JPH11312094A - 診断装置および診断方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体 - Google Patents

診断装置および診断方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体

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JPH11312094A
JPH11312094A JP10120665A JP12066598A JPH11312094A JP H11312094 A JPH11312094 A JP H11312094A JP 10120665 A JP10120665 A JP 10120665A JP 12066598 A JP12066598 A JP 12066598A JP H11312094 A JPH11312094 A JP H11312094A
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cpu
controller board
rom
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erroneous mounting
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JP10120665A
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Yoshiaki Hirano
義昭 平野
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 種類は異なるが互換性のあるCPUの誤実装
を防ぐことである。 【解決手段】 実装されているメモリの資源情報または
通信可能なエンジンの資源情報を取得して識別されるC
PU102の識別情報との照合から装着されるCPU1
02の誤装着状態を判定して表示部106に表示する構
成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1つのプログラム
ROMに記憶される制御プログラムを互換性を保持して
実行可能な種類の異なるCPUが装着されたコントロー
ラボードを診断するあるいは所定の通信媒体を介して第
1のコントローラボードと通信し、かつ、1つのプログ
ラムROMに記憶される制御プログラムを互換性を保持
して実行可能な種類の異なるCPUを装着可能な第2の
コントローラボードを診断する診断装置および診断方法
およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納
した記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、種々の制御ボードには、制御対象
に応じて種々の電子部品がチップオンされ、他の制御ボ
ードと通信して種々のデータ処理,ドライバの駆動制御
等を行うように構成されている。この場合において、制
御ボード上にチップオンされた所定の1種類のプログラ
ムROMで、複数種類のコントローラボードを制御する
場合、CPUのID番号を読み取りROMのウエイト数
を変更するという提案が既になされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例は、実装された部品が正しいかどうか判断するもの
ではないため、ピン配置仕様に互換性があり、種類の異
なるCPUが誤実装されても判別することができず、そ
のCPUが種類の異なるCPUかどうかを認知すること
ができないとともに、該異なるCPUにより誤動作を引
き起こしてしまう等の問題点があった。
【0004】本発明は上記の問題点を解消するためにな
されたもので、本発明の目的は、実装されているメモリ
の資源情報または通信可能なエンジンの資源情報を取得
して識別されるCPUの識別情報との照合から装着され
るCPUの誤装着状態を判定して表示することにより、
互換性はあるが種類の異なるCPUを機種毎に分けて使
用し、かつ、1種類のプログラムROMで複数の機種を
制御する場合、機種毎に違うフォントROMの種類,エ
ンジンの種類等を判定して、正しいCPUが装着されて
いるかどうかを判定でき、種類は異なるが互換性のある
CPUの誤実装を防ぐことができる診断装置および診断
方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを
格納した記憶媒体を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、1つのプログラムROMに記憶される制御プログラ
ムを互換性を保持して実行可能な種類の異なるCPUが
装着されたコントローラボードを診断する診断装置であ
って、内蔵されるフォントROMの資源情報と前記CP
