JPH1132297A - ビデオサーバ - Google Patents

ビデオサーバ

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JPH1132297A
JPH1132297A JP9186966A JP18696697A JPH1132297A JP H1132297 A JPH1132297 A JP H1132297A JP 9186966 A JP9186966 A JP 9186966A JP 18696697 A JP18696697 A JP 18696697A JP H1132297 A JPH1132297 A JP H1132297A
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JP
Japan
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low
data
resolution
video server
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Pending
Application number
JP9186966A
Other languages
English (en)
Inventor
Michinori Masuda
通憲 舛田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 時間解像度及び空間解像度の異なる解像度デ
ータの配置を単一の管理機構で実現し、記録再生時のデ
ータ管理手続きを単一解像度データのビデオサーバと同
様の手続きで行うことができるビデオサーバを提供する
こと。 【解決手段】 記録時において、転送制御部がファイル
配置管理部からデータ蓄積部の空き領域情報を得て、高
解像度データを高解像度データ蓄積部に記録すると同時
に、低解像度ファイル配置関連管理部の関連情報に基づ
き、低解像度データ蓄積部の空き領域を得て、低解像度
抽出部により低解像度データを抽出し、抽出された低解
像度データを低解像度データ蓄積部に記録する。一方、
再生時において、低解像度データの再生は、転送制御部
がファイル配置管理部の蓄積領域と低解像度ファイル配
置関連管理部の関連情報から、低解像度データの蓄積領
域を得て、低解像度データを低解像度データ蓄積部から
取り出し、低解像度データ出力部から出力するよう構成
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数利用者の要求
に応じて映像を随時提供するビデオ−オン−デマンドシ
ステムに用いられるビデオサーバに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、複数利用者の要求に応じてビデオ
サーバに蓄積された映像を即座に提供するビデオ−オン
−デマンドシステムが各種開発され、さまざまな分野で
利用され始めている。このビデオ−オン−デマンドシス
テムは、動画像や音声などの時間連続性を有する映像デ
ータを圧縮符号化して蓄積するビデオサーバと、そのビ
デオサーバに通信回線を介して接続され、ビデオサーバ
からのデータを伸張復号化して、動画像や音声の映像デ
ータとして再生する端末装置とを有している。放送局の
番組制作、特にニュース番組制作においては、その制作
された番組の放送が一刻を争うため、同一の収録素材を
複数の編集者が同時に編集する必要がある。従って、こ
のような番組制作においては、前述のビデオサーバを有
するビデオサーバシステムが利用され始めている。
【0003】図8は従来のビデオサーバシステムの構成
を示すブロック図である。なお、図8において、太い矢
印はデータの流れを示し、細い矢印は制御信号の流れを
示す。図8に示すように、従来のビデオサーバ1は、通
信網2を介してVTR(ビデオテープレコーダ)や衛星
回線端末等の収録装置5に接続されており、通信網4を
介して放映制御端末7に接続されている。また、ビデオ
サーバ1は、複数の編集端末6a,6bにそれぞれ通信
網3a,3bを介して接続されている。収録時において
は、収録装置5からの映像データがビデオサーバ1へ通
信網2を介して実時間あるいは実時間以上の速度でデー
タ転送がされる。編集時においては、編集端末6a,6
bがビデオサーバ1に蓄えられた映像データを再生しつ
つ、映像データにおける必要な部分を位置指定すること
により映像データを所望の順序となるように論理的に編
集する。放映時においては、放映制御端末7からの要求
に応じて、ビデオサーバ1に蓄えられた編集済みの映像
データがビデオサーバ1から放映制御端末7へ送出され
る。
【0004】放送局の放映時の映像データにおいては、
高解像度が映像が要求されるため、20Mbps〜60
Mbps程度の低圧縮で、高ビットレートの映像データ
が利用されている。ビデオサーバにおける蓄積媒体とし
ては、磁気ディスクが一般的に用いられているが、磁気
ディスク1個当たりのビットレートは20Mbps〜3
0Mbps程度である。従って、複数利用者に映像デー
タを提供するために、60Mbps程度の高いビットレ
ートとするためには、複数の磁気ディスクを設ける必要
があり、ビデオサーバが高価になるという問題があっ
た。そこで、第9図に示すようなビデオサーバシステム
が考えられている。図9は異なる解像度の映像を再生す
る従来のビデオサーバシステムを示すブロック図であ
る。
【0005】図9に示す従来のビデオサーバシステム
は、収録時と放映時に利用する高解像度の映像が蓄積可
能な素材用ビデオサーバ10と、低解像度の映像が蓄積
可能な編集用ビデオサーバ11とを具備している。編集
用ビデオサーバ11は、同一素材を編集作業に耐えられ
る程度の必要最低の解像度に落とした低解像度、例えば
1.5Mbps〜6Mbps程度のビットレートで蓄積
するよう構成されている。図9に示すように、素材用ビ
デオサーバ10と編集用ビデオサーバ11は、通信網1
2を介して接続されている。素材用ビデオサーバ10が
高解像度の映像データを収録した後、低解像度の映像デ
ータが通信網12を介して編集用ビデオサーバ11に送
出され、収録される。低解像度の映像データは編集端末
6a、6bにおいて編集され、その編集結果は通信網1
3a,13bを介して素材用ビデオサーバ10に送出さ
れる。
【0006】また、企業における展示博覧や販売促進等
の情報提供を目的とするためのビデオ−オン−デマンド
システムにおいて、インタネットや同じ建物の構内の携
帯端末に編集すべき映像データを配信する場合、配信さ
れる映像データは、構内の有線通信網を介して各端末に
提供される高解像度の映像データより低い解像度の映像
データが用いられることがある。なお、映像データの解
像度としては、空間解像度(1フレームにおける画素
数)と時間解像度(単位時間当たりのフレーム数)があ
る。このように企業における情報提供を目的とする場合
にも、放送局におけるニュース番組制作と同様の前記ビ
デオサーバシステムの構成を用いることがあった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のビデオサーバシステムの構成では、素材用ビ
デオサーバ10と編集用ビデオサーバ11の2式のビデ
オサーバが必要になる。その結果、素材用ビデオサーバ
10から編集用ビデオサーバ11への転送のためにそれ
ぞれのビデオサーバに余分な帯域と記憶領域が必要であ
る。例えば、ビデオサーバの規模は放送局の規模により
異なるが、収録1チャネル、放映1チャネルに加え、同
