JPH11321588A - 自動車の急停止装置 - Google Patents

自動車の急停止装置

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JPH11321588A
JPH11321588A JP15672098A JP15672098A JPH11321588A JP H11321588 A JPH11321588 A JP H11321588A JP 15672098 A JP15672098 A JP 15672098A JP 15672098 A JP15672098 A JP 15672098A JP H11321588 A JPH11321588 A JP H11321588A
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JP
Japan
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axle
automobile
fitted
rear wheels
rotary roller
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Pending
Application number
JP15672098A
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English (en)
Inventor
Kunihiro Imai
州宏 今井
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 運転者が危険を察知した際、いかなる状態で
あっても自動車をなるべく速く安全且つ確実に失速状態
にさせ停止させることのできる自動車の急停止装置の出
現が現今強く望まれる。 【解決手段】 ハンドル部分に取付けたスイッチボタン
を押すと、遠隔操作が働いてタイヤ回転車軸に遊嵌した
大歯車の回転によって小歯車から車軸が回転して、車軸
の両側に取付けされた立起棒が立ち上がり車体を持ち上
げると同時に、各回転ローラー装置が、前後輪と地面と
の隙間に滑り込み、各回転ローラー装置上にて各前後輪
を空転させて自動車を緊急停止させることを特徴とする
自動車の緊急停止装置を提供する。 【効果】 車体を安定させたまま回転ローラー装置上に
て前後輪の回転を空転させ、車体を失速状態にさせるた
め、歩行者や運転者、及び他の自動車まで巻き込んだ二
重の悲惨な交通事故を未然に防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】現代の車社会の繁栄は目覚ま
しいものがあり、自動車技術の進歩、高速道路などの整
備が進む反面、自動車による事故が後を絶たず、尊い生
命が奪われる結果となっている。そんな昨今故、自動車
に求められる基本機能のうち最も重大な機能は、人命擁
護の観点からみて、自動車を停止させる機能である。
【0002】本発明はそのなかでも、歩行者や車が急に
飛び出すなど最も危険度が高く日常生活のなかでも容易
におこりうる場合に、運転者が危険を感知した際いかな
る状態であっても、自動車をなるべく速く安全且つ確実
に停止させることのできる自動車の急停止装置に関す
る。
【0003】
【従来の技術】近年のブレーキ方式は、ディスクブレー
キと呼ばれ、車軸と共に回転するディスクローターと呼
ばれる円盤を、左右からパッドで挟みつけることによっ
て車輪の回転を停止させる方法、及びドラムブレーキと
呼ばれ、タイヤとともに回転する鋳造製のドラムと、そ
の内側に配置された2つの半円形のブレーキシュー、及
びホイールシリンダーから構成され、ブレーキペダルを
踏むとマスターシリンダー内のピストンが押され、パイ
プ内のブレーキフルードによって伝えられた力がホイー
ルシリンダー内部のピストンを動かし、ブレ−キシュー
はこのピストンによってドラムの内部に押しつけられ、
その摩擦力でタイヤの回転を停止させる方法が主流であ
る。しかし、どちらも基本的な考え方として、停止する
際にタイヤの回転する力を摩擦によって熱に変えて放出
し、自動車を停止させる方法に変わりはない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】自動車が通常の信号な
どによる停止する場合には、上述の2つの方法はまさし
く適切であるが、歩行者などが飛び出した場合にブレー
キを急激にかけると、タイヤがロック状態になり、自動
車は滑ってしまい制動距離は伸び、自動車自体のコント
ロールが不可能になってしまい、結果として、歩行者や
運転者、及び他の自動車まで巻き込んだ大きな事故にな
りかねない。
【0005】また、最近の自動車にはABSを導入して
いるが、これは急ブレ−キをかけた際にタイヤがロック
状態になり、自動車自体のコントロ−ルが不可能になる
のを防ぐのみで、瞬時での急停車は不可能である。よっ
て、運転者が危険を察知した際、いかなる状態であって
も自動車をなるべく速く安全且つ確実に失速状態にさせ
停止させることのできる自動車の急停止装置の出現が現
今強く望まれている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題に応え
んとしてなされたものであって、その要旨とするところ
は、ハンドル部分に取付けたスイッチボタンを押すと、
遠隔操作が働いてタイヤ回転車軸に遊嵌した大歯車の回
転によって小歯車から車軸が回転して、車軸の両側に取
付けされた立起棒が立ち上がり車体を持ち上げると同時
に、各回転ローラー装置が、前後輪と地面との隙間に滑
り込み、各回転ローラー装置上にて各前後輪を空転させ
て自動車を緊急停止させることを特徴とする自動車の急
停止装置を提供する。
【0007】
【実施例】次に本発明を図面を参照しながら詳しく説明
する。図1において、6は両側に前輪5を取り付けてな
るタイヤ回転車軸で、このタイヤ回転車軸6のおよそ中
央部に大歯車1が遊嵌してあって、運転席のハンドル部
分に取付されているスイッチボタンを押すとリモートコ
ントロールによって、この大歯車1が回転するようにな
っている。7は車体底部(図示せず)に回転自在に取付
けてある車軸で、この車軸7に固着した小歯車2がタイ
ヤ回転車軸6の大歯車1とが噛み合うようにしてある。
3は車軸7の両端部に取付けてある鋼性の立起棒であっ
て、普段は車体と平行状態にある。そして、この立起棒
3の下部に連結杆8を介して厚鉄板上に多数のローラー
を並設してなる回転ローラー装置4が設けられている。
【0008】なお以上は自動車の両前輪5の内側の車体
底部に夫々立起棒3および回転ローラー装置4を設けた
場合を述べたが、勿論両前輪と同様に両後輪内側の車体
底部にも立起棒3及び回転ローラー装置4が設けられる
ことは当然である。
【0009】そこで、今自動車走行中において歩行者や
自動車が急に飛び出すなど緊急非常事態が生じ、運転者
が危険を察知した際に、運転席のハンドルに取付けたス
イッチボタンを押すと、遠隔操作の働きによって、タイ
ヤ回転車軸6に遊嵌されている大歯車1が回転すると同
時にこれと噛合する小歯車2が回転して車軸7に取付け
てある前後輪近傍4ヶ所の車体と平行状態にあった各立
起棒が下方へ回転して地面に立ち上がり車体を持ち上
げ、車体が一瞬地面から浮上する。
【0010】それと同時に車体を持ち上げた立起棒に接
続する回転ローラー装置が、自動車の前後輪と地面の間
に滑り込み、各前後輪がこの回転ローラー装置のローラ
ーと一緒に空転するため回転ローラー装置上で自動車の
進行が停止される。この金属製の回転ローラー装置の接
地面と、ローラーの回転する部分とには隙間を設けてあ
るため、ローラー回転時にはローラーは地面と接触する
ことはないので、ローラーの回転には全く支障はない。
【0011】
【発明の効果】走行中車体を4ヶ所の立起棒によって持
ち上げ、それと同時に、急停止したためフル回転してい
る各前後輪と地面との隙間に回転ローラー装置を滑り込
ませることにより、車体を安定させたまま回転ローラー
装置上にて前後輪の回転を空転させ、車体を失速停止状
態にさせる。それによって、歩行者や運転者、及び他の
自動車まで巻き込んだ二重の悲惨な交通事故を未然に防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装置を自動車底部に取り付けた状態の
参考斜視図である。
【図2】本発明の装置が作動した状態の参考斜視図であ
る。
【図3】本発明の装置が作動した状態の自動車の正面図
である。
【図4】本発明の装置が作動した状態の自動車の側面図
である。
【符号の説明】
1 大歯車 2 小歯車 3 立起棒 4 回転ローラー装置 5 前輪,後輪 6 タイヤ回転車軸 7 車軸 8 連結杆

