JPH11318801A - 循環器モニタリング装置 - Google Patents

循環器モニタリング装置

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JPH11318801A
JPH11318801A JP10132231A JP13223198A JPH11318801A JP H11318801 A JPH11318801 A JP H11318801A JP 10132231 A JP10132231 A JP 10132231A JP 13223198 A JP13223198 A JP 13223198A JP H11318801 A JPH11318801 A JP H11318801A
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JP
Japan
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signal
circulatory organ
endoscope
patient
examination
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Withdrawn
Application number
JP10132231A
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English (en)
Inventor
Atsushi Amano
敦之 天野
Tadakuni Nomura
忠国 野村
Fumiyuki Onoda
文幸 小野田
Seiki Toriyama
誠記 鳥山
Tetsuya Ono
哲哉 小野
Hiroyuki Ushifusa
浩行 牛房
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内視鏡検査において、患者のモニタリングの
測定の開始、終了を自動的に行なうことができる循環器
モニタリング装置を提供する。 【解決手段】 内視鏡4のCCD14で撮像された信号
はキーボード8が接続されたビデオプロセッサ6に入力
され、カラーモニタ7に内視鏡画像が表示される。内視
鏡検査が行われる患者は循環器モニタ部24を構成する
パルスオキシメータ21等の複数の機器と接続され、こ
れらの機器はその動作を制御する機器制御部25と接続
され、この機器制御部25は検査開始・終了検出部26
を介してビデオプロセッサ6と接続され、検査開始・終
了検出部26はキーボード8から患者IDを入力した場
合には、それを検出して機器制御部25に開始信号27
を出力して循環器モニタ部24の各機器の測定動作を開
始させ、また検査終了スイッチが操作された場合には終
了信号28を機器制御部25に出力し、測定動作を終了
させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願は、内視鏡検査におい
て、患者の循環器の状態をモニタする循環器モニタリン
グ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、患者の循環器をモニタする装置と
して、パルスオキシメータ、血圧計、心電計等が一体的
に構成されている一体型循環器モニタリング装置があっ
た。そのような一体型の循環器モニタリング装置は、そ
れぞれ別体の装置を数種類合わせて使用するのに比べ、
大きさ、使い勝手等でより改善されていた。
【0003】一方で、内視鏡において、近年患者の状態
をモニタしながら検査、処置を行なうようになってきて
いる。これは、検査中の患者の状態を確実に把握するこ
とにより、合併症を防止、もしくは早期に発見すること
により、より安全な検査を指向してのことである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この場合、従来の一体
型の循環器モニタリング装置を内視鏡に使用すると、医
師が両手のふさがっている検査中に循環器モニタリング
装置の起動操作が必要になったりし、操作上改善される
べきわずらわしい操作が残っていた。
【0005】(発明の目的)本発明は、上述した点に鑑
みてなされたもので、内視鏡検査において、患者のモニ
タリングの測定の開始、終了を自動的に行なうことがで
きる循環器モニタリング装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】内視鏡検査の際に患者の
