JPH11299577A - 車両の乗員室内に設置される補助板昇降装置 - Google Patents

車両の乗員室内に設置される補助板昇降装置

Info

Publication number
JPH11299577A
JPH11299577A JP10667898A JP10667898A JPH11299577A JP H11299577 A JPH11299577 A JP H11299577A JP 10667898 A JP10667898 A JP 10667898A JP 10667898 A JP10667898 A JP 10667898A JP H11299577 A JPH11299577 A JP H11299577A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
auxiliary plate
vehicle
elevating
floor
present
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10667898A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Tanaka
豊 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Araco Co Ltd
Original Assignee
Araco Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Araco Co Ltd filed Critical Araco Co Ltd
Priority to JP10667898A priority Critical patent/JPH11299577A/ja
Publication of JPH11299577A publication Critical patent/JPH11299577A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Passenger Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両の乗員室床面に設置されることによって
当該乗員室における乗員の着座姿勢その他の快適性の向
上に寄与し得る使い勝手のよい補助板昇降装置を提供す
ること。 【解決手段】 上記課題を解決する本発明の補助板昇降
装置1は、補助板10と、該補助板を支える支持部20
と、該支持部20に支えられた状態のまま該補助板10
を昇降させ得る昇降機構40とを備えており、車両の乗
員室床面に設置された際に、該床面またはその近傍の高
さの位置と該乗員室に設けられたシートの着座面または
その近傍の高さの位置との間で該補助板10が昇降され
るとともに少なくとも該二つの高さの位置において該補
助板10が保持されるように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の乗員室(キ
ャビン)に装備される乗員の快適性に関連した補助的装
置に関し、詳しくは、シート(座席)近くの床面に設置
され得る補助板昇降装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車その他の車両の乗員室に装備され
るシートは、背もたれ(シートバック)のある椅子形状
をしており、当該車両に乗る者(以下「乗員」とい
う。)はシートの着座面に腰を掛け、当該シート手前の
乗員室床面に足を置くというのが通常の乗車姿勢であ
る。ところで、自動車等のシートに長時間着座する場
合、上記通常の乗車姿勢を長く保持すると血行の問題等
から特に下肢部分に疲労が蓄積し易く、運転者を除く乗
員は着座した状態を保ったまま足を組み替えたり、小刻
みに振動させるといった行動をしがちである。
【0003】従って、下肢部分に疲れがたまるのを抑止
しつつ長時間の乗車を快適なものにするための足置き台
(例えば実公昭58−48905号公報)その他の補助
具が従来使用されている。例えば、自動車に関しては、
上記補助具として図14に示すようなクッション補助具
100が利用されている。すなわち、このクッション補
助具100は内部に空気を充填して密封し得るボックス
形状の袋体からなり、空気を注入して膨らませた後にフ
