JPH11316644A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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Publication number
JPH11316644A
JPH11316644A JP11009677A JP967799A JPH11316644A JP H11316644 A JPH11316644 A JP H11316644A JP 11009677 A JP11009677 A JP 11009677A JP 967799 A JP967799 A JP 967799A JP H11316644 A JPH11316644 A JP H11316644A
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JP
Japan
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display
information
audio signal
signal
icon
Prior art date
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Application number
JP11009677A
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English (en)
Inventor
Taizo Tsujimoto
泰造 辻本
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アイコン画像表示等を自動的に且つ適時にウ
インドウ表示に戻す。 【解決手段】 ピアノを弾く動画信号18に応じた動画
がウインドウ15に画面表示されると同時にニュースを
読み上げる音声信号17が字幕としてアイコン画像21
で画面表示されている際、前記音声信号17に含まれる
情報「次は明日のお天気について・・」が、比較手段2
4において、操作者により予め定められた情報「天気」
と逐次比較され、一致した時点で、前記字幕のアイコン
画像表示がウインドウ表示に変更される。従って、音声
信号17に含まれる情報が監視されて、操作者がアイコ
ン表示を手動でウインドウ表示に変更する操作の煩わし
さをなくすことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声信号の入力機
能と、ディスプレイ装置の表示画面との双方を有する情
報処理装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】最近では、情報処理装置のマルチメディ
ア化の動きによって音声信号やビデオ等の動画を扱う機
能を持った情報処理装置が開発されてきている。また、
情報処理装置の画面上に複数のウィンドウと呼ばれる領
域を設けて、複数の文書等を情報処理装置の画面上のこ
れ等ウィンドウの各々に同時表示する,いわゆるマルチ
ウィンドウ表示は一般に普及している。更に、画面に
「アイコン」と呼ばれる予め設定した小さな図柄を複数
表示し、表示された複数のアイコンのうち何れかを操作
者がマウス等を用いて選択することによって情報処理装
置に対して所定の入力を行う方式も一般に普及してい
る。
【0003】前記マルチウィンドウ表示においては、ウ
ィンドウに表示された文書等を一時的に参照しない場合
には、このウィンドウを「アイコン」として小面積に図
柄表4して縮小し、画面領域の有効活用を図ることが一
般に行われている。このように使用しないウィンドウを
アイコン化する場合、そのアイコンの図柄としては、そ
のウィンドウをアイコン化する際に、対応する記憶領域
から読み出された図柄が使用されて、この図柄が画面に
表示され、以後そのアイコンは再びウィンドウ化される
まで同じ図柄で静的に表示される。
【0004】尚、1つのアイコンで、その表示中に図柄
が変更されるものがある。例えば、操作者がアイコンを
選択することによって初めて入力可能とするアイコンで
は、選択された時点で図柄を変更して、選択されたこと
を表示する。また、時計を表示するアイコンでは、時刻
の進行に応じて表示時刻が変更される。電子メールの着
信の有無を表示するアイコンでは、電子メールの着信状
況が定期的に監視され、電子メールの着信があった等の
状況の変化が検出された時点で図柄が変更される。但
し、以上のアイコンの図柄の変更は最も短い間隔でも数
