JPH11318633A - 電気・電子機器装備シート - Google Patents
電気・電子機器装備シートInfo
- Publication number
- JPH11318633A JPH11318633A JP15068398A JP15068398A JPH11318633A JP H11318633 A JPH11318633 A JP H11318633A JP 15068398 A JP15068398 A JP 15068398A JP 15068398 A JP15068398 A JP 15068398A JP H11318633 A JPH11318633 A JP H11318633A
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- JP
- Japan
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- seat
- seat pad
- electric
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- Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 電気乃至は電子機器の付属部品をシートパッ
ドに組み付けても、それによる異和感をを感じさせるを
防ぎ、電気乃至は電子機器の組付け範囲や部位或いはワ
ディング厚み等の制約を受けない。 【解決手段】 電気乃至は電子機器１の付属部品１２，
１３をシートパッド２０の座部面より段下げ形成した収
容空間２０ａの内部に組み付け、その付属部品の収容空
間２０ａを覆うワディング材２１をシートパッド２０の
座部面に貼り合わせて該空間部位をワディング材２１ａ
で保形した。
ドに組み付けても、それによる異和感をを感じさせるを
防ぎ、電気乃至は電子機器の組付け範囲や部位或いはワ
ディング厚み等の制約を受けない。 【解決手段】 電気乃至は電子機器１の付属部品１２，
１３をシートパッド２０の座部面より段下げ形成した収
容空間２０ａの内部に組み付け、その付属部品の収容空
間２０ａを覆うワディング材２１をシートパッド２０の
座部面に貼り合わせて該空間部位をワディング材２１ａ
で保形した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気乃至は電子機
器の機器本体と共に付属部品をシートパッドに組み付
け、そのシートパッドを表皮材とワディング材とから積
層形成されるトリムカバーで被包する電気・電子機器装
備シートの改良に関するものである。
器の機器本体と共に付属部品をシートパッドに組み付
け、そのシートパッドを表皮材とワディング材とから積
層形成されるトリムカバーで被包する電気・電子機器装
備シートの改良に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、電気乃至は電子機器装備シートと
してはシートヒータを挙げることができる。そのシート
ヒータはヒータ本体をシートパッドの座部面に配置し、
サーモスタット等の付属部品をシートパッドの凹部に組
み付けることにより突出感を緩和するよう構成されてい
る。
してはシートヒータを挙げることができる。そのシート
ヒータはヒータ本体をシートパッドの座部面に配置し、
サーモスタット等の付属部品をシートパッドの凹部に組
み付けることにより突出感を緩和するよう構成されてい
る。
【０００３】然し、そのヒータ装備シートではサーモス
タット等の付属部品を凹部に組み付けた状態でシートパ
ッドを表皮材とワディング材とから積層形成されたトリ
ムカバーで被包するが、トリムカバーのワディング材が
十分に厚くないと、凹部による異和感を感じさせる。ま
た、凹部が比較的広範で大きなものになると、ワディン
グ材が凹部の内部に撓み込んで窪むことにより、これ亦
異和感を感じさせるため、その組付け部位が人体の感じ
にくい部分に限定される。
タット等の付属部品を凹部に組み付けた状態でシートパ
ッドを表皮材とワディング材とから積層形成されたトリ
ムカバーで被包するが、トリムカバーのワディング材が
