JPH11332468A - フローズンデザート - Google Patents

フローズンデザート

Info

Publication number
JPH11332468A
JPH11332468A JP10164274A JP16427498A JPH11332468A JP H11332468 A JPH11332468 A JP H11332468A JP 10164274 A JP10164274 A JP 10164274A JP 16427498 A JP16427498 A JP 16427498A JP H11332468 A JPH11332468 A JP H11332468A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
starch
frozen
frozen dessert
parts
ice
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10164274A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasutoshi Hishikawa
康利 菱川
Shozo Sugano
祥三 菅野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Matsutani Chemical Industries Co Ltd
Original Assignee
Matsutani Chemical Industries Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsutani Chemical Industries Co Ltd filed Critical Matsutani Chemical Industries Co Ltd
Priority to JP10164274A priority Critical patent/JPH11332468A/ja
Publication of JPH11332468A publication Critical patent/JPH11332468A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Confectionery (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】アイスクリーム類や脂肪を含む氷菓ではオーバ
ーランをさせなくてもクリーミーさが得られ、また脂肪
の少ない或は脂肪を殆ど含まないラクトアイスや氷菓で
もクリーミーな食感になり、更に所望時に凍結してもク
リーミーさが得られるフローズンデザートの提供。 【解決手段】加工澱粉1〜5重量%及び澱粉分解物3〜
20重量%をフローズンデザートに含有させること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はフローズンデザート
に関し、更に詳しくはクリーミーな食感を有するフロー
ズンデザートに関する。
【0002】
【従来技術】アイスクリームやシャーベットなどの氷菓
に代表されるフローズンデザートは、流通形態の発達及
び生活環境の向上に伴い、四季を通じて家庭に於ても賞
味される人気の高い食品の一つになっている。
【0003】アイスクリームは乳脂肪の風味と冷たさの
他に、クリーミーな食感が好まれる由縁になっている
が、そのクリーミーな食感は凍結時気泡を抱かせてオー
バーラン(含気)させることにより得られる。オーバー
ランさせなくてもクリーミーな食感が得られれば工程の
簡便化につながるし、近年では乳脂肪のみならず脂肪そ
のものが敬遠される傾向にあり、脂肪を減らせばクリー
ミーさも減少し、脂肪分を殆ど含まない氷菓ではクリー
ミーさがなくなってシャーベット様の食感になる。これ
らに氷菓としての清涼感とアイスクリーム様のクリーミ
ーさを付与できれば現代人の嗜好に合ったフローズンデ
ザートになり得る。
【0004】脂肪分を殆ど含まない氷菓は勿論のこと、
アイスクリーム類にあっても、凍結せずに長期保存した
後そのまま凍結すると、オーバーランがないだけでな
く、脂肪の分離などもあって不均一なクリーミーさのな
いものとなる。また、後述のアイスクリーム類ミックス
に於ては、クリーミーさを得るためには充分な撹拌が必
要であるし、ジュース類や牛乳を凍結すると氷状のクリ
ーミーさの全くないものとなる。
【0005】一方、家庭で食される食品では、僅かに手
をかける食品が好まれる傾向にあり、フローズンデザー
トに於ても所望時に凍結するだけ、或は溶解する簡単な
操作の後凍結して通常品と変わらないアイスクリーム
類、或はアイスクリーム様のクリーミーさが付与された
シャーベットなどの氷菓が得られれば、最近の好みに合
致した食品の一つになり得る。
【0006】オーバーランしなくてもアイスクリーム様