Uの識別情報とを照合して装着されるCPUの誤装着状
態を判定する判定手段と、前記判定手段による誤装着状
態の判定結果を表示する表示手段とを有するものであ
る。
【0006】本発明に係る第2の発明は、前記資源情報
は、前記フォントROMの種類,容量を含むものであ
る。
【0007】本発明に係る第3の発明は、所定の通信媒
体を介して第1のコントローラボードと通信し、かつ、
1つのプログラムROMに記憶される制御プログラムを
互換性を保持して実行可能な種類の異なるCPUが装着
された第2のコントローラボードを診断する診断装置で
あって、前記第1のコントローラボードの資源情報と前
記CPUの識別情報とを照合して装着されるCPUの誤
装着状態を判定する判定手段と、前記判定手段による誤
装着状態の判定結果を表示する表示手段とを有するもの
である。
【0008】本発明に係る第4の発明は、前記第1のコ
ントローラボードは、プリンタエンジンを制御するもの
である。
【0009】本発明に係る第5の発明は、前記第1のコ
ントローラボードの資源情報は、プリンタエンジンの識
別情報とするものである。
【0010】本発明に係る第6の発明は、1つのプログ
ラムROMに記憶される制御プログラムを互換性を保持
して実行可能な種類の異なるCPUが装着されたコント
ローラボードを診断する診断方法であって、内蔵される
フォントROMの資源情報と前記CPUの識別情報とを
照合して装着されるCPUの誤装着状態を判定する判定
工程と、前記判定工程による誤装着状態の判定結果を表
示部に表示する表示工程とを有するものである。
【0011】本発明に係る第7の発明は、所定の通信媒
体を介して第1のコントローラボードと通信し、かつ、
1つのプログラムROMに記憶される制御プログラムを
互換性を保持して実行可能な種類の異なるCPUが装着
された第2のコントローラボードを診断する診断方法で
あって、前記第1のコントローラボードの資源情報と前
記CPUの識別情報とを照合して装着されるCPUの誤
装着状態を判定する判定工程と、前記判定工程による誤
装着状態の判定結果を表示部に表示する表示工程とを有
するものである。
【0012】本発明に係る第8の発明は、1つのプログ
ラムROMに記憶される制御プログラムを互換性を保持
して実行可能な種類の異なるCPUが装着されたコント
ローラボードを診断する装置を制御するコンピュータが
読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体であっ
て、内蔵されるフォントROMの資源情報と前記CPU
の識別情報とを照合して装着されるCPUの誤装着状態
を判定する判定工程と、前記判定工程による誤装着状態
の判定結果を表示部に表示する表示工程とを有するもの
である。
【0013】本発明に係る第9の発明は、所定の通信媒
体を介して第1のコントローラボードと通信し、かつ、
1つのプログラムROMに記憶される制御プログラムを
互換性を保持して実行可能な種類の異なるCPUが装着
された第2のコントローラボードを診断する装置を制御
するコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納し
た記憶媒体であって、前記第1のコントローラボードの
資源情報と前記CPUの識別情報とを照合して装着され
るCPUの誤装着状態を判定する判定工程と、前記判定
工程による誤装着状態の判定結果を表示部に表示する表
示工程とを有するものである。
【0014】
【発明の実施の形態】〔第1実施形態〕図1は、本発明
の第1実施形態を示す診断装置を適用可能な画像処理装
置の構成を説明するブロック図であり、例えばプリンタ
コントローラ1とプリンタエンジン2とが通信可能な画
像処理装置(プリンタ等)に対応する。
【0015】プリンタコントローラ1において、101
はHOSTI/F回路で、図示しないホストコンピュー
タとの通信処理を行う。102はCPUで、後述するプ
ログラムROM,拡張ROMに記憶された制御プログラ
ムを実行してバス上に接続された各デバイスとのアクセ
スを制御して、プリンタエンジン2に対してビットマッ
プに展開された画像データを出力するとともに、プリン
タエンジン2からのステータスを受信してプリンタエン
ジン2の動作状態を監視している。
【0016】106は表示部で、プリンタの状態を表示
する。107はプリンタインタフェースで、プリンタエ
ンジン2とのインタフェースをとる。103は内蔵され
るRAMで、ホストインタフェース(HOSTI/F)
101からのデータを蓄えたり、ビットマップ展開した
後のデータを蓄える。108は拡張RAMで、HOST
I/F101からのデータを蓄えたり、ビットマップ展
開した後のデータを蓄える。
【0017】104はプログラムROMで、プリンタコ
ントローラ1を制御するプログラムが書き込まれてい
る。105はフォントROMで、フォントデータが書き
込まれている。109は拡張ROMで、プリンタコント
