JPH11313211A - 2値形状信号符号化/復号化装置 - Google Patents

2値形状信号符号化/復号化装置

Info

Publication number
JPH11313211A
JPH11313211A JP134499A JP134499A JPH11313211A JP H11313211 A JPH11313211 A JP H11313211A JP 134499 A JP134499 A JP 134499A JP 134499 A JP134499 A JP 134499A JP H11313211 A JPH11313211 A JP H11313211A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mapping
binary
pixel
signal
value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP134499A
Other languages
English (en)
Inventor
Sung-Ryul Cho
晟烈 趙
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
WiniaDaewoo Co Ltd
Original Assignee
Daewoo Electronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daewoo Electronics Co Ltd filed Critical Daewoo Electronics Co Ltd
Publication of JPH11313211A publication Critical patent/JPH11313211A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T9/00Image coding
    • G06T9/20Contour coding, e.g. using detection of edges
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/10Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using adaptive coding
    • H04N19/102Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using adaptive coding characterised by the element, parameter or selection affected or controlled by the adaptive coding
    • H04N19/13Adaptive entropy coding, e.g. adaptive variable length coding [AVLC] or context adaptive binary arithmetic coding [CABAC]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/20Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using video object coding
    • H04N19/21Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using video object coding with binary alpha-plane coding for video objects, e.g. context-based arithmetic encoding [CAE]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/20Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using video object coding

