JPH11317966A - ビデオ信号に基準劣化を加えるための方法及び装置 - Google Patents

ビデオ信号に基準劣化を加えるための方法及び装置

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JPH11317966A
JPH11317966A JP10375041A JP37504198A JPH11317966A JP H11317966 A JPH11317966 A JP H11317966A JP 10375041 A JP10375041 A JP 10375041A JP 37504198 A JP37504198 A JP 37504198A JP H11317966 A JPH11317966 A JP H11317966A
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Marco Quacchia
マルコ・クアツチア
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    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N17/00Diagnosis, testing or measuring for television systems or their details
    • H04N17/004Diagnosis, testing or measuring for television systems or their details for digital television systems

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ITU−T勧告P.930に従うデジタルビ
デオ信号に対する主観テストで使用されるピクチャー
に、基準劣化を加えるための方法及び装置を提供するこ
と。 【解決手段】 本方法は、ブロッキネス歪み及び/又は
エッジビジネス歪みを発生する。ブロッキネス歪みのた
め、ピクチャーエッジに近接した領域が選択され、該領
域に属したブロックと被写体の実際の運動によってのみ
関係するブロックが運動特性分析により識別される。識
別されたものから選択されたブロックに対して、輝度値
が、個々のピクセル輝度及び平均ブロック輝度値に関連
した値と置換される。エッジビジネス歪みのため、所定
の組からランダムに選択され、且つランダムに交替する
エコーが適用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデジタルビデオ信号
処理システムを扱い、特に、デジタルビデオ信号の主観
テストにおいて用いられるピクチャーに、基準劣化を加
えるための方法及び装置を扱う。
【0002】
【従来の技術】デジタルビデオ信号伝送の分野では、伝
送される情報量をできるだけ減らすことができ、同時に
符号化信号の良質を保証できる符号化(又は圧縮)アル
ゴリズムが、常に研究されている。一般に、信号の質
は、主観テストにより評価され、主観テストでは、処理
ピクチャーのシーケンスと基準シーケンス間での比較が
行われる。相当高い質の場合(単に例として、数Mbi
t/sのオーダーの圧縮シーケンスにおけるビットレー
トでの符号化の場合)、基準シーケンスは、元の未処理
シーケンスに置き換えられる。非常に低いビットレート
(例として数kbit/sのオーダーのビットレート)
の場合、元のシーケンスに対してより大きな質の低下を
生じるので、元のシーケンスのピクチャーの代わりに歪
まされたピクチャーを基準ピクチャーとして使用するの
が好ましい。それにより、基準シーケンスの質が、評価
されるシーケンスの質と極端に違わなくなる。異なる時
間及び測定センターにおける主観テストの反復性を保証
するために、ITU−Tドラフト勧告P.930「ビデ
オに対する基準劣化システムの原理」には、基準シーケ
ンスを発生するべく個別に又は組合わしてピクチャーシ
ーケンスに加えられるべき1組の劣化が記載されてい
る。この勧告は、デジタル処理されたビデオ信号上で観
測される主なタイプの歪みをカタログとして載せ、これ
らの歪みの原因についての簡単な説明を行っている。
【0003】より詳細には、勧告において考慮されてい
る歪みは以下の通りである。 (A)ブロッキネス(Blockiness)(又はブロック歪
み):これは符号化処理中に空間周波数成分の粗い量子
化により発生し、一般には、運動しているエッジに隣接
して位置する最平滑(smoothest) ピクチャーにおいてよ
く見られる。 (B)ブラーリング(blurring):これは、エッジの鮮鋭
度及び空間細部における低下であり、一方における利用
可能ビット数と他方における符号及び運動表現により与