ローラ1を制御するプログラムが書き込まれている。
【0018】プリンタエンジン2において、201はD
Cコントローラで、CPU202,RAM203,RO
M204を備え、CPU202はROM204に記憶さ
れた制御プログラムを実行して、スキャナ205,FA
N206,定着器207,搬送系駆動回路208等駆動
状態を制御する。
【0019】以下、本実施形態の特徴的構成について図
1を参照して説明する。
【0020】上記のように構成された1つのプログラム
ROM104に記憶される制御プログラムを互換性を保
持して実行可能な種類の異なるCPUが装着されたコン
トローラボードを診断する診断装置であって、内蔵され
るフォントROMの資源情報と前記CPUの識別情報と
を照合して装着されるCPUの誤装着状態を判定する判
定手段(装着されたCPU102がプログラムROM1
04,拡張ROM109に格納された制御プログラムを
実行して自己判定する)と、前記判定手段による誤装着
状態の判定結果を表示する表示手段(表示部106)と
を有するので、互換性はあるが種類の異なるCPUを機
種毎に分けて使用し、かつ、1種類のプログラムROM
で複数の機種を制御する場合、機種毎に違うフォントR
OMの種類を判定して、正しいCPUが装着されている
かどうかを判定でき、種類は異なるが互換性のあるCP
Uの誤実装状態をユーザに明示することができる。
【0021】また、前記資源情報は、前記フォントRO
Mの種類,容量を含むので、コントローラボード上に装
着される他のメモリ資源から取得可能なフォントROM
の種類,容量とCPUの識別情報とからCPUの誤装着
状態を確実に判定することができる。
【0022】さらに、所定の通信媒体(インタフェース
等)を介して第1のコントローラボード(プリンタエン
ジンを制御するDCコントローラ201)と通信し、か
つ、1つのプログラムROMに記憶される制御プログラ
ムを互換性を保持して実行可能な種類の異なるCPUが
装着された第2のコントローラボード(プリンタコント
ローラ1)を診断する診断装置であって、前記第1のコ
ントローラボードの資源情報と前記CPUの識別情報と
を照合して装着されるCPUの誤装着状態を判定する判
定手段(装着されたCPU102がプログラムROM1
04または拡張ROM109に格納された制御プログラ
ムを実行して自己判定する)と、前記判定手段による誤
装着状態の判定結果を表示する表示手段(表示部10
6)とを有するので、互換性はあるが種類の異なるCP
Uを機種毎に分けて使用し、かつ、1種類のプログラム
ROMで複数の機種を制御する場合、機種毎に違うエン
ジンの種類を判定して、正しいCPUが装着されている
かどうかを判定でき、種類は異なるが互換性のあるCP
Uの誤実装状態をユーザに明示することができる。
【0023】また、前記第1のコントローラボードの資
源情報は、プリンタエンジンの識別情報とするので、他
のコントローラボードが制御するエンジンの識別情報と
CPUの識別情報とからCPUの誤装着状態を確実に判
定することができる。
【0024】図2は、本発明に係る診断装置における第
1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートであ
り、電源立ち上げ時の設定処理手順に対応する。なお、
(1)〜(12)は各ステップを示す。また、ID番号
(IDNo.)は、後述するCPUタイプを特定する情
報となり得るものである。
【0025】先ず、電源投入後、ステップ(1)でCP
Uタイプが書き込まれているCPU内のレジスタにアク
セスし、ID番号(IDNo.)を読み出す。次に、ス
テップ(2)でDRAMアクセス時のウエイト数(Wa
it数)を設定した後、ステップ(3)でプログラムR
OMアクセス時のウエイト数を設定し、ステップ(4)
でフォントROMアクセス時のウエイト数設定を行う。
【0026】次に、ステップ(5)でフォントROMの
容量,種類を読み出した後、ステップ(6)でフォント
ROMの容量が正しいかどうか判別し、例えば8MBで
あると判定した場合は、ステップ(7)へ進むが、8M
Bでないと判定した場合は、ステップ(9)へ進む。
【0027】例えば、フォントROMの容量が8MBの
機種はCPUタイプが「A」であり、フォントROMが
8MBでない機種はCPUタイプが「B」であるとする
と、ステップ(7)において、CPUタイプが「A」で
あるかどうかを判定し、CPUタイプが「A」でないと
判定した場合は、ステップ(8)で、「CPU誤実装」
と表示部106にパネル表示させる。
【0028】また、ステップ(6)で、フォントROM
が8MBでないと判定した場合は、ステップ(9)で、
CPUタイプが「B」であるかどうかを判定し、CPU
タイプが「B」でないと判定した場合は、ステップ
(8)で、「CPU誤実装」と表示部106にパネル表
示させる。
【0029】一方、ステップ(7)で、CPUタイプが
「A」であると判定した場合には、ステップ(10)