秒程度であり、それより短い周期での更新はCPUの負
担となる等の理由で行われない。つまり、従来の技術で
は、十分滑らかな動きをする動画としての,動的なアイ
コン画像は用いられていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来、音声
信号の入力機能とディスプレイ装置の表示画面との双方
を有する情報処理装置では、次の欠点があった。
【0006】即ち、例えば所定のウィンドウに文書等を
表示すると同時に、この文書等に対応する所定の音声信
号を出力して発音している状態で、この表示中の文書等
のウィンドウをアイコン化すると共に、この文書等に代
えて他の文書等をウィンドウに表示した場合に、この他
の文書等に対応する他の音声信号が発音されているとき
には、前記アイコン化されたウィンドウの文書等に対応
する音声信号をも出力に混合して発音するとすれば、前
記新たに表示された文書等に対応する音声を聴き取るの
に障害となる場合が多い。
【0007】これに対し、アイコン化されたウィンドウ
の文書等に対応する音声の発音を停止させる場合には、
新たに表示された文書等に対応する音声の聴き取りには
支障は無いものの、前記アイコン化されたウィンドウは
静的に表示されているため、操作者は、このアイコン化
されたウィンドウがその文書等に対応する音声信号に関
連付けられていることを看て取り難い欠点がある。
【0008】本発明は前記のような従来の課題を解決す
べくなされたものであり、その目的は、音声信号の入力
機能とディスプレイ装置の表示画面との双方を有する情
報処理装置において、ディスプレイ装置の表示画面に例
えばアイコン表示がされている際に、音声信号に応じて
前記アイコン画像表示を自動的に且つ適時にウインドウ
表示することができる情報処理装置を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、請求項1記載の発明の情報処理装置は、表示画面を
有するディスプレイ装置と、音声信号を入力する音声信
号入力手段と、前記ディスプレイ装置の画面表示を制御
する表示制御手段と、前記音声信号入力手段により入力
された音声信号に含まれる情報を、予め操作者が定めた
情報と比較し、比較条件を満すか否かを検出する比較手
段とを備え、前記比較手段の比較結果に応じて、前記表
示制御手段による前記ディスプレイ装置の画面表示の態
様が変更されることを特徴とする。
【0010】また、請求項2記載の発明は、前記請求項
1記載の情報処理装置において、ディスプレイ装置の画
面表示の態様は、前記比較条件を満すとき、アイコン表
示をウインドウ表示に変えるように変更されることを特
徴とする。
【0011】更に、請求項3記載の発明は、前記請求項
1又は2記載の情報処理装置において、前記ディスプレ
イ装置の表示画面には、複数のウインドウが設定される
ことを特徴とする。
【0012】加えて、請求項4記載の発明は、前記請求
項3記載の情報処理装置において、ディスプレイ装置の
画面表示の態様は、前記比較条件を満すとき、表示中の
ウインドウをアイコン表示に変えるように変更されるこ
とを特徴とする。
【0013】また、請求項5記載の発明は、前記請求項
1、2又は4記載の情報処理装置において、前記音声信
号に含まれる情報は音量レベルであり、前記比較手段
は、前記音声信号の音量レベルが、予め操作者が定めた
音量レベル以上のとき、比較条件を満すことを検出する
ことを特徴とする。
【0014】更に、請求項6記載の発明は、前記請求項
1、2又は4記載の情報処理装置において、前記比較手
段は、前記音声信号に含まれる音声を認識した文章の中
に、予め操作者が定めた文字列を含むとき、比較条件を
満すことを検出することを特徴とする。
【0015】加えて、請求項7記載の発明は、前記請求
項1、2又は4記載の情報処理装置において、前記比較
手段は、前記音声信号の音源が、予め操作者が定めた音
源と一致するとき、比較条件を満すことを検出すること
を特徴とする。
【0016】請求項8記載の発明は、前記請求項2又は
4記載の情報処理装置において、前記アイコン表示は、
動的なアイコン画像を表示することにより行われること
を特徴とする。
【0017】以上の構成により、請求項1ないし請求項
8記載の発明では、文書等の所定の情報がディスプレイ
装置の表示画面にウインドウとして表示されないで例え
ばアイコン表示されている際に、入力された音声信号に
含まれる情報が、操作者が定めた情報に一致して比較条
件が満たされれば、この時点で前記アイコン表示が自動