時編集者を5名、高解像度を30Mbps、低解像度を
3Mbpsとすると、単一のビデオサーバを有するビデ
オサーバシステムの構成の場合、総帯域は7チャネル分
で210Mbpsとなる。素材用ビデオサーバ10と編
集用ビデオサーバ11とを有するビデオサーバシステム
の場合、総帯域は90Mbps+45Mbps=135
Mbpsとなる。この総帯域のうち60Mbps分がビ
デオサーバを2つ有するための増加分であり、全体の5
0%弱に達する。さらに、素材用ビデオサーバ10と編
集用ビデオサーバ11とを有するビデオサーバシステム
の場合、映像データが複数箇所に蓄積される構成である
ため、データ管理を行うための処理回数の増加と、複数
の箇所の管理情報を共通に保つための一貫性保持機構の
追加といったデータ管理の複雑化を招くという欠点があ
った。本発明は、こうした従来の問題点を解決するもの
であり、構成が簡単で、データ管理が容易であり、同一
内容の映像を空間解像度と時間解像度の異なる解像度で
再生することができるビデオサーバを提供することを目
的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を解決するため
に、本発明のビデオサーバは、高解像度データを入出力
する高解像度データ入出力手段、前記高解像度データが
一時記憶される一時記憶手段、前記一時記憶手段の高解
像度データから低解像度データを抽出する低解像度デー
タ抽出手段、高解像度データを蓄積する高解像度データ
蓄積手段、低解像度データを蓄積する低解像度データ蓄
積手段、前記高解像度データ蓄積手段の空き領域情報を
有し、高解像度データのファイル配置を管理するファイ
ル配置管理手段、高解像度データのファイル配置と低解
像度データのファイル配置との関連情報を有し、低解像
度データのファイル配置を管理するファイル配置関連管
理手段、前記高解像度データ蓄積手段の空き領域情報に
基づき、前記高解像度データ蓄積手段に高解像度データ
を蓄積して入出力制御するとともに、前記低解像度デー
タ蓄積手段に低解像度データを蓄積して出力制御する転
送制御手段、を具備する。上記のように構成された本発
明のビデオサーバは、構成が簡単で、データ管理が容易
であり、同一内容の映像を空間解像度及び時間解像度の
異なる解像度で再生することができる。
【0009】本発明のビデオサーバは、記録時におい
て、転送制御手段が、高解像度データのファイル配置管
理手段からの空き領域情報に基づき、高解像度データを
データパスを介して高解像度データ蓄積手段に記録する
と同時に、低解像度データのファイル配置関連管理手段
の関連情報に基づき、低解像度データ抽出手段の低空間
解像度抽出部により低空間解像度データを抽出して、そ
の低空間解像度データをデータパスを介して低解像度デ
ータ蓄積手段に記録し、低解像度データの再生時におい
て、転送制御手段がファイル配置管理手段の蓄積領域情
報とファイル配置関連管理手段の関連情報から、低解像
度データ蓄積手段における低解像度データの蓄積領域情
報を得て、低解像度データ蓄積手段からデータパスを介
して低解像度データを出力するよう構成されている。上
記のように構成された本発明のビデオサーバは、異なる
解像度データの配置を単一の管理機構で実現し、単一の
ビデオサーバへの登録や削除と同様の簡単な手続きによ
り実施でき、データ管理が容易である。
【0010】本発明のビデオサーバは、記録時におい
て、転送制御手段が、高解像度データのファイル配置管
理手段からの空き領域情報に基づき、高解像度データを
データパスを介して高解像度データ蓄積手段に記録する
と同時に、低解像度データのファイル配置関連管理手段
の関連情報に基づき、低解像度データ抽出手段の低時間
解像度抽出部により低時間解像度データを抽出して、そ
の低時間解像度データをデータパスを介して低解像度デ
ータ蓄積手段に記録し、低解像度データの再生時におい
て、転送制御手段がファイル配置管理手段の蓄積領域情
報とファイル配置関連管理手段の関連情報から、低解像
度データ蓄積手段における低解像度データの蓄積領域情
報を得て、低解像度データ蓄積手段からデータパスを介
して低解像度データを出力するよう構成されている。上
記のように構成された本発明のビデオサーバは、異なる
解像度データの配置を単一の管理機構で実現し、単一の
ビデオサーバへの登録や削除と同様の簡単な手続きによ
り実施でき、データ管理が容易である。
【0011】本発明のビデオサーバは、同報機能付き蓄
積部通信路によりデータパスと高解像度データ蓄積手段
及び低解像度データ蓄積手段を接続し、記録時におい
て、転送制御手段がファイル配置管理手段から空き領域
情報を得て、低空間解像度抽出部による低空間解像度デ
ータを高解像度データ蓄積手段と低解像度データ蓄積手
段に同報送信すると同時に、前記低空間解像度データ以
外のデータを高解像度データ蓄積手段に送信するよう構
成されている。上記のように構成された本発明のビデオ
サーバは、低解像度データ利用による複数利用者への映
像提供が可能である
【0012】本発明のビデオサーバは、同報機能付き蓄
積部通信路によりデータパスと高解像度データ蓄積手段
及び低解像度データ蓄積手段を接続し、記録時におい
て、転送制御手段がファイル配置管理手段から空き領域
情報を得て、低時間解像度抽出部による低時間解像度デ
ータを高解像度データ蓄積手段と低解像度データ蓄積手
段に同報送信すると同時に、前記低時間解像度データ以
外のデータを高解像度データ蓄積手段に送信するよう構
成されている。上記のように構成された本発明のビデオ
サーバは、低解像度データ利用による複数利用者への映
像提供が可能である
【0013】本発明のビデオサーバは、高解像度データ
を入出力する高解像度データ入出力手段、前記高解像度
データが一時記憶される記憶手段、前記記憶手段の高解
像度データから低解像度データを抽出し、抽出された低
解像度データを前記記憶手段に蓄積する低解像度データ
抽出手段、高解像度データを蓄積する高解像度データ蓄
積手段、前記高解像度データ蓄積手段の空き領域情報を
有し、高解像度データのファイル配置を管理するファイ
ル配置管理手段、高解像度データのファイル配置と低解
像度データのファイル配置との関連情報を有し、低解像
度データのファイル配置を管理するファイル配置関連管
理手段、前記高解像度データ蓄積手段の空き領域情報に
基づき、前記高解像度データ蓄積手段に高解像度データ
を蓄積して入出力制御するとともに、前記記憶手段の低
解像度データを出力制御する転送制御手段、を具備して
いる。上記のように本発明のビデオサーバは、同時利用
者数は少ないが大容量の高解像度データを大容量、狭帯
域、そして安価な記録媒体に蓄積し、同時利用者数は多
いが小容量の低解像度データを半導体メモリに蓄積する
よう構成しているため、良好のコストパフォーマンスを
有している。
【0014】本発明のビデオサーバは、記録時におい
て、転送制御手段が、ファイル配置管理手段から高解像
度データ蓄積手段の空き領域情報を得て、データパスを
介して前記高解像度データ蓄積手段に記録すると同時
に、低解像度データ抽出手段の低空間解像度抽出部によ
る低空間解像度データを半導体メモリにより構成された
記憶手段に蓄積し、低解像度データの再生時において、
転送制御手段が、ファイル配置管理手段の蓄積領域情報
から、前記記憶手段における低解像度データの蓄積領域
を得て、低解像度データを記憶手段からデータパスを介
して出力するよう構成されている。上記のように構成さ
れた本発明のビデオサーバは、異なる解像度データの配