ロントシート102とリヤシート104との間(即ち足
を置くためのスペース)に配置して使用する補助具であ
る。而して、このクッション補助具100を図14に示
すように使用した場合、リヤシート104に着座する乗
員は当該クッション補助具100の上面に下肢部分を伸
ばして楽な姿勢で着座することができるため、長時間の
乗車でも疲れにくい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような袋体形式のクッション補助具100によって
は、使用する際にはいちいち空気を充填する必要がある
一方で使用を終えてトランクルーム等にコンパクトに畳
んで収納しようとした際には逆に空気を抜く作業を行う
必要が生じる。このため、かかる従来のクッション補助
具100の着脱作業には非常に手間がかかっていた。
【0005】本発明は、このような従来の補助具の欠点
に鑑みてなされたものであり、その目的とするところ
は、車両の乗員室床面に設置されることによって、乗員
室における乗員の着座姿勢その他の快適性の向上に寄与
し得る使い勝手のよい補助的装置を提供することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、補助板と、当該補助板を支える支持部
と、当該支持部に支えられた状態のまま当該補助板を昇
降させ得る昇降機構とを備えており、車両の乗員室床面
に設置された際に、当該床面またはその近傍の高さの位
置と当該乗員室に設けられたシートの着座面またはその
近傍の高さの位置との間で当該補助板が昇降されるとと
もに少なくとも当該二つの高さの位置において当該補助
板が保持されるように構成された補助板昇降装置(以下
「本発明の第一の昇降装置)という。)を提供する。な
お、本明細書において「車両」とは人や貨物を輸送する
ための移動設備(乗り物)一般を指す総称であり、特定
タイプの車に限定されない。従って、典型的な自動車の
他、航空機、電車、船舶等も本明細書における車両に包
含される。また、本明細書において「補助板」とは、車
両の乗員室におけるシート着座者の利用に供するために
当該乗員室に設けられたシート間の床面に配備し得る程
度に表面部が比較的広く、一定の形状を有する部材の総
称であり、特に限定した形状や材質を意図したものでは
ない。例えば、一般的なセダンタイプの自動車等におけ
るフロントシートとリヤシートとの間に配備し得るサイ
ズに成形されたプレート状クッション体(典型的には固
い骨格材とクッション材とからなる)は本明細書におけ
る「補助板」に包含される典型例である。
【0007】本発明の第一の昇降装置では、車両の乗員
室床面に設置された際に、上記昇降機構によって当該床
面またはその近傍である低い位置からシート着座面また
はその近傍の高い位置まで上記補助板を機械的に昇降さ
せることができる。このため、例えば本発明の第一の昇
降装置を自動車のフロントシートとリヤシートとの間に
設置した場合において、補助シートクッションとしての
補助板を上昇させてリヤシート着座面とほぼ同じ高さに
保持したときには当該リヤシートに着座する乗員は当該
位置(高さ)に保持された補助シートクッションとして
の補助板の上に足を伸ばすことができるため、楽な着座
姿勢を長時間保つことができる。一方、本発明の第一の
昇降装置によれば、上記昇降機構によって補助板を床面
またはその近傍である低い位置に降下させることがで
き、不必要に乗員室内スペースを占有することがないた
め、使用しないときのための収納スペースを車両に別途
確保する必要がない。また、上記従来のクッション補助
具100におけるような手間のかかる着脱操作を行うこ
となく、迅速に補助板を所定の低位置に収容して通常の
着座姿勢(即ち足を床面につけて腰掛ける姿勢。以下同
じ。)に復帰することができる。
【0008】また、本発明は、上述の本発明の第一の昇
降装置であって、上記補助板が上記昇降の際に上記床面
に対して平行状態を維持して保持されるように上記支持
部が構成された補助板昇降装置(以下「本発明の第二の
昇降装置」という。)を提供する。本発明の第二の昇降
装置では、乗員室床面またはその近傍の配置位置と上記
シートの着座面またはその近傍の高さの配置位置とに関
わらず、上記補助板が平行状態を維持する。このため、
本発明の第二の昇降装置によれば、乗員室床面またはそ
の近傍の配置位置に保持された補助板を床面の一部ある
