JPH11330001A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JPH11330001A
JPH11330001A JP10139499A JP13949998A JPH11330001A JP H11330001 A JPH11330001 A JP H11330001A JP 10139499 A JP10139499 A JP 10139499A JP 13949998 A JP13949998 A JP 13949998A JP H11330001 A JPH11330001 A JP H11330001A
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layer
film
semiconductor device
mixed
wiring layer
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JP10139499A
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Kazuo Kawamura
和郎 川村
Kazuto Ikeda
和人 池田
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体装置及びその製造方法に関し、Cu埋
込配線層或いはCuプラグからのCuの拡散を防止する
ことによって、素子特性及び配線層構造の信頼性を高め
る。 【解決手段】 第1の材料で構成される第1の層と第2
の材料で構成される第2の層5,6,7との間に設ける
バリア層8,9,10に、第1の材料及び第2の材料を
構成する元素以外の元素を混入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置及びその
製造方法に関するものであり、特に、Cuメッキ層をC
MP(Chemical Mechanical Po
lishing)法によって凹部内に埋め込んだプラグ
及び埋込配線層のエレクトロマイグレーション耐性を向
上させるためのバリア層の構成に特徴のある半導体装置
及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体装置の配線層としては、主
にAl合金による配線層が用いられているが、配線層の
微細化に伴う抵抗の増加、及び、配線層の寿命の問題を
解決するために、Alより低抵抗で且つエレクトロマイ
グレーション耐性に優れたCuの使用が検討されてい
る。
【0003】この様なCuを用いた微細な配線層を形成
する場合、微細加工に必要なドライエッチング方法にお
いて、Cuを下地となる絶縁膜に対して高い選択比でエ
ッチングする適当なガスが存在しないため、ダマシン
(Damascene)法によって埋込プラグ及び埋込
配線層構造を形成することが主流になっている。
【0004】このダマシン法とは、絶縁膜に配線層用溝
或いはコンタクトホール、即ち、ビアホール等の凹部を
設け、全面に、電界メッキ法、或いは、Cu(hfa
c)TMVS等を用いたCVD法によって厚いCu層を
堆積させたのち、CMP法を用いて凹部以外の領域に堆
積したCu層を除去して、凹部に埋め込まれたCu埋込
配線層或いはCuプラグを形成するものであり、サブミ
クロン以下のサイズで一様な配線を形成することができ
る技術として注目されている。
【0005】ここで、図7及び図8を参照して、従来の
埋込配線工程を用いた半導体装置の製造工程を説明す
る。 図7(a)参照 まず、n型シリコン基板41に選択酸化を施すことによ
って素子分離酸化膜42を形成したのち、素子分離酸化
膜42に囲まれた一部の素子形成領域にB等のp型不純
物を選択的に導入してp型ウエル領域43を形成し、次
いで、ゲート酸化膜44及び多結晶Siからなるゲート
電極45を形成したのち、ゲート電極45の側部にSi
2 膜からなるサイドウォール46を形成し、次いで、
素子分離酸化膜42及びゲート電極45をマスクとして
P(リン)等のn型不純物を選択的に導入してn型ソー
ス領域47及びn型ドレイン領域48を形成したのち、
PCVD法(プラズマ化学気相成長法)によって層間絶
縁膜49となる厚いSiO 2 膜を堆積させる。
【0006】図7(b)参照 次いで、CMP法を用いて研磨を行うことによって層間
絶縁膜49の表面を平坦化したのち、所定のレジストマ
スク(図示せず)をマスクとして反応性イオンエッチン
グ(RIE)を施すことによって、n型ソース領域4
7、n型ドレイン領域48、及び、ゲート電極45に対
するビアホール50,51,52を形成する。なお、図
示を簡単にするために、ビアホール50,51,52は
一直線状に並ぶ様に示しているが、実際には、互いに異
なった位置に形成されている。
【0007】図7(c)参照 次いで、スパッタリング法によってバリアメタルとなる
TiN膜53を全面に堆積させたのち、電解メッキ法を