置を単一の管理機構で実現し、単一のビデオサーバへの
登録や削除と同様の簡単な手続きにより実施でき、デー
タ管理が容易である。
【0015】本発明のビデオサーバは、記録時におい
て、転送制御手段が、ファイル配置管理手段から高解像
度データ蓄積手段の空き領域情報を得て、データパスを
介して前記高解像度データ蓄積手段に記録すると同時
に、低解像度データ抽出手段の低時間解像度抽出部によ
る低時間解像度データを半導体メモリにより構成された
記憶手段に蓄積し、低解像度データの再生時において、
転送制御手段が、ファイル配置管理手段の蓄積領域情報
から、前記記憶手段における低解像度データの蓄積領域
を得て、低解像度データを記憶手段からデータパスを介
して出力するよう構成されている。上記のように構成さ
れた本発明のビデオサーバは、異なる解像度データの配
置を単一の管理機構で実現し、単一のビデオサーバへの
登録や削除と同様の簡単な手続きにより実施でき、デー
タ管理が容易である。
【0016】本発明のビデオサーバは、記録時におい
て、転送制御手段がファイル配置管理手段から高解像度
データ蓄積手段の空き領域情報を得て、データパスを介
して全データを記憶手段に蓄積した後、高解像度データ
蓄積手段へ転送し、低解像度データ抽出手段の低空間解
像度抽出部による低空間解像度データのみを前記記憶手
段における有効データとし、前記低空間解像度データ以
外のデータが記憶されていた前記記憶手段の領域を空き
領域とするよう構成されている。上記のように構成され
た本発明のビデオサーバは、安価で、データ管理が簡潔
なビデオサーバとなる。
【0017】本発明のビデオサーバは、記録時におい
て、転送制御手段がファイル配置管理手段から高解像度
データ蓄積手段の空き領域情報を得て、データパスを介
して全データを記憶手段に蓄積した後、高解像度データ
蓄積手段へ転送し、低解像度データ抽出手段の低時間解
像度抽出部による低時間解像度データのみを前記記憶手
段における有効データとし、前記低時間解像度データ以
外のデータが記憶されていた前記記憶手段の領域を空き
領域とするよう構成されている。上記のように構成され
た本発明のビデオサーバは、安価で、データ管理が簡潔
なビデオサーバとなる。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、本発明のビデオサーバの一
実施の形態である第1の実施例について添付の図面を用
いて説明する。 《第1の実施例》図1は第1の実施例のビデオサーバを
有するビデオサーバシステムを示すブロック図である。
図1に示すように、第1の実施例のビデオサーバ100
には収録装置5、放映制御端末7、編集端末6及び操作
端末123が接続されている。また、ビデオサーバ10
0には、収録装置5からの高解像度データが入力され、
高解像度データを放映制御端末7へ出力する高解像度デ
ータ入出力部108が設けられている。収録装置5から
の高解像度データは、一時記憶手段としてのバッファメ
モリ106に一旦記憶される。低解像度データは予め決
められた低解像度データの属性に基づきバッファメモリ
106の高解像度データから抽出される。高解像度デー
タは高解像度データ蓄積部111に蓄積され、低解像度
データは低解像度データ蓄積部119に蓄積されるよう
構成されている。高解像度データ蓄積部111と低解像
度データ蓄積部119におけるファイル配置は、ビデオ
サーバ100に設けられているファイル配置管理部10
1により制御されている。高解像度データ蓄積部111
へのファイル配置の情報であるファイル配置管理データ
は、蓄積部インタフェース102を介してファイル配置
管理データ蓄積部103に蓄積されている。
【0019】図1における、転送制御部104は、デー
タバス105上の各種データ転送を制御している。デー
タバス105にはバッファメモリ106、高解像度デー
タ用制御データ入出力部107、高解像度データ入出力
部108等が接続されている。また、高解像度データ蓄
積部111と低解像度データ蓄積部119は蓄積部イン
ターフェース109と118及び蓄積部通信路110を
介してデータバス105に接続されている。さらに、デ
ータバス105には低解像度データ用制御データ入出力
部116と低解像度データ出力部117が接続されてお
り、ビデオサーバ100に接続された編集端末6に低解
像度データを出力して、この編集端末6において低解像
度データにより編集作業が行えるよう構成されている。
操作端末123に接続された低解像度ファイルパラメタ
設定部112は、空間解像度(1フレームにおける画素
数)や時間解像度(単位時間当たりのフレーム数)とい
った解像度ファイルの属性を決定するものである。低時
間解像度データ抽出部114は高解像度データのファイ
ルから低時間解像度成分を抽出し、低空間解像度データ
抽出部115は高解像度データのファイルから低空間解
像度成分を抽出する。低解像度ファイル配置関連管理部
113は、高解像度データのファイル配置と低解像度デ
ータのファイル配置との関連情報を管理する。即ち、低
解像度ファイル配置関連管理部113は、高解像度デー
タと低解像度データの各ファイル配置の関連を示す情報
を管理している。
【0020】以上のように構成された第1の実施例のビ
デオサーバ100において、記録再生処理に先立ち、利
用者は操作端末123から低解像度ファイルパラメタ設
定部112に対して低解像度データの属性を設定する。
設定された低解像度データの属性は、低解像度ファイル
配置関連管理部113と低解像度データ抽出手段である
低時間解像度データ抽出部114と低空間解像度データ
抽出部115とに伝えられ、それぞれにおける処理パラ
メタとして用いられる。設定可能な属性は、圧縮方式に
より異なるが、非圧縮方式の場合は、任意の空間解像度
と時間解像度を設定し、フレーム間相関を用いない圧縮
方式の場合は、空間周波数成分に相当する空間解像度と
間引き間隔に相当する時間解像度を設定することができ
る。また、MPEGのようにフレーム間相関を用いる圧
縮方式の場合は、空間周波数成分に相当する空間解像度
と、フレーム間相関に用いる単位での間引き間隔に相当
する時間解像度とを設定する。
【0021】次に、第1の実施例のビデオサーバ100
における動作について説明する。以下の動作説明におい
て、説明を簡単にするために、フレーム間相関を用い
ず、2段階の空間周波数成分に分離できる圧縮方式を想
定して説明する。映像データの記録時において、第1の
実施例のビデオサーバ100は次のように動作する。転
送制御部104は、収録装置5の指令に従い、高解像度
データ用制御データ入出力部107からの要求を受け
て、入力データをバッファメモリ106に転送する。入
力データのバッファメモリ106への転送後、転送制御
部104はファイル配置管理部101から高解像度デー
タ蓄積部111の空き領域情報を得る。高解像度データ
蓄積部111の空き領域情報は、蓄積部インタフェース
102を通してファイル配置管理データ蓄積部103に
蓄積される。この高解像度データ蓄積部111の空き領
域情報には、ファイル配置管理部101がアクセスする
よう構成されている。
【0022】転送制御部104は、空き領域情報に従
い、高解像度データをバッファメモリ106からデータ
パス105、蓄積部インタフェース109、蓄積部通信
路110を介して高解像度データ蓄積部111に順次記
録する。この際、記録される新しいファイルに対して高
解像度データの記録毎に記録箇所が記載されたファイル
配置情報が更新される。ファイルに対する記録が完了し
た時点で、転送制御部104はファイル配置情報をファ