いは床面と平行な足置きとして利用し得、通常の着座姿
勢をとる乗員の邪魔になることがない。
【0009】また、本発明は、上述の本発明の第一また
は第二の昇降装置であって、上記支持部が上記床面に立
設する支持軸を備えており、当該支持軸は上記補助板を
保持した状態で上記床面に対して可逆的に傾斜可能に形
成されており、ここで当該支持軸の上記床面に対する傾
度を異ならせることによって当該補助板の昇降が実現さ
れる補助板昇降装置(以下「本発明の第三の昇降装置」
という。)を提供する。本発明の第三の昇降装置によれ
ば、上記可逆的に傾斜可能(即ち、床面に対して傾けた
り立てたりすることが自在なこと)に形成された支持軸
の傾度を任意に調整することによって補助板の保持され
る高度をスムーズに調整することができる。
【0010】また、本発明は、上述の本発明の第一、第
二または第三の昇降装置であって、上記昇降において、
上記補助板の保持される位置が上記床面またはその近傍
の高さの位置と上記シート着座面またはその近傍の高さ
の位置との間で無段階に調整し得るように構成された補
助板昇降装置(以下「本発明の第四の昇降装置」とい
う。)を提供する。本発明の第四の昇降装置では、補助
板の保持される位置(高度)が乗員室床面またはその近
傍の位置と上記シートの着座面またはその近傍の高さの
位置に限定されず乗員の好みに応じた高さに設定するこ
とができる。このため、例えば本発明の第四の昇降装置
を自動車のフロントシートとリヤシートとの間に装備し
た場合には、通常の着座姿勢をとった場合に乗員室床面
に足が届かない小児等の身長の低い小柄な乗員のための
足置き台昇降装置として利用することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、足置き用の補助シートクッ
ションとして機能する補助板を昇降させるために、一般
的なセダンタイプ乗用自動車の乗員室に設置された本発
明の昇降装置(上記本発明の第一、第二、第三、第四の
昇降装置を包含する。)の好適な一実施形態を図面を参
照しつつ説明する。なお、図1は本実施形態に係る本発
明の昇降装置1,2(以下「本昇降装置1,2」と略称
する。)を自動車の乗員室内に設置した状態を模式的に
示す斜視図である。また、図2は車両右側に設置された
本昇降装置1の外観形状を模式的に示す斜視図である。
なお、図示していないが車両左側に設置された本昇降装
置2の外観形状は、当該右側の本昇降装置1と対称な構
造(鏡像体の関係)となるほかに異なるところがない。
従って、後述する各図面においては、特に車両前方に向
かって右側に設置された本昇降装置1について詳細に説
明している。また、本昇降装置1を構成する各部材と機
能および形状が同等である車両左側に設置された本昇降
装置2の各構成部材については、適宜、本昇降装置1
(車両右側)の該当する各部材と同一の符号で表してい
る。
【0012】図2に示すように、本昇降装置1は、大ま
かにいって、天板部に相当する補助板10と当該補助板
10を支える支持部20と当該支持部20に装備された
昇降機構40とから構成されている。而して、図1に示
すように、本昇降装置1,2は上記補助板10の二つの
長辺が車両の左右方向に沿って配置されるようにして、
自動車乗員室に装備されたフロントシート3,4とリヤ
シート5との間のスペースを利用して左右対称に2つ並
列して当該乗員室の床面6に設置されている。このよう
に左右独立した恰好で本昇降装置1,2を二つ設けるこ
とによって車両乗員室内における補助板10昇降に係る
自由度を向上させることができる。以下、本昇降装置
1,2の各構成部分について詳細に説明する。
【0013】図3に示すように、足置き用補助シートク
ッションとして使用する本昇降装置1の補助板10は、
矩形状のフラットな1枚の鋼板11(典型的には一般的
な塗装鋼板や電気めっき鋼板)を本体とし、その表面
(上面)には予めファブリックや合成皮革等からなる表
皮材13が貼り付けられているポリウレタンフォーム等
からなるパッド材12が接着剤(典型的にはアクリル樹
脂をベースとする水性エマルジョン接着剤)で接着され
ているプレート状クッション体である。このような構成
とすることによって、補助板10の表面に適度のクッシ
ョン性と高品質感とが付与される。また、本実施形態に
係る補助板10によれば、従来のクッション補助具10