えられる解像度の間の圧縮アルゴリズムにおけるトレー
ドオフの必要により生じるものである。 (C)エッジビジネス(Edge Busyness) (時間変化する
位置及び強度を有するエコー又はピクセルレプリカ):
これは、対象エッジに集中した歪みであり、ブロックを
符号化する際に相対的に粗い量子化レベルを使用するこ
とにより生じる。この場合、該ブロックは、平滑領域を
限定するエッジ、及び大きく異なった平均輝度レベルを
有するピクセルの両方を含む。 (D)運動しているエッジ周りのノイズ(モスキート(M
osquito)ノイズとして公知):これは、前出のものに実
質的に類似したノイズであり、付加された運動人工物又
はエッジに亘ってスーパーインポーズされた染みパター
ンにより特徴付けられる。 (E)「ペパー及びソールト(Pepper and salt) 」効果
又は量子化ノイズ:これは、デジタル変換処理の典型的
なノイズであり、アナログテレビでは周知の「雪効果(s
now effect) 」に類似した様相を見せるが、ピクチャー
上に非一様に分布する。 (F)ジャーキネス(Jerkiness) :その名の示すよう
に、これは、一連のスナップショットとして元の平滑運
動を知覚することから成る。
【0004】勧告の付録には、輝度に関する上記歪みを
シミュレートする方法も開示されており、それらを発生
するシステムを実現する提案も含まれている。この公知
システムは次のように動作する。 (a)ブロッキネス:これは、このような歪みをより一
般に見ることができる領域を認識するために、ピクチャ
ーエッジを識別することにより得られる。これらの領域
では、歪みが加えられなければならないNxNピクセル
から成る特定数のブロックが、前のフレームに対する変
位特性を分析することにより選択される。実際に歪みを
加えるために、選択された各ブロック内のピクセル輝度
値は、新しい値と置き換えられる。この新しい値は、−
2から+2までの範囲のランダム値を元のピクセル値と
平均ブロック輝度との平均に加えることにより得られ
る。全てのブロックは、固定数(例えば15)のフレー
ムに対してこの歪みを保ち、この効果をより容易に知覚
できるようにする。 (b)ブラーリング:これは、正しい振幅ダイナミック
スを回復するために、各フレームライン上にローパス一
次元デジタルフィルタリングをフレーム毎に適用するこ
と、及びフィルタリングされたサンプルに標準化係数を
掛けることにより実現される。 (c)エッジビジネス:これは、バンドパス振幅応答に
おいてリップルを有するフィルターによる二次元フィル
タリングを介して実現される。リップル振幅は、歪みを
シミュレートするべく加えられたエコーの振幅又は強度
を決め、リップル周波数は、ピクチャーに対するエコー
変位を決め、位相は、エコー極性を決める。 (d)量子化ノイズ:これは、所定数のピクセルをラン
ダムに選ぶこと、及び輝度値を許容値範囲内のランダム
値に置き換えることによりシミュレートされる。 (e)モスキートノイズ:これは、エッジに属し且つ関
連運動をするものとして分類された各ピクセルに対する
輝度値に、所定範囲内で選ばれたランダム数を加えるこ
とによりシミュレートされる。 (f)ジャーキネス:これは、特定回数だけ同じフレー
ムを繰り返すことによりシミュレートされる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】行われたテストによ
り、勧告の付録に提案されたシステムは十分に満足する
ものでないことが分かった。すなわち、それは少なくと
もエッジビジネス及びブロッキネス歪みに関して、容易
な歪み認識を可能にしない。本発明により、テスト中に
上記歪みの知覚がより容易になるよう上記歪みを発生す
る方法及び装置が提供される。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は、方法に
関する請求項1〜12、及び装置に関する請求項13〜
15に開示される。より良い理解のために、添付図面が
参照される。
【0007】
【発明の実施の形態】図1では、デジタルピクチャー処
理装置上で主観テストを行うシステムが、テストピクチ
ャーのシーケンスを発生するソース1を含む。このシー
ケンスは、アナログ−デジタル変換器2においてデジタ
ル変換され、例えばデジタル符号器−復号器のようなテ
スト装置3、及び基準ピクチャー発生システム4に与え
られる。基準ピクチャー発生システム4は、ピクチャー
内に特定の歪みを加えるように適応される。一般に、加
える歪みは、処理により導入される歪みのうちから選択
される。ブロック3、4の出力は、デジタル−アナログ
変換器5に与えられ、この変換器5は、観測者による比
較のために、再構成されたシーケンスをモニター6に与
える。変換器2及び5は、ソース1により発生されたシ
