JPH11333599A - 打錠成形機 - Google Patents
打錠成形機Info
- Publication number
- JPH11333599A JPH11333599A JP14317398A JP14317398A JPH11333599A JP H11333599 A JPH11333599 A JP H11333599A JP 14317398 A JP14317398 A JP 14317398A JP 14317398 A JP14317398 A JP 14317398A JP H11333599 A JPH11333599 A JP H11333599A
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- JP
- Japan
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- punch
- molded product
- molded
- movable punch
- molding
- Prior art date
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B30—PRESSES
- B30B—PRESSES IN GENERAL
- B30B11/00—Presses specially adapted for forming shaped articles from material in particulate or plastic state, e.g. briquetting presses, tabletting presses
- B30B11/005—Control arrangements
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)
- Presses And Accessory Devices Thereof (AREA)
- Control Of Presses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 成形品の検査漏れを阻止することができると
ともに、成形不良品をリアルタイムで検出することによ
って歩留りの向上を図ることのできる打錠成形機を提供
する。 【解決手段】 固定杵１へ向けて可動杵３を移動させる
ことによって各杵の間で被成形材料を加圧して所定の成
形品Ａを得る打錠成形機において、加圧終了時点の可動
杵３と固定杵１との距離を成形品Ａの高さとして測定す
るリニアゲージ５と、リニアゲージ５の測定結果を表示
するとともに、該測定結果と予め設定された成形品高さ
寸法の上下限値との比較結果を制御盤６に出力する表示
器７とを備える。制御盤６は表示器７より異常を示す信
号を入力した場合は加圧成形工程を中断するように制御
を行う。
ともに、成形不良品をリアルタイムで検出することによ
って歩留りの向上を図ることのできる打錠成形機を提供
する。 【解決手段】 固定杵１へ向けて可動杵３を移動させる
ことによって各杵の間で被成形材料を加圧して所定の成
形品Ａを得る打錠成形機において、加圧終了時点の可動
杵３と固定杵１との距離を成形品Ａの高さとして測定す
るリニアゲージ５と、リニアゲージ５の測定結果を表示
するとともに、該測定結果と予め設定された成形品高さ
寸法の上下限値との比較結果を制御盤６に出力する表示
器７とを備える。制御盤６は表示器７より異常を示す信
号を入力した場合は加圧成形工程を中断するように制御
を行う。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、加圧成形を行う打
錠成形機に関する。
錠成形機に関する。
【０００２】
【従来の技術】横型打錠成形機は、固定杵と、この固定
杵と臼とにより形成される成形空間内に被成形材料を定
量充填する充填装置と、被成形材料の充填された成形空
間内に圧入されて被成形材料を加圧する可動杵などから
主に構成されている。
杵と臼とにより形成される成形空間内に被成形材料を定
量充填する充填装置と、被成形材料の充填された成形空
間内に圧入されて被成形材料を加圧する可動杵などから
主に構成されている。
【０００３】このような打錠成形機によって要求通りの
形状・重量の成形品を得るためには、被成形材料の充填
量や可動杵の加圧力などを厳密に管理することが要求さ
れる。しかしながら、被成形材料の充填量や可動杵の加
圧力といったパラメータは実際の工程において多くのば
