JPH1130035A - プラスチック製コンクリート型板 - Google Patents

プラスチック製コンクリート型板

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JPH1130035A
JPH1130035A JP9202399A JP20239997A JPH1130035A JP H1130035 A JPH1130035 A JP H1130035A JP 9202399 A JP9202399 A JP 9202399A JP 20239997 A JP20239997 A JP 20239997A JP H1130035 A JPH1130035 A JP H1130035A
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JP
Japan
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layer
template
mold
skin
concrete
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Pending
Application number
JP9202399A
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English (en)
Inventor
Kousuke Katakawa
幸亮 方川
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DAIWA GIKEN KOGYO KK
Original Assignee
DAIWA GIKEN KOGYO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発泡体の表裏に硬い薄板を張り合わせていた
プラスチック製コンクリート型板の構造を改良して、強
度を低下させることなく薄板の貼着の手間を省くことに
より、この種の型板のコストダウンを図るようにする。 【解決手段】 押出成形時に、芯部の発泡層の表層部分
に適宜に厚いスキン層を一体形成して、プラスチック製
型板に剛性と強度ならびに離型性を付与した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プラスチック製
のコンクリート用型板に関し、型板の押出成形時に内部
を発泡層に形成した型板の表面に、適宜の厚みに硬化さ
せたスキン層を形成したことを特長とするものである。
【0002】
【従来の技術】従来、発泡体を用いたプラスチック製の
コンクリート用型板は、厚さ10ミリメートルの板状に
成形した発泡体の表裏に例えば2.0〜2.5ミリメー
トルの厚さの薄いウレタン板あるいはポリプロプレン板
等のプラスチック板を貼着して、型板の剛性と強度なら
びに離型性を付与するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように一旦成形
した型板の表裏に別の硬い薄板を貼り合わせるようにし
た従来の型板によれば、貼り合わせに手数を要し、コス
ト高になる欠点があった。以上のことから本発明が解決
しようとする課題は、発泡体の表裏に硬い薄板を貼着す
る手数を廃して、剛性と強度ならびに離型性を低下させ
ることなくこの種の型板のコストダウンをできるように
することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、上記の
課題を解決するために、押出成形により芯部に発泡層を
形成するとともに、表層部分に適宜の厚さのスキン層を
一体成形したプラスチック製コンクリート型板を提供す
るものである。
【0005】上記のように構成した本発明型板は、発泡
層の形成と同時に表層部分に硬くて適宜の厚さのあるス
キン層を形成したので、後から薄板を貼着する必要がな
く、手間が省けてコストダウンできるとともに、耐用性
に富むプラスチック製コンクリート型板を製作できる。
本発明は、以上のようにして前記の課題を解決したもの
である。
【0006】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面について説明す
る。図において、1は押出成形により得たプラスチック
製コンクリート型板である。型板1は、図示のように芯
部に発泡層2を具え、表層部分は適宜な厚さのスキン層
3で形成されている。また、発泡層2は図示のように両
端をスキン層3に連続させたハニカム形のスキン層4で
仕切られている。
【0007】型板1に用いる樹脂は、ポリプロピレン、
ポリエチレンが好適し、例えば廃棄されたペットボトル
等の再生樹脂を利用することができる。発泡層2とスキ
ン層3およびハニカム形のスキン層4との境界は図示の
都合上線で表しているが実際にはそれほど明確には形成
されない。
【0008】型板1の板厚は通常のコンクリートパネル
と同様に12〜15ミリメートル、その内スキン層3の
厚みは2.0〜2.5ミリメートルである。なお、この
型板1の成形方法について説明すると、発泡率1.5に
設定した樹脂を厚さ5ミリメートルに押し出し、ダイに
連続させて、対向する上型と下型との間に所望の板厚に
相当する間隙を設けた冷却金型内に導入して通過させる
ことにより、金型に接触する面を急速に冷却して所定の
厚さのスキン層3を形成させる。
【0009】以上のようにして得たこの型板1は比重
0.9〜0.7で、発泡層2が両面から先に硬化するス
キン層3に挟まれることにより歪みがきわめて少なく、
表面が滑らかなで離型性に優れたものとなる。
【0010】本発明において、ハニカム形のスキン層4
を具えることは必ずしも不可欠のものではないが、ダイ
に横断方向に沿ってハニカム形の押し出し口を設けるこ
とにより、同じ板厚のものでもより剛性の高い型板を得
ることができる。
【0011】また、本発明の実施に際して、型板1の板
厚とかスキン層3の厚みを変えることとか、樹脂の種
類、配合、発泡率等を変えることは、本発明の要旨に沿
って任意である。
【0012】
【発明の効果】以上のように成形時に発泡層の周りに適
宜の厚さのスキン層を一体に形成させた本発明によれ
ば、薄板の貼着が不要になり、所望の剛性と強度ならび
に離型性を具えたきわめて耐用性に優れたプラスチック
製のコンクリート型板を低コストで得ることができる。
本発明には以上のようにきわめて優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の実施例を示す一部切欠斜視図で
ある。
【符合の説明】
1 型板 2 発泡層 3 スキン層 4 ハニカム形のスキン層

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 押出成形により芯部に発泡層を形成する
    とともに、表層部分に適宜の厚さのスキン層を一体成形
    したプラスチック製コンクリート型板。
  2. 【請求項2】 前記発泡層内に、両端を前記スキン層に
    連続させたハニカム形のスキン層を一体成形したことを
    特徴とする請求項1のプラスチック製コンクリート型
    板。
JP9202399A 1997-07-10 1997-07-10 プラスチック製コンクリート型板 Pending JPH1130035A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002322809A (ja) * 2001-04-27 2002-11-08 Nkk Corp プラスチック複合パネル
JP2013043446A (ja) * 2011-08-26 2013-03-04 Keizo Fujita ハニカムパネルの製造方法とそれを利用したハニカムパネル

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002322809A (ja) * 2001-04-27 2002-11-08 Nkk Corp プラスチック複合パネル
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