イル配置管理部101経由でファイル配置管理データ蓄
積部103に蓄積する。一方、低解像度データは、低時
間解像度データ抽出部114と低空間解像度データ抽出
部115がバッファメモリ106に転送された高解像度
データから予め設定された属性により間引き動作を行
い、所望のデータを抽出することにより得られる。低解
像度ファイル配置関連管理部113は、予め設定された
属性に基づき、高解像度データ蓄積部111の空き領域
情報との関連を示す関連情報により低解像度データ蓄積
部119の空き領域情報を得る。この低解像度データ蓄
積部119の空き領域情報に基づき、転送制御部104
は、予め設定された属性により得られた低解像度データ
をデータパス105、蓄積部インタフェース118及び
蓄積部通信路110を介して低解像度データ蓄積部11
9に記録する。このとき、低解像度データのファイル配
置情報は、低解像度ファイル配置関連管理部113が保
持している既設定の属性を用いることで、高解像度デー
タのファイル配置情報から得られる。
【0023】再生時における第1の実施例のビデオサー
バ100は次のように動作する。高解像度データに対し
ては、放映制御端末7の指令に従い、高解像度データ用
制御データ入出力部107からの要求を受けて、転送制
御部104がファイル配置管理部101から記録時に生
成されたファイル配置情報を得て、高解像度データを高
解像度データ蓄積部111から、蓄積部通信路110、
蓄積部インタフェース109、データパス105を経て
バッファメモリ106に転送する。高解像度データがバ
ッファメモリ106に転送された後、高解像度データは
データパス105を経由して高解像度データ入出力部1
08から出力される。低解像度データに対しては、編集
端末6からの指令に従い、低解像度データ用制御データ
入出力部116は転送制御部104に対して低解像度デ
ータの出力を要求する。低解像度データ用制御データ入
出力部116からの要求を受けた転送制御部104は、
ファイル配置管理部101から得た記録時に生成された
高解像度データのファイル配置情報と低解像度ファイル
配置関連管理部113から得た関連情報とにより、低解
像度データを低解像度データ蓄積部119から取り出
す。取り出された低解像度データは、蓄積部通信路11
0、蓄積部インタフェース118、データパス105を
経てバッファメモリ106に転送される。低解像度デー
タがバッファメモリ106に転送された後、低解像度デ
ータはデータパス105を介して低解像度データ出力部
117から出力される。
【0024】図2は空き領域情報と各ファイル配置情報
を管理するファイル配置管理情報の構造の一例を示す図
である。第1の実施例において低解像度データ蓄積部1
19の記憶領域は、ファイル配置管理情報のデータ量を
軽減するため、固定長ブロックを複数まとめたクラスタ
単位で管理されている。低解像度データ蓄積部119の
記憶領域は、全蓄積部における未使用クラスタを管理す
る空き領域情報200と、各ファイル毎の配置を示すフ
ァイル配置情報210と、低解像度ファイル配置関連情
報220から構成されている。空き領域情報200は、
空きクラスタ数201と未使用クラスタ202,20
3,204の1次元配列で構成されており、配列末尾に
は末尾情報209が記載されている。ファイル配置情報
210は、データ長211とデータが格納されているク
ラスタの場所を先頭から順に1次元配列で示している。
図2に示す例では、先頭から順に5つのクラスタ21
2,213,214,215,216に格納されてい
る。高解像度データのアクセスには前記ファイル配置情
報210をそのまま用いる。低解像度データのアクセス
にはファイル配置情報210を低解像度ファイル配置関
連情報220で演算して得られる低解像度ファイル配置
情報230が用いられる。
【0025】図2において、低解像度ファイル配置情報
230は必要に応じて動的に生成されるのものであり、
図2の低解像度ファイル配置情報230は仮想的なイメ
ージを表しており、実体として存在するものではない。
低解像度ファイル配置情報230は、ファイル配置情報
210と同様に、データ長231とデータが格納されて
いるクラスタの場所とを先頭から順に1次元配列で示し
ている。この例では、先頭から順に2つのクラスタ23
2,233に格納されている。なお、上記第1の実施例
では低解像度ファイル配置情報230を仮想的構造とし
て説明したが、低解像度ファイル配置関連情報220を
ファイル配置情報210と関連づけられた1次元配列と
して構成し、この低解像度ファイル配置関連情報220
を直接的に管理する方法もある。
【0026】図3は本発明の第1の実施例における高解
像度データと低解像度データの配置を示す一例である。
この例では,高解像度データに対する低解像度データの
空間解像度割合RSがRS=1/2、高解像度データに
対する低解像度データの時間解像度割合RTがRT=1
/2としている。上記空間解像度割合RSと時間解像度
割合RTは正の数で表される。空間解像度割合RSと時
間解像度割合RTは、低解像度ファイルパラメタ設定部
112において属性として設定され、低解像度ファイル
配置関連管理部113において低解像度ファイル配置関
連情報220(図2)として管理される。また、ビデオ
サーバ100における記憶領域には多くのデータ帯域が
必要であり、ほとんどの場合、磁気ディスクをストライ
ピングして利用される。図3に示す例では、高解像度デ
ータのストライピング数SHがSH=8であり、8つの
磁気ディスク300、301、302、303、30
4、305、306、307を高解像度データ用の記録
媒体として用いている。また、低解像度データのストラ
イピング数SLはSL=2であり、2つの磁気ディス
ク、308、309が記録媒体として用いられている。
ストライプされた高解像度データの磁気ディスクと低解
像度データの磁気ディスクとをそれぞれ1つのかたまり
として見ると、高解像度データと低解像度データは、そ
れぞれ1次元の配列、310、311、312、31
3、314、315、316、317と、1次元の配
列、320、321と見ることができる。このため、磁
気ディスクのストライピング数は、高解像度データと低
解像度データとの関連を示すファイル配置関連と直接的
に関係がない。
【0027】第1の実施例において、高解像度データの
先頭からi番目のクラスタに相当する低解像度データの
位置は、低解像度データの先頭からj番目のクラスタ中
のオフセットkの位置となる。ここでjは(i−1)を
1/(RS*RT)で割った商であり、kは(i−1)
を1/(RS*RT)で割った剰余を示す。なお、上記
(RS*RT)はRSとRTの各値の乗算を示す。図3
に示す例において、例えば3番目の高解像度クラスタ3
12は、1番目の低解像度クラスタ320のオフセット
3に相当する。以上のように、高解像度データのファイ
ル配置情報とは別に低解像度データのファイル配置情報
を明示的に持つことなく、高解像度データのファイル配
置情報から低解像度ファイル位置が得られる。このた
め、高解像度データのファイル配置情報のみに基づき、
記録時には抽出された低解像度データを該当クラスタに
書き込み、再生時には利用者が指定した高解像度データ
のファイル位置から低解像度データのファイル位置を求
めて読み出しを行う。なお、ファイル配置情報の管理構
造には各種の構造が存在するが、本発明に影響を与える
物ではない。
【0028】以上のように、第1の実施例の構成によっ
て、記録時において、高解像度データ用制御データ入出