0におけるようなふわふわした不安定感が払拭されると
ともに後述する支持部20と相俟ってある程度の力(重
量)を補助板10上に加えることもできる。一方、この
矩形状補助板10の下面側(即ち鋼板11側)の四隅に
は後述する支持部20と連結される金属若しくは硬質樹
脂製の直方体形状の連結ボックス15が設けられてい
る。図2および図4に示すように、これら連結ボックス
15の内部空間を利用して、当該連結ボックス15の内
側の高さよりやや小さい直径サイズの円筒状の支持ロー
ラ16が転動自由に装着されている。すなわち、図4に
示すように、連結ボックス15内側の上面および下面に
は補助板10長辺方向に軌道突起15a,15bが形成
される一方、対応する支持ローラ16の外周面中央部に
はくびれが形成されている。而して、支持ローラ16
は、当該くびれ部分に上記軌道突起15a,15bを填
め込むようにして連結ボックス15内側に装着されてい
る。このことによって、当該支持ローラ16は上記軌道
突起15a,15bに沿って補助板10長辺方向に連結
ボックス15内を転動することができる。ところで、図
4に示すように、連結ボックス15の補助板10内側に
面する側は開放状態となっており、その開放部分からは
支持ローラ16の回転軸に相当する軸部材16aが当該
支持ローラ16から延伸して露出している。而して、本
昇降装置1では、この支持ローラ16(軸部材16a)
を介して補助板10と支持部20とが連結されることと
なる。このことについては後述する。
【0014】次に、本昇降装置1における支持部20に
ついて説明する。図2に示すように、本昇降装置1の支
持部20は、補助板10の長辺側縁部に沿ってほぼエッ
クス状に交叉して床面6に立設される4本のスチール製
の中空状角パイプからなる支持軸21,22,31,3
2を主要構成部材とするものである。なお、図2に示す
ように、これら4本の支持軸21,22,31,32の
うち、上記エックス状に交叉した際の下端部が車両乗員
室の中央寄りに配置される二つの支持軸21,31(以
下「固定側支持軸21,31」という。)の長さ・形状
は同じであり、同様に、上記エックス状に交叉した際の
下端部が車両乗員室の外寄りに配置される二つの支持軸
22,32(以下「移動側支持軸22,32」とい
う。)の長さ・形状は同じである。以下、これら支持軸
21,22,31,32からなる支持部20の構成につ
いて説明する。
【0015】図2に示すように、各支持軸21,22,
31,32の上端部は補助板10の四隅に設けられた連
結ボックス15内の上記支持ローラ16軸部材16aに
回転可能に連結されている。一方、図2に示すように、
固定側支持軸21,31の下端部には車両前後方向に沿
った係合穴Hの形成された係合部21a,31aが設け
られている。また、移動側支持軸22,32の下端部に
は車両前後方向に沿った回転軸22a,32aが形成さ
れている(図6参照)。そして、図2に示すように、こ
の回転軸22a,32aには外周部の中央がややくびれ
た円筒状の移動ローラ25,35が回転可能に取り付け
られている。
【0016】次に、本昇降装置1,2の車両乗員室床面
6への設置について説明する。図5に示すように、車両
乗員室の床面6であってフロントシート3,4が配置さ
れる部位とリヤシート5が配置される部位との間(図1
参照)には、予め本昇降装置1,2を設置するための領
域6a,6bが車両中央を境としてその左右にそれぞれ
確保されている。この領域6a,6bは、上記補助板1
0の表面積と同等の広さを有しており(即ちこの領域に
適合するように上記補助板10を予め形成してい
る。)、典型的には図5に示すように当該領域6a,6
bは床面6の他の部分よりも凹ませて形成されている。
而して、図2および図5に示すように、本昇降装置1,
2の各固定側支持軸21,31の下端部に設けられた係
合部21a,31a(図2参照)は、床面6の中央部
(即ち図5に示す凹み領域6a,6bの中央寄り内壁
面)に設けられた図示しない係合ピンに回動可能に結合
されている。このとき、係合される各固定側支持軸2
1,31の軸方向と車両の左右方向とを一致させること
が好ましい。
【0017】一方、図5に示すように、床面6の上記凹
み領域6a,6bには、移動側支持軸22,32下端部
に設けられた上記移動ローラ25,35を配置するため
