JPH11306330A - 撮像装置の調整方法 - Google Patents

撮像装置の調整方法

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JPH11306330A
JPH11306330A JP10116502A JP11650298A JPH11306330A JP H11306330 A JPH11306330 A JP H11306330A JP 10116502 A JP10116502 A JP 10116502A JP 11650298 A JP11650298 A JP 11650298A JP H11306330 A JPH11306330 A JP H11306330A
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reflected light
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正仁 小澤
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竜二 横倉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 撮像装置の調整を高精度且つ短時間で行う方
法を提供する。 【解決手段】 調整シートSHを位置決め部2a,2b
に嵌合させた状態で、光源1を発光させる。光源1の出
射光は、調整シートSHの透光部を透過して透過光ph
1として出射される。透過光ph1は、ミラー3,4で
順次反射されてレンズ5で集光され、CCD6の受光面
に結像される。CCD6の電気信号S6に対して演算部
9で所定の演算が行われ、図示しない表示装置で演算結
果が表示される。この演算結果に基づき、ミラー3の角
度、CCD6の受光面の方向又は撮像装置の倍率が調整
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、スキャナ
や光学式文字読取装置(以下、OCRという)等で用い
られ、帳票等の画像パターンを光学的に検知する撮像装
置の調整方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、OCR等において、帳票の画像
パターンを光学的に検知する撮像装置(例えば、光学パ
ターン検知部)は、帳票の被撮像面の主走査方向と直交
する副走査方向に、該帳票に対して相対的に移動しつつ
該主走査方向にライン状の出射光を照射する光源を有し
ている。光源からのライン状の光は、帳票の被撮像面の
主走査方向に照射される。この帳票を透過又は反射した
ライン状の光は反射鏡で反射され、この反射光がレンズ
で撮像手段(例えば電荷結合素子、以下、これをCCD
という)の受光面に集光される。受光面に集光された反
射光は、CCDで主走査方向に走査されて画像パターン
が検知される。
【0003】この光学パターン検知部を製作する場合、
反射鏡の取付け方向、CCDの取付け方向及び倍率が設
計値になるように組立てることは、殆ど不可能である。
そのため、製作終了後、反射鏡の取付け方向、CCDの
取付け方向及び倍率の調整を行う必要がある。これらの
調整を行う場合、帳票の代わりに調整の基準になる調整
用治具を用い、CCDの出力信号をオシロスコープ等で
観測しながら試行錯誤的に行われていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
光学パターン検知部の調整方法では、次の(i)〜(i
v)のような課題があった。 (i) 倍率を調整する場合、調整用治具を用いて試行
錯誤的に調整しているので、調整に時間がかかり、調整
誤差が発生しやすい。 (ii) 反射鏡の角度を調整する際に調整用治具の位置
をずらしながら、試行錯誤的に調整しているので、調整
に時間がかかり、調整誤差が発生しやすい。 (iii) CCDの受光面の方向が主走査方向になるよう
に調整する際、CCDの各素子から同時に出力が得られ
