JPH11307084A - 有機電解質電池 - Google Patents

有機電解質電池

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JPH11307084A
JPH11307084A JP10250736A JP25073698A JPH11307084A JP H11307084 A JPH11307084 A JP H11307084A JP 10250736 A JP10250736 A JP 10250736A JP 25073698 A JP25073698 A JP 25073698A JP H11307084 A JPH11307084 A JP H11307084A
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organic electrolyte
polymer
positive electrode
negative electrode
current collector
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JP10250736A
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English (en)
Inventor
Kazunari Kinoshita
一成 木下
Makoto Tsutsue
誠 筒江
Masahiko Ogawa
昌彦 小川
Nobuo Eda
信夫 江田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
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    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 良好な電池特性を実現しつつ、電池重量全体
における集電体の重量比率を低く抑えた有機電解質電池
を提供する。 【解決手段】 負極集電体の両面に有機電解液を吸収保
持するポリマーを含む負極合剤層を形成した負極と、負
極の両面に有機電解液を吸収保持する多孔性のポリマー
からなる高分子電解質層を介して正極の有機電解液を吸
収保持するポリマーを含む正極合剤層を対向させ、積層
一体化した電極構成とすることにより、一枚の負極集電
体で2枚の合剤層を備えて負極集電体の数を最小限に
し、電池重量全体に占める集電体重量の比率を最小限に
することができ、かつ、良好な効率放電特性を有する有
機電解質電池が提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、正極と有機電解液
を吸収保持するポリマーからなる高分子電解質層と負極
を積層してなる有機電解質電池の構成に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年の携帯機器の小型、軽量、薄型化に
対応して、リチウムイオン二次電池においても、小型、
軽量、薄型化が強く求められている。リチウムイオン二
次電池が実用化され、携帯電話やノート型パソコンの小
型、軽量化に大いに貢献しているが機器の小型、軽量、
薄型化の要望は強まる一方である。しかしながら、強固
な外装ケースによって電極とセパレータ間を緊縛し、極
板間距離の最小化および電極セパレータ間の良好な接触
を実現している従来のリチウムイオン二次電池では、外
装ケースの強度を保つための厚みが必要であり、薄型化
に限界がある。
【0003】薄型化を追求する方法のひとつとして、セ
パレータである電解質層に有機電解液を吸収保持する多
孔性のポリマーを用いたリチウムポリマー二次電池が注
目されている。中でも、電解質層と電極に同一のポリマ
ーを用い接合一体化されている電池系では上記のように
強固な外装ケースを用いなくても良好な電解質層と電極
間の接触が実現できるため、電池の薄型化に有効であ
る。電解質層と電極間が接合一体化されている例として
は米国特許4,830,939号公報および、5,47
8,668号公報がある。
【0004】米国特許4,830,939号公報の場
合、負極金属リチウム上または正極上にモノマーと電解
液の混合溶液を塗布した後、紫外線や電子線によりモノ
マーを重合させ固体高分子電解質を形成している。この