のクリーミーさが得られるものとして、特表平6−50
6825号には、DE約5−35の部分加水分解澱粉と
乳蛋白を用いる方法が提案されているが、この様な加水
分解澱粉を多く使用する方法では、濃厚感が強くなり過
ぎて違和感を生じ、特に脂肪分を殆ど含まない氷菓では
清涼感が失われる問題を有していた。
【0007】家庭で比較的手軽に作れるフローズンデザ
ート用として、牛乳、卵黄を添加し、撹拌して気泡を抱
かせて凍結する砂糖、粉末油脂、脱脂粉乳、粉末香料な
どを混合してなる粉末アイスクリーム類ミックスが市販
されているが、アイスクリーム様のクリーミーさを得る
には充分に撹拌して気泡を抱かせるようにしなければな
らない煩雑さがあった。
【0008】また、凍結するだけで氷菓が得られるよう
に、果汁風味に甘味を調節し、棒状などに封入した氷菓
の液状ベースも市販されているが、氷状の氷菓を得るも
ので、クリーミーさが得られるものではなかった。
【0009】また、家庭で手軽に作れるアイス食品の例
として、特開昭63−167748号には、少なくとも
甘味剤、食用油、乳化剤、安定剤を水に溶解し乳化して
なる組成物に於て、特定の油脂、乳化剤と安定剤として
ペクチンおよびα−化澱粉を用い、加熱殺菌し、家庭で
凍結して食するシェイク様のアイス食品が開示されてい
る。しかし、ここで述べられているシェイク様アイス食
品は、軟凍状態に凍結したものに牛乳を添加して飲むア
イス食品で、凍結した固体状で食する本発明のフローズ
ンデザートとは全く別の食品である。
【0010】他に澱粉分解物などを冷凍菓子に使用する
例として、特表平7−505783号には、シュークロ
ースを低DEのマルトデキストリンなどの高分子量の成
分で置き換えて、低い嵩密度と比較的高い熱転移温度を
有する冷凍菓子を得ることが開示されている。ここでマ
ルトデキストリンなどは熱転移温度を高くし、高いオー
バーランを得るために砂糖に替えて使用され、その使用
量も実施例では20〜33.14%と多く、異質の冷凍
菓子となっている。
【0011】また、特開平7−50994号には、特定
の澱粉分解物を用いてコク味や風味を改善したアイスク
リーム類が提案されているが、この場合も乳脂肪が1%
以上存在する中でコク味や風味を改善するに過ぎなかっ
た。
【0012】
【本発明が解決しようとする課題】本発明が解決しよう
とする課題は、簡便に得られるクリーミーなフローズン
デザートの提供、即ちアイスクリーム類や脂肪を含む氷
菓ではオーバーランをさせなくてもクリーミーさが得ら
れ、また脂肪の少ない或は脂肪を殆ど含まないラクトア
イスや氷菓でもクリーミーな食感になり、更に所望時に
凍結してもクリーミーさが得られるフローズンデザート
の提供にある。
【0013】
【課題を解決するための手段】かかる現状に鑑み、本発
明の課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、特定の加
工澱粉と澱粉分解物を特定量用いることにより、食味に
影響することなく、滑らかでクリーミーなフローズンデ
ザートが得られることを見いだし、本発明を完成した。
【0014】即ち、本発明は加工澱粉1〜5重量%及び
澱粉分解物3〜20重量%を含有するフローズンデザー
トに関し、好ましくは脂肪分を殆ど含まないフローズン
デザートで、更に好ましくは所望時に凍結して得られる
フローズンデザートであり、好ましくは澱粉分解物とし
て還元澱粉分解物を用い、加工澱粉として糯種澱粉を原
料とするヒドロキシプロピル化架橋澱粉及び/又はアセ
チル化架橋澱粉を用いたフローズンデザートである。
【0015】
【発明の作用並びに構成】本発明に於いて、フローズン
デザートとは、凍結した状態でデザート或はおやつとす
る食品で、いわゆるアイスクリーム類や氷菓と称される
食品を指称し、具体的にはアイスクリーム、アイスミル
ク、ラクトアイス、凍結したヨーグルト、乳脂肪や乳固
形分を多少含む氷菓、植物油脂など乳脂肪以外の脂肪分
を含む氷菓、脂肪分を殆ど含まない氷菓などが挙げられ
る。
【0016】本発明のフローズンデザートは、通常アイ
スクリーム類に行われている強制的な含気、即ちオーバ
ーランを行わなくてもクリーミーな食感が得られるし、
従来クリーミーな食感が得られ難かった脂肪分の低い或
は脂肪分を殆ど含まないラクトアイスや氷菓などでもク
リーミーな食感が得られ、更に所望時に凍結してもクリ
ーミーなものとなる。
【0017】本発明のフローズンデザートの主な態様と
しては、以下の4つの態様を代表例として例示できる。 一般的なアイスクリーム類(アイスミルク、ラクトア
イスを含む)や乳脂肪以外の脂肪分が添加されている氷
菓類の製造に於てオーバーランを省略してもアイスクリ
ーム様のクリーミーさが得られるもの。 従来クリーミーさが得られ難かった脂肪分の低い或は
脂肪分を殆ど含まないラクトアイスや氷菓にクリーミー
さを付与するもの。 殺菌した又はを凍結せずに常温又はチルドで保存