るように、調整用治具の位置をずらしながら試行錯誤的
に調整しているので、調整に時間がかかり、調整誤差が
発生しやすい。 (iv) 調整用治具の材質に紙を用いる場合、この調整
用治具の劣化による調整誤差が発生する。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明のうちの請求項1に係る発明は、透光型又は
光反射型の撮像対象物の被撮像面から所定間隔隔てた位
置に設けられ、該被撮像面の主走査方向と直交する副走
査方向に、該撮像対象物に対して相対的に移動しつつ該
主走査方向にライン状の出射光を照射する光源と、前記
撮像対象物から透光又は反射されたライン状の透過光又
は反射光を所定方向に反射してライン状の反射光を出射
する出射方向調整可能な反射手段と、前記反射手段から
出射された前記ライン状の反射光を受光する位置に設け
られ、該反射光を集光して前記被撮像面から所定の距離
の結像位置に像面を結像する結像手段と、前記結像位置
に受光面が設けられ、前記結像手段で集光された反射光
を該受光面で受光し、該反射光を前記主走査方向に走査
することによって1画素毎の電気信号に変換する撮像手
段と、前記主走査方向及び副走査方向における前記電気
信号に対して1画素毎に所定の演算処理を行う演算手段
とを、備えた撮像装置において、次のような処理を行う
ようにしている。
【0006】前記主走査方向及び副走査方向における所
定の領域に形成された前記光源の出射光に対する透光部
又は反射部、及び該副走査方向における任意の位置且つ
該主走査方向の所定の領域に形成された該出射光に対す
る遮光部又は非反射部を有する調整用被撮像物を前記撮
像対象物として用いる。そして、前記透光部を透過した
透過光又は前記反射部で反射した反射光を前記反射手段
及び結像手段を順次経由して前記撮像手段に受光させ、
該撮像手段から出力された前記電気信号に対して前記演
算手段で1画素毎に前記所定の演算処理を行うことによ
って前記出射方向の設定値に対する誤差を求め、該誤差
に基づいて該出射方向を調整するようにしている。この
ような構成を採用したことにより、調整用被撮像物の透
光部を透過した透過光又は反射部で反射した反射光は、
反射手段及び結像手段を順次経由して撮像手段で受光さ
れる。撮像手段から出力された電気信号は、演算手段で
1画素毎に所定の演算処理が行われ、反射手段の出射光
の出射方向の設定値に対する誤差が求められる。この誤
差に基づいて前記出射方向が調整される。
【0007】請求項2に係る発明は、透光型又は光反射
型の撮像対象物の被撮像面から所定間隔隔てた位置に設
けられ、該被撮像面の主走査方向と直交する副走査方向
に、該撮像対象物に対して相対的に移動しつつ該主走査
方向にライン状の出射光を照射する光源と、前記撮像対
象物から透光又は反射されたライン状の透過光又は反射
光を所定方向に反射してライン状の反射光を出射する反
射手段と、前記反射手段から出射された前記ライン状の
反射光を受光する位置に設けられ、該反射光を集光して
前記被撮像面から所定の距離の結像位置に像面を結像す
る結像手段と、前記結像位置に方向が調整可能な受光面
が設けられ、前記結像手段で集光された反射光を該受光
面で受光し、該反射光を前記主走査方向に走査すること
によって1画素毎の電気信号に変換する撮像手段と、前
記主走査方向及び副走査方向における前記電気信号に対
して1画素毎に所定の演算処理を行う演算手段とを、備
えた撮像装置において、次のような処理を行うようにし
ている。
【0008】前記受光面の方向の設定値に対する誤差を
許容する領域に形成された前記光源の出射光に対する透
光部又は反射部を有する調整用被撮像物を前記撮像対象
物として用いる。そして、前記透光部を透過した透過光
又は前記反射部で反射した反射光を前記反射手段及び結
像手段を順次経由して前記撮像手段に受光させ、該撮像
手段から出力された前記電気信号に対して前記演算手段
で1画素毎に前記所定の演算処理を行うことによって前
記受光面の方向の設定値に対する誤差を求め、該誤差に
