JPH11311588A - 玉軸受の回転精度検査方法および検査装置 - Google Patents

玉軸受の回転精度検査方法および検査装置

Info

Publication number
JPH11311588A
JPH11311588A JP11834098A JP11834098A JPH11311588A JP H11311588 A JPH11311588 A JP H11311588A JP 11834098 A JP11834098 A JP 11834098A JP 11834098 A JP11834098 A JP 11834098A JP H11311588 A JPH11311588 A JP H11311588A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ball bearing
shaft
inner ring
mounting table
measured
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11834098A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoki Yamamoto
直樹 山本
Tomoharu Takeda
知春 武田
Masato Masuda
正人 桝田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP11834098A priority Critical patent/JPH11311588A/ja
Publication of JPH11311588A publication Critical patent/JPH11311588A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)
  • Rolling Contact Bearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 玉軸受の検査方法および装置に関するもの
で、簡単な操作により玉軸受単品のNRROが測定でき
る方法および装置を提供する。 【解決手段】 ベース1に植設固定されたシャフト10
を回転中心として回転駆動されるモータハブ3の上面に
前記シャフト10との間に所定の間隙を有するように円
筒状の載置台9を固定し、その載置台9の上面に形成さ
れた係合部に測定すべき玉軸受4の外輪を、内輪を前記
載置台9の上面より突出した前記シャフト10にそれぞ
れ係合せしめて載置し、先端が前記玉軸受4の内輪に当
接する予圧荷重材12を前記シャフト10を案内として
前記内輪上に載置することにより予圧荷重を掛け、その
状態で前記モータハブ3を回転せしめ前記玉軸受4の側
面を非接触変位計7により測定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気ディスク駆動
装置等に用いられる玉軸受単品の回転精度検査方法(N
RRO検査方法)および検査装置に関するもので、簡単
な操作により玉軸受単品の回転精度が検査できるように
構成したものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、玉軸受のNRRO検査方法と
しては、玉軸受を使用してモータなどの製品を完成した
状態でロータの側面あるいは上面に非接触変位計のプロ
ーブをセットし、NRROを測定する方法がとられてい
た。
【0003】図2はこの従来の玉軸受のNRRO検査方
法を示した説明図であり、10はモータベース1に植設
されたシャフトであり、3は玉軸受4により前記シャフ
ト10に回転可能に支持された円筒状のモータハブであ
る。2は前記シャフト10を中心に前記モータベース1
上に環状に配置されたステータコアであり、6は環状の
ロータマグネットであり、前記ステータコア2の外周と
の間に所定の間隙を介して対向するように、環状のバッ
クヨーク5を介して前記モータハブ3の内周面下端部に
接着固定されている。すなわち、前記ステータコア2と
ロータマグネットによりモータが形成されている。
【0004】NRRO検査は、前記モータハブ3を回転
駆動せしめた状態で、そのモータハブ3の上面あるいは
側面に近接して非接触変位計のプローブ7をセットし、
測定する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来の検査方法では、モータ組立品としてのNRROを
測定することになるため、純粋な玉軸受のNRROの評
価ができず、また、モータ組立品でのNRRO測定値
と、玉軸受単品での値との相関が取れていないという問
題点を有していた。本発明の目的は、玉軸受単品のNR
ROを簡単に測定できる検査方法および装置を提供する
ことである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明の玉軸受のNRRO検査方法は、ベースに植設
固定されたシャフトを回転中心として回転駆動されるモ
ータハブの上面に前記シャフトとの間に所定の間隙を有
するように円筒状の載置台を固定し、その載置台の上面
に形成された測定すべき玉軸受の外輪と係合する係合部
に測定すべき玉軸受の外輪を、内輪を前記載置台の上面
より突出した前記シャフトにそれぞれ係合せしめて載置
し、先端が前記玉軸受の内輪に当接する予圧荷重材を前
記シャフトを案内として前記内輪上に載置することによ
り予圧荷重を掛け、その状態で前記モータハブを回転せ
しめ前記玉軸受の側面を非接触変位計により測定するこ
とを特徴とする。この構成によれば、モータを組み立て
ないで純粋な玉軸受単品のNRROを玉軸受に一定の予
圧荷重を掛けたまま評価することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】(実施の形態)以下に本発明の請
求項1および請求項2に記載された実施の形態につい
て、図1を参照しながら説明する。図1は本発明の一実
施の形態における玉軸受のNRRO検査装置の断面図で
ある。図2に示した従来例で説明したものと類似な機能
部品には同一な符号を付している。
【0008】図2の構成と異なる点は、モータハブ3が
NRRO特性の良い流体軸受8により支持されており、
そのモータハブ3の上面に円筒状の載置台9が、シャフ
ト10の外周との間に所定の間隙9aを有するように固
定されている点である。
【0009】測定時には、測定すべき玉軸受4を図2に
示すように、測定すべき玉軸受4の外輪を前記載置台9
形成された係合部に、その玉軸受4の内輪を前記載置台
9の上面より突出した前記シャフト10にそれぞれ係合
せしめて載置し、然る後に、先端が前記玉軸受の内輪に
のみ当接する円筒状のスペーサ11を前記シャフト10
を案内として前記内輪上に載置する。そして、そのスペ
ーサ11の上に前記シャフト10を案内として所定の予
圧荷重材12を載置することにより予圧荷重を掛け、そ
の状態で前記ロータ3を回転せしめ前記玉軸受4の側面
を非接触変位計7により測定する。
【0010】
【発明の効果】以上のように、本発明の玉軸受のNRR
O検査方法および装置によれば、簡単に玉軸受単品のN
RROを測定することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における玉軸受のNRR
O測定装置を示す側断面図
【図2】従来の玉軸受のNRRO測定装置を示す側断面
【符号の説明】
1 モータベース 2 ステータコア 3 モータハブ 4 玉軸受 5 バックヨーク 6 ロータマグネット 7 プローブ 8 流体軸受 9 載置台 9a 間隙 10 シャフト 11 スペーサ 12 予圧部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベースに植設固定されたシャフトを回転中
    心として回転駆動されるモータハブの上面に前記シャフ
    トとの間に所定の間隙を有するように円筒状の載置台を
    固定し、その載置台の上面に形成された測定すべき玉軸
    受の外輪と係合する係合部に、測定すべき玉軸受の外輪
    を、内輪を前記載置台の上面より突出した前記シャフト
    にそれぞれ係合せしめて載置し、先端が前記玉軸受の内
    輪に当接する予圧荷重材を前記シャフトを案内として前
    記内輪上に載置することにより予圧荷重を掛け、その状
    態で前記ロータを回転せしめ前記玉軸受の側面を非接触
    変位計により測定することを特徴とする玉軸受回転精度
    検査方法。
  2. 【請求項2】ベースに植設固定されたシャフトと、その
    シャフトを回転中心としてモータハブが回転するモータ
    と、そのモータハブの上面に前記シャフトとの間に所定
    の間隙を有するように固定された円筒状の載置台と、、
    その載置台の上面に形成された測定すべき玉軸受の外輪
    と係合する係合部とを有し、測定すべき玉軸受の外輪を
    前記係合部に、内輪を前記載置台の上面より突出した前
    記シャフトにそれぞれ係合せしめて載置し、先端が前記
    玉軸受の内輪に当接する予圧荷重材を前記シャフトを案
    内として前記内輪上に載置することにより予圧荷重を掛
    け、前記玉軸受の側面に非接触変位計のプローブを配置
    した玉軸受の回転精度検査装置。
JP11834098A 1998-04-28 1998-04-28 玉軸受の回転精度検査方法および検査装置 Pending JPH11311588A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11834098A JPH11311588A (ja) 1998-04-28 1998-04-28 玉軸受の回転精度検査方法および検査装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11834098A JPH11311588A (ja) 1998-04-28 1998-04-28 玉軸受の回転精度検査方法および検査装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11311588A true JPH11311588A (ja) 1999-11-09

