JPH11310728A - アゾ金属キレート色素及びこの色素を使用した光学記録媒体 - Google Patents

アゾ金属キレート色素及びこの色素を使用した光学記録媒体

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JPH11310728A
JPH11310728A JP10118252A JP11825298A JPH11310728A JP H11310728 A JPH11310728 A JP H11310728A JP 10118252 A JP10118252 A JP 10118252A JP 11825298 A JP11825298 A JP 11825298A JP H11310728 A JPH11310728 A JP H11310728A
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JP
Japan
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group
substituent
ring
metal
carbon atoms
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Application number
JP10118252A
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English (en)
Inventor
Yutaka Kurose
裕 黒瀬
Yuko Okamoto
祐子 岡本
Yuki Suzuki
夕起 鈴木
Shuichi Maeda
修一 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Chemical Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 短波長半導体レーザーによる記録、再生特性
に優れた光学記録媒体に使用される新規なアゾ金属キレ
ート色素を提供する。 【解決手段】 下記一般式(1)で示されるアゾ化合物
と金属とのアゾ金属キレート色素 【化1】 (式中、環Aは、置換基を有する少くとも1個の窒素原
子を含む単環の複素環を示し、環Bは置換基を有する芳
香族環を示し、Yは置換基を有していても良いアルキル
基又はアリール基を示す。環A及び、又は環Bの置換基
の少くとも1つはフッ素含有基であり、且つ環A及び環
Bに置換されるフッ素原子の合計数は2以上である。)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アゾ化合物と金属
との金属キレート化合物からなる色素、およびかかるア
ゾ金属キレート色素を用いた光学記録媒体に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、発振波長の短い半導体レーザーの
開発が進められ、従来の780nm、830nmよりも
短波長の、例えば650nmや635nmの半導体レー
ザーが量産されようとしている。光学記録の分野でもよ
り高密度の記録再生が可能となることからこれら短波長
の半導体レーザーに適した記録媒体の開発が求められて
いる。従来提案されている光学記録媒体としては、光磁
気記録媒体、相変化型記録媒体、カルコゲン酸化物光記
録媒体、有機色素系光記録媒体等がある。これらの中
で、有機色素系光学記録媒体は安価で製造プロセスも簡
便であるという利点を有している。また、有機色素系光
記録媒体としては記録可能なコンパクトディスク(CD
−R)として、反射率の高い金属層を有機色素層の上に
積層したタイプのものが量産されている。
【0003】ところで、短波長半導体レーザー記録用の
有機色素系光学記録媒体では、CD−Rで使用されてい
るレーザーよりも短い波長のものを用い、レーザーのビ
ーム径をより微少なものとすることにより記録密度を上
げることができるが、現在CD−Rとして使用されてい
るディスクは、680nm、650nm、635nmな
どの波長で用いると、反射率が低く、記録再生が困難で
あるという問題を有している。また、現在提案されてい
るものは記録時の色素の分解による記録部の変形が大き