基づいて該受光面の方向を調整するようにしている。こ
のような構成を採用したことにより、調整用被撮像物の
透光部を透過した透過光又は反射部で反射した反射光
は、反射手段及び結像手段を順次経由して撮像手段で受
光される。撮像手段から出力された電気信号は、演算手
段で1画素毎に所定の演算処理が行われ、撮像手段の受
光面の方向の設定値に対する誤差が求められる。この誤
差に基づいて前記受光面の方向が調整される。
【0009】請求項3に係る発明は、透光型又は光反射
型の撮像対象物の被撮像面から所定間隔隔てた位置に設
けられ、該被撮像面の主走査方向と直交する副走査方向
に、該撮像対象物に対して相対的に移動しつつ該主走査
方向にライン状の出射光を照射する光源と、前記撮像対
象物から透光又は反射されたライン状の透過光又は反射
光を所定方向に反射してライン状の反射光を出射する反
射手段と、前記反射手段から出射された前記ライン状の
反射光を受光する位置に設けられ、該反射光を集光して
前記被撮像面から所定の距離の結像位置に像面を結像す
る結像手段と、前記ライン状の反射光を受光する位置に
設けられ、該反射光を集光して該被撮像面から所定の距
離の結像位置に像面を結像する位置調整可能な結像手段
と、前記結像位置に受光面が設けられ、前記結像手段で
集光された反射光を該受光面で受光し、該反射光を前記
主走査方向に走査することによって1画素毎の電気信号
に変換する撮像手段と、前記主走査方向及び副走査方向
における前記電気信号に対して1画素毎に所定の演算処
理を行う演算手段とを、備えた撮像装置において、次の
ような処理を行うようにしている。
【0010】前記主走査方向及び副走査方向における所
定の領域に形成された前記光源の出射光に対する透光部
又は反射部を有する調整用被撮像物を前記撮像対象物と
して用いる。そして、前記透光部を透過した透過光又は
前記反射部で反射した反射光を前記反射手段及び結像手
段を順次経由して前記撮像手段に受光させ、該撮像手段
から出力された前記電気信号に対して前記演算手段で1
画素毎に前記所定の演算処理を行うことによって前記結
像手段の位置の設定値に対する誤差を求め、該誤差に基
づいて該結像手段の位置を調整するようにしている。こ
のような構成を採用したことにより、調整用被撮像物の
透光部を透過した透過光又は反射部で反射した反射光
は、反射手段及び結像手段を順次経由して撮像手段で受
光される。撮像手段から出力された電気信号は、演算手
段で1画素毎に所定の演算処理が行われ、結像手段の位
置の設定値に対する誤差が求められる。この誤差に基づ
いて前記結像手段の位置が調整される。
【0011】請求項4に係る発明は、請求項3に係る発
明の撮像手段によって変換された電気信号のうちの所定
値以上の値を取る主走査方向における最初の画素位置
を、調整用被撮像物に対する読取り開始位置として決定
するようにしている。これにより、電気信号のうちの所
定値以上の値を取る主走査方向における最初の画素位置
が、調整用被撮像物に対する読取り開始位置として用い
られ、請求項3に係る発明と同様の作用が行われる。請
求項5に係る発明は、請求項1、2、3又は4に係る発
明の調整用被撮像物は、剛性部材で形成している。剛性
部材で形成し調整用被撮像物を用いて請求項1、2、3
又は4に係る発明と同様の作用が行われる。
【0012】
【発明の実施の形態】第1の実施形態 図1は、本発明の第1の実施形態の撮像装置の調整方法
を実施するための撮像装置の構成図である。この撮像装
置は、撮像対象物(例えば、調整シート)SHの被撮像
面から所定間隔隔てた位置にライン状の光源1が設けら
れている。光源1は、調整シートSHの被撮像面の主走
査方向(即ち、図1の面に対して垂直方向)と直交する
副走査方向に該調整シートSHと相対的に移動しつつ該
主走査方向にライン状の出射光を照射するものである。
調整シートSHは、筐体2の位置決め部2a,2bによ
って位置が固定されている。調整シートSHから透光さ
れたライン状の透過光ph1は、筐体2の透過窓2bを
透過して反射手段(例えば、ミラー)3及び4に順次入