で、拡張RAMの装着状態をチェックし、ステップ(1
1)で、拡張ROMの装着状態をチェックし、ステップ
(12)で各タスクを起動させた後、Ready状態と
なる。
【0030】以下、本実施形態の特徴的構成について図
2を参照して説明する。
【0031】上記のように構成された1つのプログラム
ROM104に記憶される制御プログラムを互換性を保
持して実行可能な種類の異なるCPUが装着されたコン
トローラボードを診断する診断方法であって、あるいは
1つのプログラムROMに記憶される制御プログラムを
互換性を保持して実行可能な種類の異なるCPUが装着
されたコントローラボードを診断する装置を制御するコ
ンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶
媒体であって、内蔵されるフォントROM105の資源
情報と前記CPU102の識別情報とを照合して装着さ
れるCPUの誤装着状態を判定する判定工程(図2のス
テップ(6),(7),(9))と、前記判定工程(図
2のステップ(8))による誤装着状態の判定結果を表
示部に表示する表示工程とを有するので、互換性はある
が種類の異なるCPUを機種毎に分けて使用し、かつ、
1種類のプログラムROMで複数の機種を制御する場
合、機種毎に違うフォントROMの種類を判定して、正
しいCPUが装着されているかどうかを判定でき、種類
は異なるが互換性のあるCPUの誤実装状態をユーザに
明示することができる。
【0032】〔第2実施形態〕上記第1実施形態では、
フォントROMのサイズを判定してCPUタイプがAか
Bかを判定して、CPUの誤実装状態を診断処理する場
合について説明したが、プリンタエンジン2と通信を行
い、エンジンのIDNo.を読み出し、該エンジンのI
DNo.に対応するエンジンタイプとCPUタイプとか
らCPUの誤実装状態を診断処理するように構成しても
よい。以下、その実施形態について説明する。
【0033】図3は、本発明に係る診断装置における第
2のデータ処理手順の一例を示すフローチャートであ
り、電源立ち上げ時の設定処理手順に対応する。なお、
(1)〜(12)は各ステップを示す。また、例えばエ
ンジンタイプが「α」の機種では、CPU102のタイ
プは「A」であるとする。
【0034】先ず、電源投入後、ステップ(1)でCP
Uタイプが書き込まれているレジスタにアクセスし、I
D番号(IDNo.)を読み出す。次に、ステップ
(2)でDRAMアクセス時のウエイト数(Wait
数)を設定した後、ステップ(3)でプログラムROM
アクセス時のウエイト数を設定し、ステップ(4)でフ
ォントROMアクセス時のウエイト数設定を行う。
【0035】次に、ステップ(5)でプリンタエンジン
2と通信して本体エンジンIDNo.を読み出した後、
ステップ(6)でエンジンタイプが「α」かどうか判別
し、エンジンタイプが「α」であると判定した場合は、
ステップ(7)へ進むが、エンジンタイプが「α」でな
いと判定した場合は、ステップ(9)へ進む。
【0036】続いて、ステップ(7)において、CPU
タイプが「A」であるかどうかを判定し、CPUタイプ
が「A」でないと判定した場合は、ステップ(8)で、
「CPU誤実装」と表示部106にパネル表示させる。
【0037】また、ステップ(6)で、エンジンタイプ
が「α」でないと判定した場合は、ステップ(9)で、
CPUタイプが「B」であるかどうかを判定し、CPU
タイプが「B」でないと判定した場合は、ステップ
(8)で、「CPU誤実装」と表示部106にパネル表
示させる。
【0038】一方、ステップ(7)で、CPUタイプが
「A」であると判定した場合には、ステップ(10)
で、拡張RAMの装着状態をチェックし、ステップ(1
1)で、拡張ROMの装着状態をチェックし、ステップ
(12)で各タスクを起動させた後、レディ状態とな
る。
【0039】以下、本実施形態の特徴的構成について図
3を参照して説明する。
【0040】上記のように構成された所定の通信媒体を
介して第1のコントローラボード(DCコントローラ2
01)と通信し、かつ、1つのプログラムROM104
に記憶される制御プログラムを互換性を保持して実行可
能な種類の異なるCPUを装着可能な第2のコントロー
ラボード(プリンタコントローラ1)を診断する診断方
法であって、あるいは1つのプログラムROMに記憶さ
れる制御プログラムを互換性を保持して実行可能な種類
の異なるCPUが装着されたコントローラボードを診断
する装置を制御するコンピュータが読み出し可能なプロ
グラムを格納した記憶媒体であって、前記第1のコント
ローラボードの資源情報と前記CPUの識別情報とを照
合して装着されるCPUの誤装着状態を判定する判定工
程(図3のステップ(6),(7),(9))と、前記
判定工程による誤装着状態の判定結果を表示部に表示す
る表示工程(図3のステップ(8))とを有するので、
互換性はあるが種類の異なるCPUを機種毎に分けて使
