JPH11320978A - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

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JPH11320978A
JPH11320978A JP10127454A JP12745498A JPH11320978A JP H11320978 A JPH11320978 A JP H11320978A JP 10127454 A JP10127454 A JP 10127454A JP 12745498 A JP12745498 A JP 12745498A JP H11320978 A JPH11320978 A JP H11320978A
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JP
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color
intermediate code
black
unit
buffer
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JP10127454A
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Inventor
Hideaki Kitagawa
英明 北川
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 白黒ページの印刷速度を向上させる。 【解決手段】 コマンド解析モジュール12が、ホスト
コンピュータ1からの印刷データを中間コードに変換す
る際に、カラーが使用されているか否かを判断し、カラ
ーが使用されていなければビットマップ生成モジュール
14によってエンジン19に白黒現像のみを行なわせ
る。あるいは、コマンド解析モジュール12が、ホスト
コンピュータ1からの印刷データを中間コードに変換す
る際に、該印刷データにRGBデータが含まれているか
否かを判別し、含まれていれば該印刷データに対してエ
ンジン19に適したカラーマッチング,下色除去,墨版
生成を施してCMYKデータに変換する処理を行ない、
その処理結果からカラーが使用されているか否かを判断
し、カラーが使用されていなければビットマップ生成モ
ジュール14によってエンジン19に白黒現像のみを行
なわせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、カラープリンタ
やデジタルカラー複写機等のカラー画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、カラープリントシステムは、パ
ーソナルコンピュータ等のホストコンピュータとカラー
レーザプリンタ等のカラープリンタとからなり、次のよ
うな動作を行なう。
【0003】すなわち、ホストコンピュータが、キーボ
ード等の操作により文字,グラフィックス,写真などで
構成される文書をアプリケーションソフトウェア(以下
「アプリケーションソフト」という)を使用して作成
し、それをプリンタドライバソフトウェア(以下「プリ
ンタドライバ」という)によってページ記述言語(PD
L)のデータ(印刷データ)に変換した後、カラープリ
ンタに転送する。
【0004】一方、カラープリンタは、ホストコンピュ
ータからの印刷データを解釈してメモリ上で元の文書を
C(シアン)M(マゼンタ)Y(イエロー)K(ブラッ
ク)それぞれの色毎にビットマップイメージとして復元
し、それを印刷手段(エンジン)によって用紙に印刷す
る。
【0005】ここで、このようなプリントシステムで扱
われる文書には、白黒のみのページもあれば、色付きの
グラフなどが入ったカラーのページも存在する。一般
に、1ドラム(感光体ドラム)のカラープリンタはCM
YKそれぞれの色毎に現像を行なうため、白黒印刷に比
べて低速である。
【0006】そのため、従来のカラープリントシステム
では、カラーと白黒が混在した文書を印刷する場合に
は、ホストコンピュータがプリンタドライバにより各ペ
ージ毎に白黒のみのページか否かを判断し、その結果を
示す情報を各ページの印刷データ(PDLのデータ)に
