JPH11318162A - コンバイン等の緊急停止装置 - Google Patents

コンバイン等の緊急停止装置

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JPH11318162A
JPH11318162A JP13217098A JP13217098A JPH11318162A JP H11318162 A JPH11318162 A JP H11318162A JP 13217098 A JP13217098 A JP 13217098A JP 13217098 A JP13217098 A JP 13217098A JP H11318162 A JPH11318162 A JP H11318162A
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JP
Japan
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feed chain
motor
threshing
emergency
threshing machine
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JP13217098A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Iwamoto
岩本  浩
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】異常事態が発生したときに、走行装置と同時に
脱穀機のフィードチェンも即時停止させようとするもの
である。 【解決手段】緊急停止手段24の停止操作により、走行
装置7等を回転駆動する原動機16と、刈取穀稈を移送
するフィードチェン8を回転駆動するフィードチェンモ
ータ19との両者を即時停止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、緊急停止手段の
停止操作により、走行装置等を回転駆動する原動機と、
刈取穀稈を移送するフィードチェンを回転駆動するフィ
ードチェンモータとの両者を制御手段で停止制御する緊
急停止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、畔ぎわを手刈りした刈取穀稈を
コンバインで脱穀するときは、このコンバインの走行装
置を走行させながらか、又は停止させて、この刈取穀稈
を脱穀機へ供給し、この脱穀機のフィードチェンで移送
しながら脱穀する。この脱穀作業中に、異常事態が発生
すると、例えば、フィードチェンに異物(作業者の衣
服)が挾持されると、緊急停止手段を停止操作し、この
停止操作により、走行中であれば走行装置が停止すると
共に、脱穀機が停止される。この脱穀機の停止に伴な
い、該フィードチェンが自動的に停止する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】脱穀作業中に異常事態
が発生し、緊急停止手段を停止操作して、脱穀機を停止
させても、この脱穀機は慣制によって回転して即時停止
せず、このためにフィードチェンも即時停止されず、緊
急停止にならないことが発生していたが、この発明によ
り、この問題点を解決しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】このために、この発明
は、走行装置7等を回転駆動する原動機16を緊急停止
操作する緊急停止手段24と、刈取穀稈を移送する脱穀
機2のフィードチェン8を回転駆動するフィードチェン
モータ19とを設けたコンバインにおいて、該緊急停止
手段24の緊急停止操作に基づいて該原動機16と該フ
ィードチェンモータ19との両者を停止すべく制御する
制御手段27を設けたことを特徴とするコンバイン等の
緊急停止装置の構成とする。
【0005】
【発明の作用】畔ぎわを手刈りした刈取穀稈をコンバイ
ンで脱穀するときは、このコンバインの走行装置7を走
行させながらか、又は停止させて、この刈取穀稈を脱穀
機2へ供給し、この脱穀機2のフィードチェン8で移送
しながら脱穀する。この脱穀作業中に、異常事態が発生
すると、例えば、フィードチェン8に異物(作業者の衣
服)が挾持されると、緊急停止手段24を停止操作し、