場合、極板表面の微小な凹凸に沿って電解質層が形成さ
れるため緊縛を加えなくても電極と電解質層の間に良好
な接触が実現される。
【0005】米国特許5,478,668号公報の場
合、ポリマー材料としてフッ化ビニリデン(VDF)と
6フッ化プロピレン(HFP)の共重合体(P(VDF
−HFP))を用い、積層電極の正極、負極およびセパ
レータである電解質層を作製した後、セパレータと正極
あるいは負極を熱融着により一体化させることを特徴と
している。
【0006】上記2例のように電極と電解質層を接合一
体化することにより柔軟で薄いラミネートシート外装体
を使用しても放電可能な薄い電池を得ることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、実用的な電池
容量を得るために上記の正極、電解質層および負極を積
層一体化した積層電極を単純に積み重ねると、リチウム
イオン二次電池に比べ集電体が電池重量に占める割合が
大きくなってしまうという課題がある。一般的なリチウ
ムイオン二次電池では図5に示すように正極集電体であ
るアルミニウム箔6aの両面に正極合剤層6bを形成し
た正極6と、負極集電体である銅箔7aの両面に負極合
剤層7bを形成した負極7をセパレータ8を介して対向
させ、これを巻回している。このためリチウムイオン二
次電池では正極集電体6aおよび負極集電体7aの両面
に各々1組ずつの電池構成が成り立っており集電体を効
率的に利用している。これに対し、従来例に示した電解
質層と電極間が接合一体化されているリチウムポリマ二
次電池では、何層にもわたって、均一に電子線や紫外線
あるいは熱をかけることが非常に困難であるため、この
接合するという要件が障害となりリチウムイオン二次電
池のように正極-セパレータ-負極-正極……という構成
が採れない。このため従来のリチウムポリマ二次電池で
は、図4に示すように正極集電体1aの片面に正極合剤
層1bが形成された正極1と、負極集電体2aの片面に
負極合剤層2bが形成された負極2を電解質層を挟んで
対向させ、1組の正極集電体と負極集電体により1つの
電池構成となっている。このため、電極合剤が塗着され
ていない側の集電体は利用されていない。
【0008】また、正極集電体の材料としては軽量なア
ルミニウムなどを用いることができるが、負極集電体に
はアルミニウムを用いることができず、銅などを用いる
ことから集電体が重くなり、電池重量に対する負極集電
体の重量効率が悪いという欠点を有する。
【0009】本発明は上記従来例の問題点を解消し、良
好な電池特性を維持しつつ、電池重量を軽量化した構成
の有機電解質電池を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、負極集電体の両面に負極合剤層を形成した負
極と、その両面を高分子電解質層を介して正極で挟んだ
電極構造としたことを特徴とする。
【0011】特に、本発明は多孔性の集電体の両面に有
機電解液を吸収保持するポリマーを含み球状炭素粒子主
体のシートまたはフィルム状の負極合剤層を形成した負
極と、前記負極の両面に有機電解液を吸収保持するポリ
マーからなる多孔性のフィルム状の高分子電解質層を介
して有機電解液を吸収保持するポリマーを含みリチウム
コバルト複合酸化物主体のシートまたはフィルム状の正
極合剤層を形成した正極を対向させ、これら全体をシー
トまたはフィルム状に積層一体化するとともにこれらに
有機電解液を吸収保持させたことを特徴とする有機電解
質電池である。
【0012】本発明によれば、良好な電池特性を維持し
つつ、電池の薄型化、軽量化を実現することが可能とな
る。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、負極集電体の両面に負極合剤層を形成した負極と、
前記負極の両面に高分子電解質層を介して負極の両面に
正極を対向させ、積層したことを特徴とする有機電解質
電池である。アルミニウムなどの軽量の金属を用いるこ
とができず重量効率の悪い負極集電体の両面に負極合剤
層を形成し、一つの負極集電体を2面の負極合剤層で使
用することにより、軽量な有機電解質電池を得ることが
できる。また、正極は負極の両側に分散して対向するこ
とにより、充放電時におけるイオンの移動距離をみじか