Family

ID=14734262

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11834098A Pending JPH11311588A (ja) 1998-04-28 1998-04-28 玉軸受の回転精度検査方法および検査装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11311588A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103048134A (zh) * 2012-12-14 2013-04-17 瓦房店轴承集团有限责任公司 具有缓冲加载装置的汽车轮毂轴承工况模拟试验机
KR101412664B1 (ko) * 2013-10-23 2014-06-27 (주) 에스.피.시스템스 가이드 롤러 검사용 지그
CN106404398A (zh) * 2016-08-31 2017-02-15 宁波易荣机电科技有限公司 一种三代轮毂轴承振动自动测量仪

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103048134A (zh) * 2012-12-14 2013-04-17 瓦房店轴承集团有限责任公司 具有缓冲加载装置的汽车轮毂轴承工况模拟试验机
CN103048134B (zh) * 2012-12-14 2015-06-17 瓦房店轴承集团有限责任公司 具有缓冲加载装置的汽车轮毂轴承工况模拟试验机
KR101412664B1 (ko) * 2013-10-23 2014-06-27 (주) 에스.피.시스템스 가이드 롤러 검사용 지그
CN106404398A (zh) * 2016-08-31 2017-02-15 宁波易荣机电科技有限公司 一种三代轮毂轴承振动自动测量仪

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5423218A (en) Method and instrument for measuring contact angle of rolling bearing
JP2009236571A (ja) 軸受用回転精度測定装置及び測定方法
JPH11311588A (ja) 玉軸受の回転精度検査方法および検査装置
US5057725A (en) Rotary electric machine
JP2762636B2 (ja) 転がり軸受の回転精度の測定方法及びその装置
CN203560305U (zh) 带有转矩测量的磁流体密封轴
JP2598579Y2 (ja) 平行度測定装置
JP2004061151A (ja) 軸受装置の接触角測定方法及び装置
JP2003149084A (ja) 軸受装置の検査装置および検査方法
US3127761A (en) Bearing radial load torque test instrument
US7908737B2 (en) Production method of fluid dynamic-pressure bearing in spindle motor
JP2003004592A (ja) 転がり軸受の回転精度測定装置
US3988836A (en) Apparatus for measuring the concentricity of rotors of miniature motors with respect to their axial pivots
JPH04351979A (ja) リニアモータの試験装置
JP2820697B2 (ja) 軸受の非繰返し回転精度の測定方法
CN103527643A (zh) 带有转矩测量的磁流体密封轴
JPS62231109A (ja) 転がり軸受の回転精度測定装置
JP3383060B2 (ja) 流体軸受の擦れ検査装置及び擦れ検査方法
JPH1196660A (ja) ディスク型記録装置
JPH04276567A (ja) モータ部品検査方法
CN217358318U (zh) 用于测量轴端跳动的测量装置
JP2000205857A (ja) 軸受の製造方法および製造装置
JPS6213423Y2 (ja)
JP2007322280A (ja) 車輪用軸受装置の検査装置および検査方法
JPS6237152Y2 (ja)