らつきを含んでおり、常に所望とする形状・重量の成形
品が得られるという保証はない。
形状・重量の成形品を得るためには、被成形材料の充填
量や可動杵の加圧力などを厳密に管理することが要求さ
れる。しかしながら、被成形材料の充填量や可動杵の加
圧力といったパラメータは実際の工程において多くのば
らつきを含んでおり、常に所望とする形状・重量の成形
品が得られるという保証はない。
【０００４】特に、成形品の加圧方向の寸法は、被成形
材料の充填量や可動杵の加圧力によって決まり、成形品
の良否を決める最大のポイントとなる。すなわち、被成
形材料の充填量が規定値より多ければ或いは可動杵の加
圧力が規定値よりも小さければ、可動杵は加圧終了時点
に本来到達しているべき位置よりも手前で停止し、逆に
被成形材料の充填量が規定値より少なければ或いは可動
杵の加圧力が規定値よりも大きければ、可動杵は加圧終
了時点に本来到達しているべき位置よりも奥で停止しま
うことによって成形不良が発生する。
材料の充填量や可動杵の加圧力によって決まり、成形品
の良否を決める最大のポイントとなる。すなわち、被成
形材料の充填量が規定値より多ければ或いは可動杵の加
圧力が規定値よりも小さければ、可動杵は加圧終了時点
に本来到達しているべき位置よりも手前で停止し、逆に
被成形材料の充填量が規定値より少なければ或いは可動
杵の加圧力が規定値よりも大きければ、可動杵は加圧終
了時点に本来到達しているべき位置よりも奥で停止しま
うことによって成形不良が発生する。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】このような事情によ
り、出荷前の成形品の検査が不可欠な工程として考えら
れている。しかし、検査は成形工程の完了後に人為的に
行われることが一般であり、この場合、検査誤りや検査
漏れが少なからず発生し、不良品の出荷を完全にはくい
止められないという問題がある。また、成形不良の早期
発見が困難であり、知らぬままに大量の不良品を発生さ
せてしまうことによって歩留りの著しい低下を招くとい
う問題もある。
り、出荷前の成形品の検査が不可欠な工程として考えら
れている。しかし、検査は成形工程の完了後に人為的に
行われることが一般であり、この場合、検査誤りや検査
漏れが少なからず発生し、不良品の出荷を完全にはくい
止められないという問題がある。また、成形不良の早期
発見が困難であり、知らぬままに大量の不良品を発生さ
せてしまうことによって歩留りの著しい低下を招くとい
う問題もある。
【０００６】本発明はこのような課題を解決するための
もので、成形品の検査漏れを阻止することができるとと
もに、成形不良品をリアルタイムで検出することによっ
て歩留りの向上を図ることのできる打錠成形機の提供を
目的としている。
もので、成形品の検査漏れを阻止することができるとと
もに、成形不良品をリアルタイムで検出することによっ
て歩留りの向上を図ることのできる打錠成形機の提供を
目的としている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の打錠成形機は、固定杵へ向けて可動杵を移
動させることによって前記各杵の間で被成形材料を加圧
して所定の成形品を得る打錠成形機において、加圧終了
時点の前記可動杵と前記固定杵との距離を測定する手段
と、前記測定の結果に基づいて前記成形品の良否を判定
する手段とを具備することを特徴とする。
に、本発明の打錠成形機は、固定杵へ向けて可動杵を移
動させることによって前記各杵の間で被成形材料を加圧
して所定の成形品を得る打錠成形機において、加圧終了
時点の前記可動杵と前記固定杵との距離を測定する手段
と、前記測定の結果に基づいて前記成形品の良否を判定
する手段とを具備することを特徴とする。
【０００８】本発明によれば、加圧終了時点の可動杵と
固定杵との距離を成形品の加圧方向の寸法つまり高さと
して測定し、その測定結果から成形品の良否を判定す
る。このような測定と判定が一回の加圧成形毎に行われ
るので、成形品の検査漏れがなくなるとともに、成形不
良が判定された場合に成形工程を即座に中断させること
が可能となるので、歩留りが向上する。
固定杵との距離を成形品の加圧方向の寸法つまり高さと
して測定し、その測定結果から成形品の良否を判定す
る。このような測定と判定が一回の加圧成形毎に行われ
るので、成形品の検査漏れがなくなるとともに、成形不
良が判定された場合に成形工程を即座に中断させること
が可能となるので、歩留りが向上する。
【０００９】また、本発明の打錠成形機は、固定杵へ向