この停止操作により、走行中であれば原動機16が即時
停止して、走行装置7が停止されると共に、脱穀機2の
フィードチェンモータ19が即時停止して、該フィード
チェン8も同時に即時停止され、発生している異常事態
を対処する。
【0006】
【発明の効果】脱穀作業中に、異常事態が発生し、緊急
停止手段24を停止操作すると、走行中であれば、原動
機16が即時停止して、走行装置7が停止すると共に、
脱穀機2の慣制による回転には関係なく、フィードチェ
ンモータ19が即時停止して、フィードチェン8も即時
停止することにより、異常事態の対応を即時行うことが
できる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面に
基づいて説明する。コンバイン1に載置した脱穀機2、
この脱穀機2の前部に設けた刈取機3、及び操作装置1
4に設けた緊急停止手段24、及び制御手段27等より
なる緊急停止装置を図示して説明する。
【0008】前記コンバイン1の車台5の下部には、土
壌面を走行する左右一対の走行クローラ6を張設した走
行装置7を配設し、該車台5上部には、フィードチェン
8に挾持されて搬送される刈取穀稈を脱穀し、この脱穀
された穀粒を選別回収して一時貯留する穀粒貯留タンク
9を設けた脱穀機2を載置している。該フィードチェン
8はフィードチェンモータ19により回転駆動する構成
である。
【0009】前記脱穀機2の前部には、前端位置から立
毛穀稈を分草する分草体10と、この分草された穀稈を
引き起こす引起装置18と、引き起こされた穀稈を刈り
取る刈刃装置11と、この刈り取られた穀稈を後方へ搬
送し、フィードチェン8へ受渡しする穀稈掻込搬送装置
12等を設けた刈取機3を、油圧駆動による伸縮シリン
ダ13により、土壌面に対して昇降自在に作用させる構
成としている。
【0010】前記脱穀機2側には、コンバイン1の操作
制御を行う操作装置14と、作業者が搭乗する操縦席1
5とを設け、この操縦席15の下部には、原動機(エン
ジン)16を搭載すると共に、後方には、穀粒貯留タン
ク9を設置する。これら走行装置7、脱穀機2、刈取機
3、エンジン16等によって、該コンバイン1の機体1
7を構成させている。
【0011】前記脱穀機3の穀稈掻込搬送装置12によ
って形成される穀稈搬送経路中には、刈り取られ搬送さ
れる穀稈に接触作用することにより、脱穀機2へ穀稈供
給の有無を検出する穀稈センサ21を設けると共に、車
台5の前端部に装架された走行用ミッションケース20
の伝動経路中には、その出力回転数に基づく走行車速を
検出する車速センサ20aを設けた構成としている。
【0012】前記操作装置14には、各種操作レバー2
2、及びこの操作装置14の表面部には、コンバイン1
を始動、及び停止させるときに操作するキースイッチ2
3、異常事態が発生したときは、走行装置7とフィード
モータ19との両者を同時に緊急停止させるときに操作
するON−OFFスイッチ方式の緊急停止手段24、脱
穀機2を始動、及び停止させるときに操作するON−O
FFスッチ方式の脱穀スイッチ25、緊急停止モニタラ
ンプ26等を設けると共に、該操作装置14の内部に
は、図2で示す如く回路機構よりなる制御手段27を設
けている。
【0013】前記緊急停止装置は、前記の如く緊急停止
手段24、及び回路機構の制御手段27等よりなる構成
であり、コンバイン1で収穫作業中、又は点検作業中等
のときに、異常事態が発生すると、例えば、作業者の衣
服が脱穀機2のフィードチェン8に挾持されたとき等
は、走行装置7と該フィードチェン8との両者を同時に
停止させる必要があり、このときには、該緊急停止手段
24を停止操作する構成であり、この停止操作に連動し
て、該走行装置7を回転駆動する原動機16、及び該フ
ィードチェン8を回転駆動するフィードモータ19との
両者を該制御手段27で即時停止制御する構成としてい
る。
【0014】前記制御手段27は、図2で示す回路機構
の如く各種部品によって構成され、24は緊急停止手
段、25は脱穀スイッチ、19はフィードチェンモー
タ、23はキースイッチ、28は緊急エンジン停止モニ
タランプ、29はキーストップタイマリレー、30は遅
延リレー、31はモータ正逆転リレー、32はモータ内
部リミットスイッチ、33はフィードチェン入・切検出
スイッチ等よりなる構成である。
【0015】前記緊急停止手段24の停止ON操作によ