付加してカラープリンタに転送することにより、そのカ
ラープリンタは白黒のみのページを印刷する場合には白
黒のみのビットマップイメージを生成するため、白黒の
ページの印刷速度を向上させることができる。
【0007】ところで、白黒のみの文書をカラープリン
タに印刷させる場合には、ユーザにプリンタドライバの
機能を使って明示的に白黒モードでの印刷を指示させる
方式が多い。
【0008】また、カラーの色としては通常R(レッ
ド)G(グリーン)B(ブルー)を指定するが、カラー
プリンタは機器毎に色特性が異なるため、印刷データで
あるRGBデータに対してカラーマッチングや下色除
去,墨版生成などの処理を施してCMYKデータに変換
する。この場合、RGBデータとしては、カラーであっ
てもCMYKデータに変換すると、K(白黒)データの
みになる場合もある。従来は、RGBデータだけからは
白黒のみのページになるか否かの判断がつかないため、
カラーの文書として処理していた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のカ
ラープリントシステムにおいては、カラーと白黒が混在
した文書を印刷する場合、白黒のページの印刷速度を向
上させるため、予めホストコンピュータがプリンタドラ
イバを用いてページ毎にカラーが使用されているか否か
(白黒のみのページが否か)を調べていたが、その方式
だと一度文書データを解析する必要があるため、性能を
劣化させる要因になり、結果的に印刷速度が低下する。
【0010】また、白黒のみの文書をカラープリンタに
印刷させる場合には、ユーザが明示的に白黒モードでの
印刷を指示する必要があり、ユーザに負担をかけてしま
う。一方、ホストコンピュータがプリンタドライバを用
いてカラー文書をRGBデータとしてPDLに変換する
方式の場合、通常はカラープリンタ内でプリンタ機器の
色特性にマッチしたカラーマッチングや下色除去,墨版
生成の過程を経てCMYK値に変換される。
【0011】例えば、最高濃度を256とし、R=12
6,G=127,B=128という略50%濃度に近い
グレイの文書を印刷することを考える。プリンタの機器
によっては、(1/256)%の濃度の差異が表現でき
ないものも多い。そのため、CMYKに変換した結果、
C=M=Y=0,K=50という濃度に近似されたとす
る。この場合、結局はKのみしか使用されないため、白
黒のページとみなすことができるが、ホストコンピュー
タ側ではプリンタドライバによってカラーのページと判
断するため、カラーの処理を行なってしまい、やはり印
刷速度の低下につながる。
【0012】また、上述のような方式で白黒の文書がカ
ラーとして処理されてしまった場合は、CMYK各色の
ビットマップイメージが生成されるが、CMY用のビッ
トマップイメージは最終的には何も書き込まれないか、
無色を示すデータが書き込まれるだけなので、本来その
メモリ(バッファ)は無駄で他の目的に使用すべきであ
る。
【0013】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、カラー画像形成装置において、白黒ページの印
刷速度を向上させることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明は、上位装置か
ら送られてくる印刷データを一旦中間コードに変換する
中間コード変換手段と、該手段によって変換された中間
コードをバッファに蓄積する蓄積手段と、前記バッファ
に蓄積された中間コードを読み出してビットマップイメ
ージを生成するビットマップ生成手段と、該手段によっ
て生成されたビットマップイメージを用紙に印刷する印
刷手段とを有するカラー画像形成装置において、上記の
目的を達成するため、以下の各手段を設けたことを特徴
とする。
【0015】請求項1の発明は、上位装置からの印刷デ
ータを中間コード変換手段によって中間コードに変換す
る際に、カラーが使用されているか否かを判断するカラ
ー使用有無判断手段と、該手段によってカラーが使用さ
れていないと判断された場合には、印刷手段に白黒現像
のみを行なわせる白黒現像指示手段とを設けたものであ
る。
【0016】請求項2の発明は、請求項1のカラー画像
形成装置において、カラー使用有無判断手段によってカ
ラーが使用されていないと判断された場合には、シアン
