JPH11329205A - 機器直付け用ヒューズ - Google Patents

機器直付け用ヒューズ

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JPH11329205A
JPH11329205A JP10139697A JP13969798A JPH11329205A JP H11329205 A JPH11329205 A JP H11329205A JP 10139697 A JP10139697 A JP 10139697A JP 13969798 A JP13969798 A JP 13969798A JP H11329205 A JPH11329205 A JP H11329205A
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JP
Japan
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terminal
fuse
conductor plate
resin case
conductive board
Prior art date
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Pending
Application number
JP10139697A
Other languages
English (en)
Inventor
Norio Matsumura
記夫 松村
Tokuji Hikage
篤司 日影
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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Publication of JPH11329205A publication Critical patent/JPH11329205A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機器に螺着された後でも簡単に別端子を可溶
体に接続する。 【解決手段】 可溶体2を中間部に有するL字状の導体
板10と、導体板の一端部に突設され、第一端子を螺着
するスタッドボルト15と、導体板の他端部に形成さ
れ、機器に取り付けられる組付孔16と、導体板に一体
成形されたL字状の樹脂性ケース20とから成る。可溶
体を臨むように樹脂性ケースに窓3を形成し、窓に透明
カバー4を挿着した。樹脂性ケースの他端部にコ字状の
係止枠25を架設すると共に、係止枠に挿入する第二端
子を後方から押圧する係止爪27を突設し、第二端子を
導体板の他端部に仮係止する。係止枠の内面に端子挿入
方向へ一又は複数の突条26を設け、第二端子を導体板
の他端部に押圧する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オルタネータ側か
らの端子とバッテリ側からの端子とを接続する際に使用
する機器直付け用ヒューズに関するものである。
【0002】
【従来の技術】スタータ等の補機に可溶体を直付けする
場合、従来、図9及び図10のようなヒューズ80が利
用されている(特許第2637846号の特許公報)。
このヒューズ80は、ボルトイン型であり、中間部に可
溶体81を有し、可溶体81の両端にタブ状の端子8
2、82をそれぞれ設け、各端子82に組付孔83を形
成し、可溶体81を一対のカバー84,84で覆うもの
である。機器85に立設されたスタッドボルト86にヒ
ューズ80の組付孔83を挿通した後、ナット87で端
子82がスタッドボルト86に螺着される。また、ヒュ
ーズ80を介在させて不図示のワイヤハーネスのハーネ
ス用端子と機器85とを組付けるには、機器85のスタ
ッドボルト86にヒューズ80の端子及びハーネス用端
子をそれぞれ挿通してナット87で螺着する。
【0003】しかしながら、ハーネス用端子を機器85
に組付ける際、ハーネス用端子を一時的に固定部材(図
示せず)で仮係止する必要があり、そのため組付け作業
に手間がかかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した点に
鑑み、固定部材を使用せずにハーネス用端子を確実に仮
係止することができる機器直付け用ヒューズを提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、可溶体を中間部に有するL字状の導体板
と、該導体板の一端部に突設され、第一端子を螺着する
スタッドボルトと、該導体板の他端部に形成され、機器
に取り付けられる組付孔と、該導体板に一体成形された
樹脂性ケースとから成る機器直付け用ヒューズを基本と
する(請求項1)。前記可溶体を臨むように前記樹脂性
ケースに窓を形成し、該窓に透明カバーを挿着した機器
直付け用ヒューズを採用する(請求項2)。前記樹脂性
ケースの他端部にコ字状の係止枠を架設すると共に、該
係止枠に挿入する第二端子を後方から押圧する係止爪を
突設し、該第二端子を前記導体板の他端部に仮係止する
機器直付け用ヒューズを併せて採用する(請求項3)。
前記係止枠の内面に端子挿入方向へ一又は複数の突条を
設け、前記第二端子を前記導体板の他端部に押圧する機
器直付け用ヒューズも有効である(請求項4)。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の具体
例を、図面を参照して説明する。図1〜図8は本発明に
係る機器直付け用ヒューズの一実施例を示すものであ
る。図1において、この機器直付け用ヒューズ(以下、
ヒューズという)1Aは、中間部に可溶体2を有するL
字状の導体板10の一端部にスタッドボルト15を突設
し、他端部に組付孔16を形成し、導体板10と樹脂性
ケース20とを樹脂で一体成形するものである。可溶体
2には、過電流による発熱で溶断する溶断部2aが中間
部に設けられている。
【0007】図2乃至図6に示す如くに、平板11と折
曲板12とをL字状に連成して成る導体板10は、平板
11の中間部に可溶体2を有し、一端部11aの一側面
に設けられた延設板13に上方へ向けてスタッドボルト
15を立設し、平板11の他端部11bに折曲板12の
一端部12aを連成し、折曲板12の他端部12bに組
付孔16を形成している。本実施例では平板11に延設
板13が設けられているが、平板11の一端部11aに
直接スタッドボルト15を突設することも可能である。
【0008】スタッドボルト15には第一端子(板状端
子またはLA端子)30(図7参照)が螺着される。平
板11と延設板13とは同一面上であり、また平板11
と折曲板12とは略直角である。組付孔16には、図8
