JPH11306256A - 競技の投票に用いる電子カード - Google Patents

競技の投票に用いる電子カード

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JPH11306256A
JPH11306256A JP10621298A JP10621298A JPH11306256A JP H11306256 A JPH11306256 A JP H11306256A JP 10621298 A JP10621298 A JP 10621298A JP 10621298 A JP10621298 A JP 10621298A JP H11306256 A JPH11306256 A JP H11306256A
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JP
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voting
data
electronic card
input
ticket
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JP10621298A
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English (en)
Inventor
Koichi Hosoyama
浩一 細山
Kazuhiro Kagoshima
和宏 鹿児島
Haruyuki Fujimoto
晴行 藤本
Kosuke Yamane
広介 山根
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Fujitsu Frontech Ltd
Original Assignee
Fujitsu Frontech Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】投票カード、投票券の無駄を無くすことであ
る。 【解決手段】電子カードにレース番号、馬連、枠連等の
種類と番号と投票金額を入力する(図8、S51)。発
売機に投票金額分の現金を入金する(S52)。発売機
に電子カードを挿入する(S53)。発売機は、入金額
と電子カードの投票金額とを比較し(S54)、金額が
足りているときには、投票券を発行し(S56)、投票
券の内容を液晶表示部に表示する(S58)。投票券の
発行済みの投票データをロックする(S58)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、競馬場、競輪場等
における投票に用いる電子カードに関する。
【0002】
【従来の技術】競馬場などでは、レースの勝ち馬を当て
た場合に配当金の払い戻しを受けるための投票券と、そ
の投票券を購入するための投票カードの2種類の券が使
用されている。投票カードは、例えばマークシート形式
になっており、ユーザがマークシートの単勝、複勝、枠
連、馬連等の種類をマークし、さらに組み合わせの数
字、投票金額をマークして、その投票カードを現金と共
に投票券の発券窓口に提出すると、窓口の発行機で投票
カードの内容を読み取り投票券が発行される。あるい
は、自動発売機に投票カードを現金と共に投入すると投
票券が発行される。その際、マークシートの記入もれが
あったり、マークが不完全でデータを発行機が読み取れ
ない場合には、投票券の発行は行われない。その場合、
ユーザは再度マークをやり直し、再び発券窓口に並び直
す必要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】投票券を購入する際
に、上記のようなトラブルが発生すると、投票券の発行
に時間がかかり、投票券の発行窓口が混雑するという問
題点があった。このような問題を含め投票券の発行、払
い戻し等に要する時間を短縮することが望まれている。
また、投票カード及び投票券はレースが終了して払い戻
しが完了すると、ゴミとして棄てられてしまうので環境
・資源保護の点で問題があった。
【0004】さらに、投票券の購入、配当金の払戻は現
金で行われているので、投票券の発売機の売上金の管
理、自動払戻機、有人の窓口での払戻の為の現金の管理
を行う必要があり、現金管理の業務が大きな負担となっ
ていた。
【0005】また、最新の出走情報、オッズ等を簡単に
入手できるようにすることも望まれていた。
【0006】本発明の課題は、投票カード、投票券の無
駄を無くすことである。また、他の課題は、投票券を購
入するのに要する時間を短縮することである。さらに、
他の課題は、投票券の購入から払い戻しまでを現金を使
用しないで行えるようにすることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の競
技の投票に用いる電子カードは、競技の投票データを入
力する入力手段と、入力された投票データを記憶する投
票データ記憶手段と、入力結果を表示する表示手段と、
入力手段から入力された投票データを外部の装置に転送
するインターフェース手段とを備える。
【0008】請求項2記載の発明の競技の投票に用いる
電子カードは、競技の投票データを入力する入力手段
と、入力された投票データを記憶する投票データ記憶手
段と、入力手段から入力された投票データを外部の装置
に転送するインターフェース手段と、投票券の購入時
に、インターフェース手段を介して外部の装置に転送し
た投票データに対応して該外部の装置から送られてくる
投票券データを記憶する投票券データ記憶手段と、投票
データ及び前記投票券データを表示する表示手段を備え
る。
【0009】請求項3記載の発明の競技の投票に用いる
電子カードは、競技の投票データを入力する入力手段