用,マゼンタ用,イエロー用の3つのビットマップ生成
用バッファもブラック用ビットマップ生成用バッファと
して割り当てるバッファ割当手段を設けたものである。
【0017】請求項3の発明は、上位装置からの印刷デ
ータを中間コード変換手段によって中間コードに変換す
る際に、該印刷データにレッド,グリーン,ブルーのカ
ラーデータが含まれているか否かを判別するデータ判別
手段と、該手段によってレッド,グリーン,ブルーのカ
ラーデータが含まれていると判別された場合には、該印
刷データに対して前記印刷手段に適したカラーマッチン
グ,下色除去,墨版生成を施してシアン,マゼンタ,イ
エロー,ブラックのカラーデータに変換する処理を行な
う色変換手段と、該手段による処理結果からカラーが使
用されているか否かを判断するカラー使用有無判断手段
と、該手段によってカラーが使用されていないと判断さ
れた場合には、印刷手段に白黒現像のみを行なわせる白
黒現像指示手段とを設けたものである。
【0018】請求項4の発明は、請求項3のカラー画像
形成装置において、カラー使用有無判断手段によってカ
ラーが使用されていないと判断された場合には、シアン
用,マゼンタ用,イエロー用の3つのビットマップ生成
用バッファもブラック用ビットマップ生成用バッファと
して割り当てるバッファ割当手段を設けたものである。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
に基づいて具体的に説明する。図1は、この発明を実施
したカラープリントシステムの一例を示すブロック構成
図である。
【0020】このカラープリントシステムは、ホストコ
ンピュータ1とカラープリンタ10とからなる。
【0021】ホストコンピュータ1は、パーソナルコン
ピュータ等の上位装置であり、キーボード等の操作によ
り文字,グラフィックス,写真などで構成される文書
(電子文書)2をアプリケーションソフト3を使用して
作成し、それをプリンタドライバ4によってページ記述
言語(PDL)のデータ(印刷データ)5に変換した
後、カラープリンタ10に転送する。
【0022】カラープリンタ10は、カラー画像形成装
置であり、ホストコンピュータ1からの印刷データ(コ
マンド)5を入力バッファ11に読み込む。その後、コ
マンド解析モジュール12が、入力バッファ11からコ
マンドを順次読み出して解析し、その一部をビットマッ
プイメージの生成に必要な情報である中間コードに変換
して中間バッファ13に蓄積する。
【0023】また、入力バッファから読み出したコマン
ドが印刷(プリントジョブ)の開始を指示するコマンド
であった場合には、中間バッファ13内の中間コードの
内容を参照しながらC(シアン),M(マゼンタ),Y
(イエロー),K(ブラック)のビットマップイメージ
をシアン用,マゼンタ用,イエロー用,ブラック用の4
つのビットマップ生成用バッファ15,16,17,1
8上でそれぞれ生成し、それらをエンジン(印刷手段)
19に出力して用紙に印刷させる。
【0024】なお、コマンド解析モジュール12及びビ
ットマップ生成モジュール14の機能は、図示しないマ
イクロコンピュータによって実現される。また、図1に
示したカラープリンタ10内の各部が、請求項1〜4の
中間コード変換手段,蓄積手段,ビットマップ生成手
段,印刷手段,カラー有無判断手段,白黒現像指示手
段,バッファ割当手段,データ判別手段,色変換手段と
しての機能を果たす。
【0025】次に、コマンド解析モジュール12の説明
のため、PDLデータの一例を図2に示す。なお、これ
はあくまで実施形態の説明のための例であり、この発明
とは直接は関連しない。この例では、色付き文字,色付
き矩形,白黒イメージ,カラーイメージで構成される文
書を扱っている。
【0026】まず、プリントジョブの開始を指示するコ
マンド(ジョブ開始命令)がホストコンピュータ1より
転送され、以降1ページ目の開始を指示するコマンド
(ページ開始命令),実際に文書を構成する文字やその
色,矩形,イメージの情報が続き、ページの終わりを指
示するコマンド(ページ終了命令)で1ページが終了す
る。複数ページの場合は、1ページ目と同様なコマンド
シーケンスが続き、最後にプリントジョブの終わりを指
示するコマンド(ジョブ終了命令)で完結する。
【0027】図3は、図1のコマンド解析モジュール1
