JPH11322167A - 粘着テープ切断機構 - Google Patents
粘着テープ切断機構Info
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- JPH11322167A JPH11322167A JP14659698A JP14659698A JPH11322167A JP H11322167 A JPH11322167 A JP H11322167A JP 14659698 A JP14659698 A JP 14659698A JP 14659698 A JP14659698 A JP 14659698A JP H11322167 A JPH11322167 A JP H11322167A
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- Japan
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- blade
- adhesive tape
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- cutting
- receiving blade
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Abstract
(57)【要約】
【目的】常温にて、粘着性のある接着剤が片面に塗布さ
れたテープを切断する。 【構成】鋭角な刃先を有する刃物１と、刃物１の刃先が
密着する面を有する受刃２と、その刃物１と受刃２を密
着動作させるカム３から構成される粘着テ−プ切断機
構。
れたテープを切断する。 【構成】鋭角な刃先を有する刃物１と、刃物１の刃先が
密着する面を有する受刃２と、その刃物１と受刃２を密
着動作させるカム３から構成される粘着テ−プ切断機
構。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】接着剤が片面に塗布されたテープ
には、帯状のラベルや包装用テープやフィルム等があ
り、本発明はそのテープを切断する為の切断機構に関す
るものである。
には、帯状のラベルや包装用テープやフィルム等があ
り、本発明はそのテープを切断する為の切断機構に関す
るものである。
【０００２】
【従来の技術】従来は、粘着剤の塗布されたテープ（以
下粘着テ−プと称す）の切断機構は、粘着テープを引っ
張った状態にし先端が鋸刃形状の鋸刃式ナイフを当てて
切断していた。又、円盤状の回転刃と平刃で、平刃の上
に置かれた粘着テ−プを、回転刃の刃先が平刃のエッジ
を擦るように回転しながら移動し粘着テ−プを切断して
いた。
下粘着テ−プと称す）の切断機構は、粘着テープを引っ
張った状態にし先端が鋸刃形状の鋸刃式ナイフを当てて
切断していた。又、円盤状の回転刃と平刃で、平刃の上
に置かれた粘着テ−プを、回転刃の刃先が平刃のエッジ
を擦るように回転しながら移動し粘着テ−プを切断して
いた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】その為、次のような欠
点があった。鋸刃式の場合はテープの切り口が直線で奇
麗な切り口は得られなかった。又、回転刃の場合には、
回転刃の刃先が切断した粘着テ−プの切断面を擦る為
に、粘着剤が刃先に付着し蓄積されるという問題を発生
させていた。その為刃先や切断機構部に粘着剤が付着せ
ずに直線の奇麗な切り口が得られる切断機構が求められ
ていた。
点があった。鋸刃式の場合はテープの切り口が直線で奇
麗な切り口は得られなかった。又、回転刃の場合には、
回転刃の刃先が切断した粘着テ−プの切断面を擦る為
に、粘着剤が刃先に付着し蓄積されるという問題を発生
させていた。その為刃先や切断機構部に粘着剤が付着せ
ずに直線の奇麗な切り口が得られる切断機構が求められ
ていた。
【０００４】
【課題を解決する為の手段】第１の手段として、刃物の
刃先と密着する面を有する固定された受刃と、粘着テー
プ５の幅以上の刃幅で鋭角な刃先を有する刃物と、その
刃物を取り付けて保持し、刃物を受刃の方向に移動可能
とする慴動機構と、刃物を移動動作させるカム機構で構
成する。第２の手段として、刃物の刃先と密着する面を
有する受刃と、その受刃を取り付けて保持し、受刃を刃