と、入力された投票データを記憶する投票データ記憶手
段と、入力結果を表示する表示手段と、入力手段から入
力された投票データを外部の装置に転送するインターフ
ェース手段と、現金として使用可能な電子マネーデータ
を保持する電子マネー保持手段とを備える。
【0010】請求項4記載の発明の競技における投票に
用いる電子カードは、競技の投票データを入力する入力
手段と、入力された投票データを記憶する投票データ記
憶手段と、入力手段から入力された投票データを外部の
装置に転送するインターフェース手段と、投票券の購入
時に、インターフェース手段を介して外部の装置に転送
した投票データに対応して外部の装置から送られてくる
投票券データを記憶する投票券データ記憶手段と、現金
として使用可能な電子マネーデータを保持する電子マネ
ー保持手段と、投票データ、投票券データ及び電子マネ
ーデータを表示する表示手段を備える。
【0011】請求項1記載の発明によれば、投票券を購
入するためのデータを個々のユーザが手元にある電子カ
ードで入力し、入力結果を表示により確認できるので、
データの入力誤り、入力もれ等を減らすことができる。
また、電子カードに入力したデータを投票券の発売機に
転送するようにしたので、従来のようにマークシートの
マークが読み取れない等の問題が生ぜず、投票券の発券
に要する時間を短縮できる。さらに、従来使用していた
紙製の投票カードが不要となるので、資源の節約にな
る。
【0012】請求項2記載の発明によれば、1台の電子
カードで投票券の購入と、投票券による払い戻しを行う
ことができるので、投票券の発券及び払い戻し業務をさ
らに効率化できる。また、紙製の投票カードと投票券の
両方が不要となるので、さらに資源の節約になる。
【0013】請求項3記載の発明は、電子カードが投票
カードの機能と電子マネー機能を有しているので、投票
券を購入するときに、現金を入金して、釣り銭を受け取
る等の作業が不要となり、投票券の発行に要する時間を
さらに短縮できる。また、投票券を購入する際に現金が
不要となり、また配当金の払戻時にも現金が不要となる
ので、競技場における現金の管理業務を大幅に軽減する
ことができる。
【0014】請求項4記載の発明は、電子カードが投票
カードの機能と投票券の機能と電子マネー機能を有して
いるので、投票カードと投票券が配当金の払戻が終わっ
た後にゴミとして棄てられて、資源が無駄に消費される
のを防止できる。また、投票券の購入時に現金を入金す
る必要がないので、投票券の発行に要する時間を短縮で
きる。さらに、投票券の購入時及び配当金の払戻時に現
金を使用しないので、発券、払戻のための手続が簡単に
なり、競技場における現金管理の業務が軽減される。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。第1の実施の形態は、従来、競馬
場において勝馬投票券の購入に用いられているマークカ
ードの替わりに可搬型の電子カード11を用いるもので
ある。電子カード11は、競馬場に入場した人(以下、
ユーザという)に補償金を取って貸し出してもよいし、
ユーザが自分で購入するようにしてもよい。
【0016】図1は、本発明の第1の実施の形態の電子
カード11の外観図であり、同図(A)は正面図、同図
(B)はその裏面図である。
【0017】電子カード11の正面側には、データを入
力するためのキーボード12と入力データを表示する液
晶表示部13とが設けられている。キーボード12は、
電子カード11の電源キー12aと、データ入力を開始
するとき操作する入力キー12bと、レース番号、馬番
連番、枠番、投票金額等からなる投票データを入力する
際に操作する数値キー12cと、百円、千円、万円の金
額の単位を入力する単位キー12dと、入力データを訂
正するとき操作する訂正キー12eと、データの入力位
置を指定する上下左右のカーソルキー12fと、入力し
たデータを確認したとき操作する確認キー12gとから
なる。
【0018】電子カード11の裏面側には、投票券の発
売機へ投票データを光信号で送信し、また発売機やその
他装置から光信号で送信されてくるデータ、例えば出走
情報、オッズ等を受信するための光インターフェース1
4が設けられている。
【0019】次に、第1の実施の形態の電子カードシス
テムを図2を参照して説明する。この第1の実施の形態
の電子カード11は、投票券を購入するための投票カー
ドの機能を有している。
【0020】投票券を購入する準備として、ユーザは、
電子カード11のキーボード12を操作して何レースの
どの馬にいくら賭けるか等の投票データを入力する(図
1)。そして、表示部13に表示される入力結果を確
認し、データに誤りがなければ、現金と共にその電子カ
ード11を自動発売機21に挿入する(同図、)。
自動発売機21は、電子カード11の投票データを光イ
ンターフェース14を介して受信し、投入された現金と
投票データの投票金額から釣り銭を計算する(同図
)。また、自動発売機21は、受信した投票データを
ホスト計算機22に送る(同図)。ホスト計算機22
は、投票データを内部の記憶装置に格納した後、投票券
の発行を自動発売機21に指示する。
【0021】自動発売機21は、それを受け投票券を発
行すると共に電子カード11をユーザに返却し、釣り銭
を戻す(同図)。
【0022】次に、以上のような電子カードシステムに
おいて、投票データを電子カード11に入力する際の手
順を図3、図5〜図7のフローチャート及び表示状態を
示す図4を参照して説明する。
【0023】電子カード11の電源キー12aをオン
し、入力キー12bをオンすると(図3、S1)、図4
(A)に示すように液晶表示部13に競馬場名の選択画
面が表示され、競馬場名の入力状態となる(S2)。そ
