JP4240571B2 - 自動蓋開閉カートン - Google Patents

自動蓋開閉カートン Download PDF

Info

Publication number
JP4240571B2
JP4240571B2 JP12386998A JP12386998A JP4240571B2 JP 4240571 B2 JP4240571 B2 JP 4240571B2 JP 12386998 A JP12386998 A JP 12386998A JP 12386998 A JP12386998 A JP 12386998A JP 4240571 B2 JP4240571 B2 JP 4240571B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
outer box
box
main body
piece
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP12386998A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11301659A (ja
Inventor
幸司 廣田
有二 杉山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP12386998A priority Critical patent/JP4240571B2/ja
Publication of JPH11301659A publication Critical patent/JPH11301659A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4240571B2 publication Critical patent/JP4240571B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Cartons (AREA)

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、菓子、チョコレート、たばこなどを収納する外箱と中箱とからなるカートンであって、中箱を押し上げることにより中箱の頭部のヒンジ蓋が自動的に開口する形式のカートンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、菓子、キャラメル、チョコレート、たばこなどを包装するカートンとして、取り出し機能、および再封機能を有した各種の形式のカートンが提案されている。中でも、スリーブ状の外箱の中に舟型の紙トレーを収納する形式の所謂スリーブカートンは代表的な形式である。また、チョコレート、たばこなどを包装するカートンとして、カートンの頭部に、後面に設けた折り目を中心に回動可能に形成された頭部に蓋を有する形式も各種提案されているが、中でも、所謂ヒンジリッドカートンが代表的な形式として使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、一般的なスリーブカートンでは、紙トレーの中に内容物を直接ではなくアルミ箔などで包装して収納する必要がある。また、少しずつ内容物を取り出す際に、紙トレーの蓋を開封するという不便さがあるなどの問題がある。一方、従来のヒンジリッドカートンあるいは頭部を開閉する形式のカートンでは、再封の再に、蓋が確実に係合しないため、不安定であり、衛生上にも問題がある。この点に関して種々の工夫がなされているものの、形状が複雑になるという問題がある。
【0004】