用し、かつ、1種類のプログラムROMで複数の機種を
制御する場合、機種毎に違うエンジンの種類を判定し
て、正しいCPUが装着されているかどうかを判定で
き、種類は異なるが互換性のあるCPUの誤実装状態を
ユーザに明示することができる。
【0041】以下、図4に示すメモリマップを参照して
本発明に係る診断装置で読み出し可能なデータ処理プロ
グラムの構成について説明する。
【0042】図4は、本発明に係る診断装置で読み出し
可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体の
メモリマップを説明する図である。
【0043】なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶
されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン
情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し
側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表
示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0044】さらに、各種プログラムに従属するデータ
も上記ディレクトリに管理されている。また、各種プロ
グラムをコンピュータにインストールするためのプログ
ラムや、インストールするプログラムが圧縮されている
場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もあ
る。
【0045】本実施形態における図2,図3に示す機能
が外部からインストールされるプログラムによって、ホ
ストコンピュータにより遂行されていてもよい。そし
て、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD
等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外
部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置
に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
【0046】すなわち、図1に示した拡張ROM109
上に配置したフラッシュPROMや、内蔵RAM103
等にホストコンピュータからホストI/F101を介し
てプログラムをダウンロードして起動をかければ、上記
実施形態と同様のことが実現可能となる。
【0047】以上のように、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、本発明の目的が達成されるこ
とは言うまでもない。
【0048】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0049】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピーディスク,ハードディ
スク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,C
D−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,RO
M,EEPROM等を用いることができる。
【0050】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペ
レーティングシステム)等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0051】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0052】上記実施形態によれば、互換性はあるが種
類の異なるCPUを機種毎に分けて使用し、かつ、1種
類のプログラムROMで複数の機種を制御する場合、機
種毎に違うフォントROMの種類,エンジンの種類等を
判定して、正しいCPUが装着されているかどうかを判
定でき、種類は異なるが互換性のあるCPUの誤実装を
防ぐことができる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
の発明によれば、1つのプログラムROMに記憶される
制御プログラムを互換性を保持して実行可能な種類の異
なるCPUが装着されたコントローラボードを診断する
診断装置であって、内蔵されるフォントROMの資源情
報と前記CPUの識別情報とを照合して装着されるCP
Uの誤装着状態を判定する判定手段と、前記判定手段に
よる誤装着状態の判定結果を表示する表示手段とを有す
るので、互換性はあるが種類の異なるCPUを機種毎に
分けて使用し、かつ、1種類のプログラムROMで複数
の機種を制御する場合、機種毎に違うフォントROMの
