JPH11301659A - 自動蓋開閉カートン - Google Patents

自動蓋開閉カートン

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JPH11301659A
JPH11301659A JP10123869A JP12386998A JPH11301659A JP H11301659 A JPH11301659 A JP H11301659A JP 10123869 A JP10123869 A JP 10123869A JP 12386998 A JP12386998 A JP 12386998A JP H11301659 A JPH11301659 A JP H11301659A
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carton
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Koji Hirota
幸司 廣田
Yuji Sugiyama
有二 杉山
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】効率的に、一つのブランクから形成されるヒン
ジ蓋付きカートンの中箱をスリーブ状の外箱に中に収納
し、中箱の底を押し上げることで、開封が容易で、中箱
を元に戻すことで、再封が簡単で確実にでき、かつ、再
び内容物を取り出す時には、再開封が容易にできる、つ
まり中箱を外箱から押し上げ、下げすることにより自動
的に中箱の頭部のヒンジ蓋を開閉することができる自動
蓋開閉カートンを提供する。 【解決手段】一面の上端に折り込み片を有したスリーブ
状の外箱と一面に延設した蓋カバー片を有したヒンジ蓋
付きの中箱からなり、外箱の折り込み片を折り込み、中
箱の蓋カバー片の先端部を折り返して、中箱を外箱の中
に収納してなるカートンで、中箱を押し上げることによ
り、外箱の折り込んだ折り込み片と、中箱の折り返した
蓋カバー片の先端部とが連結し、中箱の前記ヒンジ蓋が
自動的に開口することを特徴とする自動蓋開閉カートン
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、菓子、チョコレート、
たばこなどを収納する外箱と中箱とからなるカートンで
あって、中箱を押し上げることにより中箱の頭部のヒン
ジ蓋が自動的に開口する形式のカートンに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、菓子、キャラメル、チョコレー
ト、たばこなどを包装するカートンとして、取り出し機
能、および再封機能を有した各種の形式のカートンが提
案されている。中でも、スリーブ状の外箱の中に舟型の
紙トレーを収納する形式の所謂スリーブカートンは代表
的な形式である。また、チョコレート、たばこなどを包
装するカートンとして、カートンの頭部に、後面に設け
た折り目を中心に回動可能に形成された頭部に蓋を有す
る形式も各種提案されているが、中でも、所謂ヒンジリ
ッドカートンが代表的な形式として使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般的
なスリーブカートンでは、紙トレーの中に内容物を直接
ではなくアルミ箔などで包装して収納する必要がある。
また、少しずつ内容物を取り出す際に、紙トレーの蓋を
開封するという不便さがあるなどの問題がある。一方、
従来のヒンジリッドカートンあるいは頭部を開閉する形
式のカートンでは、再封の再に、蓋が確実に係合しない
ため、不安定であり、衛生上にも問題がある。この点に
関して種々の工夫がなされているものの、形状が複雑に
なるという問題がある。
【0004】本発明は、前述の問題点に鑑みてなされた
もので、スリーブカートンの形式とヒンジリッドカート
ンの形式とを組み合わせることによって、両形式の欠点
を補った上に、中箱を押し上げる操作および下げる操作
により、中箱の頭部を自動的に開閉することが可能な新
しい形式のカートンを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
になされた本発明は、一面の上端に折り込み片を有した
スリーブ状の外箱と一面に延設した蓋カバー片を有した
ヒンジ蓋付きの中箱からなり、前記外箱の前記折り込み
片を折り込み、前記中箱の前記蓋カバー片の先端部を折
り返して、前記中箱を前記外箱の中に収納してなるカー
トンで、前記中箱を押し上げることにより、前記外箱の
折り込んだ前記折り込み片と、前記中箱の折り返した前