用いて厚いCuメッキ層54を堆積させる。
【0008】図8(d)参照 次いで、CMP法によって、層間絶縁膜49の表面が露
出するまで研磨を行い、ビアホール50,51,52以
外の領域に堆積したCuメッキ層54及びTiN膜53
を除去して、Cuプラグ55,56,57を形成する。
【0009】図8(e)参照 次いで、再び、PCVD法を用いて層間絶縁膜58とな
るSiO2 膜を堆積させたのち、所定のレジストマスク
(図示せず)をマスクとして反応性イオンエッチングを
施すことによって、Cuプラグ55,56,57と電気
的に接触する配線層を形成するための配線層用溝59を
形成し、次いで、スパッタリング法によってバリアメタ
ルとなるTiN膜60を全面に堆積させる。なお、実際
には、ビアホール50,51,52は、互いに異なった
位置に形成されているので、図においては、n型ドレイ
ン領域48に対するCuプラグ56に接続する配線層の
ための配線層用溝59を示しているが、Cuプラグ5
5,57に対する配線層用溝も他の位置に同時に形成す
るものである。
【0010】図8(f)参照 次いで、電解メッキ法を用いて厚いCuメッキ層を堆積
させたのち、CMP法によって、層間絶縁膜58の表面
が露出するまで研磨を行い、配線層用溝59以外の領域
に堆積したCuメッキ層及びTiN膜60除去して、C
uプラグ56に接続するCu埋込配線層61を形成す
る。なお、図示しないものの、同時にCuプラグ55,
57に対するCu埋込配線層も形成されている。
【0011】この様な工程を必要に応じて、上層配線
層、及び、上層配線層との接続を取るためのCuプラグ
に対しても行うことによって、Cu埋込配線層による多
層配線構造を形成している。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この様なCu
埋込配線層の歴史は浅く、未だ顕在化していない問題が
多くあり、例えば、CuはSi及びSiO2 中での拡散
係数が大きいため、従来のAl配線層に対するバリアメ
タルとして用いられてきたTiN膜では、Si或いはS
iO2 膜中へのCuの拡散を防止できないという問題が
ある。
【0013】例えば、Si、即ち、ソース領域或いはド
レイン領域にCuプラグからCuが拡散した場合には、
リーク電流が増大する等の素子特性の劣化を引き起こす
ことになり、また、CuプラグやCu埋込配線層からC
uがSi或いは層間絶縁膜を構成するSiO2 膜中へ拡
散することによって、CuプラグやCu埋込配線層にボ
イドが形成され、CuプラグやCu埋込配線層が劣化
し、CuプラグやCu埋込配線層の寿命が短くなるとい
う問題がある。
【0014】したがって、本発明は、Cu埋込配線層或
いはCuプラグからのCuの拡散を防止することによっ
て、素子特性及び配線層構造の信頼性を高めることを目
的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理的構
成の説明図であり、この図1を参照して本発明における
課題を解決するための手段を説明する。 図1参照 (1)本発明は、第1の材料で構成される第1の層と第
2の材料で構成される第2の層5,6,7との間にバリ
ア層8,9,10を設けた多層構造を有する半導体装置
において、バリア層8,9,10に第1の材料及び第2
の材料を構成する元素以外の元素を混入させることを特
徴とする。
【0016】この様に、バリア層8,9,10に第1の
材料及び第2の材料を構成する元素以外の元素を混入さ
せることによって、第1の層2,3,4或いは第2の層
5,6,7、即ち、半導体能動領域、半導体拡散配線
層、半導体配線層、金属配線層、金属プラグ等からバリ
ア層8,9,10に拡散してきた第1の材料及び第2の
材料を構成する元素と、バリア層8,9,10に混入さ
れた元素とが反応して化合物を生成するので、第1の材
料及び第2の材料を構成する元素がそれ以上拡散するこ
とを抑制することができ、素子特性の劣化或いは配線寿
命の低下を防止することができる。
【0017】(2)また、本発明は、上記(1)におい
て、バリア層8,9,10に混入させる元素が、バリア
層8,9,10中の環境不純物及び第1の材料及び第2
の材料を構成する元素と化合物を形成する際の標準生成
エネルギーΔf H°1 が、298℃において、Δf H°
1 ≦−600kJ/molの元素であることを特徴とす
る。
【0018】この様に、安定な化合物の生成により拡散
を抑制するためには、バリア層8,9,10中の環境不
純物、例えば、酸素、窒素、或いは、炭素、及び、第1
の材料及び第2の材料を構成する元素と化合物を形成す
る際の標準生成エネルギーΔ f H°1 が、298℃にお
いて、Δf H°1 ≦−600kJ/molの元素を用い
ることが望ましい。
【0019】(3)また、本発明は、上記(2)におい
て、標準生成エネルギーΔf H°1と、バリア層8,
9,10と第1の層2,3,4或いは第2の層5,6,