物の方向に移動可能とする慴動機構と、粘着テープ５の
幅以上の刃幅で鋭角な刃先を有し固定された刃物と、受
刃を移動動作させるカム機構で構成する。第３の手段と
して、刃物の刃先と密着する面を有する受刃と、その受
刃を取り付けて保持し、受刃を刃物の方向に移動可能と
する慴動機構と、粘着テープの幅以上の刃幅で鋭角な刃
先を有する刃物と、その刃物を取り付けて保持し、刃物
を受刃の方向に移動可能とする慴動機構と、刃物を移動
動作させるカム機構と、受刃を移動動作させるカム機構
で構成する。第４の手段として、刃物の刃先と密着する
面を有する固定された受刃と、鋭角な刃先を有する刃物
と、その刃物を取り付けて保持し、刃物を受刃の方向に
移動可能とする慴動機構と、刃物を移動動作させるクラ
ンク機構で構成する。第５の手段として、刃物の刃先と
密着する面を有する受刃と、その受刃を取り付けて保持
し、受刃を刃物の方向に移動可能とする慴動機構と、鋭
角な刃先を有し固定された刃物と、受刃を移動動作させ
るクランク機構で構成する。第６の手段として、刃物の
刃先と密着する面を有する受刃と、その受刃を取り付け
て保持し、受刃を刃物の方向に移動可能とする慴動機構
と、粘着テープの幅以上の刃幅で鋭角な刃先を有する刃
物と、その刃物を取り付けて保持し、刃物を受刃の方向
に移動可能とする慴動機構と、刃物を移動動作させるク
ランク機構と、受刃を移動動作させるクランク機構で構
成する。第７の手段として、刃物の刃先と密着する面を
有する固定された受刃と、粘着テープの幅以上の刃幅で
鋭角な刃先を有する刃物と、その刃物を取り付けて保持
し、刃物を受刃の方向に移動可能とする慴動機構と、刃
物を移動動作させる偏心輪機構で構成する。第８の手段
として、刃物の刃先と密着する面を有する受刃と、その
受刃を取り付て保持し、受刃を刃物の方向に移動可能と
する慴動機構と、粘着テープの幅以上の刃幅で鋭角な刃
先を有し固定された刃物と、受刃を移動動作させる偏心
輪機構で構成する。第９の手段として、刃物の刃先と密
着する面を有する受刃と、その受刃を取り付けて保持
し、受刃を刃物の方向に移動可能とする慴動機構と、粘
着テープの幅以上の刃幅で鋭角な刃先を有する刃物と、
その刃物を取り付けて保持し、刃物を受刃の方向に移動
可能とする慴動機構と、刃物を移動動作させる偏心輪機
構と、受刃を移動動作させる偏心輪機構で構成する。
刃先と密着する面を有する固定された受刃と、粘着テー
プ５の幅以上の刃幅で鋭角な刃先を有する刃物と、その
刃物を取り付けて保持し、刃物を受刃の方向に移動可能
とする慴動機構と、刃物を移動動作させるカム機構で構
成する。第２の手段として、刃物の刃先と密着する面を
有する受刃と、その受刃を取り付けて保持し、受刃を刃
物の方向に移動可能とする慴動機構と、粘着テープ５の
幅以上の刃幅で鋭角な刃先を有し固定された刃物と、受
刃を移動動作させるカム機構で構成する。第３の手段と
して、刃物の刃先と密着する面を有する受刃と、その受
刃を取り付けて保持し、受刃を刃物の方向に移動可能と
する慴動機構と、粘着テープの幅以上の刃幅で鋭角な刃
先を有する刃物と、その刃物を取り付けて保持し、刃物
を受刃の方向に移動可能とする慴動機構と、刃物を移動
動作させるカム機構と、受刃を移動動作させるカム機構
で構成する。第４の手段として、刃物の刃先と密着する
面を有する固定された受刃と、鋭角な刃先を有する刃物
と、その刃物を取り付けて保持し、刃物を受刃の方向に
移動可能とする慴動機構と、刃物を移動動作させるクラ
ンク機構で構成する。第５の手段として、刃物の刃先と
密着する面を有する受刃と、その受刃を取り付けて保持
し、受刃を刃物の方向に移動可能とする慴動機構と、鋭
角な刃先を有し固定された刃物と、受刃を移動動作させ
るクランク機構で構成する。第６の手段として、刃物の
刃先と密着する面を有する受刃と、その受刃を取り付け
て保持し、受刃を刃物の方向に移動可能とする慴動機構
と、粘着テープの幅以上の刃幅で鋭角な刃先を有する刃
物と、その刃物を取り付けて保持し、刃物を受刃の方向
に移動可能とする慴動機構と、刃物を移動動作させるク
ランク機構と、受刃を移動動作させるクランク機構で構
成する。第７の手段として、刃物の刃先と密着する面を
有する固定された受刃と、粘着テープの幅以上の刃幅で
鋭角な刃先を有する刃物と、その刃物を取り付けて保持
し、刃物を受刃の方向に移動可能とする慴動機構と、刃