射するようになっている。ミラー3,4は、透過光ph
1を所定方向に反射してライン状の反射光ph4を出射
するものである。
【0013】反射光ph4を受光する位置には結像手段
(例えば、レンズ)5が設けられている。レンズ5は、
反射光ph4を集光して調整シートSHの被撮像面から
所定の距離の結像位置に像面を結像するものである。こ
の結像位置に受光面が位置するように、撮像手段(例え
ば、CCD)6が設けられている。CCD6はCCDド
ライブ回路等を備えた制御基板7に取付けられ、レンズ
5で集光された反射光ph4を受光面で受光し、制御基
板7の制御に基づいて反射光ph4を主走査方向に走査
することによって1画素毎の電気信号S6に変換するも
のである。CCD6の読取り可能範囲は、レンズ5によ
って結像した時に、主走査方向の視野範囲及び製造誤差
によるずれ量よりも大きく設定されている。ミラー4と
レンズ5との距離は、可変できる構造になっており、レ
ンズ5とCCD6とを副走査方向に移動することによっ
て、倍率を調整できる構造になっている。電気信号S6
は、演算手段(例えば、演算部)9に入力されるように
なっている。演算部9は、主走査方向及び副走査方向に
おける電気信号S6に対して1画素毎に所定の演算処理
を行い、処理結果を表す出力信号S9を出力するもので
ある。演算部9の出力側には、処理結果をを表示する図
示しない表示装置が接続されている。
【0014】図2は、図1の撮像装置の拡大平面図であ
る。ミラー3は筐体2に対して回転可能な軸3a,3b
を有し、固定金具3cとねじ3dとからなる調整機構部
によって筐体2に固定されている。図3は、図2中の調
整機構部の構成図である。固定金具3cは調整用穴3e
を有し、軸3a,3bに固定されている。図4は、図1
の撮像装置の拡大右側面図である。制御基板7は取付位
置の調整用穴7a,7bを有し、ねじ8a,8bによっ
て筐体2に固定されている。
【0015】図5は、図1中の調整シートSHの拡大構
成図である。この調整シートSHは、光を遮光する剛性
部材(例えば、薄い鉄板や樹脂等)で形成され、光源1
の出射光を透過する透光部11,12,13と、筐体2
の位置決め部2a,2bに嵌合する位置決め穴14a,
14b,15a,15b,16a,16bとを有してい
る。これらの各透光部11,12,13及び各位置決め
穴14a,14b,15a,15b,16a,16bに
は、光が拡散しやすい紙等の媒体が貼付されている。透
光部11は、主走査方向Gの視野範囲L1の長さの部分
で光を透過させるものであり、位置決め穴14a,14
bが位置決め部2a,2bに嵌合された場合に、筐体2
の透過窓2bの位置に配置されるようになっている。透
光部12は、主走査方向Gの端部からの距離L2で且つ
副走査方向Nの位置Qで光を遮光する遮光部12aを有
し、他の部分で光を透過させるものであり、位置決め穴
15a,15bが位置決め部2a,2bに嵌合された場
合に、透過窓2bの位置に配置されるようになってい
る。透光部13は、主走査方向Gの長さL3及び副走査
方向Nの長さL4で形成され、光源1の出射光のライン
の方向の主走査方向Gに対する傾きの調整範囲の角度θ
が、 θ=Tan-1(L4/L3) で規定されるものであり、位置決め穴16a,16bが
位置決め部2a,2bに嵌合された場合に、透過窓2b
の位置に配置されるようになっている。
【0016】図6(a),(b),(c),(d)は、
図5中の透光部12と図1中の出力信号S9との関係を
示す図であり、同図(a)には、透光部12と読取り位
置A,B,Cとの関係が示され、同図(b),(c),
(d)には、読取り位置A,B,Cにおける出力信号S
9がそれぞれ示されている。図7は、誤差角度θを説明
する図である。これらの図6,7を参照しつつ、図1の
撮像装置におけるミラー3の角度の調整方法を説明す
る。
【0017】調整シートSHの位置決め穴15a,15
bを位置決め部2a,2bに嵌合させた状態で、光源1
を発光させる。光源1の出射光は、調整シートSHの透
光部12を透過して透過光ph1として出射される。透