7とで化合物を生成する際の標準生成エネルギーΔf
°2 が、 Δf H°1 ≪Δf H°2 の関係を有することを特徴とする。
【0020】この様に、化合物の生成により拡散を抑制
するためには、バリア層8,9,10と第1の層2,
3,4或いは第2の層5,6,7とで生成される化合物
よりより安定であることが必要であるので、化合物を生
成する際の標準生成エネルギーをΔf H°2 とした場
合、 Δf H°1 ≪Δf H°2 の関係を有することが望ましい。
【0021】(4)また、本発明は、上記(1)乃至
(3)のいずれかにおいて、第1の層2,3,4を構成
する第1の材料び第2の層5,6,7を構成する第2の
材料の少なくとも一方が、Cu或いはCuを含む金属で
あることを特徴とする。
【0022】この様な第1の層2,3,4或いは第2の
層5,6,7を構成する元素の拡散現象は、第1の層
2,3,4或いは第2の層5,6,7がCu或いはCu
を含む金属で構成されている場合に顕著である。
【0023】(5)また、本発明は、上記(1)乃至
(4)のいずれかにおいて、バリア層8,9,10の少
なくとも1層が、Ti、Ta、または、Wからなる金
属、Ti、Ta、または、Wの窒化物、或いは、Ti、
Ta、または、Wの窒化物にSiを添加したもののいず
れかであることを特徴とする。
【0024】この様に、バリア層8,9,10として
は、Ti、Ta、または、Wからなる金属、Ti、T
a、または、Wの窒化物、例えば、TiN、或いは、T
i、Ta、または、Wの窒化物にSiを添加したもの、
例えば、Si含有TiN膜、即ち、TiSiN膜が好適
であり、Siを含有させることによってTiN膜の結晶
粒径がナノサイズに小さくなってバリア耐性が向上し、
また、層間絶縁膜の上に設ける埋込配線層に対してはT
i、Ta、または、Wからなる金属を用いても良いもの
である。
【0025】(6)また、本発明は、上記(1)乃至
(5)のいずれかにおいて、バリア層8,9,10に混
入させる元素が、As、Mo、Fe、或いは、Sの内の
少なくとも一つの元素を含むことを特徴とする。
【0026】Cuの拡散は、バリア層8,9,10、例
えば、TiN膜の結晶粒界に沿った粒界拡散であるので
(必要ならば、L−C.Park and K−B.K
im,Journal of Electrochem
ical Society,vol.142,p.31
09,1995参照)、Cuと化合物を生成しやすい元
素をバリア層8,9,10中、特に、粒界に含有させる
ことにより、粒界で安定な化合物を形成して拡散を抑制
するので、Cuと化合物を生成しやすい元素をバリア層
8,9,10に混入させることによってCuの拡散を抑
制することができる。
【0027】そして、Cuとの化合物を形成する際の標
準生成エネルギーΔf H°1 が低いほど反応が起こりや
すいので(上記文献参照)、バリア層8,9,10に混
入させる元素として、As、Mo、Fe、或いは、Sの
いずれかを用いることによって、Cuとの化合物を形成
する際の標準生成エネルギーΔf H°1 を、298℃に
おいて、Δf H°1 ≦−600kJ/molにすること
ができる。
【0028】ここで、環境不純物である酸素、及び、A
s、Mo、Fe、Sの各元素のCu化合物を生成する際
の298℃における標準生成エネルギーΔf H°1 を、
結合、化合物相、及び、298℃における標準生成エネ
ルギーΔf H°1 (kJ/mol)を順に示すと、 結合 化合物相 標準生成エネルギーΔf H°1 Cu−O Cu2 O − 168.6 CuO − 157.3 Cu−As Cu3 As − 11.715 Cu3 AsO4 − 624.041 Cu3 (AsO4 2 −1522.558 Cu−Mo CuMoO4 − 911.694 Cu−Fe CuFe2 4 − 967.968 Cu−S Cu2 OSO4 − 927.593 となることが知られている(必要ならば、D.R.Li
ed等編,CRC Handbook of Chem
istry and Physics,74the
d.,Chap.5,“Data of heat o
f formation for Cu compou
nds”,CRC Press,BocaRaton,
FL,1993、E.A.Brandes編,Smit
hellsMetals Reference Boo
k,6th ed.,Chap.8,Butterwo
rth,London,1983、及び、Ihsan
Barin編,Thermochemical Dat
a of Pure Substances,VCH
Publisher,New York,1989参
照)。
【0029】したがって、環境不純物である酸素と銅の
みでは、標準生成エネルギーが高いのであまり化合反応
が起こらないが、As、Mo、Fe、或いは、Sを加え
た場合には、標準生成エネルギーの低い、Cu3 AsO
4 、Cu3 (AsO4 2 、CuMoO4 、CuFe2
