JPH11317457A - 集積回路とその配置配線設計方法 - Google Patents

集積回路とその配置配線設計方法

Info

Publication number
JPH11317457A
JPH11317457A JP10124387A JP12438798A JPH11317457A JP H11317457 A JPH11317457 A JP H11317457A JP 10124387 A JP10124387 A JP 10124387A JP 12438798 A JP12438798 A JP 12438798A JP H11317457 A JPH11317457 A JP H11317457A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clock
circuit
clock signal
partial
basic logic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10124387A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Inoue
井上  徹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP10124387A priority Critical patent/JPH11317457A/ja
Priority to US09/179,387 priority patent/US6260181B1/en
Publication of JPH11317457A publication Critical patent/JPH11317457A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/04Generating or distributing clock signals or signals derived directly therefrom
    • G06F1/10Distribution of clock signals, e.g. skew
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F30/00Computer-aided design [CAD]
    • G06F30/30Circuit design
    • G06F30/39Circuit design at the physical level
    • G06F30/394Routing
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F30/00Computer-aided design [CAD]
    • G06F30/30Circuit design
    • G06F30/39Circuit design at the physical level
    • G06F30/396Clock trees
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L23/00Details of semiconductor or other solid state devices
    • H01L23/52Arrangements for conducting electric current within the device in operation from one component to another, i.e. interconnections, e.g. wires, lead frames
    • H01L23/522Arrangements for conducting electric current within the device in operation from one component to another, i.e. interconnections, e.g. wires, lead frames including external interconnections consisting of a multilayer structure of conductive and insulating layers inseparably formed on the semiconductor body
    • H01L23/5222Capacitive arrangements or effects of, or between wiring layers
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/0001Technical content checked by a classifier
    • H01L2924/0002Not covered by any one of groups H01L24/00, H01L24/00 and H01L2224/00

