JPH11312815A - 薄膜太陽電池の製造方法 - Google Patents

薄膜太陽電池の製造方法

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JPH11312815A
JPH11312815A JP10118718A JP11871898A JPH11312815A JP H11312815 A JPH11312815 A JP H11312815A JP 10118718 A JP10118718 A JP 10118718A JP 11871898 A JP11871898 A JP 11871898A JP H11312815 A JPH11312815 A JP H11312815A
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film
laser
solar cell
thin
semiconductor
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JP10118718A
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English (en)
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Shinichi Shimakawa
伸一 島川
Takayuki Negami
卓之 根上
Takahiro Wada
隆博 和田
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Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy
    • Y02E10/541CuInSe2 material PV cells
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

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  • Photovoltaic Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 薄膜太陽電池を構成する各膜を分割する際の
熱による盛り上がりや溶融だれ、さらには膜質の劣化
を、膜分割のために照射するレーザを適切なものとする
ことにより抑制する。 【解決手段】 絶縁性基板1上に形成した、下部電極層
(金属膜)2、半導体接合層3および上部電極層(透明
導電膜)4を、パルス幅が40ns以下となるように連
続発振させたレーザビームL1、L2およびL3を照射す
ることにより分割する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、薄膜太陽電池の製
造方法に関するものであり、さらに詳しくは例えばカル
コパライト構造半導体を利用した化合物薄膜太陽電池モ
ジュールの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のCuInSe2(CIS)薄膜太
陽電池モジュールの構造および製造方法については、例
えば、1995年第13回ヨーロッパ光起電力太陽エネルギー
会議論文集p1451〜p1455(13th European Photovoltaic
Solar Conference 1995 pp.1451-1455)に示されてい
る。このようなCIS薄膜太陽電池は、ユニットセルを
直列接続した構造を有しており、例えば、図6に示した
ように、絶縁性基板41上に、下部電極層42、CIS
薄膜とCdS薄膜とを接合したpn接合層43、上部電
極層44がこの順に形成されて太陽電池ユニット(ユニ
ットセル)が構成されており、pn接合層43が除去さ
れている部分において上部電極層44が下部電極層42
と接触することにより、隣接するユニットセルが直列接
続している。
【0003】このようなCIS薄膜太陽電池の製造方法
としては、フォトリソグラフィー法が用いられる。この
製造方法を図7を参照しながら以下に説明する。まず、
絶縁性基板41上に金属膜を形成して下部電極層42と
する(図7(a))。この金属膜は例えばスパッタリン
グ法により形成されるMo薄膜である。この下部電極層
42上にレジスト45を所定のパターンに印刷し、露光
し、現像し(図7(b))、下部電極層42をエッチン
グする(図7(c))。レジスト45を除去し、洗浄お