力部107からの要求を受けて、転送制御部104がフ
ァイル配置管理部101から高解像度データ蓄積部11
1の空き領域情報を得て、データパス105を介して高
解像度データ蓄積部111に記録する。このとき同時
に、低解像度ファイル配置関連管理部113の関連情報
に基づき、転送制御部104が低解像度データ蓄積部1
19の空き領域情報を得て、低空間解像度抽出部115
により低空間解像度データを抽出して、データパス10
5を経由して低解像度データ蓄積部119に記録する。
低解像度データの再生時においては、低解像度データ用
制御データ入出力部116からの要求を受けて、転送制
御部104がファイル配置管理部101の蓄積領域と低
解像度ファイル配置関連管理部113の関連情報から、
低解像度データ蓄積部119における低解像度データの
蓄積領域を得て、低解像度データ蓄積部119からデー
タパス105を経由して低解像度データ出力部117へ
転送する。
【0029】このため、第1の実施例のビデオサーバ1
00は、前述したように従来のビデオサーバがデータ管
理手続き回数の増加と、一貫性保持機構の追加といった
データ管理の複雑化という欠点を有するのに対し、同一
内容の映像を空間解像度及び時間解像度の異なる解像度
データの配置を単一の管理機構で実現し、データ管理が
容易なビデオサーバである。また、通常、データ管理機
能をビデオサーバの外部にデータベースとして設けるこ
とを想定すると、第1の実施例のビデオサーバはその設
置に伴う既存のデータベースの変更を最小限に止めるこ
とができる。また、第1の実施例のビデオサーバは、従
来のビデオサーバ間における余分なデータ転送、即ち、
従来のビデオサーバがデータ転送領域を必要としたのに
対し、ホスト側の書き込み負荷を増加させることなく、
蓄積媒体への低解像度データの書き込みを追加するだけ
で実現できる。
【0030】さらに、第1の実施例のビデオサーバにお
いては、低解像度用ビデオサーバを用いず、高解像度用
ビデオサーバのみを用いる場合と比べても、放送局のニ
ュース番組制作や情報提供では、低解像度データが高解
像度データの1/10程度であり、低解像度データ相当
の蓄積媒体の追加が主たる追加である。このため、第1
の実施例のビデオサーバにおいては、製造コスト増を最
小限に抑えることができ、低解像度データ利用による複
数利用者への映像提供の効用を勘案すると、多少の価格
増に比してその効果の度合いは大きいものである。加え
て、第1の実施例における低解像度ビデオサーバ機能
は、従来の単一解像度の映像再生を提供するビデオサー
バに対する追加拡張により実現可能である。また、第1
の実施例のビデオサーバは、既存のデータ管理機構の変
更を最小限に止めるので、システムの保守拡張性の点で
優れている。また、第1の実施例のビデオサーバにおい
て、同時利用者数は少ないが大容量の高解像度データを
大容量、狭帯域、安価な磁気ディスクに蓄積し、同時利
用者数が多いが小容量の低解像度データを半導体メモリ
に蓄積するよう構成しているため、半導体メモリと磁気
ディスクの性能対価格比を勘案した場合、良好なコスト
パフォーマンスを得ることができる。
【0031】《第2の実施例》次に、本発明のビデオサ
ーバの一実施の形態である第2の実施例について添付の
図面を用いて説明する。図4は本発明の第2の実施例の
ビデオサーバ300を有するビデオサーバシステム示す
ブロック図である。なお、前述の第1の実施例と同様の
構成、機能を示すものについては同一番号を付して、そ
の説明は省略する。図4に示すように、第2の実施例の
ビデオサーバ300は、前述の第1の実施例のビデオサ
ーバ100における蓄積部インタフェース109,11
8と蓄積部通信路110が同報機能付き蓄積部インタフ
ェース401,402と蓄積部通信路403に変更され
たものである。同報機能付き蓄積部インタフェース40
1,402は同時に複数の端末に同じ情報を送出する機
能を有しており、蓄積部通信路403は同報機能付き蓄
積部インタフェース401,402と高解像度データ蓄
積部111及び低解像度データ蓄積部119とをデータ
伝送できるように接続するものである。図4に示すよう
に、第2の実施例のビデオサーバ300には、収録装置
5、放映制御端末7、編集端末6及び操作端末123が
接続されている。ビデオサーバ300において、高解像
度データ蓄積部111と低解像度データ蓄積部119は
同報機能付き蓄積部インターフェース401と402及
び蓄積部通信路403を介してデータバス105に接続
されている。ファイル配置管理部101は高解像度デー
タ蓄積部111と低解像度データ蓄積部119のファイ
ル配置を制御している。
【0032】次に、第2の実施例のビデオサーバ300
における動作について説明する。記録時における第2の
実施例のビデオサーバ300は次のように動作する。転
送制御部104は、収録装置5の指令に従い、高解像度
データ用制御データ入出力部107からの要求を受け
て、入力データをバッファメモリ106に転送する。入
力データがバッファメモリ106に転送された後、転送
制御部104はファイル配置管理部101から高解像度
データ蓄積部111の空き領域情報を得る。この空き領
域情報はファイル配置管理データ蓄積部103に蓄積さ
れる。空き領域情報に対しては、ファイル配置管理部1
01が蓄積部インタフェース102を通してアクセスす
る。低解像度データは、バッファメモリ106に転送さ
れたデータから、低時間解像度データ抽出部114と低
空間解像度データ抽出部115が既設定の属性により所
望のデータを抽出することで得られる。バッファメモリ
106にある低解像度データは、高解像度データの一部
を構成しているので、低解像度データは、データパス1
05、同報通信により蓄積部とのアクセス可能な同報機
能付き蓄積部インタフェース402と同報通信を可能と
する蓄積部通信路403を経由して低解像度データ蓄積
部119と高解像度データ蓄積部111宛に同報で送信
され、それぞれに蓄積される。一方、低解像度成分を除
く高解像度データは、同報機能付き蓄積部インタフェー
ス401及び蓄積部通信路402を経由して高解像度デ
ータ蓄積部111宛に送信され、高解像度データ蓄積部
111に記録される。
【0033】図5は第2の実施例における高解像度デー
タと低解像度データの構成例を示す図である。図5にお
いて、(a)は低空間解像度の場合を示し、(b)は低
時間解像度の場合を示す。図5の(a)に示す低空間解
像度の映像フレームの場合、時系列方向に連続する映像
フレームの全データが高解像度成分410に相当し、各
映像フレームにおける特定領域が低解像度成分411と
なる。高解像度成分410における低解像度成分411
の物理的な位置や大きさにより、蓄積媒体への転送時に
整合をとる必要がある。低解像度成分411の大きさが
蓄積媒体の記録単位、例えば、磁気ディスクではブロッ
ク長の整数倍であり、かつ、高解像度成分中の位置が、
同ブロック長の整数倍のオフセットで表せる場合が転送
効率がよい。図5の(a)に示す構成例では、低解像度
成分411は高解像度成分410の先頭に配置されてお
り、低解像度成分411を低解像度データ蓄積部119
と高解像度データ蓄積部111へ同報した後、残りのデ
ータを高解像度データ蓄積部111へ転送すればよい。
【0034】図5の(b)に示す低時間解像度の映像フ
レームの場合、時系列方向に連続する映像フレームの全
データが高解像度成分420に相当し、特定の映像フレ
ームが低解像度成分421となる。各映像フレームのデ
ータ長がほぼ同じである場合は、蓄積媒体への転送時に