循環器の状態をモニタする循環器モニタ部を備えた循環
器モニタリング装置において、内視鏡検査の検査開始及
び終了を検出する検査開始・終了検出部と、前記検査開
始・終了検出部による検査開始及び終了の信号により前
記循環器モニタ部の動作の開始及び終了を制御する制御
部と、を設けることにより、内視鏡検査の際に、患者の
循環器のモニタリングの測定の開始、終了を自動的に行
なうことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。 (第1の実施の形態)図1ないし図3は本発明の第1の
実施の形態に係り、図1は第1の実施の形態の循環器モ
ニタリング装置を含む構成を示し、図2は検査開始・終
了検出部の構成を示し、図3は表示部による表示の具体
例を示す。
【0008】図1に示す内視鏡検査装置1は患者の循環
器をモニタする第1の実施の形態の循環器モニタリング
装置2と、患者に対する内視鏡検査を行う内視鏡装置3
とから構成される。
【0009】この内視鏡装置3は患者の体腔内を検査す
る内視鏡4と、この内視鏡4に観察のための照明光を供
給する光源装置5と、内視鏡4に内蔵された撮像素子に
対する信号処理を行うビデオプロセッサ6と、このビデ
オプロセッサ6の映像出力端に接続され、内視鏡画像を
表示するカラーモニタ7と、ビデオプロセッサ6と接続
され、キー入力等を行うキーボード8とから構成され
る。
【0010】内視鏡4は患者の体腔内に挿入される細長
の挿入部11を有し、この挿入部11内には照明光を伝
送するライトガイド12が挿通され、このライトガイド
12の後端側の端部は光源装置5に接続され、光源装置
5内の図示しないランプで発生した照明光が入射され
る。
【0011】この照明光はライトガイド12で挿入部1
1の先端側の端面に伝送され、この端面から患部等の被
写体側に出射される。この照明光で照明された被写体は
先端部の観察窓に取り付けた対物レンズ13により、撮
像素子としての電荷結合素子(CCDと略記)14に光
学像を結ぶ。
【0012】このCCD14はビデオプロセッサ6から
の図示しない駆動信号の印加により、光電変換された信
号が読み出され、ビデオプロセッサ6内の信号処理回路
により、信号処理されて映像信号が生成される。この映
像信号はカラーモニタ7に出力され、カラーモニタ7の
表示面には被写体画像がカラー表示される。
【0013】また、内視鏡検査を行う際には、キーボー
ド8から内視鏡検査がされる患者の識別情報としての患
者ID等が入力され、内視鏡検査の際のコメント等も入
力することができる。キーボード8から入力される患者
ID等はカラーモニタ7の表示面における内視鏡表示エ
リアに隣接する患者情報表示エリアに表示される。ま
た、このキーボード8には内視鏡検査を終了する指示信
号を入力する検査終了スイッチ或いは検査終了キーが設
けてある。
【0014】一方、第1の実施の形態の循環器モニタリ
ング装置2は、患者の循環器をモニタする機器、具体的
には血中酸素飽和度を測定するパルスオキシメータ21
と、血圧を測定するための血圧計22と、心電図をとる
ための心電計23等を備えた循環器モニタ部24を有
し、それぞれ各機器は機器制御部25と接続され、この
機器制御部25は各機器の測定開始・終了等の制御を行
う。
【0015】この機器制御部25は、内視鏡検査の検査
開始及び終了を検出する検査開始・終了検出部26と接
続され、検査開始・終了検出部26からの開始信号27
及び終了信号28が入力されるようになっている。
【0016】また、各機器の計測値は機器制御部25を
介して警告発生部29に入力され、この警告発生部29
は入力された計測値が予め設定された範囲のしきい値内
かこのしきい値から逸脱したかを判断し、しきい値から
逸脱した場合には警告を発生する。
【0017】また、この警告発生部29には、検査開始
・終了検出部26からの開始信号27及び終了信号28
も入力されるようになっている。そして、この警告発生
部29は開始信号27が入力された後から終了信号28
が入力されるまでの間のみ、しきい値から逸脱した場合
に警告を発生するようにしている。
【0018】また、本実施の形態では、機器制御部25
には表示部30が接続されており、この表示部30は図
3に示すように、各機器での計測値を表示すると共に、
人体のどの部分から得たデータであるかを示すように表