十分に厚くないと、凹部による異和感を感じさせる。ま
た、凹部が比較的広範で大きなものになると、ワディン
グ材が凹部の内部に撓み込んで窪むことにより、これ亦
異和感を感じさせるため、その組付け部位が人体の感じ
にくい部分に限定される。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、電気乃至は
電子機器の付属部品をシートパッドに組み付けても、そ
れによる異和感を感じさせるのを防ぐことにより、電気
乃至は電子機器の組付け範囲や部位或いはワディング厚
み等の制約を受けることがない電気・電子機器装備シー
トを提供することを目的とする。
電子機器の付属部品をシートパッドに組み付けても、そ
れによる異和感を感じさせるのを防ぐことにより、電気
乃至は電子機器の組付け範囲や部位或いはワディング厚
み等の制約を受けることがない電気・電子機器装備シー
トを提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項１に係る
電気・電子機器装備シートにおいては、電気乃至は電子
機器の付属部品をシートパッドの座部面より段下げ形成
した収容空間の内部に組み付けると共に、その付属部品
の収容空間を覆うワディング材をシートパッドの座部面
に貼り合わせて該空間部位をワディング材で保形するこ
とにより構成されている。
電気・電子機器装備シートにおいては、電気乃至は電子
機器の付属部品をシートパッドの座部面より段下げ形成
した収容空間の内部に組み付けると共に、その付属部品
の収容空間を覆うワディング材をシートパッドの座部面
に貼り合わせて該空間部位をワディング材で保形するこ
とにより構成されている。
【０００６】本発明の請求項２に係る電気・電子機器装
備シートにおいては、トリムカバーの表皮材と積層され
るワディング材の厚み内から付属部品の収容空間を覆う
ワディング材を別部材に分けて形成し、その別部材のワ
ディング材をシートパッドの座部面に貼り合わせると共
に、表皮材と積層されたワディング材と組み合せて該空
間部位をトリムカバーのワディング材で保形することに
より構成されている。
備シートにおいては、トリムカバーの表皮材と積層され
るワディング材の厚み内から付属部品の収容空間を覆う
ワディング材を別部材に分けて形成し、その別部材のワ
ディング材をシートパッドの座部面に貼り合わせると共
に、表皮材と積層されたワディング材と組み合せて該空
間部位をトリムカバーのワディング材で保形することに
より構成されている。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して説明す
ると、図示実施の形態は図１で示すように面状アンテナ
１をシートバック２の座部面に備えると共に、加圧セン
サー３をシートクッション４の座部面に備え、人間が着
座した時に発生する静電容量を感知することにより、乗
員の有無、乗員が大人か，子供か等を判別し、エアーバ
ックの展開，不展開を制御するシステム機構を装備する
車輌用シートを例示する。
ると、図示実施の形態は図１で示すように面状アンテナ
１をシートバック２の座部面に備えると共に、加圧セン
サー３をシートクッション４の座部面に備え、人間が着
座した時に発生する静電容量を感知することにより、乗
員の有無、乗員が大人か，子供か等を判別し、エアーバ
ックの展開，不展開を制御するシステム機構を装備する
車輌用シートを例示する。
【０００８】面状アンテナ１は、図２で示すように静電
容量感知用のアンテナ本体１０をアンテナ基布１１と一
体化したもので、座面上部，座面下部並びに車体側部側
の土手用１ａ〜１ｃに分けて形成されている。また、そ
の面状アンテナ１はアンテナ本体１０のターミナル１２
より導出するハーネス１３，カプラー１４を付属部品と
して備えることにより構成されている。この面状アンテ
ナ１はアンテナ本体１０を座部面に取付け配置し、ター
ミナル１２よりハーネス１３を座部面に設けた収容空間
に組み付けることによりシートバック２のシートパッド
２０に装備される。
容量感知用のアンテナ本体１０をアンテナ基布１１と一
体化したもので、座面上部，座面下部並びに車体側部側