いという問題や、変調度が小さいという問題や耐光性、
耐久性が不十分という問題を有している。
【0004】本発明者らは先に特開平3−268994
号において、耐光性と耐久性に優れた新規なアゾ化合物
と金属との金属キレート化合物を使用した光学記録媒体
を提案したが、金属反射層を有する光学記録媒体として
は、短波長半導体レーザーによる記録、再生特性は不十
分なものであった。また、本発明者らは特開平10−3
6693号において、含窒素複素環とベンゼン環をジア
ゾ基で結合したアゾ色素と金属とのキレート化合物を使
用して、短波長半導体レーザーで記録、再生可能な光学
記録媒体を提案したが、かかる記録媒体は、更に、記
録、再生特性および耐光性、耐久性を改良することが期
待されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点を解決する光学記録媒体用色素として好適な、新規な
色素およびこれを用いた短波長半導体レーザーによる記
録、再生特性に優れ、かつ耐光性、耐久性に優れた光学
記録媒体を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等はアゾ系化合
物と金属とのキレート化合物が、色素の骨格とフッ素系
の置換基によりその吸収極大波長とスペクトルを変える
ことに着目し、鋭意検討の結果、良好な記録特性と十分
な反射とを併せ持つ光学記録媒体を得るための色素を見
いだした。すなわち、本発明は下記一般式(1)で示さ
れるアゾ系化合物と金属塩とのアゾ金属キレート色素、
および該色素を記録層に含有する光学記録媒体をその要
旨とする。
【0007】
【化3】
【0008】(式中、環Aは置換基を有する、少くとも
1個の窒素原子を含む単環の複素環を示し、環Bは置換
基を有する芳香族環を示し、Yは置換基を有していても
よいアルキルまたはアリール基を示す。但し、環A及び
/又は環Bの置換基の少くとも1つはフッ素含有基であ
り、且つ、環A及び環Bの置換基に含まれるフッ素原子
の合計数は2個以上である。)
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明の色素は前示一般式(1)のアゾ化合物と金属と
のキレート化合物である。前示一般式(1)において環
Aで示される複素環としては芳香族複素が好ましく、例
えばチアゾール、イソチアゾール、オキサゾール、イミ
ダゾール、ピラゾール、チアジアゾール、イソオキサゾ
ール、トリアゾール、ピリジン等が挙げられ、特にトリ
アゾールが好ましい。環Bで示される芳香環としては、
ベンゼン、ナフタリン、テトラヒドロキノリン、ジュロ
リジン等が挙げられ、特にベンゼン環が好ましい。Yと
しては、具体的にはメチル、エチル、n−プロピル、i
−プロピル、t−ブチル等の炭素数1〜6程度の直鎖も
しくは分岐のアルキル基;ベンジルなどの置換アルキル
基、フェニル、トリル等のアリール基が挙げられる。環
A、環BはNHSOY以外に置換基を有しており、少く
ともその1つはフッ素含有基である。又、環A及び環B
の置換基に含まれるフッ素原子の合計数は2以上、好ま
しくは2〜6である。これら置換基の具体例としては、
例えば、メチル、エチル、トリフルオロメチル、ジフル
オロエチル、トリフルオロエチル等のアルキル基、メチ
ルチオ等のアルキルチオ基、ニトロ基、塩素、臭素、フ
ッ素等のハロゲン原子、メトキシ、エトキシ、トリフル
オロエトキシ、トリクロロメトキシ等のアルコキシ基、
エトキシカルボニル、トリフルオロメトキシカルボニル
等のアルコキシカルボニル基、アミノ基、トリフルオロ
メチルアミノ等のモノ置換アミノ基、ジエチルアミノ等
のジ置換アミノ基、モルホリノ基、ピロリジニル基、ピ
ペリジニル基などが挙げられる。一般式(1)で示され
るアゾ化合物の中、特に好ましいのは下記一般式(2)
で示されるアゾ化合物である。
【0010】
【化4】
【0011】(式中、R1 及びR2 の少なくとも一方
は、フッ素置換アルキル基を示し、他方は水素原子また
は置換基を有していても良いアルキル基を示し、且つ、
1 及びR2 が含有するフッ素原子数の合計は2以上で
ある。R3 及びR4 は、それぞれ独立して、水素原子、
置換基を有していても良い炭素数1〜20のアルキル