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
  • Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フレームベース及びフィールドベース動き
ベクトルに基づいて、2値形状信号の動きベクトルを効
果的に符号/復号化する映像信号符号/復号化装置を提
供する。 【解決手段】 符号化タイプ信号を発生する符号化タ
イプ決定部確率表220と、目標BAB、またはその目
標BABを分割して発生される上部及び下部フィールド
BABを発生する再編成部262と、候補動きベクトル
予測値(MVP)のうち、目標BAB、または上部及び
下部フィールドBABのうちの1つに対応するフレーム
ベース動きベクトル予測値(MVP)またはフィールド
ベースMVPを検出するMVP決定部261と、目標B
ABに対応する動きベクトルを決定する動き推定部26
3と、目標BABに対応する動きベクトルを符号化する
動きベクトル差分(MVD)計算部264とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像信号符号化/
復号化装置に関し、特に、改善された2値算術符号化技
法を用いて2値形状信号を効率的に符号化/復号化する
2値形状信号符号化/復号化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】物体(オブジェクト)の位置及び形状を
表す2値形状信号は、フレーム(または、VOP)内に
ある、例えば、16×16個の2値画素よりなる二値ア
ルファブロック(BAB)として表現され得る。2値画
素の各々は、背景画素または物体画素を表す、例えば、
「0」または「255」の2値を有する。BABは、コ
ンテキストベース算術符号化(CAE)技法のような従
来のビットマップベース形状符号化技法(bit−ma
p−based shape coding meth
od)を用いて符号化されることができる。
【0003】例えば、イントラ・フレームにおいて、現
BABは従来のイントラCAE技法を用いて符号化され
る。現BAB内における各画素は、現フレームから選択
される画素の組から構成されるイントラ・コンテキスト
に基づいて算術符号化される。即ち、現BABの符号化
の際、隣接するBABから選択された画素がイントラ・
コンテキストを構成するのに用いられる。現BABを取
囲む境界(2画素分の幅)が、図10に示したように、
現境界BABを構成することになる。図10において、
現境界BABにおける明るいエリア内の各画素は符号化
されるべき現BABの部分であり、暗いエリア内の各画
素は境界画素である。これらの境界画素は、復号化プロ
セスの際まだ決まっていない「0」画素を除いては、隣
接するBABから得られる。図8に示したように、現境
界BABに基づいてイントラ・コンテキストが選択され
る。従って、図8において、網かけをした画素(即ち、
現BAB内の画素)は、例えば、C0〜C9よりなるイ
ントラ・コンテキストによって符号化される。
【0004】インタ・フレームにおいて、現BABは、
どのCAE技法がより少ない量の符号化データを生成す
るかによって、イントラCAE技法またはインタCAE
技法を用いて符号化され得る。インタCAE技法によれ
ば、最初、現BABと前フレームに含まれている予め定
められた各候補ブロックBABとの間の差分を表す誤差
が計算され、最も類似な候補BAB及び動きベクトルが
動き推定技法によって求められる。ここで、最も類似な
候補BABは、候補BABのうち最小の誤差をもたらす
候補BABを表し、動きベクトルは現BABと最も類似
な候補BABとの間の変位を表す。その後、現BABの
各画素は、インタ・コンテキストに基づいて算術符号化
され、動きベクトルとその動きベクトル予測値(MV
P)との間の差を表す動きベクトル差分(MVD)は、
例えば、可変長符号化(VLC)技法などを用いて符号
化される。図9を参照すると、インタ・コンテキストは
2つの画素集合より構成される。ここで、第1画素集合
(例えば、C0〜C3)は、イントラCAEにて用いら
れた方法と同様に現フレームから選択された画素よりな
る集合であり、第2画素集合(例えば、C4〜C8)
は、動きベクトルを用いて前フレームから選択された画
素よりなる集合である。即ち、動きベクトルを用いて前
フレームから検出された動き補償BABの周りに1画素
分の境界は図11に示したように、境界動き補償BAB
を形成することになる。図11において、明るいエリア
は動き補償BABに対応し、暗いエリアは境界に対応す
る、境界動き補償BABが決定されると、2値画素C4
〜C8を含む第2画素集合が境界動き補償BABから選
択される。
【0005】従って、イントラ・コンテキストまたはイ
ンタ・コンテキストが上述したように選択され、現フレ
ームBABにおける網かけをした画素に対するコンテキ
ストの数が、それに対応するコンテキストに基づいて計
算される。網かけをした画素に対するコンテキストの数
が計算されると、コンテキストの数に対応する確率は様
々なコンテキストの数に割当てられた予め定められた確
率よりなる確率表から検出され、その検出された確率は
算術符号化され、符号2値形状信号を発生するCAE技
法及びMVDに対する詳細は、MPEG−4 Vide
o Verification Model Vers
ion 7.0,International Org
anization for Standardiza