ーケンスを基準として使用できるように、相互に直接接
続することもできる。このことは、処理装置3が質の相
対的に高く且つ元のピクチャーの質に匹敵しうる処理ピ
クチャーを与えるならば、可能である。もしシステムが
リアルタイムで動作できなければ、ブロック3、4によ
り与えられるイメージは、レコーダーにより収集され
得、その後、モニターに適用されるアナログ形式に再変
換され得る。
【0008】原理として、基準ピクチャー発生システム
4は、適当にプログラムされた処理ユニット7(例えば
従来のデジタル信号プロセッサー)により組織的に構成
できる。この処理ユニット7は、一方の側で第1メモリ
8に接続され、もう一方の側で第2メモリ9に接続され
る。第1メモリ8において、処理されるべきテストシー
ケンスの1以上のフレームが一時的に記憶され、そこか
ら処理されたフレームがダウンロードされる。第2メモ
リ9は、異なる歪みを加えるのに必要な処理を処理ユニ
ット7が実行できるように、必要な情報(例えばデジタ
ルフィルター係数ファイル、エコーファイル、動作パラ
メータなど)を記憶する。処理ユニット7に接続された
コンソール10は、オペレータが所望の動作モード(例
えば1以上の歪みの導入、又は許容された歪み全ての所
定順でのシーケンシャル適用)を選択し、個々の歪みに
対して動作パラメータを設定することを可能にし、それ
により、加えられた歪み及び異なるパラメータなどに対
して選択された値を記録しておく。
【0009】このタイプのシステムは、異なる時間と異
なる実験室で行われるテストを比較できるように、標準
テスト実行条件と標準歪み条件を出すためだけでなく、
加えられた歪み度によりテスト結果をある程度数量で示
すために使用できる。実際、オペレータは、基準イメー
ジが得られる迄それらの各々に対するパラメータを変更
することにより、テストピクチャーの標準シーケンス上
に異なる歪みを連続的に加えることができ(これは加え
られた歪みレベルの変更に対応する)、且つ、テスト実
施に関連する情報を記録できる。この場合、観測者によ
る基準イメージの質は、装置3により作られたピクチャ
ーの質に対応する。
【0010】より明確にするため、以下においてシステ
ム4により加えられる歪みは、ITU−T勧告P.93
0に記載のものであることを仮定する。この場合、ブラ
ーリング、量子化ノイズ及びモスキートノイズ歪みは、
勧告の付録に記載され且つ上記簡単に説明したものに実
質的に類似している。勧告に記載の原理によるブロッキ
ネス及びエッジビジネス歪みの発生は、本発明の主題で
ある方法において得られる。本発明は、ジャーキネス発
生も改善する。ブロッキネス歪み発生は、以下の操作を
要する。 (1)テスト中の装置3における処理を原因としてテス
トシーケンス中に歪みが現れるような領域が、識別さ
れ、(2)運動特性の分析により、歪みが加えられる特
定数のピクセルブロックが、それらの領域内で選択さ
れ、(3)選択された各ブロックに対するピクセル輝度
値を、アルゴリズムにより計算された値と置き換えるこ
とにより、歪みが実際に加えられる。選択された各ブロ
ックに対して、現在のフレーム及び次の幾つかのフレー
ムに歪みが加えられ、それにより、持続効果(persisten
ce effect)が作られる。本発明の好ましい実施態様で
は、持続周期は、例えば10フレームより小、より好ま
しくは1と5フレームの間に相対的に制限される。
【0011】さらに特定すれば、各フレームにおける操
作は以下の通りである。第1の操作は、NxNピクセル
から成るブロックにフレームを分割することである。こ
こで、Nは、コンソール10を介してオペレータにより
設定されるパラメータである。次に進む前に、前のフレ
ームに歪みが加えられ且つ持続時間がまだ経過していな
いブロック全てが除去される。というのは、持続効果を
消さないようにするためには、それらのブロックをさら
に歪ませる必要はないからである。
【0012】その後、歪みが加えられなければならない
領域が識別される。上述したように、このタイプの歪み
は、エッジに隣接して位置し且つ運動により影響される
平滑領域に一般に現れる。従って、最初のステップは、
エッジを識別することである。この操作は、2つの後続
ステップを含む。第1ステップは、いわゆる水平及び垂
直ソベル(Sobel) フィルターをピクチャー全体に適用す
ることにより、エッジ位置を評価すること、及びその結
果の平均を求めることである。ソベルフィルターは、水
平及び垂直方向に沿った輝度微分係数を近似するアルゴ
リズムであり、それにより、ピクチャーエッジのように
輝度が隣接領域に対して突然変化する領域を認識でき
る。これらのアルゴリズムは、当該技術では周知であ
る。さらなる詳細は、刊行物「デジタルイメージプロセ
ッシング」、R.C.ゴンザレス(Gonzalez)及びR.