2による処理の一例を示すフローチャートである。コマ
ンド解析モジュール12は、まず入力バッファ11から
印刷データ(入力データ)を読み出し、それがページ開
始命令であればカラーを使用したページか否かを示すフ
ラグ(カラー使用フラグ)を“0”に初期化する。
【0028】入力バッファ11から読み出した印刷デー
タが色設定命令であり、CMYKのカラーデータ(CM
YKデータ)を指定する色情報である場合には、シアン
(C),マゼンタ(M),イエロー(Y)の和を取って
カラーが使用されているか否かを判断し、その和が非
0、つまりカラーが使用されているならカラー使用フラ
グを“1”にセットする。
【0029】入力バッファ11から読み出した印刷デー
タがカラーイメージ描画命令の場合には、無条件にカラ
ー使用フラグを“1”にセットする。このとき、性能劣
化が無視できる程度の大きさのイメージであれば、先の
色設定命令と同様にイメージを構成するデータ列に関
し、実際にカラーが使用されているか否かを調べても構
わない。
【0030】入力バッファ11から読み出した印刷デー
タがページ終了命令の場合には、ビットマップ生成モジ
ュール14によるビットマップ生成処理に移行する。入
力バッファ11から読み出した印刷データがページ終了
命令でもない場合には、その印刷データをビットマップ
イメージ生成時に必要な最小限の情報である中間コード
に変換して中間バッファ13に蓄積する。
【0031】ここで、図3の破線で囲んで示す処理は、
請求項3又は4の発明を実施するために必要な処理であ
る。これは、色設定命令がCMYKのカラーデータ(C
MYKデータ)以外のRGBのカラーデータ(RGBデ
ータ)を指定する色情報の場合に(印刷データにRGB
データが含まれているか否かを判別し、含まれている場
合に)、その色情報に対してエンジン19に適したカラ
ーマッチングや下色除去,墨版生成を施してCMYKデ
ータに変換するものである。
【0032】その変換結果からカラーが使用されている
と判断した場合、つまりCMYの和を取ってカラーが使
用されているか否かを判断し、その和が非0、つまりカ
ラーが使用されているならカラー使用フラグを“1”に
セットする。たとえ、RGB値がカラーを示す値であっ
ても、CMYK変換後にCMYが0の場合(CMYが使
用されていない場合)は、カラー使用フラグを“1”に
セットしない。
【0033】図4は、図1のビットマップ生成モジュー
ル14による処理(図3のビットマップ生成処理のサブ
ルーチン)の一例を示すフローチャートである。この処
理は、入力バッファ11から読み出した印刷データがペ
ージ終了命令の場合等に、それまでに蓄積した中間バッ
ファ13内の中間コードを読み出しながらビットマップ
イメージの生成(ビットマップ展開)を行なう処理であ
る。
【0034】コマンド解析モジュール12は、まずカラ
ー使用フラグをチェックする。ページ中にカラーが使用
されていない場合は、図3の処理によりカラー使用フラ
グが“0”に初期化されたままになっているので、Kの
ビットマップイメージのみを生成すればよく、これがカ
ラーとモノクロ(白黒)が混在した文書の場でもモノク
ロページの場合には高速印刷を実現できるというこの発
明の本質である。
【0035】ビットマップイメージを生成するために
は、そのためのビットマップ生成用バッファが必要にな
るが、Kのみの場合はCMYK用の各ビットマップ生成
用バッファのいずれか1つで済むため、現在印刷中であ
っても現像が済み、不要となった色のビットマップ生成
用バッファがあれば、そのビットマップ生成用バッファ
上でKのビットマップイメージを生成する。
【0036】すなわち、現像が終わったビットマップ生
成用バッファを逐次検索し、そのビットマップ生成用バ
ッファ上でKのビットマップイメージを生成することに
より、たとえ印刷中であっても次ページ以降のビットマ
ップイメージの生成が可能になり、モノクロページが連
続した場合の印刷を高速に行なうことができる。
【0037】この実施形態におけるカラープリンタ10
によれば、以下の(1)(2)にそれぞれ示す処理を行
なうため、ホストコンピュータ1がプリンタドライバ4
を使用して印刷するページがカラーか白黒かを判断する
必要がなくなる。また、ユーザに文書がカラーか白黒か
を意識させずに、白黒ページの印刷速度を向上させるこ