種類を判定して、正しいCPUが装着されているかどう
かを判定でき、種類は異なるが互換性のあるCPUの誤
実装状態をユーザに明示することができる。
【0054】第2の発明によれば、前記資源情報は、前
記フォントROMの種類,容量を含むので、コントロー
ラボード上に装着される他のメモリ資源から取得可能な
フォントROMの種類,容量とCPUの識別情報とから
CPUの誤装着状態を確実に判定することができる。
【0055】第3,第4の発明によれば、所定の通信媒
体を介して第1のコントローラボードと通信し、かつ、
1つのプログラムROMに記憶される制御プログラムを
互換性を保持して実行可能な種類の異なるCPUが装着
された第2のコントローラボードを診断する診断装置で
あって、前記第1のコントローラボードの資源情報と前
記CPUの識別情報とを照合して装着されるCPUの誤
装着状態を判定する判定手段と、前記判定手段による誤
装着状態の判定結果を表示する表示手段とを有するの
で、互換性はあるが種類の異なるCPUを機種毎に分け
て使用し、かつ、1種類のプログラムROMで複数の機
種を制御する場合、機種毎に違うエンジンの種類を判定
して、正しいCPUが装着されているかどうかを判定で
き、種類は異なるが互換性のあるCPUの誤実装状態を
ユーザに明示することができる。
【0056】第5の発明によれば、前記第1のコントロ
ーラボードの資源情報は、プリンタエンジンの識別情報
とするので、他のコントローラボードが制御するエンジ
ンの識別情報とCPUの識別情報とからCPUの誤装着
状態を確実に判定することができる。
【0057】第6,第8の発明によれば、1つのプログ
ラムROMに記憶される制御プログラムを互換性を保持
して実行可能な種類の異なるCPUが装着されたコント
ローラボードを診断する診断方法であって、あるいは1
つのプログラムROMに記憶される制御プログラムを互
換性を保持して実行可能な種類の異なるCPUが装着さ
れたコントローラボードを診断する装置を制御するコン
ピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒
体であって、内蔵されるフォントROMの資源情報と前
記CPUの識別情報とを照合して装着されるCPUの誤
装着状態を判定する判定工程と、前記判定工程による誤
装着状態の判定結果を表示部に表示する表示工程とを有
するので、互換性はあるが種類の異なるCPUを機種毎
に分けて使用し、かつ、1種類のプログラムROMで複
数の機種を制御する場合、機種毎に違うフォントROM
の種類を判定して、正しいCPUが装着されているかど
うかを判定でき、種類は異なるが互換性のあるCPUの
誤実装状態をユーザに明示することができる。
【0058】第7,第9の発明によれば、所定の通信媒
体を介して第1のコントローラボードと通信し、かつ、
1つのプログラムROMに記憶される制御プログラムを
互換性を保持して実行可能な種類の異なるCPUが装着
された第2のコントローラボードを診断する診断方法で
あって、あるいは1つのプログラムROMに記憶される
制御プログラムを互換性を保持して実行可能な種類の異
なるCPUが装着されたコントローラボードを診断する
装置を制御するコンピュータが読み出し可能なプログラ
ムを格納した記憶媒体であって、前記第1のコントロー
ラボードの資源情報と前記CPUの識別情報とを照合し
て装着されるCPUの誤装着状態を判定する判定工程
と、前記判定工程による誤装着状態の判定結果を表示部
に表示する表示工程とを有するので、互換性はあるが種
類の異なるCPUを機種毎に分けて使用し、かつ、1種
類のプログラムROMで複数の機種を制御する場合、機
種毎に違うエンジンの種類を判定して、正しいCPUが
装着されているかどうかを判定でき、種類は異なるが互
換性のあるCPUの誤実装状態をユーザに明示すること
ができる。
【0059】従って、互換性はあるが種類の異なるCP
Uを機種毎に分けて使用し、かつ、1種類のプログラム
ROMで複数の機種を制御する場合、機種毎に違うフォ
ントROMの種類,エンジンの種類等を判定して、正し
いCPUが装着されているかどうかを判定でき、種類は
異なるが互換性のあるCPUの誤実装を防ぐことができ
る等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す診断装置を適用可
能な画像処理装置の構成を説明するブロック図である。
【図2】本発明に係る診断装置における第1のデータ処
理手順の一例を示すフローチャートである。
【図3】本発明に係る診断装置における第2のデータ処
理手順の一例を示すフローチャートである。
【図4】本発明に係る診断装置を適用可能な画像処理装
置で読み出し可能な各種データ処理プログラムを格納す
る記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
【符号の説明】