E.ウッズ(Woods) 、Addison-Wesley Ed.、197〜2
00及び418〜420頁で知ることができる。第2ス
テップにおいて、その処理結果が入力閾値と比較され
る。すなわち、処理結果がこの閾値より大きな値である
ピクセルが、エッジに属するものとして分類される。エ
ッジ検出アルゴリズムの結果として、フレームが発生さ
れ、該フレームにおいては、エッジピクセルとして分類
されたピクセルに対しては輝度値が所定値に強制され、
他のピクセルに対しては0に強制される。たとえ閾値と
所定輝度値が異なり得ても、この手順は、量子化ノイズ
歪みを適用する際エッジ検出に使用されるものと同じで
ある。
【0013】しかしながら、実際の被写体運動により影
響されているブロックのみに歪みを与えるために、一旦
エッジを識別したなら、被写体運動とカメラ運動を区別
することにより運動を認識しなければならない。歪みが
フレーム内に与えられなければならないブロック数、及
び歪みが異なるブロックに与えられなければならないフ
レーム数は、別のアルゴリズムパラメータであり、オペ
レータにより設定される。実際の運動識別の前に、第1
ブロック選択が実行され、ピクチャーエッジに直接属し
ているものを除去し、エッジに隣接又はエッジから一定
の距離にあるブロックのみを考慮する。このために、エ
ッジピクセルとして分類されたピクセルの数Nbが各ブ
ロックに対して計算され、この数が3つの閾値k1,k
2,k3(k1>k2>k3)と比較される。これらの
閾値も、オペレータにより設定されるべき3パラメータ
である。これらの閾値は、値の上方範囲(k2−k1)
と下方範囲(0−k3)を定める。関係するブロック
は、Nbが条件k2<Nb≦k1を満たすブロック、及
びNbが条件0≦Nb≦k3を満たすブロック、すなわ
ち、上方範囲に入る幾つかのエッジピクセルを有するブ
ロック及び下方範囲に入る幾つかのエッジピクセルを有
するブロックである。値の上方範囲との比較により、エ
ッジに隣接するブロックを識別でき、下方閾値との比較
により、エッジから相対的に遠いブロックを識別できる
ことがすぐに分かる。8x8ピクセルブロックの場合、
閾値として適当な値は、k1では40〜64、k2では
4〜20、k3では0〜3とできる。
【0014】残りのブロックにおける運動を識別するた
めに、前のフレーム内の相同ブロックに対する所謂一時
情報の変化が計算される。公知のように、一時情報は、
後続フレーム内の相同ピクセル輝度間の差により表さ
れ、運動を示す指標である。特定の近隣内において前の
フレーム内の相同ブロックを所望数のピクセルから成る
ステップだけ変位させることにより得られる特定数のさ
らなるブロックに対しても、この計算が繰り返される。
このことにより、ピクチャー運動及び運動方向を検出で
きる。現在のフレーム内の各ブロックに対して、最小一
時情報値が、計算されたものから選択され、これは最良
の運動評価を与えるものである。また、絶対一時情報値
が別の閾値より小さいブロックは、除去される。これ
は、認識され無視されるべきカメラ変位により表された
運動を可能にする条件である。すなわち、それらの運動
は、一般に平行移動を示し、よって、制限された変動に
より特徴付けられる。近隣サイズ、ステップの大きさ、
及び一時情報閾値は、オペレータにより設定され得るパ
ラメータである。
【0015】実際の運動により影響されるブロックによ
り一旦検出されたなら、それらは一時情報を減らすこと
により配列される。すなわち、もし値mが歪まされるべ
きブロック数に対して設定されたなら、一時情報を減ら
すことにより配列することにより、より多い一時情報を
有するもの、つまり、全てのブロックを歪ませることが
不可能ならば、より大きい変位をしたものに対して歪ま
せることが可能になる。実際、所与のフレームにおい
て、特定数n0 のブロックが歪まされ得る。n0は、歪
みが必要なブロック数mと、前のフレームに対して持続
効果を得るべく既に歪まされたブロック数mp の間の差
である。従って、もし一時情報分析により検出されたブ
ロック数がn0 を越えないならば、歪みは全てのブロッ
クに与えられ、さもなくば、最初のn0 ブロックにだけ