示する。このように、人体のどの部分からとったデータ
であるのかを図示することにより、データの意味を直観
的に理解し易く表示するようにしている。
【0019】上記検査開始・終了検出部26はビデオプ
ロセッサ6と接続され、キーボード8の操作による操作
信号がビデオプロセッサ6を介して入力される。この検
査開始・終了検出部26は図2に示すように入力される
信号から患者IDが入力されたことを検出して開始信号
27として機器制御部25に動作を開始させるトリガパ
ルスを出力する患者ID検出部31と、入力される信号
から検査終了スイッチが押されたことを検出して終了信
号28として機器制御部25に動作を終了させるトリガ
パルスを出力する検査終了スイッチ検出部32とを備え
ている。
【0020】次に、このように構成された本実施の形態
の作用を説明する。
【0021】図1に示すように内視鏡装置3及び循環器
モニタリング装置2とを接続し、また、循環器モニタ部
24のパルスオキシメータ21等の機器を患者の測定部
位にセットし、内視鏡装置3及び循環器モニタリング装
置2の電源をONする。
【0022】内視鏡装置3の電源をONすることによ
り、内視鏡4のCCD14で撮像した画像がカラーモニ
タ7にカラー表示される。また、循環器モニタリング装
置2の電源をONすることにより、機器制御部25、検
査開始・終了検出部26、表示部30はその動作を開始
し、循環器モニタ部24の各機器は機器制御部25によ
り動作状態に制御可能な待機状態となる。
【0023】そして、内視鏡検査を開始する場合には、
術者は患者IDをキーボード8から入力し、内視鏡4を
患者の体腔内に挿入する。患者IDをキーボード8から
入力することにより、検査開始・終了検出部26の患者
ID検出部31はそれを検出して開始信号27を機器制
御部25に出力し、機器制御部25は循環器モニタ部2
4のパルスオキシメータ21、血圧計22、心電計23
の各機器の電源をONして計測を開始する動作状態に設
定する。
【0024】この動作により、内視鏡検査を始めると、
自動的に患者の循環器の状態もモニタリング開始できる
ようになる。このため、測定のし忘れ、操作のわずらわ
しさを省くことができるようになる。
【0025】また、警告発生部29には機器制御部25
を介して循環器モニタ部24のパルスオキシメータ2
1、血圧計22、心電計23の各機器からの計測した信
号が入力され、しきい値の範囲内か否かをモニタする。
そして、開始信号27によりしきい値の範囲から逸脱す
ると、警告する動作を行う状態となる。
【0026】このようにして、患者に対する内視鏡検査
を行い、内視鏡検査を終了する場合にはキーボード8に
設けた検査終了スイッチを操作する。この検査終了スイ
ッチを操作すると、検査開始・終了検出部26の検査終
了スイッチ検出部32はそれを検出して終了信号28を
機器制御部25に出力し、循環器モニタ部24のパルス
オキシメータ21等の各機器の計測動作(測定動作)を
停止させる。
【0027】この動作により、内視鏡検査を終了する
と、自動的に患者のモニタリングも終了させることがで
きるため、内視鏡検査を終了した時点でわざわざ循環器
モニタ部24の各機器の電源をそれぞれOFFにする操
作をする必要がなくなる。また、警告発生部29にも終
了信号28が入力され、しきい値の範囲内か否かをモニ
タする動作を停止する。
【0028】このように動作するので、術者は内視鏡検
査の際に循環器モニタ部24のパルスオキシメータ21
等の各機器の電源をそれぞれONしなくても、単に内視
鏡検査を開始する場合の患者IDを入力する操作を行う
と、自動的に循環器モニタ部24のパルスオキシメータ
21等の各機器を動作状態に設定でき、かつ内視鏡検査
を終了する際の検査終了スイッチを操作するのみで、自
動的に循環器モニタ部24のパルスオキシメータ21等
の各機器の動作を停止させる状態に設定できる。
【0029】さらに、警告発生部29の動作も同様に開
始信号27のトリガにより開始し、終了信号28のトリ
ガにより終了させることで、非測定中において測定対象
がなくなるためにおきる誤警告を防止することができ
る。
【0030】(第2の実施の形態)次に本発明の第2の
実施の形態を説明する。図4は第2の実施の形態におけ
る検査開始・終了検出手段を構成する計算部41を示
す。本実施の形態では、ビデオプロセッサ6からの入力
信号として、RGBの映像信号が計算部41に入力され
る。この計算部41では、予め定めた領域内の映像信号