的且つ適時にウインドウ表示に変更される。従って、操
作者がアイコン表示を手動でウインドウ表示に変更する
操作の煩わしさがない。しかも、変更後のウインドウ表
示内の内容が操作者の収集したい情報を含む場合には、
そのウインドウ表示により、操作者は情報を漏らさず読
み取ることが可能である。
【0018】特に、請求項4記載の発明では、前記アイ
コン表示が自動的にウインドウ表示に変更される際に、
既に表示画面にウインドウ表示がある場合には、このウ
インドウ表示がアイコン表示に変更される。その結果、
この小さいアイコン表示は、前記自動的に変更されるウ
インドウ表示の支障にならない。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基いて説明する。
【0020】(第1の実施の形態)図1において、1は
音声入出力手段、2はディスプレイ装置、3は音声情報
抽出手段、4はアイコン画像生成手段、5は表示装置制
御手段、6は画像合成手段、7はCG画像生成手段、1
2は映像信号変換手段、8は以上の手段1〜7、12を
備えた情報処理装置である。
【0021】前記音声入出力手段1は、外部から複数の
音声信号が入力されると共に、スピーカ9と、音声混合
増幅器10と、音声信号選択器11とを有する。前記音
声混合増幅器10は、入力された複数の音声信号を所定
の重みにより重み付けし、その重み付け和を計算し、そ
の計算結果をスピーカ9から出力する混合機能を有す
る。この混合機能には、入力された複数の音声信号のう
ち所定の音声信号を出力し又は出力させない選択機能を
含んでいる。また、前記重みは可変である。前記音声信
号選択器11は、入力された複数の音声信号のうち、前
記音声混合増幅器10の選択機能により出力されない音
声信号を選択して出力する機能を有している。
【0022】前記ディスプレイ装置2には、図示しない
が、画面上に複数のウィンドウが設定される。
【0023】前記音声情報抽出手段3は、前記音声信号
選択器11から出力される音声信号より実時間情報とし
て、その音声信号の音量レベルを抽出するものである。
【0024】前記アイコン画像生成手段4は、前記音声
情報抽出手段3により抽出された実時間情報に応じて動
的なアイコン画像を生成するものであり、その動的なア
イコン画像としては、アイコン画像の大きさを前記抽出
された音量レベルに応じて経時的に大小変化させて動的
に見せる図2(c)に示すような画像を生成して用い
る。
【0025】前記CG画像生成手段7は、図2(b)に
示すように、前記ディスプレイ装置2の画面上で各ウィ
ンドウとしての静止画像を生成する機能を有する。
【0026】前記映像信号変換手段12は、外部からア
ナログ信号である複数の文書等の映像信号が入力され、
これ等入力した映像信号をデジタル信号に変換する複数
個のD/A変換器12a…を有し、これ等のデジタル信
号に変換された映像信号を出力する。
【0027】前記画像生成手段6は、前記映像信号変換
手段12から出力された映像信号のうち所定の映像信号
を選択し、この選択した映像信号を前記CG画像生成手
段7で生成された静止画像内に表示すると共に、前記ア
イコン画像生成手段4により生成されたアイコン画像を
ディスプレイ装置2の画面の所定位置に表示するよう
に、これ等映像信号、静止画像及びアイコン画像を合成
する機能を有する。
【0028】前記表示装置制御手段5は、前記画像合成
手段6により合成された信号に基いてディスプレイ装置
2の画面上に映像信号及びアイコン画像を表示するよう
ディスプレイ装置2を制御する機能を有する。
【0029】そして、前記表示装置制御手段5及び画像
合成手段6により、前記アイコン画像生成手段4により
生成されたアイコン画像を、前記音声情報抽出手段3に
より実時間情報を抽出した音声信号に対応する文書等に
代えて、前記ディスプレイ装置の画面上に表示する表示
制御手段13を構成している。
【0030】次に、以上のように構成された情報処理装
置8の動作について、図2を用いて説明する。尚、図2
において、所定のウィンドウをアイコン化した場合のア
イコン画像を14、他のウィンドウに表示された画像を
15、映像信号としてのビデオ動画信号を16、このビ
デオ動画信号16に対応する音声信号を17、映像信号
としての他のビデオ動画信号を18、このビデオ動画信
号18に対応する音声信号を19として説明する。ま
た、図2では、音声混合増幅器10及び音声信号選択器
11は図示せず、それ等の機能を信号の流れで表現して
いる。
【0031】図2において、例えば前記の情報処理装置