記蓋カバー片の先端部とが連結し、前記中箱の前記ヒン
ジ蓋が自動的に開口することを特徴とする自動蓋開閉カ
ートンである。また、前記ヒンジ蓋の天面の少なくとも
一辺が、前記外箱の開口部の外側に突出した係止部を有
していることにより、前記中箱が前記外箱の中に入り込
むことを防いでいること、そして、前記外箱の側面に孔
を設け、前記外箱の中に収納された前記中箱を押し上
げ、下げすることを可能にしたことを特徴とする。
【0006】本発明によれば、効率的に、一つのブラン
クから形成されるヒンジ蓋付きカートンの中箱をスリー
ブ状の外箱に中に収納し、中箱の底を押し上げること
で、開封が容易で、中箱を元に戻すことで、再封が簡単
で確実にでき、かつ、再び内容物を取り出す時には、再
開封が容易にできる、つまり中箱を外箱から押し上げ、
下げすることにより自動的に中箱の頭部のヒンジ蓋を開
閉することができる自動蓋開閉カートンを得ることが出
来る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下図面に基づいて詳細に説明す
る。図1は、本発明による自動蓋開閉カートンの一実施
例Aの中箱を開封した状態を示す斜視図である。本発明
の自動蓋開閉カートンは、スリーブ状の外箱1とヒンジ
蓋3と中箱本体4とから中箱2とから構成されている。
【0008】外箱1は、外箱前面12と、外箱後面14
と、両外箱側面11、13とを備えている。そして、外
箱側面13には、外箱1の長さ方向に長円の孔5を有し
ており、この孔5から露出した中箱2を指で押し上げ、
下げることができる。この孔5がない場合には、中箱2
を底面側から押し上げ、下げることもできるが、外箱1
の少なくとも1面に、外箱1の長さ方向に長円あるいは
長方形の孔5を設けることによって、より容易に中箱2
を指で押し上げ、下げることができる。
【0009】また、中箱2は、中箱本体4と、ヒンジ蓋
3とからなっている。中箱本体4とヒンジ蓋3とは、後
面において連結しており、その連結している折り曲げ線
xが、ヒンジ蓋3の回動の軸となって開閉する。
【0010】図2は、本発明による自動蓋開閉カートン
の一実施例Aの外箱1のブランク10を示す展開図であ
る。外箱1のブランク10は、それぞれの折れ線a、
b、c、dを介して、外箱側面11と、外箱前面12
と、外箱側面13と、外箱後面14と、外箱糊代片15
とを順に連設している。また、外箱側面13には略中央
部に長円の孔5を設ける。この孔5の形状は、長円ある
いは長方形でよく、中の収納された中箱2を指で押し上
げ、下げることが可能な幅、長さに設定する。さらに、
外箱後面14の上縁には、外箱折り込み片16を設け
る。この外箱折り込み片16を内側に折り込み、中箱2
に設けた蓋カバー片40の先端部の蓋カバー片40dと
を連結させることにより中箱2を押し上げると同時に蓋
カバー片40が引っ張られ中箱2の頭部のヒンジ蓋3が
開口される。
【0011】図3は、本発明による自動蓋開閉カートン
の一実施例Aの中箱2のブランク20を示す展開図であ
る。この中箱2のブランク20は、中箱本体4とヒンジ
蓋3とが一つのブランクから成り立っている。中箱本体
4の部分は、それぞれの折れ線f、g、h、iを介し
て、本体側面21と、本体前面22と、本体側面23
と、本体後面24と、本体糊代片25とを順に連設し
て、この本体前面22の下縁には折れ線kを介して本体
底面27を、本体側面21の下縁には折れ線jを介して
本体底下片26を、本体側面23の下縁には折れ線lを
介して本体底下片28を連設し、本体底面27の下縁に
は底差し込み片29を連設している。
【0012】ヒンジ蓋3の部分は、同様に、それぞれの
折れ線f´、g´、h´、i´を介して、蓋側面31
と、蓋前面32と、蓋側面33と、蓋後面34と、蓋糊
代片35とを順に連設して、この蓋後面34の上縁には
折れ線pを介して蓋天面36を、蓋側面31の上縁には
折れ線mを介して蓋天下片37を、蓋側面33の上縁に
は折れ線oを介して蓋天下片38を連設し、そして蓋天
面36の上縁には天差し込み片39を連設している。ま
た、蓋前面32の上縁には折れ線nを介して蓋カバー片
40を連設している。この蓋カバー片40は折れ線q、
r、sでもって、蓋カバー片40a、蓋カバー片40
b、蓋カバー片40c、蓋カバー片40dの4部分に区
分され、蓋カバー片40aは蓋天面36を覆う形とな
り、蓋カバー片40bは蓋後面34を覆う形となり、蓋
カバー片40cは本体後面24を覆う形となり、そして
蓋カバー片40dは外側に折り返され、中箱2が外箱1
の中で押し上げられた時に、外箱1の折り返し片16と