整合の問題は少ない。図5の(b)に示す構成例では、
低解像度成分421は高解像度成分420の2フレーム
毎に配置されており、低解像度成分421を低解像度デ
ータ蓄積部119と高解像度データ蓄積部111へ同報
した後、残りのデータを高解像度データ蓄積部111へ
転送すればよい。以上のように、第2の実施例における
高解像度データと低解像度データは構成されているた
め、低解像度データと高解像度データの記録時における
負荷を軽減することができる。
【0035】次に、第2の実施例のビデオサーバ300
における再生時の動作について説明する。図4におい
て、高解像度データの再生の場合、高解像度データ用制
御データ入出力部107からの要求を受けて、転送制御
部104はファイル配置管理部101から記録時に生成
されたファイル配置情報を得て、高解像度データ蓄積部
111から高解像度データを読み出す。読み出された高
解像度データは、蓄積部通信路403、同報機能付き蓄
積部インタフェース401、データパス105と経てバ
ッファメモリ106に転送される。高解像度データがバ
ッファメモリ106に転送された後、高解像度データは
データパス105を経由し高解像度データ入出力部10
8から出力される。一方、低解像度データの再生の場
合、低解像度データ用制御データ入出力部116からの
要求を受けて、転送制御部104はファイル配置管理部
101から記録時に生成された高解像度データのファイ
ル配置情報と低解像度ファイル配置関連管理部113か
ら得た関連情報とに基づき、低解像度データ蓄積部11
9から低解像度データを読み取る。読み取られた低解像
度データは、蓄積部通信路402、同報機能付き蓄積部
インタフェース401及びデータパス105を経てバッ
ファメモリ106に転送される。低解像度データがバッ
ファメモリ106に転送された後、低解像度データはデ
ータパス105を経由して低解像度データ出力部117
から出力される。
【0036】以上のように、第2の実施例のビデオサー
バ300は、記録時において、高解像度データ用制御デ
ータ入出力部107からの要求を受けて、転送制御部1
04がファイル配置管理部101から高解像度データ蓄
積部111の空き領域を得て、データパス105を経由
して高解像度データ蓄積部111に記録する。そのとき
同時に、低解像度ファイル配置関連管理部113の関連
情報に基づき、転送制御部104が低解像度データ蓄積
部119の空き領域情報を得て、低時間解像度抽出部1
14により低時間解像度データを抽出し、データパス1
05を経由して低解像度データ蓄積部119に記録す
る。一方、低解像度データの再生時においては、低解像
度データ用制御データ入出力部116からの要求を受け
て、転送制御部104がファイル配置管理部101の蓄
積領域と低解像度ファイル配置関連管理部113の関連
情報から、低解像度データの蓄積領域を得て、低解像度
データ蓄積部119からデータパス105を経由して低
解像度データ出力部117へ転送する。このため、第2
の実施例のビデオサーバ300は、異なる解像度データ
の配置を単一の管理機構で実現し、単一のビデオサーバ
への登録、削除と同様の手続きを提供でき、データ管理
が容易な装置となる。
【0037】《第3の実施例》次に、本発明のビデオサ
ーバの一実施の形態である第3の実施例について添付の
図面を用いて説明する。図6は本発明の第3の実施例の
ビデオサーバ600を有するビデオサーバシステム示す
ブロック図である。なお、前述の第1の実施例と同様の
構成、機能を示すものについては同一番号を付して、そ
の説明は省略する。図6に示すように、第3の実施例の
ビデオサーバ600は、第1の実施例におけるバッファ
メモリ106と異なる構成を有するバッファメモリ50
0を具備しており、第1の実施例における低解像度デー
タ蓄積部119と蓄積部インタフェー118が設けられ
ていない構成である。
【0038】次に、第3の実施例のビデオサーバ600
における動作について説明する。記録時における第3の
実施例のビデオサーバ600は次のように動作する。転
送制御部104は収録装置5の指令に従い、高解像度デ
ータ用制御データ入出力部107からの要求を受け、入
力データをバッファメモリ500に転送する。入力デー
タがバッファメモリ500に転送された後、転送制御部
104はファイル配置管理部101から高解像度データ
蓄積部111の空き領域情報を得る。この空き領域情報
はファイル配置管理データ蓄積部103に蓄積される。
空き領域情報に対しては、ファイル配置管理部101が
蓄積部インタフェース102を通してアクセスする。
【0039】低解像度データは、バッファメモリ500
に転送されたデータから、低時間解像度データ抽出部1
14と低空間解像度データ抽出部115が既設定の属性
により所望のデータを抽出することで得られる。バッフ
ァメモリ500にある高解像度データは、データパス1
05、蓄積部インタフェース109、蓄積部通信路11
0を経由して、高解像度データ蓄積部111に転送さ
れ、記録される。一方、低解像度データは、半導体メモ
リであるバッファメモリ500にそのまま記録されてい
る。第3の実施例においては、バッファメモリ500が
低解像度データ蓄積部としての機能を有している。この
ため、第3の実施例における低解像度データは、前述の
実施例のように、磁気ディスクにより構成される蓄積部
への転送は不要である。バッファメモリ500上の配置
は低解像度ファイル配置関連管理部113に反映されて
おり、高解像度データのファイル配置と低解像度データ
のファイル配置を関連づけている。バッファメモリ50
0は低解像度データの蓄積部としての機能と同時に、高
解像度データ蓄積部への転送時のバッファとしても使用
されている。このため、バッファメモリ500における
高解像度蓄積部と低解像度蓄積部の位置空間を静的に関
連づけてしまうことは、バッファメモリ500の利用効
率を低下させる。そこで、ファイル配置情報の管理単位
毎に、バッファメモリ500上の低解像度データの位置
を関連づけることにより、バッファメモリの利用効率を
向上させることができる。
【0040】図7は第3の実施例におけるバッファメモ
リ500上の高解像度データと低解像度データのファイ
ル配置を示す構造図である。図7の(a)は低空間解像
度の場合を示すデータ構造図であり、図7の(b)は低
時間解像度の場合を示すデータ構造図である。まず、低
空間解像度のデータがバッファメモリ500上に一時格
納される場合について説明する。図7の(a)に示すよ
うに、バッファメモリ500は低解像度データを格納可
能なブロック単位で管理する。高解像度データがバッフ
ァメモリ500へ転送された場合、バッファメモリ50
0は複数のブロックを論理的にまとめてフレーム単位
(図7の(a)において論理的なフレームを符号510
で示す)で格納する。このとき、高解像度データの一部
である低解像度データは1つのブロックに格納され、そ
の低解像度データを含むブロック511がそのまま蓄積
部として利用される。このブロック511のアドレス
は、低解像度データのファイル配置情報の関連情報とし
て、低解像度ファイル配置関連管理部113において管
理されている。高解像度データが高解像度データ蓄積部
111への転送された後、高解像度データが蓄積されて
いたフレーム中のブロックは空き領域512として再利
用される。
【0041】第3の実施例のバッファメモリ500にお
いては、高解像度成分中の低解像度成分の物理的な位置
や大きさにより、バッファメモリ500の領域管理と整
合をとる必要がある。低解像度成分の大きさがバッファ