の状態でユーザがキーボード12の数値キー12cを操
作すると、競馬場名が選択される(S3)。競売場名が
選択されると、次に第何レース目かの入力が要求される
(S4)。ユーザはキーボード12の数値キー12cを
操作して、何レースかを指定する(S5)。
【0024】レースの選択が終了すると、次に図4
(B)に示すように表示部13に式別、つまり馬連、枠
連、ボックス枠連、ボックス馬連等の選択画面が表示さ
れ、それらデータの入力状態となる(S6)。その状態
でユーザがキーボード12の数値キー12cの「1」ま
たは「2」を操作すると、図5の枠連または馬連の組み
合わせを入力する処理(その2)に進み、数値キー12
cの「3」または「4」を操作すると、図6のボックス
枠連、ボックス馬連の入力処理(その3)に進み、数値
キー12cの「5」または「6」を操作すると、図7の
ながし枠連またはながし馬連の入力処理(その4)に進
む(S7)。
【0025】数値キー12cの「1」または「2」が操
作された場合には、図5の枠連または馬連の入力処理に
進む。この処理では、枠連または馬連の組み合わせの入
力が要求される(図5、S11)。これに対してユーザ
が、枠連または馬連の一方の番号Aを入力すると(S1
2)、他方の番号の入力が要求される(S13)。これ
に対してユーザが枠連または馬連の組み合わせの他の番
号Bを入力すると(S14)、図4(C)に示すように
A−Bの組み合わせの投票金額の入力が要求される(S
16)。これに対してユーザが数値キー12cを操作し
て投票金額を入力すると(S17)、液晶表示部13に
入力した枠連または馬連番号と投票金額が表示され、入
力データの確認が要求される(S18)。表示されてい
るデータに誤りがなければキーボード12の確認キー1
2gを操作する(S19)。ことのとき、入力データを
訂正したい場合には、訂正キー12eを操作した後、カ
ーソルキー12fで訂正個所を指定し、さらに数値キー
12cを操作して所望のデータに訂正する。
【0026】図3のステップS7で数値キー12cの
「3」または「4」が操作された場合には、図6のボッ
クス枠連の入力処理に進む。この処理では、最初にボッ
クス投票する番号の入力が要求される(図6、S3
1)。これに対してユーザが枠番号の組み合わせを入力
すると(S32)、図4(D)に示すように入力した枠
番号が表示される。ユーザは表示された番号を確認した
なら確認キー12gを操作する(S33)。次に、投票
金額の入力が要求される(S34)。これに対して数値
キー12cを操作して投票金額を入力し(S35)、単
位キー12dを操作して金額を確定させる(S36)。
すると、液晶表示部13にボックス番号と投票金額が表
示されるので(S37)、番号と金額を確認した後、確
認キー12gを操作する(S38)。
【0027】ステップS7で数値キー12cの「5」ま
たは「6」が操作された場合には、図7のながし枠連ま
たはながし馬連の入力処理に進む。この処理では、最初
に軸となる番号の入力が要求される(図7、S41)。
これに対して、ユーザが数値キー12cを操作して軸と
なる番号を入力すると(S42)、相手番号の入力が要
求される(S43)。これに対して相手番号を入力する
と(S44)、図4(E)に示すように液晶表示部13
に、入力した番号の組み合わせが表示されるので、ユー
ザは入力データに誤りが無いか否かを確認した後、確認
キー12gを操作する(S45)。次に、投票金額の入
力が要求される(S46)。これに対してユーザが投票
金額を入力し(S47)、単位キー12dを操作すると
(S48)、液晶表示部13にながし枠番または馬番が
表示されるので、番号と金額を確認した後、確認キー1
2gを操作する(S50)。
【0028】次に、以上のようにして投票データを入力
した電子カード11を用いて投票券を購入するときの手
順を図8のフローチャートを参照して説明する。
【0029】電子カード11に投票データを入力したな
ら(図8、S51)、投票券の発売機21に必要な金額
を入金し(S52)、電子カード11を挿入する(S5
3)。
【0030】図9は、発売機21の構成を示す図であ
る。発売機21は、電子カード11に記憶されているデ
ータを、光インターフェース14を介して読み取る電子
カードリーダ91と、発行する投票券の内容を表示する
ためのLCD92と、キーボード93と、硬貨の入出金
行う硬貨環流ユニット94と、紙幣の入出金を行う紙幣
環流ユニット(BRU)95と、投票券発行部96とか
ら構成されている。
【0031】投票券を購入するときには、発売機21の
電子カードリーダ91に電子カード11を挿入し、紙幣
環流ユニット95及び硬貨環流ユニット94に現金を投
入する。
【0032】図8に戻り、発売機21により電子カード
11の投票データの投票金額と入金額とが比較される
(S34)。入金額が足りない場合には、金額不足であ
ることを知らせるメッセージが表示され(S55)、そ
れに対して不足額の入金が行わなければ、発券が中止さ
れる。
【0033】ステップS54で入金額が投票金額以上で
あると判断されたとき、あるいは、不足分の入金が行わ
れた場合には、投票券を発行するとと共に(S56)、
液晶表示部13に投票券の内容を表示する(S57)。
さらに、電子カード11の投票券の発行が完了した投票
データをロックする(S58)。これは、投票券の発行
済みの投票データをユーザが修正できないようにするた
めである。
【0034】1枚の投票券の発券が終了したなら、次の
投票データの投票金額と残金とを比較し、残金が足りな
ければ、上述したステップS55に戻り金額不足である
ことを知らせるメッセージを液晶表示部13に表示す
る。
【0035】残金が発券額以上あるときには、ステップ
S56に戻り次の投票データに基づいて投票券の発行処