の土手用１ａ〜１ｃに分けて形成されている。また、そ
の面状アンテナ１はアンテナ本体１０のターミナル１２
より導出するハーネス１３，カプラー１４を付属部品と
して備えることにより構成されている。この面状アンテ
ナ１はアンテナ本体１０を座部面に取付け配置し、ター
ミナル１２よりハーネス１３を座部面に設けた収容空間
に組み付けることによりシートバック２のシートパッド
２０に装備される。
【０００９】シートパッド２０には、図３，図４で示す
ように収容空間２０ａ〜２０ｃが座部面より段下げさせ
て設けられている。この収容空間２０ａ〜２０ｃは、面
状アンテナ１のターミナル１２よりハーネス１３を組付
け可能な形状に合わせて形成すればよい。例えば、座面
上部，座面下部用の面状アンテナ１ａ，１ｂに対しては
縦長な凹状のものを土手部との臨界部寄りの座部面に設
け、また、土手側の面状アンテナ１ｃに対しては方形の
フラットなものをトリムカバーの吊込み溝２０ｄに亘っ
て設けるようにできる。その収容空間２０ａ〜２０ｃに
は、ハーネス１３を含むカプラー１４をシートパッド２
の背面側に引き出す通し穴２０ｅが内底面に設けられて
いる。
ように収容空間２０ａ〜２０ｃが座部面より段下げさせ
て設けられている。この収容空間２０ａ〜２０ｃは、面
状アンテナ１のターミナル１２よりハーネス１３を組付
け可能な形状に合わせて形成すればよい。例えば、座面
上部，座面下部用の面状アンテナ１ａ，１ｂに対しては
縦長な凹状のものを土手部との臨界部寄りの座部面に設
け、また、土手側の面状アンテナ１ｃに対しては方形の
フラットなものをトリムカバーの吊込み溝２０ｄに亘っ
て設けるようにできる。その収容空間２０ａ〜２０ｃに
は、ハーネス１３を含むカプラー１４をシートパッド２
の背面側に引き出す通し穴２０ｅが内底面に設けられて
いる。
【００１０】その収容空間２０ａ〜２０ｃを付属部品の
組付状態で覆うべく、図５で示すようにウレタンスラブ
等で形成されたワディング材２１ａ〜２１ｃが備えられ
ている。このワディング材２１ａ〜２１ｃは、収容空間
２０ａ〜２０ｃを覆ってシートパッド２０の座部面に貼
り合わせることにより空間部位を保形できるよう形成さ
れている。そのワディング材２１ａ〜２１ｃは、トリム
カバーの表皮材と積層されるワディング材の厚み内から
付属部品の収容空間２０ａ〜２０ｃを覆う別部材に分け
て形成されている。
組付状態で覆うべく、図５で示すようにウレタンスラブ
等で形成されたワディング材２１ａ〜２１ｃが備えられ
ている。このワディング材２１ａ〜２１ｃは、収容空間
２０ａ〜２０ｃを覆ってシートパッド２０の座部面に貼
り合わせることにより空間部位を保形できるよう形成さ
れている。そのワディング材２１ａ〜２１ｃは、トリム
カバーの表皮材と積層されるワディング材の厚み内から
付属部品の収容空間２０ａ〜２０ｃを覆う別部材に分け
て形成されている。
【００１１】その他に、面状アンテナ１をトリムカバー
を形成するウレタンスラブ等のワディング材の層間に備
えるべく、上述したワディング材２１ａ〜２１ｃと同様
に、面状アンテナ１を備える面積に相当するワディング
材２２ａ〜２２ｃがトリムカバーの表皮材と積層される
ワディング材の厚み内から別部材に分けて備えられてい
る。このワディング材２２ａ〜２２ｃはシートパッド２
０に貼り合わせ固定されるもので、個別に形成された面
状アンテナ１の座面上部，座面下部並びに車体側部側の
土手用１ａ〜１ｃを接着固定可能な面積に形成されてい
る。
を形成するウレタンスラブ等のワディング材の層間に備
えるべく、上述したワディング材２１ａ〜２１ｃと同様
に、面状アンテナ１を備える面積に相当するワディング
材２２ａ〜２２ｃがトリムカバーの表皮材と積層される
ワディング材の厚み内から別部材に分けて備えられてい
る。このワディング材２２ａ〜２２ｃはシートパッド２
０に貼り合わせ固定されるもので、個別に形成された面
状アンテナ１の座面上部，座面下部並びに車体側部側の
土手用１ａ〜１ｃを接着固定可能な面積に形成されてい
る。
【００１２】各ワディング材２１ａ〜２１ｃ，２２ａ〜
２２ｃは、表皮材と積層される通常厚み１２ｍｍ程度の