物を移動動作させる偏心輪機構で構成する。第８の手段
として、刃物の刃先と密着する面を有する受刃と、その
受刃を取り付て保持し、受刃を刃物の方向に移動可能と
する慴動機構と、粘着テープの幅以上の刃幅で鋭角な刃
先を有し固定された刃物と、受刃を移動動作させる偏心
輪機構で構成する。第９の手段として、刃物の刃先と密
着する面を有する受刃と、その受刃を取り付けて保持
し、受刃を刃物の方向に移動可能とする慴動機構と、粘
着テープの幅以上の刃幅で鋭角な刃先を有する刃物と、
その刃物を取り付けて保持し、刃物を受刃の方向に移動
可能とする慴動機構と、刃物を移動動作させる偏心輪機
構と、受刃を移動動作させる偏心輪機構で構成する。
【０００５】
【作用】本発明の切断機構は、粘着テープの幅以上の刃
幅で鋭角な刃先を有する刃物と、刃物の刃先と密着する
面を有する受刃をカム機構、又はクランク機構、又は偏
心輪機構により動作させ、刃物と受刃で粘着テープを挟
み密着し加圧して切断する。第１、第２、第４、第５、
第７、第８の手段の機構は刃物又は受刃のどちらかを固
定し、他方を慴動機構に取り付けカム機構、又はクラン
ク機構、又は偏心輪機構により動作させ、刃物と受刃で
粘着テープを挟み密着し加圧して切断する。第３、第
６、第９の手段の機構は、刃物と受刃の両方をそれぞれ
の慴動機構に取り付け、それぞれのカム機構、又はクラ
ンク機構、又は偏心輪機構により動作させ、刃物と受刃
で粘着テープを挟み密着し加圧して切断する。
幅で鋭角な刃先を有する刃物と、刃物の刃先と密着する
面を有する受刃をカム機構、又はクランク機構、又は偏
心輪機構により動作させ、刃物と受刃で粘着テープを挟
み密着し加圧して切断する。第１、第２、第４、第５、
第７、第８の手段の機構は刃物又は受刃のどちらかを固
定し、他方を慴動機構に取り付けカム機構、又はクラン
ク機構、又は偏心輪機構により動作させ、刃物と受刃で
粘着テープを挟み密着し加圧して切断する。第３、第
６、第９の手段の機構は、刃物と受刃の両方をそれぞれ
の慴動機構に取り付け、それぞれのカム機構、又はクラ
ンク機構、又は偏心輪機構により動作させ、刃物と受刃
で粘着テープを挟み密着し加圧して切断する。
【０００６】
【実施例】本発明の実施例を図に基づいて説明する。図
１は第１の手段の一つの実施例の側面図を示し図１０は
その平面図を示す。この機構は、先端が刃物１の刃先と
密着する面を有し、刃物１の刃先と密着する以外の部分
を極力少なくした固定された受刃２と、粘着テープ５の
幅以上の刃幅で鋭角な刃先を有する刃物１と、その刃物
１を取り付けて保持し、受刃２の方向に刃物１を移動可
能にする慴動機構４と、刃物１を移動動作させるカム３
から構成される。粘着テープ５の切断はカム３が回転す
ることにより刃物１が前進し、粘着テープ５を受刃２に
押し付け、更に刃物１が前進することにより粘着テープ
５は刃物１の刃先で加圧され、刃物１と受刃２が密着す
ることにより粘着テープ５は切断される。
１は第１の手段の一つの実施例の側面図を示し図１０は
その平面図を示す。この機構は、先端が刃物１の刃先と
密着する面を有し、刃物１の刃先と密着する以外の部分
を極力少なくした固定された受刃２と、粘着テープ５の
幅以上の刃幅で鋭角な刃先を有する刃物１と、その刃物
１を取り付けて保持し、受刃２の方向に刃物１を移動可
能にする慴動機構４と、刃物１を移動動作させるカム３
から構成される。粘着テープ５の切断はカム３が回転す
ることにより刃物１が前進し、粘着テープ５を受刃２に
押し付け、更に刃物１が前進することにより粘着テープ
５は刃物１の刃先で加圧され、刃物１と受刃２が密着す
ることにより粘着テープ５は切断される。
【０００７】図２は第２の手段の一つの実施例を示す。
この機構は、粘着テープ５の幅以上の刃幅で鋭角な刃先
を有する固定された刃物１と、刃物１の刃先と密着する
面を有し、刃物１の刃先と密着する以外の部分を極力少
なくした受刃２と、その受刃２を取り付けて保持し、刃
物１の方向に刃物１を移動可能にする慴動機構４と、そ
の受刃２を移動動作させるカム３から構成される。粘着
テープ５の切断はカム３が回転することにより受刃２が
前進し、粘着テープ５を刃物１に押し付け、更に受刃２
が前進することにより粘着テープ５は受刃２で加圧され
刃物１と受刃２が密着することにより粘着テープ５は切
断される。