1 プリンタコントローラ 2 プリンタエンジン 102 CPU 103 RAM 104 プログラムROM 202 CPU 203 RAM 204 ROM

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つのプログラムROMに記憶される制
    御プログラムを互換性を保持して実行可能な種類の異な
    るCPUが装着されたコントローラボードを診断する診
    断装置であって、 内蔵されるフォントROMの資源情報と前記CPUの識
    別情報とを照合して装着されるCPUの誤装着状態を判
    定する判定手段と、 前記判定手段による誤装着状態の判定結果を表示する表
    示手段とを有することを特徴とする診断装置。
  2. 【請求項2】 前記資源情報は、前記フォントROMの
    種類,容量を含むことを特徴とする請求項1記載の診断
    装置。
  3. 【請求項3】 所定の通信媒体を介して第1のコントロ
    ーラボードと通信し、かつ、1つのプログラムROMに
    記憶される制御プログラムを互換性を保持して実行可能
    な種類の異なるCPUが装着された第2のコントローラ
    ボードを診断する診断装置であって、 前記第1のコントローラボードの資源情報と前記CPU
    の識別情報とを照合して装着されるCPUの誤装着状態
    を判定する判定手段と、 前記判定手段による誤装着状態の判定結果を表示する表
    示手段とを有することを特徴とする診断装置。
  4. 【請求項4】 前記第1のコントローラボードは、プリ
    ンタエンジンを制御することを特徴とする請求項3記載
    の診断装置。
  5. 【請求項5】 前記第1のコントローラボードの資源情
    報は、プリンタエンジンの識別情報とすることを特徴と
    する請求項3記載の診断装置。
  6. 【請求項6】 1つのプログラムROMに記憶される制
    御プログラムを互換性を保持して実行可能な種類の異な
    るCPUが装着されたコントローラボードを診断する診
    断方法であって、 内蔵されるフォントROMの資源情報と前記CPUの識
    別情報とを照合して装着されるCPUの誤装着状態を判
    定する判定工程と、 前記判定工程による誤装着状態の判定結果を表示部に表
    示する表示工程とを有することを特徴とする診断方法。
  7. 【請求項7】 所定の通信媒体を介して第1のコントロ
    ーラボードと通信し、かつ、1つのプログラムROMに
    記憶される制御プログラムを互換性を保持して実行可能
    な種類の異なるCPUが装着された第2のコントローラ
    ボードを診断する診断方法であって、 前記第1のコントローラボードの資源情報と前記CPU
    の識別情報とを照合して装着されるCPUの誤装着状態
    を判定する判定工程と、 前記判定工程による誤装着状態の判定結果を表示部に表
    示する表示工程とを有することを特徴とする診断方法。
  8. 【請求項8】 1つのプログラムROMに記憶される制
    御プログラムを互換性を保持して実行可能な種類の異な
    るCPUが装着されたコントローラボードを診断する装
    置を制御するコンピュータが読み出し可能なプログラム
    を格納した記憶媒体であって、 内蔵されるフォントROMの資源情報と前記CPUの識
    別情報とを照合して装着されるCPUの誤装着状態を判
    定する判定工程と、 前記判定工程による誤装着状態の判定結果を表示部に表
    示する表示工程とを有することを特徴とするコンピュー
    タが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体。
  9. 【請求項9】 所定の通信媒体を介して第1のコントロ
    ーラボードと通信し、かつ、1つのプログラムROMに
    記憶される制御プログラムを互換性を保持して実行可能
    な種類の異なるCPUが装着された第2のコントローラ
    ボードを診断する装置を制御するコンピュータが読み出
    し可能なプログラムを格納した記憶媒体であって、 前記第1のコントローラボードの資源情報と前記CPU
    の識別情報とを照合して装着されるCPUの誤装着状態
    を判定する判定工程と、 前記判定工程による誤装着状態の判定結果を表示部に表
    示する表示工程とを有することを特徴とするコンピュー
    タが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体。
JP10120665A 1998-04-30 1998-04-30 診断装置および診断方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体 Pending JPH11312094A (ja)

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