4 、Cu2 OSO4 等の化合物が生成されて、この化
合物によって粒界が埋められるので、Cuの拡散が抑制
される。
【0030】(7)また、本発明は、上記(1)乃至
(6)のいずれかの半導体装置を製造する方法におい
て、バリア層8,9,10に混入させる元素を、イオン
注入法によって混入させることを特徴とする。
【0031】この様に、バリア層8,9,10に対して
標準生成エネルギーΔf H°1 の低い化合物を形成する
元素を混入させる際に、イオン注入法を用いることが望
ましい。
【0032】(8)また、本発明は、上記(1)乃至
(6)のいずれかの半導体装置を製造する方法におい
て、バリア層8,9,10に混入させる元素を、スパッ
タ源となるターゲット、或いは、蒸着源に予め混入させ
ておくことを特徴とする。
【0033】この様に、バリア層8,9,10に対して
標準生成エネルギーΔf H°1 の低い元素を混入させる
際に、バリア層8,9,10をスパッタリング法或いは
蒸着法で成膜する工程において、当該元素をスパッタ源
となるターゲット、或いは、蒸着源に予め混入させるこ
とが望ましい。
【0034】(9)また、本発明は、上記(1)乃至
(6)のいずれかの半導体装置を製造する方法におい
て、バリア層8,9,10を堆積させる工程において、
バリア層8,9,10に混入させる元素を、スパッタリ
ング法或いは蒸着法によってバリア層8,9,10の表
面或いはバリア層8,9,10中に堆積させることを特
徴とする。
【0035】この様に、バリア層8,9,10に対して
標準生成エネルギーΔf H°1 の低い元素を混入させる
際に、バリア層8,9,10をスパッタリング法或いは
蒸着法で成膜する工程において、元素をスパッタリング
法或いは蒸着法によってバリア層8,9,10の表面に
堆積させても良いし、或いは、バリア層8,9,10中
にサンドイッチ的に堆積させても良い。
【0036】(10)また、本発明は、上記(1)乃至
(6)のいずれかの半導体装置を製造する方法におい
て、バリア層8,9,10に混入させる元素を、バリア
層8,9,10を化学気相成長法によって成膜する工程
において混入させることを特徴とする。
【0037】この様に、バリア層8,9,10に対して
標準生成エネルギーΔf H°1 の低い化合物を形成する
元素を混入させる際に、バリア層8,9,10を化学気
相成長法、即ち、CVD法で成膜する工程において、当
該元素を堆積雰囲気中に混入させることによって、バリ
ア層8,9,10に混入させても良い。
【0038】
【発明の実施の形態】ここで、図2乃至図4を参照し
て、本発明の第1の実施の形態を説明するが、図2及び
図3は本発明の第1の実施の形態の製造工程の説明図で
あり、また、図4は、本発明の第1の実施の形態におけ
る効果の説明図である。 図2(a)参照 まず、従来の製造工程と同様に、n型シリコン基板11
に選択酸化を施すことによって素子分離酸化膜12を形
成したのち、素子分離酸化膜12に囲まれた一部の素子
形成領域にB等のp型不純物を選択的に導入してp型ウ
エル領域13を形成し、次いで、ゲート酸化膜14及び
多結晶Siからなるゲート電極15を形成したのち、ゲ
ート電極15の側部にSiO2 膜からなるサイドウォー
ル16を形成し、次いで、素子分離酸化膜12及びゲー
ト電極15をマスクとしてPを選択的に導入してn型ソ
ース領域17及びn型ドレイン領域18を形成したの
ち、PCVD法によって層間絶縁膜19となる厚さが、
例えば、0.8μmのSiO 2 膜を堆積させる。
【0039】次いで、CMP法を用いて研磨を行うこと
によって層間絶縁膜19の表面を平坦化したのち、所定
のレジストマスク(図示せず)をマスクとしてC4 8
+CO+Arからなる混合ガスを用いた反応性イオンエ
ッチングを施すことによって、n型ソース領域17、n
型ドレイン領域18、及び、ゲート電極15に対するビ
アホール20,21,22を形成する。なお、図示を簡
単にするために、この場合にも、ビアホール20,2
1,22は一直線状に並ぶ様に示しているが、実際に
は、互いに異なった位置に形成されている。
【0040】図2(b)参照 次いで、スパッタリング法によってバリアメタルとなる
TiN膜23を、例えば、50nmの厚さに全面に堆積
させたのち、Asイオン24を、30keVの加速エネ
ルギーで、1.0×1013〜1.0×1015cm-2、例
えば、3×10 14cm-2の条件でイオン注入し、例え
ば、400℃において30分間熱処理を行うことによっ
て、Asイオン24をTiN膜23に混入する。
【0041】図2(c)参照 次いで、スパッタリング法を用いて、層間絶縁膜19上
の厚さが、例えば、1.5μmのCu層25を堆積させ
る。
【0042】図3(d)参照 次いで、CMP法によって、層間絶縁膜19の表面が露
出するまで研磨を行い、ビアホール20,21,22以
外の領域に堆積したCu層25及びTiN膜23除去し
て、Cuプラグ26,27,28を形成する。