り、図2で示す制御手段27の(イ)(ロ)(ハ)の一
点鎖線で示す如く制御されて、フィードチェンモータ1
9は逆回転制御され、フィードチェン8は「切」方向へ
回転駆動される構成であると共に、緊急エンジン停止モ
ニタランプ28が点灯する構成としている。前記脱穀機
2は、図1、及び図3で示す如く上部側に脱穀室34
と、排塵処理室35と、二番処理室36とを設け、下部
側に選別室37を各々配置した構成である。該脱穀室3
4内には、各種の多数の扱歯34aを植設して刈取穀稈
を脱穀処理する扱胴34bを前後方向に軸架内装した構
成としている。
【0016】平面視前記脱穀室34の右側に平行し前部
側に位置させた二番処理室36内には、還元される未脱
穀処理物(二番物)を前方へ移送しながら処理し、選別
室37へ排出する移送螺旋36aと多数の処理歯36b
と二番羽根36cとを装着した二番処理胴36dと、後
部側に位置させた排塵処理室35内には、該脱穀室34
から供給される一部の未脱穀処理物を再処理する移送螺
旋35aと多数の処理歯35bと排出羽根35cとを装
着した排塵処理胴35dを同軸に軸架内装した構成とし
ている。
【0017】前記脱穀室34の平面視左側の扱ぎ口34
cに沿って、刈取穀稈を挾持するフィードチェン8と、
挾持杆38とを配設すると共に、扱歯34aの外周縁下
部から扱胴カバー39までの間を包囲する扱網34d
と、各処理歯35b、36b等の各外周縁下部側を段差
を付けて包囲する棒状部材を所定間隔に設けた漏下具4
0aと二番受板40bとを各々配設した構成である。該
排塵処理室35の移送終端部には、機体の横内側へ向け
て、この排塵処理室35内で処理された藁屑、及び稈切
等の排塵物を排出する排出口41aを設け、該二番処理
室36の移送終端部には、機体の横内側へ向けて、この
二番処理室36内で脱穀処理された処理物を排出する二
番排出口41bを設けた構成としている。
【0018】前記選別室35内には、扱網34dから漏
下した脱穀物と、漏下具40aから漏下した処理物、及
び二番排出口41bから排出される処理物と、排出口4
1aから排出された排塵物とを移送しながら揺動して選
別を行う揺動選別棚42を、扱胴34bの軸方向に沿わ
せて設けた構成としている。前記揺動選別棚42の移送
方向始端側(上手側)の下部には、送風羽根43aを回
転自在に内装した送風機43を設け、この送風機43で
起風した選別風を送風して穀粒と塵埃等とに風選別する
構成としている。
【0019】前記送風機43の下手側の先端部は、一番
選別棚44から流下選別される一番穀粒を収容して一番
螺旋45aにより、横送りする一番受樋45bの上手側
と接続し、その下手側は該一番選別棚44の下端部と接
続させ、この一番選別棚44の上端部近傍下側に、二番
選別棚46から流下選別される未脱穀処理物(二番物)
を収容して、二番螺旋47aにより、横送りする二番受
樋47bの上手側上端部を適宜の間隔を設けて位置さ
せ、その下手側は、該二番選別棚46の下端部近傍下側
に間隔を設けて、重接状態に位置させ、この二番選別棚
46の上端部は、機外へ開放させた構成としている。
【0020】前記二番螺旋47aで横送込された未脱穀
処理物(二番物)を引継いで、二番処理室36内へ揚送
する揚送螺旋48aを内装する二番還元筒48を脱穀機
2の平面視右側に斜設した構成としている。前記揺動選
別棚42の移送終端部上方側には、送風機43の選別風
と、該揺動選別棚42の揺動選別とによる選別塵埃を共
に、機外へ排出する排塵ファン49を設けた構成として
いる。
【0021】前記穀粒貯留タンク9内の底部に横送りす
る横移送螺旋(図示せず)を設けると共に、この横送り
された穀粒を引継ぎし、方向変換する縦移送螺旋50a
を内装する排穀支持筒50を鉛直姿勢で回動可能に支承
して設け、この排穀支持筒50の上端部を支点とし、そ
の全長がコンバイン1の前後長に亘る機外へ穀粒を排出
する排出螺旋51aを内装した排出オーガ51を上下回
動、及び左右旋回可能に横方向へ配置した構成としてい
る。
【0022】前記操作装置14の内部には、図4で示す
如く回路機構よりなる制御手段52を設けた機種のコン
バイン1である。前記制御手段52は、図4で示す回路
機構の如く各種部品によって構成され、53は制御用コ
ントローラ、54はモータ制御基板、55は原動機停止
ソレノイド、56はフィードチェン停止(切換)リレ