し、所望時にそのまま凍結してクリーミーさを有するフ
ローズンデザートを得るもの。 粉末状又は液状のアイスクリーム類ミックスや氷菓ミ
ックスを、水、牛乳、ジュース類、ヨーグルトなどで溶
解(粉末状ミックスの場合)又は希釈(液状ミックスの
場合)して凍結するだけでクリーミーなフローズンデザ
ートが得られるもの。
【0018】これらの中でも本発明の効果がより生かせ
る好ましい態様として、及びが挙げられる。
【0019】上記及びの場合は、従来の製造法を基
本的に踏襲することができ、その中で80〜95℃で0
〜20分程度加熱して用いた澱粉が糊化する工程を加え
る。この工程は均質化する前でも良いし、均質化後殺菌
の工程と合わせて行なっても良いが、均質化する前に糊
化するとクリーミーさがより優れて好ましい。α−化タ
イプの加工澱粉を用いれば、この糊化工程を省くことも
できる。本発明のフローズンデザートはオーバーランを
必要としないため、殺菌後直ちに或はある程度冷却後所
望の容器に充填し、又は所望の形状の型に入れて凍結し
て得られる。
【0020】上記の場合は、に於ける殺菌工程
を、その後の保存形態に適する条件、例えば常温で保存
する場合はレトルト殺菌するなど、で殺菌処理して常温
或はチルドで保存し、所望の時点で凍結して食に供す
る。アイスクリーム類や脂肪分を含む氷菓であっても、
従来品は保存中に脂肪の分離などがあることやオーバー
ランを行わないことによって、凍結した時にクリーミー
さのないものになるが、本発明品では脂肪分を含む含ま
ないに拘らず、アイスクリーム様のクリーミーさを持つ
フローズンデザートが得られる。
【0021】上記の場合は、加工澱粉と澱粉分解物の
他に、砂糖、油脂類、乳製品、香料など後述のフローズ
ンデザートに用いられる成分を、所望に応じて適宜含有
せしめた粉末状又は液状のミックスを、水、牛乳、ジュ
ース類、ヨーグルト、コーヒーなど所望の液体で溶解又
は希釈して凍結する。粉末状ミックスの場合、加工澱粉
として冷水で糊化するα−化タイプの加工澱粉を、澱粉
分解物は乾燥品を用い、他の成分も乾燥品、例えば粉末
油脂、脱脂粉乳、粉末香料などを適宜混合して粉末状の
ミックスとする。液状ミックスは粉末状ミックスの液状
タイプで、希釈した際に少なくとも所定量の加工澱粉と
澱粉分解物がフローズンデザートに含まれるように上述
のの場合に準じて製造される。
【0022】本発明で述べる所望時に凍結して得られる
フローズンデザートとは、業務用又は家庭用の冷凍庫で
所望時に単に凍結して、或いは溶解する又は希釈すると
言う簡単な操作の後凍結して得られるフローズンデザー
トを意味し、具体的には上述の、が挙げられる。
【0023】尚、本発明で述べる脂肪分は乳脂肪の他
に、ヤシ油、パーム油などの植物油及び牛脂、鯨油など
の動物油を指称する。また、脂肪分を殆ど含まない氷菓
又はフローズンデザートは、原材料として脂肪分の少な
い材料、例えば乳製品の中では脱脂粉乳を使用するなど
して、製品中の脂肪分が約0.5重量%以下になるよう
に製造した氷菓又はフローズンデザートを意味する。ま
た、クリーミーな食感とはきめが細かくて滑らかなアイ
スクリーム様の食感を意味する。
【0024】本発明で使用する加工澱粉は、一般にリン
酸架橋澱粉、アセチル化澱粉、ヒドロキシプロピル化澱
粉、アセチル化架橋澱粉、ヒドロキシプロピル化架橋澱
粉と呼ばれている澱粉から選ばれる一種又は2種以上で
ある。これらの中でもアセチル化架橋澱粉及びヒドロキ
シプロピル化架橋澱粉から選ばれる1種又は2種以上が
好ましい。これらを使用することにより、一部が融解し
た状態になってもクリーミーさを失わない、口溶けの良
いフローズンデザートが得られる。一方、ここに挙げた
以外の加工澱粉、例えば可溶性澱粉を使用すると特に口
溶けが悪くなる。
【0025】加工澱粉の製造に使用する原料澱粉として
は、一般に市販されている澱粉、例えば馬鈴薯澱粉、タ
ピオカ澱粉、ワキシーコーンスターチ、米澱粉、糯米澱
粉、コーンスターチ、小麦澱粉など何れも用いることが
できるが、中でも糯種澱粉を用いると本発明の目的がよ
り効果的に実現される。従って、本発明に於て最も好ま
しい加工澱粉としては、糯種澱粉のアセチル化架橋澱粉
及び/又はヒドロキシプロピル化架橋澱粉が挙げられ
る。尚、糯種澱粉とは糯種の穀類から分離した澱粉で、
具体的にはワキシーコーンスターチ、糯米澱粉、糯種小
麦澱粉、ワキシーソルガムなどが挙げられる。
【0026】加工澱粉として用いるリン酸架橋澱粉は、
リン酸系の常用の架橋剤、例えばトリメタリン酸塩、ヘ
キサメタリン酸塩、オキシ塩化リン等を澱粉に作用させ
て、澱粉分子間を架橋した澱粉である。その際の架橋の
程度は、ブラベンダーアミログラフを用いて最高粘度が
500〜1000BU程度になるような濃度で、1分間
に1.5℃の速度で94℃まで加温する条件で測定した
時に、90℃までの最高粘度と94℃に於ける粘度が、