メモリ500の管理単位であるブロックの整数倍であ
り、かつ、低解像度成分の高解像度成分中の位置がバッ
ファメモリ500のブロック長の整数倍のオフセットで
表せる場合には転送効率がよい。図7においては、低解
像度成分が高解像度成分の先頭に配置されており、か
つ、末尾がブロック境界となっている。
【0042】次に、図7の(b)に示す低時間解像度の
場合について説明する。前述の低空間解像度のデータが
バッファメモリ500上に一時格納される場合と同様
に、バッファメモリ500は低解像度データを格納可能
なブロック単位で管理する。低時間解像度の場合、フレ
ーム間引きであり、ブロックをフレームと一致させるこ
とで、高解像度成分中の低解像度成分の物理的な位置や
大きさとバッファメモリ500上の管理における整合問
題は解決する。なお、図7の(b)において論理的なフ
レームを符号520で示す。バッファメモリ500は複
数のブロックからなるフレーム520を1つの単位とし
て格納する。バッファメモリ500において、高解像度
データにおける特定フレーム部分である低解像度データ
を含むブロック521がそのまま蓄積部として利用され
る。このブロック521のアドレスが低解像度データの
ファイル配置情報の関連情報として、低解像度ファイル
配置関連管理部113において管理されている。高解像
度データが高解像度データ蓄積部111へ転送された
後、低解像度データと重複しない高解像度データが蓄積
されていたフレーム中のブロックは、空き領域522と
して再利用される。以上のように、バッファメモリ50
0を低解像度データの蓄積部として利用することによ
り、低解像度データと高解像度データの記録時における
負荷を軽減することができる。
【0043】次に、第3の実施例のビデオサーバ600
における再生時の動作について説明する。図6におい
て、高解像度データの再生の場合、高解像度データ用制
御データ入出力部107からの要求を受けて、転送制御
部104がファイル配置管理部101から記録時に生成
されたファイル配置情報を得る。転送制御部104は、
ファイル配置情報に基づき、高解像度データ蓄積部11
1から高解像度データを、蓄積部通信路110、蓄積部
インタフェース109及びデータパス105を介してバ
ッファメモリ500に転送する。高解像度データは、バ
ッファメモリ500に転送された後、データパス105
を経由し高解像度データ入出力部108から出力され
る。
【0044】低解像度データの場合、低解像度データ用
制御データ入出力部116からの要求を受けて、転送制
御部104はファイル配置管理部101から記録時に生
成された高解像度データ用ファイル配置情報と低解像度
ファイル配置関連管理部113から関連情報を得る。転
送制御部104は、その関連情報により、バッファメモ
リ500からそのまま、データパス105を介して低解
像度データ入出力部117から低解像度データを出力す
る。以上のように、第3の実施例においては、半導体メ
モリを用いたバッファメモリ500を低解像度データの
蓄積部として利用し、磁気ディスクを高解像度データの
蓄積部として利用している。半導体メモリは、磁気ディ
スクに対して記録容量当たりの価格が高価であるが、ア
クセス帯域が広く、ビット単位でのランダムアクセスが
可能であり、とりわけ、多数利用者の映像編集において
有用である。第3の実施例のように、大容量の高解像度
データを磁気ディスクに蓄積し、小容量の低解像度デー
タを半導体メモリに蓄積するように構成することで経済
性の面で満足できるビデオサーバを得ることができる。
【0045】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、同一内
容の映像を空間解像度及び時間解像度の異なる解像度で
再生することができる、データ管理が容易で簡単な構成
のビデオサーバを得ることができる。また、本発明のビ
デオサーバは、従来の構成がデータ管理手続き回数の増
加と一貫性保持機構の追加といったデータ管理の複雑化
を招くという欠点を有するのに対し、異なる解像度デー
タの配置を単一の管理機構で実現し、単一のビデオサー
バへの登録や削除と同様の簡単な手続きにより実施で
き、データ管理が容易であるという効果を有する。ま
た、データ管理機能をビデオサーバの外部にデータベー
スとして設けている場合、本発明のビデオサーバの設置
に伴う既存のデータベースの仕様変更が最小限に止める
ことができる。
【0046】本発明のビデオサーバにおける低解像度ビ
デオサーバ機能は、従来の単一解像度の映像再生を提供
するビデオサーバへの追加拡張により実現可能である。
また、本発明のビデオサーバをビデオサーバシステムに
組み込む場合には、既存のデータ管理機構の最小限の変
更により対処することができので、システムの保守拡張
性の点でも、本発明のビデオサーバは有用である。さら
に、本発明のビデオサーバにおいて、同時利用者数は少
ないが大容量の高解像度データを大容量、狭帯域、そし
て安価な磁気ディスクに蓄積し、同時利用者数は多いが
小容量の低解像度データを半導体メモリに蓄積するよう
構成しているため、優れたコストパフォーマンスを有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるビデオサーバの
構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施例におけるファイル配置管
理情報の構造を示す構造図である。
【図3】本発明の第1の実施例における高解像度データ
と低解像度データの配置を示す構成図である。
【図4】本発明の第2の実施例におけるビデオサーバの
構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の第2の実施例における高解像度データ
と低解像度データの構成を示す構成図である。
【図6】本発明の第3の実施例におけるビデオサーバの
構成を示すブロック図である。
【図7】本発明の第3の実施例におけるバッファメモリ
上の高解像度データと低解像度データの配置を示す構造
図である。
【図8】従来のビデオサーバシステムの構成を示すブロ
ック図である。
【図9】異なる解像度の映像再生を提供する従来のビデ
オサーバシステムの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
100 ビデオサーバ 101 ファイル配置管理部 104 転送制御部 105 データパス 106 バッファメモリ 107 高解像度データ用制御データ入出力部 108 高解像度データ入出力部 111 高解像度データ蓄積部 113 低解像度ファイル配置関連管理部 114 低時間解像度データ抽出部 115 低空間解像度データ抽出部 116 低解像度データ用制御データ入出力部 117 低解像度データ入出力部 119 低解像度データ蓄積部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高解像度データを入出力する高解像度デ
    ータ入出力手段、 前記高解像度データが一時記憶される一時記憶手段、 前記一時記憶手段の高解像度データから低解像度データ
    を抽出する低解像度データ抽出手段、 高解像度データを蓄積する高解像度データ蓄積手段、 低解像度データを蓄積する低解像度データ蓄積手段、 前記高解像度データ蓄積手段の空き領域情報を有し、高
    解像度データのファイル配置を管理するファイル配置管
    理手段、 高解像度データのファイル配置と低解像度データのファ
    イル配置との関連情報を有し、低解像度データのファイ