連結される。さらに、蓋カバー片40aでは、両端部を
延長し、蓋側面31と、蓋前面32と、蓋側面33と、
蓋後面34と、蓋糊代片35とで作られる角筒状の開口
部、つまり蓋天面36より突出した形状としている。こ
の係止部36aが、外箱1の中で中箱2を挿入した時
に、外箱1の中へ中箱2が入り込むことを防いでいる。
【0013】また、中箱本体4と、ヒンジ蓋3とは、ブ
ランク上では、中箱本体4の後面24と、ヒンジ蓋3の
後面34との折れ線xで連結している。具体的には、折
れ線xは、罫線、ミシン目あるいはリード罫で加工さ
れ、使用の時のヒンジ蓋3の開閉での軸となっている。
蓋側面31と本体側面21との接続線u、蓋前面32と
本体前面22との接続線v、蓋側面33と本体側面23
との接続線w、そして蓋糊代片35と本体糊代片25と
の接続線yは、全切れ線とするが、最初の開封でヒンジ
蓋3の開口ができる程度に、切れ刃に継ぎ(刃に極小さ
く部分的に欠けた部分を設けることで、その部分は切れ
ない部分として残る)を数カ所設けることが好ましい。
この切れ刃に継ぎを設けることによって、ブランクがバ
ラけることなく、カートンの組み立て加工が行いやすく
なり、また最初の開封時のバージン性を付与することが
できる。接続線u、接続線v、接続線w、折れ線x、接
続線yの位置関係は、ヒンジ蓋3の開閉の時に先端が外
箱1の上端に引っ掛からないように、接続線vを折れ線
xの上位つまり蓋天面36に近くなる位置に設けること
が好ましい。
【0014】図4は、以上のように構成されたブランク
10、20から本発明の自動蓋開閉カートンの一実施例
Aを組み立てる過程を説明する図である。最初に、外箱
1を組み立てる。外箱側面11と、外箱前面12と、外
箱側面13と、外箱後面14と、外箱糊代片15とを、
それぞれの折れ線a、b、c、dを介して所定方向へ順
次折り曲げた後、外箱糊代片15を外箱側面11の裏面
に接着し、図4−aに示すように、角筒状の外箱1を組
み立てる。そして、外箱折り返し片16を内側へ折り込
む。
【0015】つぎに、中箱2を組み立てる。まず、接続
している本体側面21と蓋側面31と、接続している本
体前面22と蓋前面32と、接続している本体側面23
と蓋側面33と、接続している本体後面24と蓋後面3
4と、接続している本体糊代片25と蓋糊代片35と
を、それぞれの折れ線f、f´、g、g´、h、h´、
i、i´を介して所定方向へ順次折り曲げた後、本体糊
代片25と蓋糊代片35とを本体側面21と蓋側面31
の裏面に接着し、図4−bに示すように、角筒状の中箱
2を組み立てる。つぎに、この角筒状に組み立てられた
中箱2に内容物を充填する。つづいて、内容物が充填さ
れた中箱2の底部では、本体底下片26と本体底下片2
8とを折り込み、本体底面27を折り込み、そして、底
差し込み片29を中箱2の中に差し込む。さらに、内容
物が充填された中箱2の天部では、蓋天下片37と蓋天
下片38とを折り込み、蓋天面36を折り込み、そし
て、図4−cに示すように、天差し込み片39を中箱2
の中に差し込む。さらにつづいて、図4−dに示すよう
に、蓋カバー片40を折れ線nを介して蓋天面36を覆
う形で折り曲げ、蓋カバー片40b、c、dを折れ線q
を介して蓋後面34を覆う形で折り曲げ、そして、蓋カ
バー片40dを折れ線sを介して外側へ折り返す。
【0016】最後に、組み立てた外箱1の中に、外箱1
の天部側に、中箱2を底部から挿入して行く。この場
合、折り込まれた外箱折り込み片16と折り返された蓋
カバー片40dとが連結するように、図5に示すよう
に、外箱1と中箱2の前面同志、外箱1と中箱2の後面
同志、外箱1と中箱2の側面同志が重なる位置で挿入す
る。
【0017】図6は本発明による自動蓋開閉カートンの
一実施例Aの開封および再封を説明する概略断面図であ
る。本発明による自動蓋開閉カートンの一実施例Aを開
封するには、まず、図6−aに示すように、中箱2の底
を押し上げるかあるいは外箱1の外箱側面13に設けた
孔5から露出した中箱2を上方へスライドするように押
し上げることによって、図6−bに示すように、中箱2
の蓋カバー片40の先端の折り返された蓋カバー片40
dが外箱1の折り込み片16と連結する。さらに、中箱
2を押し上げると蓋カバー片40がヒンジ蓋3を後方に
引っ張ることになり、図6−cに示すように、ヒンジ蓋
3が開封され開口する。押し上げた中箱2をスライドす
るように元へ戻せば、自動的にヒンジ蓋3は閉じられ
る。
【0018】図7は、本発明による自動蓋開閉カートン
において、もう一つの実施例Bを示す展開図である。外