本発明は、前述の問題点に鑑みてなされたもので、スリーブカートンの形式とヒンジリッドカートンの形式とを組み合わせることによって、両形式の欠点を補った上に、中箱を押し上げる操作および下げる操作により、中箱の頭部を自動的に開閉することが可能な新しい形式のカートンを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するためになされた本発明は、外箱前面と、外箱後面と、両外箱側面とを備え前記外箱後面の上端に折り込み片を有したスリーブ状の外箱と、本体側面と、本体前面と、本体側面と、本体後面とを備えた中箱本体と蓋側面と、蓋前面と、蓋側面と、蓋後面とを備えたヒンジ蓋とからなり前記蓋前面の上縁に延設した4部分又は3区分に区分された蓋カバー片を有したヒンジ蓋付きの中箱からなり、前記外箱の前記折り込み片を折り込み、前記中箱の前記蓋カバー片の先端部を折り返して、前記中箱を前記外箱の中に収納してなるカートンで、前記中箱を押し上げることにより、前記外箱の折り込んだ前記折り込み片と、前記中箱の折り返した前記蓋カバー片の先端部とが連結し、前記中箱の前記ヒンジ蓋が自動的に開口することを特徴とする自動蓋開閉カートンである。また、前記ヒンジ蓋の天面の少なくとも一辺が、前記外箱の開口部の外側に突出した係止部を有していることにより、前記中箱が前記外箱の中に入り込むことを防いでいること、そして、前記外箱の側面に孔を設け、前記外箱の中に収納された前記中箱を押し上げ、下げすることを可能にしたことを特徴とする。
【0006】
本発明によれば、効率的に、一つのブランクから形成されるヒンジ蓋付きカートンの中箱をスリーブ状の外箱に中に収納し、中箱の底を押し上げることで、開封が容易で、中箱を元に戻すことで、再封が簡単で確実にでき、かつ、再び内容物を取り出す時には、再開封が容易にできる、つまり中箱を外箱から押し上げ、下げすることにより自動的に中箱の頭部のヒンジ蓋を開閉することができる自動蓋開閉カートンを得ることが出来る。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明による自動蓋開閉カートンの一実施例Aの中箱を開封した状態を示す斜視図である。
本発明の自動蓋開閉カートンは、スリーブ状の外箱1とヒンジ蓋3と中箱本体4とから中箱2とから構成されている。
【0008】
外箱1は、外箱前面12と、外箱後面14と、両外箱側面11、13とを備えている。そして、外箱側面13には、外箱1の長さ方向に長円の孔5を有しており、この孔5から露出した中箱2を指で押し上げ、下げることができる。この孔5がない場合には、中箱2を底面側から押し上げ、下げることもできるが、外箱1の少なくとも1面に、外箱1の長さ方向に長円あるいは長方形の孔5を設けることによって、より容易に中箱2を指で押し上げ、下げることができる。
【0009】
また、中箱2は、中箱本体4と、ヒンジ蓋3とからなっている。中箱本体4とヒンジ蓋3とは、後面において連結しており、その連結している折り曲げ線xが、ヒンジ蓋3の回動の軸となって開閉する。
【0010】
図2は、本発明による自動蓋開閉カートンの一実施例Aの外箱1のブランク10を示す展開図である。
外箱1のブランク10は、それぞれの折れ線a、b、c、dを介して、外箱側面11と、外箱前面12と、外箱側面13と、外箱後面14と、外箱糊代片15とを順に連設している。また、外箱側面13には略中央部に長円の孔5を設ける。この孔5の形状は、長円あるいは長方形でよく、中の収納された中箱2を指で押し上げ、下げることが可能な幅、長さに設定する。さらに、外箱後面14の上縁には、外箱折り込み片16を設ける。この外箱折り込み片16を内側に折り込み、中箱2に設けた蓋カバー片40の先端部の蓋カバー片40dとを連結させることにより中箱2を押し上げると同時に蓋カバー片40が引っ張られ中箱2の頭部のヒンジ蓋3が開口される。
【0011】
図3は、本発明による自動蓋開閉カートンの一実施例Aの中箱2のブランク20を示す展開図である。この中箱2のブランク20は、中箱本体4とヒンジ蓋3とが一つのブランクから成り立っている。
中箱本体4の部分は、それぞれの折れ線f、g、h、iを介して、本体側面21と、本体前面22と、本体側面23と、本体後面24と、本体糊代片25とを順に連設して、この本体前面22の下縁には折れ線kを介して本体底面27を、本体側面21の下縁には折れ線jを介して本体底下片26を、本体側面23の下縁には折れ線lを介して本体底下片28を連設し、本体底面27の下縁には底差し込み片29を連設している。
【0012】
