JPH11321045A - 携帯型印字装置 - Google Patents

携帯型印字装置

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JPH11321045A
JPH11321045A JP13298798A JP13298798A JPH11321045A JP H11321045 A JPH11321045 A JP H11321045A JP 13298798 A JP13298798 A JP 13298798A JP 13298798 A JP13298798 A JP 13298798A JP H11321045 A JPH11321045 A JP H11321045A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
battery
printing
operating voltage
dots
Prior art date
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Pending
Application number
JP13298798A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoichi Matsui
祥一 松井
Masaru Shimizu
勝 清水
Keita Sakai
敬太 坂井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP13298798A priority Critical patent/JPH11321045A/ja
Publication of JPH11321045A publication Critical patent/JPH11321045A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電池駆動の際の動作電圧低下による印字品質
の劣化や、電池容量が残っていても最低電池電圧になっ
たと判断してしまい有効に電池の容量を使用できないと
いう従来の課題を解決し、印字品質が良好で電池を有効
利用できる携帯型印字装置の提供を目的とする。 【解決手段】 非動作時とステッピングモータ9の前相
ホールド時の電圧を検出する電圧検出手段2と、検出し
た電圧から動作電圧を算出する動作電圧算出手段3と、
同時発色ドット数を制限する同時発色ドット数制限手段
4により、電池電圧に応じた同時発色ドット数とするこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電池駆動する携帯型
印字装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、リチウムイオン電池で駆動する携
帯型印字装置が数多く使われるようになってきている
が、リチウムイオン電池は残容量および放電電流および
環境温度により大きく動作電圧が変動する。
【0003】従来は非動作時の電圧もしくは行間の紙送
り動作中の電圧を動作電圧とし、ヘッドの通電時間を算
出していたが、ヘッドの通電による電圧降下のために、
算出した電圧より低い電圧しか印加できず、印字が薄く
なり印字品質が劣化するという課題があった。
【0004】この課題を解決する手段としては例えば特
開平6−127086号公報に記載されているものが知
られている。図5は同公報による電池駆動式の印字装置
の動作を示すフローチャートである。以下同図に従って
説明する。
【0005】電源がONされ、各種初期設定を終了し、
オペレータの入力待ちになっている期間(以下アイドリ
ング期間と呼ぶ)の電圧V0を最初に検出し記憶する。
次に印字命令がくると一定時間t1だけモータに停止状
態で通電し、その時の電圧V1を検出する。検出した2
つの電圧V0とV1の差から放電容量を割り出し、さら
に予想される印字負荷から印字時の電池電圧V2を予測
する。この予測した電池電圧V2が所定の電圧(以下V
limitと呼ぶ)以上であれば、ON TIMEを算出し
て印字動作を行う。一方予測した電池電圧V2がV lim
it以下であれば、印字動作を行わずにLOWバッテリ状
態を表示するというものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記従来
の技術に示す携帯型印字装置は電池の残容量がある程度
少なくなってきたり、あるいは低温で電池の内部抵抗が
大きくなると、まだ電池として容量が残っているにもか
かわらずCPUがLOWバッテリ状態と判断して、電池
交換をしないと動作ができないという課題を有してい
た。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明による携帯型印字装置は、非動作時の電圧と印
字開始時のステッピングモータの前相ホールド時の電圧
とを検出する電圧検出手段と、前記非動作時電圧と前相
ホールド電圧から次に印字する同時発色ドット数に応じ
た動作電圧とを算出する動作電圧算出手段と、算出した
動作電圧が所定の値以下の時は同時発色ドット数を制限
する同時発色ドット数制限手段と、算出した動作電圧か
らヘッドの通電時間を算出するヘッド通電時間算出手段
とで構成したものである。
【0008】この構成によれば、電池の残容量が多いと