に示すように、機器50やカバー(図示せず)等に設け
られたスタッドボルト(又は単にボルト)51が挿入さ
れる。このように、第一端子30を螺着するためのスタ
ッドボルト15と、機器50のスタッドボルト51へ挿
入するための組付孔16とを有するから、本発明のヒュ
ーズ1Aは機器50に直付けできるボルトオン型であ
る。
【0009】図1乃至図6の如くに、樹脂性ケース20
は導体板10および延設板13と一体的に樹脂成形され
ている。それにより、導体板10および延設板13の防
水性を確保できると共に、剛性をも向上させることがで
きる。樹脂性ケース20には可溶体2を臨む位置に窓3
が形成されている。窓3には透明カバー4が挿着され、
それにより内部の可溶体2の様子が一目で容易に見られ
る。これにより、可溶体2の状態を簡単に確認できる。
【0010】導体板10の折曲板12に対応する樹脂性
ケース20には、第二端子(バッテリ用端子)35を樹
脂性ケース20に係止するために、コ字状の係止枠25
が架設され、係止枠25の内面に二条の突条26,26
が設けられ、係止枠25に挿入された第二端子35を後
方から押圧する係止爪27が樹脂性ケース20に設けら
れている。二条の突条26,26は第二端子35(図7
参照)の挿入方向(P方向)と平行である(図1参
照)。また、折曲板12の一端12aから他端12bの
一側面は樹脂性ケース20から露出されている。
【0011】樹脂性ケース20に係止爪27を設けるこ
とで、第二端子35を簡単にヒューズ1Aに仮係止する
ことができる。そのため、予めワイヤハーネス側(図示
せず)にヒューズ1Aを組付けておけば、組付けた状態
のままで、例えば機器としてのマグネットクラッチ50
に直接取付けることができる。つまり、組付け作業時に
ヒューズ1A以外の部品を使用しないで済ますことがで
きる。これにより、マグネットクラッチ50への取付け
作業性を従来よりも向上させることができる。従って、
例えば、オルタネータ側回路(図示せず)からの第一端
子30と、バッテリ側回路(図示せず)からの第二端子
35とを、ヒューズ1Aを介して直結することができ
る。
【0012】次に、ヒューズ1Aに第一端子30および
第二端子35を接続する場合を説明する。図1及び図7
に示すように、オルタネータ側回路へ接続される第一端
子30の孔(図示せず)をヒューズ1Aのスタッドボル
ト15に挿入した後、ナット38で第一端子30をスタ
ッドボルト15に螺着する。バッテリ側回路へ接続され
る第二端子35をヒューズ1Aの係止枠25に挿入し、
第二端子35を係止爪27に係合する。これにより、第
二端子35が樹脂ケース20に係止されると共に、導体
板10の折曲板12に電気的に接続される。つまり、中
間部に可溶体2を有する導体板10を介して第一端子3
0と第二端子35とが直結される。
【0013】エンジン(図示せず)を始動させるための
スタータ55(図7又は図8参照)の脇に、エンジン始
動時にバッテリからの電源をスイッチオンさせるための
マグネットクラッチ50が配置されている。基台56に
スタータ55と共に固着されたマグネットクラッチ50
にはスタッドボルト51が突設され、スタッドボルト5
1にヒューズ1Aの組付孔16が挿入され、その後にナ
ット52(図8参照)とスタッドボルト51との螺着に
よりヒューズ1Aがマグネットクラッチ50に固定され
る。
【0014】このように、第一端子30と第二端子35
とを予めヒューズ1Aに組付けることができるため、従
来のように、一々マグネットクラッチ50にヒューズ1
Aとハーネス用端子とを別々に組付ける必要がない。そ
れにより、組付け作業性を従来よりも格段に向上するこ
とができる。
【0015】
【発明の効果】以上の如くに、請求項1によれば、中間
部に可溶体を有する導体板の一端部にはスタッドボルト
が配置され、他端部には組付孔が形成され、かつ導体板
が樹脂性ケースに一体成形されるから、導体板の防水性
および剛性を向上させることができる。また、請求項1
のヒューズはスタッドボルトに第一端子を挿入するボル
トオン型であり、第一端子の接続場所と機器への取付け
場所とが別々であるから、従来のボルトイン型のヒュー
ズと比較し、第一端子を接続した状態でも該ヒューズを
機器に取付けることができる。これにより、該ヒューズ
に第一端子を接続し、かつ機器に取付ける一貫した作業
を従来よりも向上させることができる。
【0016】請求項2によれば、可溶体を臨むことがで
きる窓が樹脂性ケースに形成され、窓に透明ケースが挿
着されるから、可溶体の様子が外見から容易に監視可能
である。
【0017】請求項3によれば、樹脂性ケースの他端部
にコ字状の係止枠が架設されると共に、係止枠に挿入さ
れた第二端子を後方から押圧する係止爪が突設されるか
ら、第二端子が樹脂性ケースの端部に簡単に係止され
る。それにより、第二端子を確実に導体板の他端部に仮
係止することができる。そして、例えば、第二端子がワ
イヤハーネスの端末に設けられている場合には、従来の
ような固定部材を使用せずに簡単に第二端子を一時的に
固定することができる。そのため、第二端子と機器との
組付け作業性が向上される。
【0018】請求項2及び3によれば、第二端子が該ヒ
ューズに仮係止できるため、ワイヤハーネスに該ヒュー
ズを組付けたまま、該ヒューズが機器に取付けられる。
また、例えばオルタネータ側回路からの第一端子と、バ
ッテリ側回路からの第二端子とを導体板を介して電気的
に直結することができる。それにより、他の負荷からの
ノイズを防止することや、該ヒューズの製造コストを削
減することが可能になる。請求項4によれば、係止枠の
内面に端子挿入方向へ一又は複数の突条が設けられてい
るから、係止枠に挿入された第二端子が突条により導体
板へ押圧される。これにより、確実な仮係止ができ、機
器への組付け作業が向上される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る機器直付け用ヒューズの一実施例
を示す全体斜視図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図2のA−A線の断面図である。
【図4】図2の左側面図である。
【図5】図2の右側面図である。
【図6】図2の背面図である。
【図7】第一及び第二端子を螺着した機器直付け用ヒュ
ーズを、マグネットクラッチに固着した状態を示す図で
ある。
【図8】図7の矢視B方向から見た図である。
【図9】従来のヒューズを示す斜視図である。
【図10】図9の分解図である。
【符号の説明】
1A 機器直付け用ヒューズ 2 可溶体 3 窓 4 透明カバー 10 導体板 16 組付孔 20 樹脂性ケース 25 係止枠 26 突条 27 係止爪 30 第一端子 35 第二端子