ヒンジ蓋3の部分は、同様に、それぞれの折れ線f´、g´、h´、i´を介して、蓋側面31と、蓋前面32と、蓋側面33と、蓋後面34と、蓋糊代片35とを順に連設して、この蓋後面34の上縁には折れ線pを介して蓋天面36を、蓋側面31の上縁には折れ線mを介して蓋天下片37を、蓋側面33の上縁には折れ線oを介して蓋天下片38を連設し、そして蓋天面36の上縁には天差し込み片39を連設している。また、蓋前面32の上縁には折れ線nを介して蓋カバー片40を連設している。この蓋カバー片40は折れ線q、r、sでもって、蓋カバー片40a、蓋カバー片40b、蓋カバー片40c、蓋カバー片40dの4部分に区分され、蓋カバー片40aは蓋天面36を覆う形となり、蓋カバー片40bは蓋後面34を覆う形となり、蓋カバー片40cは本体後面24を覆う形となり、そして蓋カバー片40dは外側に折り返され、中箱2が外箱1の中で押し上げられた時に、外箱1の折り返し片16と連結される。さらに、蓋カバー片40aでは、両端部を延長し、蓋側面31と、蓋前面32と、蓋側面33と、蓋後面34と、蓋糊代片35とで作られる角筒状の開口部、つまり蓋天面36より突出した形状としている。この係止部36aが、外箱1の中で中箱2を挿入した時に、外箱1の中へ中箱2が入り込むことを防いでいる。
【0013】
また、中箱本体4と、ヒンジ蓋3とは、ブランク上では、中箱本体4の後面24と、ヒンジ蓋3の後面34との折れ線xで連結している。具体的には、折れ線xは、罫線、ミシン目あるいはリード罫で加工され、使用の時のヒンジ蓋3の開閉での軸となっている。
蓋側面31と本体側面21との接続線u、蓋前面32と本体前面22との接続線v、蓋側面33と本体側面23との接続線w、そして蓋糊代片35と本体糊代片25との接続線yは、全切れ線とするが、最初の開封でヒンジ蓋3の開口ができる程度に、切れ刃に継ぎ(刃に極小さく部分的に欠けた部分を設けることで、その部分は切れない部分として残る)を数カ所設けることが好ましい。この切れ刃に継ぎを設けることによって、ブランクがバラけることなく、カートンの組み立て加工が行いやすくなり、また最初の開封時のバージン性を付与することができる。接続線u、接続線v、接続線w、折れ線x、接続線yの位置関係は、ヒンジ蓋3の開閉の時に先端が外箱1の上端に引っ掛からないように、接続線vを折れ線xの上位つまり蓋天面36に近くなる位置に設けることが好ましい。
【0014】
図4は、以上のように構成されたブランク10、20から本発明の自動蓋開閉カートンの一実施例Aを組み立てる過程を説明する図である。
最初に、外箱1を組み立てる。外箱側面11と、外箱前面12と、外箱側面13と、外箱後面14と、外箱糊代片15とを、それぞれの折れ線a、b、c、dを介して所定方向へ順次折り曲げた後、外箱糊代片15を外箱側面11の裏面に接着し、図4−aに示すように、角筒状の外箱1を組み立てる。そして、外箱折り返し片16を内側へ折り込む。
【0015】
つぎに、中箱2を組み立てる。まず、接続している本体側面21と蓋側面31と、接続している本体前面22と蓋前面32と、接続している本体側面23と蓋側面33と、接続している本体後面24と蓋後面34と、接続している本体糊代片25と蓋糊代片35とを、それぞれの折れ線f、f´、g、g´、h、h´、i、i´を介して所定方向へ順次折り曲げた後、本体糊代片25と蓋糊代片35とを本体側面21と蓋側面31の裏面に接着し、図4−bに示すように、角筒状の中箱2を組み立てる。
つぎに、この角筒状に組み立てられた中箱2に内容物を充填する。
つづいて、内容物が充填された中箱2の底部では、本体底下片26と本体底下片28とを折り込み、本体底面27を折り込み、そして、底差し込み片29を中箱2の中に差し込む。
さらに、内容物が充填された中箱2の天部では、蓋天下片37と蓋天下片38とを折り込み、蓋天面36を折り込み、そして、図4−cに示すように、天差し込み片39を中箱2の中に差し込む。
さらにつづいて、図4−dに示すように、蓋カバー片40を折れ線nを介して蓋天面36を覆う形で折り曲げ、蓋カバー片40b、c、dを折れ線qを介して蓋後面34を覆う形で折り曲げ、そして、蓋カバー片40dを折れ線sを介して外側へ折り返す。
【0016】
最後に、組み立てた外箱1の中に、外箱1の天部側に、中箱2を底部から挿入して行く。この場合、折り込まれた外箱折り込み片16と折り返された蓋カバー片40dとが連結するように、図5に示すように、外箱1と中箱2の前面同志、外箱1と中箱2の後面同志、外箱1と中箱2の側面同志が重なる位置で挿入する。