よび乾燥工程を経て、下部電極層42のパターニングを
完成させる(図7(d))。このパターン化された下部
電極層42上にpn接合層43として半導体膜を形成す
る(図7(e))。pn接合層43は、例えば蒸着法ま
たはスパッタリング法により成膜されるCuInSe2
薄膜と、さらにその上に例えば化学析出法により成膜さ
れるCdS薄膜とを含む層である。このpn接合層43
を、下部電極層42と同様の方法によりレジスト46を
用いてエッチングしてパターン化する(図7(f)
(g))。さらに、図示は省略するが、このpn接合層
上43に上部電極層として透明導電膜を成膜し、上記と
同様の方法によりパターニングする。この透明導電膜
は、例えばスパッタリング法により成膜されたITO薄
膜とされる(図6参照)。
【0004】この方法は、工程数が多く大面積の太陽電
池の製造に適していないため、近年、レーザスクライブ
法が検討されている。この方法は、各薄膜の分割をアー
クランプなどの連続放電ランプによってNd:YAG結
晶を励起して発振したレーザ(例えばNd:YAGレー
ザ)基本波を照射することにより各薄膜を分割するもの
である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
レーザスクライブ法においてNd:YAGレーザを連続
発振させて得られる各レーザパルスのピークエネルギー
は、十分に高いものではなかった。そのため、各薄膜に
照射して除去したスクライブ溝には、熱による盛り上が
り21(図8(a))、スクライブ溝における残留物2
4(図8(b))、溶融だれ25(図8(c))、さら
には膜質が劣化するという問題があった。その結果、各
薄膜の分割によるダメージ部の面積比率が高くなり、薄
膜太陽電池の発電効率が制限されることになっていた。
【0006】特に、絶縁性基板上に成膜された金属膜の
分割部分における膜の盛り上がりが大きいと、その上に
成膜する半導体膜の被着性が悪化し、膜剥がれなどが問
題になる。また、図9に示したように、半導体膜43の
分割部分における膜の盛り上がりが過度に至ると、金属
膜42と透明導電膜44の接続ができなくなる場合もあ
る。
【0007】また、レーザを用いずに切削などの方法に
より薄膜を分割するメカニカルスクライブ法も検討され
ているが、この方法には加工速度に制限があり、しかも
ダストが発生するという問題もある。
【0008】本発明は、上記従来の技術が有する問題を
解決すべく、発電効率、生産効率の観点から優れた薄膜
太陽電池の製造方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、薄膜太陽電池
を製造する際の薄膜の分割方法を鋭意検討した結果完成
されたものであって、この分割方法を利用した薄膜太陽
電池の製造方法を提供するものである。
【0010】このような分割方法による本発明の第1の
薄膜太陽電池の製造方法は、絶縁性基板上に、短冊状に
分割された薄膜からなる2以上の太陽電池ユニットを前
記太陽電池ユニットが直列接続するように形成する薄膜
太陽電池の製造方法であって、前記絶縁性基板上に金属
膜を形成する工程と、前記金属膜を短冊状に分割する工
程と、前記金属膜上にカルコパライト構造半導体層を含
む半導体膜を形成する工程と、前記半導体膜を短冊状に
分割する工程と、前記半導体膜上および前記半導体膜が
分割され前記金属膜が露出している部分に透明導電膜を
形成する工程と、前記透明導電膜を短冊状に分割する工
程とを含み、前記金属膜、前記半導体膜および前記透明
導電膜を、パルス幅が1〜40nsとなるように連続発
振させたレーザを照射して分割することを特徴とする。
【0011】また、本発明の第2の薄膜太陽電池の製造
方法は、絶縁性基板上に、短冊状に分割された薄膜から
なる2以上の太陽電池ユニットを前記太陽電池ユニット
が直列接続するように形成する薄膜太陽電池の製造方法
であって、前記絶縁性基板上に金属膜を形成する工程
と、前記金属膜を短冊状に分割する工程と、前記金属膜
上にカルコパライト構造半導体接合層を含む半導体膜を
形成する工程と、前記半導体膜を短冊状に分割する工程
と、前記半導体膜上および前記半導体膜が分割され前記
金属膜が露出している部分に透明導電膜を形成する工程
と、前記透明導電膜を短冊状に分割する工程とを含み、
前記金属膜、前記半導体膜および前記透明導電膜を、レ
ーザ結晶としてNd:YAGまたはNd:YVO4を用
い、レーザダイオードによる励起により発振させたレー