8のディスプレイ装置2にビデオ動画信号(アナウンサ
ーがニュースを読み上げる動画)16をウィンドウに表
示し、これに対応した音声信号(ニュースの読み上げ音
声信号)17をスピーカー9より出力している状態にお
いて、他のビデオ動画信号(ピアノを弾く動画信号)1
8をウィンドウに表示し、これに対応する音声信号(ピ
アノ音の音声信号)19を音声入出力手段1で選択して
スピーカ9から発音する場合を説明する。
【0032】この場合、ニュースの読み上げ音声信号1
7は音声混合増幅器10によりスピーカー9からの発音
を停止されると共に、このニュースの読み上げ音声信号
17が音声信号選択器11より音声情報抽出手段3へ送
られる。前記音声情報抽出手段3は、ニュースの読み上
げ音声信号17より実時間情報として音量レベルを抽出
し、アイコン画像生成手段4に送る。前記アイコン画像
生成手段4は、抽出された音量レベルに応じて所定のア
イコン画像の大きさを拡大及び縮小変化させてることで
動的なアイコン画像を生成する。この動的なアイコン画
像は画像合成手段6でピアノを弾く動画信号18と合成
された後、表示制御手段5によって動的なアイコン画像
14としてディスプレイ装置2の画面上に表示される。
【0033】従って、動的なアイコン画像14は、その
大きさの大小変化により操作者に対してニュースの読み
上げ音声信号17に対応していることを提示するので、
操作者はそのアイコン画像14に音声信号17が対応し
て存在していることを容易に認識することができる。
【0034】ここで、スピーカ9からはピアノ音の音声
信号19のみが発音され、ニュースの読み上げ音声信号
17の発音は停止しているので、ピアノ音の聴取には支
障が無い。
【0035】以上の説明では、発音されない音声信号1
7の音量レベルに応じて動的なアイコン画像14を生成
したが、その音声信号17の音量レベルが所定値を越え
た時点でアイコン画像14を特に目立つ画像に変化させ
れば、過大な音量レベルを監視できる。
【0036】(第2の実施の形態)図3は本発明の第2
の実施の形態を示し、発音しない音声信号17に対応す
るビデオ動画信号16をトランペット演奏動画とした場
合に、アイコン画像生成手段4は、動的なアイコン画像
として、音声情報抽出手段3がトランペット音声信号1
7より抽出した音量レベルを経時的に指示するレベル指
示計(同図(b)参照)としての動的なアイコン画像2
0を生成したものである。
【0037】したがって、本実施の形態においては、発
音されない音声信号の情報として音量レベルを監視でき
る。
【0038】(第3の実施の形態)図4は本発明の第3
の実施の形態を示し、発音しない音声信号に対応するビ
デオ動画信号16をアナウンサーがニュースを読み上げ
る動画信号とした場合に、音声情報抽出手段3は、実時
間情報として、ニュースの読み上げ音声信号17から、
この音声信号17を認識した文章(図4では「次は明日
のお天気について…」を示す)を抽出すると共に、アイ
コン画像生成手段4は、動的なアイコン画像として、前
記音声情報抽出手段3がニュースの読み上げ音声信号1
7を認識した文章の経時的な同図(b)に示すような字
幕21(図4(a)及び(b)では「次は明日の…」と
表示している)を生成したものである。
【0039】したがって、本実施の形態においては、発
音されない音声信号の情報として、その音声信号の内容
を監視できる。
【0040】(第4の実施の形態)図5は本発明の第4
の実施の形態を示し、発音しない音声信号17に対応す
るビデオ動画信号16をトランペット演奏動画とした場
合に、音声情報抽出手段3は、実時間情報として、トラ
ンペット音声信号17から、この音声信号17の音程を
認識した音階を経時的に抽出すると共に、アイコン画像
生成手段4は、動的なアイコン画像として、前記音声情
報抽出手段3がトランペット音声信号17より抽出した
音階を、同図(b)に示すように経時的に5線譜に表示
した楽譜22を生成したものである。
【0041】したがって、本実施の形態においては、発
音されない音声信号の実時間情報として、その音声信号
の内容を監視でき、特に音声信号が音楽の場合に有効で
ある。また、抽出した楽譜を記憶媒体に蓄積しておけ
ば、音楽の自動採譜を兼用できる。更に、抽出した楽譜
を、蓄積しながら、同時に実時間表示した動的なアイコ
ン画像とすれば、自動採譜を監視できる。
【0042】(第5の実施の形態)図6は本発明の第5
の実施の形態を示す。本実施の形態では、前記図5に示
す第4の実施の形態と同様の場合に、音声情報抽出手段