理を実行する。
【0036】電子カード11に入力されている全ての投
票データに関する発券処理が終了したなら、電子カード
11を返却し(S60)、投票券の受け渡しを行って
(S61)、処理を終了する。
【0037】なお、発券機21に電子カード11へのデ
ータの書き込み機能を付加し、オッズ、出走馬の変更、
ジョッキーの変更等の情報を電子カード11に書き込め
るようにすることもできる(S62)。これにより、ユ
ーザは、最新の出走情報を手元の電子カード11で確認
することが可能となる。
【0038】また、それまでに購入した投票券の内容を
電子カード11のメモリに記憶しておいて、それぞれの
レースの結果、配当等をユーザが入力、あるいは出走情
報等を出力する情報入力装置からレースの結果、配当等
のデータをダウンロードできるようにすることで、過去
の収支決算を簡単に調べることがで可能となる。また、
電子カード11の過去の投票内容、収支を、競売場内に
設置するプリンタにより出力できるようにしてもよい。
【0039】さらに、電子カード11に電波の受信機能
を持たせ、競馬放送等を聞くことができるようにしても
よい。
【0040】また、電子カード11に投票券の購入の締
め切り時間を音、あるいは振動により報知する機能を付
加することもできる。さらに、それぞれのレースの出走
時間と投票券の購入の締め切り時間までの残り時間を、
液晶表示部13に表示するようにしてもよい。
【0041】第1の実施の形態によれば、投票内容を示
す投票データを予め電子カード11に入力し、入力した
投票内容を表示させて確認することができるので、従来
のように、発売機にマークカードを投入してからデータ
の記入もれやマークが読み取れないことが分かり、再度
マークをやり直すというような問題の発生を防ぐことが
でき、窓口及び発売機での投票券の発券までに要する時
間を短縮することができる。また、投票カードを使用し
ないので、紙資源等の無駄を無くし、発生するゴミを減
らすことができる。
【0042】また、電子カード11にレースの結果、払
戻金額等を、ユーザ自身が入力できるように、あるいは
競売場内に設置する情報端末装置から入力できるように
することで、過去の投票内容とその収支をユーザが簡単
に調べることができる。
【0043】さらに、発売機21または情報入力装置で
オッズ、出走馬の変更、ジョッキーの変更等の出走情報
を電子カード11へ書き込むことで、ユーザは、出走情
報をわざわざ調べなくとも、電子カード11に表示され
る出走情報を参考にして投票券を購入することができ
る。その場合、出走情報の書き込み機能を発売機21が
有するようにすれば、投票券を購入するときに自動的に
出走情報を電子カード11に書き込むことが可能となる
ので、出走情報を入力するためにわざわざ専用の書き込
装置でデータの書き込みを行う必要が無い。
【0044】次に、発売機21あるは有人の窓口での投
票券の購入時に、投票券の内容(投票券データ)を電子
カード101に記憶させた本発明の第2の実施の形態を
説明する。なお、この第2の実施の形態の発売機21
は、図示していないが電子カード101に投票券データ
を書き込む機能を有している。
【0045】図10は、第2の実施の形態の電子カード
101の外観図であり、同図(A)は正面図、同図
(B)は裏面図である。キーボード102、液晶表示部
103、光インターフェース104は、前述した第1の
実施の形態と同一である。第1の実施の形態と異なる点
は、この電子カード101が投票券の機能を有する点と
電話回線を介してデータを送信するための電話回線用ソ
ケット106を有する点と、後述する第3の実施の形態
で電子カードに電子マネー機能を付加したときに、電子
マネーデータを書き替えるときに使用されるICコネク
タ105を有する点である。
【0046】以下、第2の実施の形態の投票券の発行及
び払戻時の手順を図11のフローチャートを参照して説
明する。
【0047】前述した第1の実施の形態と同様に、ユー
ザは、電子カード101に投票データを入する(図1
1、S71)。そして、発売機21に投票金額分の現金
を入金し(S72)、電子カード101を挿入する(S
73)。
【0048】発売機21は、入金額と電子カード101
の投票データの投票金額とを比較し(S74)、投票金
額が入金額以下であれば、LCD92に発券内容を表示
する(S75)。
【0049】LCD92に表示した投票内容に対してユ
ーザが取り消し等の操作を行わなければ、その投票デー
タをホスト計算機22に送信する。ホスト計算機22
は、その投票データを記憶装置に記憶し、オッズ等を計
算し直した後、投票券の発行を発売機21に通知する。
これを受け、発売機21は電子カード101に投票内
容、すなわち馬連、枠連、ブロック枠連等の種別と番号
と、発券金額を書き込む(S76)。さらに、投票券の
発行済みの投票データがユーザにより書き換えられない
ようにデータをロックする(S77)。そして、電子カ
ード101を返却する(S78)。
【0050】ユーザは、電子カード11を受け受け取っ
たなら、レースを観戦し(S79)、予想が的中したな
ら払戻を行う(S80)。払戻を行う場合、先ず、払戻
機121に電子カード101を挿入する(S81)。
【0051】図12は、投票券の機能を有する電子カー
ド101により払戻を行う払戻機121の構成を示す図
である。
【0052】払戻機121は、電子カード101に記憶
されている投票券データを光インターフェース104を
介し受け取る電子カードリーダ122と、払戻金額等を
表示するLCD123と、払戻金額の内の硬貨を払い戻
す硬貨環流ユニット124と、紙幣を払い戻す紙幣環流
ユニット(BRU)125とから構成されている。
【0053】図11に戻り、払戻機121は電子カード