けて可動杵を移動させることによって前記各杵の間で被
成形材料を加圧して所定の成形品を得る打錠成形機にお
いて、加圧終了時点の前記可動杵と前記固定杵との距離
を測定する手段と、前記成形品の重量を測定する手段
と、前記各々測定された距離および重量に基づいて前記
成形品の良否を判定する手段とを具備することを特徴と
する。
けて可動杵を移動させることによって前記各杵の間で被
成形材料を加圧して所定の成形品を得る打錠成形機にお
いて、加圧終了時点の前記可動杵と前記固定杵との距離
を測定する手段と、前記成形品の重量を測定する手段
と、前記各々測定された距離および重量に基づいて前記
成形品の良否を判定する手段とを具備することを特徴と
する。
【００１０】本発明によれば、成形品の高さと重量に基
づいて良否の判定を行うことで、成形品のより正確な検
査を行うことが可能になる。
づいて良否の判定を行うことで、成形品のより正確な検
査を行うことが可能になる。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面に基づいて説明する。
て図面に基づいて説明する。
【００１２】図１は本発明に係る一実施形態の横型打錠
成形機の構成を示す図である。
成形機の構成を示す図である。
【００１３】同図に示すように、この横型打錠成形機
は、固定杵１と、この固定杵１と臼２とにより形成され
る成形空間内に被成形材料（粉粒体）を定量充填する図
示しない充填装置と、被成形材料の充填された成形空間
内に圧入されて被成形材料を加圧する可動杵３と、可動
杵３に一体に取り付けられた接触板４と、加圧終了時点
の可動杵３の接触板４と固定杵１との距離Ｗを成形品Ａ
の高さとして測定するリニアゲージ５と、リニアゲージ
５の測定結果を表示するとともに、該測定結果と予め設
定された成形品高さ寸法の上下限値との比較結果を制御
盤６に出力する表示器７とを備えて構成されている。
は、固定杵１と、この固定杵１と臼２とにより形成され
る成形空間内に被成形材料（粉粒体）を定量充填する図
示しない充填装置と、被成形材料の充填された成形空間
内に圧入されて被成形材料を加圧する可動杵３と、可動
杵３に一体に取り付けられた接触板４と、加圧終了時点
の可動杵３の接触板４と固定杵１との距離Ｗを成形品Ａ
の高さとして測定するリニアゲージ５と、リニアゲージ
５の測定結果を表示するとともに、該測定結果と予め設
定された成形品高さ寸法の上下限値との比較結果を制御
盤６に出力する表示器７とを備えて構成されている。
【００１４】さらに、この横型打錠成形機の各部につい
て説明する。
て説明する。
【００１５】可動杵３は、初期位置Ｐ０と任意の加圧終
了位置Ｐ１との間を図示しない加圧装置からの圧力によ
り進退移動するように構成されている。
了位置Ｐ１との間を図示しない加圧装置からの圧力によ
り進退移動するように構成されている。
【００１６】リニアゲージ５のゲージ棒５ａの先端は、
可動杵３に一体に取り付けられた接触板４と常時接触し
ており、可動杵３の前進時にこれに押圧されて後退する
ように構成されている。リニアゲージ５は、後退したゲ
ージ棒５ａの先端位置Ｐ１の、基準位置Ｐｂからの距離
Ｗを示す信号を成形品の高さを示す信号として表示器７
に出力する。ここでリニアゲージ５の基準位置Ｐｂと
は、例えば、ゲージ棒５ａの先端が固定杵１の先端にあ
るときの位置を指す。但し、この場合、接触板４の面と
可動杵３の先端面との位置が一致していることが前提と
なる。
可動杵３に一体に取り付けられた接触板４と常時接触し
ており、可動杵３の前進時にこれに押圧されて後退する
ように構成されている。リニアゲージ５は、後退したゲ
ージ棒５ａの先端位置Ｐ１の、基準位置Ｐｂからの距離
Ｗを示す信号を成形品の高さを示す信号として表示器７
に出力する。ここでリニアゲージ５の基準位置Ｐｂと
は、例えば、ゲージ棒５ａの先端が固定杵１の先端にあ
るときの位置を指す。但し、この場合、接触板４の面と
可動杵３の先端面との位置が一致していることが前提と
なる。
【００１７】表示器７は、成形品高さ寸法の上下限値を
任意に設定できる機能を持ち、リニアゲージ５により得
られた測定値と前記上下限値とを比較して、測定値が上
限値を越える場合は異常を示すＨ（High) ＮＧ信号を、
測定値が上下限値の範囲内ならば正常を示すＧＯ信号
を、そして測定値が下限値を下回る場合は異常を示すＬ
（Low)ＮＧ信号を制御盤６に出力する。
任意に設定できる機能を持ち、リニアゲージ５により得
られた測定値と前記上下限値とを比較して、測定値が上
限値を越える場合は異常を示すＨ（High) ＮＧ信号を、