の軌道溝7が車両の左右方向に形成されている。この軌
道溝7は、移動ローラ25,35の一部を陥入させ得る
形状に形成されると共に、その中央部には当該移動ロー
ラ25,35外周面に形成された上記くびれに対応する
形状の凸部7aが形成されている。而して、図2および
図6に示すように、補助板10の床面6に対する平行状
態を保ちつつ、軌道溝7凸部7aと当該移動ローラ2
5,35のくびれとを合わせて当該軌道溝7に移動ロー
ラ25,35を装着する。
【0018】また、本昇降装置1,2においては、上述
のような状態で乗員室床面6に設置された各支持軸2
1,22,31,32が相互に連結されて補強されてい
る。すなわち、図2に示すように、補助板10の各長辺
方向にエックス状に交叉されて並列する二つの支持軸
(即ちフロントシート3寄りの二つの支持軸31,3
2、および、リヤシート5寄りの二つの支持軸21,2
2)は、その交叉点(図中のC1,C2参照)において
相互に回動可能に結合されている。このとき、フロント
シート3寄りの二つの支持軸31,32と、リヤシート
5寄りの二つの支持軸21,22とは、同じ部位で交叉
・結合される(C1,C2)。而して、フロントシート
3寄りの二つの支持軸31,32に係る交叉・結合点C
2とリヤシート5寄りの二つの支持軸21,22に係る
交叉・結合点C1とは、4本の各支持軸21,22,3
1,32がそれぞれ可動状態を維持した状態で連結アー
ム24によって連結されている。これにより、本昇降装
置1,2の支持部20を構成する4本の支持軸21,2
2,31,32は相互に連結されて補強されている。な
お、フロントシート3寄りの移動側支持軸32とリヤシ
ート5寄りの移動側支持軸22とは、上記連結アーム2
4の他、リンク駆動部材42(図2)によっても接続さ
れているが、このことについては後述する。
【0019】以上のように本昇降装置1,2を車両乗員
室床面6に設置した結果、上記4本の支持軸21,2
2,31,32は、補助板10を保持したまま可逆的に
傾斜可能な状態に組み付けられており、上記交叉状態で
立設された支持軸21,22,31,32の傾度を異な
らせることによって、床面6近傍の位置とリヤシート5
着座面とほぼ等しい高さの位置との間で当該補助板10
の昇降を行うことができる。次に、本昇降装置1,2に
おける補助板10の昇降原理を説明する。なお、図7お
よび図8は車両後方からみた場合の本昇降装置1,2の
昇降状況を模式的に示す説明図である。上述のように車
両の左右方向に形成された軌道溝7に、移動側支持軸2
2,32に装着された上記移動ローラ25,35を配置
した結果、当該移動ローラ25,35は外力によって軌
道溝7内を車両左右方向に転動することができる。そし
て、上述のとおり、移動側支持軸22,32が上記交叉
・結合点C1,C2において対応する固定側支持軸2
1,31と結合しており且つ当該固定側支持軸21,3
1の一端が床面6に結合している結果、当該移動ローラ
25,35の移動に伴って各支持軸21,22,31,
32の傾度が一律に変更され、結果、補助板10の昇降
が実現される。すなわち、図7に示すように、移動ロー
ラ25を車両の左右方向内方へ転動させた際には、当該
移動ローラ25と上記係合部21aとの距離が近づく結
果、固定側支持軸21と移動側支持軸22とが車両前後
方向からみて縦長X状に立ち上がることによって補助板
10を持ち上げる。一方、図8に示すように、移動ロー
ラ25を車両の左右方向外方へ転動させた際には、当該
移動ローラ25と上記係合部21aとの距離が離れ、固
定側支持軸21と移動側支持軸22とが車両前後方向か
らみて横長X状に床面6に対して傾斜し、それとともに
補助板10が降下する。
【0020】以上のように、本昇降装置1,2において
は、補助板10を保持した4本の支持軸21,22,3
1,32を可逆的に傾斜可能に設けた結果、その固定側
支持軸21,31および移動側支持軸22,32の床面
6に対する傾度を異ならせることによって補助板10の
昇降が実現されるように構成されている。また、上述の
とおり、本昇降装置1,2では、上記転動可能な支持ロ
ーラ16を介して補助板10と各支持軸21,22,3
1,32とが連結されている結果、各支持軸21,2
2,31,32の傾度の変化(即ち交叉する二つの支持
軸の上端部間の距離の変動)に関わりなく、補助板10