90℃までの最高粘度−100BU≦94℃の粘度、の
関係になるような架橋程度である。
【0027】アセチル化澱粉は、澱粉を常用のアセチル
化剤、具体的には無水酢酸、酢酸ビニールモノマーを用
いて常法に従ってアセチル化した澱粉であり、そのアセ
チル化の程度は置換度(澱粉のグルコース残基当たりの
置換した官能基の数で表す)0.02〜0.2の範囲に
あるものが好ましい。ヒドロキシプロピル化澱粉は、澱
粉にプロピレンオキサイドを作用させてヒドロキシプロ
ピル基を付与した澱粉で、その置換度はアセチル化澱粉
と同様の範囲にあるものが好ましい。
【0028】アセチル化架橋澱粉は、上述のアセチル化
と架橋の両方の処理をした澱粉で、架橋剤としては上述
のリン酸塩の他に、更にアジピン酸を用いることもでき
る。ヒドロキシプロピル化架橋澱粉は、同様に上述のヒ
ドロキシプロピル化とリン酸架橋の両方の処理をしたも
のである。これら二つの処理は同時に行うこともできる
し、どちらかの処理を先にし、残りの処理をすることも
できる。また、これらの架橋の程度は上述のリン酸架橋
と同程度にするのが好ましい。
【0029】本発明で用いる加工澱粉は、フローズンデ
ザートを製造する過程で、加熱して糊化する工程が採用
できる場合は未糊化の状態(β−タイプ)の加工澱粉を
使用できるし、糊化する工程が採用できない場合(例え
ば、前述のの場合)には冷水で糊化するようにしたα
−化タイプの加工澱粉を用いる。α−化タイプの加工澱
粉は常法に従って加工澱粉をα−化して、例えば加工澱
粉を30〜40重量%の懸濁液とし、ドラムドライヤー
で処理して糊化、乾燥して得られる。α−化の方法は限
定されず、この他にエクストルーダーや噴霧乾燥機で処
理して得たものでも良い。
【0030】本発明で使用する澱粉分解物は、30℃に
於ける40重量%水溶液の粘度が約8〜60cpsにあ
るように澱粉を分解したものを指称する。その粘度が8
cpsより低くなると本発明の効果に乏しく、また60
cpsを越えて高くなっても本発明の効果に劣る。本発
明のより好ましい澱粉分解物として、上述の程度に分解
したものに、更に水素添加した、いわゆる還元澱粉分解
物と称されるものが挙げられる。還元澱粉分解物を用い
ることにより、本発明の効果がより顕著に具現される。
尚、澱粉分解物について述べる粘度は、固形分濃度が4
0重量%になるように水に溶解し、B型粘度計を用いて
30℃で測定した値である。
【0031】本発明の澱粉分解物を製造するに用いられ
る原料澱粉としては、各種の未処理澱粉、例えば馬鈴薯
澱粉、タピオカ澱粉、コーンスターチ、ワキシーコーン
スターチ、小麦澱粉など何れも用い得るし、これらを予
め何らかの方法で処理した澱粉、例えば酸処理、酸化処
理、エーテル化処理、エステル化処理などの処理をした
澱粉を用いることもできる。
【0032】澱粉分解物の製造は、一般的な方法に準
じ、その中で所定粘度になるように澱粉を分解すること
により行うことができる。例えば、原料澱粉を水に分散
して20〜40重量%の懸濁液とし、これに適量のα−
アミラーゼを加え加熱して一次液化する。次いで加圧蒸
煮して溶解し難い澱粉部分を完全に溶解させると同時に
酵素を失活させて加水分解を一旦停止させた後、新たに
α−アミラーゼを添加して所定粘度になるまで分解し、
加圧蒸煮又は酸を添加して酵素を失活させて反応を停止
させる。或は、澱粉の懸濁液に適量の塩酸や蓚酸などの
酸を加えて加熱処理して所望の粘度になるまで分解す
る。その後、酸を中和し、必要に応じて活性炭処理、イ
オン交換樹脂処理などにより精製して澱粉分解物溶液を
得る。この溶液を適度に濃縮して液状の製品にしても良
いし、噴霧乾燥などにより乾燥して粉末状の製品にして
も良い。
【0033】更に、この澱粉分解物溶液にラネーニッケ
ルなどの還元触媒並びに必要に応じて適当な緩衝剤を加
え、水素圧約50〜130kg/cm2 程度の条件下で
水素添加することにより所望の還元澱粉分解物が得られ
る。この場合も、濃縮して液状タイプの製品とするか、
更に噴霧乾燥などにより乾燥して粉末状の製品とする。
【0034】本発明のフローズンデザートは、上述の加
工澱粉1〜5重量%と澱粉分解物3〜20重量%を含有
するように、その製造の際に両者を添加することにより
達せられる。得られたフローズンデザートは本来の食味
を有したクリーミーなものとなる。例えば、脂肪分を殆
ど含まない氷菓では、清涼感を保持したクリーミーな食
感のものとなる。加工澱粉の含有量が1重量%未満で
は、クリーミーな食感が得られ難くなり清涼感も失われ
てくるし、5重量%を越えて多くなると特に口溶けが悪
くなってくる。また、澱粉分解物が3重量%未満ではク
リーミーさが得られ難く、口溶けも悪くなり、20重量
%を越えて多くなると清涼感が失われてくる。
【0035】本発明のフローズンデザートは、加工澱粉
1〜5重量%と澱粉分解物3〜20重量%を含有するよ