ワディング材から相当部分を略均等厚みに二分するもの
であってもよく、また、表皮材と積層される側の相当部
分の厚みよりも厚く形成してもよい。特に、面状アンテ
ナ１を接着固定するワディング材２２ａ〜２２ｃは厚み
を厚く取ることにより表皮材との積層側を薄く形成する
とよい。
２２ｃは、表皮材と積層される通常厚み１２ｍｍ程度の
ワディング材から相当部分を略均等厚みに二分するもの
であってもよく、また、表皮材と積層される側の相当部
分の厚みよりも厚く形成してもよい。特に、面状アンテ
ナ１を接着固定するワディング材２２ａ〜２２ｃは厚み
を厚く取ることにより表皮材との積層側を薄く形成する
とよい。
【００１３】図示実施の形態では面状アンテナ１の厚み
分を除いて、表皮材との積層側は面状アンテナ１の座部
表面までの距離を近付けるべく３ｍｍ厚み程度に、面状
アンテナ１を貼り合わせるワディング材２２ａ〜２２ｃ
は形態を保持可能な８ｍｍ厚み程度に形成されている。
この厚み設定は上述した面状アンテナ１を備える面積相
当部分のもので、一般面のワディング材は通常通り１２
ｍｍ厚み程度であり、各ワディング材２１ａ〜２１ｃ，
２２ａ〜２２ｃに対応する部分は一般面の面積内を凹状
に窪ませ成形することにより薄いワディング層として形
成すればよい。
分を除いて、表皮材との積層側は面状アンテナ１の座部
表面までの距離を近付けるべく３ｍｍ厚み程度に、面状
アンテナ１を貼り合わせるワディング材２２ａ〜２２ｃ
は形態を保持可能な８ｍｍ厚み程度に形成されている。
この厚み設定は上述した面状アンテナ１を備える面積相
当部分のもので、一般面のワディング材は通常通り１２
ｍｍ厚み程度であり、各ワディング材２１ａ〜２１ｃ，
２２ａ〜２２ｃに対応する部分は一般面の面積内を凹状
に窪ませ成形することにより薄いワディング層として形
成すればよい。
【００１４】その各部から面状アンテナ１（１ａ〜１
ｃ）をシートパッド２０に取り付けるには、図６で示す
ようにアンテナ本体１０はアンテナ基布１１でワディン
グ材２２ａ〜２２ｃの表側に接着固定する。また、ワデ
ィング材２２ａ〜２２ｃはシートパッド２０の座部面に
貼り合わせる。これにより、面状アンテナ１（１ａ〜１
ｃ）はシートバック２乃至はシートパッド２０の座面部
において高い精度に位置合わせさせて簡単に備え付けら
れる。
ｃ）をシートパッド２０に取り付けるには、図６で示す
ようにアンテナ本体１０はアンテナ基布１１でワディン
グ材２２ａ〜２２ｃの表側に接着固定する。また、ワデ
ィング材２２ａ〜２２ｃはシートパッド２０の座部面に
貼り合わせる。これにより、面状アンテナ１（１ａ〜１
ｃ）はシートバック２乃至はシートパッド２０の座面部
において高い精度に位置合わせさせて簡単に備え付けら
れる。
【００１５】その面状アンテナ１（１ａ〜１ｃ）のハー
ネス１３は、図７で示すようにターミナル１２から曲げ
込んでシートパッド２０の座部面と土手面との臨界部に
設けた収容空間２０ａ（座部面上部側のみ図示）組み付
け、カプラーは収容空間の内底面に設けた通し穴よりシ
ートパッド２０の背面側に引き出すことにより外部配線
と接続すればよい。このターミナル１２からハーネス１
３の組付け後、アンテナ本体１０の曲込み部分を挾み込
んで収容空間２０ａを覆うワディング材２１ａをワディ
ング材２２ａと隣接させてシートパッド２０の座部面に
貼り合わせることにより該空間部位を保形する。
ネス１３は、図７で示すようにターミナル１２から曲げ
込んでシートパッド２０の座部面と土手面との臨界部に
設けた収容空間２０ａ（座部面上部側のみ図示）組み付
け、カプラーは収容空間の内底面に設けた通し穴よりシ
ートパッド２０の背面側に引き出すことにより外部配線
と接続すればよい。このターミナル１２からハーネス１
３の組付け後、アンテナ本体１０の曲込み部分を挾み込
んで収容空間２０ａを覆うワディング材２１ａをワディ
ング材２２ａと隣接させてシートパッド２０の座部面に
貼り合わせることにより該空間部位を保形する。
【００１６】そのシートパッド２０には図８で示すよう
なトリムカバー２３を被せると、このトリムカバー２３
は薄いワディング層２３ａを含む一般面のワディング材