測定値が上下限値の範囲内ならば正常を示すＧＯ信号
を、そして測定値が下限値を下回る場合は異常を示すＬ
（Low)ＮＧ信号を制御盤６に出力する。
【００１８】制御盤６は、打錠成形機の全体的な制御、
例えば可動杵３の加圧力の制御、充填装置の制御、並び
に表示器７より出力された信号に基づく制御を行う。本
実施形態では、表示器７より出力された信号に基づく制
御として、ＮＧ信号が出力された場合に打錠成形機全体
の動作の強制停止を行う。
例えば可動杵３の加圧力の制御、充填装置の制御、並び
に表示器７より出力された信号に基づく制御を行う。本
実施形態では、表示器７より出力された信号に基づく制
御として、ＮＧ信号が出力された場合に打錠成形機全体
の動作の強制停止を行う。
【００１９】次に、このように構成された横型打錠成形
機の動作を説明する。
機の動作を説明する。
【００２０】まず、リニアゲージ５の測定結果の上下限
値、可動杵３の加圧力、被成形材料の充填量等の必要な
パラメータ設定を表示器７および制御盤６にて行った
後、固定杵１と臼２とにより形成される成形空間内に被
成形材料を定量充填し、可動杵３を成形空間内に向け所
定の圧力で移動（前進）させて加圧成形を行う。加圧終
了時点の可動杵３の位置Ｐ１は被成形材料の実際の充填
量や可動杵３の加圧力等によって決まる。すなわち、被
成形材料の実際の充填量が規定値より多ければ或いは加
圧力が規定値よりも小さければ、可動杵３は本来到達す
べき位置よりも手前で停止し、逆に被成形材料の実際の
充填量が規定値より少なければ或いは加圧力が規定値よ
りも大きければ、可動杵３は本来到達すべき位置よりも
奥で停止することになる。
値、可動杵３の加圧力、被成形材料の充填量等の必要な
パラメータ設定を表示器７および制御盤６にて行った
後、固定杵１と臼２とにより形成される成形空間内に被
成形材料を定量充填し、可動杵３を成形空間内に向け所
定の圧力で移動（前進）させて加圧成形を行う。加圧終
了時点の可動杵３の位置Ｐ１は被成形材料の実際の充填
量や可動杵３の加圧力等によって決まる。すなわち、被
成形材料の実際の充填量が規定値より多ければ或いは加
圧力が規定値よりも小さければ、可動杵３は本来到達す
べき位置よりも手前で停止し、逆に被成形材料の実際の
充填量が規定値より少なければ或いは加圧力が規定値よ
りも大きければ、可動杵３は本来到達すべき位置よりも
奥で停止することになる。
【００２１】そこで、この可動杵３の加圧終了時点の位
置Ｐ１から固定杵１まで距離Ｗを、可動杵３に取り付け
られた接触板４とリニアゲージ５とによって測定し、そ
の測定結果を表示器７に出力する。可動杵３の加圧終了
時点の位置Ｐ１から固定杵１まで距離Ｗは成形品Ａの高
さ寸法そのものであるから、表示器７はその測定結果と
予め設定された成形品高さ寸法の上下限値とを比較する
ことによって、実際の成形品Ａの高さ寸法の良否判定を
行うことができる。
置Ｐ１から固定杵１まで距離Ｗを、可動杵３に取り付け
られた接触板４とリニアゲージ５とによって測定し、そ
の測定結果を表示器７に出力する。可動杵３の加圧終了
時点の位置Ｐ１から固定杵１まで距離Ｗは成形品Ａの高
さ寸法そのものであるから、表示器７はその測定結果と
予め設定された成形品高さ寸法の上下限値とを比較する
ことによって、実際の成形品Ａの高さ寸法の良否判定を
行うことができる。
【００２２】表示器７により得た判定結果は即時、制御
盤６に与えられる。制御盤６は表示器７より正常を示す
ＧＯ信号を入力した場合は次の加圧成形工程を開始する
ように制御し、また、異常を示すＨ（High) ＮＧ信号或
いはＬ（Low)ＮＧ信号を入力した場合は、加圧成形工程
を中断するように制御を行う。
盤６に与えられる。制御盤６は表示器７より正常を示す
ＧＯ信号を入力した場合は次の加圧成形工程を開始する
ように制御し、また、異常を示すＨ（High) ＮＧ信号或
いはＬ（Low)ＮＧ信号を入力した場合は、加圧成形工程
を中断するように制御を行う。
【００２３】このように本実施形態によれば、成形品の
高さ寸法を加圧成形工程内で測定し、測定結果が異常値
を示す場合は、例えば打錠成形機の動作を強制中断させ
ることによって、不良成形品の発生を最小限に抑制する
ことができる。また、成形品の高さ寸法の検査漏れも無
くなり、不良品が出荷される危険が大幅に解消される。
次に、本発明の他の実施形態を図２を用いて説明す
る。なお、同図において、固定杵１、臼２、充填装置、
可動杵３、接触板４およびリニアゲージ５などの構成は
図１の実施形態と同じである。
高さ寸法を加圧成形工程内で測定し、測定結果が異常値