基、置換基を有していても良い炭素数6〜20のアリー
ル基、置換基を有していても良い炭素数2〜10のアル
ケニル基又は置換基を有していても良い炭素数3〜10
のシクロアルキル基を表す。R5 及びR6 は、それぞれ
独立して、水素原子、置換基を有していても良い炭素数
1〜6のアルキル基、置換基を有していても良い炭素数
1〜6のアルコキシ基、ハロゲン原子、ニトロ基、シア
ノ基、置換基を有していても良い炭素数1〜6のアルキ
ルスルホニル基、置換基を有していても良い炭素数2〜
7のアルコキシカルボニル基又はチオシアナート基を表
す。Y′はフッ素原子以外の置換基を有していても良い
アルキル基又はアリール基を表す。)
【0012】一般式(2)に於けるR1 ,R2 の少くと
も一方は、トリフルオロメチル、トリフルオロエチル、
ペンタフルオロエチル等のフッ素置換アルキル基であ
り、他方は水素原子またはメチル、エチル、トリフルオ
ロエチル、アリル(ビニルメチル)等の置換基を有して
いてもよいアルキル基であり、R1 およびR2 に含まれ
るフッ素原子数の合計が2以上、好ましくは2〜6であ
る。R3 、R4 はそれぞれ独立して水素原子;メチル、
エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、t
ert−ブチル、sec−ブチル、n−ペンチル、n−
ヘキシル、ドデシル等の炭素数1〜20、好ましくは1
〜8のアルキル基、フェニル基、トリル基、ナフチル基
などの炭素数6〜20のアリール基、ビニル基、1−プ
ロペニル基、イソプロペニル基、2−ブテニル基、ブタ
ジエニル基、2−ペンテニル基などの炭素数2〜10の
アルケニル基;またはシクロプロピル基、シクロブチル
基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、シクロオク
チル基などの炭素数3〜10のシクロアルキル基を表
す。これらの基は更に、メトキシ、エトキシ、n−プロ
ポキシ、イソプロポキシ、n−ブトキシ、tert−ブ
トキシ、sec−ブトキシ、n−ペンチルオキシ、n−
オクチルオキシ、n−デシルオキシ等の炭素数1〜10
のアルコキシ基;メトキシエトキシ、エトキシメトキ
シ、プロポキシメトキシ、メトキシプロポキシ、エトキ
シプロポキシ、メトキシブトキシ、エトキシブトキシ等
の炭素数2〜12のアルコキシアルコキシ基;メトキシ
メトキシメトキシ、メトキシメトキシエトキシ、エトキ
シメトキシメトキシ、メトキシエトキシエトキシ、エト
キシエトキシエトキシ等の炭素数3から15のアルコキ
シアルコキシアルコキシ基;アリルオキシ基;フェニ
ル、トリル、キシリル、ナフチル等の炭素数6〜12の
アリール基;フェニルオキシ、トリルオキシ、キシリル
オキシ、ナフチルオキシ等の炭素数6から12のアリー
ルオキシ基;シアノ基;ニトロ基、ヒドロキシル基、テ
トラヒドロフリル基;メチルスルホニルアミノ、エチル
スルホニルアミノ、n−プロピルスルホニルアミノ、イ
ソプロピルスルホニルアミノ、n−ブチルスルホニルア
ミノ、tert−ブチルスルホニルアミノ、sec−ブ
チルスルホニルアミノ、n−ペンチルスルホニルアミ
ノ、n−ヘキシルスルホニルアミノ等の炭素数1〜6の
アルキルスルホニルアミノ基;フッ素原子、塩素原子、
臭素原子等のハロゲン原子;メトキシカルボニル、エト
キシカルボニル、n−プロポキシカルボニル、イソプロ
ポキシカルボニル、n−ブトキシカルボニル、tert
−ブトキシカルボニル、sec−ブトキシカルボニル、
n−ペンチルオキシカルボニル、n−ヘキシルオキシカ
ルボニル等の炭素数2〜7のアルコキシカルボニル基;
メチルカルボニルオキシ、エチルカルボニルオキシ、n
−プロピルカルボニルオキシ、イソプロピルカルボニル
オキシ、n−ブチルカルボニルオキシ、tert−ブチ
ルカルボニルオキシ、sec−ブチルカルボニルオキ
シ、n−ペンチルオキシカルボニルオキシ、n−ヘキシ
ルカルボニルオキシ等の炭素数2〜7のアルキルカルボ
ニルオキシ基;メトキシカルボニルオキシ、エトキシカ
ルボニルオキシ、n−プロポキシカルボニルオキシ、イ
ソプロポキシカルボニルオキシ、n−ブトキシカルボニ
ルオキシ、tert−ブトキシカルボニルオキシ、se
c−ブトキシカルボニルオキシ、n−ペンチルオキシカ
ルボニルオキシ、n−ヘキシルカルボニル等の炭素数2
〜7のアルコキシカルボニルオキシ基で置換されていて
もよい。
【0013】R4 、R5 として好ましくは、アルコキシ
基で置換されていてもよいアルキル基あるいはアルケニ
ル基である。R5 、R6 としては水素原子、メトキシ、
トリフルオロエトキシ、イソプロポキシ基、n−ペンチ
ルオキシ基等の置換されていてもよい炭素数1〜6のア
ルコキシ基、これに対応する置換されていても良い炭素
数1〜6のアルキル基、アルキルスルホニル基、アルコ
キシカルボニル基あるいはフッ素原子等のハロゲン原
子、ニトロ基、シアノ基、チオシアナート基等が挙げら
れ、好ましくは、R5 、R6 の少くとも一方が、フッ素
原子で置換されていてもよいアルコキシ基あるいはハロ
ゲン原子である。Y′としては、メチル、エチル、i−
プロピル、n−ブチル等のアルキル基、フェニル等のア
リール基が挙げられる。
【0014】一般式(1)で示されるアゾ化合物は例え
ば下記のような方法により合成することができる。下記
一般式(3)で示される含窒素複素環アミノ化合物を常
法に従いジアゾ化し、下記一般式(4)で示される芳香
族化合物とカップリング反応させる。
【0015】
【化5】
【0016】(式中、環Aは少くとも1個の窒素原子を
含む置換基を有する単環の複素環化合物を示す)
【0017】
【化6】
【0018】(式中、Bは芳香環を、Yは、置換基を有
していてもよい、アルキル基またはアリール基を示す) 一般式(3)で示される複素環化合物としては、窒素に
隣接した炭素原子に置換したアミノ基とアミノ基以外の
置換基を有する前述の如き複素環が挙げられる。一般式
(4)で示される芳香族化合物としては、NHSO2
基を有し、ジアゾカップリングやその他の方法によりN
HSO2 Y基の隣接位にアゾ基を導入できるベンゼン
環、ナフタリン環、テトラヒドロキノリン環、ジュロリ
ジン環等の誘導体が挙げられる。
【0019】ジアゾ化の方法はニトロシル硫酸を用いる
方法、亜硫酸ナトリウムを用いる方法などの各種の公知
の方法を用いることができる。得られたアゾ化合物は金
属または金属化合物と反応させて金属錯体とするが、必
要があれば金属錯体を形成する前にアルキル化、ニトロ
化、シアノ化などの各種の反応により置換基を修飾する
ことができる。アルキル化の場合には硫酸ジアルキル、
ハロゲン化アルキル、パラトルエンスルホン酸エステル
などの各種のアルキル化剤を用いることができる。C2
5 I、CF3 CH2 Iおよび、
【0020】
【化7】
【0021】等はフッ素化アルキル基を導入することが
できるのでとくに好ましいアルキル化剤である。本発明
の金属錯体は上記の様にして得られた一般式(1)に示
されるアゾ化合物と金属または金属化合物を反応させる
ことにより得られる。金属化合物としては塩化物、硝酸
塩、硫酸塩、炭酸塩、酢酸塩、アセチルアセトナート錯
体などの各種の化合物をもちいることができるが、反応
性、後処理の容易さなどの点から塩化物あるいは酢酸塩
が好ましい。
【0022】本発明において、アゾ系化合物とキレート
化合物を形成する金属としては、一般に該アゾ系化合物
とキレート化合物を形成する能力のある金属であれば特
に制限はないが、Ni、Cu、Co、Pd、Pt、Z
n、Ru、Rh、Osなどの遷移金属が好ましく、耐光
性、耐久性の点から特にNi、Co、Cuが好ましい。
例えば本発明の好ましい化合物の一つであるトリアゾー
ル系アゾ化合物は、アミノグアニジン重炭酸塩とトリフ
ルオロ酢酸とから合成したアミノトリフルオロメチルト
リアゾールをジアゾ化カップリングにより2−メトキシ
−5−プロピルスルホニルアミノ−N,N−ジエチルア
ニリンと反応させ、次にヨウ化エチルを反応させてエチ
ル化し、次に酢酸ニッケルを反応させてNi錯体を形成
させる。
【0023】
【化8】
【0024】ちなみに、上記と同様の合成経路に従って
得られた本発明のトリアゾール系アゾ化合物の場合、ト
リアゾール環に結合しているトリフルオロメチル基以外
の置換基(上記合成経路の例えばエチル基、一般式
(2)ではR2 に相当する)は、トリアゾール環を形成
している3つの窒素原子のうち、いずれと結合している
場合も考えられる。本発明に係る色素である一般式
(1)のアゾ化合物と金属との組み合せの例を下記表−
1及び表−2に示すが、本発明の色素はこれらに限定さ
れるものではない。
【0025】
【表1】
【0026】
【表2】
【0027】
【表3】
【0028】
【表4】
【0029】
【表5】
【0030】
【表6】
【0031】
【表7】
【0032】
【表8】
【0033】
【表9】
【0034】本発明の光学記録媒体は、基本的には基板
と一般式(1)で示されるアゾ系化合物と金属とのキレ
ート化合物を含む記録層とから構成されるものである
が、さらに必要に応じて基板上に下引き層を設けること
ができる。好ましい層構成の一例としては、記録層上に
金、銀、アルミニウムの様な金属反射層を設けた高反射
率の媒体が挙げられる。前記基板としては、使用するレ
ーザーに対して透明なものが好ましく、ガラスや種々の
プラスチックが用いられる。プラスチックとしては、ア
クリル樹脂、メタクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、
塩化ビニル樹脂、酢酸ビニル樹脂、ポリエステル樹脂、
ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリイミド樹
脂、ポリスチレン樹脂、エポキシ樹脂等が挙げられる
が、高生産性、コスト、耐吸湿性の点から射出成型ポリ
カーボネート樹脂が特に好ましい。
【0035】基板上の案内溝は、溝幅が0.3μm未満
の場合にはプッシュプル信号強度が十分に得られないお
それがあり、また0.35μmを越えると十分な記録変
調度が得られないおそれがあるので、0.3〜0.35
μmとするのが好ましい。溝深さは、100nm未満で
は十分な記録変調度が、200nm以上では十分な反射
率が得られないおそれがあるため、100〜200nm
とするのが好ましい。
【0036】本発明の光学記録媒体におけるアゾ系化合
物と金属とのキレート化合物を含有する記録層の成膜方
法としては、真空蒸着法、スパッタリング法、ドクター
ブレード法、キャスト法、スピナー法、浸せき法など一
般に行われている薄膜形成方法を用いることができる
が、量産性、コスト面からスピナー法が好ましい。ま
た、必要に応じてバインダーを使用することもできる。
バインダーとしてはポリビニルアルコール、ポリビニル
ピロリドン、ケトン樹脂、ニトロセルロース、酢酸セル
ロース、ポリビニルブチラール、ポリカーボネートなど
を用いることができる。
【0037】スピナー法により成膜する場合に、回転数
は500〜5000回転が好ましく、スピンコートの
後、必要に応じて、加熱、あるいは溶媒の蒸気に接触さ
せる等の後処理を行うことができる。また、記録層の安
定性向上や耐光性向上のために、必要に応じて一重項酸
素クエンチャーとして遷移金属キレート化合物(例えば
アセチルアセトナート、ビスフェニルジチオール、サリ
チルアルデヒドオキシム、ビスジチオ−α−ジケトン
等)を含有させることもできる。さらに、必要に応じて
他の色素を併用することもできる。他の色素としては構
造の異なる同系統の化合物であってもよいし、トリアリ
ールメタン系色素、アゾ系色素、シアニン系色素、スク
ワリリウム系色素、含金属インドアニリン系色素、フタ
ロシアニン系色素など他系統の色素でもよい。
【0038】ドクターブレード法、キャスト法、浸せき
法、スピナー法などの塗布法により記録層を形成する場
合の塗布溶媒としては、基板を侵さない溶媒であれば各
種のものを使用することができる。例えば、ジアセトン
アルコール、3−ヒドロキシ−4−メチル−2−ブタノ
ン等のケトンアルコール溶媒、メチルセロソルブ、エチ
ルセロソルブ等のセロソルブ系溶媒、n−ヘキサン、n
−オクタン等の炭化水素系溶媒、シクロヘキサン、メチ
ルシクロヘキサン、エチルシクロヘキサン、ジメチルシ
クロヘキサン、n−ブチルシクロヘキサン、t−ブチル
シクロヘキサン、シクロオクタン等の脂環式炭化水素系
溶媒、ジイソプロピルエーテル、ジブチルエーテル等の
エーテル系溶媒、テトラフルオロプロパノール、オクタ
フルオロペンタノール、ヘキサフルオロブタノール等の
フルオロアルキルアルコール系溶媒、乳酸メチル、乳酸
エチル、イソ酪酸メチル等のヒドロキシエステル系溶媒
等が挙げられる。本発明の光学記録媒体の記録層は基板
の両面に設けてもよいし、片面に設けてもよい。また、
基板上に記録層を設けた2枚の媒体を貼り合わせたもの
でもよい。上記のようにして得られた光学記録媒体への
記録は、基板の両面または片面に設けた記録層にレーザ
ー光をあてることにより行う。レーザー光の照射された
部分には、レーザー光エネルギーの吸収による、分解、
発熱、溶融などの記録層の熱的変型が起こる。記録され
た情報の再生は、レーザー光により、熱的変型が起きて
いる部分と起きていない部分の反射率の差を読みとるこ
とにより行う。レーザーとしては各種のものを使用でき
るが、記録層の吸光度から、波長600〜700nmの
ものが好ましく、また、軽量性コンパクト性等の取扱い
性やコスト等の点から、半導体レーザーが好適である。
DVD−Rディスクのように十分に小さな記録ピットの
形成と、未記録部の高い反射率とが同時に求められる場
合には、熱分解を起こす記録層の色素の吸収極大の波長
とスペクトルの形状がその特性を左右する重要なパラメ
ーターである。本発明の光学記録媒体は、一般式(1)
で示されるアゾ系化合物と金属とのキレート化合物を記
録層に含有することにより、630〜660nmの半導
体レーザー光を光源として光学記録を行った場合に良好
な記録再生特性を有し、且つ耐久性、耐光性にも優れて
いる。一般式(1)で示されるアゾ化合物と金属とのキ
レートからなる色素は、光学記録媒体以外にも各種繊維
やプラスチックス、紙などの着色材料、記録材料として
も有用なものである。また、一般に金属イオンと反応し
て色が変わる色素は金属イオン検出試薬として使用でき
ることが容易に予想できるが、本発明のアゾ化合物も金
属イオンとキレートを形成して色が変わるため、金属イ
オンの検出試薬としても有用である。
【0039】
【実施例】以下実施例によりこの発明を具体的に説明す
るが、かかる実施例はその要旨を越えない限り、本発明
を限定するものではない。また、ε(分子吸光係数)
は、金属一原子に対して二分子のアゾ系化合物が配位し
たものとして算出した。
【0040】実施例1 (a)色素の製造 Zh.Obshch.Khim Vol.53 198
4(1983)を参考にして合成した。アミノグアニジ
ン重炭酸塩25g(0.184mol)にトリフルオロ
酢酸23.1gを加え、20から25℃で30分間攪拌
した。このものにトルエン500mlを加え、反応によ
り生ずる水とトルエンを留去しながら還流下15時間攪
拌した。一晩放置後、析出した結晶をろ別し、下記構造
式(10)で示される5−アミノ−3−トリフルオロメ
チル−1,2,4−トリアゾールの白色結晶14gを得
た。この化合物の構造はマススペクトルで分子イオンピ
ーク152を測定することにより確認した。
【0041】
【化9】
【0042】構造式(10)で示される化合物0.76
gを酢酸5mlとプロピオン酸3mlの混合液に溶解さ
せ、攪拌しながら0〜5℃に冷却し、85重量%リン酸
水溶液4.5gを加えた。0〜5℃でニトロシル硫酸の
43重量%硫酸溶液1.78gを加え、0〜5℃でさら
に2時間攪拌した。この反応液をあらかじめ用意した、
2−メトキシ−5−プロピルスルホニルアミノ−N,N
−ジエチルアニリンプロパンスルホン酸塩2.55g、
尿素0.2g、酢酸ナトリウム2gをメタノール20m
lに分散させた混合物中に0〜5℃で約5分間で加え
た。このとき氷および20重量%酢酸ナトリウム水溶液
を適宜加え、反応液のpHが2以下とならないように、
且つ温度が5℃以上にならないようにした。得られた反
応液を0〜5℃でさらに2時間攪拌した後一晩放置し
た。析出した結晶をろ別し、乾燥して下記構造式(1
1)で示される赤色結晶1.80gを得た。
【0043】
【化10】
【0044】構造式(11)で示されるアゾ化合物1.
62gをジメチルホルムアミド(DMF)13ml中に
溶解させ、攪拌しながら炭酸カリウム0.48gを加え
た。この中に、20〜25℃でヨウ化エチル0.66g
を滴下した後、50℃に加熱した。50℃で3.5時間
攪拌後、放冷し、水10mlを滴下した。析出した結晶
をろ別し下記構造式(12)で示される赤色結晶1.6
4gを得た。
【0045】
【化11】
【0046】構造式(12)で示されるアゾ化合物0.
