JPH11309600A - 多段プレスのワーク搬入・搬出装置 - Google Patents

多段プレスのワーク搬入・搬出装置

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JPH11309600A
JPH11309600A JP10131100A JP13110098A JPH11309600A JP H11309600 A JPH11309600 A JP H11309600A JP 10131100 A JP10131100 A JP 10131100A JP 13110098 A JP13110098 A JP 13110098A JP H11309600 A JPH11309600 A JP H11309600A
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plate
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B7/00Presses characterised by a particular arrangement of the pressing members
    • B30B7/02Presses characterised by a particular arrangement of the pressing members having several platens arranged one above the other
    • B30B7/023Feeding or discharging means

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Press Drives And Press Lines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 多段プレス上で製品パネル(加工後ワ
ーク)を乗せて多段に重ねられたキャリヤープレートを
一斉に搬出し、その搬出跡に中空パネル(未加工ワー
ク)を乗せて多段に重ねられたキャリヤープレートを一
斉に搬入することができ、ピットや広いスペースを必要
とせず、レイアウトの変更を容易にする。 【解決手段】 多段プレス10の前方に多段プレス1
0の定盤13のピッチの1/2の距離を昇降する昇降枠
22を設け、この昇降枠22に定盤13の枚数の2倍の
棚板24を定盤ピッチの1/2のピッチで多段に配設
し、昇降枠22の昇降に伴い、奇数段目の棚板24およ
び偶数段目の棚板24の高さを、多段プレスの可動盤1
2が上昇した際の定盤13の高さに交互に一致させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、箱形の中空パネ
ルにウレタンを注入し加圧下で発泡するようにした多段
プレスに対するワークの搬入・搬出装置、すなわち上記
の中空パネルを搬入し、注入ウレタン発泡後の製品パネ
ルを搬出するための装置に関し、発泡ウレタンを中間層
とするサンドイッチパネル、例えば建物の壁材、屋根
材、床材、断熱雨戸およびプレハブ冷蔵庫の断熱パネル
等の製造に用いられる。
【0002】
【従来の技術】パネル注入ウレタンの加圧発泡装置とし
て、箱形の中空パネルを多段に重ね、その状態でウレタ
ンを注入し、加圧下で発泡させるようにした多段プレス
の前側に、ウレタン注入前の中空パネルを上記多段プレ
スに多段で搬入するための搬入装置を、また後側にウレ
タン発泡後の製品パネルを上記多段プレスから多段で搬
出するための搬出装置をそれぞれ設けたものが知られて
いる。
【0003】図7において、1は上記の多段プレスであ
り、下部基盤1aと上方の油圧で昇降する可動盤1bと
の間に多数枚の定盤1cが配置され、これらの定盤1c
がチェーン、リンクまたはボルト等で順に連結され、図
示のように可動盤1bが上昇しているときは、定盤1c
が一定ピッチで上下に並び、各定盤1c(但し、最上段
を除く)の上にはキャリヤープレート2がその上に中空
パネル(図示されていない)を載せた形で置かれる。そ
して、可動盤1bの下降時に、定盤1cのピッチが小さ
くなって各キャリヤープレート2および中空パネルが上
下の定盤1cで挟圧され、この状態で各中空パネルにウ
レタンが注入され、このウレタンが加圧下で発泡し、そ
の発泡が完了すると、上記可動盤1bが上昇して定盤1
c間が広げられ、上記の中空パネルを発泡ウレタンで満
たした構造の製品パネルがキャリヤープレート2と共に
多段プレス1から取出し可能となる。
【0004】上記多段プレス1の前側(図7の左側)に
設けた搬入装置3は、昇降テーブル3a上に多段のベル
トコンベヤ3bを、上記定盤1cが開いたときと等しい
ピッチで棚状に配設したものであり、昇降テーブル3a
をピット4内のリフター(図示されていない)でベルト
コンベヤ3bの配列ピッチずつ昇降させるようになって
いる。そして、上記のベルトコンベヤ3bには、更に前
方の搬入コンベヤ5から上記のキャリヤープレート2が
中空パネルと共に1枚ずつ順に供給される。
【0005】上記搬入装置3の各ベルトコンベヤ3bに
キャリヤープレート2が中空パネルを載せて供給される
と、多段に並ぶベルトコンベヤ3bが一斉に駆動され、
ベルトコンベヤ3b上のキャリヤープレート2が送り出
されて多段プレス1の定盤1c上に搬入され、その際に
上記キャリヤープレート2が定盤1c上のキャリヤープ
レート(製品パネルを載せている)2を後側の搬出装置
6のベルトコンベヤ6b上に押し出す。この搬出装置6
は、上記の搬入装置3と同様に、昇降テーブル6aと多
段のベルトコンベヤ6bとで棚状に構成され、ピット7
内のリフター(図示されていない)の駆動で昇降する。
そして、この搬出装置6のベルトコンベヤ6b上に乗せ
られた製品パネルは、昇降テーブル6aの下降に伴い、
下段のベルトコンベヤ6bから後方の搬出コンベヤ8上
に1枚ずつ順に移され、この搬出コンベヤ8で搬出され
る。
【0006】上記の加圧発泡装置は、多段プレス1の前
後に棚状に並ぶ多段のベルトコンベヤ3b、6bを含む
搬入装置3、搬出装置6を設けたものであるから、多段
プレス1上のキャリヤープレート2を搬入装置3上のキ
ャリヤープレート2で一斉に入替えることができるが、
多段に並ぶベルトコンベヤ3b、6bの間隔が固定され
ており、搬入側ベルトコンベヤ3bへのキャリヤープレ
ート2の供給および搬出側ベルトコンベヤ6bからのキ
ャリヤープレート2の取出しを、それぞれ多段プレス1
の最下段の定盤1cの高さで行うようにしていたので、
床下に全段のベルトコンベヤ3b、6bを収容するため
に深さ2〜3mのピット4、7を必要とし、そのため装
置の設置コストが高くなり、かつレイアウトの変更、メ
ンテナンスおよび掃除等が困難になり、また上記多段の
ベルトコンベヤ3b、6bを駆動式とするので、装置が
高額になる等の問題があった。
【0007】上記のピット4、7を不要にした加圧発泡
装置として、図8の装置が知られている。この装置にお
いて、上記同様の多段プレス1の前方に設置された搬入
装置3は、台車上に前記同様のベルトコンベヤからなる
棚を設置して構成され、図示の実線位置で多段のキャリ
ヤープレートを中空パネルと共に一斉に多段プレス1に
移した後、長方形の巡回路3cに沿って反時計方向に移
動し、図の左上の位置(3d)でいったん停止し、コン
ベヤ9aでリフター5a上に搬入されたキャリヤープレ
ート(中空パネルを含む)9を1組ずつ、リフター5a
を昇降させながら搬入装置3のベルトコンベヤに移載す
る。
【0008】一方、多段プレス1の後方に設置された搬
出装置6は、台車上に前記同様のベルトコンベヤからな
る棚を設置して構成され、図示の実線位置で多段プレス
1から多段のキャリヤープレートを製品パネルと共に一
斉に受け取った後、長方形の巡回路6cに沿って反時計
方向に移動し、図の右上の位置(6d)でいったん停止
し、リフター8aを昇降させながら上記のキャリヤープ
レート(製品パネルを含む)を1組ずつリフター8aを
介してコンベヤ9aに移載し、キャリヤープレートから
製品パネルを取出した後、キャリヤープレート9のみを
左方に移動しながら、その上に新たな中空パネルをセッ
トして搬入側のリフター5a上に乗せる。なお、生産量
が多い場合は、上記の搬入装置3および搬出装置6がそ
れぞれ2台設けられる。
【0009】この図8の装置では、図1のピット4、7
を必要としない反面、搬入装置3および搬出装置6の巡
回路3c、6cのための広いスペースを必要とし、また
上記の搬入装置3および搬出装置6を移動式とするた
め、頑丈な構造が必要になる等の問題があった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、従来と同
様の多段プレス上で製品パネル(加工後ワーク)を乗せ
て多段に重ねられたキャリヤープレートを順次排出し、
その排出跡に中空パネル(未加工ワーク)を乗せて多段
に重ねられたキャリヤープレートを順次搬入することが
でき、しかも従来のピットや広いスペースを必要とせ
ず、レイアウトの変更を容易にするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係る多段プレ
スのワーク搬入・搬出装置は、下部基盤とその上方で昇
降する可動盤との間に多数枚の定盤をその上下間隔が可
動盤の昇降に伴って伸縮し、伸張時に均一になるように
配置し、各定盤上にキャリヤープレートをその上に重ね
た中空パネルと共に載せ、上記の中空パネルにウレタン
を注入し、このウレタンを上記可動盤の下降による加圧
下で発泡させるようにした多段プレスの前方に上記定盤
ピッチの1/2の距離を油圧で昇降する昇降枠を設け、
この昇降枠に上記定盤枚数の2倍の棚板を定盤ピッチの
1/2のピッチで多段に配設し、上記昇降枠の昇降に伴
い、奇数段目の棚板および偶数段目の棚板の高さが、多
段プレスの可動盤が上昇した際の定盤高さに交互に一致
するようにしたことを特徴とする。
【0012】この装置によれば、昇降枠の1段置きの棚
板、例えば奇数段目の棚板にあらかじめ中空パネル(ワ
ーク)がセットされたキャリヤープレートを載せ、残り
の棚板すなわち偶数段目の棚板を空にし、この偶数段目
の棚板高さを多段プレスの可動盤が上昇して各定盤間が
開いたときの定盤高さに等しく設定しておくと、多段プ
レスにおけるパネル注入ウレタンの加圧発泡が完了して
定盤間を開いた際、この定盤上のワークすなわち製品パ
ネルの全数をキャリヤープレートと共に順次上記空の棚
板(偶数段目の棚板)に移載することができる。続い
て、昇降枠を棚板ピッチすなわち定盤ピッチの1/2だ
け昇降させて奇数段目の棚板高さを定盤の高さに一致さ
せると、この奇数段目の棚板から上記の中空パネル(ワ
ーク)をキャリヤープレートと共に多段プレスの定盤に
移載することができる。
【0013】すなわち、上記の昇降枠は、多段プレスに
中空パネルを搬入するための装置および多段プレスから
製品パネルを搬出するための装置の両方に用いられる。
しかも、床を掘り下げてピットを形成する必要がないの
で、設置面積が従来の半分になり、かつレイアウトの変
更も容易である。なお、上記昇降枠の棚板に中空パネル
や製品パネル等のワークを出し入れするには、請求項2
に記載のごとく、昇降枠の前方に、キャリヤープレート
を載せて昇降することができ、かつ昇降枠上の最上段の
棚板から最下段の棚板に至る任意の高さに停止可能な昇
降テーブルを設置して行うのが好ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】図1において、10は前記同様の
多段プレスであり、下部基盤11と上方の油圧で昇降す
る可動盤12との間に多数枚の定盤13が配置され、最
上段の定盤13は可動盤12の下面に、最下段の定盤1
3は下部基盤11の上面にそれぞれ固定されている。そ
して、これらの定盤13が2枚ずつチェーン、リンクま
たはボルト等で順に連結され、図示のように可動盤12
が昇降ストロークの上端に位置するときは、定盤13が
一定の間隔で上下に並び、下端に位置するときは、各定
盤13が互いに接するようになっている。この定盤13
は鉄製で、図2に示すように、幅方向に長い長方形の板
状に作られ、その内部に蛇行状の温水通路を有し、この
温水通路に温水を流すことにより温度が一般に約40℃
に制御される。
【0015】上記の各定盤13(図1参照。但し、最上
段を除く)の上には長方形のキャリヤープレート15が
載せられる。このキャリヤープレート15の上面には、
図3に示すように、その前縁側(図3の左下方)の左右
に把手16が固定され、その後方部分に、このキャリヤ
ープレート15に載せられる中空パネル18を囲むよう
に角棒からなる種々の長さのライナー17a、17b、
17c、17d、17e、17f、17g、17hおよ
び17iが断続的に固定される。これらのライナー17
a〜17iは、上記の中空パネル18と等しい厚さを有
し、上記多段プレス10の定盤13上に載せて加圧下で
ウレタンを注入し、加圧発泡させた際に中空パネル18
の変形を防ぐものである。
【0016】図1において、多段プレス10の前方(図
1の左方)にキャリヤープレート15の搬入・搬出装置
20が設置される。この搬入・搬出装置20は、床F上
に立設された前後左右の支柱21aと上面枠21bとか
らなるフレーム21に昇降枠22を昇降自在に設け、こ
の昇降枠22に上部基板23および多数枚の棚板24を
等間隔に固定したものである。この棚板24の枚数は、
多段プレス10における定盤13の枚数(ただし、最上
段の除く。この例では8枚)の2倍(この例では16
枚)に設定され、棚板24のピッチは定盤13のピッチ
の1/2に設定される。そして、この昇降枠22は、上
記フレーム上の油圧シリンダ(図示されていない)の駆
動により棚板24のピッチだけ昇降する。
【0017】上記の棚板24は、図4に示すように、幅
方向(図4において上下方向)に長い長方形の額縁形枠
25の内側に4本の前後方向の桟26を所定の間隔で固
定し、この桟26上に多数個のボール27を頂部が額縁
形枠25および桟26の上面から突出するように(図
5、6参照)、かつ回転自在に配設し、その上にキャリ
ヤープレート15を載せるようにしたものであり、この
棚板24の多数枚が四隅の竪枠28で等間隔に連結され
て前記の昇降枠22を構成する。
【0018】上記の額縁形枠25は、図5に示すように
長方形断面の角パイプ25aで作られ、桟26は、図6
に示すように、山形鋼からなる2本の支持レール26a
を平行に配列して溝形状に作られる。そして、この2本
の支持レール26a間にボール受け26bを介して上記
のボール27が回転自在に取付けられる。なお、上記の
支持レール26aは、その両端が座板26cを介して上
記の額縁形枠25に固定される。
【0019】図1、2において、上記搬入・搬出装置2
0の前方(図の左方)に、その多段の棚板24に対して
キャリヤープレート15を乗せたり降ろしたりするため
の昇降テーブル30が設置される。この昇降テーブル3
0は、下側に昇降装置31(図1参照)を備え、前記の
キャリヤープレート15を載せて昇降することができ、
かつ上記搬入・搬出装置20における昇降枠22上の最
上段の棚板24から最下段の棚板24に至る任意の高さ
に停止可能なものである。
【0020】図1において、多段プレス10では、可動
盤12が昇降ストロークの上端に位置し、定盤13間が
開いており、搬入・搬出装置20では、昇降枠22が上
昇位置にあって下から奇数段目の棚板24が多段プレス
10の定盤13と等しい高さに位置している。そして、
この奇数段目の棚板24からキャリヤープレート15が
中空パネル18を載せて多段プレス10の定盤13に向
かって搬入されようとしている。一方、偶数段目の棚板
24には、上記の多段プレス10から搬出されたキャリ
ヤープレート15が製品パネル18Aと共に載せられて
いる。なお、上記の搬入・搬出は、人手により前記の把
手16(図3、図5参照)を持って行われる。そして、
上記の搬入が終わると、可動盤12が降ろされ、キャリ
ヤープレート15上の中空パネル18が上下の定盤13
間に挟まれて加圧され、この状態で中空パネル18にウ
レタンが注入され、加圧下で発泡して上記の中空パネル
18が製品パネル18Aとなる。
【0021】上記の中空パネル18を載せたキャリヤー
プレート15の多段プレス10への搬入が終わり、搬入
・搬出装置20の奇数段目の棚板24が空になると、こ
の奇数段目の棚板24に昇降テーブル30から新たに中
空パネル18をセットしたキャリヤープレート15が供
給され、偶数段目の棚板24上の製品パネル18Aを載
せたキャリヤープレート15が昇降テーブル30を経て
搬出される。例えば、昇降テーブル30が昇降ストロー
クの下端に位置し、その上に中空パネル18をセットし
たキャリヤープレート15が用意されると、このキャリ
ヤープレート15が搬入・搬出装置20の最下段の棚板
24に搬入される。次いで、上記の昇降テーブル30が
1段上昇し、2段目の棚板24上の製品パネル18Aを
載せたキャリヤープレート15が上記昇降テーブル30
上に引出され、昇降テーブル30が下端まで下降した
後、任意の搬送用ベルトコンベヤに移載される。
【0022】次いで、空になった昇降テーブル30上に
新たに中空パネル18をセットしたキャリヤープレート
15が供給され、上記の昇降テーブル30が3段目の棚
板24の高さに上昇し、中空パネル18を載せたキャリ
ヤープレート15が3段目の棚板24上に移載される。
しかるのち、昇降テーブル30が4段目の棚板24の位
置に上昇し、4段目の棚板24上のキャリヤープレート
が製品パネル18Aと共に昇降テーブル30上に引出さ
れ、昇降テーブル30の下降後に上記の搬送用ベルトコ
ンベヤに移載される。以下、同様にして奇数段目の棚板
24の全数に中空パネル18をセットしたキャリヤープ
レート15が供給され、偶数段目の棚板24の全数から
製品パネル18Aを載せたキャリヤープレート15が搬
出されると、搬入・搬出装置20を下降させ、偶数段目
の空の棚板24を多段プレス10の開いた位置の定盤1
3の高さに一致させ、多段プレス10における加圧発泡
の熟成が終わるのを待つ。そして、熟成が終わると、多
段プレス10の可動盤12が上昇して定盤13が開か
れ、この定盤13から製品パネル18Aがキャリヤープ
レート15と共に上記偶数段目の棚板24に引出され
る。
【0023】この実施形態では、棚板24が額縁形枠2
5と桟26とで構成されるので、軽量であり、また桟2
6には多数のボール27が回転自在に設けられ、かつキ
ャリヤープレート15に把手16が取付けられているの
で、多段プレス10に対する中空パネル18の搬入およ
び製品パネル18Aの搬出が容易であり、キャリヤープ
レート15の損傷が減少する。なお、上記のボール27
の代わりにローラを用いてもよい。
【0024】
【発明の効果】この発明によれば、従来と同様の多段プ
レス上で製品パネル(加工後ワーク)を乗せて多段に重
ねられたキャリヤープレートを一斉に排出し、その排出
跡に中空パネル(未加工ワーク)を乗せて多段に重ねら
れたキャリヤープレートを一斉に搬入することができ、
しかも従来のピットや広いスペースを必要とせず、レイ
アウトも容易に変更することができる。特に請求項2に
記載の発明によれば、中空パネルを載せたキャリヤープ
レートまたは製品パネルを載せたキャリヤープレートの
棚板に対する出し入れを一層容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1の正面図である。
【図2】図1の概略平面図である。
【図3】キャリヤープレートの斜視図である。
【図4】搬入装置の棚板の平面図である。
【図5】図4のA−A線断面図である。
【図6】図4のB−B線断面図である。
【図7】従来装置の一例を示す正面図である。
【図8】従来装置の他の例を示す平面図である。
【符号の説明】
10:多段プレス 11:下部基盤 12:可動盤 13:定盤 15:キャリヤープレート 17a〜17i:ライナー 18:中空パネル 18A:製品パネル 20:搬入・搬出装置 21:フレーム 22:昇降枠 24:棚板 25:額縁形枠 26:桟 26a:支持レール 26b:ボール受け 26c:座板 27:ボール 28:竪枠 30:昇降テーブル 31:昇降装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部基盤とその上方で昇降する可動盤と
    の間に多数枚の定盤をその上下間隔が可動盤の昇降に伴
    って伸縮し、伸張時に均一になるように配置し、各定盤
    上にキャリヤープレートをその上に重ねた中空パネルと
    共に載せ、上記の中空パネルにウレタンを注入し、この
    ウレタンを上記可動盤の下降による加圧下で発泡させる
    ようにした多段プレスの前方に上記定盤ピッチの1/2
    の距離を油圧で昇降する昇降枠を設け、この昇降枠に上
    記定盤枚数の2倍の棚板を定盤ピッチの1/2のピッチ
    で多段に配設し、上記昇降枠の昇降に伴い、奇数段目の
    棚板および偶数段目の棚板の高さが、多段プレスの可動
    盤が上昇した際の定盤高さに交互に一致するようにした
    ことを特徴とする多段プレスのワーク搬入・搬出装置。
  2. 【請求項2】 昇降枠の前方に、キャリヤープレートを
    載せて昇降することができ、かつ昇降枠上の最上段の棚
    板から最下段の棚板に至る任意の高さに停止可能な昇降
    テーブルを設置した請求項1に記載された多段プレスの
    ワーク搬入・搬出装置。
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