とができる。
【0038】(1)ホストコンピュータ1からの印刷デ
ータにカラーのページか白黒のページかを示す特別な命
令が含まれていなくても、ホストコンピュータ1からの
印刷データを中間コードに変換する際に、カラーが使用
されているか否かを判断し、カラーが使用されていなけ
れば、つまり白黒のみのページであればエンジン19に
白黒現像のみを行なわせる。
【0039】(2)ホストコンピュータ1からの印刷デ
ータを中間コードに変換する際に、該印刷データにレッ
ド,グリーン,ブルーのカラーデータが含まれているか
否かを判別し、含まれていれば該印刷データに対してエ
ンジン19に適したカラーマッチング,下色除去,墨版
生成を施してシアン,マゼンタ,イエロー,ブラックの
カラーデータに変換する処理を行ない、その処理結果か
らカラーが使用されているか否かを判断し、カラーが使
用されていなければエンジン19に白黒現像のみを行な
わせる。
【0040】また、(1)(2)のカラーが使用されて
いるか否かの判断で、カラーが使用されていないと判断
した場合には、シアン用,マゼンタ用,イエロー用の3
つのビットマップ生成用バッファもブラック用ビットマ
ップ生成用バッファとして割り当てることができる。例
えば、白黒のページが2枚連続した場合、1ページ目は
白黒用のビットマップ生成用バッファ、2ページ目はシ
アン用のビットマップ生成用バッファを割り当てること
ができる。その結果、1ページ目を現像,排紙中に2ペ
ージ目のビットマップイメージの生成が可能となり、白
黒ページが連続する場合の印刷速度を向上させることが
できる。
【0041】以上、この発明をカラープリンタに適用し
た実施形態について説明したが、この発明はこれに限ら
ず、デジタルカラー複写機等の他のカラー画像形成装置
にも適用可能である。また、この発明はカラー画像形成
装置の画像形成用コントローラにも応用可能である。
【0042】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1の発
明のカラー画像形成装置によれば、上位装置からの印刷
データにカラーのページか白黒のページかを示す特別な
命令が含まれていなくても、上位装置からの印刷データ
を中間コードに変換する際に、カラーが使用されている
か否かを判断し、カラーが使用されていなければ印刷手
段に白黒現像のみを行なわせるので、上位装置がプリン
タドライバを使用して印刷するページがカラーか白黒か
を判断する必要がなくなる。また、ユーザに文書がカラ
ーか白黒かを意識させずに、白黒ページの印刷速度を向
上させることができる。
【0043】請求項2の発明のカラー画像形成装置によ
れば、請求項1の発明と同様の処理に加え、カラーが使
用されていない場合には、シアン用,マゼンタ用,イエ
ロー用の3つのビットマップ生成用バッファもブラック
用ビットマップ生成用バッファとして割り当てることが
できるので、請求項1の発明と同様の効果に加え、白黒
ページが連続する場合の印刷速度も向上させることがで
きる。
【0044】請求項3の発明のカラー画像形成装置によ
れば、上位装置からの印刷データを中間コードに変換す
る際に、該印刷データにレッド,グリーン,ブルーのカ
ラーデータが含まれているか否かを判別し、含まれてい
れば該印刷データに対して印刷手段に適したカラーマッ
チング,下色除去,墨版生成を施してシアン,マゼン
タ,イエロー,ブラックのカラーデータに変換する処理
を行ない、その処理結果からカラーが使用されているか
否かを判断し、カラーが使用されていなければ印刷手段
に白黒現像のみを行なわせるので、請求項1の発明と同
様の効果を得ることができる。
【0045】請求項4の発明のカラー画像形成装置によ
れば、請求項3の発明と同様の処理に加え、カラーが使
用されていない場合には、シアン用,マゼンタ用,イエ
ロー用の3つのビットマップ生成用バッファもブラック
用ビットマップ生成用バッファとして割り当てることが
できるので、請求項2の発明と同様の効果を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を実施したカラープリントシステムの
一例を示すブロック構成図である。
【図2】図1のコマンド解析モジュール12の説明のた
めのPDLデータの一例を示す図である。