98gと無水酢酸ナトリウム0.16gをテトラヒドロ
フラン30ml、水15mlに溶解させた。このものを
20〜25℃で攪拌しながら、酢酸ニッケル4水和物
0.30gのメタノール6ml溶液を加えた後、20〜
25℃でさらに3時間攪拌し、水30mlを加え、20
〜25℃でさらに2時間攪拌した。析出した結晶をろ別
し、これを水で洗浄し、乾燥してニッケルキレート化合
物0.45gを得た。この化合物のλmax (クロロホル
ム中)は514nm(ε=7.7×104 )であった。
【0047】(b)記録媒体の製造 (a)で得られたニッケルキレート化合物を、オクタフ
ルオロペンタノールに溶解し、1.2重量%溶液とし
た。これを50℃下で30分間、超音波分散した後、
0.2μmのフィルターでろ過し、その液を回転数12
00rpmで0.6mm厚のポリカーボネート基板にス
ピンコートした。尚、この基板の溝幅は0.35μmで
あり、(トラックピッチ0.8μm)、溝深さは140
nmであった。次にこの塗布膜を80℃のオーブンで乾
燥した後、塗布膜の上にスパッタリング法により膜厚1
00nmのAu膜を成膜し、反射層を形成した。さら
に、この反射層の上に紫外線硬化樹脂を3μmスピンコ
ートし、これに紫外線を照射して硬化させ、記録媒体と
した。さらにホットメルト接着剤を塗布し、全く同様に
して得られた記録媒体同志を接着し光ディスクとした。
塗布膜のλmax (長波長吸収側の肩)は587nmであ
った。記録層の膜厚は約100nmであった。
【0048】(c)光記録法 635nm半導体レーザー(NA=0.6)で、線速
2.6m/s、再生パワー0.7mWでCD−Rの4倍
速記録用のEFM信号を入力して記録したところ、I
top 反射率が43%であり、記録パワー5mWで変調度
55%の良好な記録特性が得られた。
【0049】
【発明の効果】本発明に係る特定のアゾ金属キレート色
素を記録層に含有する光学記録媒体は、短波長半導体レ
ーザーによる記録、再生特性に優れ、且つ、耐久性、耐
光性が優れている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前田 修一 神奈川県横浜市青葉区鴨志田町1000番地 三菱化学株式会社横浜総合研究所内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(1)で示されるアゾ化合物
    と金属とのアゾ金属キレート色素 【化1】 (式中、環Aは、置換基を有する、少なくとも1個の窒
    素原子を含む単環の複素環を示し、環Bは置換基を有す
    る芳香族環を示し、Yは置換基を有していても良いアル
    キル基又はアリール基を示す。但し、環A及び、又は環
    Bの置換基の少なくとも1つはフッ素含有基であり、且
    つ、環A及び環Bの置換基に含まれるフッ素原子の合計
    数は2以上である。)
  2. 【請求項2】 一般式(1)のアゾ化合物が下記一般式
    (2)で示されるアゾ化合物であることを特徴とする請
    求項1記載のアゾ金属キレート色素 【化2】 (式中、R1 及びR2 の少なくとも一方は、フッ素置換
    アルキル基を示し、他方は水素原子または置換基を有し
    ていても良いアルキル基を示し、且つ、R1 及びR2
    含有するフッ素原子数の合計は2以上である。R3 及び
    4 は、それぞれ独立して、水素原子、置換基を有して
    いても良い炭素数1〜20のアルキル基、置換基を有し
    ていても良い炭素数6〜20のアリール基、置換基を有
    していても良い炭素数2〜10のアルケニル基又は置換
    基を有していても良い炭素数3〜10のシクロアルキル
    基を表す。R5 及びR6 は、それぞれ独立して、水素原
    子、置換基を有していても良い炭素数1〜6のアルキル
    基、置換基を有していても良い炭素数1〜6のアルコキ
    シ基、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、置換基を有
    していても良い炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、
    置換基を有していても良い炭素数2〜7のアルコキシカ
    ルボニル基又はチオシアナート基を表す。Y′はフッ素
    原子以外の置換基を有していても良いアルキル基又はア
    リール基を表す。)
  3. 【請求項3】 金属がNi,Cu,Co,Pd,Pt,
    Zn,Ru,Rh,Osから選ばれることを特徴とする
    請求項1又は2記載のアゾ金属キレート色素。
  4. 【請求項4】 金属がNi,Co又はCuから選ばれる
    ことを特徴とする請求項3記載の金属アゾキレート色
    素。
  5. 【請求項5】 基板上にレーザーによる情報の書き込み
    及び/又は読み取りが可能な記録層が設けられた光学記
    録媒体において、該記録層が請求項1乃至4の何れかに
    記載のアゾ金属キレート色素を含有することを特徴とす
    る光学記録媒体。
  6. 【請求項6】 記録層上に金属反射層及び保護層を設け
    たことを特徴とする請求項5記載の光学記録媒体。
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