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可溶体を中間部に有するL字状の導体板
    と、該導体板の一端部に突設され、第一端子を螺着する
    スタッドボルトと、該導体板の他端部に形成され、機器
    に取り付けられる組付孔と、該導体板に一体成形された
    樹脂性ケースとから成ることを特徴とする機器直付け用
    ヒューズ。
  2. 【請求項2】 前記可溶体を臨むように前記樹脂性ケー
    スに窓を形成し、該窓に透明カバーを挿着したことを特
    徴とする請求項1記載の機器直付け用ヒューズ。
  3. 【請求項3】 前記樹脂性ケースの他端部にコ字状の係
    止枠を架設すると共に、該係止枠に挿入する第二端子を
    後方から押圧する係止爪を突設し、該第二端子を前記導
    体板の他端部に仮係止することを特徴とする請求項1又
    は2記載の機器直付け用ヒューズ。
  4. 【請求項4】 前記係止枠の内面に端子挿入方向へ一又
    は複数の突条を設け、前記第二端子を前記導体板の他端
    部に押圧することを特徴とする請求項3記載の機器直付
    け用ヒューズ。
JP10139697A 1998-05-21 1998-05-21 機器直付け用ヒューズ Pending JPH11329205A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014062518A (ja) * 2012-09-24 2014-04-10 Hitachi Automotive Systems Ltd 始動電動機
US9484174B2 (en) 2011-03-10 2016-11-01 Yazaki Corporation Fuse unit

Cited By (3)

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DE112012001173B4 (de) 2011-03-10 2021-10-28 Yazaki Corporation Sicherungsvorrichtung
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Effective date: 20030930