箱1は、前述の実施例Aと同じであり、中箱2のブラン
ク50については、中箱本体4とヒンジ蓋3とが一つの
ブランクから成り立っている点も前述の実施例Aと同じ
である。中箱本体4の部分は、それぞれの折れ線を介し
て、本体側面51と、本体前面52と、本体側面53
と、本体後面54と、本体糊代片55とを順に連設し
て、この本体前面52の下縁には折れ線を介して本体底
面57を、本体側面51の下縁には折れ線を介して本体
底下片56を、本体側面53の下縁には折れ線を介して
本体底下片58を連設し、本体底面57の下縁には底差
し込み片59を連設している。
【0019】ヒンジ蓋3の部分は、同様に、それぞれの
折れ線を介して、蓋側面61と、蓋前面62と、蓋側面
63と、蓋後面64と、蓋糊代片65とを順に連設し
て、この蓋後面64の上縁には折れ線を介して蓋天面6
6を、蓋側面61の上縁には折れ線を介して蓋天下片6
7を、蓋側面63の上縁には折れ線を介して蓋天下片6
8を連設し、そして蓋天面66の上縁には天差し込み片
69を連設している。また、蓋前面62の上縁には折れ
線を介して蓋カバー片70を連設している。この蓋カバ
ー片70は折れ線でもって、蓋カバー片70a、蓋カバ
ー片70b、蓋カバー片70cの3部分に区分され、蓋
カバー片70aは蓋後面52側に折り返される。そし
て、蓋カバー片40の先端部の蓋カバー片40cは外側
に折り返され、中箱2が外箱1の中で押し上げられた時
に、外箱1の折り返し片16と連結される。さらに、蓋
天面66では、両端部を延長し、蓋側面61と、蓋後面
62と、蓋側面63と、蓋前面64と、蓋糊代片65と
で作られる角筒状の開口部より突出した形状としてい
る。この係止部66aが、外箱1の中で中箱2を挿入し
た時に、外箱1の中へ中箱2が入り込むことを防いでい
る。
【0020】また、中箱本体4と、ヒンジ蓋3とは、ブ
ランク上では、中箱本体4の後面24と、ヒンジ蓋3の
後面34との折れ線xで連結し、ヒンジ蓋3の開閉での
軸となっている。蓋側面61と本体側面51との接続線
u、蓋後面62と本体後面52との接続線v、蓋側面6
3と本体側面53との接続線w、そして蓋糊代片65と
本体糊代片55との接続線yは、全切れ線とするが、ヒ
ンジ蓋3の開閉の時に先端が外箱1の上端に引っ掛から
ないように、接続線vを折れ線xの上位つまり蓋天面6
6に近くなる位置に設けることが好ましいことは、前述
の実施例Aと同じである。
【0021】図8は、以上のように構成されたブランク
10、50から本発明の自動蓋開閉カートンのもう一つ
の実施例Bを組み立てる過程を説明する図である。最初
に、前述の実施例Aと同じで、図8−aに示すように、
外箱1を組み立て、そして、外箱折り返し片16を内側
へ折り曲げる。
【0022】つぎに、中箱2を組み立てる。まず、接続
している本体側面51と蓋側面61と、接続している本
体後面52と蓋後面62と、接続している本体側面53
と蓋側面63と、接続している本体後面54と蓋後面6
4と、接続している本体糊代片55と蓋糊代片65と
を、それぞれの折れ線を介して所定方向へ順次折り曲げ
た後、本体糊代片55と蓋糊代片65とを本体側面51
と蓋側面61の裏面に接着し、図8−bに示すように、
角筒状の中箱2を組み立てる。つぎに、この角筒状に組
み立てられた中箱2に内容物を充填する。つづいて、内
容物が充填された中箱2の底部では、本体底下片56と
本体底下片58とを折り込み、本体底面57を折り込
み、そして、図8−cに示すように、底差し込み片59
を中箱2の中に差し込む。さらに、内容物が充填された
中箱2の天部では、蓋天下片67と蓋天下片68とを折
り込み、蓋天面66を折り込み、そして、天差し込み片
69を中箱2の中に差し込む。さらにつづいて、図8−
dに示すように、蓋カバー片70を折れ線を介して蓋後
面62側に折り返し、そして蓋カバー片70の蓋カバー
片70cを外側へ折り返す。
【0023】最後に、組み立てた外箱1の中に、外箱1
の底部側から、中箱2のヒンジ蓋3を頭を挿入してい
く。この場合、折り込まれた外箱折り込み片16と折り
返された蓋カバー片70cとが連結するように、図9に
示すように、外箱1と中箱2の前面同志、外箱1と中箱
2の後面同志、外箱1と中箱2の側面同志が重なる位置
で挿入する。
【0024】本発明による自動蓋開閉カートンのもう一
つの実施例Bの開封および再封についても前述の実施例
Aと同様に、中箱2の底を押し上げるかあるいは外箱1
の外箱側面13に設けた孔5から露出した中箱2を上方
へスライドするように押し上げることによって、名箱3
の蓋カバー片70の先端の折り返された蓋カバー片70