    ル配置を管理するファイル配置関連管理手段、前記高解
    像度データ蓄積手段の空き領域情報に基づき、前記高解
    像度データ蓄積手段に高解像度データを蓄積して入出力
    制御するとともに、前記低解像度データ蓄積手段に低解
    像度データを蓄積して出力制御する転送制御手段、を具
    備することを特徴とするビデオサーバ。
  2. 【請求項2】 記録時において、転送制御手段が、高解
    像度データのファイル配置管理手段からの空き領域情報
    に基づき、高解像度データをデータパスを介して高解像
    度データ蓄積手段に記録すると同時に、低解像度データ
    のファイル配置関連管理手段の関連情報に基づき、低解
    像度データ抽出手段の低空間解像度抽出部により低空間
    解像度データを抽出して、その低空間解像度データをデ
    ータパスを介して低解像度データ蓄積手段に記録し、 低解像度データの再生時において、転送制御手段がファ
    イル配置管理手段の蓄積領域情報とファイル配置関連管
    理手段の関連情報から、低解像度データ蓄積手段におけ
    る低解像度データの蓄積領域情報を得て、低解像度デー
    タ蓄積手段からデータパスを介して低解像度データを出
    力するよう構成された請求項1記載のビデオサーバ。
  3. 【請求項3】 記録時において、転送制御手段が、高解
    像度データのファイル配置管理手段からの空き領域情報
    に基づき、高解像度データをデータパスを介して高解像
    度データ蓄積手段に記録すると同時に、低解像度データ
    のファイル配置関連管理手段の関連情報に基づき、低解
    像度データ抽出手段の低時間解像度抽出部により低時間
    解像度データを抽出して、その低時間解像度データをデ
    ータパスを介して低解像度データ蓄積手段に記録し、 低解像度データの再生時において、転送制御手段がファ
    イル配置管理手段の蓄積領域情報とファイル配置関連管
    理手段の関連情報から、低解像度データ蓄積手段におけ
    る低解像度データの蓄積領域情報を得て、低解像度デー
    タ蓄積手段からデータパスを介して低解像度データを出
    力するよう構成された請求項1記載のビデオサーバ。
  4. 【請求項4】 同報機能付き蓄積部通信路によりデータ
    パスと高解像度データ蓄積手段及び低解像度データ蓄積
    手段を接続し、 記録時において、転送制御手段がファイル配置管理手段
    から空き領域情報を得て、低空間解像度抽出部による低
    空間解像度データを高解像度データ蓄積手段と低解像度
    データ蓄積手段に同報送信すると同時に、前記低空間解
    像度データ以外のデータを高解像度データ蓄積手段に送
    信するよう構成された請求項2記載のビデオサーバ。
  5. 【請求項5】 同報機能付き蓄積部通信路によりデータ
    パスと高解像度データ蓄積手段及び低解像度データ蓄積
    手段を接続し、 記録時において、転送制御手段がファイル配置管理手段
    から空き領域情報を得て、低時間解像度抽出部による低
    時間解像度データを高解像度データ蓄積手段と低解像度
    データ蓄積手段に同報送信すると同時に、前記低時間解
    像度データ以外のデータを高解像度データ蓄積手段に送
    信するよう構成された請求項3記載のビデオサーバ。
  6. 【請求項6】 高解像度データを入出力する高解像度デ
    ータ入出力手段、前記高解像度データが一時記憶される
    記憶手段、 前記記憶手段の高解像度データから低解像度データを抽
    出し、抽出された低解像度データを前記記憶手段に蓄積
    する低解像度データ抽出手段、 高解像度データを蓄積する高解像度データ蓄積手段、 前記高解像度データ蓄積手段の空き領域情報を有し、高
    解像度データのファイル配置を管理するファイル配置管
    理手段、 高解像度データのファイル配置と低解像度データのファ
    イル配置との関連情報を有し、低解像度データのファイ
    ル配置を管理するファイル配置関連管理手段、 前記高解像度データ蓄積手段の空き領域情報に基づき、
    前記高解像度データ蓄積手段に高解像度データを蓄積し
    て入出力制御するとともに、前記記憶手段の低解像度デ
    ータを出力制御する転送制御手段、を具備することを特
    徴とするビデオサーバ。
  7. 【請求項7】 記録時において、転送制御手段が、ファ
    イル配置管理手段から高解像度データ蓄積手段の空き領
    域情報を得て、データパスを介して前記高解像度データ
    蓄積手段に記録すると同時に、低解像度データ抽出手段
    の低空間解像度抽出部による低空間解像度データを半導
    体メモリにより構成された記憶手段に蓄積し、 低解像度データの再生時において、転送制御手段が、フ
    ァイル配置管理手段の蓄積領域情報から、前記記憶手段
    における低解像度データの蓄積領域を得て、低解像度デ
    ータを記憶手段からデータパスを介して出力するよう構
    成された請求項6記載のビデオサーバ。
  8. 【請求項8】 記録時において、転送制御手段が、ファ
    イル配置管理手段から高解像度データ蓄積手段の空き領
    域情報を得て、データパスを介して前記高解像度データ
    蓄積手段に記録すると同時に、低解像度データ抽出手段
    の低時間解像度抽出部による低時間解像度データを半導
    体メモリにより構成された記憶手段に蓄積し、 低解像度データの再生時において、転送制御手段が、フ
    ァイル配置管理手段の蓄積領域情報から、前記記憶手段
    における低解像度データの蓄積領域を得て、低解像度デ
    ータを記憶手段からデータパスを介して出力するよう構
    成された請求項6記載のビデオサーバ。
  9. 【請求項9】 記録時において、転送制御手段がファイ
    ル配置管理手段から高解像度データ蓄積手段の空き領域
    情報を得て、データパスを介して全データを記憶手段に
    蓄積した後、高解像度データ蓄積手段へ転送し、低解像
    度データ抽出手段の低空間解像度抽出部による低空間解
    像度データのみを前記記憶手段における有効データと
    し、前記低空間解像度データ以外のデータが記憶されて
    いた前記記憶手段の領域を空き領域とする請求項6記載
    のビデオサーバ。
  10. 【請求項10】 記録時において、転送制御手段がファ
    イル配置管理手段から高解像度データ蓄積手段の空き領
    域情報を得て、データパスを介して全データを記憶手段
    に蓄積した後、高解像度データ蓄積手段へ転送し、低解
    像度データ抽出手段の低時間解像度抽出部による低時間
    解像度データのみを前記記憶手段における有効データと
    し、前記低時間解像度データ以外のデータが記憶されて
    いた前記記憶手段の領域を空き領域とする請求項6記載
    のビデオサーバ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6856759B1 (en) 1999-09-02 2005-02-15 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Recording apparatus and coding apparatus

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