ー、57は切換スイッチ、58は切換スッチ、19はフ
ィードチェンモータ、24は緊急停止手段、29はキー
ストップタイマリレー、32はモータ内部リミットスイ
ッチ等よりなる構成である。
【0023】前記緊急停止手段24の停止ON操作によ
り、図4で示す制御手段52の(イ)(ロ)(ハ)
(ニ)(ホ)(ヘ)(ト)(チ)の一点鎖線で示す如く
制御され、切換スイッチ57の接点が切り替わることに
より、フィードチェンモータ19は逆回転制御され、フ
ィードチェン8は「切」方向へ回動駆動される構成であ
る。
【0024】これにより、前記制御用コントローラ5
3、及びモータ制御基板54を設けた機種のコンバイン
1であっても、緊急停止手段24の停止操作により、容
易にフィードチェン8と原動機16との両者を同時に停
止させることができる。図5、及び図6で示す如くコン
バイン59のパワステレバー69を後方へ回動操作する
ことにより、刈取機3を所定位置まで上昇制御すると共
に、この上昇制御に伴って、該刈取機3の回転駆動、及
び脱穀機2のフィードチェン8の回転駆動を自動停止制
御する構成である。又、これらの回転駆動の停止を選択
するON−OFFスイッチ方式の選択スイッチ60、及
びその他にピッチングスイッチ61a、ローリングスイ
ッチ61b、前・後・左・右手動傾斜スイッチ62a,
62b,62c,62dを設けた構成である。
【0025】前記車台5には、この車体5のピッチン
グ、及びローリングを検出するピッチングセンサ63
a、ローリングセンサ63b、機体の前後の傾斜を検出
する前後傾斜センサ64、刈取穀稈を掻込部で検出する
前穀稈センサ70a、及び刈取穀稈を移送終端部近傍で
検出する後穀稈センサ70b、脱穀機2、及び刈取機3
のクラッチの入・切を検出する脱穀センサ65a、及び
刈取センサ65b、穀稈の刈り高さを検出する刈高ポジ
ションセンサ66、該刈取機3を駆動、及び停止する刈
取機駆動モータ67等を設けた構成であり、各スイッ
チ、及び各センサは図6で示す如くCPU68へ入力さ
れる構成であり、又、該刈取機駆動モータ67を入・切
する構成である。
【0026】前記コンバイン59において、このコンバ
イン59を傾斜地から圃場内へ走行させるときに、ピッ
チングスイッチ61a、及びローリングスイッチ61b
がON状態であり、前後傾斜センサ64が車台5の前後
方向の傾斜を検出して、傾斜が、例えば5度以上である
と検出すると、刈取機3、及び脱穀機2のフィードチェ
ン8の回転駆動の停止を選択する選択スイッチ60がO
N、又はOFFに関係なく、該刈取機3、及び該フィー
ドチェン8の回転駆動を停止制御する構成としている。
【0027】これにより、前記コンバイン59の刈刃装
置11で立毛穀稈の押し倒しを防止できると共に、選択
スイッチ60の取り扱い性の向上、及び誤操作の防止が
できる。前記コンバイン59において、このコンバイン
59を傾斜地から圃場内へ走行させるときに、前穀稈セ
ンサ70aがON検出で、後穀稈センサ70bがOFF
検出で、脱穀センサ65a、及び刈取センサ65bが脱
穀・刈取の各クラッチの入を検出し、選択スイッチ60
がON状態であり、ピッチングスイッチ61a、及びロ
ーリングスイッチ61bがON状態であり、これらの条
件のときに後傾斜スイッチ62bの操作によって最後傾
斜状態であり、この最後傾斜状態をピッチングセンサ6
3aで検出され、この検出状態であって、刈高ポジショ
ンセンサ66が、刈取機3が上昇制御されて、最高位置
にあると検出したときには、該選択スイッチ60がON
状態であっても、刈取機3、及びフィードチェン8の停
止出力は行われずに、該刈取機3は回転駆動状態に制御
する構成である。
【0028】これにより、傾斜地から圃場内へコンバイ
ン59を走行させるときは、選択スイッチ60をOFF
に操作する必要があるが、刈取機3が最高位置へ上昇制
御されているときは、該刈取機3が回転駆動状態であっ
ても、この刈取機3で立毛穀稈の押し倒しを防止できる
と共に、該選択スイッチ60の取扱い性の向上、及び誤
操作の防止ができる。
【0029】前記コンバイン59には、図7、及び図8
で示す如く車台5の泥詰の発生のない場所には、この車
台5の傾斜状態を検出する前後に回動自在な振子71、
及びこの振子71の回動により、回動するアクチュエー
タ72、このアクチュエータ72の回動によって、該車