きには印字品質を劣化させずに十分な印字速度を得るこ
とができ、電池の残容量が少なくなれば同時発色ドット
数を少なくして電圧降下を抑えて印字ができるので、電
池を有効に利用することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、非動作時の電圧と印字開始時のステッピングモータ
の前相ホールド時の電圧とを検出する電圧検出手段と、
前記非動作時電圧と前相ホールド電圧から次に印字する
同時発色ドット数に応じた動作電圧とを算出する動作電
圧算出手段と、算出した動作電圧が所定の値以下の時は
同時発色ドット数を制限する同時発色ドット数制限手段
と、算出した動作電圧からヘッドの通電時間を算出する
ヘッド通電時間算出手段とで構成しているので、電池の
残容量が多いときには印字品質を劣化させずに十分な印
字速度を得ることができ、電池の残容量が少なくなれば
同時発色ドット数を少なくして電圧降下を抑えて印字が
できるので、電池を有効に利用することができるという
作用を有する。
【0010】本発明の請求項2に記載の発明は、算出し
た動作電圧が所定の値以下の時はステッピングモータの
電流を制限するステッピングモータ電流制限手段を有し
ているので、さらに電圧降下を抑えて印字ができるの
で、電池を有効に利用することができるという作用を有
する。
【0011】以下、本発明の実施の形態について図1〜
図4を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の実施の形態1における
携帯型印字装置の構成を示すブロック図である。図1に
おいて、CPU1の内部プログラムは電圧検出手段2、
動作電圧算出手段3、同時発色ドット数制限手段4、ヘ
ッド通電時間算出手段5、制御手段6で構成されてい
る。CPU1はサーマルヘッド7と、ステッピングモー
タ9を接続したモータ駆動回路8と接続されている。図
2は同実施の形態1における携帯型印字装置の動作を示
すフローチャートである。
【0012】以下に図1、図2を用いて同実施の形態に
おける動作を説明する。図1においてCPU1は電源
(図示せず)がONされると各種初期設定を行った後
は、サーマルプリンタ(図示せず)が印字あるいは紙送
り動作を行っていない状態(以下これを非動作時と呼
ぶ)で待機している。この非動作時の電池電圧を電圧検
出手段2で検出する(以下この値をV0と呼ぶ)。さら
に非動作状態が継続されているときは定期的に電圧検出
を行いV0の値を更新していく。
【0013】印字命令がくるとサーマルプリンタは印字
動作を開始し、CPU1は制御手段6によって前回ステ
ッピングモータ9を最後に通電した相で定電流駆動のモ
ータ駆動回路8に信号を送出し、ステッピングモータ9
に通電し(以下これを前相ホールドと呼ぶ)、同時に電
圧検出手段2は前相ホールド時の電圧を検出する(以下
この値をV1と呼ぶ)。
【0014】また、動作電圧算出手段3では検出した電
圧V0とV1からdV=|V0−V1|を算出し、ステ
ッピングモータ9に流した電流値I0で除算して電池の
内部抵抗を算出する。さらに動作電圧算出手段3は次に
印字しようとする同時発色ドット数とモータ電流から印
字動作時の電圧(以下この値をV2と呼ぶ)を算出す
る。
【0015】V2が電池の最低電圧(以下この値をV l
imitと呼ぶ)以上であれば、ヘッド通電時間算出手段5
は電池電圧をV2としてサーマルヘッド7の通電時間を
算出し印字動作を行う。印字動作が終了すれば非動作時
の電池電圧を検出するという動作に戻る。一方V2がV
limit以下であれば同時発色ドット数制限手段4でサー
マルヘッド7の同時発色ドット数を所定の値(以下この
値をNと呼ぶ)だけ減じた値とし、再度更新した同時発
色ドット数で動作電圧算出手段3でV2を算出し、V l
imit以上となるまで繰り返す。V2がV limit以上とな
れば印字動作を行い、印字動作が終了すれば非動作時の
電池電圧を検出するという動作に戻る。同時発色ドット
数を減じていく際に、この値が最低同時発色ドット数
(以下この値をnと呼ぶ)以下となれば、印字を停止さ
せ電圧エラーの信号を出す。
【0016】このように動作時の電池電圧が低すぎると
判断した時にサーマルヘッド7の同時発色ドット数を制
限して少なくすることによって、電池の残容量が多いと
きには印字品質を劣化させずに十分な印字速度を得るこ
とができ、電池の残容量が少なくなれば同時発色ドット
数を少なくして電圧降下を抑えて印字ができるので、電
池を有効に利用することができる。
【0017】なお、本発明では同時発色ドット数を制限
し更新する際に所定の値Nを減じる値としたが、予めテ
ーブル化しておくか、所定の値で除算するようにしても
同様の効果が得られるものである。
【0018】(実施の形態2)図3は本発明の実施の形
態2における印字装置の構成を示すブロック図である。
図3は図1にステッピングモータ電流制限手段31を追
加しているだけである。図4は同実施の形態2における
印字装置の動作を示すフローチャートである。
【0019】以下に図3、図4を用いて同実施の形態2
における動作を説明する。V2がV limit以上であれ
ば、動作は実施の形態1と同じである。
【0020】V2がV limit以下であれば同時発色ドッ
ト数制限手段4でサーマルヘッド7の同時発色ドット数