【0017】
図6は本発明による自動蓋開閉カートンの一実施例Aの開封および再封を説明する概略断面図である。
本発明による自動蓋開閉カートンの一実施例Aを開封するには、まず、図6−aに示すように、中箱2の底を押し上げるかあるいは外箱1の外箱側面13に設けた孔5から露出した中箱2を上方へスライドするように押し上げることによって、図6−bに示すように、中箱2の蓋カバー片40の先端の折り返された蓋カバー片40dが外箱1の折り込み片16と連結する。さらに、中箱2を押し上げると蓋カバー片40がヒンジ蓋3を後方に引っ張ることになり、図6−cに示すように、ヒンジ蓋3が開封され開口する。
押し上げた中箱2をスライドするように元へ戻せば、自動的にヒンジ蓋3は閉じられる。
【0018】
図7は、本発明による自動蓋開閉カートンにおいて、もう一つの実施例Bを示す展開図である。
外箱1は、前述の実施例Aと同じであり、中箱2のブランク50については、中箱本体4とヒンジ蓋3とが一つのブランクから成り立っている点も前述の実施例Aと同じである。
中箱本体4の部分は、それぞれの折れ線を介して、本体側面51と、本体前面52と、本体側面53と、本体後面54と、本体糊代片55とを順に連設して、この本体前面52の下縁には折れ線を介して本体底面57を、本体側面51の下縁には折れ線を介して本体底下片56を、本体側面53の下縁には折れ線を介して本体底下片58を連設し、本体底面57の下縁には底差し込み片59を連設している。
【0019】
ヒンジ蓋3の部分は、同様に、それぞれの折れ線を介して、蓋側面61と、蓋前面62と、蓋側面63と、蓋後面64と、蓋糊代片65とを順に連設して、この蓋後面64の上縁には折れ線を介して蓋天面66を、蓋側面61の上縁には折れ線を介して蓋天下片67を、蓋側面63の上縁には折れ線を介して蓋天下片68を連設し、そして蓋天面66の上縁には天差し込み片69を連設している。また、蓋前面62の上縁には折れ線を介して蓋カバー片70を連設している。この蓋カバー片70は折れ線でもって、蓋カバー片70a、蓋カバー片70b、蓋カバー片70cの3部分に区分され、蓋カバー片70aは蓋後面52側に折り返される。そして、蓋カバー片40の先端部の蓋カバー片40cは外側に折り返され、中箱2が外箱1の中で押し上げられた時に、外箱1の折り返し片16と連結される。さらに、蓋天面66では、両端部を延長し、蓋側面61と、蓋後面62と、蓋側面63と、蓋前面64と、蓋糊代片65とで作られる角筒状の開口部より突出した形状としている。この係止部66aが、外箱1の中で中箱2を挿入した時に、外箱1の中へ中箱2が入り込むことを防いでいる。
【0020】
また、中箱本体4と、ヒンジ蓋3とは、ブランク上では、中箱本体4の後面24と、ヒンジ蓋3の後面34との折れ線xで連結し、ヒンジ蓋3の開閉での軸となっている。
蓋側面61と本体側面51との接続線u、蓋後面62と本体後面52との接続線v、蓋側面63と本体側面53との接続線w、そして蓋糊代片65と本体糊代片55との接続線yは、全切れ線とするが、ヒンジ蓋3の開閉の時に先端が外箱1の上端に引っ掛からないように、接続線vを折れ線xの上位つまり蓋天面66に近くなる位置に設けることが好ましいことは、前述の実施例Aと同じである。
【0021】
図8は、以上のように構成されたブランク10、50から本発明の自動蓋開閉カートンのもう一つの実施例Bを組み立てる過程を説明する図である。
最初に、前述の実施例Aと同じで、図8−aに示すように、外箱1を組み立て、そして、外箱折り返し片16を内側へ折り曲げる。
【0022】
つぎに、中箱2を組み立てる。まず、接続している本体側面51と蓋側面61と、接続している本体後面52と蓋後面62と、接続している本体側面53と蓋側面63と、接続している本体後面54と蓋後面64と、接続している本体糊代片55と蓋糊代片65とを、それぞれの折れ線を介して所定方向へ順次折り曲げた後、本体糊代片55と蓋糊代片65とを本体側面51と蓋側面61の裏面に接着し、図8−bに示すように、角筒状の中箱2を組み立てる。
つぎに、この角筒状に組み立てられた中箱2に内容物を充填する。