過光ph1は、ミラー3,4で順次反射されてレンズ5
で集光され、CCD6の受光面に結像される。ここで、
出力信号S9のスライス値slを設定し、このスライス
値slと出力信号S9の波形とが交わる画素の位置の値
を、画素位置ia,ib,ic,idとする。この時の
透光部12の中央の位置Lcは、次式(1)で表され
る。 Lc=(ia+id)/2 ・・・(1) 又、遮光部12aの中央の位置L1cは、次式(2)で表
される。 L1c=(ib+ic)/2 ・・・(2) 図6(b)に示すように、読取り位置が位置Aにある場
合、 Lc=L1c ・・・(3) となり、ミラー3の角度は調整不要である。
【0018】図6(c)に示すように、読取り位置が位
置Bにある場合、 Lc<L1c ・・・(4) となり、読取り位置が位置Aになるように、ミラー3の
角度を調整する。この場合、CCD6の電気信号S6を
読取り、演算部9で次式(5)に示す演算を行って演算
結果を表示装置で表示し、Lmが0になるようにミラー
3の角度を調整する。 Lm=Lc−L1c ・・・(5) 或いは、調整角度θ0 を次式(6),(7),(8)を
用いて計算し、結果を表示装置で表示させて調整しても
よい。
【0019】BからAまでの距離をy1 とすると、 y1=(y/x)Lm・δ ・・・(6) 但し、 δ;1画素の長さ 図7中の誤差角度θは、次式(7)で表される。 θ=Tan-1(y1 /z) ・・・(7) よって、調整角度θ0 は、次式(8)で表される。 θ0 =θ/2=(1/2)Tan-1(y・Lm・δ/xz) ・・・(8) 図6(d)に示すように、読取り位置が位置Cにある場
合、式(5)〜式(8)と同様の演算を行い、ミラー3
の角度を調整する。以上のように、この第1の実施形態
では、CCD6の電気信号S6を基にした演算によって
ミラー3の調整角度を求めるようにしたので、撮像装置
の正確な調整を行うことができる。更に、調整シートS
Hを鉄板等の剛性部材で形成したので、従来のように紙
を使用した場合に比較して、温度、湿度による影響を受
けにくい。そのため、安定した調整を行うことができ
る。
【0020】第2の実施形態 図8(a),(b),(c)は、本発明の第2の実施形
態を示す図5中の透光部13と図1中の出力信号S9と
の関係を示す図であり、同図(a)には、透光部13と
読取り位置A,Bとの関係が示され、同図(b),
(c)には、読取り位置A,Bにおける出力信号S9が
それぞれ示されている。本実施形態では、図1の撮像装
置におけるCCD6の傾きの角度の調整方法を説明す
る。調整シートSHの位置決め穴16a,16bを位置
決め部2a,2bに嵌合させた状態で、光源1を発光さ
せる。光源1の出射光は、調整シートSHの透光部13
を透過して透過光ph1になる。透過光ph1は、ミラ
ー3,4で順次反射されてレンズ5で集光され、CCD
6の受光面に結像される。ここで、出力信号S9のスラ
イス値slを設定し、このスライス値slと出力信号S
9の波形とが交わる画素の位置の値を、画素位置ia,
ibとする。
【0021】読取り位置が位置Aにある場合、 (ib−ia)・δ=L4 になり、CCD6の受光面の方向を調整する必要はな
い。読取り位置が位置Bにある場合、 (ib−ia)・δ<L4 になり、CCD6の受光面の方向を調整する必要があ
る。この時のCCD6の傾き角度Ψは、次式(9)で表
される。
【0022】 Ψ=Tan-1(L3/(ib−ia)・δ) ・・・(9) 式(9)によって演算された値を表示装置に表示させ、
この値に基づいてCCD6の傾きの角度を調整する。以
上のように、この第2の実施形態では、CCD6の電気
信号S6を基にした演算によってCCD6の傾きの調整
角度Ψを求めるようにしたので、撮像装置の正確な調整
を行うことができる。
【0023】第3の実施形態 図9は本発明の第3の実施形態を示すレンズ5による反
射光ph4の集光を説明する図、及び図10は図1中の
演算部9の出力信号S9を示す図である。本実施形態で