ザを照射して分割することを特徴とする。
【0012】このような薄膜太陽電池とすることによ
り、ランプ励起のNd:YAGレーザ基本波を用いて各
薄膜を分割したときに生じるような熱に起因する問題を
抑制することができる。また、フォトリソグラフィー法
を用いた場合よりも効率的に薄膜太陽電池を製造するこ
とができる。
【0013】前記薄膜太陽電池の製造方法においては、
前記半導体膜および前記透明導電膜を、各々の膜が有す
るバンドギャップ以上の光子エネルギーに対応する波長
を有するレーザを照射して分割することが好ましい。こ
の好ましい例によれば、さらにきれいな加工面を得るこ
とができ、太陽電池として寄与する面積を増大させるこ
とができる。
【0014】また、前記薄膜太陽電池においては、前記
カルコパライト構造半導体層と、IIb族元素およびVIb
族元素を含む化合物半導体層とのpn接合が含まれるよ
うに、前記半導体膜を形成することが好ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に本発明の薄膜太陽電池の製
造方法について具体的に説明する。
【0016】本発明の薄膜太陽電池の製造方法の好まし
い例によれば、絶縁性基板の上に成膜された、金属膜、
半導体膜および透明導電膜のいずれの膜を分割する際に
も、従来よりもパルス幅が短いレーザが用いられる。従
来のスクライブ法に用いられていたNd:YAGレーザ
は、アークランプによって励起しているため、一定の長
さ以上の固体結晶が必要で、レーザ発振器における共振
器も長くなり、連続発振でレーザを用いる際のパルス幅
が長くなっていた。パルス幅が長いと、各レーザパルス
でのピークエネルギーを十分に高くできない。これは、
図2に示したように、平均出力が一定の範囲内にある場
合には、パルス幅が長いと高いピークエネルギーが得ら
れないからである。なお、図2において平均出力は斜線
部分の面積に相当し、パルス幅はピーク出力の半値幅に
より定められる。
【0017】従来のランプ励起のNd:YAGレーザ
は、繰り返し周波数1〜30kHzにおいてパルス幅が
70〜200nsもある。しかし、本発明では、レーザ
ダイオードにより励起した従来よりもパルス幅を短くし
たレーザを用いるため、高いピークエネルギーを有する
レーザにより、各薄膜を分割することが可能となる。従
って、照射された部分の材料の蒸発が大きくなり、分割
部分における膜の盛り上がり、残留物、溶融による短絡
を抑制することができる。
【0018】レーザダイオードによる励起により発振す
るレーザの例を図3に示す。このような固体レーザにお
いては、レーザダイオード6の発振ピーク波長とレーザ
結晶8の吸収ピーク波長とが一致するように温度チュー
ニングすることにより、レンズ7により集光されるレー
ザダイオード励起パワーをわずか数mm長のレーザ結晶
に吸収させることができる。従って、ランプ励起のレー
ザと異なり、レーザ結晶を短くして共振器のミラー間の
距離を短くすることが可能となり、出力ミラー9から発
振するレーザ光のパルス幅を短くすることもできる。上
記に説明したように、同じ出力であっても各パルスのピ
ーク出力が大きくなると、照射された部分において薄膜
材料の蒸発が大きくなるため、熱による変形を伴わない
薄膜のシャープな微細加工には有利である。なお、レー
ザ結晶8には、Nd:YAGやNd:YVO4(ネオジ
ウム添加バナジウム酸イットリウム)を用いることが好
ましい。
【0019】図4に、従来のランプ励起の固体レーザの
例を示す。この固体レーザでは、楕円鏡15内に並列に
フラッシュランプ16とレーザ結晶18とが配置されて
いる。このような構造では、ミラー17、19間の間隔
の狭小化には制限が伴うことになる。
【0020】さらに、半導体膜や透明導電膜にレーザを
照射する場合は、加工する膜の特性に適合するレーザビ
ーム、具体的には加工・除去する膜への吸収が高くなる
波長のレーザビームを選択して照射することにより、膜
の表面上でほとんどのエネルギーが吸収されて下層膜へ
のダメージが少ない状態で、膜を光化学反応により選択
的に加工できる。具体的には、各膜のバンドギャップよ
りも高い光子エネルギーをもつ、波長のレーザビームを
選択することが好ましい。
【0021】このような薄膜太陽電池の例を図1に示
す。この薄膜太陽電池は、ガラス板などの絶縁性基板1
上に、Mo薄膜などの金属膜からなる下部電極層2、p
型半導体層とn型半導体層とからなる接合層およびZn
O層などの窓層を含む半導体接合層3、ITO膜などの