【0043】図3(e)参照 次いで、再び、PCVD法を用いて層間絶縁膜29とな
る厚さが、例えば、0.8μmのSiO2 膜を堆積させ
たのち、所定のレジストマスク(図示せず)をマスクと
して反応性イオンエッチングを施すことによって、Cu
プラグ26,27,28と電気的に接触する配線層を形
成するための配線層用溝30を形成し、次いで、スパッ
タリング法によってバリアメタルとなるTiN膜31を
全面に堆積させたのち、再び、Asイオン32を、30
keVの加速エネルギーで、1.0×1013〜1.0×
1015cm-2、例えば、3×1014cm-2の条件でイオ
ン注入し、例えば、400℃において30分間熱処理を
行うことによって、Asイオン32をTiN膜31に混
入する。なお、この場合にも、実際には、ビアホール2
0,21,22は、互いに異なった位置に形成されてい
るので、図においては、n型ドレイン領域18に対する
Cuプラグ27に接続する配線層のための配線層用溝3
0を示しているが、Cuプラグ26,28に対する配線
層用溝も他の位置に同時に形成するものである。また、
実際には、層間絶縁膜28となる厚いSiO2 膜の下
に、50nm程度のSiN膜をエッチングストッパー層
として堆積させておくものである。
【0044】図3(f)参照 次いで、スパッタリング法を用いて厚さが、例えば、
1.5μmのCu層を堆積させたのち、CMP法によっ
て、層間絶縁膜29の表面が露出するまで研磨を行い、
配線層用溝30以外の領域に堆積したCu層及びTiN
膜23除去して、Cuプラグ27に接続するCu埋込配
線層33を形成する。なお、図示しないものの、同時に
Cuプラグ26,28に対するCu埋込配線層も形成さ
れている。
【0045】この様な工程を必要に応じて、上層配線
層、及び、上層配線層との接続を取るためのCuプラグ
に対しても行うことによって、Cu埋込配線層による多
層配線構造を形成している。
【0046】図4参照 図4は、本発明の実施の形態の効果を確認するために、
p型領域にn+ 型領域を形成したn+ /pダイオード上
に、50nmのTiN膜を堆積し、Asイオン注入後
に、200nmのCu膜、50nmのTiN膜を順次堆
積させて、TiN/Cu/TiN構造の電極を形成し、
700℃で30分間のアニール処理を行ったのち、この
ダイオードに2.5Vの逆バイアスを印加した場合のリ
ーク電流を測定したものであり、リーク電流を累積度数
分布として示したものである。図から明らかなように、
Asイオンを注入した場合に、注入しない場合に比べて
リーク電流が低減し、特に、注入量が1×1014cm-2
或いは1×1015cm -2の場合のリーク電流は1×10
-9A程度であり、イオン注入しない場合の累積確率が9
9%における約1×10-6Aと比べてリーク電流が大幅
に低減する。
【0047】したがって、本発明の第1の実施の形態に
おいては、TiN膜23にAsを混入したことにより、
素子動作中にCuプラグ26,27からCuが拡散して
も、TiN膜23において、Cu3 AsO4 、Cu
3 (AsO4 2 等の化合物が生成され、この化合物が
TiN膜23の結晶粒界を埋めることによってCuの拡
散を抑制することができる。
【0048】また、Cu埋込配線層33のSiO2 膜と
接する周囲はAsの混入されたTiN膜31で覆われて
いるので、Cu埋込配線層33のCuがSiO2 膜中に
拡散することがなく、したがって、Cu埋込配線層33
にボイドが発生しないので、配線層寿命が低下すること
がない。
【0049】次に、図5及び図6を参照して、本発明の
第2の実施の形態の製造工程を説明する。 図5(a)参照 まず、上記の第1の実施の形態と同様に、n型シリコン
基板11に選択酸化を施すことによって素子分離酸化膜
12を形成したのち、素子分離酸化膜12に囲まれた一
部の素子形成領域にB等のp型不純物を選択的に導入し
てp型ウエル領域13を形成し、次いで、ゲート酸化膜
14及び多結晶Siからなるゲート電極15を形成した
のち、ゲート電極15の側部にSiO2 膜からなるサイ
ドウォール16を形成し、次いで、素子分離酸化膜12
及びゲート電極15をマスクとしてPを選択的に導入し
てn型ソース領域17及びn型ドレイン領域18を形成
したのち、PCVD法によって層間絶縁膜19となる厚
さが、例えば、0.8μmのSiO2 膜を堆積させる。
【0050】次いで、CMP法を用いて研磨を行うこと
によって層間絶縁膜19の表面を平坦化したのち、所定
のレジストマスク(図示せず)をマスクとしてC4 8
+CO+Arからなる混合ガスを用いた反応性イオンエ
ッチングを施すことによって、n型ソース領域17、n
型ドレイン領域18、及び、ゲート電極15に対するビ
アホール20,21,22を形成する。なお、図示を簡
単にするために、この場合にも、ビアホール20,2
1,22は一直線状に並ぶ様に示しているが、実際に
は、互いに異なった位置に形成されている。
【0051】図5(b)参照 次いで、Moを0.05〜2.0%、例えば、1.0%