を表皮材２３ｂの内側に一体に積層形成したものでなる
から、図７で示すように面状アンテナ１を層間に介在さ
せて薄いワデイング層２３ａとワディング材２２ａとが
組み合わさり、それと同様に ワディング材２１ａもト
リムカバー２３の薄いワデイング層と組み合わさること
により、トリムカバー２３のワディング材としては一般
面を含む全体を均等厚みに保つことができる。
なトリムカバー２３を被せると、このトリムカバー２３
は薄いワディング層２３ａを含む一般面のワディング材
を表皮材２３ｂの内側に一体に積層形成したものでなる
から、図７で示すように面状アンテナ１を層間に介在さ
せて薄いワデイング層２３ａとワディング材２２ａとが
組み合わさり、それと同様に ワディング材２１ａもト
リムカバー２３の薄いワデイング層と組み合わさること
により、トリムカバー２３のワディング材としては一般
面を含む全体を均等厚みに保つことができる。
【００１７】なお、上述した実施の形態では座面上部，
座面下部用の面状アンテナ１ａ，１ｂのターミナル１２
からハーネス１３を組み付ける収容空間２０ａ，２０ｂ
として凹状のものを示したが、図９で示すようにトリム
カバーの吊込み溝２０ｄに亘るＬ字状の段部として設け
ることもできる。また、その収容空間２０ａ，２０ｂは
面状アンテナ１ｃを備える土手側に位置させて設けるこ
ともできる。
座面下部用の面状アンテナ１ａ，１ｂのターミナル１２
からハーネス１３を組み付ける収容空間２０ａ，２０ｂ
として凹状のものを示したが、図９で示すようにトリム
カバーの吊込み溝２０ｄに亘るＬ字状の段部として設け
ることもできる。また、その収容空間２０ａ，２０ｂは
面状アンテナ１ｃを備える土手側に位置させて設けるこ
ともできる。
【００１８】このように構成する乗員検知用アンテナ付
きシートでは、別部材のワディング材２１ａ〜２１ｃを
シートパッド２０の座部面に貼り合わることによりター
ミナル１２からハーネス１３を組み付ける収容空間を覆
うから、当該空間部位をワディング材２１ａ〜２１ｃで
保形することができる。このため、電気乃至は電子機器
の付属部品をシートパッド２０に組み付けても、それに
よる異和感を感じさせるのを防げると共に、電気乃至は
電子機器の組付け範囲や部位或いはワディング厚み等の
制約を受けることがない。
きシートでは、別部材のワディング材２１ａ〜２１ｃを
シートパッド２０の座部面に貼り合わることによりター
ミナル１２からハーネス１３を組み付ける収容空間を覆
うから、当該空間部位をワディング材２１ａ〜２１ｃで
保形することができる。このため、電気乃至は電子機器
の付属部品をシートパッド２０に組み付けても、それに
よる異和感を感じさせるのを防げると共に、電気乃至は
電子機器の組付け範囲や部位或いはワディング厚み等の
制約を受けることがない。
【００１９】それに加えて、面状アンテナ１は少なくと
も通常厚みのワディング材を二層２２ａ〜２２ｃに分け
た層間に介在させることにより取付位置を座部表面に近
付けることができるため、アンテナ出力を良好に保つこ
とができる。また、座面部は一般面を含む全体を均等厚
みに保つワディング材によるトリムカバー２３で形成さ
れるから、当該アンテナを組み付けないものと同等の着
座感が得られる。
も通常厚みのワディング材を二層２２ａ〜２２ｃに分け
た層間に介在させることにより取付位置を座部表面に近
付けることができるため、アンテナ出力を良好に保つこ
とができる。また、座面部は一般面を含む全体を均等厚
みに保つワディング材によるトリムカバー２３で形成さ
れるから、当該アンテナを組み付けないものと同等の着
座感が得られる。
【００２０】
【発明の効果】以上の如く、本発明の請求項１に係る電
気・電子機器装備シートに依れば、電気乃至は電子機器
の付属部品をシートパッドの座部面より段下げ形成した
収容空間の内部に組み付けると共に、その付属部品の収
容空間を覆うワディング材をシートパッドの座部面に貼
り合わせて該空間部位をワディング材で保形することに
より、電気乃至は電子機器の付属部品を組み付ける収容
空間による異和感を感じさせるのを防げ、電気乃至は電
子機器の付属部品を組み付けないものと同等の着座感を