つづいて、内容物が充填された中箱2の底部では、本体底下片56と本体底下片58とを折り込み、本体底面57を折り込み、そして、図8−cに示すように、底差し込み片59を中箱2の中に差し込む。
さらに、内容物が充填された中箱2の天部では、蓋天下片67と蓋天下片68とを折り込み、蓋天面66を折り込み、そして、天差し込み片69を中箱2の中に差し込む。
さらにつづいて、図8−dに示すように、蓋カバー片70を折れ線を介して蓋後面62側に折り返し、そして蓋カバー片70の蓋カバー片70cを外側へ折り返す。
【0023】
最後に、組み立てた外箱1の中に、外箱1の底部側から、中箱2のヒンジ蓋3を頭を挿入していく。この場合、折り込まれた外箱折り込み片16と折り返された蓋カバー片70cとが連結するように、図9に示すように、外箱1と中箱2の前面同志、外箱1と中箱2の後面同志、外箱1と中箱2の側面同志が重なる位置で挿入する。
【0024】
本発明による自動蓋開閉カートンのもう一つの実施例Bの開封および再封についても前述の実施例Aと同様に、中箱2の底を押し上げるかあるいは外箱1の外箱側面13に設けた孔5から露出した中箱2を上方へスライドするように押し上げることによって、名箱3の蓋カバー片70の先端の折り返された蓋カバー片70cが外箱1の折り込み片16と連結する。さらに、中箱2を押し上げると蓋カバー片70がヒンジ蓋3を後方に引っ張ることになり、ヒンジ蓋3が開封され開口する。そして、押し上げた中箱2をスライドするように元へ戻せば、自動的にヒンジ蓋3は閉じられる。
【0025】
【発明の効果】
本発明によれば、効率的に、一つのブランクから形成されるヒンジ蓋付きカートンの中箱をスリーブ状の外箱に中に収納し、中箱の底を押し上げることで、開封が容易で、再封が簡単で確実にでき、かつ、再び内容物を取り出す時には、再開封が容易にできる自動蓋開閉カートンを得ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動蓋開閉カートンの一実施例を示す斜視図である。
【図2】本発明による自動蓋開閉カートンの一実施例の外箱のブランクを示す展開図である。
【図3】本発明による自動蓋開閉カートンの一実施例の中箱のブランクを示す展開図である。
【図4】本発明による自動蓋開閉カートンの一実施例を組み立てる過程を示す斜視図である。
【図5】本発明による自動蓋開閉カートンの一実施例を組み立てた状態を示す斜視図である。
【図6】本発明による自動蓋開閉カートンの一実施例の開封および再封を説明する概略断面図である。
【図7】本発明による自動蓋開閉カートンのもう一つの実施例の中箱のブランクを示す展開図である。
【図8】本発明による自動蓋開閉カートンのもう一つの実施例を組み立てる過程を示す斜視図である。
【図9】本発明による自動蓋開閉カートンのもう一つの実施例を組み立てた状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
A 本発明の自動蓋開閉カートンの一実施例
B 本発明の自動蓋開閉カートンのもう一つの一実施例
1 外箱
2 中箱
3 ヒンジ蓋
4 中箱本体
5 孔
10 ブランク(外箱)
11 外箱側面
12 外箱前面
13 外箱側面
14 外箱後面
15 外箱糊代片
16 外箱折り込み片
20 ブランク(一実施例の中箱)
21 本体側面
22 本体前面
23 本体側面
24 本体後面
25 本体糊代片
26 本体底下片
27 本体底面
28 本体底下片
29 本体底差し込み片
31 蓋側面
32 蓋前面
33 蓋側面
34 蓋後面
35 蓋糊代片
36 蓋天面
36a係止部(蓋天面)
37 蓋天下片
38 蓋天下片
39 蓋天差し込み片
40 蓋カバー片
40d蓋カバー片(折り返し片)
50 ブランク(もう一つの実施例の中箱)
51 本体側面
52 本体後面
53 本体側面
54 本体前面
55 本体糊代片
56 本体底下片
57 本体底面
58 本体底下片
59 本体底差し込み片
61 蓋側面
62 蓋後面
63 蓋側面
64 蓋前面
65 蓋糊代片
66 蓋天面
66a係止部(蓋天面)
67 蓋天下片
68 蓋天下片
69 蓋天差し込み片
70 蓋カバー片
70c蓋カバー片(折り返し片)