含んだTiターゲットを用いてスパッタリングすること
によって、バリアメタルとなるMo含有TiN膜34
を、例えば、50nmの厚さに全面に堆積させる。
【0052】図5(c)参照 次いで、同じくスパッタリング法を用いて、層間絶縁膜
19上の厚さが、例えば、1.5μmのCu層25を堆
積させる。
【0053】図6(d)参照 次いで、CMP法によって、層間絶縁膜19の表面が露
出するまで研磨を行い、ビアホール20,21,22以
外の領域に堆積したCu層25及びMo含有TiN膜3
4除去して、Cuプラグ26,27,28を形成する。
【0054】図6(e)参照 次いで、再び、PCVD法を用いて層間絶縁膜29とな
る厚さが、例えば、0.8μmのSiO2 膜を堆積させ
たのち、所定のレジストマスク(図示せず)をマスクと
して反応性イオンエッチングを施すことによって、Cu
プラグ26,27,28と電気的に接触する配線層を形
成するための配線層用溝30を形成し、次いで、再び、
Moを0.05〜2.0%、例えば、1.0%含んだT
iターゲットを用いてスパッタリングすることによっ
て、バリアメタルとなるMo含有TiN膜35を全面に
堆積させる。なお、この場合にも、実際には、ビアホー
ル20,21,22は、互いに異なった位置に形成され
ているので、図においては、n型ドレイン領域18に対
するCuプラグ27に接続する配線層のための配線層用
溝30を示しているが、Cuプラグ26,28に対する
配線層用溝も他の位置に同時に形成するものである。ま
た、実際には、層間絶縁膜28となる厚いSiO2 膜の
下に、50nm程度のSiN膜をエッチングストッパー
層として堆積させておくものである。
【0055】図6(f)参照 次いで、再びスパッタリング法を用いて厚さが、例え
ば、1.5μmのCu層を堆積させたのち、CMP法に
よって、層間絶縁膜29の表面が露出するまで研磨を行
い、配線層用溝30以外の領域に堆積したCu層及びM
o含有TiN膜35除去して、Cuプラグ27に接続す
るCu埋込配線層33を形成する。なお、この場合も、
図示しないものの、同時にCuプラグ26,28に対す
るCu埋込配線層も形成されている。
【0056】この様な工程を必要に応じて、上層配線
層、及び、上層配線層との接続を取るためのCuプラグ
に対しても行うことによって、Cu埋込配線層による多
層配線構造を形成している。
【0057】この様に、本発明の第2の実施の形態にお
いては、バリア膜としてMo含有TiN膜33を用いて
いるので、素子動作中にCuプラグ26,27からCu
が拡散しても、Mo含有TiN膜34において、CuM
oO4 が生成され、この化合物がMo含有TiN膜34
の結晶粒界を埋めることによってCuの拡散を抑制する
ことができる。
【0058】また、Cu埋込配線層33のSiO2 膜と
接する周囲はMo含有TiN膜35で覆われているの
で、Cu埋込配線層33のCuがSiO2 膜中に拡散す
ることがなく、したがって、Cu埋込配線層33にボイ
ドが発生しないので、配線層寿命が低下することがな
い。
【0059】以上、本発明の各実施の形態を説明してき
たが、本発明は、実施の形態に記載した構成に限られる
ものではなく、各種の変更が可能である。例えば、バリ
アメタルは、TiN膜の代わりにTaN膜或いはWN膜
を用いても良いものであり、或いは、TiN膜、TaN
膜、或いは、WN膜にSiを含有させても良いものであ
り、Siを含有させることによってバリア膜の結晶粒径
がナノサイズに小さくなり、粒界に沿ったCuの拡散を
効果的に抑制することができる。
【0060】また、バリア膜は、Ti膜、Ta膜、或い
は、W膜でも良いものであり、Si上に設けた場合に
は、Ti、Ta、Wとのシリサイドの形成が問題になる
が、SiO2 膜に接する部分では問題がないので、上層
配線層に対するバリア膜として用いることができる。
【0061】また、上記の各実施の形態の説明において
は、TiN膜に含有させる元素として、As或いはMo
を用いているが、As或いはMoと同様に標準生成エネ
ルギーの小さな化合物を形成するFe或いはSを用いて
も良いものである。
【0062】また、上記の各実施の形態の説明において
は、As或いはMoを含有させる際に、イオン注入法或
いはスパッタリング法を用いているが、蒸着法或いはM
OCVD法(有機金属気相成長法)を用いても良いもの
であり、蒸着法を用いる場合には、蒸着源に標準生成エ
ネルギーの小さな化合物を形成する元素を含有させれば
良く、また、MOVPE法を用いる場合には、成長雰囲
気中に標準生成エネルギーの小さな化合物を形成する元
素を含有させておけば良い。
【0063】また、上記の各実施の形態の説明において
は、スパッタリング源に標準生成エネルギーの小さな化
合物を形成する元素を含有させ、TiN膜の中全体に混
入させているが、TiN膜の表面或いはTiN膜の中に
サンドイッチ的に混入させても良いものであり、TiN