【図3】図1のコマンド解析モジュール12による処理
の一例を示すフロー図である。
【図4】図1のビットマップ生成モジュール14による
処理(図3のビットマップ生成処理のサブルーチン)の
一例を示すフロー図である。
【符号の説明】
1:ホストコンピュータ 2:電子文書 3:アプリケーションソフト 4:プリンタドライバ 5:印刷データ 10:カラープリンタ 11:入力バッファ 12コマンド解析モジュール 13:中間バッファ 14:ビットマップ生成モジュール 15:シアン用ビットマップ生成用バッファ 16:マゼンタ用ビットマップ生成用バッファ 17:イエロー用ビットマップ生成用バッファ 18:ブラック用ビットマップ生成用バッファ 19:エンジン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上位装置から送られてくる印刷データを
    一旦中間コードに変換する中間コード変換手段と、該手
    段によって変換された中間コードをバッファに蓄積する
    蓄積手段と、前記バッファに蓄積された中間コードを読
    み出してビットマップイメージを生成するビットマップ
    生成手段と、該手段によって生成されたビットマップイ
    メージを用紙に印刷する印刷手段とを有するカラー画像
    形成装置において、 前記上位装置からの印刷データを前記中間コード変換手
    段によって中間コードに変換する際に、カラーが使用さ
    れているか否かを判断するカラー使用有無判断手段と、
    該手段によってカラーが使用されていないと判断された
    場合には、前記印刷手段に白黒現像のみを行なわせる白
    黒現像指示手段とを設けたことを特徴とするカラー画像
    形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のカラー画像形成装置にお
    いて、 前記カラー使用有無判断手段によってカラーが使用され
    ていないと判断された場合には、シアン用,マゼンタ
    用,イエロー用の3つのビットマップ生成用バッファも
    ブラック用ビットマップ生成用バッファとして割り当て
    るバッファ割当手段を設けたことを特徴とするカラー画
    像形成装置。
  3. 【請求項3】 上位装置から送られてくる印刷データを
    一旦中間コードに変換する中間コード変換手段と、該手
    段によって変換された中間コードをバッファに蓄積する
    蓄積手段と、前記バッファに蓄積された中間コードを読
    み出してビットマップイメージを生成するビットマップ
    生成手段と、該手段によって生成されたビットマップイ
    メージを用紙に印刷する印刷手段とを有するカラー画像
    形成装置において、 前記上位装置からの印刷データを前記中間コード変換手
    段によって中間コードに変換する際に、該印刷データに
    レッド,グリーン,ブルーのカラーデータが含まれてい
    るか否かを判別するデータ判別手段と、該手段によって
    レッド,グリーン,ブルーのカラーデータが含まれてい
    ると判別された場合には、該印刷データに対して前記印
    刷手段に適したカラーマッチング,下色除去,墨版生成
    を施してシアン,マゼンタ,イエロー,ブラックのカラ
    ーデータに変換する処理を行なう色変換手段と、該手段
    による処理結果からカラーが使用されているか否かを判
    断するカラー使用有無判断手段と、該手段によってカラ
    ーが使用されていないと判断された場合には、前記印刷
    手段に白黒現像のみを行なわせる白黒現像指示手段とを
    設けたことを特徴とするカラー画像形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のカラー画像形成装置にお
    いて、 前記カラー使用有無判断手段によってカラーが使用され
    ていないと判断された場合には、シアン用,マゼンタ
    用,イエロー用の3つのビットマップ生成用バッファも
    ブラック用ビットマップ生成用バッファとして割り当て
    るバッファ割当手段を設けたことを特徴とするカラー画
    像形成装置。
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