Claims (4)

  1. 外箱前面、外箱後面、両外箱側面を備え前記外箱後面の上端に外箱折り込み片を有したスリーブ状の外箱と、
    本体側面、本体前面、本体側面、本体後面を備えた中箱本体と、蓋側面、蓋前面、蓋側面、蓋後面、蓋天面を備えたヒンジ蓋とからなり、前記蓋前面の上縁に延設した折れ線によって4部分に区分された蓋カバー片を有したヒンジ蓋付きの中箱とからなり、
    前記中箱本体と前記ヒンジ蓋とは、前記本体後面と前記蓋後面において連結しており、その連結している折れ線が回動の軸となって前記ヒンジ蓋が開閉し、
    前記外箱の前記外箱折り込み片を折り込み、前記中箱の前記蓋カバー片を前記蓋天面、前記蓋後面、前記本体後面を覆う形で折り曲げ、前記蓋カバー片の先端部を外側に折り返して、前記中箱を前記外箱の中に収納してなるカートンであって、
    前記中箱を押し上げることにより、前記外箱の折り込んだ前記外箱折り込み片と、前記中箱の折り返した前記蓋カバー片の先端部とが連結し、前記中箱の前記ヒンジ蓋が自動的に開口することを特徴とする自動蓋開閉カートン。
  2. 外箱前面、外箱後面、両外箱側面を備え前記外箱後面の上端に外箱折り込み片を有したスリーブ状の外箱と、
    本体側面、本体前面、本体側面、本体後面を備えた中箱本体と、蓋側面、蓋前面、蓋側面、蓋後面、蓋天面を備えたヒンジ蓋とからなり、前記蓋後面の上縁に延設した折れ線によって3部分に区分された蓋カバー片を有したヒンジ蓋付きの中箱とからなり、
    前記中箱本体と前記ヒンジ蓋とは、前記本体後面と前記蓋後面において連結しており、その連結している折れ線が回動の軸となって前記ヒンジ蓋が開閉し、
    前記外箱の前記外箱折り込み片を折り込み、前記中箱の前記蓋カバー片を前記蓋後面側に折り返し、前記蓋カバー片の先端部を外側に折り返して、前記中箱を前記外箱の中に収納してなるカートンであって、
    前記中箱を押し上げることにより、前記外箱の折り込んだ前記外箱折り込み片と、前記中箱の折り返した前記蓋カバー片の先端部とが連結し、前記中箱の前記ヒンジ蓋が自動的に開口することを特徴とする自動蓋開閉カートン。
  3. 前記ヒンジ蓋の天面の少なくとも一辺が、前記外箱の開口部の外側に突出した係止部を有していることにより、前記中箱が前記外箱の中に入り込むことを防いでいることを特徴とする請求項1又は2に記載の自動蓋開閉カートン。
  4. 前記外箱の側面に孔を設け、前記外箱の中に収納された前記中箱を押し上げ、下げすることを可能にしたことを特徴とする請求項1又は2に記載の自動蓋開閉カートン。
JP12386998A 1998-04-20 1998-04-20 自動蓋開閉カートン Expired - Fee Related JP4240571B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12386998A JP4240571B2 (ja) 1998-04-20 1998-04-20 自動蓋開閉カートン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12386998A JP4240571B2 (ja) 1998-04-20 1998-04-20 自動蓋開閉カートン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11301659A JPH11301659A (ja) 1999-11-02
JP4240571B2 true JP4240571B2 (ja) 2009-03-18