与えられる。
【0016】最後に、歪まされるべき全てのブロックに
対する実際の歪み適用のために、平均輝度がブロック内
で計算され、各ピクセルに対する輝度が、平均輝度と試
験ピクセルの実際の輝度の間の重み付き平均と置き換え
られる。この重み付き平均は、オペレータにより設定さ
れるアルゴリズムパラメータであるそれぞれの重みを2
つの値に適用することにより得られる。有利には、ピク
セル輝度及び平均ブロック輝度に割り当てられる重み
は、互いに1の補数であり、よって、単一の重み付け係
数に対する値を記憶するだけで十分である。重み付け係
数に対する適当な値は、0.2から0.6までの範囲に
ある。重み付け平均により得られる値は、オペレータに
より設定される別のアルゴリズムパラメータである最大
値、及びナル(null)平均値にランダム項を加えることに
より変更される。図2A、2Bは、上記アルゴリズムを
概略的に示す。これらの図において、i,jは、試験ブ
ロックに対する指標である。上述したことから、この図
は自明のものと考える。
【0017】エッジビジネス歪みに関し、テストを初期
化する際、ピクチャー自身に加え得るエコーの組が、各
ピクチャーに対して記憶される。各エコーは、その座
標、すなわち、ピクチャーエッジからの垂直及び水平距
離(ピクセル数により表される)、強度(利得又は減
衰)、及び持続時間により識別される。初期化段階にお
いて、オペレータは、適用されるべきエコー数を設定で
きる。複数のエコーが適用される場合、所与のフレーム
内で1以上のエコーが同時に変化するのを避けるよう
に、それらの持続周期が設定される。好適な実施態様で
は、所与の座標を有し且つ予め選択された組からランダ
ムに選ばれたエコーが、ピクチャーに対して対称なもの
と共に適用される(すなわち、もし選択されたエコーが
座標xk,ykを有すれば、座標−xk,−ykを有す
るエコーも適用される)。その対の2つのエコーは、明
らかに同じ持続を有する。エコー対に対する持続周期の
終わりに、その対又は新しい対に対する座標も、ランダ
ムに選択される。上記規定されるアルゴリズムは、図3
A、3Bのフローチャートに詳細に示される。ここで、
iはフレーム指標、jはレプリカ指標、p1...pk
は異なるレプリカに対する持続時間、k1...knは
既に使用されたレプリカに対する指標である。上述した
ことにより、この図は自明なものと考える。
【0018】ブロッキネス歪みに関し、本発明により与
えられる新規な特徴は、以下の通りである。 (a)本発明により、被写体運動とカメラ運動が区別で
き、それにより、固定的で遅い平行移動により特徴付け
られ且つカメラ運動が認識される領域へ歪みを加えるこ
とが避けられること。 (b)カメラ運動が補償された後に歪みを与えるため
に、エッジに近接したブロック全てが考慮されるのでは
なく、より繊細な選択が行われること。これは、2つの
ブロックグループを考慮することにより行われ、第1の
グループは、上方範囲内に含まれる幾つかのエッジピク
セルを有するブロックを含み、第2のグループは、下方
範囲内に含まれる幾つかのエッジピクセルを有するブロ
ックから構成される。 (c)実際に歪みを与える際、元のピクセル輝度及び平
均ブロック輝度に割り当てられる重みが、可変であり相
互に異なること。
【0019】エッジビジネス歪みに関し、任意の数のエ
コーが加えられ、それらは、任意の位置に配置でき、ラ
ンダムに発生し、可変持続を有し得る。行われたテスト
によれば、実際にこれらの発明が、加えられた歪みを観
測者がより知覚できるようにしている。知覚におけるさ
らなる改善は、ジャーキネスに関しても得ることができ
る。この歪みのため、インターリーブされたピクチャー
の場合、ある数のフレームを前のフレームと同じ数の繰
り返しと置き換えることにより、フレーム周波数を小さ
くすることに加え、例えば奇数フィールドを偶数フィー
ルドと置き換えることにより、フィールド変化が除去さ
れ得る。
【0020】以上、本発明により実施に関係した歪みの
みが、互いの相互作用及び他の可能な適用歪みとの相互
作用を調べることなく詳細に説明されてきた。いずれに