うに添加されていれば、他の成分は所望によって選択す
ることができる。例えば、全乳、クリーム、バター、全
粉乳、全脂粉乳、脱脂粉乳、脱脂乳、練乳、ヨーグルト
などの乳脂肪分や乳固形分、ヤシ油、牛脂などの動植物
油、砂糖、異性化糖、水あめ、還元水あめ、ブドー糖、
トレハロース、エリスリトール、マルトース、ソルビト
ール、マルチトール、ラクチトールなどの糖類や人口甘
味料などの甘味料、オレンジ、ピーチ、グレープなどの
果汁や果肉、グリセリン脂肪酸エステル、蔗糖脂肪酸エ
ステル、レシチン、オクテニルコハク酸澱粉などの乳化
剤の他、コーヒー、抹茶、各種の香料、色素などが挙げ
られるが、これらに限定されることなく所望により添加
することができる。通常、アイスクリーム類には安定剤
としてゼラチン、天然ガム、CMC、ペクチンなどが使
用される。本発明ではこれらを特に必要としないが、望
むなら使用することもできる。
【0036】また、これらの他に、生理機能の付与や栄
養素強化が望まれる場合には、それぞれの機能を有する
成分、例えば各種食物繊維、各種オリゴ糖、多価不飽和
脂肪酸、ペプチド類、配糖体類、ビタミン類、コリン、
ポリフェノール類、ミネラルなどを添加することもでき
る。更に、本発明のフローズンデザートはオーバーラン
を必要としないが、所望によって行っても悪影響を及ぼ
すことはない。
【0037】本発明はクリーミーな食感を有するフロー
ズンデザートに関し、この食感は加工澱粉と澱粉分解物
を所定量含有せしめることにより達せられる。クリーミ
ーな食感は澱粉分解物を多く含有せしめるだけでもある
程度達せられるが、その場合濃厚感が強くなり過ぎて”
ひつこい食感”になり、フローズンデザートの特長であ
る”さわやかさ(清涼感)”が失われる欠点を生じる。
本発明品は、クリーミーな食感を有すると共に清涼感を
保持した好ましいフローズンデザートになる。これは特
定の澱粉分解物と特定の加工澱粉を併用することにより
得られ、その発現機構は不明なるも特定の加工澱粉が澱
粉分解物と相まってクリーミさを出すと共に、澱粉分解
物より生じる濃厚感を打ち消して清涼感を引き出すもの
と推察される。
【0038】
【実施例】次に参考例、実施例を挙げて更に本発明を詳
細に説明する。尚、参考例、実施例で部は重量部、%は
重量%を表す。
【0039】
【参考例1】水120部に硫酸ソーダ20部を溶解した
液にワキシーコーンスターチ100部を加えてスラリー
とし、3%苛性ソーダ水溶液35部、プロピレンオキサ
イド5部を加えて42℃で19時間反応後二分割し、一
方は塩酸で中和し、水洗、乾燥して試料No.1のヒド
ロキシプロピル化澱粉を得た。
【0040】他方はトリメタリン酸ソーダ0.02部を
加えて更に6時間反応した後、塩酸で中和し、水洗、乾
燥して試料No.2のヒドロキシプロピル化架橋澱粉を
得た。試料No.1の置換度は0.085であり、6%
濃度で測定したブラベンダーアミログラフの90℃まで
の最高粘度は820BU、94℃の粘度は430BUで
あった。試料No.2の置換度は0.087、試料N
o.1と同様に測定した粘度は950BUと920BU
であった。
【0041】
【参考例2】糯米澱粉100部に水120部を加えて調
製したスラリーに、3%苛性ソーダ水溶液を加えてpH
11.2とし、トリメタリン酸ソーダ0.06部を加え
て39℃で7時間反応した。次いで、塩酸でpH9.5
にすると共に28℃に冷却し、3%苛性ソーダ水溶液で
pH8〜9.5に維持しながら無水酢酸3部を加えてア
セチル化した後、塩酸で中和し、水洗、乾燥して試料N
o.3のアセチル化架橋糯米澱粉を得た。その置換度は
0.029、6.5%濃度で測定したブラベンダーアミ
ログラフの粘度は、90℃までの最高粘度が690B
U、94℃の粘度は710BUであった。
【0042】
【参考例3】参考例2に於て、糯米澱粉をタピオカ澱粉
に替えた他は同様に処理して、試料No.4のアセチル
化架橋タピオカ澱粉を得た。そのブラベンダーアミログ
ラフの粘度は、90℃までの最高粘度が560BU、9
4℃の粘度は570BUであった。
【0043】
【参考例4】参考例2で得た試料No.3の加工澱粉を
水に懸濁して38%濃度のスラリーとし、これをドラム
ドライヤーで処理して糊化、乾燥し、粉砕して試料N
o.5のα−化タイプの加工澱粉を得た。
【0044】
【参考例5】コーンスターチ3kgを水4.5kgに懸
濁させてスラリーとし、炭酸カルシウムでpH5.8に
調整後、1.5gの「ターマミル120L」(ノボ社製
アミラーゼ)を添加して100℃に加熱して糊化すると
共に液化し、130℃で20分加熱して酵素を失活させ
た。この液化液を3分割し、「ターマミル120L」を
0.5g、0.7g、1.5gを夫々に添加して85℃
で20分処理した後、130℃に加温して酵素を失活さ
せ、活性炭、イオン交換樹脂で処理して精製し、噴霧乾
燥して試料No.6、7、8の澱粉分解物を得た。夫々