この機構は、粘着テープ５の幅以上の刃幅で鋭角な刃先
を有する固定された刃物１と、刃物１の刃先と密着する
面を有し、刃物１の刃先と密着する以外の部分を極力少
なくした受刃２と、その受刃２を取り付けて保持し、刃
物１の方向に刃物１を移動可能にする慴動機構４と、そ
の受刃２を移動動作させるカム３から構成される。粘着
テープ５の切断はカム３が回転することにより受刃２が
前進し、粘着テープ５を刃物１に押し付け、更に受刃２
が前進することにより粘着テープ５は受刃２で加圧され
刃物１と受刃２が密着することにより粘着テープ５は切
断される。
【０００８】図３は第３の手段の一つの実施例を示す。
この機構は、先端が刃物１の刃先と密着する面を有し、
刃物１の刃先と密着する以外の部分を極力少なくした受
刃２と、その受刃２を取り付けて保持し、受刃２を刃物
１の方向に移動可能とする慴動機構４１と、粘着テープ
５の幅以上の刃幅で鋭角な刃先を有する刃物１と、その
刃物１を取り付けて保持し、刃物１を受刃２の方向に移
動可能とする慴動機構４と、刃物１を移動動作させるカ
ム機構３と、受刃２を移動動作させるカム機構３１から
構成される。粘着テープ５の切断はカム３と３１が回転
することにより刃物１と受刃２が前進し、粘着テープ５
を刃物１と受刃２で挟み加圧し、刃物１と受刃２が密着
することにより粘着テープ５は切断される。
この機構は、先端が刃物１の刃先と密着する面を有し、
刃物１の刃先と密着する以外の部分を極力少なくした受
刃２と、その受刃２を取り付けて保持し、受刃２を刃物
１の方向に移動可能とする慴動機構４１と、粘着テープ
５の幅以上の刃幅で鋭角な刃先を有する刃物１と、その
刃物１を取り付けて保持し、刃物１を受刃２の方向に移
動可能とする慴動機構４と、刃物１を移動動作させるカ
ム機構３と、受刃２を移動動作させるカム機構３１から
構成される。粘着テープ５の切断はカム３と３１が回転
することにより刃物１と受刃２が前進し、粘着テープ５
を刃物１と受刃２で挟み加圧し、刃物１と受刃２が密着
することにより粘着テープ５は切断される。
【０００９】図４は第４の手段の一つの実施例を示す。
この機構は、先端が刃物１の刃先と密着する面を有し、
刃物１の刃先と密着する以外の部分を極力少なくした固
定された受刃２と、粘着テープ５の幅以上の刃幅で鋭角
な刃先を有する刃物１と、その刃物１を取り付けて保持
し、受刃２の方向に刃物１を移動可能にする慴動機構４
と、刃物１を移動動作させるクランク機構６から構成さ
れる。粘着テープ５の切断はクランク機構６が動作する
ことにより刃物１が前進し、粘着テープ５を受刃２に押
し付け、更に刃物１が前進することにより粘着テープ５
は刃物１の刃先で加圧され、刃物１と受刃２が密着する
ことにより粘着テープ５は切断される。
この機構は、先端が刃物１の刃先と密着する面を有し、
刃物１の刃先と密着する以外の部分を極力少なくした固
定された受刃２と、粘着テープ５の幅以上の刃幅で鋭角
な刃先を有する刃物１と、その刃物１を取り付けて保持
し、受刃２の方向に刃物１を移動可能にする慴動機構４
と、刃物１を移動動作させるクランク機構６から構成さ
れる。粘着テープ５の切断はクランク機構６が動作する
ことにより刃物１が前進し、粘着テープ５を受刃２に押
し付け、更に刃物１が前進することにより粘着テープ５
は刃物１の刃先で加圧され、刃物１と受刃２が密着する
ことにより粘着テープ５は切断される。
【００１０】図５は第５の手段の一つの実施例を示す。
この機構は、粘着テープ５の幅以上の刃幅で鋭角な刃先
を有する固定された刃物１と、先端が刃物１の刃先と密
着する面を有し、刃物１の刃先と密着する以外の部分を
極力少なくした固定された受刃２と、その受刃２を取り
付けて保持し、刃物１の方向に刃物１を移動可能にする
慴動機構４と、その受刃２を移動動作させるクランク機
構６から構成される。粘着テープ５の切断はクランク機
構６が動作することにより受刃２が前進し、粘着テープ
５を刃物１に押し付け、更に受刃２が前進することによ
り粘着テープ５は受刃２で加圧され刃物１と受刃２が密
着することにより粘着テープ５は切断される。
この機構は、粘着テープ５の幅以上の刃幅で鋭角な刃先
を有する固定された刃物１と、先端が刃物１の刃先と密
着する面を有し、刃物１の刃先と密着する以外の部分を
極力少なくした固定された受刃２と、その受刃２を取り