101に記憶されている投票券データの投票金額と、ホ
スト計算機22から送られてくるオッズとから配当金を
算出し、配当金を出金する(S82)。そして、払戻の
終了した投票券データに暗号を付加して払戻が二重にで
きないようにする(S83)。配当金の払戻が完了した
なら電子カード101を返却する(S84)。
【0054】次に、競馬場以外の場所で、上述した電子
カード101を用いて電話により投票を行う場合の手順
を図13のフローチャートを参照して説明する。この投
票システムは、ユーザが予め競馬を開催する運営組織と
契約し、銀行の口座に一定金額を預けておくことによ
り、電話により投票を行うことができるものである。
【0055】先ず、競売を開催している運営組織との間
で投票金額を引き落とすための口座を開設する(図1
2、S91)。次に、電子カード101に投票内容を入
力する(S92)。電子カード101の電話回線用ソケ
ット105に接続ケーブルの一方を接続し、他方を電話
機のソケットに接続する(S93)。そして、電話投票
の相手先に電話する(S94)。通話先からの案内に従
って電子カード101の投票データを転送する(S9
5)。それに対して通話先のコンピュータが投票内容を
確認し(S96)、確認した内容を電話機を介して電子
カード101に送信して液晶表示部103に表示させる
(S97)。
【0056】この第2の実施の形態は、投票券を購入す
るための投票データを電子カード101に入力し、その
電子カード101の投票データに基づいて発売機21が
投票券データを生成し、その投票券データを電子カード
101に記憶させるようにしたので、従来のようにマー
クの記入もれや、マークが読み取れずに再度マークをや
り直すことが無くなり、窓口での処理時間を短縮でき
る。また、使い捨ての投票カードと投票券を使用する必
要がなくなるので、紙資源の無駄をなくすことができ、
競馬場で発生するゴミの量を減らすことができる。
【0057】さらに、電話による投票を行う場合に、投
票データを予め電子カード101に入力しておくことが
できるので、データの送信操作が簡単になり、操作の誤
りを少なくできる。さらに、送信相手からの確認データ
を受信して電子カード101に保存しておくことができ
るので、電話による投票の信頼性を高めることができ
る。
【0058】次に、図14は、電子マネー機能と投票デ
ータの入力機能を有する電子カード141を用いて投票
券の購入を行う本発明の第3の実施の形態の電子カード
システムの説明図である。なお、本実施の形態の電子カ
ード141の構成は図示していないが、図10の第2の
実施の形態の電子カード101と同様であり、電子マネ
ーデータを書き替える際に、外部の装置との間で電気的
な接触を得るためのICコネクタ105を有している。
【0059】ユーザは、競馬場に入場したとき、キャッ
シュチェンジャー142に電子カード141と現金を投
入する(図14、)。キャッシュチェンジャー142
は、ホスト計算機143との間で電子マネーの発行の手
続を行う。電子カード141に電子マネー機能を付加す
る場合には、カードの偽造に対する対策を施す必要があ
る。例えば、ホスト計算機143が電子カード141に
電子マネーデータを書き込むときに、乱数を発生して特
定の乱数の値を電子カード141に書き込む。そして、
ホスト計算機143がその乱数の値の電子カード141
の残金を常に管理し、電子カード141が電子マネーと
して使用される毎にホスト計算機143の記憶装置に記
憶してある該当する電子カード141の残金と照合する
ことで、偽造カードが使用されるのを防止する。また、
電子カード141の電子マネーの使用できる範囲を発行
した競馬場内に限定することで偽造の可能性をさらに少
なくできる。また、電子カード141の電子マネーの有
効期間を当日限りに限定するようにしてもよい。
【0060】キャッシュチェンジャー142から金額を
書き込んだ電子カード141が返却されたなら(同図
)、ユーザは、購入するレースの番号、枠連、馬連等
の種類、枠番または馬番を入力する(同図)。さら
に、投票金額を入力し残金があることを確認して(同図
)、電子カード141を自動発売機144に挿入する
(同図)。
【0061】自動発売機144は、電子カード141に
記憶されている電子マネーの金額と、投票データの投票
金額とを比較し、電子マネーの残金が投票金額以上ある
ときには、ホスト計算機143に投票データを送信して
投票券の発行の許可を求める。ホスト計算機143から
発行の許可が得られたなら、電子カード141の残金か
ら投票金額を減算した金額を電子カード141に書き込
んだ後、電子カード141を返却し、紙製の投票券を発
行する(同図)。これによりユーザは所望の投票券を
購入することができる(同図)。
【0062】図15は、第3の実施の形態のキャッシュ
チェンジャー142の構成図である。キャッシュチェン
ジャー142は、入金された金額を電子カード141に
書き込みまたは書き込まれている金額を読み取る電子カ
ードリーダライター1421と、投票券を読み取る投票
券読取ユニット1422と、電子カード141から読み
取った金額等を表示するLCD1423と、データを入
力するキーボード1424と、紙幣の入出金を行う紙幣
環流ユニット(BRU)1425と、硬貨の入出金を行
う硬貨環流ユニット1426とからなる。
【0063】この第3の実施の形態によれば、電子カー
ド141が投票カードの機能を有しているので、入力し
た投票データを表示により確認することができ、データ
の入力誤りを少なくできる。また、従来の紙製の投票カ
ードを使用する必要が無くなるので、資源の無駄を無く
すことができる。さらに、電子カード141が電子マネ
ー機能を有しているので、投票券を購入するときにその
都度現金を入金する必要がなく、投票券の発行及び払戻