透明導電膜からなる上部電極層4が、この順に形成され
てなるものである。上記各層はそれぞれ溝部により分断
されている。図1には示されていないが、この薄膜太陽
電池には、複数の溝部が互いにほぼ平行に膜面内をスリ
ット状に伸長している。この溝部により、上記各層は互
いに平行に配列した短冊状態となるように分割され、こ
のように短冊状に分割された各層により、膜厚方向に1
つのユニットセルが構成されている。
【0022】図1に示したように、このユニットセル
は、上部電極が隣接する一方のユニットセルの下部電極
と電気的に接続してユニットセル間の直列接続を構成し
ている。また、ユニットセルの下部電極は、必要に応じ
て隣接する他方のユニットセルの上部電極と電気的に接
続している。このように、ユニットセルの直列接続は、
必要に応じて定められる所望の数のユニットセル間にお
いて順次構成される。この接続は、図1に示すように、
半導体膜の溝部に形成された上部電極が下部電極と接続
することにより確保されている。
【0023】図1に示した薄膜太陽電池は、各層のスリ
ット状分断部分の位置関係に一つの特徴を有する。すな
わち、従来型の薄膜太陽電池と同様、下部電極層2の溝
部と半導体膜3の溝部とが重ならないように形成されて
いるばかりではなく、上部電極層4の溝部が半導体膜の
溝部と重ならないように、この溝部を挟んで下部電極の
溝部と反対側に形成されている。
【0024】この薄膜太陽電池は、従来のランプ励起に
より発振したレーザ基本波を用いたスクライブを利用し
た構成とは異なり、各ユニットセルの良好な直列接続を
確保するために絶縁層を形成する必要がない。このた
め、発電に寄与する面積の比率を高めることができる。
【0025】なお、各膜の膜厚は、特に限定されるもの
ではないが、金属膜については0.5〜2.0μm、p
n接合を含む半導体接合層については0.4〜4.0μ
m、透明導電膜については0.05〜1.0μmとする
ことが好ましい。
【0026】図5は、本発明の薄膜太陽電池の製造方法
の例を示すものである。この製造方法を図5(a)〜
(e)に沿って説明する。
【0027】まず絶縁性基板1上に、下部電極層2とし
て、例えばMo薄膜などの金属膜をスパッタリング法に
より成膜する(図5(a))。このときの膜厚は0.5
〜2.0μmである。次に、この金属膜をレーザビーム
1を用いたレーザスクライブ法により短冊状に分割す
る(図5(b))。このときのレーザビームのパルス幅
は40ns以下が好ましい。
【0028】例えば、Mo薄膜の膜厚が1.0μmであ
り、波長が1.06μmでパルス幅が70ns以上のラ
ンプ励起によるNd:YAGレーザを100mm/秒で
走査しながら照射して、スクライブ溝の幅が100μm
になるように加工した場合、分割部分端部の盛り上がり
23(図8参照)が膜厚22の2倍程度の2.0μm前
後になる。そのため、半導体膜を成膜した際の被着性が
悪く、膜剥がれなどが問題になる。一方、波長が1.0
6μmでパルス幅が40ns以下のレーザダイオード励
起によるNd:YAGレーザまたはNd:YVO4レー
ザを用いて同じ加工をした場合は、分割部端部の盛り上
がりが0.8μm以下(パルス幅40nsで0.8μm
程度、パルス幅30nsで0.6μm程度)となり、半
導体膜の被着性は改善される。
【0029】Mo薄膜のレーザ波長に対する反射率は、
波長1.0μmで約60%、波長0.5μmで約50%
であり、短波長になるほど反射率が小さくなって吸収率
が向上する。そのため、レーザ結晶にNd:YAGやN
d:YVO4を用いたレーザダイオード励起によるレー
ザの高調波(第2高調波(波長約0.53μm)や第3
高調波(波長約0.355μm))で加工すると、膜の
盛り上がりはさらに改善される。例えばNd:YAGレ
ーザの第2高調波をパルス幅40ns以下として100
mm/秒で走査しながら照射して、上記と同様の加工を
実施した場合、溝端部の盛り上がりを0.4μm以下と
することができる。
【0030】次に、下部電極層2を覆うように、p型半
導体層として、カルコパライト構造半導体薄膜、例えば
CuInSe2(CIS)膜またはGaを固溶したCu
(In,Ga)Se2(CIGS)膜を蒸着法またはス
パッタリング法により成膜する。さらにn型半導体層と
して、例えばCdS、ZnO、Zn(O,OH)、Zn
(O,OH,S)などの少なくともIIb族元素およびVI
b族元素を含む化合物層を化学析出法またはスパッタリ
ング法で成膜することにより、pn接合層3とする(図
