擦れによるワイヤロープの寿命
低下を少なくすることができる。
【0011】また、回転輪のドラムとの接触部に摩擦係
数の小さい樹脂材を設けることで、回転輪とドラムが接
触したときの摩擦抵抗を小さくし、容易に回転輪を回転
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す電動ウインチの正面断
面図である。
【図2】図1の左側面図である。
【図3】電動ウインチが傾いたときの正面断面図であ
る。
【図4】回転輪の拡大断面図である。
【図5】従来の電動ウインチの正面断面図である。
【符号の説明】
10…ドラム、11…ワイヤロープ、12…ドラム側面
部、13…回転輪。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モーターによりドラムを正逆回転してワ
    イヤロープを巻上げ及び巻下げする電動ウインチにおい
    て、該ドラムの側面部外周に該ドラムと個別に自由回転
    する回転輪を設けたことを特徴とする電動ウインチのワ
    イヤロープ保護機構。
  2. 【請求項2】 該回転輪の該ドラム外周部との接触部に
    樹脂材又は回転輪自体を樹脂材としたことを特徴とする
    請求項1記載の電動ウインチのワイヤロープ保護機構。
JP14966498A 1998-05-29 1998-05-29 電動ウインチのワイヤロープ保護機構 Withdrawn JPH11335083A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14966498A JPH11335083A (ja) 1998-05-29 1998-05-29 電動ウインチのワイヤロープ保護機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14966498A JPH11335083A (ja) 1998-05-29 1998-05-29 電動ウインチのワイヤロープ保護機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11335083A true JPH11335083A (ja) 1999-12-07

Family

ID=15480159

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14966498A Withdrawn JPH11335083A (ja) 1998-05-29 1998-05-29 電動ウインチのワイヤロープ保護機構

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JP (1) JPH11335083A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101962162A (zh) * 2010-11-05 2011-02-02 八达机电有限公司 一种悬挂式电动葫芦
WO2014013534A1 (ja) * 2012-07-17 2014-01-23 株式会社スリーエッチ 電気ホイスト

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101962162A (zh) * 2010-11-05 2011-02-02 八达机电有限公司 一种悬挂式电动葫芦
WO2014013534A1 (ja) * 2012-07-17 2014-01-23 株式会社スリーエッチ 電気ホイスト
JPWO2014013534A1 (ja) * 2012-07-17 2016-06-23 株式会社スリーエッチ 電気ホイスト

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Legal Events

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Effective date: 20050802