しても、これらの相互作用は、上記勧告から得られる
し、該勧告は、1より多い歪みが適用される場合には歪
み適用順及びモードに関係する指標をも与える。開示さ
れたことは非制限的な例として与えられたものであるこ
と、及び本発明の範囲を逸脱することなく変形や変更が
行えることは明らかである。特に、輝度ピクセルに歪み
を適用することのみ説明してきたが、同様の歪み基準は
クロミナンスにも用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ビデオピクチャーの主観テストを行うためのシ
ステムの全体ブロック図であり、本発明により動作する
基準ピクチャー発生システムを含む。
【図2A】ブロッキネス歪み導入に関係した操作のフロ
ーチャートである。
【図2B】ブロッキネス歪み導入に関係した操作のフロ
ーチャートである。
【図3A】エッジビジネス歪み導入に関係した操作のフ
ローチャートである。
【図3B】エッジビジネス歪み導入に関係した操作のフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1 ソース 2 アナログ−デジタル変換器 3 テスト装置 4 基準ピクチャー発生システム 5 デジタル−アナログ変換器 6 モニター 7 処理ユニット 8 第1メモリ 9 第2メモリ 10 コンソール

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基準劣化をデジタルビデオピクチャーに
    加える方法であって、少なくとも第1歪みが、テストピ
    クチャーに加えられ、前記第1歪みは、ピクチャーエッ
    ジに隣接して位置し且つピクチャーの運動により影響さ
    れるピクセルブロックの少なくとも輝度ピクセルの値変
    更により表され、前記変更のために、すべてのピクチャ
    ーフレームにおいて、 a)ピクチャーエッジが識別され、 b)前記エッジに隣接し且つ前記ピクセルブロックを含
    む領域が選択され、潜在的に歪みうるブロックが、運動
    特性の分析により、前記領域に属するブロックから識別
    され、 c)歪みが実際に加えられる各ブロックに対してピクセ
    ル輝度値が、個々のピクセル輝度及び平均ブロック輝度
    に関連した値と置き換えられる、上記方法において、 潜在的に歪みうるブロックの前記識別のために、上方範
    囲内にある幾つかのエッジピクセルを有するブロック、
    及び下方範囲内にある幾つかのエッジピクセルを有する
    ブロックが検出され、検出されたブロックに対して、す
    べてのフレームにおいて前のフレーム内の対応するブロ
    ックグループに対する変位指標が求められ、前記変位指
    標が、第1閾値と比較され、ピクチャーを撮るカメラの
    変位のみを原因として運動が生じるブロックに歪みを与
    えるのを避けるために、変位指標が前記第1閾値以上の
    ブロックにのみ歪みが与えられることを特徴とする基準
    劣化をデジタルビデオピクチャーに加える方法。
  2. 【請求項2】 前記輝度値変更は、歪まされるべきブロ
    ック内の各ピクセルに対する輝度値を、元のピクセル輝
    度値と平均ブロック輝度値との平均で置き換えることを
    含み、これらの値は、方法初期化ステップ中に記憶され
    た1組において選択された夫々の可変重みにより重み付
    けされることを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 元のピクセル輝度値に対する重みと、平
    均ブロック輝度値に対する重みは、異なり且つ相互に相
    補的であることを特徴とする請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】 エッジピクセル数に対する前記上方範囲
    及び下方範囲の制限は、方法初期化ステップ中に記憶さ
    れた夫々の範囲内で選択されることを特徴とする請求項
    1〜3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 【請求項5】 方法初期化ステップ中に設定された値範