時の手続が簡単になり、投票券の発行及び配当金の払戻
に要する時間も短縮できる。
【0064】また、一度ユーザがキャッシュチェンジャ
ー142で電子マネーに替えてしまえば、投票券を購入
するときや的中した投票券の配当金を払い戻すときに現
金を使用する必要がないので、自動発売機164に入金
される現金を集めたり、払戻機の現金を補充したりする
業務を簡略化でき、競売場における現金の管理業務を大
幅に軽減することができる。
【0065】次に、図16は、投票カードの機能と投票
券の機能と電子マネー機能とを有する電子カード161
を用いる本発明の第4の実施の形態の電子カードシステ
ムの説明図である。
【0066】ユーザは、競馬場に入場したとき、キャッ
シュチェンジャー162に電子カード161と現金を投
入し、電子カード161への現金の書き込みを行う(図
14、)。キャッシュチェンジャー162は、ホスト
計算機163との間で電子マネーの発行の手続を行う。
【0067】キャッシュチェンジャー162から金額を
書き込んだ電子カード161が返却されたなら(同図
)、ユーザは、購入するレースの番号、枠連、馬連等
の種類、枠番または馬番を入力する(同図)。さら
に、投票金額を入力し残金があることを確認して(同図
)、電子カード161を自動発売機164に挿入する
(同図)。
【0068】自動発売機164は、電子カード161に
記憶されている電子マネーの金額と、投票データの投票
金額とを比較し、電子マネーの金額が投票金額以上であ
れば、ホスト計算機163に投票データを送信して投票
券の発行の許可を求める。ホスト計算機163から発行
の許可が得られたなら、電子カード161に投票券デー
タを書き込み、さらに電子マネーの金額から投票金額を
減算した残金を電子カード161に書き込む(同図
)。そして、その電子カード161を返却する(同図
)。
【0069】次に、図17は、第4の実施の形態におい
て、各種装置の設置状態を示す図である。競売場へ入場
した人は、キャッシュチェンジャー162で現金を電子
カード161に入金する(図16)。また、配当金の
払戻時に払戻金額を電子カード161に入金する(同図
)。
【0070】投票券を購入する場合には、電子カード1
61に投票データを入力し、その電子カード161を発
売機164に挿入して投票券データを電子カード161
に記憶させる。また、ユーザは必要に応じて情報入力端
末装置165に電子カード161を挿入し、オッズ、出
走情報を電子カード161に書き込むことができる(同
図)。競馬場を退場するときには、電子カード161
をキャッシュチェンジャー162に挿入し、残金を現金
化する(同図)。
【0071】ここで、第3及び第4の実施の形態の投票
データの入力から配当金の払戻までの手順を、図18及
び図19のフローチャートを参照して説明する。
【0072】競馬場に入場したなら(図18、S10
1)、キャッシュチェンジャー162(または142、
以下同じ)に電子カード161(または141、以下同
じ)と現金を投入して電子マネーに交換する(S10
2)。電子カード161に電子マネーの金額を入力した
なら、次に電子カード161のキーボードから枠連、馬
連等の種類と枠番、馬番と投票金額を入力する(S10
3)。投票券を購入する場合には、発売機164に電子
カード161を挿入する(S104)。
【0073】発売機164は、電子カード161の電子
マネーの残金と投票金額とを比較し、残金が投票金額未
満のときは、投票券の発行を中止して金額不足であるこ
とを知らせるメッセージを液晶表示部に表示し(S10
6)、電子カード161を返却する(S107)。
【0074】ステップS105で残金が投票金額以上あ
ると判別されたときには、第3の実施の形態では、ステ
ップS108に進み電子カード141と別に投票券を発
行する。そして、液晶表示部に投票券の内容を表示する
(S109)。さらに、投票券の発行済みの投票データ
が修正されないよいうに投票データをロックする(S1
10)。これにより投票券の発行が終了したので、電子
カード141を返却する(S111)。さらに、投票券
を外部に排出する(S112)。投票券の購入が終了し
たなら、ユーザはレースを観戦する(S113)。
【0075】他方、第4の実施の形態では、ステップS
105の次にステップS114に進み電子カード161
の投票データに基づいて投票券の投票券データを電子カ
ード161に書き込む。そして、投票券の発行済の投票
データが修正されないように投票データをロックする
(S116)。これにより、投票券の内容を電子カード
161に書き込んだので、電子カード161を返却する
(S117)。電子カード161を受け取ったなら、ユ
ーザはレースを観戦する(S118)。
【0076】第3の実施の形態では、予想が的中した場
合には、図18のステップS113から図19のステッ
プS119に進み、電子カード141と投票券とを用い
て払戻の手続を行う。ユーザは、払戻機またはキャッシ
ュチェンジャー142に電子カード141を挿入し(S
120)、同時に的中した投票券を挿入する(S12
1)。
【0077】払戻機は、紙製の投票券に印刷あるいは磁
気データとして記憶されているレース番号、枠連、馬連
等の番号と投票金額を、OCRまたは磁気読み取り装置
で読み取り、読み取った投票券データをホスト計算機に
送信する。ホスト計算機は、レースの結果とそのオッズ
から払戻機から送信されてきた投票券データの配当金を
計算し、計算結果を払戻機に通知する。払戻機は、ホス
ト計算機から通知された配当金を電子カード141の残
金に加算する(S122)。これにより、払戻処理が終
了したので電子カード141を返却する(S123)。
なお、現金による払戻を受けたい場合には、払戻機に的
中した投票券を挿入し(S132)、配当金を現金で受