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンドル部分に取付けたスイッチボタン
    を押すと、遠隔操作が働いてタイヤ回転車軸に遊嵌した
    大歯車の回転によって小歯車から車軸が回転して、車軸
    の両側に取付けされた立起棒が立ち上がり車体を持ち上
    げると同時に、各回転ローラー装置が、前後輪と地面と
    の隙間に滑り込み、各回転ローラー装置上にて各前後輪
    を空転させて自動車を緊急停止させることを特徴とする
    自動車の急停止装置。
JP15672098A 1998-05-20 1998-05-20 自動車の急停止装置 Pending JPH11321588A (ja)

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JP15672098A JPH11321588A (ja) 1998-05-20 1998-05-20 自動車の急停止装置

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JP15672098A JPH11321588A (ja) 1998-05-20 1998-05-20 自動車の急停止装置

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JPH11321588A true JPH11321588A (ja) 1999-11-24

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ID=15633871

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JP15672098A Pending JPH11321588A (ja) 1998-05-20 1998-05-20 自動車の急停止装置

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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CN109812521A (zh) * 2019-02-20 2019-05-28 陈景成 一种縯垫式制动***
CN111605520A (zh) * 2019-02-26 2020-09-01 上海电机学院 一种齿轮带动反向车轮紧急制动装置

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