3は、実時間情報として、トランペット音声信号17か
らその音源を認識し、その音源の認識結果(即ち、「ト
ランペット」)を抽出すると共に、アイコン画像生成手
段4は、動的なアイコン画像として、前記音声情報抽出
手段3が抽出した音源の認識結果の図柄23(同図
(b)に示すようなトランペットの図柄)を生成したも
のである。
【0043】したがって、本実施の形態においては、発
音されない音声信号の実時間情報として、その音声信号
の音源を監視でき、音声信号の種類を想像できる。尚、
本実施の形態では、音源の図柄を表示したが、音源の語
(即ち、「トランペット」の語)をアイコン画像として
表示してもよい。
【0044】尚、以上の説明では、音声情報抽出手段3
によって抽出される実時間情報として音量レベル等を用
いたが、その他、音声信号の包絡線を用いてもよい。こ
の場合、音声情報抽出手段3の構成を簡単な回路で実現
できる。また、音声信号の周波数スペクトルの全部又は
一部を実時間情報として抽出してもよい。この場合に
は、周波数スペクトルの測定を行う機能が付加されるの
で、音声信号の特定周波数での信号レベルを表示できる
効果を奏する。
【0045】また、以上の説明では、動的なアイコン画
像としてアイコン画像の大きさを経時的に大小変化させ
たが、その他、アイコン画像を回転したり、平行移動し
たり、変形させたり、又は変色させたりしてもよい。前
記アイコン画像を平行移動して動的なアイコン画像を生
成する場合には、アイコン画像生成手段4を簡単な回路
で実現できる効果がある。また、変形させる場合には、
基準となるアイコン画像として適切なものを選べば、印
象の強い動的なアイコン画像を生成できる効果がある。
更に、変色させる場合には、アイコン画像の表示領域が
変化しないので、動的なアイコン画像が他のウィンドウ
やアイコン画像にオーバーラップすることが容易に防止
できる効果がある。加えて、前記のような動的なアイコ
ン画像の生成の他に、実時間情報の一符号語毎に予めア
イコン画像を対応させて記憶しておき、抽出した実時間
情報の一符号語毎にこれ等に対応するアイコン画像を記
憶領域より読み出し出力することにより、動的なアイコ
ン画像を生成してもよい。この場合には、前記予め対応
させる多数のアイコン画像をその連続変化時に不自然さ
なく変化するように設定しておけば、印象の強い動的な
アイコン画像を生成できる効果を生じる。
【0046】(第6の実施の形態)図7は第6の実施の
形態を示す。本実施の形態では、前記第1の実施の形態
を示す図1の構成に比較手段24を別途付加した構成と
している。前記比較手段24には、予め定めた情報、例
えば文字列が設定されて記憶される。また、前記比較手
段24は、音声情報抽出手段3が音声信号から抽出した
実時間情報、例えば音声信号を認識した文章等が入力さ
れ、この入力された実時間情報と前記予め定めた情報と
を比較して、比較条件が満されたとき(例えば、実時間
情報と予め定めた情報とが一致したとき)、音声入出力
手段1のスピーカ9から、前記実時間情報を抽出した音
声信号を含めた全ての音声信号を所定の重みで重み付け
して発音するように音声混合増幅器10を制御すると共
に、音声入出力手段1に入力された音声信号の何れをも
選択しないように音声信号選択器11を制御し、更にア
イコン画像を生成しないようにアイコン画像生成手段4
を制御し、CG画像生成手段7の生成した静止画像と映
像信号変換手段12から出力された全ての映像信号とを
合成してこの合成後の信号をディスプレイ装置2の画面
上に表示するようにCG画像生成手段7及び画像合成手
段6を制御する機能を有する。他の構成は図1と同一で
あるので、図1と同一部分には同一の符号を付してその
説明を省略する。
【0047】次に、以上のように構成された情報処理装
置8の動作を図8及び図9を用いて説明する。図8に示
す前の状態、すなわちニュースの読み上げ音声信号17
がスピーカー9からの発音を停止され、この発音を停止
されたニュースの読み上げ音声信号17より実時間情報
として音声情報抽出手段3がその音声信号17を認識し
た文章を抽出し、これに対応してアイコン画像生成手段
4がその文章を字幕として実時間表示して動的なアイコ
ン画像21を生成して、表示装置制御手段5がこの動的
なアイコン画像21をディスプレイ装置2の画面上に表
示している状態を前提として説明する。
【0048】いま、前記の状態で、ニュースの読み上げ
音声信号17から実時間情報として抽出された文章(即
ち、図8に示す「次は明日のお天気について」との文