け取る(S133)。
【0078】他方、第4の実施の形態では、予想が的中
した場合には、図18のステップS118から図19の
ステップS127に進み、電子カード161のみ用いて
払戻の手続を行う。ユーザは、払戻機またはキャッシュ
チェンジャー162に電子カード161を投入する(S
128)。
【0079】キャッシュチェンジャー162は、電子カ
ード161から投票券データを読み取り(S129)、
その投票券データをホスト計算機に送信する。ホスト計
算機は、投票データとレースの結果と各レースのオッズ
から配当金を計算し、配当金をキャッシュチェンジャー
162に通知する。キャッシュチェンジャー162は、
電子カードの残金に配当金を加算する(S130)。こ
れにより払戻処理が終了したので電子カード161を返
却する(S131)。
【0080】ユーザは、競馬場から帰るときには、キャ
ッシュチェンジャー162に電子カード161を挿入し
て(S124)、残金を払い戻す(S125)。さら
に、電子カード161を返却する(S126)。
【0081】上述した第3の実施の形態によれば、入金
した現金及び配当金が電子マネーとして電子カード14
1に記憶され、その電子カード141を用いて投票券を
購入することができるので、投票金額分の現金を用意し
て発売機に投入する必要がなくなり、投票券を購入する
ための手続が簡単になる。従って、投票券の発券に要す
る時間を短縮でき、発券窓口の混雑を減らすことができ
る。同様に、配当金の払い戻しを現金を介在せずに行う
ことができるので、払い戻しのための手続が簡単にな
り、払戻にかかる時間も短縮できる。また、発券、払戻
に現金が使用されないので、競売場における現金の管理
業務が大幅に軽減される。
【0082】また、第4の実施の形態によれば、投票カ
ードと投票券と電子マネーを電子カード161に記憶さ
せることができるので、従来使用していた紙製の投票カ
ードと投票券が不要となり、資源の無駄を無くすことが
できる。また、投票券の購入から的中した投票券の払い
戻しまでを現金を使用せずに行うことができるので、発
券及び払戻業務の効率を向上させることができる。さら
に、競馬場における現金の管理業務を大幅に軽減でき
る。
【0083】上述した第4の実施の形態の電子カード1
61に携帯電話機能、PHS機能等を持たせることで、
従来の電話による投票を自宅等に限らずどこからでも行
うことが可能となる。また、その際、電子カード161
に記憶されている電子マネーを使用して投票を行うよう
にすれば、予め銀行等に口座を設けて現金を預けておか
なくとも、手軽に電話による投票を行うことができる。
また、電子カード161に無線信号の送受信機能を持た
せ、投票券の発行を無線により競馬場内のセンタ装置と
の間で行えるようにすれば、発行機まで行かなくとも投
票券を購入することができる。
【0084】上述した実施の形態では、電子カード1
1、101・・・の光インタフェース14を介して投票
データを光信号により送信し、ICコネクタ105を介
して電子マネーデータの読み取り、書き込みを行ってい
るが、これに限らず光インタフェース14を介してそれ
らのデータの送受信及び読み取り、書き込みを行っても
良いし、ICコネクタ105を介して行っても良い。電
子カード11、101・・・の各種のデータの受け渡し
は、実施の形態で述べた光インタフェース14,ICコ
ネクタ105に限らず、無線等により行っても良いし、
その他のインタフェースを利用してもよい。
【0085】また、上述した実施の形態は、現金をキャ
ッシュチェンジャ142、162に投入して電子カード
に電子マネーを入金するようにしたが、競馬場外でも使
用できる汎用性の電子マネーカードを使用し、電子マネ
ーカードの電子マネーを電子カードに入金できるように
してもよい。
【0086】さらに、上述した実施の形態は、競馬場の
投票システムに本発明を適用した場合について説明した
が、これに限らず競輪、競艇、オートレース等の他のレ
ースにも適用することができる。
【0087】
【発明の効果】本発明によれば、投票券を購入するため
の投票データをユーザが電子カードに入力し、入力結果
を表示により確認できるので、データの入力誤りを少な
くできる。また、投票データが電子カードに記憶されて
いるので、実際に投票券を購入しようとしたときに投票
データが読み取れずに再度データの入力をやり直す等の
問題が発生せず、投票券の発券に要する時間を短縮でき
る。さらに、従来使用されていた紙製の投票カードや投
票券が不要となるので、紙資源等の無駄を無くし、ゴミ
の量を減らすことができる。また、電子カードに電子マ
ネーの機能を持たせることにより、投票券の購入から投
票券の配当金の払い戻しまでを現金を介在させずに行う
ことができ、投票券の発券及び払い出しの処理時間を短
縮し、窓口の混雑を解消することができる。さらに、電
子マネーにより投票券の発行と配当金の払戻を行うこと
で、競馬場内での現金の管理業務を大幅に軽減すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の電子カード11の外観図で
あり、同図(A)はその正面図、同図(B)はその裏面
図である。
【図2】第1の実施の形態の電子カードシステムの説明
図である。
【図3】第1の実施の形態の投票データの入力手順を示
すフローチャート(その1)である。
【図4】同図(A)〜(E)は、第1の実施の形態の投
票データの表示状態を示す図である。
【図5】第1の実施の形態の投票データの入力手順を示
すフローチャート(その2)である。
【図6】第1の実施の形態の投票データの入力手順を示
すフローチャート(その3)である。
【図7】第1の実施の形態の投票データの入力手順を示
すフローチャート(その4)である。