は、図1の撮像装置における倍率の調整方法を説明す
る。調整シートSHの位置決め穴14a,14bを位置
決め部2a,2bに嵌合させた状態で、光源1を発光さ
せる。光源1の出射光は、調整シートSHの透光部11
を透過して透過光ph1になる。透過光ph1は、ミラ
ー3,4で順次反射されてレンズ5で集光され、図9に
示すようにCCD6の受光面に結像される。この時の演
算部9の出力信号S9は、図10に示すような値にな
る。
【0024】出力信号S9のスライス値slを設定し、
スライス値slを超える値が画素iから画素i+jまで
ある場合、CCD6に集光された光の範囲LCCD は、次
式(10)で表される。 LCCD =(i−(i+j))・δ=jδ ・・・(10) 但し、 j;画素数 δ;1画素の長さ 設計上の光の範囲をLCCD0(=kδ)とすると、以下の
方法で、倍率が求められる。
【0025】設計上の倍率Mdは、次式(11)で表さ
れる。 Md=LCCD0/L1 ・・・(11) 実際の倍率Meは、次式(12)で表される。 Me=LCCD /L1 ・・・(12) レンズ5及びCCD6の移動距離ΔLは、次式(13)
で表される。 ΔL=f・(1/Md−1/Me)+f・(Md−Me)・・・(13) 但し、 f;レンズ5の焦点距離 f・(1/Md−1/Me);調整シートSHからレン
ズ5までの光学距離 f・(Md−Me);レンズ5からCCD6までの光学
距離通常、LCCD0<<L1なので、 f・(1/Md−1/Me)>>f・(Md−Me) になり、f・(Md−Me)の項は無視できる。従っ
て、式(13)は次式(14)のように表すことができ
る。 ΔL≠f・(1/Md−1/Me) =f・L1 ・(LCCD −LCCD0)/(LCCD ・LCCD0) =f・L1 (j−k)/δ・j・k ・・・(14) 式(14)により、レンズ5及びCCD6の移動距離Δ
Lが演算され、表示装置で表示される。この移動距離Δ
Lだけレンズ5とCCD6を一緒に移動することによ
り、倍率を調整する。
【0026】以上のように、この第3の実施形態では、
CCD6の電気信号S6を基にした演算によってレンズ
5及びCCD6の移動距離ΔLを求めるようにしたの
で、撮像装置の正確な調整を行うことができる。
【0027】第4の実施形態 本実施形態では、第3の実施形態における倍率調整後、
調整シートSHの位置決め穴14a,14bを位置決め
部2a,2bに嵌合させた状態で光源1を発光させ、図
10に示す出力信号S9を得る。出力信号S9のスライ
ス値slを設定し、スライス値slを超える値が画素i
から画素i+jまである場合、これらの画素iから画素
i+jまでを不揮発性記憶手段に保持させておき、画素
iの位置を調整シートSHの読込み開始位置として使用
する。そのため、CCD6の主走査方向Gの位置の調整
を行う必要がない。
【0028】以上のように、この第4の実施形態では、
CCD6の位置を主走査方向Gに調整せずに、CCD6
の電気信号S6を基にした演算によって読込み開始位置
及び終了位置を求めるようにしたので、撮像装置の正確
な調整を行うことができる。尚、本発明は上記実施形態
に限定されず、種々の変形が可能である。その変形例と
しては、例えば次のようなものがある。 (a) 図1中のミラー3,4は、必要に応じて数を増
減してもよい。 (b) 図1中のレンズ5は、ロッドレンズアレイ等の
他の結像手段でもよい。 (c) 実施形態では、撮像装置は、光源1が筐体2の
外部にある透光型として説明したが、この光源1を筐体
2の内部に設定した光反射型にしても、上記実施形態と
ほぼ同様の作用、効果が得られる。この場合、反射部及
び非反射部を有する調整用被撮像物を使用する。
【0029】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、請求項1に
係る発明によれば、撮像手段の電気信号を基にした演算
によって反射手段の調整角度を求めるようにしたので、
撮像装置の正確な調整を行うことができる。請求項2に
係る発明によれば、撮像手段の電気信号を基にした演算