膜をスパッタリング法或いは蒸着法で成膜する際に、標
準生成エネルギーの小さな化合物を形成する元素を単独
でスパッタリング或いは蒸着すれば良い。
【0064】また、上記の各実施の形態の説明において
は、Cu層をスパッタリング法で堆積させているが、ス
パッタリング法に限られるものではなく、電解メッキ
法、無電解メッキ法、或いは、Cu(hfac)TMV
Sを用いたMOCVD法によって堆積させても良いもの
である。なお、電解メッキ法によってCu層を堆積させ
る場合には、Cu層を堆積させる前に、電解メッキ工程
におけるシードとなるCuシード膜を、スパッタリング
法によって、例えば、200nmの厚さに堆積させて下
地導電膜とすることが望ましい。
【0065】また、上記の各実施の形態の説明において
は、層間絶縁膜として、Cuプラグ及びCu埋込配線層
に与える影響を考慮して、低温で成膜するPCVD法を
用いたSiO2 膜、即ち、LTO膜を用いているが、L
TO膜に限られるものではなく、FSG(フッ素含有S
iO2 膜)、水素を含む無機系のSOGであるHSQ、
或いは、有機系絶縁膜等の低誘電率膜を用いても良いも
のであり、この様な低誘電率膜を用いることによって、
配線層間の寄生容量を低減することができ、それによっ
て動作速度の遅延を防止することができる。
【0066】また、上記の各実施の形態の説明において
は、層間絶縁膜として、Cuプラグ及びCu埋込配線層
としては、純粋なCuを用いているが、純粋なCuに限
られるものではなく、Cuの他の元素をドープしたCu
合金等のCuを主成分とする金属を用いて良いものであ
る。
【0067】また、上記の各実施の形態の説明において
は、CuプラグとCuプラグに接続する第1層目のCu
埋込配線層を別工程で形成しているが、ビアホールの形
成工程において配線層用溝も同時に形成し、Cuプラグ
とCuプラグに接続する第1層目のCu埋込配線層を同
時に形成しても良い。
【0068】また、上記の各実施の形態の説明において
は、半導体素子としてIGFET(絶縁ゲート型FE
T)を例に説明しているが、図4のダイオードの例から
も明らかなように、バイポーラトランジスタをはじめと
した他の半導体素子にも適用されるものである。
【0069】
【発明の効果】本発明によれば、Cu埋込配線層及びC
uプラグを形成する際に、バリア膜にAs等の標準生成
エネルギーの小さな化合物を形成する元素を含有させて
いるので、Cuの拡散をCuとの化合物を生成すること
によって抑制することができ、それによって、素子の動
作特性の劣化或いは配線層の寿命の低下を低減すること
ができ、低抵抗なCuを配線層として用いた高速・高集
積度の半導体集積回路装置の信頼性を向上することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理的構成の説明図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の途中までの製造工
程の説明図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態の図2以降の製造工
程の説明図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態における効果の説明
図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態の途中までの製造工
程の説明図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態の図5以降の製造工
程の説明図である。
【図7】従来の半導体装置の途中までの製造工程の説明
図である。
【図8】従来の半導体装置の図7以降の製造工程の説明
図である。
【符号の説明】
1 半導体基板 2 第1の層 3 第1の層 4 第1の層 5 第2の層 6 第2の層 7 第2の層 8 バリア層 9 バリア層 10 バリア層 11 n型シリコン基板 12 素子分離酸化膜 13 p型ウエル領域 14 ゲート酸化膜 15 ゲート電極 16 サイドウォール 17 n型ソース領域 18 n型ドレイン領域 19 層間絶縁膜 20 ビアホール 21 ビアホール 22 ビアホール 23 TiN膜 24 Asイオン 25 Cu層 26 Cuプラグ 27 Cuプラグ 28 Cuプラグ 29 第2層間絶縁膜 30 配線層用溝 31 TiN膜 32 Asイオン 33 Cu埋込配線層 34 Mo含有TiN膜 35 Mo含有TiN膜 41 n型シリコン基板 42 素子分離酸化膜 43 p型ウエル領域 44 ゲート酸化膜 45 ゲート電極 46 サイドウォール 47 n型ソース領域 48 n型ドレイン領域 49 層間絶縁膜 50 ビアホール 51 ビアホール 52 ビアホール 53 TiN膜 54 Cuメッキ層 55 Cuプラグ 56 Cuプラグ 57 Cuプラグ 58 第2層間絶縁膜 59 配線層用溝 60 TiN膜 61 Cu埋込配線層