の床面に対する水平状態を維持しつつ当該補助板10の
昇降を行うことができる。なお、実際の本昇降装置1,
2では、上述した原理に基づく補助板10の昇降(即ち
移動ローラ25の転動および支持軸21,22,31,
32の可逆的傾斜)は、後述する電動式の昇降機構40
によって簡便かつ迅速に行われる。
【0021】次に、本昇降装置1,2に備えられた電動
式昇降機構40について詳細に説明する。なお、図9は
本昇降機構40の要部を模式的に示した斜視図である。
図9に示すように、対向する二つの移動側支持軸22,
32の間には、ほぼ中央に雌ねじの形成された中央ネジ
穴42aの形成されたスチール製角柱パイプ状のリンク
駆動部材42が備えられている。すなわち、図9および
図10に示すように、移動側支持軸22,32には、取
付け貫通孔41とリテーナ47(保持部材)とが設けら
れており、当該取付け貫通孔41には段付きボルト48
が装着されている。ここで、段付きボルト48の軸部4
8a先端は取付け貫通孔41を貫通して移動側支持軸2
2,32の内側に露出している。一方、リンク駆動部材
42の両端面には係合穴42bが形成されている。而し
て、これら係合穴42bに上記段付きボルト48の軸部
48a先端が差し込まれることによって、当該リンク駆
動部材42は当該段付きボルト48軸部48aに対して
回転可能に移動側支持軸22,32間に配備される。
【0022】一方、リンク駆動部材42に形成された上
記中央ネジ穴42aには、本昇降装置1,2における補
助板10を自動的に昇降させるための駆動ネジ部材46
が装着されている。図9に示すように、本実施形態に係
る駆動ネジ部材46は上記中央ネジ穴42aの雌ねじに
対応する雄ねじの形成されたネジ部46aとねじの形成
されていない駆動軸部46bとからなる軸材である。一
方、図示しない車載バッテリを電源とする反転駆動可能
なモータ44が乗員室床面6に固定・配置されている。
なお、このときモータ44は回転駆動軸44aが上下方
向にわずかに角度を変え得る程度の可動性を与えられた
恰好で乗員室床面6に固定・配置される。而して、この
モータ44の回転駆動軸44aには上記駆動ネジ部材4
6の駆動軸部46bが連結されている(図9)。これに
より、当該モータ44に連動して上記駆動ネジ部材46
が所望の回転速度および方向に回転することとなる。而
して、図2および図9に示すように、上記モータ44に
連結した本駆動ネジ部材46のネジ部46aを上記リン
ク駆動部材42の中央ネジ穴42aに填め込み、螺合さ
せている。
【0023】このように構成する結果、本昇降装置1,
2では、上記モータ44の回転駆動に基づいて上記移動
ローラ25,35の軌道溝7上での移動が制御される。
すなわち、モータ44の回転駆動軸44aが正方向に回
転することによってそれに連動して駆動ネジ部材46ネ
ジ部46aがリンク駆動部材42中央ネジ穴42aに締
め込まれていくこととなる。しかしながら、このとき、
当該駆動ネジ部材46が床面6に固定・配置されたモー
タ44に結合している結果、リンク駆動部材42のほう
が上記締め込み(螺合)に応じる恰好で駆動ネジ部材4
6の根本方向(即ち駆動軸部46b方向)に移動するこ
ととなる。そして、このリンク駆動部材42の根本方向
への移動は、すなわち、当該リンク駆動部材42に係合
する移動側支持軸22,32を介した移動ローラ25,
35の乗員室左右方向外方への移動である(図8参
照)。而して、この移動ローラ25,35の乗員室左右
方向外方への移動は、当該モータ44を停止させたとこ
ろで停止される(図2参照)。そして、モータ44の回
転駆動軸44aを逆方向に回転させた場合には、上記と
は逆に、リンク駆動部材42が駆動ネジ部材46の先端
方向に移動し、同時に移動ローラ25,35は乗員室左
右方向内方へ移動する。
【0024】このように、本昇降機構40によれば、モ
ータ44の正方向/逆方向への回転によって移動ローラ
25,35の軌道溝7上での転動を実現することが可能
となり、結果、上述した昇降原理に基づいて補助板10
の昇降を行うことができる。また、本実施形態において
は、上述のとおり、当該駆動ネジ部材46が床面6に固
定・配置されたモータ44に結合し、且つ、当該駆動ネ
ジ部材46とリンク駆動部材42とを螺合させた結果、
いわゆるネジ式ジャッキと同様、当該モータ44を停止
させたところで移動ローラ25,35および移動側支持