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Evolutionary Computation (AREA)
  • Geometry (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)
  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 クロックスキューを低減して高速論理動作が
可能なクロック供給路を有するICと、その配置配線設
計方法を提供する。 【解決手段】 クロック入力端子5から各クロックドラ
イバ41,1 ,41,2 ,…までのクロック信号分配路6
は、H字型のクロックツリーによってすべて等しい長さ
になるように形成され、この先端が同一規格のクロック
ドライバ41,1 ,41,2 ,…に接続されている。各クロ
ックドライバ41,1 ,41,2 ,…の出力側には、基本論
理回路7に加えてダミー負荷8が接続され、これらの基
本論理回路7とダミー負荷8の必要とするクロック信号
の合計負荷が等しくなるように調整されている。このた
め、各クロックドライバ41,1 ,41,2 ,…から出力さ
れるクロック信号の遅延は等しくなり、各基本論理回路
7に対するクロックスキューが低減し、高速論理動作が
可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、集積回路(以下、
「IC」という)、特に共通のクロック信号に同期して
動作するIC内の各基本論理回路へ同一タイミングでク
ロック信号を供給するための配置配線構造と、その設計
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ICは、論理積回路(以下、「AND」
という)、論理和回路(以下、「OR」という)、フリ
ップフロップ(以下、「FF」という)等の基本的な論
理回路を組み合わせて設計される。また、外部との間で
のデータ入出力、及びIC内部でのデータの受け渡し等
の動作を確実に行い、一定のシーケンスに従って所定の
機能を実行するために、動作の基準となるクロック信号
が使用される。このクロック信号は、IC内部に散在す
る多数の基本論理回路に時間差を生じさせないように分
配する必要がある。ICの設計においては、基本論理回
路の配置と各基本論理回路間の配線を決定するととも
に、各基本論理回路に対するクロック信号の分配路を決
定することが重要である。
【0003】図2は、従来のICにおけるクロック信号
分配路の一例を示す模式図である。このICは、半導体
基板1上の回路形成領域2が同一寸法の矩形状の部分回
路配置領域31,1 ,31,2 ,…に仕切られ、これらの部
分回路配置領域31,1 ,31,2 ,…に、図示しない部分
回路がそれぞれ配置されている。各部分回路は、AN
D,OR,FF等の複数の基本論理回路で構成され、こ
れらの基本論理回路間が信号伝送路で接続されている。
また、各部分回路配置領域31,1 ,31,2 ,…のほぼ中
央には、それぞれクロックドライバ41,1 ,41,2 ,…
が設けられている。各クロックドライバ41,1
1,2 ,…は、基準クロック信号を所定の駆動能力で増
幅して、それぞれ部分回路配置領域31,1 ,31,2 ,…
に配置された部分回路内のFF等の基本論理回路に対
し、動作のタイミングを指定するクロック信号として供
給するものである。
【0004】このICは、外部から基準クロック信号が
与えられるクロック入力端子5を有している。クロック
入力端子5と、各部分回路配置領域31,1 ,31,2 ,…
内のクロックドライバ41,1 ,41,2 ,…との間は、基
準クロック信号をほぼ等しい長さの経路によって各クロ
ックドライバ41,1 ,41,2 ,…に分配するためのクロ
ック信号分配路6で接続されている。クロック信号分配
路6は、クロックツリーと呼ばれるものであり、H字型
の分配路の各先端部に更にH字型の分配路の中心部を接
続した枝状の配線によって、最終段のH字型の分配路の
先端までの長さが等しくなるように形成されたものであ
る。このようなICでは、クロック入力端子5に与えら
れた基準クロック信号は、多段に組み合わされて構成さ
れたH字型のクロック信号分配路6で逐次2分岐され、
その最先端に接続された同一規格のクロックドライバ4
1,1 ,41,2 ,…に同一の位相で入力される。基準クロ
ック信号は、各クロックドライバ41,1 ,41,2 ,…に
よって所定の駆動能力で増幅され、クロック信号として
各部分回路配置領域31,1 ,31,2 ,…内のFF等の基
本論理回路に供給される。これにより、IC内に配置さ
れた各基本論理回路では、位相の等しいクロック信号に
同期して論理動作が行われるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のICで
は、次のような問題点があった。クロック入力端子5か
ら各クロックドライバ41,1 ,41,2 ,…までのクロッ
ク信号分配路6は、すべて等しい長さになるように形成
され、更に、このクロック信号分配路6の先端に接続さ
れたクロックドライバ41,1 ,41,2 ,…は、同じ規格
となっている。これにより、各クロックドライバ
1,1 ,41,2 ,…の入力側のクロック信号は、同一位
相となる。一方、各クロックドライバ41,1 ,41,2
…の出力側に接続される基本論理回路の数は、各部分回
路によって異なり、これらのクロックドライバ41,1
1,2 ,…の負荷の大きさは同一ではない。負荷の大き
さは、各クロックドライバ41,1 ,41,2 ,…から各基
本論理回路の入力端子までの配線による寄生抵抗と寄生
容量及び各基本論理回路の入力インピーダンスの合計に
対応している。そして、これらの負荷と、各クロックド
ライバ41,1 ,41,2 ,…の内部インピーダンスとによ
って、各クロックドライバ41,1 ,41,2 ,…から出力
されるクロック信号の位相が遅延する。
【0006】このため、各クロックドライバ41,1 ,4
1,2 ,…に接続される負荷の大きさの相違により、これ
らのクロックドライバ41,1 ,41,2 ,…から出力され
るクロック信号に位相差が生じ、各基本論理回路に与え
られるクロック信号に時間差(これを、「クロックスキ
ュー」という)が発生して高速論理動作の支障となると
いう課題があった。本発明は、前記従来技術が持ってい
た課題を解決し、クロックスキューを低減して高速論理
動作が可能なクロック供給路を有するICと、その配置
配線設計方法を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、半導体基板上に仕切られたほぼ等しい寸法
を有する矩形状の部分回路配置領域にそれぞれ配置さ
れ、複数の基本論理回路で構成された複数の部分回路
と、前記各部分回路配置領域のほぼ中央に設けられ、該
部分回路内の前記基本論理回路に対し、基準クロック信
号に基づいてそれぞれ動作のタイミングを指定するため
のクロック信号を供給する複数のクロック供給手段と、
前記基準クロック信号をH字型に分岐したほぼ等しい長
さの経路で前記各クロック供給手段に分配するクロック
信号分配路とが、前記半導体基板上に集積して形成さ
れ、前記基準クロック信号に同期して所定の論理動作を
行う集積回路において、前記各部分回路における各クロ
ック供給手段からその部分回路内に供給するクロック信
号の到達時間をほぼ等しくするために、前記基本論理回
路に加えて前記所定の論理動作には無関係の単数または
複数の疑似負荷手段を設けている。
【0008】第2の発明は、第1の発明の疑似負荷手段
を、ゲートが前記クロック供給手段に接続され、ドレイ
ンとソースとが電源電位に接続されたPチャネルMOS
トランジスタ(以下、「PMOS」という)と、ゲート
が該クロック供給手段に接続され、ドレインとソースと
が接地電位に接続されたNチャネルMOSトランジスタ
(以下、「NMOS」という)とで構成している。第1
及び第2の発明によれば、以上のようにICを構成した
ので、次のような作用が行われる。例えばクロック入力
端子から与えられた基準クロック信号は、クロック信号
分配路のほぼ等しい長さの経路を通して各部分回路配置
領域の中央に設けられたクロック供給手段に分配され
る。基準クロック信号は、各クロック供給手段で増幅さ
れて等しい到達時間で、各部分回路配置領域内の基本論
理回路と、例えばPMOS及びNMOSで構成された疑
似負荷手段とに供給される。
【0009】第3の発明は、第1の発明と同様のICに
おいて、各クロック供給手段を、前記クロック信号分配
路を通して分配された前記基準クロック信号を反転増幅
する第1のインバータと、前記部分回路における基本論
理回路の所要クロック信号の合計負荷に見合った駆動能
力を有し、前記第1のインバータの出力信号を反転増幅
して出力する第2のインバータとで構成している。第3
の発明によれば、次のような作用が行われる。基準クロ
ック信号は、ほぼ等しい長さのクロック信号分配路を通
して各部分回路配置領域の中央に設けられたクロック供
給手段に分配される。分配された基準クロック信号は、
各クロック供給手段の第1のインバータで反転増幅さ
れ、更に第2のインバータで、各部分回路配置領域内の
基本論理回路の所要クロック信号の合計負荷に見合った
駆動能力で反転増幅されて各基本論理回路へ供給され
る。第4の発明は、ICの配置配線設計方法において、
次のような処理を順次行っている。
【0010】先ず、基準クロック信号に同期して所定の
論理動作を行う複数の基本論理回路を有するICにおけ
る該基本論理回路間の接続、及び該基本論理回路への該
基準クロック信号の接続関係を表す回路図情報に基づい
て該ICを複数の部分回路に分割する回路分割処理と、
前記ICを配置するための回路形成領域をほぼ等しい寸
法を有する矩形状の部分回路配置領域に分割し、該各部
分回路配置領域にそれぞれ前記部分回路を割当てる領域
割当処理とを行う。次に、前記各部分回路配置領域のほ
ぼ中央にそれぞれクロック供給手段を配置するととも
に、クロック入力端子またはクロック発生回路から該各
クロック供給手段まで、H字型に分岐した配線によって
前記基準クロック信号をほぼ等しい長さの経路で供給す
るためのクロック信号分配路を配線するクロック分配路
配線処理と、前記各部分回路配置領域に前記部分回路の
各基本論理回路を配置する論理回路配置処理とを行う。
【0011】更に、前記各部分回路配置領域毎に前記基
本論理回路の必要とするクロック信号の合計負荷を計算
し、すべての部分回路配置領域内の必要とするクロック
信号の合計負荷を等しくするために必要な最小限の疑似
負荷手段の負荷容量を、該各部分回路配置領域毎に算出
する疑似負荷算出処理とを行う。そして、前記各部分回
路配置領域に前記疑似負荷算出処理で算出された負荷容
量の疑似負荷手段を配置する疑似負荷配置処理と、前記
各部分回路配置領域毎に前記クロック供給手段から前記
各基本論理回路及び前記疑似負荷手段までクロック供給
線を配線するクロック配線処理と、前記各基本論理回路
間の信号伝送路を配線する信号配線処理とを行う。
【0012】第4の発明によれば、次のような作用が行
われる。回路分割処理によってICは複数の部分回路に
分割され、領域割当処理によってほぼ等しい寸法の矩形
状に分割され部分回路配置領域に割当てられる。クロッ
ク分配路配線処理によって、各部分回路配置領域のほぼ
中央にクロック供給手段が配置され、クロック入力端子
またはクロック発生回路からほぼ等しい長さの経路でク
ロック信号分配路が配線される。論理回路配置処理によ
って各部分回路配置領域に部分回路の基本論理回路が配
置され、更に疑似負荷算出処理によって、追加すべき疑
似負荷手段の負荷容量が算出される。算出された疑似負
荷手段の負荷容量に基づいて、疑似負荷配置処理によ
り、各部分回路配置領域に疑似負荷手段が配置され、更
に、クロック配線処理及び信号配線処理によって、基本
論理回路及び疑似負荷手段への配線が行われる。
【0013】第5の発明は、ICの配置配線設計方法に
おいて、次のような処理を順次行っている。先ず、第4
の発明と同様の回路分割処理と、領域割当処理と、クロ
ック分配路配線処理と、論理回路配置処理とを行う。次
に、前記各部分回路配置領域毎に前記基本論理回路の必
要とするクロック信号の合計負荷を計算するクロック負
荷計算処理と、前記各部分回路配置領域の前記クロック
供給手段を前記クロック負荷計算処理で算出された合計
負荷に対応するクロックドライバに置換えて配置するク
ロックドライバ配置処理とを行う。そして、前記各部分
回路配置領域毎に、前記クロックドライバから前記各基
本論理回路までクロック供給線を配線するクロック配線
処理と、前記各基本論理回路間の信号伝送路を配線する
信号配線処理とを行う。
【0014】第5の発明によれば、次のような作用が行
われる。第4の発明と同様に、各部分回路配置領域に部
分回路の基本論理回路が配置された後、クロック負荷計
算処理によって、各部分回路配置領域毎のクロック信号
の合計負荷が計算される。クロックドライバ配置処理に
より、クロック供給手段が合計負荷に対応するクロック
ドライバに置換えられる。更に、クロック配線処理及び
信号配線処理によって、基本論理回路への配線が行われ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】第1の実施形態 図1は、本発明の第1の実施形態を示すICの配置配線
の部分模式図であり、図2の従来のIC中の要素と共通
の要素には共通の符号が付されている。このICは、半
導体基板1上の回路形成領域2が同一寸法の矩形状の部
分回路配置領域31,1 ,31,2 ,32,1 ,32,2 ,…に
仕切られ、これらの部分回路配置領域31,1 ,31,2
…に、部分回路がそれぞれ配置されている。各部分回路
は、AND,OR,FF等の複数の基本論理回路7で構
成され、これらの基本論理回路7の間が図示しない信号
伝送路で接続されている。各部分回路配置領域31,1
1,2 ,…のほぼ中央には、それぞれ同一規格のクロッ
ク供給手段(例えば、クロックドライバ)41,1 ,4
1,2 ,42,1 ,42, 2 ,…が設けられている。各クロッ
クドライバ41,1 ,41,2 ,…は、基準クロック信号を
増幅し、それぞれ部分回路配置領域31,1 ,31,2 ,…
内に配置された部分回路中のFF等の基本論理回路7に
対し、動作のタイミングを指定するクロック信号として
供給するものである。
【0016】また、このICは、外部から基準クロック
信号が与えられるクロック入力端子5を有している。ク
ロック入力端子5と、各部分回路配置領域31,1 ,3
1,2 ,…内のクロックドライバ41,1 ,41,2 ,…との
間は、基準クロック信号をほぼ等しい長さの経路によっ
て、これらの各クロックドライバ41,1 ,41,2 ,…に
分配するための樹枝状のクロック信号分配路6で接続さ
れている。クロック信号分配路6は、H字型の分配路の
各先端部に更にH字型の分配路の中心部を接続した枝状
の配線によって、最終段のH字型の分配路の先端までの
長さが等しくなるように形成されたものである。更に、
このICは同一規格の疑似負荷手段(例えば、ダミー負
荷)8を有している。ダミー負荷8は、各クロックドラ
イバ41,1 ,41,2 ,…の負荷が等しくなるように調整
するための論理動作には全く無関係の単なる負荷素子で
あり、各部分回路配置領域31,1 ,31,2 ,…内に、そ
れぞれ所要の個数だけ設けられている。
【0017】例えば、部分回路配置領域32,2 に配置さ
れた部分回路では、クロック信号を必要とする基本論理
回路7の数が最大の12個であるので、ダミー負荷8は
設けられていない。また、部分回路配置領域31,1 に配
置された部分回路では、クロック信号を必要とする基本
論理回路7の数が8個であるので、4個のダミー負荷8
が設けられている。同様に、部分回路配置領域31,2
2,1 では、それぞれ8個、2個のダミー負荷8が設け
られており、各クロックドライバ41,1 ,41, 2 ,…の
負荷が等しくなるように調整されている。
【0018】図3は、図1中のダミー負荷8の構成図で
ある。このダミー負荷8は、クロックドライバ41,1
からクロック信号が供給される入力端子8aを有してい
る。入力端子8aには、PMOS8bとNMOS8cの
ゲートが接続されている。そして、PMOS8bのドレ
インとソースは電源電位VCCに、NMOS8cのドレ
インとソースは接地電位GNDにそれぞれ接続されてい
る。このような接続により、PMOS8bとNMOS8
cは、それぞれのゲート容量を有するキャパシタとして
機能するようになっている。
【0019】図4は、図1のICの配置配線設計方法を
示すフローチャートであり、例えばレイアウトCADシ
ステム等を用いて、図1のICの配置配線設計を行うた
めの処理手順である。以下、この図4に従って、図1の
ICの配置配線設計の手順を説明する。ステップS1に
おいて、設計対象となるICを構成する複数のAND,
OR,FF等の基本論理回路7間の接続、及び該基本論
理回路7への基準クロック信号の接続関係を表す回路図
情報(以下、「ネットリスト」という)の入力を行う。
ステップS2の回路分割処理において、ステップS1で
入力されたネットリストに基づいて設計対象のICが複
数の部分回路に分割される。
【0020】ステップS3の領域割当処理において、I
Cを配置する半導体基板1の回路形成領域2が、ほぼ等
しい寸法を有する矩形状の部分回路配置領域31,1 ,3
1,2,32,1 ,32,2 ,…に分割され、これらの各部分
回路配置領域31,1 ,31,2,…にそれぞれ部分回路が
割当てられる。ステップS4のクロック分配路配線処理
において、各部分回路配置領域31,1,31,2 ,…のほ
ぼ中央にクロックドライバ41,1 ,41,2 ,…がそれぞ
れ配置され、更に、クロック入力端子5からこれらの各
クロックドライバ41,1 ,41, 2 ,…まで、H字型に分
岐した配線によって基準クロック信号をほぼ等しい長さ
の経路で供給するためのクロック信号分配路6が配線さ
れる。
【0021】ステップS5の論理回路配置処理によっ
て、例えばライブラリ等に登録された基本論理回路情報
が参照され、各部分回路配置領域31,1 ,31,2 ,…
に、対応する部分回路の各基本論理回路7が配置され
る。ステップS6のクロック負荷計算処理によって、各
部分回路配置領域31,1 ,31,2 ,…毎に、接続される
基本論理回路7の合計負荷が計算される。そして、すべ
ての部分回路配置領域31,1 ,31,2 ,…におけるクロ
ック信号の合計負荷を等しくするために必要な最小限の
ダミー負荷8の負荷容量が各部分回路配置領域31,1
1,2 ,…毎に算出される。
【0022】ステップS7の疑似負荷配置処理により、
例えばライブラリ等に登録されたダミー負荷情報が参照
され、ステップS6で算出された負荷容量に対応する数
のダミー負荷8が各部分回路配置領域31,1 ,31,2
…に配置される。ステップS8のクロック配線処理によ
り、各部分回路配置領域31,1 ,31,2,…毎に、クロ
ックドライバ41,1 ,41,2 ,…から各基本論理回路7
及びダミー負荷8までクロック供給線が配線される。更
に、ステップS9の信号配線処理によって、各基本論理
回路7間の信号伝送路が配線され、このICの配置配線
設計は終了する。
【0023】配置配線設計が終了したICは、実配線シ
ミュレーション等によって論理動作及びタイミング等が
所定の要件を満たしているか否かが確認され、不具合等
があればネットリスト等を変更して再度設計をやり直
し、最終的なICのレイアウトが完成する。このような
ICでは、クロック入力端子5から各クロックドライバ
1,1 ,41,2 ,…までのクロック信号分配路6は、す
べて等しい長さになるように形成され、更に、このクロ
ック信号分配路6の先端に接続されたクロックドライバ
1, 1 ,41,2 ,…は、同一規格となっている。これに
よって、各クロックドライバ41,1 ,41,2 ,…の入力
側のクロック信号は、同一位相となる。
【0024】一方、各クロックドライバ41,1
1,2 ,…の出力側には、基本論理回路7に加えてダミ
ー負荷8が接続され、これらの基本論理回路7及びダミ
ー負荷8のクロック信号の合計負荷が等しくなるように
調整されている。従って、各クロックドライバ41,1
1,2 ,…から出力されるクロック信号の位相の遅延量
はすべて等しくなる。これにより、各基本論理回路7に
供給されるクロック信号の遅延時間は同一となり、クロ
ックスキューの発生するおそれがなくなって高速論理動
作が可能になるという利点がある。更に、ダミー負荷8
は、例えばインバータ等の論理ゲートとは異なり、単な
るキャパシタで構成されているので、クロック信号の変
化時点で貫通電流が流れることがなく、消費電力の増加
が少ないという利点がある。
【0025】第2の実施形態 図5は、本発明の第2の実施形態を示すICの配置配線
の部分模式図であり、図1中の要素と共通の要素には共
通の符号が付されている。このICでは、図1中のダミ
ー負荷8を廃止するとともに、同一規格のクロックドラ
イバ41,1 ,41,2 ,42,1 ,42,2 ,…に代えて、そ
れぞれ負荷に応じたクロック供給能力を有するクロック
ドライバ101,1 ,101,2 ,102,1 ,102,2 ,…
を設けている。
【0026】各クロックドライバ101,1 ,101,2
…は、それぞれ初段のインバータ111,1 ,111,2
…と、これに縦続して接続された次段のインバータ12
1,1,121,2 ,…とで構成されている。各初段のイン
バータ111,1 ,111,2 ,…は、すべて等しい駆動能
力を有する同一規格のものであり、クロック分配路6を
通して与えられた基準クロック信号を反転増幅するもの
である。一方、次段のインバータ121,1 ,121,2
…は、初段のインバータ111,1 ,111,2 ,…の出力
信号を更に反転増幅して出力するものであるが、これら
のインバータ121,1 ,121,2 ,…の駆動能力は、負
荷に応じたものになっている。即ち、インバータ12
1,1 ,111,2 ,…を構成するNMOSやPMOS等の
ゲート長やゲート幅は、所要負荷量に応じたディメンジ
ョンに設定されている。
【0027】例えば、部分回路配置領域31,1 における
クロック信号を必要とする基本論理回路7の数は7個で
あるので、インバータ121,1 の駆動能力は7に設定さ
れている。また、部分回路配置領域31,2 におけるクロ
ック信号を必要とする基本論理回路7の数は4個である
ので、インバータ121,2 の駆動能力は4に設定されて
いる。同様に、部分回路配置領域32,1 ,22,2 におけ
るクロック信号を必要とする基本論理回路7の数はそれ
ぞれ10,12個であるので、インバータ122,1 ,1
2,2 の駆動能力はそれぞれ10,12に設定されてい
る。その他の構成は、図1と同様である。
【0028】図6は、図5のICの配置配線設計方法を
示すフローチャートであり、図4中の要素と共通の要素
には共通の符号が付されている。この配置配線設計方法
では、図4のステップS6,S7,S8に代えて、それ
ぞれ処理内容の異なるステップS10,S11,S8A
を設けている。即ち、ステップS10は、各部分回路配
置領域31,1 ,31,2 ,…毎に、接続される基本論理回
路7の合計負荷を計算するクロック負荷計算処理であ
る。
【0029】ステップS11は、例えばライブラリ等に
登録されたクロックドライバ情報を参照し、各部分回路
配置領域31,1 ,31,2 ,…のクロック供給手段を、ス
テップS10で算出された合計負荷に対応するクロック
ドライバ101,1 ,101,2,…に置換えて配置するク
ロックドライバ配置処理である。また、ステップS8A
は、各部分回路配置領域31,1 ,31,2 ,…毎に、クロ
ックドライバ101,1 ,101,2 ,…から各基本論理回
路7までクロック供給線を配線するクロック配線処理で
ある。その他のステップの処理は、図4と同様である。
【0030】このようなICでは、クロック入力端子5
から各クロックドライバ101,1 ,101,2 ,…までの
クロック信号分配路6は、すべて等しい長さになるよう
に形成され、更に、このクロック信号分配路6の先端に
接続されたクロックドライバ101,1 ,101,2 ,…
は、同一規格となっている。これによって、各クロック
ドライバ101,1 ,101,2 ,…の入力側のクロック信
号は、同一位相となる。一方、各クロックドライバ10
1,1 ,101,2 ,…の出力側には、これらの駆動能力に
応じた数の基本論理回路7が接続されている。従って、
例えば、ゲート幅が大きく内部インピーダンスを小さく
して駆動能力を高めたクロックドライバ102,2 には、
大きな負荷が接続され、内部インピーダンスが大きく駆
動能力の低いクロックドライバ101,2 には、小さな負
荷が接続されることになる。
【0031】このため、負荷の相違によるクロック信号
の遅延の影響は、クロックドライバ101,1 等の内部イ
ンピーダンスの相違によって打ち消されて、各クロック
ドライバ101,1 ,101,2 ,…から出力されるクロッ
ク信号の位相の遅延量はほぼ等しくなる。従って、各基
本論理回路7に供給されるクロック信号の遅延時間は同
一となり、クロックスキューの発生するおそれがなくな
って高速論理動作が可能になるという利点がある。更
に、第1の実施形態のようにダミー負荷8を用いていな
いので、無駄なクロック信号の電力量の消費を防止する
ことができるという利点がある。しかも、ダミー負荷8
を配置するスペースが不要となるので、所要面積の削減
が可能になるという利点がある。
【0032】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
ず、種々の変形が可能である。この変形例としては、例
えば、次の(a)〜(c)のようなものがある。 (a) 基準クロック信号は、外部からクロック入力端
子5を介して入力されるようになっているが、IC内部
にクロック発生手段(例えば、クロック発生部)を設け
て、このクロック発生部からクロック信号分配路6を通
して供給するようにしても良い。 (b) クロック信号分配路6は、単なる分岐配線で構
成しているが、必要に応じて分岐箇所等に増幅器を挿入
しても良い。 (c) 図1のICでは、各ダミー負荷8を同一規格で
構成し、このダミー負荷8の個数によって負荷の調整を
行うようにしているが、負荷の大きさが異なる複数種類
のダミー負荷を使用し、各部分回路配置領域31,1 ,3
1,2 ,…毎に適切なダミー負荷を選択して配置するよう
にしても良い。
【0033】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1及び第
4の発明によれば、各クロック供給手段から供給するク
ロック信号の負荷をほぼ等しくするために疑似負荷手段
を設けたので、これらの各クロック供給手段におけるク
ロック信号の遅延時間が等しくなり、クロックスキュー
が低減されて高速論理動作が可能になるという効果が有
る。第2の発明によれば、第1の発明の疑似負荷手段を
キャパシタとして機能するように接続したPMOSとN
MOSとで構成したので、クロック信号の変化による貫
通電流が無く、インバータ等の論理回路を用いた場合に
比べて消費電力の増加を抑えることができるという効果
がある。第3及び第5の発明によれば、各クロック供給
手段を、同一規格の第1のインバータと、所要クロック
信号の合計負荷に見合った駆動能力を有する第2のイン
バータとで構成している。このため、第1及び第2の発
明に比べて、無駄な負荷を加える必要がないので、消費
電力を増加することなくクロックスキューが低減されて
高速論理動作が可能になるという効果が有る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態を示すICの配置配
線の部分模式図である。
【図2】 従来のICにおけるクロック信号分配路の一
例を示す模式図である。
【図3】 図1中のダミー負荷8の構成図である。
【図4】 図1のICの配置配線設計方法を示すフロー
チャートである。
【図5】 本発明の第2の実施形態を示すICの配置配
線の部分模式図である。
【図6】 図5のICの配置配線設計方法を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
1 半導体基
板 2 回路形成
領域 31,1 ,31,2 ,… 部分回路
配置領域 41,1 ,41,2 ,…,101,1 ,101,2 ,… クロック
ドライバ 5 クロック
入力端子 6 クロック
信号分配路 7 基本論理
回路 8 ダミー負
荷 8b PMOS 8c NMOS 111,1 ,111,2 ,…,121,1 ,121,2 ,… インバー

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上に仕切られたほぼ等しい寸
    法を有する矩形状の部分回路配置領域にそれぞれ配置さ
    れ、複数の基本論理回路で構成された複数の部分回路
    と、 前記各部分回路配置領域のほぼ中央に設けられ、該部分
    回路内の前記基本論理回路に対し、基準クロック信号に
    基づいてそれぞれ動作のタイミングを指定するためのク
    ロック信号を供給する複数のクロック供給手段と、 前記基準クロック信号をH字型に分岐したほぼ等しい長
    さの経路で前記各クロック供給手段に分配するクロック
    信号分配路とが、 前記半導体基板上に集積して形成され、前記基準クロッ
    ク信号に同期して所定の論理動作を行う集積回路におい
    て、 前記各部分回路における各クロック供給手段からその部
    分回路内に供給するクロック信号の到達時間をほぼ等し
    くするために、前記基本論理回路に加えて前記所定の論
    理動作には無関係の単数または複数の疑似負荷手段を設
    けたことを特徴とする集積回路。
  2. 【請求項2】 前記疑似負荷手段は、 ゲートが前記クロック供給手段に接続され、ドレインと
    ソースとが電源電位に接続されたPチャネルMOSトラ
    ンジスタと、 ゲートが該クロック供給手段に接続され、ドレインとソ
    ースとが接地電位に接続されたNチャネルMOSトラン
    ジスタとで、 構成したことを特徴とする請求項1記載の集積回路。
  3. 【請求項3】 半導体基板上に仕切られたほぼ等しい寸
    法を有する矩形状の部分回路配置領域にそれぞれ配置さ
    れ、複数の基本論理回路で構成された複数の部分回路
    と、 前記各部分回路配置領域のほぼ中央に設けられ、該部分
    回路内の前記基本論理回路に対し、基準クロック信号に
    基づいてそれぞれ動作のタイミングを指定するためのク
    ロック信号を供給する複数のクロック供給手段と、 前記基準クロック信号をH字型に分岐したほぼ等しい長
    さの経路で前記各クロック供給手段に分配するクロック
    信号分配路とが、 前記半導体基板上に集積して形成され、前記基準クロッ
    ク信号に同期して所定の論理動作を行う集積回路におい
    て、 前記各クロック供給手段は、 前記クロック信号分配路を通して分配された前記基準ク
    ロック信号を反転増幅する第1のインバータと、 前記部分回路内の基本論理回路の所要クロック信号の合
    計負荷に見合った駆動能力を有し、前記第1のインバー
    タの出力信号を反転増幅して出力する第2のインバータ
    とで、 構成したことを特徴とする集積回路。
  4. 【請求項4】 基準クロック信号に同期して所定の論理
    動作を行う複数の基本論理回路を有する集積回路におけ
    る該基本論理回路間の接続、及び該基本論理回路への該
    基準クロック信号の接続関係を表す回路図情報に基づい
    て該集積回路を複数の部分回路に分割する回路分割処理
    と、 前記集積回路を配置するための回路形成領域をほぼ等し
    い寸法を有する矩形状の部分回路配置領域に分割し、該
    各部分回路配置領域にそれぞれ前記部分回路を割当てる
    領域割当処理と、 前記各部分回路配置領域のほぼ中央にそれぞれクロック
    供給手段を配置するとともに、クロック入力端子または
    クロック発生回路から該各クロック供給手段まで、H字
    型に分岐した配線によって前記基準クロック信号をほぼ
    等しい長さの経路で供給するためのクロック信号分配路
    を配線するクロック分配路配線処理と、 前記各部分回路配置領域に前記部分回路の各基本論理回
    路を配置する論理回路配置処理と、 前記各部分回路配置領域毎に前記基本論理回路の必要と
    するクロック信号の合計負荷を計算し、すべての部分回
    路配置領域におけるクロック信号の合負荷力を等しくす
    るために必要な最小限の疑似負荷手段の負荷容量を、該
    各部分回路配置領域毎に算出する疑似負荷算出処理と、 前記各部分回路配置領域に前記疑似負荷算出処理で算出
    された負荷容量の疑似負荷手段を配置する疑似負荷配置
    処理と、 前記各部分回路配置領域毎に前記クロック供給手段から
    前記各基本論理回路及び前記疑似負荷手段までクロック
    供給線を配線するクロック配線処理と、 前記各基本論理回路間の信号伝送路を配線する信号配線
    処理とを、 順次行うことを特徴とする集積回路の配置配線設計方
    法。
  5. 【請求項5】 基準クロック信号に同期して所定の論理
    動作を行う複数の基本論理回路を有する集積回路におけ
    る該基本論理回路間の接続、及び該基本論理回路への該
    基準クロック信号の接続関係を表す回路図情報に基づい
    て該集積回路を複数の部分回路に分割する回路分割処理
    と、 前記集積回路を配置するための回路形成領域をほぼ等し
    い寸法を有する矩形状の部分回路配置領域に分割し、該
    各部分回路配置領域にそれぞれ前記部分回路を割当てる
    領域割当処理と、 前記各部分回路配置領域のほぼ中央にそれぞれクロック
    供給手段を配置するとともに、クロック入力端子または
    クロック発生回路から該各クロック供給手段まで、H字
    型に分岐した配線によって前記基準クロック信号をほぼ
    等しい長さの経路で供給するためのクロック信号分配路
    を配線するクロック分配路配線処理と、 前記各部分回路配置領域に前記部分回路の各基本論理回
    路を配置する論理回路配置処理と、 前記各部分回路配置領域毎に前記基本論理回路の必要と
    するクロック信号の合計負荷を計算するクロック負荷計
    算処理と、 前記各部分回路配置領域の前記クロック供給手段を前記
    クロック負荷計算処理で算出された合計負荷に対応する
    クロックドライバに置換えて配置するクロックドライバ
    配置処理と、 前記各部分回路配置領域毎に、前記クロックドライバか
    ら前記各基本論理回路までクロック供給線を配線するク
    ロック配線処理と、 前記各基本論理回路間の信号伝送路を配線する信号配線
    処理とを、 順次行うことを特徴とする集積回路の配置配線設計方
    法。
JP10124387A 1998-05-07 1998-05-07 集積回路とその配置配線設計方法 Pending JPH11317457A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10124387A JPH11317457A (ja) 1998-05-07 1998-05-07 集積回路とその配置配線設計方法
US09/179,387 US6260181B1 (en) 1998-05-07 1998-10-27 Integrated circuit and the design method thereof