の赤色成分が多くなったときに内視鏡4が体内に挿入さ
れたと判断して、開始信号27を機器制御部25に出力
し、モニタ部24の各機器を動作状態に設定する。
【0031】また、この開始信号27で各機器を動作さ
せた後、計算部41が赤色成分が所定値より少なくなっ
たことを検出した場合には、終了信号28を機器制御部
25に出力し、モニタ部24の各機器を動作状態を終了
させる。
【0032】次に計算部41の処理内容のアルゴリズム
を図5を参照して説明する。計算部41の動作が開始す
ると、ステップS1の初期化処理にて、すべての変数を
初期化した後、ステップS2のデータ入力の処理を行
う。つまり、ビデオプロセッサ6から計算部41に入力
されるデータはRGBの映像信号データの1ピクセルを
それぞれ8ビットのデータにしたものである(ビデオプ
ロセッサ6のアナログの映像出力端から入力される場合
には一旦A/Dコンバータでデジタルの映像信号データ
に変換される)。
【0033】入力された信号に対し、ステップS3の映
像信号がある定められた領域にあるかどうかを判断す
る。つまり、モニタ画面の内視鏡画像を表示する所定の
領域内、つまり内視鏡画像表示領域内の映像信号か否か
を判断し、領域外の場合にはステップS2に戻り、逆に
領域内の場合には、ステップS4の赤色成分を検出する
ための変数Nを(R/G)+Nとする。
【0034】つまり、領域内の場合にはR信号とG信号
の比を(初期値を0とした)変数Mに足しこむ。ここで
はR信号とG信号の比としたが、これはもちろんR信号
と、Y信号の比でもよい。
【0035】そして、次のステップS5で垂直同期信号
か否かの判断を行い、垂直同期信号でない場合にはステ
ップS2に戻る。このような処理を行うことにより、上
記領域内での各ピクセルにおけるG信号に対するR信号
の輝度レベルの倍数を積算した値が算出される(内視鏡
画像表示領域の全ピクセルでのG信号比の総和とな
る)。
【0036】そして、垂直同期信号が検出された場合に
は、ステップS6に示すように前回画面、現画面におけ
る変数Nが閾値SU、SLを超えたかどうかを示すフラ
グP1、Pをそれぞれ前々回画面、前画面のフラグP
2、P1に置換した後、ステップS7の変数Nが上限側
の閾値SUを超えたかどうかを判断し、この上限側の閾
値SUを超えた場合にはステップS8のように現画面に
おけるフラグPに1を代入してステップS11に移る。
【0037】一方、ステップS7の判断において、上限
側の閾値SU以下である場合にはステップS9のように
変数Nが下限側の閾値SLより小さいかどうかを判断
し、この下限側の閾値SL以上の場合にはステップS1
5に進んで変数Nに0を代入した後ステップS2に戻
り、逆に下限側の閾値SLより小さい場合にはステップ
S10のように現画面におけるフラグPに0を代入し、
ステップS11に移る。
【0038】ステップS8或いはS10でフラグPに1
或いは0がセットされた場合には、ステップS11の判
断、つまりP2=P1=1かつP=0であるかの判断を
行い、これに該当する場合にはステップS12の終了信
号28をトリガして機器制御部25に出力してステップ
S15に進んだ後、ステップS2に戻る。
【0039】ステップS11の判断において、これに該
当しない場合にはステップS13の判断、つまりP2=
P1=0かつP=1であるかの判断を行い、これに該当
しない場合にはステップS15に進んだ後、ステップS
2に戻り、これに該当する場合にはステップS14の開
始信号27をトリガして機器制御部25に出力してステ
ップS15に進んだ後、ステップS2に戻る。
【0040】ステップS11では、このP、P1、P2
のパターンを見て、Pが立ち下がった場合には、今まで
赤かった画面が赤くなくなったということなので、終了
信号28をトリガし(ステップS12)、ステップS1
3のように逆に立ち上がった場合には、画面が赤くなっ
たということなので、開始信号27をトリガする(ステ
ップS14)。
【0041】これらの他、検査開始・終了検出部26
は、ビデオプロセッサ6の電源のON/OFFを検出し
て、ONで開始信号27をトリガし、OFFで終了信号
28をトリガするように構成することもできる。
【0042】また、画面のパターンを画像処理して、食
道特有のテクスチャ、大腸特有のテクスチャを抽出する
ことにより開始・終了の検出を行なってもよい。もちろ
ん、上記、検査開始・終了を検出する手段として、パル