の粘度は72cps、51cps、22cpsであっ
た。
【0045】
【参考例6】タピオカ澱粉1kgを水1.5kgに懸濁
させたスラリーを2点用意し、これらに塩酸でpH2.
1として120℃で60分と80分加熱して澱粉を加水
分解した後、苛性ソーダで中和し、活性炭、イオン交換
樹脂で処理して精製し、濃度70%に濃縮して試料N
o.9、10の液状の澱粉分解物を得た。夫々の粘度は
9.5cpsと6.6cpsであった。
【0046】
【参考例7】参考例5で得た試料No.8の精製澱粉分
解物溶液に20%の水酸化ナトリウム水溶液を加えてp
H9.5とした。これをオートクレーブに仕込み、液に
対して1%のラネーニケル(日興理化社製R−100)
を添加し、温度20℃にて水素ガスをゲージ圧100k
g/cm2 まで充填してからオートクレーブを振盪しな
がら125℃に120分保って還元反応を終了させた。
放冷後、反応液を取り出し、活性炭を加えて触媒と共に
濾別し、濾液をイオン交換樹脂で処理した後、噴霧乾燥
して試料No.11の粉末状の還元澱粉分解物を得た。
その粘度は20.8cpsであった。
【0047】
【実施例1】砂糖7.5部、脱脂粉乳10部、試料N
o.11の還元澱粉分解物及び試料No.2の加工澱粉
の表1に示す量(部)を全量が100部になる量の水に
加え、撹拌しながら90℃まで加熱し、30℃に冷却し
てミルクフレーバーを適量加えて均質化し、蓋付きのカ
ップに充填して4℃に冷却後、−35℃で凍結した。そ
の後−20℃の冷凍庫に24時間保存して評価し、その
結果を表1に示す。尚、評価は以下の基準に従った。即
ち、クリーミーさ、口溶け、清涼感(さわやかさ)の各
項目について、◎:極めて良好、○:良好、×:不良、
××:極めて不良として評価した。
【0048】
【表1】
【0049】
【実施例2】実施例1に於て、澱粉分解物として試料N
o.6〜11を10部(試料No.8、9は70%濃度
の液状品につき、固形分換算して使用し、水でバランス
させた)、加工澱粉として試料No.1〜4及び可溶性
澱粉(「スタビローズS−10」、松谷化学工業社製)
を2.5部添加した他は同様にフローズンデザートを調
製して、同様に評価した結果を表2に示す。
【0050】
【表2】
【0051】
【実施例3】水60.45部に、試料No.3の加工澱
粉2.5部、還元水あめ(「HL−PDX#6」、固形
分濃度70%、松谷化学工業社)15部、乳蛋白(「ト
ータルミルクプロテイン」、森永乳業社)7部、試料N
o.11の還元澱粉分解物15部、バニラエッセンス
0.05部を加え、90℃まで加熱して60℃に冷却
後、容器に充填し、加熱殺菌(115℃で40分間)し
た。その後、室温で1か月保存し、家庭用の冷凍庫で凍
結した。得られたノンファットのフローズンデザートは
クリーミさに優れて口溶けが良く、優れた清涼感を有し
ていた。
【0052】
【実施例4】水47.45部に、試料No.3の加工澱
粉3部、「エマルスター#30」(松谷化学工業社)
2.5部、還元水あめ(同上)15部、「トータルミル
クプロテイン」5部、生クリーム(乳脂肪48%含有)
15部、試料No.11の還元澱粉分解物12部、バニ
ラエッセンス0.05部を加えて90℃に加熱し、60
℃に冷却して均質化した後、容器に充填し、115℃で
40分加熱殺菌した。室温で1か月保存後、家庭用の冷
凍庫で凍結した。得られたフローズンデザートはクリー
ミーさに優れて口溶けが良く、優れた清涼感を有してい
た。
【0053】
【実施例5】市販のアセロラドリンク(ニチレイ社)8
1部に、試料No.5のα−化タイプの加工澱粉2.5
部、試料No.11の還元澱粉分解物16.5部を加え
て溶解し、家庭用の冷凍庫で凍結した。得られたフロー
ズンデザートはクリーミーさに優れて口溶けが良く、優
れた清涼感を有していた。
【0054】
【実施例6】無脂肪乳69.17部に、脱脂粉乳6.5
部、砂糖12.5部、生クリーム0.93部、試料N
o.3の加工澱粉3.0部、試料No.8の澱粉分解物
7.9部を加え、80℃に加熱した後30℃に冷却して
均質化し、容器に充填して−35℃で凍結して脂肪分約
0.5%のフローズンデザートを得た。該品はクリーミ
ーさに優れて口溶けが良く、優れた清涼感を有してい
た。
【0055】
【実施例7】無脂肪乳61.555部に、脱脂粉乳6.
5部、生クリーム0.93部、試料No.3の加工澱粉
3.0部、市販の還元澱粉分解物(「H−ファイバ
ー」、固形分濃度70%、粘度10cp、松谷化学工業
社)28部、アスパラテーム0.015部を加え、実施
例6と同様に製造して脂肪分約0.5%のフローズンデ
ザートを得た。該品はクリーミーさに優れて口溶けが良
く、優れた清涼感を有していた。
【0056】
【実施例8】砂糖7.5部、脱脂粉乳7.5部、試料N
o.11の還元澱粉分解物12.5部、試料No.5の
α−化タイプの加工澱粉2.5部を混合してフローズン
デザートミックスとし、これを牛乳70部に加え、軽く