軸22,32を強固にその位置で固定させ、移動ローラ
25,35の不用意な移動を防止することができる。従
って、本実施形態にかかる電動式昇降機構40によれ
ば、補助板10の昇降のみならず補助板10を当該昇降
する間の任意の位置において安定して保持することがで
きる。また、本昇降装置40においては、上記駆動ネジ
部材46とリンク駆動部材42との螺合を介して補助板
10の昇降を行っている。このため、モータ44の駆動
に応じて床面6の近傍からシート着座面(ここではリヤ
シート5の着座面)とほぼ等しい高さに至るまでの間で
補助板10の配置される高度(昇降位置)を任意に無段
階に調整・決定することができる。
【0025】また、本発明の実施に必須ではないが、本
実施形態では使用者の利便性を向上するため、上記モー
タ44の作動を遠隔操作し得るスイッチ50を設けてい
る。図11に示すように、本実施形態に係るスイッチ5
0は、種々の操作ボタン51,52および操作レバー5
3を組み込んだ回路を収納するケーシング50aと当該
ケーシング50aとモータ44とを電気的に接続するコ
ード55とから構成される。なお、本スイッチ50に係
る回路構成自体は従来技術で構築される一般的なものに
すぎず、なんら本発明を特徴付けるものではないので詳
細な説明は省略する。
【0026】而して、図11に示すように、本スイッチ
50は、車両前方に向かって右側に設置された本昇降装
置1の昇降操作と車両前方に向かって左側に設置された
本昇降装置2の昇降操作とを操作レバー53によって切
り換える。すなわち、図11においてRと記載される側
に操作レバー53をシフトすることによって車両前方に
向かって右側に設置された本昇降装置1の昇降が行われ
る一方、図11においてLと記載される側に操作レバー
53をシフトすることによって車両前方に向かって左側
に設置された本昇降装置1の昇降が行われる。而して、
ケーシング50a前面に設けられた二つの操作ボタン5
1,52のうち、下のボタン52(downと記載)を
押すことによって上記モータ44回転駆動軸44aの正
方向への回転が行われる。このことによって、上述の通
り、移動ローラ25,35が車両左右方向外方へ移動
し、結果、補助板10の下降が実現される。他方、二つ
の操作ボタン51,52のうち、上のボタン51(up
と記載)を押すことによって上記モータ44回転駆動軸
44aの逆方向への回転を行う。このことによって、移
動ローラ25,35の車両左右方向内方への移動がなさ
れ、補助板10の上昇が実現される。なお、本実施形態
においては、図12に示すような上記スイッチに対応す
るケース58をビスvその他の手段によって、フロント
シート3,4のシートバック背面の一部に取り付けてお
き(図1参照)、その中に図13に示すようにスイッチ
端末(即ちケーシング50a部分)を収納することによ
って使用者の利便性をさらに向上させている。また、上
記操作ボタン51,52を露出させるスリット58aを
ケース58に設けておくことによって、当該ケース58
からスイッチ端末(ケーシング50a部分)を取り外す
ことなく昇降操作を行うことができる。
【0027】以上、本発明の昇降装置の好適な実施形態
を図面を参照しつつ詳細に説明したが、補助板と当該補
助板を支える支持部と当該支持部に支えられた状態のま
ま当該補助板を昇降させ得る昇降機構とを備えた本発明
の第一の昇降装置としては、車両の乗員室床面に設置さ
れた際、当該床面またはその近傍の高さの位置と当該乗
員室に設けられたシート(上記実施形態においてはリヤ
シート5)の着座面またはその近傍の高さの位置とで前
記補助板が昇降可能に保持されるように構成されておれ
ばよく、各図面に示した上記本昇降装置1,2に限定さ
れるものではない。例えば、上述の実施形態では支持部
20として可逆的傾斜可能に形成された計4本の交叉す
る支持軸21,22,31,32を使用しているが、こ
れに代えていわゆるネジ式ジャッキ様の構成としても本
発明の第一、第二または第四の昇降装置として好適であ
る。例えば、上記モータ44に連結する駆動ネジ部材4
6のネジ部46aをべベルギヤ形状とするとともに、当
該べベルギヤと噛合するネジ棒(雄ねじ部)および当該
ネジ部と螺合して上下に移動し得る荷重受台(雌ねじ
部)に相当する支持台を床面6に対して垂直に備えた一
般的なネジ式ジャッキ様の昇降装置を設置してもよい。