付けて保持し、刃物１の方向に刃物１を移動可能にする
慴動機構４と、その受刃２を移動動作させるクランク機
構６から構成される。粘着テープ５の切断はクランク機
構６が動作することにより受刃２が前進し、粘着テープ
５を刃物１に押し付け、更に受刃２が前進することによ
り粘着テープ５は受刃２で加圧され刃物１と受刃２が密
着することにより粘着テープ５は切断される。
【００１１】図６は第６の手段の一つの実施例を示す。
この機構は、先端に刃物１の刃先と密着する面を有する
受刃２と、その受刃２を取り付けて保持し、受刃２を刃
物１の方向に移動可能とする慴動機構４１と、粘着テー
プ５の幅以上の刃幅で鋭角な刃先を有する刃物１と、そ
の刃物１を取り付けて保持し、刃物１を受刃２の方向に
移動可能とする慴動機構４と、刃物１を移動動作させる
クランク機構６と、受刃２を移動動作させるクランク機
構６１から構成される。粘着テープ５の切断はクランク
機構６０と６１が動作することにより刃物１と受刃２が
前進し、粘着テープ５を刃物１と受刃２で挟み加圧加圧
し、刃物１と受刃２が密着することにより粘着テープ５
は切断される。
この機構は、先端に刃物１の刃先と密着する面を有する
受刃２と、その受刃２を取り付けて保持し、受刃２を刃
物１の方向に移動可能とする慴動機構４１と、粘着テー
プ５の幅以上の刃幅で鋭角な刃先を有する刃物１と、そ
の刃物１を取り付けて保持し、刃物１を受刃２の方向に
移動可能とする慴動機構４と、刃物１を移動動作させる
クランク機構６と、受刃２を移動動作させるクランク機
構６１から構成される。粘着テープ５の切断はクランク
機構６０と６１が動作することにより刃物１と受刃２が
前進し、粘着テープ５を刃物１と受刃２で挟み加圧加圧
し、刃物１と受刃２が密着することにより粘着テープ５
は切断される。
【００１２】図７は第７の手段の一つの実施例を示す。
この機構は、先端が刃物１の刃先と密着し、刃物１の刃
先と密着する以外の部分を極力少なくした固定された受
刃２と、粘着テープ５の幅以上の刃幅で鋭角な刃先を有
する刃物１と、その刃物１を取り付けて保持し、受刃２
の方向に刃物１を移動可能にする慴動機構４と、刃物１
を移動動作させる偏心輪機構７から構成される。粘着テ
ープ５の切断は偏心輪機構７が動作することにより刃物
１が前進し、粘着テープ５を受刃２に押し付け、更に刃
物１が前進することにより粘着テープ５は刃物１の刃先
で加圧され、刃物１と受刃２が密着することにより粘着
テープ５は切断される。
この機構は、先端が刃物１の刃先と密着し、刃物１の刃
先と密着する以外の部分を極力少なくした固定された受
刃２と、粘着テープ５の幅以上の刃幅で鋭角な刃先を有
する刃物１と、その刃物１を取り付けて保持し、受刃２
の方向に刃物１を移動可能にする慴動機構４と、刃物１
を移動動作させる偏心輪機構７から構成される。粘着テ
ープ５の切断は偏心輪機構７が動作することにより刃物
１が前進し、粘着テープ５を受刃２に押し付け、更に刃
物１が前進することにより粘着テープ５は刃物１の刃先
で加圧され、刃物１と受刃２が密着することにより粘着
テープ５は切断される。
【００１３】図８は第８の手段の一つの実施例を示す。
この機構は、粘着テープ５の幅以上の刃幅で鋭角な刃先
を有する固定された刃物１と、先端が刃物１の刃先と密
着し、刃物１の刃先と密着する以外の部分を極力少なく
した固定された受刃２と、その受刃２を取り付けて保持
し刃物１の方向に刃物１を移動可能にする慴動機構４
と、その受刃２を移動動作させる偏心輪機構７から構成
される。粘着テープ５の切断は偏心輪機構７が動作する
ことにより受刃２が前進し、粘着テープ５を刃物１に押
し付け、更に受刃２が前進することにより粘着テープ５
は受刃２で加圧され刃物１と受刃２が密着することによ
り粘着テープ５は切断される。
この機構は、粘着テープ５の幅以上の刃幅で鋭角な刃先
を有する固定された刃物１と、先端が刃物１の刃先と密
着し、刃物１の刃先と密着する以外の部分を極力少なく
した固定された受刃２と、その受刃２を取り付けて保持
し刃物１の方向に刃物１を移動可能にする慴動機構４
と、その受刃２を移動動作させる偏心輪機構７から構成
される。粘着テープ５の切断は偏心輪機構７が動作する
ことにより受刃２が前進し、粘着テープ５を刃物１に押
し付け、更に受刃２が前進することにより粘着テープ５
は受刃２で加圧され刃物１と受刃２が密着することによ