    囲内で選択された最大数のブロックに対し、歪みが与え
    られ、歪まされた各ブロックに対し、ブロックからブロ
    ックに変わる幾つかの後続フレームの間持続するように
    歪みが与えられ、前記フレーム数も、前記方法初期化ス
    テップにおいて設定され、1ブロックが、更なる歪みを
    持続周期全体に対して与えることから除外されることを
    特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記第1閾値との比較のために、最小変
    位指標が、現在のブロックに対して選択されることを特
    徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 【請求項7】 変位指標が閾値以上であり且つ持続周期
    が経過していないブロックが、変位指標値を減らすこと
    により配列され、また、もしこれらのブロック数が、設
    定されたブロックの最大数と前のフレームに適用された
    歪みの持続周期が経過していないブロックの数との差よ
    り大きいならば、前記差に等しい数において、より大き
    い変位指標を有するブロックに歪みが与えられることを
    特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 【請求項8】 第2歪みが、交替で又は第1歪みに加え
    て与えられ、該第2歪みは、ピクチャーから一定の距離
    に位置し且つ幾つかのフレームの間持続できるピクセル
    を加えることにより表され、 現在のフレームにおいて、少なくとも1対のピクセルが
    導入され、該1対のピクセルは、第1ピクセルと第2ピ
    クセルとから成り、第1ピクセルでは、垂直ピクチャー
    座標及び水平ピクチャー座標の両方に沿ったピクチャー
    からの距離が、前記方法初期化ステップで設定された1
    組の可能な水平及び垂直距離内でランダムに選択され、
    第2ピクセルは、ピクチャーにおいて第1ピクセルに対
    し対称的なピクセルであることを特徴とする請求項1〜
    7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 【請求項9】 単一対のピクセルが導入されることを特
    徴とする請求項8記載の方法。
  10. 【請求項10】 複数対のピクセルが導入され、それら
    の各々は、対から対に変わる幾つかのフレームの間持続
    するようにされ、且つ、異なる対は異なる時間に変わる
    ように前記方法初期化ステップにおいて設定されること
    を特徴とする請求項8記載の方法。
  11. 【請求項11】 1対のピクセルに対する持続時間の終
    わりに、次のフレームに適用されるべき新しい1対のピ
    クセルが、水平及び垂直距離の同じ組内でランダムに選
    択されることを特徴とする請求項8〜10のいずれか一
    項に記載の方法。
  12. 【請求項12】 第3歪みが、交替で又は第1及び/若
    しくは第2歪みに加えて与えられ、該第3歪みは、同じ
    フレームを1以上の回数だけ繰り返すことにより得られ
    るテストピクチャーのフレーム周波数低減により表さ
    れ、 前記テストピクチャーは、インターリーブされたピクチ
    ャーであり、フィールド変更は、同じフィールドを2回
    繰り返すことにより除去されることを特徴とする請求項
    1〜11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 【請求項13】 デジタルビデオピクチャーのシーケン
    スに基準劣化を加えるための装置であって、(ア)歪ま
    されるべきピクチャーの後続フレーム、及び歪みを加え
    ることにより得られるフレームを一時的に記憶するため
    の第1メモリ手段(8)、(イ)前記第1メモリ手段に
    アクセスしてピクチャー部分を読み出す処理ユニット