くすることができ、電極反応をスムーズに進行させ、大
電流を取り出すことができる。また、負極集電体1枚に
対し、正極と負極の対向面を2面とすることで反応面積
を2倍とすることができるため、単位面積当たりの負荷
を下げることができ、高率の充放電を行うことができ
る。
【0014】さらに本発明は、多孔性の集電体の両面に
有機電解液を吸収保持するポリマーを含み球状炭素粒子
主体のシートまたはフィルム状の負極合剤層を形成した
負極と、前記負極の両面に有機電解液を吸収保持するポ
リマーからなる多孔性のフィルム状の高分子電解質層を
介して有機電解液を吸収保持するポリマーを含みリチウ
ムコバルト複合酸化物主体のシートまたはフィルム状の
正極合剤層を形成した正極を対向させ、これら全体をシ
ートまたはフィルム状に積層一体化するとともにこれら
に有機電解液を吸収保持させた有機電解質電池であり、
特に、電極と電解質層間を積層一体化することにより、
電池に緊縛を与えなくても十分な電導性が取れ、良好な
電池特性が得られる。
【0015】また本発明は、前記積層一体化した積層電
極を少なくとも2つ以上積層することにより、必要な電
池容量を得るものである。
【0016】正極は、多孔性のアルミニウム集電体の片
面に正極合剤層を形成した有機電解質電池である。ある
いは多孔性のアルミニウム集電体の両面に正極合剤層を
形成した有機電解質電池であり、正極合剤を厚み的に偏
在させたものである。正極集電体の材料としてアルミニ
ウムは軽量であり、電池を軽量化する材料として好まし
い。特に、積層電極を多層に積層する構成を取るとき
は、穴あき板などの多孔板を用いるのが好ましい。
【0017】また、前記正極と前記負極の反応部分の面
寸法を同一とすることで、余分な電極面積を必要としな
いものである。
【0018】また、前記負極の反応部分の面寸法を前記
正極の反応部分の面寸法よりも大きいものとすること
で、電極端部での短絡を防ぐことができる。
【0019】本発明の好ましい形態は、多孔性の銅箔か
らなる集電体の両面に有機電解液を吸収保持するポリマ
ーを含み球状炭素粒子主体のシートまたはフィルム状の
負極合剤層を形成した負極と、前記負極の両面に有機電
解液を吸収保持するポリマーからなる多孔性のフィルム
状の高分子電解質層を介して多孔性のアルミニウム箔か
らなる集電体に有機電解液を吸収保持するポリマーを含
みリチウムコバルト複合酸化物主体のシートまたはフィ
ルム状の正極合剤層を形成した正極を対向させ、これら
全体をシートまたはフィルム状に積層一体化するととも
にこれらに有機電解液を吸収保持させた電池であり、前
記有機電解液を吸収保持するポリマーが、ポリフッ化ビ
ニリデンまたはフッ化ビニリデンと6フッ化プロピレン
の共重合体の群より選ばれる1種以上を主成分とする有
機電解質電池である。正極、高分子電解質層および負極
に同一のポリマー材料として、ポリフッ化ビニリデンま
たはフッ化ビニリデンと6フッ化プロピレンの共重合体
を主成分とすることにより、有機電解液を吸収保持する
ポリマーにより正極、高分子電解質層および負極を熱融
着により接合一体化できる。
【0020】さらに、有機電解液を吸収保持するポリマ
ーに、ポリエチレンオキシド、ポリメタクリル酸エステ
ルの群より選ばれる1種以上を添加しているものであ
り、これらのポリマーを添加することにより、ポリマー
中への有機電解液の吸収保持力を高める。
【0021】(実施の形態1)本発明の有機電解質電池
の構成を図1を参照して説明する。
【0022】図1は正極板1と負極板2とを高分子電解
質層3を介して積層してなる積層電極4である。正極板
1は正極集電体であるアルミニウム芯板1aの片面に正
極活物質としてコバルト酸リチウムと導電材と有機電解
液を吸収保持するポリマーとからなる正極合剤層1bを
塗布乾燥して作製する。負極板2は負極集電体である銅
芯板2aの両面に球状炭素粒子と導電材と有機電解液を
吸収保持するポリマーとからなる負極合剤層2bを塗付
乾燥して作製する。高分子電解質層3は有機電解質を吸
収保持するポリマーであるフッ化ビニリデンと6フッ化
プロピレンの共重合体(P(VDF−HFP))からな
る多孔性のフィルムである。そして負極板2の両側の負
極合剤層2bにそれぞれ高分子電解質層3を介して正極
板1の正極合剤層1bに対向させ、積層した後、熱融着
により積層一体化して積層電極4を構成している。