tion, Coding of Moving Pi
ctures And Associated Aud
io Information, ISO/IEC J
TC1/SC29/WG11 MPEG97/N164
2, Bristol、1997年を参照されたい。
【0006】2値形状信号の符号化効率をより一層向上
させるためには、表1に表示されているモード信号のう
ちの何れか1つを各BABに割当てる。
【0007】
【表1】
【0008】モード1は、BABに対するMVDが
「0」であり、BABは最も類似な候補BABによって
表され得ることを意味し、モード2は、BABに対する
MVDが「0」でない値であり、BABは、最も類似な
候補BABによって表現され得ることを意味する。モー
ド1のBABに対してモード信号のみが符号化され、モ
ード2のBABはモード信号及びそのMVDによって表
れる。「No Update」を決定する際に、最も類
似な候補BABの各画素と現BABにおける該当画素と
の間の差分によって差分BABが形成され、差分BAB
に含まれている4×4画素よりなる4×4個のサブブロ
ックのうちの誤差が予め定められた閾値より小さいか否
かが判定される。ここで、サブブロックの誤差は、例え
ばサブブロックにおける絶対画素値の和でる。全てのサ
ブブロックの誤差値が閾値以下である場合は、BABは
MVDの値によってモード1または2として決定され
る。
【0009】同様に、BAB内の画素が全て「0」にな
るとき、4×4個のサブブロックに対する誤差が閾値以
下である場合には、BABが「all_0」モード(即
ち、モード3)として符号化される。BAB内の画素が
全て「255」になるとき、4×4個のサブブロックに
対する誤差が閾値以下である場合は、BABが「all
_255」モード(即ち、モード4)として符号化され
る。モード3またはモード4のBABに対しては、モー
ド信号のみが符号化される。BABがモード1からモー
ド4までのうちの何れか1つにも属しないとき、「イン
トラCAE」または「インタCAE」技法を現BABを
符号化するために用いる。ここで、モード5のBAB
は、モード信号及びイントラCAEによる符号化BAB
データで表現される。モード6のBABは、モード信号
及びインタCAE符号化BABデータで表現され、モー
ド7のBABはモード信号、インタCAEによる符号化
BABデータ及びMVDで表現される。
【0010】MPEG−4において、上述したモード決
定方式が2値形状信号を符号化するために提案されてお
り、2値形状信号の符号化のための方法及び装置の一例
が、本特許出願と出願人を同じくする米国特許出願N
o.08/984,033号明細書(1997.12.
2)に、「INTERLACED BINARY SH
APE CODING METHOD AND APP
ARATUS」との名称で開示されている。
【0011】しかしながら、従来のCAE技法において
は、予め定められた確率値(即ち、イントラ・コンテキ
ストに対するDEMUX210個の確率値とインタ・コ
ンテキストに対する29個の確率値)を格納している大
容量のメモリを要し、2値形状信号内の各画素に対応す
るコンテキスト番号の計算と確率表に基づく2値形状信
号の算術符号化とのため、符号化が非常に複雑になり、
高速で符号化過程を効果的に実行することが困難である
という不都合がある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の主な
目的は、CAE技法の代わりに改善された2値算術符号
化技法を用いて2値形状信号を効果的に符号化/復号化
して、より改善され単純化された2値形状信号の符号化
を達成する2値形状信号符号化/復号化装置を提供する
ことにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明によれば、各々が2値画素のうちの1つを
有するM×N個(M及びNは正の整数)の画素を有する
2値形状信号を符号化する2値形状信号符号化/復号化
装置であって、前記2値形状信号を予め定められたスキ
ャニング順序でスキャニングし、最初にスキャニングさ
れた画素の画素値を表す1つのビットデータを供給する
スキャニング手段と、前記スキャニングされた2値形状
信号を用いて前記M×N個の各画素をその前にスキャニ
ングされた隣接する画素と比較し、第1または第2比較
信号を発生する比較手段と、前記第1または第2比較信
号に応じて前記M×N個の各画素に2つのマッピング値
のうちの1つを割当て、前記2値形状信号内の前記M×
N個の各画素に対応する前記割当て済マッピング値を用
いてマッピング信号を発生するマッピング手段と、前記
2つのマッピング値に対応する確率値を用いてマッピン
グ信号を算術符号化することによって、符号化マッピン
グ信号を発生する算術符号化手段と、前記1つのビット
データ及び符号化マッピング信号を多重化して、符号化
2値形状信号を発生する多重化手段とを含むことを特徴
とする2値形状信号符号化装置が提供される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適実施例につい
て図面を参照しながらより詳しく説明する。
【0015】本発明は、2値形状信号をピクチャー単位
で効果的に符号化/復号化する装置である。2値形状信
号は前ピクチャーと現ピクチャーとを含み、各ピクチャ
ーはP×Q個(P及びQは正の整数)の画素よりなるブ
ロックに分けられる。ここで、各ブロックは2値アルフ