によって撮像手段の傾きの調整角度を求めるようにした
ので、撮像装置の正確な調整を行うことができる。請求
項3に係る発明によれば、撮像手段の電気信号を基にし
た演算によって結像手段及び撮像手段の移動距離を求め
るようにしたので、撮像装置の正確な調整を行うことが
できる。
【0030】請求項4に係る発明によれば、撮像手段の
位置を主走査方向に調整せずに、撮像手段の電気信号を
基にした演算によって読込み開始位置及び終了位置を求
めるようにしたので、撮像装置の正確な調整を行うこと
ができる。請求項5に係る発明によれば、調整用被撮像
物を剛性部材で形成したので、従来のように紙を使用し
た場合に比較して、温度、湿度による影響を受けにく
く、撮像装置の安定した調整を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の撮像装置の構成図で
ある。
【図2】図1の撮像装置の拡大平面図である。
【図3】図2中の調整機構部の構成図である。
【図4】図1の撮像装置の拡大右側面図である。
【図5】図1中の調整シートSHの拡大構成図である。
【図6】図5中の透光部12と図1中の出力信号S9と
の関係を示す図である。
【図7】誤差角度θを説明する図である。
【図8】本発明の第2の実施形態の図5中の透光部13
と図1中の出力信号S9との関係を示す図である。
【図9】本発明の第3の実施形態のレンズ5による集光
を説明する図である。
【図10】図1中の出力信号S9を示す図である。
【符号の説明】
1 光源 3,4 ミラー 5 レンズ 6 CCD 9 演算部 11,12,13 透光部 12a 遮光部 SH 調整シート ph1 透過光 ph4 反射光 G 主走査方向 N 副走査方向

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透光型又は光反射型の撮像対象物の被撮
    像面から所定間隔隔てた位置に設けられ、該被撮像面の
    主走査方向と直交する副走査方向に、該撮像対象物に対
    して相対的に移動しつつ該主走査方向にライン状の出射
    光を照射する光源と、 前記撮像対象物から透光又は反射されたライン状の透過
    光又は反射光を所定方向に反射してライン状の反射光を
    出射する出射方向調整可能な反射手段と、 前記反射手段から出射された前記ライン状の反射光を受
    光する位置に設けられ、該反射光を集光して前記被撮像
    面から所定の距離の結像位置に像面を結像する結像手段
    と、 前記結像位置に受光面が設けられ、前記結像手段で集光
    された反射光を該受光面で受光し、該反射光を前記主走
    査方向に走査することによって1画素毎の電気信号に変
    換する撮像手段と、 前記主走査方向及び副走査方向における前記電気信号に
    対して1画素毎に所定の演算処理を行う演算手段とを、
    備えた撮像装置において、 前記主走査方向及び副走査方向における所定の領域に形
    成された前記光源の出射光に対する透光部又は反射部、
    及び該副走査方向における任意の位置且つ該主走査方向
    の所定の領域に形成された該出射光に対する遮光部又は
    非反射部を有する調整用被撮像物を前記撮像対象物とし
    て用い、 前記透光部を透過した透過光又は前記反射部で反射した
    反射光を前記反射手段及び結像手段を順次経由して前記
    撮像手段に受光させ、該撮像手段から出力された前記電
    気信号に対して前記演算手段で1画素毎に前記所定の演
    算処理を行うことによって前記出射方向の設定値に対す
    る誤差を求め、該誤差に基づいて該出射方向を調整する
    ことを特徴とする撮像装置の調整方法。
  2. 【請求項2】 透光型又は光反射型の撮像対象物の被撮
    像面から所定間隔隔てた位置に設けられ、該被撮像面の
    主走査方向と直交する副走査方向に、該撮像対象物に対
    して相対的に移動しつつ該主走査方向にライン状の出射
    光を照射する光源と、 前記撮像対象物から透光又は反射されたライン状の透過