り粘着テープ５は切断される。
【００１４】図９は第９の手段の一つの実施例を示す。
この機構は、先端が刃物１の刃先と密着し、刃物１の刃
先と密着する以外の部分を極力少なくした受刃２と、そ
の受刃２を取り付けて保持し、刃物１の方向に受刃２を
移動可能にする慴動機構４１と、受刃２を移動動作させ
る偏心輪機構７１と、粘着テープ５の幅以上の刃幅で鋭
角な刃先を有する刃物１と、その刃物１を取り付けて保
持し、受刃２の方向に刃物１を移動可能にする慴動機構
４と、刃物１を移動動作させる偏心輪機構７から構成さ
れる。粘着テープ５の切断は偏心輪機構７と７１が動作
することにより刃物１と受刃２が前進し、粘着テープ５
を刃物１と受刃２で挟み加圧し、刃物１と受刃２が密着
することにより粘着テープ５は切断される。
この機構は、先端が刃物１の刃先と密着し、刃物１の刃
先と密着する以外の部分を極力少なくした受刃２と、そ
の受刃２を取り付けて保持し、刃物１の方向に受刃２を
移動可能にする慴動機構４１と、受刃２を移動動作させ
る偏心輪機構７１と、粘着テープ５の幅以上の刃幅で鋭
角な刃先を有する刃物１と、その刃物１を取り付けて保
持し、受刃２の方向に刃物１を移動可能にする慴動機構
４と、刃物１を移動動作させる偏心輪機構７から構成さ
れる。粘着テープ５の切断は偏心輪機構７と７１が動作
することにより刃物１と受刃２が前進し、粘着テープ５
を刃物１と受刃２で挟み加圧し、刃物１と受刃２が密着
することにより粘着テープ５は切断される。
【００１５】尚、刃物１や受刃２の両方を動作させる切
断機構の場合には、移動動作させる機構はカム機構３と
クランク機構６、クランク機構６と偏心輪機構７、カム
機構３と偏心輪機構７の組み合わせでも良い。以上の粘
着テ−プ切断機構は受刃２は刃物１の刃先と密着する以
外の部分を極力少なくした形状である為、粘着テープ５
の接着剤側を受刃２に向け切断した場合でも受刃２に粘
着テープ５が接着することが少なく、受刃２に接着剤が
付着して残ることは無い。又、刃物１の刃先は粘着テ−
プ５のテ−プ側から食い込み切断する為刃物１の刃先に
も接着剤が付着して残ることは無い。更にこの粘着テ−
プ切断機構は刃物１と受刃２をそれぞれ取り付けた最初
の時点で、刃物１や受刃２がカム機構３、又はクランク
機構６、又は偏心輪機構７の動作で最も前進した状態
で、刃物１の刃先と受刃２の先端が密着し加圧状態にな
るよう調整した後、カム機構３、又はクランク機構６、
又は偏心輪機構７を回転させ刃物１と受刃２の密着加圧
動作を繰り返すと、刃物１の刃先は受刃２に添って変形
し刃物１の刃先は受刃２と完全に密着状態になる。その
変形後は刃物１の刃先と受刃２の先端の移動前進位置は
カム機構３、又はクランク機構６、又は偏心輪機構７に
よる動作で一定している為、粘着テープ５の切断を繰り
返しても刃先は変形せず、この切断機構の切れ味は長期
間持続する。
断機構の場合には、移動動作させる機構はカム機構３と
クランク機構６、クランク機構６と偏心輪機構７、カム
機構３と偏心輪機構７の組み合わせでも良い。以上の粘
着テ−プ切断機構は受刃２は刃物１の刃先と密着する以
外の部分を極力少なくした形状である為、粘着テープ５
の接着剤側を受刃２に向け切断した場合でも受刃２に粘
着テープ５が接着することが少なく、受刃２に接着剤が
付着して残ることは無い。又、刃物１の刃先は粘着テ−
プ５のテ−プ側から食い込み切断する為刃物１の刃先に
も接着剤が付着して残ることは無い。更にこの粘着テ−
プ切断機構は刃物１と受刃２をそれぞれ取り付けた最初
の時点で、刃物１や受刃２がカム機構３、又はクランク
機構６、又は偏心輪機構７の動作で最も前進した状態
で、刃物１の刃先と受刃２の先端が密着し加圧状態にな
るよう調整した後、カム機構３、又はクランク機構６、
又は偏心輪機構７を回転させ刃物１と受刃２の密着加圧
動作を繰り返すと、刃物１の刃先は受刃２に添って変形
し刃物１の刃先は受刃２と完全に密着状態になる。その
変形後は刃物１の刃先と受刃２の先端の移動前進位置は
カム機構３、又はクランク機構６、又は偏心輪機構７に
よる動作で一定している為、粘着テープ５の切断を繰り
返しても刃先は変形せず、この切断機構の切れ味は長期
間持続する。
【００１６】
【発明の効果】本切断機構は粘着テ−プ５の表面側に刃
物１をあて、接着剤面に受刃２をあてて切断を行うこと