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の材料で構成される第1の層と第2
    の材料で構成される第2の層との間にバリア層を設けた
    多層構造を有する半導体装置において、前記バリア層に
    前記第1の材料及び第2の材料を構成する元素以外の元
    素を混入させることを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 上記バリア層に混入させる元素が、前記
    バリア層中の環境不純物及び上記第1の材料及び第2の
    材料を構成する元素と化合物を形成する際の標準生成エ
    ネルギーΔf H°1 が、298℃において、Δf H°1
    ≦−600kJ/molの元素であることを特徴とする
    請求項1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 上記標準生成エネルギーΔf H°1 と、
    上記バリア層と上記第1の層或いは第2の層とで化合物
    を生成する際の標準生成エネルギーΔf H° 2 が、 Δf H°1 ≪Δf H°2 の関係を有することを特徴とする請求項2記載の半導体
    装置。
  4. 【請求項4】 上記第1の層を構成する第1の材料び第
    2の層を構成する第2の材料の少なくとも一方が、Cu
    或いはCuを含む金属であることを特徴とする請求項1
    乃至3のいずれか1項に記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 上記バリア層の少なくとも1層が、T
    i、Ta、または、Wからなる金属、Ti、Ta、また
    は、Wの窒化物、或いは、Ti、Ta、または、Wの窒
    化物にSiを添加したもののいずれかであることを特徴
    とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の半導体装
    置。
  6. 【請求項6】 上記バリア層に混入させる元素が、A
    s、Mo、Fe、或いは、Sの内の少なくとも一つの元
    素を含むことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1
    項に記載の半導体装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の
    半導体装置の製造方法において、上記バリア層に混入さ
    せる元素を、イオン注入法によって混入させることを特
    徴とする半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の
    半導体装置の製造方法において、上記バリア層に混入さ
    せる元素を、スパッタ源となるターゲット、或いは、蒸
    着源に予め混入させておくことを特徴とする半導体装置
    の製造方法。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の
    半導体装置の製造方法において、上記バリア層を堆積さ
    せる工程において、前記バリア層に混入させる元素を、
    スパッタリング法或いは蒸着法によって前記バリア層の
    表面或いはバリア層中に堆積させることを特徴とする半
    導体装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至6のいずれか1項に記載
    の半導体装置の製造方法において、上記バリア層に混入
    させる元素を、前記バリア層を化学気相成長法によって
    成膜する工程において混入させることを特徴とする半導
    体装置の製造方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005510874A (ja) * 2001-11-26 2005-04-21 アドバンスト・マイクロ・ディバイシズ・インコーポレイテッド 銅シード堆積後における注入方法
US6900119B2 (en) * 2001-06-28 2005-05-31 Micron Technology, Inc. Agglomeration control using early transition metal alloys
US7315084B2 (en) 2001-12-25 2008-01-01 Nec Electronics Corporation Copper interconnection and the method for fabricating the same
JP2018050009A (ja) * 2016-09-23 2018-03-29 東芝メモリ株式会社 半導体装置およびその製造方法

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