ァブロック(BAB)と呼ばれる。本発明の好適実施例
においては、P及びQは両方とも16に設定される。
【0016】表1に示したように、従来の2値形状信号
符号化過程においては、BABのモードがモード5、6
または7のうちの1つに決定されると、該当BABは従
来のCAE技法(即ち、イントラCAEまたはインタC
AE)によって符号化される。しかし、本発明によれ
ば、モード5、6または7のうちの1つに決定されたB
ABは、CAE技法の代わりに、改善された2値算術符
号化技法によって符号化される。
【0017】図1を参照すると、本発明による2値算術
符号化装置100のブロック図が示されている。
【0018】2値形状信号は、BAB単位で画素値比較
部110に入力される。図3には、背景画素と物体画素
とを有する境界ブロックであるBABが例示的に示され
ている。ここで、背景画素及び物体画素は2値「0」と
「1」に各々表現され、2値「1」は2値「255」に
対応する。さらに、説明の便宜上、図3は16×16個
の画素の代わりに、8×8個の画素を有するBABの一
部を示す。
【0019】今、図3中のBABが現BABとして画素
値比較部110に供給されるとすると、画素値比較部1
10は、図4及び図5に例示的に示した予め定められた
スキャニング順序で現BABをスキャニングしながら、
現BAB内の各隣接する2つの画素が互いに同一の2値
を有するか否かをチェックするために、各画素を比較す
る。即ち、1つの画素がその前にスキャニングされた隣
接する画素と同一の2値を有する場合は、第1比較信号
がマッピング部120に供給され、そうでない場合に
は、第2比較信号がマッピング部120に供給される。
さらに、画素値比較部110は、現BABの上部最左端
画素50の2値を表す1つのビットデータを、ラインL
10を介してマルチプレクサ(MUX)150に供給す
る。
【0020】その後、マッピング部120は、画素値比
較部110から順次的に伝送される現BAB内の各画素
に対応する第1または第2比較信号に応じて、マッピン
グBABデータを発生する。マッピングBABデータを
発生するために、マッピング部120は、第1比較信号
が供給されると、即ち、隣接する2つの画素が同一の2
値を有する場合は、現BAB内の目標画素にマッピング
値「0」を割当て、第2比較信号が供給されると、即
ち、隣接する2つの画素が互いに異なる2値を有する場
合には、マッピング値「1」を目標画素に割当てる。
【0021】以下に、図3〜図7を参照して、画素値比
較部110及びマッピング部120にて実行される画素
値比較過程及びマッピングBABデータ発生過程を説明
する。
【0022】図4及び図6に関連した本発明の第1実施
例によれば、画素値比較過程は、図4の如く矢印に沿っ
て左側から右側に現BABをスキャニングしながら、現
BABの各列に対して行われる。各列に対して、上部最
左端画素を除いて、現BAB内の各画素はその前にスキ
ャニングされた隣接する画素と比較される。即ち、上部
最左端画素はその上部に隣接した画素と比較され、各残
余画素は各左側画素と比較される。しかる後、マッピン
グ部120において、上部最左端画素はマッピング値
「0」を得、各残余画素は前述したように、対応する比
較信号に応じてマッピング値「0」または「1」のうち
の1つにマッピングされる。その結果、図3中の現BA
Bデータは、図6中のマッピングBABデータに変換さ
れ、マッピングBABデータはその中に現BABデータ
と比較して非常に増加した「0」の個数を有する。
【0023】これに対して、図5及び図7に関連した本
発明の第2実施例によれば、画素値の比較過程は、図5
の如く、矢印に沿って現BABをスキャニングしなが
ら、現BABの各列に対して行われる。従って、現BA
Bの奇数番目の列は、左側から右側にスキャニングさ
れ、偶数番目の列は、右側から左側にスキャニングされ
る。矢印に沿って、現BAB内の各画素はその前にスキ
ャニングされた隣接画素と比較される。即ち、列が左側
から右側にスキャニングされると、最左側画素はその上
側画素と比較され、その残余画素は第1実施例と同様に
各左側画素と比較される。一方、列が右側から左側にス
キャニングされると、最左側画素は、その上側画素と比
較され、その残余画素は第1実施例と同様に各左側画素
と比較される。この比較結果を用いて、マッピング部1
20は、上部最左端画素には元の2値に関わらずマッピ
ング値「0」を割当て、現BAB内の残余画素には第1
実施例と同様に、対応する比較信号に応じてマッピング
値「0」または「1」を割当てる。結果として、図3中
の現BABデータは図7に示したマッピングBABデー
タに変換され、マッピングBABデータはその中に現B
ABデータと比較して非常に増加した「0」の個数を有
する。
【0024】本発明の第1または第2実施例により、マ
ッピング部120から発生されたマッピングBABデー
タは2値算術符号化部140に供給される。
【0025】2値算術符号化部140は、確率表130
に格納されておりマッピング値「0」または「1」に対
する2つの確率値を有する確率表に基づいて、マッピン
グBABデータを符号化する。例えば、マッピング値
「0」が高い確率値データ再構成部240/256を有
すると、マッピング値「1」は低い確率値16/256
を有する。従って、マッピング値「0」がマッピング値
「1」に比べて非常に高い確率値を有するため、マッピ
ングBABデータの符号化効率は、マッピングBABデ
ータ内の「0」の個数が増加するほど向上される。符号