により、刃物１は粘着テ−プ５のテ−プ側から粘着テ−
プ５に食い込み最後に接着剤部に達する。従って従来の
切断方法のように切断時に接着剤の部分を刃物１が擦る
ことなく、又、刃物１と接着剤の接触が殆ど無い為接着
剤は刃物１に付着することは無い。又、粘着テ−プ５の
切断部は受刃２に先端に接着状態となるが、受刃２の先
端の粘着テ−プ５の接着剤と接触する面積を極力少なく
するように構成することで、僅かな力で接着テ−プ５は
受刃から剥れ接着剤は受刃２に付着することは無い。
又、粘着テ−プ５は鋭角な刃先を有する刃物１で一気に
押し切りされる為奇麗な切り口が得られる。本切断機構
は、従来の粘着テープ５の切断で問題になっていた直線
で奇麗な切り口と刃物等への接着剤の付着が解決され
た。又、切断動作にカム機構３、又はクランク機構６、
又は偏心輪機構７を用いたことにより刃物１と受刃２の
動作が滑らかに動作し、刃物１と受刃２の密着状態が各
機構の移動前進限界位置で行われ、動作で一定している
為、高速で動作をさせても衝撃は発生せず、刃物１と受
刃２の衝突や摩擦による摩耗は無く、この切断機構の切
れ味は長期間持続する。
物１をあて、接着剤面に受刃２をあてて切断を行うこと
により、刃物１は粘着テ−プ５のテ−プ側から粘着テ−
プ５に食い込み最後に接着剤部に達する。従って従来の
切断方法のように切断時に接着剤の部分を刃物１が擦る
ことなく、又、刃物１と接着剤の接触が殆ど無い為接着
剤は刃物１に付着することは無い。又、粘着テ−プ５の
切断部は受刃２に先端に接着状態となるが、受刃２の先
端の粘着テ−プ５の接着剤と接触する面積を極力少なく
するように構成することで、僅かな力で接着テ−プ５は
受刃から剥れ接着剤は受刃２に付着することは無い。
又、粘着テ−プ５は鋭角な刃先を有する刃物１で一気に
押し切りされる為奇麗な切り口が得られる。本切断機構
は、従来の粘着テープ５の切断で問題になっていた直線
で奇麗な切り口と刃物等への接着剤の付着が解決され
た。又、切断動作にカム機構３、又はクランク機構６、
又は偏心輪機構７を用いたことにより刃物１と受刃２の
動作が滑らかに動作し、刃物１と受刃２の密着状態が各
機構の移動前進限界位置で行われ、動作で一定している
為、高速で動作をさせても衝撃は発生せず、刃物１と受
刃２の衝突や摩擦による摩耗は無く、この切断機構の切
れ味は長期間持続する。
【図１】は、実施例１の切断機構の側面図を示す。
【図２】は、実施例２の切断機構の側面図を示す。
【図３】は、実施例３の切断機構の側面図を示す。
【図４】は、実施例４の切断機構の側面図を示す。
【図５】は、実施例５の切断機構の側面図を示す。
【図６】は、実施例６の切断機構の側面図を示す。
【図７】は、実施例７の切断機構の側面図を示す。
【図８】は、実施例８の切断機構の側面図を示す。
【図９】は、実施例９の切断機構の側面図を示す。
【図１０】は、実施例１の切断機構の平面図を示す。
１ 刃物 ２ 受刃 ３ カム機構 ４ 慴動機構 ５ 粘着テープ ６ クランク機構 ７ 偏心輪機構
Claims (9)
- 【請求項１】接着剤が片面に塗布されたライナ−レスラ
ベルや包装用テ−プ等の粘着テープ５の切断において、
刃物１の刃先と密着する面を有する固定された受刃２
と、粘着テープ５の幅以上の刃幅で鋭角な刃先を有する
刃物１と、その刃物１を取り付けて保持し、刃物１を受
刃２の方向に移動可能とする慴動機構４と、刃物１を移
動動作させるカム機構３から構成される粘着テープ切断
機構。 - 【請求項２】刃物１を固定し、慴動機構４に受刃２を取
り付けて保持させたた請求項１記載の粘着テープ切断機
構。 - 【請求項３】刃物１の刃先と密着する面を有する受刃２
と、その受刃２を取り付けて保持し、受刃２を刃物１の
方向に移動可能とする慴動機構４１と、粘着テープ５の
幅以上の刃幅で鋭角な刃先を有する刃物１と、その刃物
１を取り付けて保持し、刃物１を受刃２の方向に移動可
能とする慴動機構４と、刃物１を移動動作させるカム機
構３と、受刃２を移動動作させるカム機構３１から構成
される粘着テープ切断機構。 - 【請求項４】刃物１を移動動作させる機構がクランク機
構６で構成される請求項１記載の粘着テープ切断機構。 - 【請求項５】受刃２を移動動作させる機構がクランク機
構６で構成される請求項２記載の粘着テープ切断機構。 - 【請求項６】刃物１を移動動作させる機構がクランク機