章)が比較手段24に送られ、この比較手段24におい
て、操作者が予め聴きたいとして設定した情報(図8で
は文字列「天気」)と常に比較されている。ここで、実
時間情報の文章中に「天気」が含まれていて、この実時
間情報中の「天気」と予め設定した情報「天気」との一
致が検出されると、比較手段24は一致を示す信号を音
声入出力手段1、アイコン画像生成手段4、CG画像生
成手段7、及び画像合成手段6に送出する。その結果、
アイコン画像生成手段4は動的なアイコン画像21の生
成を停止し、図9に示すように、画像合成手段6は、ピ
アノを弾く動画信号18及びアナウンサーがニュースを
読み上げる動画16の双方を入力し、これ等動画16、
18とCG画像生成手段7で生成された静止画像とを合
成して、この合成信号をディスプレイ装置2の画面上の
各ウィンドウ15、25に表示し、その結果、ニュース
の字幕としての動的なアイコン画像21に代えてニュー
スを読み上げる動画がウィンドウ25に再表示される。
また、前記の画像合成手段6の動作と同時に、音声入出
力手段1がニュースの読み上げ音声信号17をもスピー
カ9から発音させる。従って、操作者が一時的に聴き取
りから除外したニュースの読み上げ音声であっても、天
気に関する情報を自動的に監視して、その情報を漏らさ
ず適時に聴き取ることができると共に、ウィンドウ25
に再表示されたニュースを読み上げる動画により、操作
者はこの動画に含まれる情報を漏らさず適時に読み取る
ことができる。
【0049】尚、本実施の形態では、比較手段24は、
抽出した実時間情報と予め設定した情報とを比較してそ
の一致を検出したが、その他、予め設定した情報が所定
値の音量レベル等である場合には、抽出した実時間情報
(音量レベル)がその所定値を越える場合等、実時間情
報と予め設定する情報との優劣を検出してもよく、要
は、この優劣の検出をも含んで、比較条件が満された時
を検出すればよい。
【0050】また、本実施の形態では、音声情報抽出手
段3によって抽出される実時間情報として音声認識によ
る文章を用い、この文章を予め操作者が設定した文字列
と比較しているが、その他、音程認識による音階又は音
源の認識結果を用い、これ等を予め設定した音階又は音
源名と比較してもよい。
【0051】更に、本実施の形態では、一致の検出信号
によってアイコン画像の生成を停止させてウィンドウに
アナウンサーがニュースを読み上げる動画を再表示した
が、この検出信号は割り込み信号としてオペレーション
システムに通知してもよい。この場合には、信号を監視
するための情報処理能力の負担が軽減される。
【0052】(第7の実施の形態)図10は本発明の第
7の実施の形態を示し、前記第6の実施の形態を示す図
9の構成の一部を変更したものである。即ち、音声入出
力手段1では、ニュースの読み上げ音声信号17と予め
設定した情報(「天気」)との一致の検出時には、この
ニュースの読み上げ音声信号17以外の音声信号、即ち
ピアノ音声信号19はスピーカ9からの発音を停止され
ると共に、画像合成手段6では、ピアノを弾く動画信号
18の入力を停止し、更にピアノ音声信号19の実時間
情報を音声情報抽出手段3で抽出して動的なアイコン画
像26を生成し、この動的なアイコン画像26とアナウ
ンサーがニュースを読み上げる動画25とをディスプレ
イ装置2の画面上に表示させるよう制御する。
【0053】したがって、本実施の形態では、操作者が
聴き取りたい情報(例えば天気情報)以外の情報である
ピアノの音声はスピーカ9から発音されず、また表示し
たい情報以外の動画であるピアノを弾く動画は動的なア
イコン画像として小さく表示するので、聴き取りたい情
報をより一層に聴き取り易くできると共に、前記ピアノ
を弾く動画が天気情報の表示の支障にならず、天気情報
等の情報の読み取りを一層容易にできる。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1ないし請
求項8記載の発明の情報処理装置によれば、ディスプレ
イ装置の表示画面に例えばアイコン表示されている際
に、入力された音声信号に含まれる情報が、操作者が定
めた情報に一致して比較条件が満たされた時点で、前記
アイコン表示を自動的に且つ適時にウインドウ表示した
ので、音声信号に含まれる情報を監視して、操作者がア
イコン表示を手動でウインドウ表示に変更する操作の煩
わしさをなくすことができる。しかも、音声信号に含ま
れる情報を監視できるに留まらず、ウインドウ表示内の
内容が操作者の収集したい情報を含む場合には、この情