化マッピングBABデータはMUX150に供給され
る。
【0026】MUX150において、符号化マッピング
BABデータは、ラインL10を介して画素値比較部1
10から入力された1つのビットデータと結合されるこ
とによって、符号化BABデータを発生する。好ましく
は、1つのビットデータは、2値算術符号化部140か
ら発生された符号化マッピングBABデータを表す出力
ビットストリームの最左端ビットに結合される。符号化
BABデータは伝送チャネル(図示せず)を通じて復号
化端に伝達される。
【0027】上記符号化の過程においては、現BAB内
の上部最左端画素がマッピング値「0」に設定される
と、マッピングBABデータはマッピング値「0」の確
率値により近くなるため、符号化マッピングBABデー
タのビットの長さはより短くなり、その結果、より改善
された符号化効率が達成される。
【0028】今、図2を参照すると、符号化過程とは逆
の復号化過程を実行する本発明による2値算術復号化装
置200のブロック図が示されている。
【0029】伝送チャネルを介して伝達された符号化B
ABデータは、逆多重化部(DEMUX)210に入力
され、1つのビットデータと符号化マッピングBABデ
ータとに分離される。1つのビットデータは、ラインL
20を介してデータ再構成部240に供給され、符号化
マッピングBABデータは2値算術復号化部230に供
給される。
【0030】2値算術復号化部230は、確率表220
に格納されており符号化端にて現BABデータを符号化
するのに用いられたのと同一の確率値を有する確率表を
用いて、符号化マッピングBABデータを復号化し、復
号化マッピングBABデータをデータ再構成部240に
供給する。ここで、誤差がない場合は、復号化マッピン
グBABデータは図1中のマッピング部120から発生
されたマッピングBABデータと同一である。
【0031】データ再構成部240は、復号化マッピン
グBABデータとDEMUX210からラインL20を
介して供給された1つのビットデータとに基づいて、現
BABデータを再構成する。ここで、1つのビットデー
タは、現BABデータの上部最左端画素の2値に対応す
る。従って、1つのビットデータが「1」であり上部最
左端画素の右側画素のマッピング値が「0」である場合
は、再構成現BABの上部最左端画素の2値は「1」と
して決定され、マッピング値「0」の画素値が上部最左
端画素の画素値と同一であることを表すので、上記マッ
ピング値「0」に対応する右側画素は、上部最左端画素
の2値(即ち、「1」)に従う。一方、同一の条件下
で、マッピング値が「1」である場合には、マッピング
値「1」は2つの隣接画素が異なる2値を有することを
表すので、右側画素の2値は「0」になる。続いて、再
構成現BABの各残余画素値も、該スキャニング順序に
従って、その左側または右側の画素値と対応マッピング
値とを用いて決定される。反面、符号化過程の説明を参
照すると、最左端画素値は、本発明の第1実施例によっ
て、その上側画素値と対応マッピング値とによって決定
される。一方、最左端画素または最右端画素は、第2実
施例によって、スキャニング順序を表す矢印に従ってそ
の前に再構成された隣接する画素値と対応マッピング値
とによって決定される。即ち、復号化過程は符号化過程
に基づいて定められる。現BABデータが上記過程を通
じて再構成された後、データ再構成部240は、現BA
Bデータと同一のパターンを有する再構成BABデータ
を、復号化BABデータとして出力する。
【0032】上述したように、従来のCAE技法の代わ
りに改善された2値算術符号化技法を用いて、少なくと
も、本発明は、現BAB内の各画素に対するコンテキス
ト番号の計算を要しないので、計算上の複雑性が著しく
減少し、且つ、確率表がマッピング値「0」、「1」に
対応するただ2つの確率値のみを有するので、メモリの
大きさも小さくなる。さらに、2値形状信号を符号化す
るのに用いられた確率値の数が減少され、マッピングB
ABデータが元のBABデータに比べてその中に非常に
増加した「0」の個数を有するため、符号化の効率がよ
り向上され得る。
【0033】上記において、本発明の好適な実施の形態
について説明したが、本発明の請求範囲を逸脱すること
なく、当業者は種々の改変をなし得るであろう。
【0034】
【発明の効果】従って、本発明によれば、CAE技法の
代わりに改善された2値算術符号化技法を用いて2値形
状信号を効果的に符号化/復号化することによって、よ
り改善され単純化された2値形状信号の符号化を達成す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による2値算術符号化装置のブロック図
である。
【図2】同じく、本発明による2値算術符号化装置のブ
ロック図である。
【図3】8×8個の画素を有するブロックの例示図であ
る。
【図4】本発明の第1及び第2実施例による画素スキャ
ニングの順序を示す模式図である。
【図5】同じく、本発明の第1及び第2実施例による画
素スキャニングの順序を示す模式図である。
【図6】図4及び図5に示した画素スキャニングの順序
に基づいて決定された図3中のブロックのマッピングブ
ロックを示す模式図である。
【図7】同じく、図4及び図5に示した画素スキャニン
グの順序に基づいて決定された図3中のブロックのマッ
ピングブロックを示す模式図である。
【図8】イントラ・コンテキスト及びインタ・コンテキ
ストを示す模式図である。
【図9】同じく、イントラ・コンテキスト及びインタ・