構６で、受刃２を移動動作させる機構がクランク機構６
１で構成される請求項３記載の粘着テープ切断機構。 - 【請求項７】刃物１を移動動作させる機構が偏心輪機構
７で構成される請求項１記載の粘着テープ切断機構。 - 【請求項８】受刃２を移動動作させる機構が偏心輪機構
７で構成される請求項２記載の粘着テープ切断機構。 - 【請求項９】刃物１を移動動作させる機構が偏心輪機構
７で、受刃２を移動動作させる機構が偏心輪機構７１で
構成される請求項３記載の粘着テープ切断機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14659698A JPH11322167A (ja) | 1998-05-12 | 1998-05-12 | 粘着テープ切断機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14659698A JPH11322167A (ja) | 1998-05-12 | 1998-05-12 | 粘着テープ切断機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11322167A true JPH11322167A (ja) | 1999-11-24 |
Family
ID=15411306
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14659698A Pending JPH11322167A (ja) | 1998-05-12 | 1998-05-12 | 粘着テープ切断機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11322167A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030079332A (ko) * | 2002-04-03 | 2003-10-10 | 유도스타자동화 주식회사 | 절단기 및 절단시스템 |
| KR100905863B1 (ko) | 2007-08-14 | 2009-07-02 | 디에스티 주식회사 | 냉각핀 커팅장치 |
| CN104590937A (zh) * | 2015-01-22 | 2015-05-06 | 厦门理工学院 | 一种自动贴胶机 |
| CN107650173A (zh) * | 2017-11-14 | 2018-02-02 | 安徽晨讯智能科技有限公司 | 一种简易纸管切割机 |
| CN112193891A (zh) * | 2020-12-03 | 2021-01-08 | 山东斯达克生物降解科技有限公司 | 具有生物降解性能的保鲜袋快速成卷装置 |
-
1998
- 1998-05-12 JP JP14659698A patent/JPH11322167A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030079332A (ko) * | 2002-04-03 | 2003-10-10 | 유도스타자동화 주식회사 | 절단기 및 절단시스템 |
| KR100905863B1 (ko) | 2007-08-14 | 2009-07-02 | 디에스티 주식회사 | 냉각핀 커팅장치 |
| CN104590937A (zh) * | 2015-01-22 | 2015-05-06 | 厦门理工学院 | 一种自动贴胶机 |
| CN104590937B (zh) * | 2015-01-22 | 2016-11-30 | 厦门理工学院 | 一种自动贴胶机 |
| CN107650173A (zh) * | 2017-11-14 | 2018-02-02 | 安徽晨讯智能科技有限公司 | 一种简易纸管切割机 |
| CN112193891A (zh) * | 2020-12-03 | 2021-01-08 | 山东斯达克生物降解科技有限公司 | 具有生物降解性能的保鲜袋快速成卷装置 |
| CN112193891B (zh) * | 2020-12-03 | 2021-04-23 | 山东斯达克生物降解科技有限公司 | 具有生物降解性能的保鲜袋快速成卷装置 |
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