cが外箱1の折り込み片16と連結する。さらに、中箱
2を押し上げると蓋カバー片70がヒンジ蓋3を後方に
引っ張ることになり、ヒンジ蓋3が開封され開口する。
そして、押し上げた中箱2をスライドするように元へ戻
せば、自動的にヒンジ蓋3は閉じられる。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、効率的に、一つのブラ
ンクから形成されるヒンジ蓋付きカートンの中箱をスリ
ーブ状の外箱に中に収納し、中箱の底を押し上げること
で、開封が容易で、再封が簡単で確実にでき、かつ、再
び内容物を取り出す時には、再開封が容易にできる自動
蓋開閉カートンを得ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動蓋開閉カートンの一実施例を
示す斜視図である。
【図2】本発明による自動蓋開閉カートンの一実施例の
外箱のブランクを示す展開図である。
【図3】本発明による自動蓋開閉カートンの一実施例の
中箱のブランクを示す展開図である。
【図4】本発明による自動蓋開閉カートンの一実施例を
組み立てる過程を示す斜視図である。
【図5】本発明による自動蓋開閉カートンの一実施例を
組み立てた状態を示す斜視図である。
【図6】本発明による自動蓋開閉カートンの一実施例の
開封および再封を説明する概略断面図である。
【図7】本発明による自動蓋開閉カートンのもう一つの
実施例の中箱のブランクを示す展開図である。
【図8】本発明による自動蓋開閉カートンのもう一つの
実施例を組み立てる過程を示す斜視図である。
【図9】本発明による自動蓋開閉カートンのもう一つの
実施例を組み立てた状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
A 本発明の自動蓋開閉カートンの一実施例 B 本発明の自動蓋開閉カートンのもう一つの一実施例 1 外箱 2 中箱 3 ヒンジ蓋 4 中箱本体 5 孔 10 ブランク(外箱) 11 外箱側面 12 外箱前面 13 外箱側面 14 外箱後面 15 外箱糊代片 16 外箱折り込み片 20 ブランク(一実施例の中箱) 21 本体側面 22 本体前面 23 本体側面 24 本体後面 25 本体糊代片 26 本体底下片 27 本体底面 28 本体底下片 29 本体底差し込み片 31 蓋側面 32 蓋前面 33 蓋側面 34 蓋後面 35 蓋糊代片 36 蓋天面 36a係止部(蓋天面) 37 蓋天下片 38 蓋天下片 39 蓋天差し込み片 40 蓋カバー片 40d蓋カバー片(折り返し片) 50 ブランク(もう一つの実施例の中箱) 51 本体側面 52 本体後面 53 本体側面 54 本体前面 55 本体糊代片 56 本体底下片 57 本体底面 58 本体底下片 59 本体底差し込み片 61 蓋側面 62 蓋後面 63 蓋側面 64 蓋前面 65 蓋糊代片 66 蓋天面 66a係止部(蓋天面) 67 蓋天下片 68 蓋天下片 69 蓋天差し込み片 70 蓋カバー片 70c蓋カバー片(折り返し片)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一面の上端に折り込み片を有したスリー
    ブ状の外箱と一面に延設した蓋カバー片を有したヒンジ
    蓋付きの中箱からなり、前記外箱の前記折り込み片を折
    り込み、前記中箱の前記蓋カバー片の先端部を折り返し
    て、前記中箱を前記外箱の中に収納してなるカートン
    で、前記中箱を押し上げることにより、前記外箱の折り
    込んだ前記折り込み片と、前記中箱の折り返した前記蓋
    カバー片の先端部とが連結し、前記中箱の前記ヒンジ蓋
    が自動的に開口することを特徴とする自動蓋開閉カート
    ン。
  2. 【請求項2】 前記ヒンジ蓋の天面の少なくとも一辺
    が、前記外箱の開口部の外側に突出した係止部を有して
    いることにより、前記中箱が前記外箱の中に入り込むこ
    とを防いでいることを特徴とする請求項1に記載の自動
    蓋開閉カートン。
  3. 【請求項3】 前記外箱の側面に孔を設け、前記外箱の
    中に収納された前記中箱を押し上げ、下げすることを可
    能にしたことを特徴とする請求項1に記載の自動蓋開閉
    カートン。
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Cited By (10)

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