【0023】前記積層電極をラミネートシート外装体に
装入後、外装体の開口部より6フッ化リン酸リチウム1
mol/lをエチレンカーボネートとエチルメチルカー
ボネートを1:3の体積比で混合した混合溶媒に溶解し
た電解液を注液する。注液後、外装体内部を減圧して積
層電極4に電解液を十分に含浸させた後、大気圧に戻し
外装体の開口部を熱シールにより封口する。封口した電
池を45℃で20分間加熱し、有機電解液をポリマーに
含浸させ、本発明の有機電解質電池を得る。なお、ラミ
ネートシート外装体は、絶縁性樹脂フィルムの間に通気
遮断のためのアルミニウムフィルムを配置し、全体を積
層一体化したものである。
【0024】(実施の形態2)本発明の他の構成の有機
電解質電池を図2を参照して説明する。正極1が正極集
電体1aの両面に正極合剤層1bが形成された以外は、
実施の形態1と同様の構成にて正極1と負極2とを高分
子電解質層3を介して積層して積層電極5を構成する。
【0025】(実施の形態3)本発明の積層電極4を多
積層した有機電解質電池の構成を図3を参照して説明す
る。
【0026】図3は実施の形態1の積層電極4を5つ積
層した多積層電池の積層電極部分である。
【0027】なお、正、負極の集電体にそれぞれの合剤
層を形成する方法は、あらかじめ合剤シートを作製して
おき、熱融着により集電体と合剤シートを接合させる方
法、また集電体に直接合剤ペーストを塗着する方法など
がある。集電体の片面に合剤層を形成する場合には、あ
らかじめ合剤シートを作製しておき、熱融着により集電
体と合剤シートを接合させる方法が好ましい。
【0028】なお、正極活物質としては、コバルト酸リ
チウム、ニッケル酸リチウムまたはマンガン酸リチウム
など充放電によりリチウムイオンを可逆的に出し入れで
きるリチウム含有複合金属酸化物を用いることができ
る。
【0029】負極活物質としては、充放電によりリチウ
ムイオンを可逆的に出し入れできる炭素材料、なかでも
炭素質メソフューズ粒体を炭素化および黒鉛化して得ら
れた粒状黒鉛粒子が好ましく、他に金属酸化物あるいは
金属窒化物など充放電によりリチウムイオンを可逆的に
出し入れできる材料を用いることができる。
【0030】電解液は、溶媒としてエチレンカーボネー
トやプロピレンカーボネートなどの環状カーボネートと
鎖状炭酸エステルの混合物、エチレンカーボネートとプ
ロピレンカーボネートの環状カーボネートの混合物など
を用いることができ、溶質としてLiPF6,LiCF3
SO3,LiClO4,LiBF4,LiAsF6あるいは
LiN(CF3SO2)などを用いることができる。鎖状
炭酸エステルとしては、エチルメチルカーボネート、ジ
エチルカーボネートおよびジメチルカーボネートなどが
ある。
【0031】
【実施例】本発明の実施例について図面を用い詳細に説
明する。
【0032】(実施例1)下記に示す方法により本発明
の有機電解質電池を作製した。
【0033】高分子電解質シートは以下の方法により作
製した。フッ化ビニリデンと6フッ化プロピレンの共重
合体(P(VDF−HFP)、6フッ化プロピレン比率
12重量%)30gをアセトン150gに溶解し、造孔
剤のフタル酸ジ-n-ブチル(DBP)30gを添加した
混合溶液を調整する。この溶液をガラス板上に塗着した
後、アセトンを乾燥除去して厚さ0.02mm、サイズ
が35mm×65mmの高分子電解質シートを作製す
る。
【0034】正極合剤層のシートはP(VDF−HF
P)70gをアセトン1000gに溶解した溶液とコバ
ルト酸リチウム1000g、アセチレンブラック50
g、DBP100gを混合して調整したペーストをガラ
ス板上に塗着、乾燥した後、圧延することで厚さ0.1
mm、サイズが30mm×60mmのシートを得る。
【0035】負極合剤層のシートはP(VDF−HF
P)40gをアセトン300gに溶解した溶液と炭素質
メソフェーズ球体を炭素化および黒鉛化した球状黒鉛粒
子(大阪ガス製)250g、気相成長炭素繊維を黒鉛化
したもの(VGCF)(大阪ガス製)20g、DBP6
0gを混合して調整したペーストをガラス板上に塗着、
乾燥した後、圧延することで厚さ0.15mm、サイズ
が30mm×60mmのシートを得る。
【0036】正極、負極の各集電体は表面に導電性炭素
材と結着剤の混合物を塗着した。集電体に塗着する導電