    (7)であって、1以上の前記歪みを加えるべき領域、
    特定の歪みにより要求されるよう前記領域を変更すべき
    領域、及び表示手段(6)に与える変更ピクチャーを書
    き込むべき領域を識別する前記処理ユニット(7)、
    (ウ)歪みを与えるのに必要な操作情報を記憶するよう
    構成された第2メモリ手段(9)、及び(エ)動作装置
    モード及び使用されるべきパラメータ値を選択し、且
    つ、実行モード及び使用されているパラメータ値を記憶
    するよう構成された制御ユニット(10)、を含む装置
    において、 前記処理ユニット(7)は、ピクチャーシーケンス内に
    少なくとも第1歪みを加えるようにプログラムされ、該
    第1歪みは、ピクチャーエッジに隣接して位置し且つ下
    記の操作(a)〜(g)を通じてピクチャー運動により
    影響される幾つかのピクセルブロック内で少なくとも輝
    度ピクセルの値変更により表されることを特徴とするデ
    ジタルビデオピクチャーのシーケンスに基準劣化を加え
    るための装置。 (a)すべてのフレームおいてピクチャーエッジを識別
    する操作、(b)値の上方範囲内にある幾つかのエッジ
    ピクセルを有するピクセルブロック、及び値の下方範囲
    内にある幾つかのエッジピクセルを有するピクセルブロ
    ックを識別する操作、(c)操作(b)で識別された各
    ピクセルブロックに対して、前のフレーム内のピクセル
    ブロックの所定グループにおけるすべてのブロックに対
    する変位を計算し、それぞれの指標を発生し、そして現
    在のブロックに対する最小変位指標を検出する操作、
    (d)閾値より大きい最小変位指標を有するピクセルブ
    ロックを選択する操作、(e)変位指標値に従って操作
    (d)で選択されたピクセルブロックを配列する操作、
    (f)フレーム歪みを与え得るブロックの最大数を計算
    する操作、(g)元の値を該元の値と平均ブロック輝度
    値との平均で置き換えることにより、ブロック内のピク
    セルに対して輝度値を変更する操作であって、これらの
    値は、それぞれの重み付け因子により重み付けられてい
    る、該変更操作、及び前記制御ユニット(10)により
    予め設定され得る範囲内で選択されたランダム数を前記
    平均に加算する操作、ここで、もしそれらの数が前記最
    大数を越えないならば、変更操作は操作(d)で選択さ
    れた全てのブロックに対して実行され、もし操作(d)
    で選択されたブロック数が前記最大数を越えるならば、
    前記最大数に等しい数において、より大きい変位指標を
    有するブロックに対してのみ変更操作が実行される、上
    記変更及び加算操作。
  14. 【請求項14】 前記処理ユニット(7)は、ピクチャ
    ーシーケンス内に交替で又は第1歪みに加えて、第2歪
    みをも加えるようプログラムされ、該第2歪みは、ピク
    セルのランダム付加により表され、これらの付加ピクセ
    ルは、可能な距離から成る所定の組内で選択された水平
    及び垂直距離だけピクチャーエッジから間隔を有し、且
    つ、可能な持続周期から成る所定の組内で選択された周
    期の間持続でき、付加ピクセルは、ピクチャーからの距
    離が同じ絶対値と反対符号を有する少なくとも1対のピ
    クセルを含むことを特徴とする請求項13記載の装置。
  15. 【請求項15】 前記処理ユニット(7)は、ピクチャ
    ーシーケンス内に交替で又は前記第1及び第2歪みのう
    ちの一つ若しくは両方に加えて、フレーム周波数の低減
    により表される第3歪みをも加え、且つ、前記第3歪み
    をインターリーブされたイメージに与える際には同じフ
    ィールドを2回複製することによりフィールド変更を抑
    制するようにプログラムされることを特徴とする請求項
    14記載の装置。
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