スオキシメータ21等の機器における測定用カフの装着
の検出と組合せて、装着した場合のみ上記の動作をさせ
てもよい。
【0043】また、警告発生部29も、開始信号27に
より動作を開始し、終了信号28により動作を停止する
ように構成することにより、使用していない場合の意味
のないデータによって警告を発生させるといったことも
なくなる。
【0044】(第3の実施の形態)図6は第3の実施の
形態を備えた内視鏡検査装置1を示す。本実施の形態は
図1において、ビデオプロセッサ6はCPU等で構成さ
れるキー入力判断部36を有し、このキー入力判断部3
6はキーボード8から患者IDが入力されると開始信号
27を機器制御部25の開始制御端25aに出力し、検
査終了スイッチが操作された場合には終了信号28を機
器制御部25の終了制御端25bに出力する。
【0045】つまり、図6ではキー入力判断部36が図
1の検査開始・終了検出部26の機能を備えている。よ
り具体的には、キー入力判断部36は実質的に図2の患
者ID検出部31と検査終了スイッチ検出部32の機能
を備えている。従って、図6の循環器モニタリング装置
2は図1の検査開始・終了検出部26を有しない。
【0046】その他は第1の実施の形態と同様の構成で
ある。本実施の形態では、循環器モニタリング装置2の
外部のビデオプロセッサ6に検査開始及び検査終了を検
出する機能を備えたキー入力判断部36を設け、内視鏡
検査の開始の際にキーボード8から患者IDを入力する
と、その患者IDをカラーモニタ7で表示すると共に、
キー判断部36は患者IDの入力を検出すると、開始信
号27を機器制御部25の開始制御端25aに出力し、
機器制御部25はこの開始信号27により循環器モニタ
部24の各機器を測定を開始させる。
【0047】また、キー入力判断部36は検査終了スイ
ッチが操作された場合には終了信号28を機器制御部2
5の終了制御端25bに出力し、機器制御部25は循環
器モニタ部24の各機器の測定を終了させる制御を行
う。また、警告発生部29は開始信号27及び終了信号
28により第1の実施の形態と同様の動作を行う。
【0048】本実施の形態では、ビデオプロセッサ6内
で行うキーボード8に対する判断機能を利用して直接開
始信号27と終了信号28を出力させ、これらの信号を
循環器モニタリング装置2の機器制御部25に送り、循
環器モニタ部24を構成する各機器の計測動作の開始及
び停止を行うようにしている。従って、循環器モニタリ
ング装置2の構成をより単純化できる。その他は第1の
実施に形態と同様の効果を有する。
【0049】なお、図6において、ビデオプロセッサ6
の電源スイッチをON/OFFすると、循環器モニタリ
ング装置2の電源スイッチもON/OFFするようにし
ても良い。
【0050】このようにすると、ビデオプロセッサ6の
電源スイッチをONすると、循環器モニタリング装置2
の電源スイッチもONして、機器制御部25はキー入力
判断部36からの開始信号27等の入力待ちの状態(循
環器モニタ部24の各機器は測定動作を行わない例えば
待機状態)となる。
【0051】そして、開始信号27により、機器制御部
25は循環器モニタ部24の各機器の測定動作を開始さ
せ、終了信号28により機器制御部25は循環器モニタ
部24の各機器の測定動作を終了させる。また、ビデオ
プロセッサ6の電源スイッチをOFFにすると、循環器
モニタリング装置2の電源スイッチもOFFにできる。
【0052】従って、ビデオプロセッサ6の電源のON
/OFFにより、循環器モニタリング装置2側の電源を
ON/OFFする操作を行わなくても、内視鏡検査を行
う際には循環器モニタ部24の各機器を測定開始させ、
内視鏡検査の終了時に各機器の測定動作を終了できる。
そして、ビデオプロセッサ6の電源をOFFにした場合
には循環器モニタリング装置2の電源もOFFにでき
る。このため、内視鏡検査の際に循環器モニタリング装
置2の循環器モニタ部24の各機器の動作を制御するた
めの機器制御部25の電源をONしなくても済み、煩わ
しい操作をより軽減できる。
【0053】なお、図6において、内視鏡装置3側の電
源スイッチのON/OFFによりビデオプロセッサ6、
光源装置5、カラーモニタ7等の電源スイッチもON/
OFFでき、さらに循環器モニタリング装置2の電源ス
イッチもこれに連動してON/OFFできるようにして
も良い。また、上述した各実施の形態等を部分的に組み
合わせて構成される実施の形態等も本発明に属する。