を示す場合は、例えば打錠成形機の動作を強制中断させ
ることによって、不良成形品の発生を最小限に抑制する
ことができる。また、成形品の高さ寸法の検査漏れも無
くなり、不良品が出荷される危険が大幅に解消される。
次に、本発明の他の実施形態を図２を用いて説明す
る。なお、同図において、固定杵１、臼２、充填装置、
可動杵３、接触板４およびリニアゲージ５などの構成は
図１の実施形態と同じである。
【００２４】本実施形態の横型打錠成形機は、図１に示
した横型打錠成形機の構成に、成形品Ａの重量を測定す
る重量測定器１１と、重量測定器１１より出力された成
形品重量を示す信号と、表示器７からの成形品高さ寸法
を示す信号に基づいて成形品Ａの良否を判定する判定装
置１２と、判定装置１２により判定された良品と不良品
とを選別する選別機１３と、成形品毎の判定結果を記録
保存のために印刷するプリンタ１４を付加して構成され
ている。
した横型打錠成形機の構成に、成形品Ａの重量を測定す
る重量測定器１１と、重量測定器１１より出力された成
形品重量を示す信号と、表示器７からの成形品高さ寸法
を示す信号に基づいて成形品Ａの良否を判定する判定装
置１２と、判定装置１２により判定された良品と不良品
とを選別する選別機１３と、成形品毎の判定結果を記録
保存のために印刷するプリンタ１４を付加して構成され
ている。
【００２５】判定装置１２は、前記実施形態と同様に、
成形品Ａの高さ寸法からその良否を判定し、その判定結
果を制御盤６に出力するとともに、記憶する。不良が判
定された場合は前記実施形態と同様に打錠成形機の動作
が制御盤６によって強制中断される。
成形品Ａの高さ寸法からその良否を判定し、その判定結
果を制御盤６に出力するとともに、記憶する。不良が判
定された場合は前記実施形態と同様に打錠成形機の動作
が制御盤６によって強制中断される。
【００２６】その後、成形品の高さ寸法に基づく判定で
良品と判定された成形品Ａについて重量測定器１１にて
重量測定を行う。重量測定結果は判定装置１２に入力さ
れる。判定装置１２は成形品Ａの高さと重量、その他の
初期設定値（成形品の径寸法など）から当該成形品Ａの
比重（充填率）を求め、求めた比重の値が予め設定され
た上下限値の範囲内であるかどうかを調べる。求めた比
重の値が予め設定された上下限値の範囲内ならば当該成
形品を良品として判定し、範囲外ならば不良品として判
定する。そして判定結果を選別機１３に出力する。
良品と判定された成形品Ａについて重量測定器１１にて
重量測定を行う。重量測定結果は判定装置１２に入力さ
れる。判定装置１２は成形品Ａの高さと重量、その他の
初期設定値（成形品の径寸法など）から当該成形品Ａの
比重（充填率）を求め、求めた比重の値が予め設定され
た上下限値の範囲内であるかどうかを調べる。求めた比
重の値が予め設定された上下限値の範囲内ならば当該成
形品を良品として判定し、範囲外ならば不良品として判
定する。そして判定結果を選別機１３に出力する。
【００２７】選別機１３は、成形品Ａの高さに基づく良
否判定結果、および比重に基づく良否判定結果に基づい
て、不良と判定された成形品Ａを工程内から自動的に取
り除く。
否判定結果、および比重に基づく良否判定結果に基づい
て、不良と判定された成形品Ａを工程内から自動的に取
り除く。
【００２８】また、判定装置１２により得た成形品Ａの
良否判定結果は記録保存のためにプリンタ１４により印
刷物として出力される。
良否判定結果は記録保存のためにプリンタ１４により印
刷物として出力される。
【００２９】このように本実施形態によれば、成形品の
高さ寸法のみならず比重からもその良否を判定すること
により、不良成形品をより正確に検出することができ、
検査漏れの不良成形品が出荷される確率をより低減する
ことが可能となる。
高さ寸法のみならず比重からもその良否を判定すること
により、不良成形品をより正確に検出することができ、
検査漏れの不良成形品が出荷される確率をより低減する
ことが可能となる。
【００３０】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の打錠成形
機によれば、加圧終了時点の可動杵と固定杵との距離を
成形品の加圧方向の寸法つまり高さとして測定し、その
測定結果から成形品の良否を判定することによって、成
形品の検査漏れがなくなるとともに、成形不良が判定さ
れた場合に成形工程を即座に中断させることが可能とな
るので、歩留りが向上する。また、成形品の高さと重量
に基づいて良否の判定を行うことで、成形品のより正確