コンテキストを示す模式図である。
【図10】現境界BABを示す模式図である。
【図11】境界動き補償BABを示す模式図である。
【符号の説明】
100、200 2値算術符号化装置 110 画素値比較部 120 マッピング部 130、220 確率表 140、230 2値算術符号化部 150 MUX 210 DEMUX 240 データ再構成部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々が2値画素のうちの1つを有する
    M×N個(M及びNは正の整数)の画素を有する2値形
    状信号を符号化する2値形状信号符号化/復号化装置で
    あって、 前記2値形状信号を予め定められたスキャニング順序で
    スキャニングし、最初にスキャニングされた画素の画素
    値を表す1つのビットデータを供給するスキャニング手
    段と、 前記スキャニングされた2値形状信号を用いて前記M×
    N個の各画素をその前にスキャニングされた隣接する画
    素と比較し、第1または第2比較信号を発生する比較手
    段と、 前記第1または第2比較信号に応じて前記M×N個の各
    画素に2つのマッピング値のうちの1つを割当て、前記
    2値形状信号内の前記M×N個の各画素に対応する前記
    割当て済マッピング値を用いてマッピング信号を発生す
    るマッピング手段と、 前記2つのマッピング値に対応する確率値を用いてマッ
    ピング信号を算術符号化することによって、符号化マッ
    ピング信号を発生する算術符号化手段と、 前記1つのビットデータ及び符号化マッピング信号を多
    重化して、符号化2値形状信号を発生する多重化手段と
    を含むことを特徴とする2値形状信号符号化装置。
  2. 【請求項2】 前記比較手段が、前記M×N個の各画
    素の2値がその前にスキャニングされた隣接する画素の
    2値と同一である場合は、前記第1比較信号を発生し、
    そうでない場合には、前記第2比較信号を発生すること
    を特徴とする請求項1に記載の2値形状信号符号化装
    置。
  3. 【請求項3】 前記2つのマッピング値のうち第1番
    目のマッピング値が第2番目のマッピング値に比べてよ
    り大きい確率値に対応すると、前記割当手段は最初にス
    キャニングされた画素には前記第1番目のマッピング値
    を割当て、前記2値形状信号の各残余画素には対応する
    比較信号に応じて第1または第2マッピング値を割当て
    ることを特徴とする請求項2に記載の2値形状信号符号
    化装置。
  4. 【請求項4】 前記1つのビットデータが符号化マッ
    ピング信号の最左端ビットに結合されることによって、
    符号化2値形状信号を発生することを特徴とする請求項
    3に記載の2値形状信号符号化装置。
  5. 【請求項5】 前記符号化2値形状信号を復号化する
    2値形状信号復号化装置であって、 前記符号化2値形状信号を逆多重化して、1つのビット
    データと符号化マッピング信号とを求める逆多重化手段
    と、 前記符号化過程に用いられた確率値を用いて符号化マッ
    ピング信号を復号化することによって、2つのマッピン
    グ値のうちの1つを有するM×N個(M及びNは正の整
    数)のマッピング画素を含む復号化マッピング信号を発
    生する算術復号化手段と、 前記1つのビットデータ及び前記復号化マッピング信号
    を用いて、各々が2つの2値のうちの1つを有するM×
    N個の2値画素を含む2値形状信号を再構成する再構成
    手段とを含むことを特徴とする2値形状信号復号化装
    置。
  6. 【請求項6】 前記再構成手段が、 前記2値形状信号内の前記M×N個の2値画素のうち、
    前記1つのビットデータを上部最左端画素に割当てる手
    段と、 前記M×N個のマッピング画素のうち対応する1つの画
    素のマッピング値と該当2値画素の前に再構成され隣接
    する画素の2値とを用いて、前記2つの2値画素のうち
    の1つを前記2値形状信号内の各残余2値画素に割当て
    ることによって、前記2値形状信号を再構成する手段と
    を有することを特徴とする請求項5に記載の2値形状信
    号復号化装置。
  7. 【請求項7】 前記2つのマッピング値のうち第1番
    目のマッピング値が第2番目のマッピング値に比べてよ
    り大きい確率値に対応するとき、前記M×N個のマッピ
    ング画素のうち対応する1つの画素が第1番目のマッピ
    ング値を有する場合は、前記2値形状信号内の各残余2
    値画素はその前に再構成され隣接する2値画素と同一の
    2値を有し、そうでない場合には、その前に再構成され
    た隣接する画素と異なる2値を有することを特徴とする
    請求項6に記載の2値形状信号復号化装置。
JP134499A 1998-04-24 1999-01-06 2値形状信号符号化/復号化装置 Pending JPH11313211A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR1998-14642 1998-04-24
KR1019980014642A KR100281322B1 (ko) 1998-04-24 1998-04-24 이진 형상 신호 부호화 및 복호화 장치와 그 방법