かき混ぜて溶解し、容器に入れて家庭用の冷凍庫で凍結
した。得られたフローズンデザートはクリーミさに優れ
て口溶けが良く、清涼感に優れていた。
【0057】
【実施例9】砂糖13部、脱脂粉乳10部、試料No.
11の還元澱粉分解物23部、試料No.3の加工澱粉
3.5部を水50.5部に加えて混合し、90℃で10
分加熱後60℃に冷却して液状氷菓ミックスを得た。こ
れを200gに小分けして密閉し、冷蔵庫に保存した。
1週間後、この氷菓ミックスを等量の牛乳で希釈して均
一にし、家庭用の冷凍庫で凍結した。得られたフローズ
ンデザートはクリーミーな食感を有して口溶けが良く、
清涼感に優れていた。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加工澱粉1〜5重量%及び澱粉分解物3〜
    20重量%を含有することを特徴とするフローズンデザ
    ート。
  2. 【請求項2】脂肪分を殆ど含まない請求項1に記載のフ
    ローズンデザート。
  3. 【請求項3】所望時に凍結して得られるものである請求
    項1又は2に記載のフローズンデザート。
  4. 【請求項4】澱粉分解物が還元澱粉分解物である請求項
    1〜3のいずれかに記載のフローズンデザート。
  5. 【請求項5】加工澱粉が糯種澱粉を原料とするヒドロキ
    シプロピル化架橋澱粉及び/又はアセチル化架橋澱粉で
    ある請求項1〜4のいずれかに記載のフローズンデザー
    ト。
JP10164274A 1998-05-27 1998-05-27 フローズンデザート Pending JPH11332468A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10164274A JPH11332468A (ja) 1998-05-27 1998-05-27 フローズンデザート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10164274A JPH11332468A (ja) 1998-05-27 1998-05-27 フローズンデザート

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11332468A true JPH11332468A (ja) 1999-12-07

Family

ID=15789980

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10164274A Pending JPH11332468A (ja) 1998-05-27 1998-05-27 フローズンデザート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11332468A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000054607A1 (en) * 1999-03-17 2000-09-21 Coöperatieve Verkoop-En Productievereniging Van Aardappelmeel En Derivaten Avebe B.A. Foodstuff containing discrete starch particles
JP2004024182A (ja) * 2002-06-28 2004-01-29 Matsutani Chem Ind Ltd 溶解性が改善された水溶性高分子
JP2005295821A (ja) * 2004-04-07 2005-10-27 Riken Vitamin Co Ltd 食用架橋デンプン及びそれを用いた食品
JP2005306960A (ja) * 2004-04-20 2005-11-04 Matsutani Chem Ind Ltd 可食性フィルム
JP2013220064A (ja) * 2012-04-17 2013-10-28 Glico Nutrition Co Ltd もち様食感を有するデザート食品
CN108185105A (zh) * 2017-12-28 2018-06-22 内蒙古蒙牛乳业(集团)股份有限公司 一种果酱涂层及其制备方法
JP2020516743A (ja) * 2017-04-12 2020-06-11 テイト アンド ライル イングリーディエンツ アメリカス エルエルシーTate & Lyle Ingredients Americas LLC 高い加工耐性を有するアルファ化澱粉、ならびにその製造及び使用方法

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000054607A1 (en) * 1999-03-17 2000-09-21 Coöperatieve Verkoop-En Productievereniging Van Aardappelmeel En Derivaten Avebe B.A. Foodstuff containing discrete starch particles