Family

ID=14871400

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12386998A Expired - Fee Related JP4240571B2 (ja) 1998-04-20 1998-04-20 自動蓋開閉カートン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4240571B2 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU2009341464B2 (en) * 2009-03-03 2015-10-01 Philip Morris Products S.A. Hinge lid container with sliding element
PL2325093T3 (pl) * 2009-11-20 2012-11-30 Imperial Tobacco Ltd Opakowanie do wyrobów tytoniowych
IT1402824B1 (it) * 2010-11-29 2013-09-27 Gd Spa Pacchetto di sigarette.
ITBO20110631A1 (it) * 2011-11-07 2013-05-08 Gd Spa Metodo di incarto per applicare un sovraincarto termosaldabile ad una confezione di articoli da fumo con apertura a scorrimento e con coperchio incernierato.
ITBO20110632A1 (it) * 2011-11-07 2013-05-08 Gd Spa Metodo di incarto per realizzare una confezione di articoli da fumo con apertura a scorrimento e con coperchio incernierato provvista di una linguetta sigillante.
JP5891052B2 (ja) * 2012-02-01 2016-03-22 凸版印刷株式会社 開閉蓋付き包装容器
TWI486290B (zh) * 2012-03-12 2015-06-01 Japan Tobacco Inc 上滑式包裝及其坯紙組
ITBO20120688A1 (it) * 2012-12-20 2014-06-21 Gd Spa Pacchetto per articoli da fumo e metodo per la sua produzione.
KR102078664B1 (ko) * 2018-09-05 2020-02-19 주식회사 한국인삼공사 용기 구조
US11014736B2 (en) 2019-04-18 2021-05-25 Altria Client Services Llc Sliding packs with flip top hinged lids

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11301659A (ja) 1999-11-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2089226C (en) Package, especially soft-cup pack for cigarettes
RU2295484C2 (ru) Упаковка для стержнеобразных курительных изделий
US5904244A (en) Hinge-lid box for cigarettes and blank
JP3253624B2 (ja) ポップアウト式クーポンを連結したヒンジ式蓋付き箱
US7175022B2 (en) Hinged-lid pack for rodlike smoking articles and blank for the pack
US7726473B2 (en) Cigarette ejecting box and blank for same
KR100222514B1 (ko) 내부프레임을 갖는 경첩식 뚜껑의 담배지함과 이를 위한 백지 및 그의 제조방법
EP2147872A1 (en) Cigarette box
JP4138244B2 (ja) 喫煙物用パッケージ
JPS58125442A (ja) 巻たばこ収容箱
US5203495A (en) Sales and dispenser box for pastils and the like
JP4240571B2 (ja) 自動蓋開閉カートン
EP0299609B1 (en) Reclosable carton
EP0693441B1 (en) Packs for smoking articles such as cigars
EP1923328B1 (en) Cigarette box and blank for the same
JP4156189B2 (ja) サイドオープンカートン
JPS6346367Y2 (ja)
JP2006168819A (ja) 易開封カートン
JP3069221U (ja) 仰開式容器
JP2537295Y2 (ja) 包装箱
JP2576493Y2 (ja) 複合箱
JP2001114260A (ja) カットシート収納用カートン
JPH0650341Y2 (ja) 斜め開封構造を有する紙箱
JPS6323338Y2 (ja)
JP2002166929A (ja) 易開封性カートン

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 19981225

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050418

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071031

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071106

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080107

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080617

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080818

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080919

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080919

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081127

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081222

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120109

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120109

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130109

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130109

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140109

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees