JPH11316779A - 立会人システム - Google Patents

立会人システム

Info

Publication number
JPH11316779A
JPH11316779A JP12129598A JP12129598A JPH11316779A JP H11316779 A JPH11316779 A JP H11316779A JP 12129598 A JP12129598 A JP 12129598A JP 12129598 A JP12129598 A JP 12129598A JP H11316779 A JPH11316779 A JP H11316779A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
document
seller
witness
confirmation
payment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12129598A
Other languages
English (en)
Inventor
Motoi Kojima
基 小島
Toshihiko Kaji
俊彦 鍛冶
Yasuharu Ito
康晴 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP12129598A priority Critical patent/JPH11316779A/ja
Priority to US09/184,587 priority patent/US7418397B2/en
Publication of JPH11316779A publication Critical patent/JPH11316779A/ja
Priority to US12/216,793 priority patent/US20090063313A1/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q20/00Payment architectures, schemes or protocols
    • G06Q20/08Payment architectures
    • G06Q20/12Payment architectures specially adapted for electronic shopping systems
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q20/00Payment architectures, schemes or protocols
    • G06Q20/38Payment protocols; Details thereof
    • G06Q20/382Payment protocols; Details thereof insuring higher security of transaction
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q20/00Payment architectures, schemes or protocols
    • G06Q20/38Payment protocols; Details thereof
    • G06Q20/389Keeping log of transactions for guaranteeing non-repudiation of a transaction
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q20/00Payment architectures, schemes or protocols
    • G06Q20/38Payment protocols; Details thereof
    • G06Q20/40Authorisation, e.g. identification of payer or payee, verification of customer or shop credentials; Review and approval of payers, e.g. check credit lines or negative lists
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q40/00Finance; Insurance; Tax strategies; Processing of corporate or income taxes
    • G06Q40/12Accounting
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q50/00Information and communication technology [ICT] specially adapted for implementation of business processes of specific business sectors, e.g. utilities or tourism
    • G06Q50/10Services
    • G06Q50/18Legal services
    • G06Q50/188Electronic negotiation

Landscapes

  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Accounting & Taxation (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Finance (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Strategic Management (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • Economics (AREA)
  • Technology Law (AREA)
  • Marketing (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Tourism & Hospitality (AREA)
  • Development Economics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Human Resources & Organizations (AREA)
  • Primary Health Care (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は立会人システムに関し、販売企業と
購買企業間の効率良い物流、及び決済処理を行うべく、
EDI(電子データ交換)を使用し、且つ情報の安全性
を確保した立会人システム、及び当該立会人システムを
利用した決済処理を提供するものである。 【解決手段】 購買企業のコンピュータ5は納品伝票や
発注伝票に従って認証用書類を作成し、公証局7を介し
て販売企業のコンピュータ6に送る。販売企業側では送
付された認証用書類を自己が発した納品伝票や発注伝票
と対比し、内容に相違がないか確認し、内容が正しけれ
ば公証局7に対し確認応答を行う。公証局7は上記認証
用書類を立会人サーバ8の収納明細テーブル20に登録
し、立会人によって認証したことを購買企業及び販売企
業に通知する。このように構成することにより、以後認
証されたデータに基づいて例えば支払明細書を作成し、
振り込み依頼を行う際、正確な支払明細書の作成を可能
とし、更に当該支払明細書に関す照合を購買企業及び販
売企業は上記立会人サーバ8を参照することによって容
易に行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はEDI(電子データ
交換)を用い、販売者と購買者間の物流、及び決済シス
テムをサポートする立会人システムに関する。
【0002】
【従来の技術】今日の流通システムは、多種類であり且
つ大量の商品を複雑な流通メディアを介して行われてい
る。このため販売者と購買者間で行う決済処理も複雑に
なっている。
【0003】例えば、図52に示すシステムは従来の決
済システムを示す図である。先ず、購買人(販売企業)
側では商品の納入の度に販売人(販売企業)から送られ
てくる(又は手渡される)納品伝票を精査し、例えば企
業内システムを利用して支払い対象となる明細伝票を確
定する。この際、明細伝票には納入企業名、納入日、納
入品目、単価、数量、合計金額、等が記載されている。
【0004】その後、例えば支払期日単位で、明細伝票
を累積/合算し、支払明細書を作成する。この支払明細
書の作成は、上述のように各明細伝票を累積/合算した
結果であり、支払明細書では明細伝票の細かい項目は省
略される。例えば、納入企業名や支払期日、合計金額等
は記載されるが、より詳細な内容である納入日や納入品
目、単価、数量、等の情報は通常省略される。
【0005】例えば、支払期日が月1回であり、毎日多
品目の商品を納入している場合の販売人と購買人間で
は、相当量の明細伝票が一枚の支払明細書中にまとめら
れることになり、支払明細書によってこれらを合算した
合計金額のみが確定される。
【0006】また、購買人側では上述の支払明細書を使
用して、販売人側への振り込みを銀行に依頼する。銀行
では、例えば全銀為替システムを使用し、振り込み依頼
を受けた販売人に対し支払明細書の金額を振り込む。こ
の結果、支払いを受けた販売人は、銀行からの通知によ
り、自身の銀行口座に取引先企業(購買人)から合計い
くらの入金があったかを知る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の上記システムに
おいては、以下の問題が発生する。すなわち、従来のシ
ステムで使用される支払明細書は、前述のように複数の
納品伝票を取りまとめて支払い合計額を確定した書類で
あり、受け取った販売人側では支払われた金額の中に、
どの納品伝票が含まれているか判断できない。このこと
は、支払明細書には個々の取引の納入日、納入品目、単
価、数量、等が記載されないことに起因する。
【0008】かかる場合、販売人は受け取った金額を確
認する際に、購買人に明細内容を確認する必要がある。
例えば、販売企業の経理担当者は、支払われた金額と請
求金額が合致しない場合には、販売企業に対し明細伝票
の内容確認や、支払い金額に対する個別の問い合わせを
行う必要が生じる。このことは経理部門に大きな負担を
与えることになり、決済処理の効率化の大きな障害とな
っている。
【0009】すなわち、支払明細書により大量取引の一
括決済を行った場合、支払明細書の中の個別明細内容の
突き合わせに時間と人手が膨大に必要となる。また、大
量に売買を行う取引相手との決済において、売掛金/買
掛金の相殺処理を行うためには取引最小単位での決済、
すなわち伝票単位での決済が必要になる。しかし、上述
のように一括決済では支払い金額に対する個別の問い合
わせが必要となる。
【0010】一方、今日インターネットの普及に伴っ
て、各種分野でEDI(電子データ交換)による情報交
換システムの構築が試みられている。特に企業間におい
て、このシステムを利用することにより、複雑な流通経
路における物流、決済処理を効率良く行えるようになる
ことが期待されている。
【0011】本発明は販売企業と購買企業間の効率良い
物流、及び決済処理を行うべく、EDI(電子データ交
換)を使用し、且つ情報の安全性を確保した立会人シス
テム、及び当該立会人システムを利用した決済処理を提
供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は上
記課題を解決するため、販売人から送られた販売人側記
録に基づいて、前記販売人側記録毎に確認用書類を作成
する確認用書類作成手段と、該確認用書類作成手段によ
って作成された書類を公証局に送付し、該書類を前記公
証局から更に前記販売人に送付する送付手段と、前記販
売人が、前記送付手段によって送付された前記書類の内
容と、前記販売人側記録の内容が一致しているか確認す
る確認手段と、該確認手段によって前記一致が確認され
たとき、前記書類が正確であることを確認する立会人
と、該立会人によって確認された書類を記憶する記憶手
段とを有する立会人システムを提供することによって達
成できる。
【0013】ここで、販売人から送られた販売人側記録
は、例えば納品伝票、見積書、請求書、等であり、購買
人が納品された商品の明細を作成する際の商品名、個
数、単価、金額を特定できる書類である。また、購買人
及び販売人は企業、個人商店、等であり、法人、個人の
別を問わない。
【0014】公証局は、納品伝票等に基づき販売人が作
成した明細の送付を受け、この明細を更に販売人に送信
し、明細の内容と納品伝票等の内容が一致しているかの
確認を求める。そして、販売人が両内容の一致を確認す
るとその通知を受け、立会人は上記明細を正しい書類と
確認すると共に、当該明細の確認を上記購買人、及び販
売人に行う。
【0015】このように構成することにより、購買人の
作成した個々の納品の明細は購買人と販売人間で確認さ
れ、第三者である立会人によっても確認されたものであ
り、上記明細は正確なデータとして決済の際有効に使用
することができる。
【0016】請求項2の記載は、前記請求項1記載の発
明において、前記確認用書類の作成は、例えば購買人が
行う構成である。すなわち、上記確認用書類の作成は、
販売人から納品伝票等の販売人側記録が送られた場合購
買人が作成するからである。但し、EDI(電子データ
交換)による情報交換システムが構築され、納品伝票等
の販売人側記録が電子データ化されている場合には当該
データを使用することになる。
【0017】請求項3の記載は、前記請求項1、又は2
記載の発明において、前記立会人が確認用書類を確認す
るとき、例えば該確認を購買人と販売人に通知する構成
である。
【0018】このように構成することにより、購買人及
び販売人は確認用書類が立会人によって確認されたこと
を知ることができる。請求項4の記載は、前記請求項1
記載の発明において、前記確認用書類が前記販売人から
前記公証局に送付されたとき、例えば該書類を登録し、
該書類の登録の事実を公証する。
【0019】前記確認用書類が前記販売人から公証局に
送信されたとき、該確認用書類が送付された事実を登録
する構成である。請求項5の記載は、上記請求項1又は
2記載の発明において、前記確認手段による前記一致の
確認において、前記両内容が一致しないとき、前記立会
人に対し内容不一致の通知を行う構成である。
【0020】前記確認手段による前記一致の確認におい
て、例えば前記両内容が一致しないとき、前記立会人に
対し内容不一致の通知を行う構成である。このように構
成することにより、立会人は確認用書類を認証すること
がなく、この時点で販売人は購買人の作成した書類に誤
りがあることが分かり、購買人に対し通知し、書類の修
正により正確な確認用書類を作成させることができる。
【0021】請求項6の記載は、上記請求項1又は2記
載の発明において、前記記憶手段による前記書類の記憶
は、例えば購買人毎に行う構成である。このように構成
することにより、立会人が確認した書類が記憶手段に複
数記憶され、購買人及び販売人はこの記憶手段を自由に
検索することによって、認証データを有効に活用するこ
とができ、更に販売人は取引のある購買人毎に明細の利
用を行うことができ、極めて有効な記憶手段となる。
【0022】尚、上記記憶手段はRAM、ROM、EE
PROM、フロッピーディスク、ハードディスク、等の
各種メモリで構成することができる。請求項7記載の発
明は上記課題を解決するため、販売人から送られた販売
人側記録に基づいて、前記販売人側記録毎に公証用書類
を作成する公証用書類作成手段と、該公証用書類作成手
段によって作成した書類を公証局に送付し、該書類を前
記公証局から更に前記販売人に送付する送付手段と、前
記販売人が、前記送付手段によって送付された前記書類
の内容と、前記販売人側記録の内容が一致しているか確
認する確認手段と、該確認手段によって前記一致が確認
されたとき、前記書類が正確であることを公証する立会
人と、該立会人によって公証された書類を記憶する記憶
手段と、該記憶手段に記憶した前記公証用書類を参照し
て、購買人が前記販売人に支払う支払明細書を作成する
支払明細書作成手段と、該支払明細書作成手段により作
成した支払明細書に基づき、振り込み依頼を行う振込依
頼手段と、該振込依頼手段による振り込み依頼に基づい
て前記販売人に振り込みが行われたとき、当該振り込み
の事実を前記立会人に通知する通知手段とを有する立会
人システムを利用した決済方式を提供することによって
達成できる。
【0023】本例は前記立会人システムを利用し、例え
ば商品代金の支払いを振り込みによって行う場合の決算
方式を実現するための構成である。この場合、販売人に
支払う商品代金等の支払い明細は上記立会人、又は購買
人が作成し、その作成の際、販売人の内容確認に従って
立会人が公証した公証書類に従って作成される。
【0024】したがって、このように構成することによ
り、正確な支払明細書に基づいて振り込み決済を行うも
のであり、決済処理の際従来のように個々の納品伝票や
請求書を確認する必要がなく、決済処理を容易に行うこ
とができる。
【0025】請求項8の記載は、上記請求項7記載の発
明において、前記支払明細書の作成は、例えば支払条件
に従って作成する構成である。ここで、上記支払条件
は、例えば支払日や支払方法であり、支払日としては1
998年〇月〇日という具体的な日付、又は毎週〇曜日
というような指定である。
【0026】請求項9の記載は、上記請求項8の記載に
おいて、前記支払条件は前記立会人によって管理される
構成である。ここで、管理とはメモリに予め支払日と支
払方法を記憶し、支払明細書作成の際有効に使用するも
のである。
【0027】このように構成することにより、納品伝票
等の前記公証書類と同様、立会人によって支払明細書の
作成に必要な書類が管理され支払明細書の作成を効率良
く行うことができる。
【0028】請求項10の記載は、上記請求項7記載の
発明において、前記販売人は前記記憶手段に記憶した書
類を参照して前記支払明細書の照合を行う構成である。
このように構成することにより、立会人又は販売人によ
って作成された支払明細書の照合を、販売人側が公証書
類を参照して行うことができる。すなわち、立会人又は
購買人による支払明細書の作成内容を販売人がチェック
する構成であり、支払明細書の作成内容を販売人が確認
するものである。
【0029】請求項11の記載は、前記支払明細書の作
成は、前記のように例えば購買人が行うことを示し、又
請求項12の記載は、前記支払明細書の作成を前記立会
人が行うを示す。
【0030】請求項13の記載は、上記請求項12の記
載において、前記購買人は前記記憶手段に記憶した書類
を参照して前記支払明細書の照合を行う構成である。こ
のように構成することにより、立会人が作成した支払明
細書の照合を、購買人が公証書類を参照して行うことが
できる。すなわち、立会人による支払明細書の作成内容
を購買人がチェックする構成である。
【0031】請求項14の記載は、前記請求項2又は3
に対応するものであり、前記公証用書類の作成は購買人
が行うこと、及び前記立会人が公証用書類を公証すると
き、該公証を購買人と販売人に通知することである。
【0032】これらの請求項は立会人システムを利用し
た決済方式に適用するものである。請求項15記載の発
明は上記課題を解決するため、販売人から送られた販売
人側記録に基づいて、前記販売人側記録毎に公証用書類
を作成する公証用書類作成手段と、該公証用書類作成手
段によって作成した書類を公証局に送付し、該書類を前
記公証局から更に前記販売人に送付する送付手段と、前
記販売人が、前記送付手段によって送付された前記書類
の内容と、前記販売人側記録の内容が一致しているか確
認する確認手段と、該確認手段によって前記一致が確認
されたとき、前記書類が正確であることを公証する立会
人と、該立会人によって公証された書類を記憶する記憶
手段と、前記購買人は前記記憶手段に記憶した前記書類
を参照して、前記購買人が前記販売人に支払う支払明細
書を作成する支払明細書作成手段と、該支払明細書作成
手段により作成した支払明細書に基づき、前記購買人に
対す小切手の振り出しを金融機関に請求する請求手段と
を有する立会人システムを利用した決済方式を提供する
ことによって達成できる。
【0033】本発明は請求項7記載の発明と同様、前記
立会人システムを利用し、例えば商品代金の支払いを振
り込みによって行う場合の決算方式を実現するための構
成であり、前述と同様立会人によって公証されたデータ
に従って正確な支払明細書を作成し、これに基づいて小
切手の発行を請求して決済を行うものであり、決済処理
の際従来のように個々の納品伝票や請求書を確認する必
要がなく、決済処理を容易に行うことができる。
【0034】請求項16の記載は、上記請求項15の記
載において、前記小切手の発行請求に基づき小切手を発
行したとき、前記立会人に通知する構成である。請求項
17記載の発明は上記課題を解決するため、販売人から
送られた販売人側記録に基づいて、前記販売人側記録毎
に公証用書類を作成する公証用書類作成手段と、該公証
用書類作成手段によって作成した書類を公証局に送付
し、該書類を前記公証局から更に前記販売人に送付する
送付手段と、前記販売人が、前記送付手段によって送付
された前記書類の内容と、前記販売人側記録の内容が一
致しているか確認する確認手段と、該確認手段によって
前記一致が確認されたとき、前記書類が正確であること
を認証する立会人と、該立会人によって認証された書類
を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶した前記書
類を参照して、前記購買人が前記販売人に支払う支払明
細書を作成する支払明細書作成手段と、該支払明細書作
成手段により作成した支払明細書に基づき、前記購買人
に対す手形の振り出しを金融機関に請求する請求手段と
を有する立会人システムを利用した決済方式を提供する
ことによって達成できる。
【0035】本発明も上述の発明と同様、前記立会人シ
ステムを利用し、例えば商品代金の支払いを振り込みに
よって行う場合の決算方式を実現するための構成であ
り、前述と同様立会人によって公証されたデータに従っ
て正確な支払明細書を作成し、これに基づいて手形の発
行を請求して決済を行うものであり、決済処理の際従来
のように個々の納品伝票や請求書を確認する必要がな
く、決済処理を容易に行うことができる。
【0036】請求項18の記載は、上記請求項17の記
載において、前記手形の発行請求に基づき手形を発行し
たとき、前記立会人に通知する構成である。請求項19
の記載は、上記請求項7、15、又は17記載の発明に
おいて、例えば前記購買人が前記販売人に対し売掛金を
有している場合、相殺処理を行う構成である。
【0037】例えば、購買人が販売人に対し商品代金等
の逆の売掛金を有している場合、同じように支払明細書
を作成することは処理を複雑化するため、両請求代金を
相殺し、支払明細書の作成を行うものである。
【0038】このように構成することにより、支払明細
書の作成処理をより容易にすることができる。請求項2
0の記載は、上記請求項1又は2記載の発明において、
前記立会人はシステムを利用する購買人、及び販売人を
予め認証し、手続きを行う際には認証証明書を用いて行
う構成である。
【0039】このように構成することにより、以後の手
続きの際システムへの参加資格を認証証明書によって簡
単に確認することができシステムのセキュリティーを図
ることができる。
【0040】請求項21の記載は、上記請求項7、1
5、又は17記載の発明において、前記立会人はシステ
ムを利用する購買人、及び販売人を予め認証し、手続き
を行う際には認証証明書を用いて行う構成である。
【0041】このように構成することにより、以後の決
済処理の際、システムへの参加資格を認証証明書によっ
て確認し、安全な決済処理を行うことができる。請求項
22の記載は、上記請求項1又は2記載の発明におい
て、例えば前記立会人、購買人、及び販売人間で行う送
受信データを暗号化する構成である。
【0042】このように構成することにより、システム
の安全を確保することができる。請求項23の記載は、
上記請求項7、15、又は17記載の発明において、例
えば前記立会人、購買人、及び販売人間で行う送受信デ
ータを暗号化する構成である。
【0043】このように構成することにより、本システ
ムを使用する決済処理を安全に行うことができる。請求
項24の記載は、上記請求項22の記載において、例え
ば前記送受信データを前記立会人が公証する構成であ
る。
【0044】請求項25記載の発明は上記課題を解決す
るため、販売人から送られた販売人側記録に基づいて、
前記販売人側記録毎に確認用書類を作成する確認用書類
作成処理と、該確認用書類作成手段によって作成した書
類を立会人に送付し、該書類を前記立会人から更に前記
販売人に送付する送付処理と、前記販売人が、前記送付
手段によって送付された前記書類の内容と、前記販売人
側記録の内容が一致しているか確認する確認処理と、該
確認処理によって前記一致を確認するとき、立会人は前
記書類が正確であることを確認し、該確認を前記購買人
と前記販売人に通知する通知処理と、前記確認された書
類を記憶する記憶処理とを行う立会人システムによる書
類の確認方法を提供することによって達成できる。
【0045】本発明は立会人認証方法であり、前記請求
項1の立会人システムをプロセスによって実現するもの
であり、このように構成しても第三者である立会人によ
って認証された認証書類に基づき各種決済処理を行うこ
とができる。
【0046】請求項26記載の発明は上記課題を解決す
るため、販売人から送られた販売人側記録に基づいて、
前記販売人側記録毎に公証用書類を作成する公証用書類
作成処理と、該公証用書類作成手段によって作成した書
類を公証局に送付し、該書類を前記公証局から更に前記
販売人に送付する送付処理と、前記販売人が、前記送付
手段によって送付された前記書類の内容と、前記販売人
側記録の内容が一致しているか確認する確認処理と、該
確認処理によって前記一致を確認するとき、立会人は前
記書類が正確であることを公証し、該公証を前記購買人
と前記販売人に通知する通知処理と、前記公証された書
類を記憶する記憶処理と、該記憶処理によって記憶した
前記公証用書類を参照して、前記購買人が前記販売人に
支払う支払明細書を作成する支払明細書作成処理と、該
支払明細書作成処理により作成した支払明細書に基づ
き、前記販売人に対する振り込み依頼を行う振込依頼処
理とを行う立会人システムを利用した決済方法を提供す
ることによって達成できる。
【0047】本発明は立会人認証方法を利用した決済方
法であり、前記請求項10の振り込み方式の決済処理を
プロセスによって実現するものであり、このように構成
しても第三者である立会人によって公証された公証書類
に基づき振り込み方式の決済処理を容易に行うことがで
きる。
【0048】請求項27記載の発明は上記課題を解決す
るため、販売人から送られた販売人側記録に基づいて、
前記販売人側記録毎に確認用書類を作成する確認用書類
作成処理と、該確認用書類作成手段によって作成した書
類を立会人に送付し、該書類を前記立会人から更に前記
販売人に送付する送付処理と、前記販売人が、前記送付
手段によって送付された前記書類の内容と、前記販売人
側記録の内容が一致しているか確認する確認処理と、該
確認処理によって前記一致を確認するとき、立会人は前
記書類が正確であることを確認し、該確認を前記購買人
と前記販売人に通知する通知処理と、前記確認された書
類を記憶する記憶処理とから成る立会人システムによる
書類の確認プロセスをコンピュータに実行させるプログ
ラムを格納した前記コンピュータが読み取り可能な記憶
媒体をを提供することによって達成できる。
【0049】本例は、立会人システムを記憶媒体に記憶
した上記プログラムによって実現するものである。請求
項28記載の発明は上記課題を解決するため、販売人か
ら送られた販売人側記録に基づいて、前記販売人側記録
毎に公証用書類を作成する公証用書類作成処理と、該公
証用書類作成手段によって作成した書類を公証局に送付
し、該書類を前記公証局から更に前記販売人に送付する
送付処理と、前記販売人が、前記送付手段によって送付
された前記書類の内容と、前記販売人側記録の内容が一
致しているか確認する確認処理と、該確認処理によって
前記一致を確認するとき、立会人は前記書類が正確であ
ることを公証し、該公証を前記購買人と前記販売人に通
知する通知処理と、前記公証された書類を記憶する記憶
処理と、該記憶処理によって記憶した前記公証用書類を
参照して、前記購買人が前記販売人に支払う支払明細書
を作成する支払明細書作成処理と、該支払明細書作成処
理により作成した支払明細書に基づき、前記販売人に対
する振り込み依頼を行う振込依頼処理とから成る立会人
システムを利用した決済プロセスをコンピュータに実行
させるプログラムを格納した前記コンピュータが読み取
り可能な記憶媒体を提供することによって達成できる。
【0050】本例は、立会人システムを利用した決済処
理を記憶媒体に記憶した上記プログラムによって実現す
るものである。請求項29記載の発明は上記課題を解決
するため、書類データを作成する第1の計算機手段と、
前記書類データの内容を確認する第2の計算機手段と、
前記確認に基づいて前記書類データの記憶、或いは公証
を行う第3の計算機手段とから成ることを特徴とする立
会人システムを提供することによって達成できる。
【0051】また、請求項30の記載は、上記請求項2
9記載の発明において、前記書類データの記憶及び内容
の確認は、前記計算機手段の画面表示に基づいて行う構
成である。
【0052】請求項31記載の発明は上記課題を解決す
るため、書類データは、遺言書、契約書、申込書、私
信、報告書、召喚状の1つ、又は組み合わせであること
を特徴とする。
【0053】請求項32記載の発明は上記課題を解決す
るため、第1の計算機手段は、書類データを暗号化して
第3の計算機手段を介して第2の計算機手段に送信し、
該第2の計算機手段は暗号化された前記書類データを復
号し、内容を確認して更に暗号化して前記第3の計算機
手段に送付し、該第3の計算機手段は第2の計算機手段
から送られたデータを更に暗号化し、第1、第2の計算
機手段に送付することを特徴とする。
【0054】請求項33記載の発明は上記課題を解決す
るため、第1、第2、第3の計算機手段間のデータの送
受信は、予め送信側の公開キーを受信側に送り、受信側
の公開キーを送信側に送付し、送信側においては、送信
側の秘密キーでメッセージを暗号化し、メッセージをD
ESで暗号化したものに、DESを復号化するDEKを
受信側の公開キーで暗号化したものを加えて得たものを
送信データとして送信し、受信側においては、送信デー
タを受信し、該データを受信側の前記公開キーに対応す
る秘密キーで復号化してDEKを取り出し、該DEKに
よりDESで暗号化されたデータを復号化し、送信側の
公開キーで送信側の前記秘密キーで暗号化されたデータ
を復号化することを特徴とする。
【0055】請求項34記載の発明は上記課題を解決す
るため、購買者側において、支払い対象の明細書を作成
し、支払い依頼と共に送信する支払い依頼手段と、該支
払い依頼手段で送信された支払い明細書と、販売者側の
販売記録とを比較する比較手段と、を備えたことを特徴
とする。
【0056】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態例を図面
を用いて詳細に説明する。 《第1実施形態例》図2は本実施形態例の立会人システ
ムの基本構成を説明する図である。
【0057】本立会人システムは、基本的には購買人と
しての購買企業1と、販売人としての販売企業2、及び
購買企業1と販売企業2間で納品伝票等の販売人側記録
を認証する立会人3で構成されている。購買企業1は販
売企業2から商品を購入する、例えば大手スーパーや商
店等であり、販売企業2は例えば大手スーパー等に商品
を納入する業者であり、納入する商品としては例えば食
料品や衣類品、又は日用雑貨品等のあらゆる商品が対象
となる。
【0058】先ず、購買企業1は確認してほしいデー
タ、例えば商品の納入伝票に記載のデータを立会人3に
送る(図2に示す)。このデータを受信した立会人3
は、先ず依頼を受けた事実のみを記録し、そのまま販売
企業2に送る(図2に示す)。確認依頼を受けた販売
企業2は上記データ内の記載内容を確認し、合意するか
否かの結果を立会人3に確認応答を行う(図2に示す
)。立会人3は確認応答を受信し、販売企業2が記載
内容に合意するならば、立会人3は当事者双方が上記デ
ータを認証したものとして購買企業1、販売企業2双方
に確認応答を送信する(図2に示す)。
【0059】上記のようにシステムが機能することによ
り、立会人3は先ず購買企業1から送られたデータを受
信した事実を単に記録する機能と、更に進んで購買企業
1と販売企業2間で行われるデータ(確認用書類)の確
認を行う機能を有する。また、決済部4は上記データを
立会人3が保管し、支払明細書を作成し振り込み等の決
済を行う際使用する。
【0060】図1は、本システムの具体的な構成を示す
図である。同図において、5は上述の図2に示す購買企
業1のコンピュータであり、6は販売企業2のコンピュ
ータである。また、立会人PC9は前述の立会人3に対
応する。この立会人PC9は、例えば購買企業1のコン
ピュータ5から出力される納品伝票データ等を確認し、
又販売企業2のコンピュータ6から出力される確認応答
を受信する。
【0061】立会人サーバ8は立会人PC9が確認した
納品伝票等の確認書類を記憶する納品明細テーブル2
0、及び後述する支払条件テーブル21、明細グループ
テーブル22等を有する。上述のコンピュータ5及び6
は立会人サーバ8を直接アクセスし、上述の確認書類等
を参照することができる。
【0062】また、各コンピュータ5及び6は、図3に
示すように不図示のCPUがRAMやハードディスク等
のメモリに記憶されたプログラム(データ)に従って後
述する処理を行う。また、上記プログラムはCD−RO
Mやフロッピーディスクから供給を受けてもよく、また
回線を介してプログラム(データ)提供者から供給を受
けてもよい。
【0063】また、図1に示すように、購買企業1のコ
ンピュータ5は確認依頼(処理J)、及び業務処理(処
理K)を行う。上記処理はコンピュータ5内のデータベ
ース5a、ライブラリデータベース5bを使用して行
い、その際ライブラリとのインターフェイス5cを使用
する。一方、販売企業2のコンピュータ6も同様な機能
を有し、データ確認処理(処理L)、業務処理(処理
M)を行う。上記処理もコンピュータ6内のデータベー
ス6a、ライブラリデータベース6bを使用して行い、
その際ライブラリとのインターフェイス6cを使用す
る。尚、同図に示す網掛け部分は企業クライアントのラ
イブラリであり、例えばネットワーク回線と接続する際
のインターフェイス等の機能を有する。
【0064】以上の構成の立会人システムにおいて、以
下にその処理動作を説明する。図4は上述の処理J、K
をコンピュータ5が実行する際、又は処理L、Mをコン
ピュータ6が実行する際の手順を示す図である。尚、図
4ではディスプレイに表示される画面推移として示して
いる。
【0065】先ず、購買企業1の処理を開始するために
はコンピュータ5の電源を投入し、ネットワークユーザ
ー名、パスワードを入力し、例えば画面上の「OK」表
示をクリックすることで、基本OS(オペレーティング
システム)に本システムのアイコン表示を行い、更に当
該アイコンをダブルクリックすることで立ち上げること
ができる。尚、同様に販売企業2のコンピュータ6、及
び立会人PC9を立ち上げる場合にも同様の処理を行
う。
【0066】上述の処理によって、コンピュータ5(及
びコンピュータ6)のディスプレイには図5に示すログ
イン画面が表示される。このログイン画面は本例の立会
人システムを開始するためのものである。尚、このログ
イン画面は、図4においてスタート画面となる。
【0067】このログイン画面において、ユーザIDと
パスワードを入力し、ログインボタンを押下すること
で、例えばコンピュータ5(コンピュータ6)は上記ユ
ーザIDとパスワードを確認し、一致していればメニュ
ー表示に移行し、メニュー画面を表示する。尚、キャン
セルボタンを押下すると、前のOSの初期画面に戻る。
【0068】図6は上述のログインボタンを押下し、初
期メニューをディスプレイに表示した画面である。当該
初期メニューは、4個のボタン(表示)27a〜27d
とメニューバーで構成されている。尚、メニューバーに
は図7に示すように、システムの終了バーがある。
【0069】先ず、初期メニューの各ボタン(表示)に
ついて説明すると、27aは確認依頼を指示する際押下
するボタンであり、27bは支払い一覧照会を指示する
際押下するボタンであり、27cは確認済みデータ一覧
を指示する際押下するボタンであり、27dは本例のプ
ログラムを終了する際押下するボタンである。尚、各ボ
タンの押下は、例えばマウスを操作してカーソルを指定
するボタン表示27a〜27dに移動し、マウスのボタ
ンをダブルクリックして行う。
【0070】前述のように、購買企業1のコンピュータ
5が行う処理にはJ、Kの処理があり、販売企業2のコ
ンピュータ6が行う処理にはL、Mの処理があり、以下
具体的に説明する。 <確認依頼処理(処理J)>この処理は購買企業1が行
う処理であり、販売人側記録としての納品伝票、発注伝
票、又は請求書に基づいて購買企業1が行う処理であ
る。すなわち、購買企業1は販売企業2から送られた上
述の伝票に基づいて確認用書類を作成し、立会人3に送
る。
【0071】この処理を具体的に説明する図が図8であ
る。また、図9はコンピュータ5が行う処理を説明する
フローチャートである。購買企業1は販売企業2から商
品の納入を受ける毎に、その際受け取る納品伝票のデー
タをコンピュータ5から立会人PC9に出力する。
【0072】例えば、図8に示すように販売企業2であ
るA商店は購買企業1であるBスーパーに食料品を納入
し、その際に納品伝票をBスーパーに送る(手渡す)。
コンピュータ5は納品伝票の入力を待っており(ステッ
プ(以下Sで示す)1がN(ノー))、納品伝票が入力
すると(S1がY(イエス))、伝票情報の入力処理を
行う(S2)。例えば、図8に示す例では、購買企業1
(Bスーパー)は確認用書類X1として上述の納品伝票
のデータを作成する。この確認用書類X1には「納入者
(販売企業2)名」、「納入日」、「納入物品名」、
「納入金額」、等が含まれ、例えば「納入者名」として
上述のA商店、「納入日」として98/02/10、
「納入物品名」としてマグロ、「納入金額」として¥1
5,000が記載されている。この確認用書類X1は購
買企業1から立会人3に送信される(S3)(図8に示
す)。その後、購買企業1のコンピュータ5は上述の
送信データに対する応答を待つ(S4)。
【0073】図10は立会人PC9の処理を説明するフ
ローチャートである。立会人PC9は上述のコンピュー
タ5からの入力を待ち(S5がN)、データの入力があ
ると(S5がY)、入力データの内容を確認し(S
6)、例えば立会人PC9に供給されたデータが上述の
確認用書類X1であれば、当該確認用書類X1を前述の
収納明細テーブル20に登録する(S7)(図8に示す
)。そして、確認用書類X1をそのまま販売企業2側
のコンピュータ6に出力する(S8)。 <データ確認処理(処理K)>図11は販売企業2のコ
ンピュータ6が行う処理を説明するフローチャートであ
る。上述のように立会人PC9から送付された確認用書
類X1の入力を待ち(S9がN)、確認用書類X1が入
力すると(S9がY)、自己が送った(手渡した)納品
伝票の内容と確認用書類X1の内容を比較する(S1
0)。そして内容に誤りがないか確認する。この確認作
業は上述のように販売企業2が行うものである。但し、
販売企業2が商品を納さめている購買企業は、上述の特
定の企業(上述の購買企業1)に限らない。このため、
販売企業2は上述の確認作業の際、コンピュータ6の初
期メニュー(図6)の確認依頼確認のボタン27aを押
下し、図12に示す確認データ一覧画面を表示して行
う。
【0074】例えば、同図に示す例は確認データ一覧画
面の検索ボタン40aを操作し、「(株)Bスーパー」
を選択した例である。また、販売企業2はこの証明書を
確認すべく明細ボタン40bを押下し、詳細画面の表示
を行う。尚、終了ボタン40cを押下すると前述の初期
メニューに戻る。
【0075】ここで、上述の明細ボタン40bを押下
し、詳細画面の表示を行うと、図13の詳細画面が表示
される。販売企業2はこの画面を見ながら自己の発行し
た納品伝票等の内容と立会人3から送信された認証用書
類X1の内容を比較する(S10)。そして、誤りがな
いか判断する(S11)。ここで、両内容が一致してい
れば確認OKボタン41aを押下し、確認データを作成
して立会人PC9に送信する(S11がY、S12、S
13)(図8に示す)。
【0076】一方、前述の納品伝票等と確認用書類X1
との内容一致判断において両内容が不一致であれば(S
11がN)、図13に示す確認NGボタン41bを押下
し、図14に示す表示を行う。すなわち、この場合には
NGの理由を記述し(S14)、図42のOKボタン4
2aを押下し、NG応答を立会人PC9に送る(S1
5)。
【0077】立会人PC9はこのNG応答があると(図
10のS5がY)、入力データの内容を判断し(S
6)、NG応答であればその応答データをそのまま購買
企業1のコンピュータ5に送り(S16)、修正データ
の入力を待つ(S17)。購買企業1のコンピュータ5
は前述のように受信データを待っており(S4)、応答
データが入力した際NG応答であれば(S18(図9参
照)がY)、対応する確認用書類X1のデータ修正を行
う(S19)。そして修正したデータは再度立会人PC
9に送られ(S20)、立会人PC9の収納明細テーブ
ル20を修正する(S17がY、S21)。すなわち、
販売人2は購買人1の作成した明細に誤りがあることを
知り、購買人1に対し通知し、例えば明細の内容を修正
することにより、例えば収納明細テーブル20の内容を
更新し正確な明細を作成させることができる(図8に示
す)。
【0078】以上の処理は、購買企業1と販売企業2間
で納品伝票が送られる度に行われ、図8に示す納品明細
テーブル20には多数の認証書類が登録される。例え
ば、図8に示すように、「納入者名」がA商店、「納入
日」が98/02/11、「納入物品名」としてサン
マ、「納入金額」として¥10,000が記載された確
認用書類X2等も、同様の処理によって納品明細テーブ
ル20に登録される。
【0079】尚、上述の処理において、販売企業2の内
容判断において確認用書類X1の内容と納品伝票の内容
に誤りがなく、確認応答を立会人PC9に送った場合に
は立会人PC9は入力データの内容を確認し(図10の
S5、S6)、双方が確認したデータであることを購買
企業1、及び販売企業2に通知する(S22)。
【0080】すなわち、立会人3は販売企業2から確認
完了入力があると、例えば上述の認証用書類X1、X
2、等に関する確認済みの確認書A1、A2、等を購買
企業1、及び販売企業2に送信する(図2に示す)。
このようにして、立会人3から送信された情報は、購買
企業1と販売企業2が互いに確認したものであり、納品
伝票等に基づく確認用書類の内容に誤りがないことを証
明するものである。
【0081】上述のようにして確認処理が完了すると、
収納明細テーブル20には多数の納品伝票の基づく確認
書類が登録される。この状態において、収納明細テーブ
ル20に登録した確認登録済みデータを参照する場合、
図6に示す初期メニューの状態から確認済みデータ一覧
のボタン7cを押下して、図15に示す確認済みデータ
一覧画面を表示する。この確認済データ一覧画面は、例
えば取引先を選択することで、前述の「(株)〇〇フー
ズ」、「××ハム(株)」、「(株)□□」、等の取引
のある購買企業1を選択でき、また区分のエリアにある
「仕入」、「相殺」、「発注」、「売掛」、「支払修
正」、「契約」の項目を指定して確認したい項目を選択
する。また、詳細ボタン45aを押下することで、図1
6に示す確認済データ明細画面を表示する。
【0082】例えば、図16の例は前述の項目として
「発注」を選択した時の詳細画面であり、同図に示すよ
うに、選択した「項目」の詳細情報が表示され、例えば
同図に示す商品の名称、数量“10(個)”原単価“1
00(円)”、原価金額“1000(円)”等の具体的
な認証内容を詳細に参照することができる。 <業務処理(処理L、及びM)>次に、業務処理につい
て説明する。この業務処理(処理L)には支払い修正、
支払い明細表示、等の各種処理が含まれている。支払い
修正は前述の販売企業2からの指摘により認証用書類の
金額や商品名等の修正処理である。また、支払い確定
は、例えば立会人3が作成した支払明細書を確認して行
う応答処理や、購買企業1自らが作成した支払明細書を
出力する処理である。以下、具体的に説明する。
【0083】図17は例えばコンピュータ5のディスプ
レイに表示される支払一覧画面である。尚、この支払一
覧画面は、図6に示す初期メニューの状態から支払一覧
照会のボタン27bを押下することによって表示するこ
とができる。そして、この支払一覧画面は立会人3が作
成したものであり、支払元を選択することにより、前述
の「(株)〇〇フーズ」や「××ハム(株)」、又は
「(株)□□」等の取引のある支払元を選択することが
できる。また、支払先についても同様に指定し、期日を
指定すると当日が支払日の支払一覧が表示される。
【0084】この明細一覧画面には支払い伝票の納品
日、伝票NO、店舗名、仕入れ金額、値引き率が表示さ
れている。オペレータは更に知りたい支払い伝票を指定
し、詳細ボタン44aを押下すると、図18の明細画面
に移行することができる。
【0085】例えば、図18の例は支払元「(株)〇〇
フーズ」に対する「(株)△△△」への締日1997年
8月12日の支払伝票である。購買企業1、又は販売企
業2のオペレータはこの表示をディスプレイに行うと、
商品名、単位重量、数量、原単価、原価金額等を調べ、
もし疑問があれば前述の収納明細テーブル20に登録さ
れている個々の明細を確認する。例えば、合計金額に自
己に有する納品伝票で行った合計金額と異なる場合、収
納明細テーブル20に登録した個々の明細を確認する。
【0086】この場合、収納明細テーブル20に登録し
た確認登録済みデータを参照することになる。すなわ
ち、図6に示す初期メニューの状態から確認済データ一
覧のボタン7cを押下することにより、前述の図15に
示す一覧画面を表示する。さらに、確認済データ明細画
面を表示して支払いデータ照合を行うことができる。
【0087】また、支払明細書の作成は上述のように、
例えば立会人3が行い、この支払明細書作成の際には支
払条件テーブル21を参照して作成する。尚、この支払
条件テーブル21は、予め購買企業1と立会人3間、及
び販売企業2と立会人3間で取り決められ、例えば締日
や、支払日、振入口座等が企業毎に登録されている。ま
た、前述の収納明細テーブル20には明細番号が付さ
れ、購買企業1や販売企業2がデータを参照する際の便
宜のため明細番号をグループ化した明細グループテーブ
ル22も作成されている。
【0088】尚、図19は上述の照合処理を模式的に示
す図である。販売企業2は立会人3に対して詳細情報の
照会を行い(図19に示す)、収納明細テーブル20
又は支払条件テーブル21を参照して必要な明細情報を
得る(図19に示す)。一方、購買企業1も必要に応
じて立会人3に対して詳細情報の照会を行い(図19に
示す)、収納明細テーブル20又は支払条件テーブル
21を参照して必要な明細情報を得る(図19に示す
)。
【0089】次に、立会人3は前述の支払明細書に基づ
き、決済部4(即ち指定銀行)の振入口座を指定して振
り込み依頼を行う(図8に示す)。ここで、この振り
込み処理を上述の照合処理も一部に含めて図20を用い
て説明する。
【0090】立会人3の立会人サーバ8には前述のよう
に認証された書類が登録されている。先ず、立会人3は
収納明細テーブル20に登録されているデータを基づい
て支払明細書を作成し、購買企業1に確認を依頼する
(図20に示す)。購買企業1では送られてきた支払
明細書を確認し、振り込み依頼としてその支払明細書を
返送する(図20に示す)。この際、支払明細書には
当該支払明細に対応する納品伝票のインデックスを付与
しておく。
【0091】上述の振り込み依頼は立会人3に届けら
れ、不図示の銀行へ伝送される(図20に示す)。立
会人3が銀行に送る振り込み指示としての情報は、金
額、振込元、振込先等の情報と、明細インデックスであ
る。振り込み指示を受けた銀行では銀行システム(例え
ば、前述の全銀為替システム)を用い、販売企業2の取
引銀行の口座に振り込みを行う。また、支払い銀行は販
売企業2に対し支払い通知を行う(図20に示す)。
【0092】以上のように処理することにより、購買企
業1及び販売企業2は多くの伝票や、請求書を所有する
ことなく、立会人サーバ9のデータを共有して使用し、
効率よい決算処理を行うことができる。 《第2実施形態例》次に、本発明の第2実施形態例につ
いて説明する。本例は購買企業1と販売企業2が入れ替
わった場合、それぞれの支払明細書を前述の第1実施形
態例と同じように作成していたのでは効率が悪いので相
殺処理を行い、支払明細書を作成するものである。
【0093】したがって、図1〜図3に示すシステム構
成、及び図4に示す画面推移の例は前述の実施形態例と
同じであり、販売企業2側からの納品伝票等に基づく認
証用書類Xの作成、販売企業2における確認処理、立会
人3による認証処理等は同様であり、立会人サーバ8の
収納明細テーブル20には認証された多数枚のデータが
登録され、立会人3は支払条件テーブル21の支払い日
に合わせて支払明細書を作成する。
【0094】図21は本例の相殺の場合の処理の流れを
示す図であり、図22は相殺処理のフローチャートであ
る。本例では、前述の購買企業1と販売企業2の関係に
よって購買企業1が販売企業2に対して商品代金の支払
い債務を負うと共に、販売企業2も購買企業1から例え
ば異なる商品を購入し、逆に代金支払い債務を負ってい
る場合、それぞれの代金を相殺するものである。この場
合、図21に示すように、納品明細テーブル20の納入
者と購入者の欄に購買企業1及び販売企業2が登録され
ている明細を全て抽出する(ステップ(以下、図22に
おいてSTで示す)1)。そして、それぞれの支払い金
額を表示し(ST2)、例えば購買企業1が購入者であ
って販売企業2が納入者である金額をプラス(+)し、
販売企業2が購入者であって購買企業1が納入者である
金額をマイナス(−)し、相殺金額を計算する(ST
3)。
【0095】上述の計算により、購買企業1と販売企業
2間の相互売買の支払い金額は相殺され、例えば上述の
例の場合、合計金額がプラス(+)になれば購買企業1
が販売企業2に対して計算結果の合計金額を支払う(S
T4がY、ST5)。一方、逆に合計金額がマイナス
(−)になれば販売企業2が購買企業1に対して計算結
果の合計金額を支払う(ST4がN、ST6)。
【0096】このようにして得られた金額を支払明細書
として作成し、前述と同様立会人3は前述の支払明細書
に基づき、決済部4(即ち指定銀行)の振入口座を指定
して振り込み依頼を行う(図21に示す)。以上のよ
うに処理することにより、支払明細書の作成枚数を減ら
すことができ、支払明細書を効率良く作成することがで
きる。
【0097】尚、購買企業1と販売企業2間の支払い金
額の相殺方法は上述の例に限らず他の方法を用いること
もできる。 《第3実施形態例》次に、本発明の第3実施形態例につ
いて説明する。
【0098】第3実施形態例は、立会人を利用した決済
システムにおいて安全に決済を行うための発明であり、
購買企業1及び販売企業2を予め認証した後認証番号に
従って処理を行う。また、購買企業1と立会人3、及び
販売企業2と立会人3間で送受信するデータは全て暗号
化し、データの安全を期するものである。以下、具体的
に説明する。
【0099】図23は、本システムの具体的な構成を示
す図である。同図において、5は前述の実施形態例と同
様購買企業1のコンピュータであり、6は販売企業2の
コンピュータである。また、公証局7及び立会人サーバ
8は前述の立会人3に対応し、立会人PC9に含まれ
る。また、この立会人PC9は本システムに参加する企
業を予め認証する認証局24を含む。また、本例では立
会人PC9は購買企業1のコンピュータ5から出力され
る納品伝票データ等を公証し、又販売企業2のコンピュ
ータ6から出力される確認応答を受信する。
【0100】立会人サーバ8は立会人PC9が公証した
納品伝票等の公証書類を記憶する収納明細テーブル2
0、及び支払条件テーブル21、明細グループテーブル
22等を有する。上述のコンピュータ5及び6は立会人
サーバ8を直接アクセスし、上述の公証書類等を参照す
ることができる。
【0101】また、図23に示すように、購買企業1の
コンピュータ5は、企業証明書の取得処理(処理A)、
企業登録処理(処理B)、及び公証依頼処理(処理
C)、業務処理(処理D)を行う。一方、販売企業2の
コンピュータ6は企業証明書の取得処理(処理E)、企
業登録処理(処理F)、及び公証データ確認処理(処理
G)、業務処理(処理H)を行う。
【0102】また、認証局24は購買企業1及び販売企
業2(コンピュータ5及び6)が行う企業証明書取得処
理(処理A及びE)に関して発行される証明書申請に対
する認証を行う。また、公証局7も購買企業1又は販売
企業2(コンピュータ5又は6)が行う企業登録処理
(処理B及びF)に関して発行される証明書発行登録申
請に対する公証を行う。
【0103】図24及び25は本例の処理をディスプレ
イ上の表示画面に沿って説明する図である。以下、具体
的に説明する。本例においても、各コンピュータ5、
6、立会人PC9の電源を投入し、立会人システムのプ
ログラムを立ち上げる。
【0104】上述の処理によって、コンピュータ5(及
びコンピュータ6)のディスプレイには図26に示すロ
グイン画面が表示される。このログイン画面は本例の立
会人システムを開始するためのものであり、このログイ
ン画面は、図24においてスタート画面となる。このロ
グイン画面において、前述の実施形態例と同様、ユーザ
IDとパスワードを入力し、ログインボタンを押下する
ことで、例えばコンピュータ5(コンピュータ6)は上
記ユーザIDとパスワードを確認し、一致していればメ
ニュー表示に移行し、メニュー画面を表示する。尚、キ
ャンセルボタンを押下すると、前のOSの初期画面に戻
る。
【0105】図27は上述のログインボタンを押下し、
初期メニューをディスプレイに表示した画面である。当
該初期メニューは、4個のボタン(表示)10a〜10
dと、メニューバー11で構成されている。尚、図28
はメニューバー11の詳細を示す図である。先ず、初期
メニューの各ボタン(表示)について説明すると、10
aは公証依頼確認を指示する際押下するボタンであり、
10bは支払い一覧照会を指示する際押下するボタンで
あり、10cは公証済みデータ一覧を指示する際押下す
るボタンであり、10dは本例のプログラムを終了する
際押下するボタンである。
【0106】また、メニューバー11は図28に示すよ
うに、終了バー11a、企業登録11b(企業証明書取
得バー11b’、企業登録バー11b”)、企業情報バ
ー11c、環境設定バー11d、バージョン情報バー1
1eで構成されている。尚、各バーにそれぞれ付加され
ているアルファベット(X、E、I、S、A)は、キー
ボードを利用して指定する際に使用するものである。
【0107】前述のように、購買企業1のコンピュータ
5が行う処理にはA〜Dの処理があり、販売企業2のコ
ンピュータ6が行う処理にはE〜Hの処理があり、以下
具体的に説明する。 <企業証明書取得処理(処理A及びE)>先ず、企業証
明書の取得処理について説明する。
【0108】この処理は本システムに加入するための処
理であり、例えば本システムを導入する際最初に行う必
要がある。この処理の指定は、前述の図28(図27)
に示すメニュー画面の企業証明書取得バー11b’を指
定し、図29に示す企業証明書取得画面を表示する。上
述のように、企業証明書取得処理(処理A)は本例の立
会人システムに参加企業を登録する処理であり、証明書
を取得する企業の企業登録ID、認証局のURL、サー
バ名、証明書のタイプを指定する。
【0109】次に、入力した企業登録ID、認証局のU
RL、サーバ名、等で問題なければ、証明書申請ボタン
12aを押下して確認番号表示画面にする。尚、終了ボ
タン12bを押下すると図27の初期メニューに戻る。
【0110】図30は確認番号表示画面を示す。オペレ
ータは表示される番号を確認した後、次へのボタン13
aを押下し、認証局の約款を表示する。尚、この場合も
キャンセルボタン13bを押下すると、前の図29に示
す企業証明書取得画面に戻る。
【0111】図31は約款表示画面であり、証明局の約
款を表示する。例えば、本システムに加入する際の規
定、確認事項等が記載されている。オペレータはこの約
款を読み、同意できるのであれば承諾のボタン14aを
押下し、同意できなければキャンセルのボタン14bを
押下する。承諾ボタン14aを押下した場合、次の証明
書取得画面に移行する。
【0112】図32は証明書取得画面であり、企業名、
所在地、その他当該企業に関する情報を対応するエリア
に記載し、申請依頼を行う。この申請依頼は、上記各記
載が間違っていないことを確認した後、申請依頼ボタン
15aを押下することにより依頼する。この依頼によ
り、認証局24は上述の企業を登録する。 <企業登録処理(処理B及びF)>上述のようにして企
業証明書取得処理が終了した後、次に企業登録処理を行
う。
【0113】図33は企業登録画面であり、前述の初期
メニューの状態から企業登録バー11b”を押下するこ
とにより表示することができる。この企業登録処理は参
加企業を公証局7に登録する処理であり、公証局7のU
RL、サーバ名、、立会人IDを指定する(尚、上述の
サーバ名、及び立会人IDを省略してもよい)。また、
企業の企業登録IDを指定する。
【0114】次に、指定した企業登録ID、公証局7の
URL、サーバ名、等に問題なければ、登録ボタン16
aを押下して公証局7の約款画面とする。尚、終了ボタ
ン16bを押下すると前述の初期メニュー画面に戻る。
【0115】図34は公証局約款画面である。前述の証
明局の約款画面と同様、例えば本システムに加入する際
の規定事項、確認事項等が記載されている。オペレータ
はこの約款を読み、同意できるのであれば承諾のボタン
17aを押下し、同意できなければキャンセルのボタン
17bを押下する。承諾ボタン17aを押下した場合、
次の企業登録依頼画面に移行する。
【0116】図35は企業登録依頼画面であり、所在
地、企業名、その他当該企業に関する情報を対応するエ
リアに記載し、申請依頼を行う。この申請依頼は、上記
各記載が間違っていないことを確認した後、申請依頼ボ
タン18aを押下することにより依頼する(尚、この依
頼処理を中止する時には、キャンセルのボタン18bを
押下する)。
【0117】上述の依頼により、公証局7は立会人サー
バ9に上述の企業を登録する。この時、立会人サーバ9
にはグループ別に上記企業の情報が登録される。 <企業一覧表示>以上のようにして各企業が公証局7及
び認証局8に登録処理を行うと、立会人サーバ9には多
数の企業の登録データが登録される。そこで、本システ
ムではユーザの指定により登録企業を一覧表示すること
ができる。
【0118】この企業一覧表示は、初期メニューの状態
から企業情報バー11cを押下することにより表示する
ことができる。図36は登録企業の一覧表示画面を示す
ものであり、登録されている企業ID、企業名、登録日
時が表示される。本例ではエリア1に企業名「(株)〇
〇フーズ」が登録され、エリア2に企業名「××ハム
(株)」が登録され、エリア3に企業名「(株)□□」
が登録されている。ユーザは上述の画面表示を行った
後、詳細に確認したい企業が存在する場合、企業名を指
定して詳細ボタン19aを押下する。
【0119】図37は上述の詳細ボタン19aの押下に
よって表示される企業詳細情報画面である。この表示は
企業ID、企業名、所在地、署名用証明書情報、暗号用
証明書情報で構成される。例えば、上述の図28に示す
エリア3に登録された企業名「(株)□□」が選択され
た時、企業IDのエリアには「(株)□□」のIDが登
録され、所在地のエリアには「(株)□□」の会社所在
地である「北海道×××市YYY9−999」が登録さ
れる。また、署名用証明書情報のエリアには企業
「(株)□□」の公証局への登録情報が表示され、例え
ば発行日が1997年11月9日に証明書番号20とし
て、1998年5月10日迄有効な企業登録が行われて
いることが分かる。
【0120】以上のようにして、本システムへの参加企
業(購買企業1、販売企業2等)の認証処理が終了する
と、次に暗号を用いた処理を行う。 <公証依頼処理(処理C)>この処理は購買企業1が行
う処理であり、販売人側記録としての納品伝票、発注伝
票、又は請求書に基づいて購買企業1が行う処理であ
る。すなわち、購買企業1は販売企業2から送られた上
述の伝票に基づいて公証用書類を作成し、立会人3に公
証を求めるものである。
【0121】この処理を具体的に説明する図が図38で
ある。同図は購買企業1及び販売企業2が受けた上述の
証明書を添付して行う認証処理の模式図である。購買企
業1は認証用書類に購買企業1の証明書である「A」を
付加して立会人3に書類を送る(図38に示すの処
理)。立会人3は送られた認証用書類をそのまま確認用
として販売企業2に送る(図38に示すの処理)。販
売企業2は送られた書類を確認し、例えば納品伝票の内
容と一致しているか確認した後、内容に間違いがなけれ
ば販売企業2の証明書「B」を付加して立会人3に送る
(図38に示す処理)。立会人3は前述の収納明細テ
ーブル20に認証用書類のデータを登録すると共に、認
証用書類を認証したことを示す通知を購買企業1及び販
売企業2に送る(図38に示すの処理)。この時、立
会人3の証明書「C」を付加して行う。このように各書
類の送付に証明書を付加することで、公証局7(立会人
3)は本システムに参加資格のある企業の書類であるこ
とを常に確認することができ、安全な手続きを行うこと
ができる。
【0122】以下、図39を用いて具体的に説明する。
先ず、A商店は購買企業1であるBスーパーに食料品を
納入し、その際に納品伝票をBスーパーに送る(手渡
す)。購買企業1(Bスーパー)は公証用書類Yとして
上述の納品伝票のデータを作成する。この公証用書類Y
には「納入者(販売企業2)名」、「納入日」、「納入
物品名」、「納入金額」、等が含まれ、例えば「納入者
名」として上述のA商店、「納入日」として98/02
/10、「納入物品名」としてマグロ、「納入金額」と
して¥15,000が記載されている。この公証用書類
Yは購買企業1から立会人3に送信される(図39に示
す)。ここで、購買企業1から販売企業2に送付する
公証用書類Yは暗号化されて送られる。
【0123】図40はその例である。同図において、Pa
rticipantUとVはある企業Uから企業Vへ公証用書類
Yを送る場合の一般例であり、上述の例に対応させる
と、同図に示すaの部分が購買企業1から販売企業2に
送付する公証用書類Y1のメッセージ(Message)に対
応する。すなわち、同図に示すDATAは上述の「納入
者(販売企業2)名」、「納入日」等のデータであり、
このデータをDESによって暗号化し、ハッシュ関数
(SHA)を適用し、更に購買企業1の秘密キー(SK
A)によって施鍵し、公証局7に送る。尚、前もって販
売企業2用に、上記秘密キー(SKA)に対する公開キ
ー(PKA)も送付しておく。購買企業1の秘密キー
(SKA)で施鍵するのは、そのメッセージが購買企業
1から送付されてきたことを販売企業2で確認するため
である。
【0124】尚、企業Uから企業Vに送られる送信デー
タの全体は、上述したメッセージと同じものにハッシュ
関数(SHA)を適用したものを企業Uの秘密キー(S
KU)で施鍵し、これを更に上述したメッセージとをD
EKで施鍵したものに、DESに対応したDEKを企業
Vの公開キー(PKV)で施鍵したものである。企業V
の公開キー(PKV)で施鍵するのは、その送信データ
全体が企業Vのみで解読できるようにするためである。
具体的には、上記送信データの全体は、購買企業1から
販売企業2に対して送付される。 <公証データ確認処理(処理G)>次に、立会人3は納
品伝票を送った販売企業2に対し上記公証用書類Yをそ
のまま販売企業2に送り、確認依頼を行う(図39に示
す)。販売企業2は自己が発行した納品伝票等の内容
と立会人3から送信された公証用書類Yの内容とを比較
し、誤りがないか確認する。尚、上述のデータ(DAT
A)の解鍵は上述の公開キー(PKA)により行う。
【0125】尚、送信データ全体を受信した販売企業2
は、先ず公開キー(PKV)に対応する秘密キー(SK
V)で解鍵してDEKを得て、DEKでDESを解鍵
し、次に上述したように、購買企業1の公開キー(PK
A)を用いる。
【0126】上述のように確認作業は販売企業2が行う
ものである。但し、販売企業2が商品を納さめている購
買企業は、上述の特定の企業(上述の購買企業1)に限
らない。このため、販売企業2は上述の確認作業の際、
コンピュータ6の初期メニュー(図27)の公証依頼確
認のボタン10aを押下し、図41に示す公証データ一
覧画面を表示して行う。
【0127】例えば、同図に示す例は公証データ一覧画
面の検索ボタン20aを操作し、「(株)Bスーパー」
を選択した例である。また、販売企業2はこの証明書を
確認すべく明細ボタン20bを押下し、詳細画面の表示
を行う。
【0128】ここで、上述の明細ボタン20bを押下
し、詳細画面の表示を行うと、図42の詳細画面が表示
される。販売企業2はこの画面を見ながら自己の発行し
た納品伝票等の内容と立会人3から送信された公証用書
類Y1の内容を比較し、誤りがないか確認する。そし
て、両内容が一致していれば確認OKボタン21aを押
下し、完了を立会人3に送信する(図39に示す)。
【0129】このとき販売企業2が立会人3に送付する
確認応答は、上述の図40に示すbの部分である。すな
わち、前述の公証用書類Y1の暗号データにハッシュ関
数(SHA)と販売企業2の秘密キー(SKB)によっ
て施鍵し、公証局7に送る。尚、この時、同時に公証局
7に対し上記秘密キー(SKB)に対する公開キー(P
KB)も送付する。
【0130】尚、前述の納品伝票等と公証用書類Y1と
の内容一致判断において両内容が不一致であれば、図4
2に示す確認NGボタン21bを押下し、図43に示す
表示を行う。すなわち、この場合にはNGの理由を記述
し、OKボタン22aを押下する。この場合、立会人は
明細を公証することがなく、この時点で販売人2は購買
人1の作成した明細に誤りがあることを知り、購買人1
に対し通知し、例えば明細の内容を修正することによ
り、例えば収納明細テーブル20の内容を更新し正確な
公証明細を作成させることができる(図39に示す
)。
【0131】次に、立会人3は販売企業2から確認応答
入力があると、上述の公証用書類Y1に関する認証済み
の証明書を購買企業1、及び販売企業2に送信する(図
2に示す)。
【0132】このとき販売企業2が立会人3に送付する
証明書は、上述の図40に示すcの部分である。すなわ
ち、前述の公証用書類Y1の暗号データと販売企業2か
らの確認応答を更にハッシュ関数(SHA)と立会人3
の秘密キー(SKN)によって施鍵したメッセージであ
る。また、この時購買企業1及び販売企業2に対し上記
秘密キー(SKN)に対する公開キー(PKN)も送付
する。
【0133】このようにして、立会人3から送信された
暗号化情報は、購買企業1と販売企業2が互いに確認し
た証明書であり、納品伝票等に基づく認証用書類の内容
に誤りがないことを証明する公証書類である。
【0134】上述のようにして公証処理が完了すると、
収納明細テーブル20には多数の証明書が登録される。
この状態において、収納明細テーブル20に登録した公
証登録済みデータを参照する場合、図27に示す初期メ
ニューの状態から公証済みデータ一覧を参照するボタン
10cを押下し、図44に示す公証済みデータ一覧画面
を表示する。この公証済データ一覧画面は、例えば取引
先を選択することで、前述の「(株)〇〇フーズ」、
「××ハム(株)」、「(株)□□」、等の取引のある
購買企業1を選択でき、また区分のエリアにある「仕
入」、「相殺」、「発注」、「売掛」、「支払修正」、
「契約」の項目を指定して確認したい項目を選択する。
また、詳細ボタン25aを押下することで、図45に示
す公証済データ明細画面を表示する。
【0135】例えば、図45の例は前述の項目として
「発注」を選択した時の詳細画面であり、同図に示すよ
うに、選択した「項目」の詳細情報が表示され、例えば
同図に示す商品の名称、数量“10(個)”原単価“1
00(円)”、原価金額“1000(円)”等の具体的
な認証内容を詳細に参照することができる。 <業務処理(処理D、及びH)>次に、業務処理につい
て説明する。この業務処理(処理D)には支払い修正、
支払い明細表示、等の各種処理が含まれている。支払い
修正は前述の販売企業2からの指摘により認証用書類の
金額や商品名等の修正処理である。また、支払い確定
は、例えば立会人3が作成した支払明細書を確認して行
う応答処理や、購買企業1自らが作成した支払明細書を
出力する処理である。以下、具体的に説明する。
【0136】図46は例えばコンピュータ5のディスプ
レイに表示される支払一覧画面である。尚、この支払一
覧画面は、図29に示す初期メニューの状態から支払一
覧照会のボタン10bを押下することによって表示する
ことができる。そして、この支払一覧画面は立会人3が
作成したものであり、支払元を選択することにより、前
述の「(株)〇〇フーズ」や「××ハム(株)」、又は
「(株)□□」等の取引のある支払元を選択することが
できる。また、支払先についても同様に指定し、期日を
指定すると当日が支払日の支払一覧が表示される。
【0137】この明細一覧画面には支払い伝票の納品
日、伝票NO、店舗名、仕入れ金額、値引き率が表示さ
れている。オペレータは更に知りたい支払い伝票を指定
し、詳細ボタン24aを押下すると、図47の明細画面
に移行することができる。
【0138】例えば、図47の例は支払元「(株)〇〇
フーズ」に対する「(株)△△△」への締日1997年
8月12日の支払伝票である。購買企業1、又は販売企
業2のオペレータはこの表示をディスプレイに行うと、
商品名、単位重量、数量、原単価、原価金額等を調べ、
もし疑問があれば前述の収納明細テーブル20に登録さ
れている個々の明細を確認する。例えば、合計金額に自
己に有する納品伝票で行った合計金額と異なる場合、収
納明細テーブル20に登録した個々の明細を確認する。
【0139】この場合、収納明細テーブル20に登録し
た公証登録済みデータを参照することになる。すなわ
ち、図27に示す初期メニューの状態から公証済データ
一覧のボタン10cを押下することにより、前述の図4
4に示す一覧画面を表示する。さらに、公証済データ明
細画面を表示して支払いデータ照合を行うことができ
る。
【0140】また、支払明細書の作成は上述のように、
例えば立会人3が行い、この支払明細書作成の際には支
払条件テーブル21を参照して作成する。尚、この支払
条件テーブル21は、予め購買企業1と立会人3間、及
び販売企業2と立会人3間で取り決められ、例えば締日
や、支払日、振入口座等が企業毎に登録されている。ま
た、前述の収納明細テーブル20には明細番号が付さ
れ、購買企業1や販売企業2がデータを参照する際の便
宜のため明細番号をグループ化した明細グループテーブ
ル22も作成されている。
【0141】次に、立会人3は前述の支払明細書に基づ
き、決済部4(即ち指定銀行)の振入口座を指定して振
り込み依頼を行う(図39に示す)。図48はこの振
り込み処理を説明する図である。
【0142】立会人3は収納明細テーブル20に登録さ
れているデータを基づいて支払明細書を作成し、購買企
業1に確認を依頼する(図48に示す)。購買企業1
では送られてきた支払明細書を確認し、振り込み依頼と
してその支払明細書を返送する(図48に示す)。こ
の際、支払明細書には当該支払明細に対応する納品伝票
のインデックスを付与しておく。
【0143】上述の振り込み依頼は公証局7を経由して
立会人3に届けられ、不図示の銀行へ伝送される(図4
8に示す)。立会人3が銀行に送る振り込み指示とし
ての情報は、金額、振込元、振込先等の情報と、明細イ
ンデックスである。振り込み指示を受けた銀行では銀行
システム(例えば、前述の全銀為替システム)を用い、
販売企業2の取引銀行の口座に振り込みを行う。また、
支払い銀行は販売企業2に対し支払い通知を行う(図4
8に示す)。
【0144】以上のように処理することにより、購買企
業1及び販売企業2は多くの伝票や、請求書を所有する
ことなく、立会人サーバ9のデータを共有して使用し、
効率よい決算処理を行うことができる。
【0145】また、上述の処理において購買企業1、販
売企業2、公証局7、立会人間で送受信されるデータは
暗号化され、それぞれ送信目的に応じて作成される。例
えば、図49に示すデータは購買企業1(A)が、販売
企業2(B)及び立会人3(W)に内容を開示する目的
で作成されたデータであり、この場合予め購買企業1が
保持する販売企業2の公開鍵(PKB)、及び立会人3
の公開鍵(PKW)によって閉鍵したデータを、更にハ
ッシュ関数と購買企業1の秘密鍵(SHA)で閉鍵し、
公開鍵(PKN)を添付して送る。このように構成する
ことにより、上述のデータは販売企業2の秘密鍵、及び
立会人3の秘密鍵がなければ解放することができず、販
売企業2と立会人3以外知ることができない情報とな
る。
【0146】尚、上述の実施形態例では相殺について述
べていないが、同様に実施することができる。 《第4実施形態例》先ず、第4実施形態例について説明
する。
【0147】本例は特に小切手の場合と、手形の場合の
決済システムを説明するものであり、前述の第1実施形
態例によるシステム、及び第2実施形態例によるシステ
ムの双方で実現できるものである。以下、それぞれにつ
いて説明する。 <小切手の場合の処理>次に、小切手の場合の例を説明
する。
【0148】図50は小切手の場合の決済例を説明する
図である。同図において、管理センター50は公証局5
1と立会人52で構成され、前述の立会人システムを採
用したセンターであり、更に銀行で発行する小切手の管
理も行う。また、銀行Xは支払人としての購買企業1の
取引銀行であり、銀行Yは受取人としての販売企業2の
取引銀行である。
【0149】先ず、購買企業(支払人)1は小切手の発
行を行う。この場合、商品の代金として小切手を発行し
たい購買企業(支払人)1は、小切手を入手するため取
引銀行Xに対し小切手の発行を依頼する(図50に示す
)。銀行Xでは申し込み人の資格審査を行い、小切手
の発行を決定すると管理センター50に購買企業1に対
する小切手の発行を登録する(図50に示す)と共
に、購買企業1に対し発行許可を行う(図50に示す
)。
【0150】小切手を入手した購買企業1はこの小切手
を使用し、商品代金支払いの都度、受取人及び金額等を
記入した小切手を販売企業(受取人)に渡す(図50に
示す)。一方、販売企業2は受け取った小切手を前述
の銀行Xに持ち込み取り立て依頼を行う(図50に示す
)。
【0151】銀行Xでは持ち込まれた小切手を前述の管
理センター50に問い合わせを行い、正当なものである
ことを確認すると共に、支払い通知により当該小切手が
支払い済みである登録を行う(図50に示す)。その
後、銀行Xは指定された例えば銀行Yの口座に前述の全
銀システムを利用して資金移動を行い、銀行Yは販売企
業2に対し取り立て通知を行う(図50に示す)。
【0152】本例では、前述のように管理センターは公
証局と立会人で構成されており、上述のネットワーク上
で小切手を管理し、販売企業2側は銀行Yに資金移動を
依頼するものである。 <手形の場合の処理>次に、手形の場合の例を説明す
る。
【0153】図51は手形の場合の決済例を説明する図
である。同図において、管理センター53は小切手の場
合と同様、公証局54と立会人55で構成され、前述の
立会人システムを採用したセンターであり、更に銀行で
発行する小切手の管理も行う。また、銀行Xは支払人と
しての購買企業1の取引銀行であり、銀行Yは受取人と
しての販売企業2の取引銀行である。
【0154】先ず、購買企業(支払人)1は取引銀行で
あるXに対し手形の発行許可を受ける(図51に示す
の処理)。次に、手形の発行を行いたい時に管理センタ
ー55に対し発行登録を行う(図51に示す)。管理
センター55はこれを記録し、購買企業1に対し登録番
号を通知する(図51に示す)。
【0155】その後、購買企業1は受け取った登録番号
と期日、振出人、受取人などの情報を付加し、販売企業
(受取人)2に送る(図51に示す)。販売企業2は
この手形を自己の取引銀行であるYに持ち込み、例えば
手形割引を依頼する(図51に示す)。
【0156】銀行Yでは管理センター53に当該手形の
情報を確認し、更に自らが新しい受取人になることを管
理センター53に登録する(図51に示す)。また、
銀行Yは割引かれた金額を販売企業2に支払う(図51
に示す)。
【0157】そして最後に、期日が到来し換金する際、
振出銀行に対し取り立て請求を行い(図51に示す
)、取り立て請求を受けた銀行Xは、銀行Yの口座に
前述の全銀システムを利用して資金移動を行い、銀行Y
は管理センター53に対し完了通知を行う(図51に示
す)。
【0158】本例の処理についても、管理センター53
は公証局54と立会人55で構成され、上述のネットワ
ーク上で手形の流れを管理し、本例の立会人システムを
利用することができる。
【0159】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば以
下のような効果が発生する。一の発明によれば、立会人
が発注伝票や納品伝票のデータを記憶、管理するので正
確な支払明細書を作成することができる。
【0160】また、作成された支払明細書を購買人及び
販売人が自由に照合できるので、購買人や販売人は別に
発注伝票や納品伝票を持つ必要がなく、伝票の整理等の
煩雑な作業を行う必要がない。
【0161】また、従来のように購買人が発注伝票や納
品伝票を確認しながら支払明細を作成し、当該支払明細
を販売人が確認するという煩雑な作業を行う必要がなく
なる。 さらに、本発明のシステムに参加する際参加資
格を認証し、暗号化したデータで情報の授受を行うので
システムの安全性が確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本システムの具体的な構成を示す図である。
【図2】第1実施形態例の立会人システムの基本構成を
説明する図である。
【図3】記憶媒体に本例のプログラムを記憶する構成を
示す図である。
【図4】処理J、Kをコンピュータが実行する際、又は
処理L、Mをコンピュータが実行する際の手順を示す図
である。
【図5】ログイン画面を説明する図である。
【図6】初期メニューをディスプレイに表示した画面で
ある。
【図7】メニューバーの詳細を示す図である。
【図8】第1実施形態例を具体的に説明する図である。
【図9】コンピュータ5の行う処理を説明するフローチ
ャートである。
【図10】立会人PCが行う処理を説明するフローチャ
ートである。
【図11】コンピュータ6の行う処理を説明するフロー
チャートである。
【図12】確認データ一覧画面を表示する図である。
【図13】データ確認画面を表示する図である。
【図14】データ確認画面を表示する図である。
【図15】確認済みデータ一覧画面を表示する図であ
る。
【図16】確認済みデータ明細画面を表示する図であ
る。
【図17】ディスプレイに表示される支払一覧画面を示
す図である。
【図18】ディスプレイに表示される支払表示画面を示
す図である。
【図19】照合処理を模式的に示す図である。
【図20】振り込みの場合の決済システムを説明する図
である。
【図21】相殺の場合の処理の流れを示す図である。
【図22】相殺処理を説明するフローチャートである。
【図23】第3実施形態例の立会人システムの基本構成
を説明する図である。
【図24】第3実施形態例の処理をディスプレイ上の表
示画面に沿って説明する図である。
【図25】第3実施形態例の処理をディスプレイ上の表
示画面に沿って説明する図である。
【図26】ログイン画面を説明する図である。
【図27】初期メニューをディスプレイに表示した画面
である。
【図28】メニューバーの詳細を示す図である。
【図29】企業証明書取得画面を表示する図である。
【図30】確認番号表示画面を表示する図である。
【図31】約款表示画面であり、認証局の約款を表示す
る。
【図32】証明書取得画面である。
【図33】企業登録画面である。
【図34】公証局約款画面である。
【図35】企業登録依頼画面である。
【図36】企業一覧画面である。
【図37】企業詳細情報画面である。
【図38】証明書を利用した立会人システムを説明する
図である。
【図39】第3実施形態例を具体的に説明する図であ
る。
【図40】暗号化データのデータフォーマットを説明す
る図である。
【図41】公証データ一覧画面を表示する図である。
【図42】公証データ確認画面を表示する図である。
【図43】公証データ確認画面を表示する図である。
【図44】公証済みデータ一覧画面を表示する図であ
る。
【図45】公証済みデータ明細画面を表示する図であ
る。
【図46】ディスプレイに表示される支払一覧画面を示
す図である。
【図47】ディスプレイに表示される支払表示画面を示
す図である。
【図48】振り込みの場合の決済システムを説明する図
である。
【図49】他の暗号化データの例を示す図である。
【図50】小切手の場合の処理を説明する図である。
【図51】手形の場合の処理を説明する図である。
【図52】従来例を説明する図である。
【符号の説明】
1 購買人 2 販売企業 3 立会人 4 決済部 5、6 コンピュータ 5a、6a データベース 5b、6b ライブラリデータベース 5c、6c インターフェイス 7 公証局 8 立会人サーバ 9 立会人PC 10a 公証依頼確認用ボタン 10b 支払一覧照会用ボタン 10c 公証済みデータ一覧用ボタン 10d システム終了ボタン 11 メニューバー 11a 終了バー 11b 企業登録バー 11b’ 企業証明書取得バー 11b” 企業登録バー 11c 企業情報バー 11d 環境設定バー 11e バージョン情報バー 12a 明細書申請ボタン 12b 終了ボタン 13a 次へボタン 13b キャンセルボタン 14a 承諾ボタン 14b キャンセルボタン 15a 申請依頼ボタン 15b キャンセルボタン 16a 登録ボタン 16b 終了ボタン 17a 承諾ボタン 17b キャンセルボタン 18a 登録依頼ボタン 18b キャンセルボタン 19a 詳細情報ボタン 20 収納明細テーブル 20a 検索ボタン 20b 明細ボタン 20c 終了ボタン 21 支払条件テーブル 21a 確認OKボタン 21b 確認NGボタン 22 明細グループテーブル 22a OKボタン 24a、25a 詳細ボタン 50、53 管理センター 51、54 公証局 52、55 立会人

Claims (34)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 販売人から送られた販売人側記録に基づ
    いて、前記販売人側記録毎に確認用書類を作成する確認
    用書類作成手段と、 該確認用書類作成手段によって作成された書類を立会人
    に送付し、該書類を前記立会人から更に前記販売人に送
    付する送付手段と、 前記販売人が、前記送付手段によって送付された前記書
    類の内容と、前記販売人側記録の内容が一致しているか
    確認する確認手段と、 該確認手段によって前記一致が確認されたとき、前記書
    類が正確であることを確認する立会人と、 該立会人によって確認された書類を記憶する記憶手段
    と、 を有することを特徴とする立会人システム。
  2. 【請求項2】 前記確認用書類の作成は購買人が行うこ
    とを特徴とする請求項1記載の立会人システム。
  3. 【請求項3】 前記立会人が確認用書類を確認すると
    き、該確認を購買人と販売人に通知することを特徴とす
    る請求項1、又は2記載の立会人システム。
  4. 【請求項4】 前記確認用書類が前記販売人から前記立
    会人に送付されたとき、該書類を登録し、該書類の登録
    の事実を確認することを特徴とする請求項1記載の立会
    人システム。
  5. 【請求項5】 前記確認手段による前記一致の確認にお
    いて、前記両内容が不一致のとき、前記立会人に対し内
    容不一致の通知を行うことを特徴とする請求項1、又は
    2記載の立会人システム。
  6. 【請求項6】 前記記憶手段による前記書類の記憶は、
    販売人毎及び購買人毎に行うことを特徴とする請求項
    1、又は2記載の立会人システム。
  7. 【請求項7】 販売人から送られた販売人側記録に基づ
    いて、前記販売人側記録毎に公証用書類を作成する公証
    用書類作成手段と、 該公証用書類作成手段によって作成した書類を公証局に
    送付し、該書類を前記公証局から更に前記販売人に送付
    する送付手段と、 前記販売人が、前記送付手段によって送付された前記書
    類の内容と、前記販売人側記録の内容が一致しているか
    確認する確認手段と、 該確認手段によって前記一致が確認されたとき、前記書
    類が正確であることを公証する公証局を含む立会人と、 該立会人によって公証された書類を記憶する記憶手段
    と、 該記憶手段に記憶した前記公証用書類を参照して、前記
    販売人に対して前記購買人が支払う支払明細書を作成す
    る支払明細書作成手段と、 該支払明細書作成手段により作成した支払明細書に基づ
    き、振り込み依頼を行う振込依頼手段と、 該振込依頼手段による振り込み依頼に基づいて前記販売
    人に振り込みが行われたとき、当該振り込みの事実を前
    記立会人に通知する通知手段と、 を有することを特徴とする立会人システムを利用した決
    済方式。
  8. 【請求項8】 前記支払明細書の作成は、支払条件に従
    って作成することを特徴とする請求項7記載の立会人シ
    ステムを利用した決済方式。
  9. 【請求項9】 前記支払条件は前記立会人によって管理
    されていることを特徴とする請求項8記載の立会人シス
    テムを利用した決済方式。
  10. 【請求項10】 前記販売人は、前記記憶手段に記憶し
    た書類を参照して前記支払明細書の照合を行うことを特
    徴とする請求項7記載の立会人システムを利用した決済
    方式。
  11. 【請求項11】 前記支払明細書の作成は、前記購買人
    が行うことを特徴とする請求項7記載の立会人システム
    を利用した決済方式。
  12. 【請求項12】 前記支払明細書の作成は、前記立会人
    が行うことを特徴とする請求項7記載の立会人システム
    を利用した決済方式。
  13. 【請求項13】 前記購買人は、前記記憶手段に記憶し
    た書類に従って前記支払明細書の照合を行うことを特徴
    とする請求項12記載の立会人システムを利用した決済
    方式。
  14. 【請求項14】 前記立会人が公証用書類を公証すると
    き、該公証を購買人と販売人に通知することを特徴とす
    る請求項7記載の立会人システムを利用した決済方式。
  15. 【請求項15】 販売人から送られた販売人側記録に基
    づいて、前記販売人側記録毎に公証用書類を作成する公
    証用書類作成手段と、 該公証用書類作成手段によって作成した書類を公証局に
    送付し、該書類を前記公証局から更に前記販売人に送付
    する送付手段と、 前記販売人が、前記送付手段によって送付された前記書
    類の内容と、前記販売人側記録の内容が一致しているか
    確認する確認手段と、 該確認手段によって前記一致が確認されたとき、前記書
    類が正確であることを公証する立会人と、 該立会人によって公証された書類を記憶する記憶手段
    と、 前記購買人は前記記憶手段に記憶した前記書類を参照し
    て、前記購買人が前記販売人に支払う支払明細書を作成
    する支払明細書作成手段と、 該支払明細書作成手段により作成した支払明細書に基づ
    き、前記購買人に対す小切手の振り出しを金融機関に請
    求する請求手段と、 を有することを特徴とする立会人システムを利用した決
    済方式。
  16. 【請求項16】 前記金融機関は、前記小切手の発行請
    求に基づき小切手を発行したとき、前記立会人に通知す
    ることを特徴とする請求項15記載の立会人システムを
    利用した決済方式。
  17. 【請求項17】 販売人から送られた販売人側記録に基
    づいて、前記販売人側記録毎に公証用書類を作成する公
    証用書類作成手段と、 該公証用書類作成手段によって作成した書類を公証局に
    送付し、該書類を前記公証局から更に前記販売人に送付
    する送付手段と、 前記販売人が、前記送付手段によって送付された前記書
    類の内容と、前記販売人側記録の内容が一致しているか
    確認する確認手段と、 該確認手段によって前記一致が確認されたとき、前記書
    類が正確であることを認証する立会人と、 該立会人によって公証された書類を記憶する記憶手段
    と、 前記記憶手段に記憶した前記書類を参照して、前記購買
    人が前記販売人に支払う支払明細書を作成する支払明細
    書作成手段と、 該支払明細書作成手段により作成した支払明細書に基づ
    き、前記購買人に対す手形の振り出しを金融機関に請求
    する請求手段と、 を有することを特徴とする立会人システムを利用した決
    済方式。
  18. 【請求項18】 前記金融機関は、前記手形の振出請求
    に基づき手形を発行したとき、前記立会人に通知するこ
    とを特徴とする請求項17記載の立会人システムを利用
    した決済方式。
  19. 【請求項19】 前記支払明細書を作成する際、前記購
    買人が前記販売人に対し売掛金を有している場合、相殺
    処理を行うことを特徴とする請求項7、15、又は17
    記載の立会人システムを利用した決済方式。
  20. 【請求項20】 前記立会人はシステムを利用する購買
    人、及び販売人を予め認証し、手続きを行う際には認証
    証明書を用いて行うことを特徴とする請求項1、又は2
    記載の立会人システム。
  21. 【請求項21】 前記立会人はシステムを利用する購買
    人、及び販売人を予め認証し、手続きを行う際には認証
    証明書を用いて行うことを特徴とする請求項7、15、
    又は17記載の立会人システムを利用した決済方式。
  22. 【請求項22】 前記立会人、購買人、及び販売人間で
    行う送受信データを暗号化することを特徴とする請求項
    1、又は2記載の立会人システム。
  23. 【請求項23】 前記立会人、購買人、及び販売人間で
    行う送受信データを暗号化することを特徴とする請求項
    7、15、又は17記載の立会人システムを利用した決
    済方式。
  24. 【請求項24】 前記送受信データを前記立会人が公証
    することを特徴とする請求項22記載の立会人システ
    ム。
  25. 【請求項25】 販売人から送られた販売人側記録に基
    づいて、前記販売人側記録毎に確認用書類を作成する確
    認用書類作成処理と、 該確認用書類作成手段によって作成した書類を立会人に
    送付し、該書類を前記立会人から更に前記販売人に送付
    する送付処理と、 前記販売人が、前記送付手段によって送付された前記書
    類の内容と、前記販売人側記録の内容が一致しているか
    確認する確認処理と、 該確認処理によって前記一致を確認するとき、立会人は
    前記書類が正確であることを確認し、該確認を前記購買
    人と前記販売人に通知する通知処理と、 前記確認された書類を記憶する記憶処理と、 を行うことを特徴とする立会人システムによる書類の確
    認方法。
  26. 【請求項26】 販売人から送られた販売人側記録に基
    づいて、前記販売人側記録毎に公証用書類を作成する公
    証用書類作成処理と、 該公証用書類作成手段によって作成した書類を公証局に
    送付し、該書類を前記公証局から更に前記販売人に送付
    する送付処理と、 前記販売人が、前記送付手段によって送付された前記書
    類の内容と、前記販売人側記録の内容が一致しているか
    確認する確認処理と、 該確認処理によって前記一致を確認するとき、立会人は
    前記書類が正確であることを公証し、該公証を前記購買
    人と前記販売人に通知する通知処理と、 前記公証された書類を記憶する記憶処理と、 該記憶処理によって記憶した前記公証用書類を参照し
    て、前記購買人が前記販売人に支払う支払明細書を作成
    する支払明細書作成処理と、 該支払明細書作成処理により作成した支払明細書に基づ
    き、前記販売人に対する振り込み依頼を行う振込依頼処
    理と、 を行うことを特徴とする立会人システムを利用した決済
    方法。
  27. 【請求項27】 販売人から送られた販売人側記録に基
    づいて、前記販売人側記録毎に確認用書類を作成する確
    認用書類作成処理と、 該確認用書類作成手段によって作成した書類を立会人に
    送付し、該書類を前記立会人から更に前記販売人に送付
    する送付処理と、 前記販売人が、前記送付手段によって送付された前記書
    類の内容と、前記販売人側記録の内容が一致しているか
    確認する確認処理と、 該確認処理によって前記一致を確認するとき、立会人は
    前記書類が正確であることを確認し、該確認を前記購買
    人と前記販売人に通知する通知処理と、 前記確認された書類を記憶する記憶処理と、 から成る立会人システムによる書類の確認プロセスをコ
    ンピュータに実行させるプログラムを格納した前記コン
    ピュータが読み取り可能な記憶媒体。
  28. 【請求項28】 販売人から送られた販売人側記録に基
    づいて、前記販売人側記録毎に公証用書類を作成する公
    証用書類作成処理と、 該公証用書類作成手段によって作成した書類を公証局に
    送付し、該書類を前記公証局から更に前記販売人に送付
    する送付処理と、 前記販売人が、前記送付手段によって送付された前記書
    類の内容と、前記販売人側記録の内容が一致しているか
    確認する確認処理と、 該確認処理によって前記一致を確認するとき、立会人は
    前記書類が正確であることを公証し、該公証を前記購買
    人と前記販売人に通知する通知処理と、 前記公証された書類を記憶する記憶処理と、 該記憶処理によって記憶した前記公証用書類を参照し
    て、前記購買人が前記販売人に支払う支払明細書を作成
    する支払明細書作成処理と、 該支払明細書作成処理により作成した支払明細書に基づ
    き、前記販売人に対する振り込み依頼を行う振込依頼処
    理と、 から成る立会人システムを利用した決済プロセスをコン
    ピュータに実行させるプログラムを格納した前記コンピ
    ュータが読み取り可能な記憶媒体。
  29. 【請求項29】書類データを作成する第1の計算機手段
    と、 前記書類データの内容を確認する第2の計算機手段と、 前記確認された書類データの記憶、或いは公証を行う第
    3の計算機手段と、 から成ることを特徴とする立会人システム。
  30. 【請求項30】前記書類データの記憶及び内容の確認
    は、前記計算機手段の画面表示に基づいて行うことを特
    徴とする請求項29記載の立会人システム。
  31. 【請求項31】前記書類データは、遺言書、契約書、申
    込書、私信、報告書、召喚状の1つ、又は組み合わせで
    あることを特徴とする請求項29記載の立会人システ
    ム。
  32. 【請求項32】前記第1の計算機手段は、前記書類デー
    タを暗号化して前記第3の計算機手段を介して前記第2
    の計算機手段に送信し、該第2の計算機手段は暗号化さ
    れた前記書類データを復号し、内容を確認して更に暗号
    化して前記第3の計算機手段に送付し、該第3の計算機
    手段は前記第2の計算機手段から送られたデータを更に
    暗号化し、前記第1、第2の計算機手段に送付すること
    を特徴とする請求項29記載の立会人システム。
  33. 【請求項33】前記第1、第2、第3の計算機手段間の
    データの送受信は、予め送信側の公開キーを受信側に送
    り、受信側の公開キーを送信側に送付し、 前記送信側においては、送信側の秘密キーでメッセージ
    を暗号化し、前記メッセージをDESで暗号化したもの
    に、DESを復号化するDEKを受信側の前記公開キー
    で暗号化したものを加えて得たものを送信データとして
    送信し、 前記受信側においては、前記送信データを受信し、該デ
    ータを受信側の前記公開キーに対応する秘密キーで復号
    化してDEKを取り出し、該DEKによりDESで暗号
    化されたデータを復号化し、送信側の前記公開キーで送
    信側の前記秘密キーで暗号化されたデータを復号化する
    ことを特徴とする請求項32記載の立会人システム。
  34. 【請求項34】 購買者側において、支払い対象の明細
    書を作成し、支払い依頼と共に送信する支払い依頼手段
    と、 該支払い依頼手段で送信された支払い明細書と、販売者
    側の販売記録とを比較する比較手段と、 を備えたことを特徴とする決済処理システム。
JP12129598A 1998-04-30 1998-04-30 立会人システム Pending JPH11316779A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12129598A JPH11316779A (ja) 1998-04-30 1998-04-30 立会人システム
US09/184,587 US7418397B2 (en) 1998-04-30 1998-11-03 Witness system
US12/216,793 US20090063313A1 (en) 1998-04-30 2008-07-10 Witness system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12129598A JPH11316779A (ja) 1998-04-30 1998-04-30 立会人システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11316779A true JPH11316779A (ja) 1999-11-16

Family

ID=14807731

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12129598A Pending JPH11316779A (ja) 1998-04-30 1998-04-30 立会人システム

Country Status (2)

Country Link
US (2) US7418397B2 (ja)
JP (1) JPH11316779A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002032700A (ja) * 2000-07-14 2002-01-31 Sumitomo Mitsui Banking Corp 電子商取引システムおよび電子商取引方法
JP2002049708A (ja) * 2000-08-01 2002-02-15 Nec Corp 遺言サービス方法、遺言サービスシステム、及びその制御プログラムを記録した記録媒体
WO2002027573A1 (fr) * 2000-09-25 2002-04-04 Kabushiki Kaisha Toshiba Procede de garde de contrat electronique, procede electronique pour faire la preuve de l'existence d'un contrat, serveur de contractant, serveur de garde de contrat, systeme electronique de garde de contrat, et dispositif de stockage
JP2002216039A (ja) * 2001-01-18 2002-08-02 Sakura Bank Ltd 決済管理システム、決済管理方法、決済管理プログラムを記録した記録媒体及び決済管理プログラム
KR20020076359A (ko) * 2001-03-28 2002-10-11 김미자 인터넷을 이용한 계약 인증 시스템
JP2003044757A (ja) * 2001-07-30 2003-02-14 Idemitsu Kosan Co Ltd バータ取引管理システム
JPWO2002023420A1 (ja) * 2000-09-14 2004-01-22 株式会社東芝 決済取次システム
JP2004526262A (ja) * 2001-04-23 2004-08-26 グローバルビックス・ソシエダッド・アノニマ 集中化されたネゴシエーションおよびオファーのシステムおよび生産部門に適用されるオファー、ビジネス、および商業活動プロセスのそれぞれの運用方法
US7885869B2 (en) 2000-04-26 2011-02-08 Computer Applications Co., Ltd. Method for managing buyer transactions and settlements using communication network between computers, and method for relaying information following buyer consumption trends to the buyer

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6876991B1 (en) 1999-11-08 2005-04-05 Collaborative Decision Platforms, Llc. System, method and computer program product for a collaborative decision platform
US20010042030A1 (en) * 2000-02-15 2001-11-15 Sadao Ito Information providing system for providing information about parts
US20020038290A1 (en) * 2000-09-22 2002-03-28 Cochran Jeffrey M. Digital notary system and method
US7080076B1 (en) * 2000-11-28 2006-07-18 Attenex Corporation System and method for efficiently drafting a legal document using an authenticated clause table
US20020083017A1 (en) * 2000-12-27 2002-06-27 Nokia Corporation Method and apparatus for providing improved management of a charging process over a network
US6888548B1 (en) 2001-08-31 2005-05-03 Attenex Corporation System and method for generating a visualized data representation preserving independent variable geometric relationships
US6978274B1 (en) 2001-08-31 2005-12-20 Attenex Corporation System and method for dynamically evaluating latent concepts in unstructured documents
US6778995B1 (en) 2001-08-31 2004-08-17 Attenex Corporation System and method for efficiently generating cluster groupings in a multi-dimensional concept space
US7271804B2 (en) 2002-02-25 2007-09-18 Attenex Corporation System and method for arranging concept clusters in thematic relationships in a two-dimensional visual display area
US7610313B2 (en) 2003-07-25 2009-10-27 Attenex Corporation System and method for performing efficient document scoring and clustering
US7191175B2 (en) 2004-02-13 2007-03-13 Attenex Corporation System and method for arranging concept clusters in thematic neighborhood relationships in a two-dimensional visual display space
TW200608727A (en) * 2004-08-27 2006-03-01 Hon Hai Prec Ind Co Ltd Configuration and method for data interchange between the different systems
US7404151B2 (en) 2005-01-26 2008-07-22 Attenex Corporation System and method for providing a dynamic user interface for a dense three-dimensional scene
US7356777B2 (en) 2005-01-26 2008-04-08 Attenex Corporation System and method for providing a dynamic user interface for a dense three-dimensional scene
US20090327143A1 (en) * 2008-06-27 2009-12-31 Fernando Morales Method and apparatus to send cash to any person in the world
US8572084B2 (en) 2009-07-28 2013-10-29 Fti Consulting, Inc. System and method for displaying relationships between electronically stored information to provide classification suggestions via nearest neighbor
WO2011028553A1 (en) 2009-08-24 2011-03-10 Fti Technology Llc Generating a reference set for use during document review
AU2017274558B2 (en) 2016-06-02 2021-11-11 Nuix North America Inc. Analyzing clusters of coded documents

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5191613A (en) * 1990-11-16 1993-03-02 Graziano James M Knowledge based system for document authentication
US5794207A (en) * 1996-09-04 1998-08-11 Walker Asset Management Limited Partnership Method and apparatus for a cryptographically assisted commercial network system designed to facilitate buyer-driven conditional purchase offers
US5715314A (en) * 1994-10-24 1998-02-03 Open Market, Inc. Network sales system
US5732400A (en) * 1995-01-04 1998-03-24 Citibank N.A. System and method for a risk-based purchase of goods
TW432305B (en) * 1997-03-31 2001-05-01 Hitachi Ltd Electronic commerce transaction system
US5970475A (en) * 1997-10-10 1999-10-19 Intelisys Electronic Commerce, Llc Electronic procurement system and method for trading partners

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7885869B2 (en) 2000-04-26 2011-02-08 Computer Applications Co., Ltd. Method for managing buyer transactions and settlements using communication network between computers, and method for relaying information following buyer consumption trends to the buyer
US8688555B2 (en) 2000-04-26 2014-04-01 Computer Applications Co., Ltd. Method for managing buyer transactions and settlements using communication network between computers, and method for relaying information following buyer consumption trends to the buyer
US8407124B2 (en) 2000-04-26 2013-03-26 Computer Applications Co., Ltd. Method for managing buyer transactions and settlements using communication network between computers, and method for relaying information following buyer consumption trends to the buyer
US8296209B2 (en) 2000-04-26 2012-10-23 Computer Applications Co., Ltd. Method for managing buyer transactions and settlements using communication network between computers, and method for relaying information following buyer consumption trends to the buyer
JP2002032700A (ja) * 2000-07-14 2002-01-31 Sumitomo Mitsui Banking Corp 電子商取引システムおよび電子商取引方法
JP2002049708A (ja) * 2000-08-01 2002-02-15 Nec Corp 遺言サービス方法、遺言サービスシステム、及びその制御プログラムを記録した記録媒体
JPWO2002023420A1 (ja) * 2000-09-14 2004-01-22 株式会社東芝 決済取次システム
WO2002027573A1 (fr) * 2000-09-25 2002-04-04 Kabushiki Kaisha Toshiba Procede de garde de contrat electronique, procede electronique pour faire la preuve de l'existence d'un contrat, serveur de contractant, serveur de garde de contrat, systeme electronique de garde de contrat, et dispositif de stockage
US6952686B1 (en) 2000-09-25 2005-10-04 Kabushiki Kaisha Toshiba Electronic contract safekeeping method, electronic contract verifying method, contractor server, contract safekeeping server, electronic contract safekeeping system, and memory medium
JP2002216039A (ja) * 2001-01-18 2002-08-02 Sakura Bank Ltd 決済管理システム、決済管理方法、決済管理プログラムを記録した記録媒体及び決済管理プログラム
JP4588891B2 (ja) * 2001-01-18 2010-12-01 株式会社三井住友銀行 決済管理システム、決済管理方法、決済管理プログラムを記録した記録媒体及び決済管理プログラム
KR20020076359A (ko) * 2001-03-28 2002-10-11 김미자 인터넷을 이용한 계약 인증 시스템
JP2004526262A (ja) * 2001-04-23 2004-08-26 グローバルビックス・ソシエダッド・アノニマ 集中化されたネゴシエーションおよびオファーのシステムおよび生産部門に適用されるオファー、ビジネス、および商業活動プロセスのそれぞれの運用方法
JP4691280B2 (ja) * 2001-07-30 2011-06-01 出光興産株式会社 バータ取引管理システム
JP2003044757A (ja) * 2001-07-30 2003-02-14 Idemitsu Kosan Co Ltd バータ取引管理システム

Also Published As

Publication number Publication date
US7418397B2 (en) 2008-08-26
US20030078862A1 (en) 2003-04-24
US20090063313A1 (en) 2009-03-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11316779A (ja) 立会人システム
US20230206217A1 (en) Digital asset distribution by transaction device
US7734527B2 (en) Method and apparatus for making secure electronic payments
US7177830B2 (en) On-line payment system
KR100241350B1 (ko) 전자 거래에서 안전한 전자 공증문서 생성방법
US5724424A (en) Digital active advertising
US20020023053A1 (en) System, method and apparatus for international financial transactions
US20020198827A1 (en) Programmable joint payment guarantee finanial instrument set
AU2001251286A1 (en) System, method and apparatus for international financial transactions
JP2004507842A (ja) 電子商取引による電子領収書管理システム及びその方法
US20060036530A1 (en) Method and apparatus for facilitating micro energy derivatives transactions on a network system
JP2000207466A (ja) 電子商取引文書を媒介とした電子商取引方法および電子商取引手段、ならびにプログラムを記録した記録媒体。
WO2001080100A1 (en) Electronic commerce payment system
AU775065B2 (en) Payment method and system for online commerce
JP2002342688A (ja) 電子商取引方法、決済代行方法、使い捨て後払い方式情報発行方法、および決済依頼方法
KR20000050097A (ko) 디지털카탈로그에 의한 분산 전자상거래 시스템 및 방법
US20040167826A1 (en) Anonymous electronic funds transfer system and method, and anonymous shipping system and method
JP6166805B1 (ja) 電子契約における電子署名システム、方法およびプログラム
JP6853422B1 (ja) オンライン取引情報保護システムおよびオンライン取引情報保護方法
JP4838288B2 (ja) 信託型電子決済支援システム、方法、及びプログラム
JP2000113083A (ja) 電子書類処理システム及び電子書類処理装置
JP2002150195A (ja) 電子決済システム、電子決済方法
KR20010068434A (ko) 소액 전자상거래 방법
CN114140251B (zh) 一种基于代理重加密的电子门票质押方法和***
JP2003132255A (ja) スタンプサービスポイント管理装置およびスタンプサービスポイント管理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040511