得ることができる。
気・電子機器装備シートに依れば、電気乃至は電子機器
の付属部品をシートパッドの座部面より段下げ形成した
収容空間の内部に組み付けると共に、その付属部品の収
容空間を覆うワディング材をシートパッドの座部面に貼
り合わせて該空間部位をワディング材で保形することに
より、電気乃至は電子機器の付属部品を組み付ける収容
空間による異和感を感じさせるのを防げ、電気乃至は電
子機器の付属部品を組み付けないものと同等の着座感を
得ることができる。
【００２１】本発明の請求項２に係る電気・電子機器装
備シートに依れば、トリムカバーの表皮材と積層される
ワディング材の厚み内から付属部品の収容空間を覆うワ
ディング材を別部材に分けて形成し、その別部材のワデ
ィング材をシートパッドの座部面に貼り合わせると共
に、表皮材と積層されたワディング材と組み合せて該空
間部位をトリムカバーのワディング材で保形するため、
好ましい実施の形態として電気乃至は電子機器の付属部
品を組み付ける収容空間から異和感を感じさせるのを防
げ、電気乃至は電子機器の付属部品を組み付けないもの
と同等の着座感を得ることができる。
備シートに依れば、トリムカバーの表皮材と積層される
ワディング材の厚み内から付属部品の収容空間を覆うワ
ディング材を別部材に分けて形成し、その別部材のワデ
ィング材をシートパッドの座部面に貼り合わせると共
に、表皮材と積層されたワディング材と組み合せて該空
間部位をトリムカバーのワディング材で保形するため、
好ましい実施の形態として電気乃至は電子機器の付属部
品を組み付ける収容空間から異和感を感じさせるのを防
げ、電気乃至は電子機器の付属部品を組み付けないもの
と同等の着座感を得ることができる。
【図１】本発明に係る電気・電子機器装備シートの実施
の形態として乗員検知用アンテナ付きシートを全体的に
示す斜視図である。
の形態として乗員検知用アンテナ付きシートを全体的に
示す斜視図である。
【図２】図１の乗員検知用アンテナ付きシートを構成す
る面状アンテナを示す斜視図である。
る面状アンテナを示す斜視図である。
【図３】図１の乗員検知用アンテナ付きシートを構成す
るシートパッドを右側から示す斜視図である。
るシートパッドを右側から示す斜視図である。
【図４】図１の乗員検知用アンテナ付きシートを構成す
るシートパッドを左側から示す斜視図である。
るシートパッドを左側から示す斜視図である。
【図５】図１の乗員検知用アンテナ付きシートを構成す
るワディング材を示す斜視図である。
るワディング材を示す斜視図である。
【図６】図１の乗員検知用アンテナ付きシートを構成す
る面状アンテナを備えたシートパッドを示す斜視図であ
る。
る面状アンテナを備えたシートパッドを示す斜視図であ
る。
【図７】図１の乗員検知用アンテナ付きシートをＡーＡ
線個所で示す部分拡大断面図である。
線個所で示す部分拡大断面図である。
【図８】図１の乗員検知用アンテナ付きシートを構成す
るトリムカバーを示す斜視図である。
るトリムカバーを示す斜視図である。
【図９】本発明に係る電気・電子機器装備シートの別の
実施の形態を示す部分拡大断面図である。
実施の形態を示す部分拡大断面図である。
１ 電気・電子機器 １２〜１４ 電気・電子機器の付属部品 ２０ シートパッド ２０ａ〜２０ｃ 付属部品の収容空間 ２１ａ〜２１ｃ 別部材のワディング材 ２３ トリムカバー ２３ａ トリムカバーのワディング材 ２３ｂ トリムカバーの表皮材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 遠藤 繁 栃木県塩谷郡高根沢町大字太田118−１ テイ・エス テック株式会社技術センター 内 (72)発明者 礒永 一誠 埼玉県和光市中央１丁目４番１号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 福井 努 埼玉県和光市中央１丁目４番１号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 小代田 信洋 埼玉県和光市中央１丁目４番１号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 伊能 隆 埼玉県和光市中央１丁目４番１号 株式会 社本田技術研究所内