【0054】[付記] 1.内視鏡検査の際に患者の循環器の状態をモニタする
循環器モニタ部を備えた循環器モニタリング装置におい
て、内視鏡検査の検査開始及び終了を検出する検査開始
・終了検出部と、前記検査開始・終了検出部による検査
開始及び終了の信号により前記循環器モニタ部の動作の
開始及び終了を制御する制御部と、を具備したことを特
徴とする循環器モニタリング装置。
【0055】2.付記1において、さらに循環器モニタ
部を構成する機器の測定値が所定の範囲内にあるかをモ
ニタし、所定の範囲から逸脱した場合には警告する警告
発生部を有する。 3.付記1において、前記循環器モニタ部はパルスオキ
シメータと、血圧測定部と心電図測定部とを有する。
【0056】4.付記1において、前記検査開始・終了
検出部は患者IDの入力を検出する患者ID検出部と、
検査終了スイッチの操作を検出する検査終了スイッチ検
出部とを有する。 5.付記1において、前記検査開始・終了検出部は内視
鏡画像における赤色成分の検出により、検査開始及び検
査終了を検出する赤色検出部を有する。
【0057】6.患者の体腔内を検査する内視鏡を備え
た内視鏡装置と、患者の循環器の状態をモニタする複数
のモニタ機器を有する循環器モニタリング装置とを備え
た内視鏡検査システムにおいて、前記内視鏡による検査
の開始及び終了に対応した情報を検出する検査開始・終
了検出手段と、前記検査開始・終了検出手段による検査
の開始及び終了に対応した情報から前記複数のモニタ機
器の動作の開始及び終了を制御する制御手段と、を設け
たことを特徴とする内視鏡検査システム。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、内
視鏡検査の際に患者の循環器の状態をモニタする循環器
モニタ部を備えた循環器モニタリング装置において、内
視鏡検査の検査開始及び終了を検出する検査開始・終了
検出部と、前記検査開始・終了検出部による検査開始及
び終了の信号により前記循環器モニタ部の動作の開始及
び終了を制御する制御部と、を設けているので、内視鏡
検査の際に、患者の循環器のモニタリングの測定の開
始、終了を自動的に行なうことができ、煩わしい操作を
解消できると共に、モニタする操作のし忘れといったミ
スも防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の循環器モニタリン
グ装置を含む内視鏡検査装置の構成図。
【図2】検査開始・終了検出部の構成を示すブロック
図。
【図3】表示部による表示の具体例を示す図。
【図4】本発明の第2の実施の形態における検査開始・
終了検出部を構成する計算部を示す図。
【図5】計算部による処理手順を示すフローチャート
図。
【図6】本発明の第3の実施の形態の循環器モニタリン
グ装置を含む内視鏡検査装置の構成図。
【符号の説明】
1…内視鏡検査装置 2…循環器モニタリング装置 3…内視鏡装置 4…内視鏡 5…光源装置 6…ビデオプロセッサ 7…カラーモニタ 8…キーボード 11…挿入部 12…ライトガイド 13…対物レンズ 14…CCD 21…パルスオキシメータ 22…血圧計 23…心電計 24…循環器モニタ部 25…機器制御部 26…検査開始・終了検出部 27…開始信号 28…終了信号 29…警告発生部 30…表示部 31…患者ID検出部 32…検査終了SW検出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鳥山 誠記 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 小野 哲哉 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 牛房 浩行 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内視鏡検査の際に患者の循環器の状態を
    モニタする循環器モニタ部を備えた循環器モニタリング
    装置において、 内視鏡検査の検査開始及び終了を検出する検査開始・終
    了検出部と、 前記検査開始・終了検出部による検査開始及び終了の信
    号により前記循環器モニタ部の動作の開始及び終了を制
    御する制御部と、 を具備したことを特徴とする循環器モニタリング装置。
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