    光又は反射光を所定方向に反射してライン状の反射光を
    出射する反射手段と、 前記反射手段から出射された前記ライン状の反射光を受
    光する位置に設けられ、該反射光を集光して前記被撮像
    面から所定の距離の結像位置に像面を結像する結像手段
    と、 前記結像位置に方向が調整可能な受光面が設けられ、前
    記結像手段で集光された反射光を該受光面で受光し、該
    反射光を前記主走査方向に走査することによって1画素
    毎の電気信号に変換する撮像手段と、 前記主走査方向及び副走査方向における前記電気信号に
    対して1画素毎に所定の演算処理を行う演算手段とを、
    備えた撮像装置において、 前記受光面の方向の設定値に対する誤差を許容する領域
    に形成された前記光源の出射光に対する透光部又は反射
    部を有する調整用被撮像物を前記撮像対象物として用
    い、 前記透光部を透過した透過光又は前記反射部で反射した
    反射光を前記反射手段及び結像手段を順次経由して前記
    撮像手段に受光させ、該撮像手段から出力された前記電
    気信号に対して前記演算手段で1画素毎に前記所定の演
    算処理を行うことによって前記受光面の方向の設定値に
    対する誤差を求め、該誤差に基づいて該受光面の方向を
    調整することを特徴とする撮像装置の調整方法。
  3. 【請求項3】 透光型又は光反射型の撮像対象物の被撮
    像面から所定間隔隔てた位置に設けられ、該被撮像面の
    主走査方向と直交する副走査方向に、該撮像対象物に対
    して相対的に移動しつつ該主走査方向にライン状の出射
    光を照射する光源と、 前記撮像対象物から透光又は反射されたライン状の透過
    光又は反射光を所定方向に反射してライン状の反射光を
    出射する反射手段と、 前記反射手段から出射された前記ライン状の反射光を受
    光する位置に設けられ、該反射光を集光して前記被撮像
    面から所定の距離の結像位置に像面を結像する結像手段
    と、 前記ライン状の反射光を受光する位置に設けられ、該反
    射光を集光して該被撮像面から所定の距離の結像位置に
    像面を結像する位置調整可能な結像手段と、 前記結像位置に受光面が設けられ、前記結像手段で集光
    された反射光を該受光面で受光し、該反射光を前記主走
    査方向に走査することによって1画素毎の電気信号に変
    換する撮像手段と、 前記主走査方向及び副走査方向における前記電気信号に
    対して1画素毎に所定の演算処理を行う演算手段とを、
    備えた撮像装置において、 前記主走査方向及び副走査方向における所定の領域に形
    成された前記光源の出射光に対する透光部又は反射部を
    有する調整用被撮像物を前記撮像対象物として用い、 前記透光部を透過した透過光又は前記反射部で反射した
    反射光を前記反射手段及び結像手段を順次経由して前記
    撮像手段に受光させ、該撮像手段から出力された前記電
    気信号に対して前記演算手段で1画素毎に前記所定の演
    算処理を行うことによって前記結像手段の位置の設定値
    に対する誤差を求め、該誤差に基づいて該結像手段の位
    置を調整することを特徴とする撮像装置の調整方法。
  4. 【請求項4】 前記撮像手段によって変換された前記電
    気信号のうちの所定値以上の値を取る前記主走査方向に
    おける最初の画素位置を、前記調整用被撮像物に対する
    読取り開始位置として決定することを特徴とする請求項
    3記載の撮像装置の調整方法。
  5. 【請求項5】 前記調整用被撮像物は、剛性部材で形成
    したことを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の撮
    像装置の調整方法。
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