Claims (2)
- 【請求項１】 電気乃至は電子機器の機器本体と共に付
属部品をシートパッドに組み付け、そのシートパッドを
表皮材とワディング材とから積層形成されるトリムカバ
ーで被包する電子・電気機器装備シートにおいて、 電気乃至は電子機器の付属部品をシートパッドの座部面
より段下げ形成した収容空間の内部に組み付けると共
に、その付属部品の収容空間を覆うワディング材をシー
トパッドの座部面に貼り合わせて該空間部位をワディン
グ材で保形したことを特徴とする電気・電子機器装備シ
ート。 - 【請求項２】 トリムカバーの表皮材と積層されるワデ
ィング材の厚み内から付属部品の収容空間を覆うワディ
ング材を別部材に分けて形成し、その別部材のワディン
グ材をシートパッドの座部面に貼り合わせると共に、表
皮材と積層されたワディング材と組み合せて該空間部位
をトリムカバーのワディング材で保形したことを特徴と
する請求項１に記載の電気・電子機器装備シート。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15068398A JPH11318633A (ja) | 1998-05-14 | 1998-05-14 | 電気・電子機器装備シート |
| US11/910,352 US7942477B1 (en) | 1998-05-14 | 1999-05-14 | Seat provided with electric or electronic equipment |
| PCT/JP1999/002517 WO1999058023A1 (en) | 1998-05-14 | 1999-05-14 | Electric and electronic equipment installation sheet |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15068398A JPH11318633A (ja) | 1998-05-14 | 1998-05-14 | 電気・電子機器装備シート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11318633A true JPH11318633A (ja) | 1999-11-24 |
Family
ID=15502194
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15068398A Pending JPH11318633A (ja) | 1998-05-14 | 1998-05-14 | 電気・電子機器装備シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11318633A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007307190A (ja) * | 2006-05-19 | 2007-11-29 | Toyota Boshoku Corp | 車両用シートの配線敷設構造 |
| JP2008220399A (ja) * | 2007-03-08 | 2008-09-25 | Toyota Motor Corp | 車両用シート装置 |
-
1998
- 1998-05-14 JP JP15068398A patent/JPH11318633A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007307190A (ja) * | 2006-05-19 | 2007-11-29 | Toyota Boshoku Corp | 車両用シートの配線敷設構造 |
| JP2008220399A (ja) * | 2007-03-08 | 2008-09-25 | Toyota Motor Corp | 車両用シート装置 |
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