【図8】投票券購入時の手順を示すフローチャートであ
る。
【図9】第1の実施の形態の発売機21の構成図であ
る。
【図10】第2の実施の形態の電子カード101の外観
図であり、同図(A)はその正面図、同図(B)はその
裏面図である。
【図11】第2の実施の形態の投票券の発行及び払戻時
の手順を示すフローチャートである。
【図12】第2の実施の形態の払戻機121の構成図で
ある。
【図13】第2の実施の形態の電話による投票時の手順
を示すフローチャートである。
【図14】第3の実施の形態の電子カードシステムの説
明図である。
【図15】第3の実施の形態のキャッシュチェンジャー
142の構成図である。
【図16】第4の実施の形態の電子カードシステムの説
明図である。
【図17】第4の実施の形態の各種装置の設置状態を示
す図である。
【図18】第3及び第4の実施の形態の投票データの入
力から配当金の払戻までの手順を示すフローチャート
(その1)である。
【図19】第3及び第4の実施の形態の投票データの入
力から配当金の払戻までの手順を示すフローチャート
(その2)である。
【符号の説明】
11、101、141、161 電子カード 21、144,164 発売機 142、162 キャッシュチェンジ
ャー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山根 広介 東京都稲城市矢野口1776番地 富士通機電 株式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】競技の投票データを入力する入力手段と、 入力された前記投票データを記憶する投票データ記憶手
    段と、 入力結果を表示する表示手段と、 前記入力手段から入力された投票データを外部の装置に
    転送するインターフェース手段とを備えることを特徴と
    する競技の投票に用いる電子カード。
  2. 【請求項2】競技の投票データを入力する入力手段と、 入力された前記投票データを記憶する投票データ記憶手
    段と、 前記入力手段から入力された投票データを外部の装置に
    転送するインターフェース手段と、 投票券の購入時に、前記インターフェース手段を介して
    前記外部の装置に転送した投票データに対応して前記外
    部の装置から送られてくる投票券データを記憶する投票
    券データ記憶手段と、 前記投票データ及び前記投票券データを表示する表示手
    段とを備えることを特徴とする競技の投票に用いる電子
    カード。
  3. 【請求項3】競技の投票データを入力する入力手段と、 入力された前記投票データを記憶する投票データ記憶手
    段と、 入力結果を表示する表示手段と、 前記入力手段から入力された投票データを外部の装置に
    転送するインターフェース手段と、 現金として使用可能な電子マネーデータを保持する電子
    マネー保持手段とを備えることを特徴とする競技の投票
    に用いる電子カード。
  4. 【請求項4】競技の投票データを入力する入力手段と、 入力された前記投票データを記憶する投票データ記憶手
    段と、 前記入力手段から入力された投票データを外部の装置に
    転送するインターフェース手段と、 投票券の購入時に、前記インターフェース手段を介して
    前記外部の装置に転送した投票データに対応して前記外
    部の装置から送られてくる投票券データを記憶する投票
    券データ記憶手段と、 現金として使用可能な電子マネーデータを保持する電子
    マネー保持手段と、 前記投票データ、前記投票券データ及び前記電子マネー
    データを表示する表示手段とを備えることを特徴とする
    競技の投票に用いる電子カード。
  5. 【請求項5】前記インターフェース手段を介して外部の
    装置から入力する出走及びオッズ情報を記憶する出走情
    報記憶手段と、 前記出走及びオッズ情報を前記表示手段に表示させる制
    御手段とを備えることを特徴とする請求項1、2、3ま
    たは4記載の競技の投票に用いる電子カード。
  6. 【請求項6】前記制御手段は、現在までの投票券の購入
    内容を保存し、該購入内容を前記表示手段に表示させる
    ことを特徴とする請求項1、2、3または4記載の競技
    の投票に用いる電子カード。
  7. 【請求項7】前記投票データを前記外部の装置に転送
    し、それに対して該外部の装置から前記投票券データが
    送られたきた後には、前記投票データを修正できないよ
    うにしたことを特徴とする請求項1、2,3または4記
    載の競技の投票に用いる電子カード。
  8. 【請求項8】投票券の購入時に、前記投票データにより
    定まる投票金額データが前記電子マネー保持手段の電子
    マネーデータから減算されることを特徴とする請求項3
    または4記載の競技の投票に用いる電子カード。
  9. 【請求項9】無線信号の送受信手段を有し、前記投票デ
    ータをセンタ装置に送信し、センタ装置から前記投票券
    データを受信することで無線により投票が行えるように
    したことを特徴とする請求項1、2、3または4記載の
    競技の投票に用いる電子カード。
  10. 【請求項10】前記インターフェース手段は、光信号を
    送受信する手段であることを特徴とする請求項1、2、
    3または4記載の競技の投票に用いる電子カード。
  11. 【請求項11】前記投票券データは、競馬場における勝
    馬投票券データであることを特徴とする請求項1、2、
    3または4記載の競技の投票に用いる電子カード。
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