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11313211A true JPH11313211A (ja) 1999-11-09

Family

ID=19536652

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP134499A Pending JPH11313211A (ja) 1998-04-24 1999-01-06 2値形状信号符号化/復号化装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6285795B1 (ja)
JP (1) JPH11313211A (ja)
KR (1) KR100281322B1 (ja)
GB (1) GB2336736B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007525100A (ja) * 2003-06-30 2007-08-30 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ モーション情報を符号化するための方法及び装置

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6707572B1 (en) * 1997-09-12 2004-03-16 Tesseron, Ltd. Filtering method to reduce pixel density
KR100636521B1 (ko) * 1999-10-08 2006-10-18 주식회사 팬택앤큐리텔 선택적인 격행주사 모양정보 부호화시 컨텍스트 구성 방법
KR20020020886A (ko) * 2000-03-07 2002-03-16 요트.게.아. 롤페즈 산술적으로 인코딩된 정보신호의 산술 디코딩
KR100460947B1 (ko) * 2002-01-16 2004-12-09 삼성전자주식회사 영상신호 처리장치 및 방법
FR2871018A1 (fr) 2004-05-25 2005-12-02 St Microelectronics Sa Procede et dispositif pour les systemes d'interpolation d'images par estimation et compensation de mouvement
GB0525234D0 (en) * 2005-12-12 2006-01-18 Qinetiq Ltd Correlation apparatus
US7903894B2 (en) * 2006-10-05 2011-03-08 Microsoft Corporation Color image coding using inter-color correlation
EP3244610A1 (en) 2016-05-12 2017-11-15 Thomson Licensing Method and device for context-adaptive binary arithmetic coding a sequence of binary symbols representing a syntax element related to video data