な検査を行うことが可能になる。
機によれば、加圧終了時点の可動杵と固定杵との距離を
成形品の加圧方向の寸法つまり高さとして測定し、その
測定結果から成形品の良否を判定することによって、成
形品の検査漏れがなくなるとともに、成形不良が判定さ
れた場合に成形工程を即座に中断させることが可能とな
るので、歩留りが向上する。また、成形品の高さと重量
に基づいて良否の判定を行うことで、成形品のより正確
な検査を行うことが可能になる。
【図１】本発明の一実施形態である横型打錠成形機の構
成を示す図である。
成を示す図である。
【図２】本発明の他の実施形態である横型打錠成形機の
構成を示す図である。
構成を示す図である。
１……固定杵 ２……臼 ３……可動杵 ４……接触板 ５……リニアゲージ ６……制御盤 ７……表示器 １１……重量測定器 １２……判定装置 １３……選別機 １４……プリンタ
Claims (3)
- 【請求項１】 固定杵へ向けて可動杵を移動させること
によって前記各杵の間で被成形材料を加圧して所定の成
形品を得る打錠成形機において、加圧終了時点の前記可
動杵と前記固定杵との距離を測定する手段と、前記測定
の結果に基づいて前記成形品の良否を判定する手段とを
具備することを特徴とする打錠成形機。 - 【請求項２】 固定杵へ向けて可動杵を移動させること
によって前記各杵の間で被成形材料を加圧して所定の成
形品を得る打錠成形機において、加圧終了時点の前記可
動杵と前記固定杵との距離を測定する手段と、前記成形
品の重量を測定する手段と、前記各々測定された距離お
よび重量に基づいて前記成形品の良否を判定する手段と
を具備することを特徴とする打錠成形機。 - 【請求項３】 請求項１または２記載の打錠成形機にお
いて、 前記成形品の不良が判定された場合に、成形工程を停止
するように制御する手段をさらに有することを特徴とす
る打錠成形機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14317398A JPH11333599A (ja) | 1998-05-25 | 1998-05-25 | 打錠成形機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14317398A JPH11333599A (ja) | 1998-05-25 | 1998-05-25 | 打錠成形機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11333599A true JPH11333599A (ja) | 1999-12-07 |
Family
ID=15332621
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14317398A Withdrawn JPH11333599A (ja) | 1998-05-25 | 1998-05-25 | 打錠成形機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11333599A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1516685A1 (de) * | 2003-09-18 | 2005-03-23 | Baltec Maschinenbau Ag | Verfahren zur automatischen Kompensation der Aufbiegung von Maschinengestellen bei Nietmaschinen |
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| CN104475617A (zh) * | 2014-10-27 | 2015-04-01 | 合肥市东庐机械制造有限公司 | 一种具有独立活动操作台的冲床 |
| JP2023002008A (ja) * | 2021-06-22 | 2023-01-10 | ラムテクノロジーズ合同会社 | 人力プレス機の加工打点数監視装置および加工打点数監視方法 |
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1998
- 1998-05-25 JP JP14317398A patent/JPH11333599A/ja not_active Withdrawn
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