をNだけ減じた値とし、かつステッピングモータ電流制
限手段31でステッピングモータ9の電流値を所定の値
(以下この値をIと呼ぶ)減じた値とし、再度更新した
同時発色ドット数およびステッピングモータ電流値で動
作電圧算出手段3でV2を算出し、V limit以上となる
まで繰り返す。この後の動作は実施の形態1と同じであ
る。
【0021】このように動作時の電池電圧が低すぎると
判断した時にサーマルヘッド7の同時発色ドット数を制
限して少なくし、かつステッピングモータ9の電流値を
少なくすることによって、電池の残容量が多いときには
印字品質を劣化させずに十分な印字速度を得ることがで
き、電池の残容量が少なくなれば同時発色ドット数を少
なくして電圧降下を抑えて印字ができるので、電池を有
効に利用することができる。
【0022】なお、本発明ではステッピングモータ9の
電流値を制限し更新する際に所定の値Iを減じる値とし
たが、予めテーブル化しておくか、所定の値で除算する
ようにしても同様の効果が得られるものである。
【0023】
【発明の効果】以上のようにして本発明の携帯型印字装
置は、同時発色ドット数を動作時の電池電圧が低すぎる
と判断した時に制限して小さくすることによって、電池
の残容量が多いときには印字品質を劣化させずに十分な
印字速度を得ることができ、電池の残容量が少なくなれ
ば同時発色ドット数を少なくして電圧降下を抑えて印字
ができるので、電池を有効に利用することができるとい
う有利な効果が得られる。
【0024】さらにステッピングモータの電流値も制限
することによって一層電圧降下を抑えて印字ができるの
で、電池を有効に利用することができるという有利な効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における携帯型印字装置
の構成を示すブロック図
【図2】同実施の形態1における動作を示すフローチャ
ート
【図3】本発明の実施の形態2における携帯型印字装置
の構成を示すブロック図
【図4】同実施の形態2における動作を示すフローチャ
ート
【図5】従来の携帯型印字装置の動作を示すフローチャ
ート
【符号の説明】
1 CPU 2 電圧検出手段 3 動作電圧算出手段 4 同時発色ドット数制限手段 5 ヘッド通電時間算出手段 6 制御手段 7 サーマルヘッド 8 モータ駆動回路 9 ステッピングモータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非動作時の電圧と印字開始時のステッピ
    ングモータの前相ホールド時の電圧とを検出する電圧検
    出手段と、前記非動作時電圧と前相ホールド電圧から次
    に印字する同時発色ドット数に応じた動作電圧を算出す
    る動作電圧算出手段と、算出した動作電圧が所定の値以
    下の時は同時発色ドット数を制限する同時発色ドット数
    制限手段と、算出した動作電圧からヘッドの通電時間を
    算出するヘッド通電時間算出手段とで構成した携帯型印
    字装置。
  2. 【請求項2】 算出した動作電圧が所定の値以下の時は
    ステッピングモータの電流を制限するステッピングモー
    タ電流制限手段を有する請求項1に記載の携帯型印字装
    置。
JP13298798A 1998-05-15 1998-05-15 携帯型印字装置 Pending JPH11321045A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13298798A JPH11321045A (ja) 1998-05-15 1998-05-15 携帯型印字装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13298798A JPH11321045A (ja) 1998-05-15 1998-05-15 携帯型印字装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11321045A true JPH11321045A (ja) 1999-11-24

Family

ID=15094142

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13298798A Pending JPH11321045A (ja) 1998-05-15 1998-05-15 携帯型印字装置

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JP (1) JPH11321045A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015128879A (ja) * 2014-01-08 2015-07-16 富士通コンポーネント株式会社 プリンタ装置の制御方法及びプリンタ装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015128879A (ja) * 2014-01-08 2015-07-16 富士通コンポーネント株式会社 プリンタ装置の制御方法及びプリンタ装置

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