JP2002538800A (ja) * 1999-03-17 2002-11-19 コーオペラティーベ、ベルコープ‐アン、プロドゥクティーベレニギング、バン、アルダペルメール、アン、デリバーテン、アベベ、ベー.アー. 個別デンプン粒子を含有してなる食品
US6899913B1 (en) 1999-03-17 2005-05-31 Cooperative Verkoop-En Productievereninging Van Aardappelmeel En Derivaten Avebe B.A. Foodstuff containing discrete starch particles
JP2004024182A (ja) * 2002-06-28 2004-01-29 Matsutani Chem Ind Ltd 溶解性が改善された水溶性高分子
JP2005295821A (ja) * 2004-04-07 2005-10-27 Riken Vitamin Co Ltd 食用架橋デンプン及びそれを用いた食品
JP4563713B2 (ja) * 2004-04-07 2010-10-13 理研ビタミン株式会社 食用架橋デンプン及びそれを用いた食品
JP2005306960A (ja) * 2004-04-20 2005-11-04 Matsutani Chem Ind Ltd 可食性フィルム
JP2013220064A (ja) * 2012-04-17 2013-10-28 Glico Nutrition Co Ltd もち様食感を有するデザート食品
JP2020516743A (ja) * 2017-04-12 2020-06-11 テイト アンド ライル イングリーディエンツ アメリカス エルエルシーTate & Lyle Ingredients Americas LLC 高い加工耐性を有するアルファ化澱粉、ならびにその製造及び使用方法
CN108185105A (zh) * 2017-12-28 2018-06-22 内蒙古蒙牛乳业(集团)股份有限公司 一种果酱涂层及其制备方法
CN108185105B (zh) * 2017-12-28 2021-03-23 内蒙古蒙牛乳业(集团)股份有限公司 一种果酱涂层及其制备方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4512135B2 (ja) 機能性砂糖代替物
EP2782453B1 (en) Carbohydrate rich food composition containing cyclodextrin and method of making the same
US20060093720A1 (en) Pumpable, semi-solid low calorie sugar substitute compositions
JP2009526530A (ja) 機能性砂糖代替物
US5436019A (en) Method of preparing reduced fat foods
CN103068260A (zh) 碳水化合物组合物
JP2001161280A (ja) 冷菓の製造方法
KR20000022036A (ko) 박테리아 셀루로오즈를 함유하는 식품
JP2007054040A (ja) 冷菓用安定剤及びそれを含む冷菓
EP1391154B1 (en) Composite containing fine cellulose
WO1993003629A1 (en) Debranched amylopectin starch as a fat replacer
US5562937A (en) Amylase-treated waxy starch in foods and process of making
JP2012095598A (ja) 気泡入り加工食品
JPH11332468A (ja) フローズンデザート
JP2006042739A (ja) ペースト状食品
JP3102624B2 (ja) そば水飴含有食品
EP0529893A1 (en) Debranched amylopectin-starch as fat replacer
JP2003169616A (ja) 起泡性水中油型乳化組成物並びに含気状水中油型乳化組成物
JPS638741B2 (ja)
JPH1084874A (ja) フラワーペーストの製造法
JP2006025614A (ja) 被覆冷菓
JP3008193B1 (ja) 気泡含有食品
JP2009273430A (ja) 加工液卵白
JP4021342B2 (ja) 新規な食感を有する冷菓
JP2002186427A (ja) 冷 菓