報を漏らさず聴き取り及び読み取ることができる効果を
奏する。
【0055】特に、請求項4記載の発明によれば、前記
アイコン表示等が自動的にウインドウ表示される際に、
表示画面に既に存在するウインドウ表示をアイコン表示
に変更したので、ディスプレイ装置の表示画面内で前記
自動的に変更されるウインドウ表示の支障を小さくでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】第1の実施の形態の動作の説明図である。
【図3】第2の実施の形態の動作の説明図である。
【図4】第3の実施の形態の動作の説明図である。
【図5】第4の実施の形態の動作の説明図である。
【図6】第5の実施の形態の動作の説明図である。
【図7】第6の実施の形態の構成を示すブロック図であ
る。
【図8】第6の実施の形態における一致を検出する前の
動作の説明図である。
【図9】第6の実施の形態における一致を検出した後の
動作の説明図である。
【図10】第7の実施の形態の動作の説明図である。
【符号の説明】
1 音声入出力手段 2 ディスプレイ装置 3 音声情報抽出手段 4 アイコン画像生成手段 5 表示装置制御手段 6 画像合成手段 7 CG画像生成手段 8 情報処理装置 9 スピーカ 10 音声混合増幅器 11 音声信号選択器 12 映像信号変換手段 12a,… D/A変換器 24 比較手段

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示画面を有するディスプレイ装置と、 音声信号を入力する音声信号入力手段と、 前記ディスプレイ装置の画面表示を制御する表示制御手
    段と、 前記音声信号入力手段により入力された音声信号に含ま
    れる情報を、予め操作者が定めた情報と比較し、比較条
    件を満すか否かを検出する比較手段とを備え、 前記比較手段の比較結果に応じて、前記表示制御手段に
    よる前記ディスプレイ装置の画面表示の態様が変更され
    ることを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 ディスプレイ装置の画面表示の態様は、 前記比較条件を満すとき、アイコン表示をウインドウ表
    示に変えるように変更されることを特徴とする請求項1
    記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記ディスプレイ装置の表示画面には、
    複数のウインドウが設定されることを特徴とする請求項
    1又は2記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 ディスプレイ装置の画面表示の態様は、 前記比較条件を満すとき、表示中のウインドウをアイコ
    ン表示に変えるように変更されることを特徴とする請求
    項3記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 前記音声信号に含まれる情報は音量レベ
    ルであり、 前記比較手段は、前記音声信号の音量レベルが、予め操
    作者が定めた音量レベル以上のとき、比較条件を満すこ
    とを検出することを特徴とする請求項1、2又は4記載
    の情報処理装置。
  6. 【請求項6】 前記比較手段は、 前記音声信号に含まれる音声を認識した文章の中に、予
    め操作者が定めた文字列を含むとき、比較条件を満すこ
    とを検出することを特徴とする請求項1、2又は4記載
    の情報処理装置。
  7. 【請求項7】 前記比較手段は、 前記音声信号の音源が、予め操作者が定めた音源と一致
    するとき、比較条件を満すことを検出することを特徴と
    する請求項1、2又は4記載の情報処理装置。
  8. 【請求項8】 前記アイコン表示は、 動的なアイコン画像を表示することにより行われること
    を特徴とする請求項2又は4記載の情報処理装置。
JP11009677A 1992-06-02 1999-01-18 情報処理装置 Pending JPH11316644A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019507978A (ja) * 2016-01-25 2019-03-22 トムソン ライセンシングThomson Licensing オーディオ検出のための方法および対応するデバイス

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