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10124387A JPH11317457A (ja) 1998-05-07 1998-05-07 集積回路とその配置配線設計方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11317457A true JPH11317457A (ja) 1999-11-16

Family

ID=14884161

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10124387A Pending JPH11317457A (ja) 1998-05-07 1998-05-07 集積回路とその配置配線設計方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6260181B1 (ja)
JP (1) JPH11317457A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7005907B2 (en) 2002-06-12 2006-02-28 Nec Corporation Integrated circuit device with clock skew reduced
JP2007018536A (ja) * 2006-09-29 2007-01-25 Ricoh Co Ltd 並列プロセッサ

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3703333B2 (ja) * 1999-03-25 2005-10-05 Necエレクトロニクス株式会社 論理接続情報変換装置
JP2001125937A (ja) * 1999-10-25 2001-05-11 Fujitsu Ltd 半導体集積回路装置のレイアウト設計システム、半導体集積回路装置のレイアウト設計方法、およびそのシステムにおける各手段をもしくはその方法における各工程をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
US6769104B2 (en) * 2002-05-08 2004-07-27 Agilent Technologies, Inc. Method and apparatus for minimizing clock skew in a balanced tree when interfacing to an unbalanced load
AU2003258031A1 (en) * 2002-08-08 2004-02-25 Timelab Corporation Clock distributor circuit for maintaining a phase relationship between remote operating nodes and a reference clock on a chip
US6983434B1 (en) * 2003-02-13 2006-01-03 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Differential via pair impedance adjustment tool
US6983433B1 (en) * 2003-02-13 2006-01-03 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Differential line pair impedance adjustment tool
US7285993B2 (en) * 2004-10-29 2007-10-23 Broadcom Corporation Method and system for a divide by N circuit with dummy load for multiband radios
KR100640609B1 (ko) * 2004-12-13 2006-11-01 삼성전자주식회사 포인트 확산클럭분배 네트워크 및 클럭분배방법
EP1835618A1 (en) * 2006-03-16 2007-09-19 STMicroelectronics S.r.l. Reduction of the time for executing an externally commanded transfer of data in an integrated device
CN116842903B (zh) * 2023-09-04 2023-11-21 深圳鲲云信息科技有限公司 优化芯片动态功耗的方法及芯片、电子设备和计算设备

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5448493A (en) * 1989-12-20 1995-09-05 Xilinx, Inc. Structure and method for manually controlling automatic configuration in an integrated circuit logic block array
US5077676A (en) * 1990-03-30 1991-12-31 International Business Machines Corporation Reducing clock skew in large-scale integrated circuits
JPH04116951A (ja) * 1990-09-07 1992-04-17 Fujitsu Ltd 半導体集積回路
JP2695078B2 (ja) * 1991-06-10 1997-12-24 株式会社東芝 データ処理装置クロック信号の分配方法
US5774371A (en) * 1994-08-03 1998-06-30 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Semiconductor integrated circuit and layout designing method for the same
US5638291A (en) * 1994-10-14 1997-06-10 Vlsi Technology, Inc. Method and apparatus for making integrated circuits by inserting buffers into a netlist to control clock skew
US5784600A (en) * 1996-07-01 1998-07-21 Sun Microsystems, Inc. Method of generating exact-length wires for routing critical signals
JPH10189746A (ja) * 1996-12-27 1998-07-21 Oki Electric Ind Co Ltd Lsi論理回路の配線レイアウト方法
US5912820A (en) * 1997-01-22 1999-06-15 Unisys Corporation Method and apparatus for distributing a clock tree within a hierarchical circuit design
US5995735A (en) * 1997-06-23 1999-11-30 Sun Microsystems, Inc. Directional repeater physical assignment and connection for high-performance microprocessors

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7005907B2 (en) 2002-06-12 2006-02-28 Nec Corporation Integrated circuit device with clock skew reduced
JP2007018536A (ja) * 2006-09-29 2007-01-25 Ricoh Co Ltd 並列プロセッサ
JP4554582B2 (ja) * 2006-09-29 2010-09-29 株式会社リコー 並列プロセッサ

Also Published As

Publication number Publication date
US6260181B1 (en) 2001-07-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2735034B2 (ja) クロック信号分配回路
US5140184A (en) Clock feeding circuit and clock wiring system
JP4160733B2 (ja) 集積回路内のマクロを横切る配線をマクロ内に設計する方法およびシステム
JPH02208956A (ja) 集積回路の配置配線方式
JPH11317457A (ja) 集積回路とその配置配線設計方法
JPH05159080A (ja) 論理集積回路
US6092211A (en) Integrated circuit for supplying a clock signal and method for constructing the same
JPH05121548A (ja) クロツク供給回路及びクロツク供給回路を有する集積回路
US20030210603A1 (en) Method and apparatus for performing signal synchronization
JP4743469B2 (ja) 半導体集積回路装置とクロック分配方法
JP3412745B2 (ja) 半導体回路におけるクロック供給装置およびその設計方法
JPH118314A (ja) クロック信号配線のツリー深さ最適化方法および装置
JP4645238B2 (ja) 半導体装置
JPH05120209A (ja) バスシステム
JPH0922945A (ja) Cmos半導体集積回路のセル構造及び半導体集積回路の設計方式
JP3288269B2 (ja) ゲートアレイの自動配置配線方法
JPH11194848A (ja) クロック遅延調整装置
JP2000035832A (ja) 半導体集積回路及びそのクロック分配方法
JPH05233093A (ja) クロック信号供給回路および供給方法
JPH0384951A (ja) 集積回路のレイアウト設計方法
JP2004334271A (ja) 半導体装置及びその設計方法
JP3104746B2 (ja) クロックツリーレイアウト装置
JP3012630B1 (ja) 半導体集積回路におけるクロック配線方法
JP3178127B2 (ja) 自動レイアウト手法による半導体集積回路のブロック配置方法
JPH06274242A (ja) 半導体集積回路装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050506

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080417

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081216

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20090114

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090421