性炭素材と結着剤の混合物は、アセチレンブラック30
gとポリフッ化ビニリデンのN−メチルピロリドン溶液
(12重量%)を分散・混合することで調整する。この
混合物を厚さ0.06mmのアルミニウムと銅の穴あき
板にそれぞれ塗付した後、80℃以上の温度でN−メチ
ルピロリドンを乾燥除去することで導電性炭素材とポリ
フッ化ビニリデンから成る混合物を結着した集電体を作
製する。
【0037】前記正極合剤層のシートを前記アルミニウ
ムの集電体の片面に積層したものをポリテトラフルオロ
エチレンシート(PTFE、厚さ0.05mm)ではさ
み、150℃に加熱した2本ローラを通して加熱・加圧
することで熱融着させ正極板を作製する。PTFEは合
剤層がローラに付着するのを防ぐために用いるものであ
り、銅箔やアルミニウム箔などの他の材料を用いてもよ
い。
【0038】同様の方法で前記銅集電体の両面に前記負
極合剤層のシートを積層し負極板を作製する。
【0039】最後に、負極板の両面に高分子電解質シー
トを介して正極板の合剤面を対向、積層し、120℃に
加熱した2本ローラで加熱・加圧することで熱融着一体
化した積層電極を作製する。
【0040】上記の積層一体化した積層電極をジエチル
エーテル中に浸漬してDBPを抽出除去しポリマー部分
に多孔性を設け、50℃、真空で乾燥する。乾燥終了
後、積層電極を絶縁性樹脂フィルムの間にアルミニウム
フィルムを配したラミネートシートで作られた袋状の外
装体に装入し、エチレンカーボネートとエチルメチルカ
ーボネートを体積比1:3で混合したものに1.5モル
/lの割合で6フッ化リン酸リチウムを溶解した電解液
3.5gを注液する。注液後0.5気圧の減圧下でポリ
マーの細孔部に電解液を吸収保持させた後、大気圧に戻
して熱シールにより封口し、更に、45℃20分間加熱
してポリマー中への電解液の吸収を行い、充放電可能な
状態の電池Aとした。
【0041】得られた電池Aの重量は3.3gであり、
集電体が占める重量比率は14.6%であった。得られ
た電池を充電電流22mAで充電した後、放電電流22
0mAで放電したところ、放電容量は92mAhであっ
た。
【0042】(比較例1)正極合剤層および負極合剤層
のシート厚みを実施例1の2倍の厚みの0.2mmおよ
び0.3mmとし、正極、負極とも集電体の単面にのみ
電極合剤層のシートを熱融着した以外は実施例1と同様
の方法にて高分子電解質シート、正極板および負極板を
作製する。
【0043】最後に、負極板の合剤層を高分子電解質シ
ートを介して正極板の合剤層と対向、積層し、120℃
に加熱した2本ローラで加熱・加圧することで熱融着一
体化した積層電極を作製する。
【0044】上記の積層電極を実施例1と同様の方法に
て充放電可能な状態の電池Bとした。
【0045】得られた電池Bの重量は3.1gであり、
集電体が占める重量比率は12.6%であった。この電
池を充電電流22mAで充電した後、放電電流220m
Aで放電したところ、放電容量は35mAであった。
【0046】(比較例2)実施例1と同様の方法にて高
分子電解質シート、正極合剤層シート、負極合剤層シー
トおよび集電体を作製する。
【0047】ただし正極板は、正極合剤層シートをアル
ミニウム集電体の両面に積層し、実施例1と同様に15
0℃に加熱した2本ローラを通して加熱・加圧すること
で熱融着させる。
【0048】また負極板は、負極合剤層シートを銅集電
体の片面に積層し、実施例1と同様に150℃に加熱し
た2本ローラを通して加熱・加圧することで熱融着させ
る。
【0049】最後に、実施例1の構成とは逆に、正極板
の両面に高分子電解質シートを介して負極板の合剤層を
対向、積層し、120℃に加熱した2本ローラで加熱・
加圧することで熱融着一体化した積層電極を作製する。
【0050】上記の積層電極を実施例1と同様の方法に
て充放電可能な状態の電池Cとした。
【0051】得られた電池Cの重量は3.538gであ
り、集電体が占める重量比率は19.5%であった。ま
た、得られた電池を充電電流22mAで充電した後、放
電電流220mAで放電したところ、放電容量は90m
Ahであった。
【0052】実施例1と比較例1および比較例2は電池
容量の理論値が同じになるように作製している。それぞ
れの電池において電池重量に対する集電体の重量比率を
比較すると、実施例1は14.6%、比較例1は12.