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4369463A (en) * 1981-06-04 1983-01-18 International Business Machines Corporation Gray scale image data compression with code words a function of image history
US5298992A (en) 1992-10-08 1994-03-29 International Business Machines Corporation System and method for frame-differencing based video compression/decompression with forward and reverse playback capability
JP2836467B2 (ja) * 1993-12-16 1998-12-14 日本電気株式会社 2値シンボルの符号化・復号化回路
GB2291553A (en) 1994-07-13 1996-01-24 Ibm Digital image compression system

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007525100A (ja) * 2003-06-30 2007-08-30 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ モーション情報を符号化するための方法及び装置
JP2010268504A (ja) * 2003-06-30 2010-11-25 Ntt Docomo Inc モーション情報を符号化するための方法及び装置
US7978769B2 (en) 2003-06-30 2011-07-12 Ntt Docomo, Inc. Method and apparatus for coding motion information
JP2012157009A (ja) * 2003-06-30 2012-08-16 Ntt Docomo Inc モーション情報を符号化するための方法及び装置
JP2014060724A (ja) * 2003-06-30 2014-04-03 Ntt Docomo Inc モーション情報を符号化するための方法及び装置
US9967589B2 (en) 2003-06-30 2018-05-08 Ntt Docomo, Inc. Method and apparatus for updating predictions when coding motion information

Also Published As

Publication number Publication date
US6285795B1 (en) 2001-09-04
GB2336736B (en) 2002-07-31
KR100281322B1 (ko) 2001-02-01
GB2336736A (en) 1999-10-27
KR19990080991A (ko) 1999-11-15
GB9828597D0 (en) 1999-02-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5594504A (en) Predictive video coding using a motion vector updating routine
KR100488422B1 (ko) 그레이스케일모양정보부호화/복호화장치및그방법
KR19990071425A (ko) 이진 형상 신호 부호화 장치 및 방법_
JP4447061B2 (ja) 2値形状信号の符号化方法
TW201143458A (en) Dynamic image encoding device and dynamic image decoding device
US5933105A (en) Context-based arithmetic encoding/decoding method and apparatus
EP0924932A2 (en) Apparatus and method of adaptively coding/decoding interlaced shape information
JPH11313211A (ja) 2値形状信号符号化/復号化装置
JP3466164B2 (ja) 画像符号化装置、画像復号化装置、画像符号化方法、画像復号化方法、及び媒体
EP1021043A2 (en) Object-based coding and decoding apparatuses and methods for image signals
JP3877892B2 (ja) 2値形状信号符号化装置
JPH06223171A (ja) 符号化装置及び復号化装置
US20060120459A1 (en) Method for coding vector refinement information required to use motion vectors in base layer pictures when encoding video signal and method for decoding video data using such coded vector refinement information
JPH09326024A (ja) 画像符号及び復号化方法とその装置
JP2004007788A (ja) 動画像符号化装置、動画像符号化方法、動画像復号装置、および動画像復号方法
KR100281328B1 (ko) 콘텍스트 기반 산술 부호화/복호화 방법 및 장치
US6553149B1 (en) Shape information coding and decoding apparatus for adaptively bordering and method therefor
JP3971008B2 (ja) 2値形状信号符号化/復号化装置
KR100522171B1 (ko) 임의 형상 프레임 생성기 및 그를 이용한 임의 형상프레임 생성 방법
KR100463001B1 (ko) 발생위치가무작위인점들의위치정보부호화방법
KR100477795B1 (ko) 이진모양정보의신축형모양정보부호화시부가정보부호화방법
KR100483674B1 (ko) 신축형모양정보부호화시손실부호화방법
KR100483675B1 (ko) 신축형모양정보부호화시손실부호화방법
KR100462999B1 (ko) 대상물영상의정점위치다중부호화방법및이를이용한mpeg-4vop의정점위치다중부호화방법
KR19990065274A (ko) 격행주사를 위한 모양정보 부호화 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051110

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060509

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070130