台5の傾斜を検出するポテンショメータ73を設けた構
成としている。
【0030】前記コンバイン59において、このコンバ
イン59を傾斜地から圃場内へ走行させるときに、振子
71の前後回動により、ポテンショメータ73が検出し
た車台5の傾斜角度が、設定した所定の傾斜角度以上の
検出値であると、選択スイッチ60がON状態であって
も、刈取機3、及びフィードチェン8の停止出力は行わ
れずに、該刈取機3は回転駆動状態に制御される構成で
ある。この所定の設定値以上のときは、該刈取機3は上
部に上昇制御した状態の構成である。
【0031】これにより、刈刃装置11で立毛穀稈の押
し倒しを防止できると共に、選択スイッチ60の取扱い
性の向上、及び誤操作の防止ができる。前記コンバイン
59は、図9で示す如く車体5の泥詰りの発生しない場
所には、この車台5の傾斜を検出する前後に回動自在な
振子71、及びこの振子71が所定以上の回動により、
ON−OFFするON−OFF方式の前傾斜振子用スイ
ッチ74を設けた構成である。
【0032】前記刈取機3の回転駆動の「入」・「切」
は、刈取テンションの「入」・「切」で行い。この刈取
テンションの「入」・「切」はDCモータで行い。制御
は各リレーで行う構成としている。前記コンバイン59
において、このコンバイン59を傾斜地から圃場内へ走
行させるときに、このコンバイン59が所定値以上傾斜
すると、振子71が前後に回動して、この回動に連動し
て前傾斜振子用スイッチ74がONすると、選択スイッ
チ60がON状態であっても、刈取機3、及びフィード
チェン8の停止出力は行われずに、該刈取機3は回転駆
動状態に制御される構成である。所定値以上の傾斜のと
きには、該刈取機3は上部に上昇制御した状態の構成で
ある。
【0033】これにより、刈刃装置11で立毛穀稈の押
し倒しを防止できると共に、選択スイッチ60の取扱い
性の向上、及び誤操作の防止ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインの全体側面図。
【図2】要部の拡大回路図。
【図3】脱穀機の拡大側断面図。
【図4】他の実施例を示す図で、拡大回路図。
【図5】他の実施例を示す図で、コンバインの全体側面
図。
【図6】他の実施例を示す図で、拡大回路図。
【図7】他の実施例を示す図で、傾斜検出装置部の拡大
正面図。
【図8】他の実施例を示す図で、傾斜検出装置部の拡大
回路図。
【図9】他の実施例を示す図で、傾斜検出装置部の拡大
側面図。
【符号の説明】
2 脱穀機 7 走行装置 8 フィードチェン 16 原動機 19 フィードチェンモータ 24 緊急停止手段 27 制御手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行装置7等を回転駆動する原動機16
    を緊急停止操作する緊急停止手段24と、刈取穀稈を移
    送する脱穀機2のフィードチェン8を回転駆動するフィ
    ードチェンモータ19とを設けたコンバインにおいて、
    該緊急停止手段24の緊急停止操作に基づいて該原動機
    16と該フィードチェンモータ19との両者を停止すべ
    く制御する制御手段27を設けたことを特徴とするコン
    バイン等の緊急停止装置。
JP13217098A 1998-05-14 1998-05-14 コンバイン等の緊急停止装置 Pending JPH11318162A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007209278A (ja) * 2006-02-10 2007-08-23 Yanmar Co Ltd 作業機
JP2007244320A (ja) * 2006-03-17 2007-09-27 Yanmar Co Ltd 乗用型農作業車両
JP2012152159A (ja) * 2011-01-27 2012-08-16 Iseki & Co Ltd 脱穀装置及びこれを備えたコンバイン
JP2012244957A (ja) * 2011-05-30 2012-12-13 Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd コンバイン

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