6%、比較例2は19.7%である。実施例1は比較例
1よりも正極集電体が1枚多いため電池重量がわずかに
重いが、正極の厚みが比較例1の半分であるため高率放
電特性が比較例1に比べて非常に良好である。次に、実
施例1と比較例2を比較すると、どちらも集電体からの
活物質層の厚みが同じであるため、高率放電特性は非常
に良好である。しかし、比較例2では負極集電体が実施
例1より1枚多いため電池全体における集電体の重量比
率が高くなっている。以上のことから、実施例1の構成
によれば電池重量における集電体重量の比率をできるだ
け小さくすることができ、かつ良好な高率放電特性を得
るために適した構造であることが分かる。
【0053】さらに、正極も集電体の両側に正極合剤層
を作製した場合、電池容量の理論値を同じように作製す
れば、正極合剤層の厚みは半分となり、高率放電特性は
より向上する。
【0054】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、良好な電
池特性を実現しつつ、負極集電体を1枚で合剤層2枚の
集電体を兼ねることができるので電池重量中の集電体重
量の比率を低く抑えられ、重量効率が良く、優れた高率
放電特性の有機電解質電池を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す有機電解質電池の積層
電極部分の断面図
【図2】本発明の他の実施例を示す有機電解質電池の積
層電極部分の断面図
【図3】本発明の一実施例を示す積層電極を5枚積層し
た有機電解質電池の積層電極部分の断面図
【図4】従来の構成の有機電解質電池の積層部分の断面
【図5】従来の構成の円筒形リチウムイオン電池の構成
電極の断面図
【符号の説明】
1 正極板 1a 正極集電体 1b 正極合剤層 2 負極板 2a 負極集電体 2b 負極合剤層 3 高分子電解質層 4 積層電極 5 積層電極 6 正極板 6a 正極集電体 6b 正極合剤層 7 負極板 7a 負極集電体 7b 負極合剤層 8 セパレータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 江田 信夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 負極集電体の両面に負極合剤層を形成し
    た負極と、前記負極の両面に高分子電解質層を介して正
    極を対向させ、積層したことを特徴とする有機電解質電
    池。
  2. 【請求項2】 前記積層した有機電解質電池を、少なく
    とも2つ以上積層した請求項1記載の有機電解質電池。
  3. 【請求項3】 多孔性の集電体の両面に有機電解液を吸
    収保持するポリマーを含み球状炭素粒子主体のシートま
    たはフィルム状の負極合剤層を形成した負極と、前記負
    極の両面に有機電解液を吸収保持するポリマーからなる
    多孔性のフィルム状の高分子電解質層を介して有機電解
    液を吸収保持するポリマーを含みリチウムコバルト複合
    酸化物主体のシートまたはフィルム状の正極合剤層を形
    成した正極を対向させ、これら全体をシートまたはフィ
    ルム状に積層一体化するとともにこれらに有機電解液を
    吸収保持させた有機電解質電池。
  4. 【請求項4】 前記積層一体化した有機電解質電池を、
    少なくとも2つ以上積層した請求項3記載の有機電解質
    電池。
  5. 【請求項5】 前記正極は多孔性のアルミニウム集電体
    の片面に正極合剤層を形成した極板である請求項3ある
    いは4記載の有機電解質電池。
  6. 【請求項6】 前記正極は多孔性のアルミニウム集電体
    の両面に正極合剤を形成した極板である請求項3あるい
    は4記載の有機電解質電池。
  7. 【請求項7】 前記正極は多孔性のアルミニウム集電体
    の両面に正極合剤を厚み的に偏在させて形成した極板で
    ある請求項3あるいは4記載の有機電解質電池。
  8. 【請求項8】 前記正極と前記負極の反応部分の面寸法
    が同一である請求項1から7のいずれかに記載の有機電
    解質電池。
  9. 【請求項9】 前記負極の反応部分の面寸法が前記正極
    の反応部分の面寸法よりも大きい請求項1から7のいず
    れかに記載の有機電解質電池。
  10. 【請求項10】 多孔性の銅箔からなる集電体の両面に
    有機電解液を吸収保持するポリマーを含み球状炭素粒子
    主体のシートまたはフィルム状の負極合剤層を形成した
    負極と、前記負極の両面に有機電解液を吸収保持するポ
    リマーからなる多孔性のフィルム状の高分子電解質層を
    介して多孔性のアルミニウム箔からなる集電体に有機電
    解液を吸収保持するポリマーを含みリチウムコバルト複
    合酸化物主体のシートまたはフィルム状の正極合剤層を
    形成した正極を対向させ、これら全体をシートまたはフ
    ィルム状に積層一体化するとともにこれらに有機電解液
    を吸収保持させた電池であり、前記有機電解液を吸収保
    持するポリマーが、ポリフッ化ビニリデンまたはフッ化
    ビニリデンと6フッ化プロピレンの共重合体の群より選
    ばれる1種以上を主成分とする有機電解質電池。
  11. 【請求項11】 前記有機電解液を吸収保持するポリマ
    ーに、ポリエチレンオキシド、ポリメタクリル酸エステ
    ルの群より選ばれる1種以上を添加している請求項10
    に記載の有機電解質電池。
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