2(c))。
【0031】このようにして形成されたpn接合を含む
半導体膜をレーザビームL2で分割する(図2
(d))。このときのレーザビームも、上記と同様の理
由からパルス幅を40ns以下とすることが好ましく、
さらに高調波を利用することが好ましい。
【0032】特に半導体膜は積層膜であるため、レーザ
ビーム照射側から順に加工されていくことが好ましい。
レーザビームが上層を透過して下層から溶融していく場
合、例えばCdS膜/CIGS膜/Mo膜の積層構造に
おいてCdS膜を透過してCIGS膜とMo膜が先に溶
融して加工されると、スクライブ溝の側面に下層膜の残
留物が付着し、リークの原因となりやすい。そのため、
上層を構成するn型半導体層に吸収されるレーザの波長
を選択することが好ましい。
【0033】例えばCdS膜のエネルギーギャップは約
2.5eV、窓層として形成されるZnO膜は約3.2
eVであって、これらのエネルギーギャップを超える光
子エネルギーを有するレーザ波長はそれぞれ0.50μ
m以下、0.39μm以下である。従って、具体的に
は、レーザ結晶にNd:YAGやNd:YVO4を用い
たレーザダイオード励起によるレーザの第3高調波(波
長約0.355μm)や第4高調波(波長約0.266
μm)を用いることが好ましく、この範囲で発振するレ
ーザを選択することが好ましい。なお、他のZn系薄膜
を用いた場合でも、選択する波長は0.39μm以下と
することが好ましい。
【0034】従来のランプ励起によるパルス幅70ns
のNd:YAGレーザ第3高調波(波長約0.355μ
m)により、CdS膜/CIGS膜/Mo膜またはZn
(O,OH,S)膜/CIGS膜/Mo膜(膜厚3.0
μm)に、繰り返し周波数10kHz、100mm/秒
で走査しながら照射して、Mo膜が残存するように半導
体膜を分割すると、分割部分の膜の盛り上がり高さは
1.0〜2.0μmとなる。この程度にまでスクライブ
溝部分における膜の盛り上がりが高くなると、図9に示
したように下部電極層42(金属膜)と上部電極層44
(透明導電膜)との接続が困難となる場合がある。一
方、レーザ結晶にNd:YAGやNd:YVO4を用い
たレーザダイオード励起によるパルス幅を40ns以下
としたレーザの第3高調波(波長約0.355μm)を
照射して、上記と同様に半導体膜を加工した場合には、
膜の盛り上がりが0.3μm以下であるシャープな加工
面を得ることができるため、上下電極層の接続も容易と
なる。
【0035】さらに続いて、pn接合を含む半導体膜上
に、上部電極層4として、例えばZnO膜、ZnO:A
l膜、ITO膜などをスパッタリング法により成膜す
る。この透明導電膜は半導体膜を分割して形成された溝
部分にも形成され、この部分に形成された透明導電膜に
より上部電極層4と下部電極層2とが電気的に接続する
(図2(e))。
【0036】この透明導電膜はレーザビームL3により
分割される(図2(f))。このときのレーザビーム
も、上記と同様の理由からパルス幅を40ns以下とす
ることが好ましく、さらに高調波を利用することが好ま
しい。
【0037】例えばZnO膜のエネルギーギャップは約
3.2eV、ZnO:Al膜は約3.3eV、ITO膜
のエネルギーギャップは約4.2eVであって、エネル
ギーギャップを超える光子エネルギーを有するレーザ波
長はそれぞれ0.39μm以下、0.38μm以下、
0.30μm以下である。従って、具体的にはレーザ結
晶にNd:YAGやNd:YVO4を用いたレ−ザダイ
オ−ド励起によるレーザの第3高調波(波長約0.35
5μm)や第4高調波(波長約0.266μm)を用い
ることが好ましく、この範囲で発振する波長のレーザを
選択して用いることが好ましい。このようなレーザによ
り加工すれば、透明導電膜の表面上でほとんどのエネル
ギーが吸収されて下層膜へのダメージが少ない状態で、
膜を光化学反応により選択的に加工できる。
【0038】従来のランプ励起によるパルス幅70ns
のNd:YAGレーザ第3高調波(波長約0.355μ
m)により、ZnO膜/CdS膜/CIGS膜/Mo膜
またはZnO膜/Zn(O,OH,S)膜/CIGS膜
/Mo膜(膜厚3.0μm)に繰り返し周波数10kH
z、100mm/秒で走査しながら照射して、ZnO膜
(膜厚0.2μm)のみを分割すると、分割部分の膜の
盛り上がりは0.4μm程度となる。一方、レーザ結晶
にNd:YAGやNd:YVO4を用い、レーザダイオ
ードにより励起されたレーザの第3高調波(波長約0.
355μm)のパルス幅を40ns以下で照射して、上
記と同様に半導体膜を加工した場合には、膜の盛り上が
りが0.1μm以下であるシャープな加工面を得ること
ができる。
【0039】以上に説明した実施形態によれば、絶縁性
基板上に成膜された、金属膜、半導体膜、透明導電膜の
いずれの分割部分も、熱的な影響が軽減されたシャープ
な加工面により構成することができる。さらに、加工・
除去する膜に吸収係数が高くなる波長のレーザを選択的
に照射すると、表面上でほとんどのエネルギーが吸収さ
れ、上層膜を選択的に加工しながら下層膜へのダメージ
を少なくすることができる。
【0040】
【発明の効果】本発明の薄膜太陽電池の製造方法によれ
ば、薄膜太陽電池を構成する金属膜、半導体膜および透
明導電膜を、パルス幅が1〜40nsとなるように連続
発振させたレーザを照射して分割することにより、ある
いはレーザ結晶としてNd:YAGまたはNd:YVO
4 を用い、レーザダイオードによる励起により発振させ
たレーザを照射して分割することにより、各膜の分割部
分を熱による影響が軽減されたシャープな加工面とし
て、分割によるダメージ部の面積比率を低くして薄膜太
陽電池の発電効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の薄膜太陽電池の例の断面構造を示す
図である。
【図2】 レーザのパルスにおけるパルス幅とピーク出
力との関係を示す図である。
【図3】 レーザダイオード励起によるレーザ発振の概
略を示す図である。
【図4】 ランプ励起によるレーザ発振の概略を示す図
である。
【図5】 本発明の薄膜太陽電池の製造方法の例を断面
方向から示す図である。
【図6】 フォトリソグラフィー法により製造された薄
膜太陽電池の例の断面構造を示す図である。
【図7】 従来のフォトリソグラフィー法による薄膜太
陽電池の製造方法の例を断面方向から示す図である。
【図8】 レーザの照射による膜の変形を説明するため
の図である。
【図9】 半導体膜の熱による変形(盛り上がり)によ
る影響を説明するための図である。
【符号の説明】
1 絶縁性基板 2 下部電極層 3 半導体接合層 4 上部電極層 6 レーザダイオード 8 レーザ結晶 9 出力ミラー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁性基板上に、短冊状に分割された薄
    膜からなる2以上の太陽電池ユニットを前記太陽電池ユ
    ニットが直列接続するように形成する薄膜太陽電池の製
    造方法であって、 前記絶縁性基板上に金属膜を形成する工程と、前記金属
    膜を短冊状に分割する工程と、前記金属膜上にカルコパ
    ライト構造半導体層を含む半導体膜を形成する工程と、
    前記半導体膜を短冊状に分割する工程と、前記半導体膜
    上および前記半導体膜が分割され前記金属膜が露出して
    いる部分に透明導電膜を形成する工程と、前記透明導電
    膜を短冊状に分割する工程とを含み、 前記金属膜、前記半導体膜および前記透明導電膜を、パ
    ルス幅が1〜40nsとなるように連続発振させたレー
    ザを照射して分割することを特徴とする薄膜太陽電池の
    製造方法。
  2. 【請求項2】 絶縁性基板上に、短冊状に分割された薄
    膜からなる2以上の太陽電池ユニットを前記太陽電池ユ
    ニットが直列接続するように形成する薄膜太陽電池の製
    造方法であって、 前記絶縁性基板上に金属膜を形成する工程と、前記金属
    膜を短冊状に分割する工程と、前記金属膜上にカルコパ
    ライト構造半導体層を含む半導体膜を形成する工程と、
    前記半導体膜を短冊状に分割する工程と、前記半導体膜
    上および前記半導体膜が分割され前記金属膜が露出して
    いる部分に透明導電膜を形成する工程と、前記透明導電
    膜を短冊状に分割する工程とを含み、 前記金属膜、前記半導体膜および前記透明導電膜を、レ
    ーザ結晶としてNd:YAGまたはNd:YVO4 を用
    い、レーザダイオードによる励起により発振させたレー
    ザを照射して分割することを特徴とする薄膜太陽電池の
    製造方法。
  3. 【請求項3】 前記半導体膜および前記透明導電膜を、
    各々の膜が有するバンドギャップ以上の光子エネルギー
    に対応する波長を有するレーザを照射して分割する請求
    項1または2に記載の薄膜太陽電池の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記カルコパライト構造半導体層と、II
    b族元素およびVIb族元素を含む化合物半導体層とのp
    n接合が含まれるように、前記半導体膜を形成する請求
    項1〜3のいずれかに記載の薄膜太陽電池の製造方法。
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