この場合、モータ44の駆動に基づくベベルギヤ状駆動
ネジ部材の回転に応じて、上記ネジ棒を介した荷重受台
たる支持台(雌ねじ部)およびその上に装備した補助板
の昇降を実現することができる。
【0028】また、上記実施形態においては、一般的な
セダンタイプ乗用車のフロントシートとリヤシートの間
のスペースを利用して本発明の昇降装置を設置し、補助
板を足置き用補助シートクッションとして利用している
が、このような用途に限定されない。例えば、いわゆる
第二列目シート以降のリヤシートがフルフラットになり
得るワンボックスタイプ乗用自動車の当該第二列目シー
トの前方に本発明の昇降装置を設置することによって、
乗員室内を完全なフラット状態とすることができる。こ
のため、乗員室内のスペースの有効利用が図られ、オー
トキャンプ等の屋外活動に寄与し得る。また、セパレー
トタイプの第二列目シートを備えるワンボックスタイプ
乗用自動車の当該第二列目シートの側方等の床面に本発
明の昇降装置を設置し且つ補助板をトレイ形状に変更す
れば、本発明の昇降装置を乗員室内における補助テーブ
ル昇降装置として利用することもできる。また、上記実
施形態においては、昇降機構を電動式として構築してい
るがこれに限定されず、例えば上記モータ44に代えて
手動によって上記駆動ネジ部材46を回転させる形式の
ものでもよい。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、車両の乗員室床面に設
置されることによって当該乗員室における乗員の着座姿
勢その他の快適性の向上に寄与し得る使い勝手のよい補
助板昇降装置を提供することができる。
【0030】すなわち、例えばクッション性を備えた補
助シートクッション形状の補助板を有する本発明の昇降
装置を典型的にはセダンタイプ乗用自動車のフロントシ
ートとリヤシートとの間に設置することによって、当該
補助板を上昇させてリヤシート着座面またはその近傍の
高さに配置した際には当該リヤシートに着座する乗員の
着座姿勢を楽にすることができる(即ち足を伸ばした姿
勢。)。従って、本発明の昇降装置は、車両(典型的に
は自動車)の乗員室内フロントシートとリヤシートとの
間に設置されることにより、足置き等に用いられる補助
クッションシートの昇降装置として好適に使用すること
ができる。また、本発明の昇降装置では、装備される昇
降機構によって当該補助板を任意に昇降させることがで
きる。このため、使用しないときの収納スペースを別途
車両に用意する必要がなく、従来のクッション補助具
(図14参照)におけるような空気を抜いたり或いは乗
員室から取り外したりする手間を省くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車乗員室内に設置した本発明の昇降装置を
模式的に示す斜視図である。
【図2】一実施形態に係る本発明の昇降装置の構成を模
式的に示す斜視図である。
【図3】一実施形態に係る本発明の昇降装置に装備され
た補助板の構造を模式的に示す断面図である。
【図4】図2におけるIV−IV線断面図である。
【図5】一実施形態に係る本発明の昇降装置の乗員室床
面への設置状況を模式的に示す説明図である。
【図6】図5におけるVI−VI線断面図である。
【図7】一実施形態に係る本発明の昇降装置の補助板昇
降状況を模式的に示す説明図である。
【図8】一実施形態に係る本発明の昇降装置の補助板昇
降状況を模式的に示す説明図である。
【図9】一実施形態に係る本発明の昇降装置に備えられ
た昇降機構の要部を模式的に示す斜視図である。
【図10】図9におけるX−X線断面図である。
【図11】一実施形態に係る本発明の昇降装置に備えら
れたスイッチを模式的に示す斜視図である。
【図12】一実施形態に係る本発明の昇降装置に備えら
れたスイッチを収容するケースを模式的に示す斜視図で
ある。
【図13】一実施形態に係る本発明の昇降装置に備えら
れたスイッチおよびケースを模式的に示す斜視図であ
る。
【図14】従来のクッション補助具を模式的に示す斜視
図である。
【符号の説明】
1,2 昇降装置 3,4,102 フロントシート 5,104 リヤシート 6 床面 10 補助板 20 支持部 21,22,31,32 支持軸 40 昇降機構 42 リンク駆動部材 44 モータ 46 駆動ネジ部材 50 スイッチ 100 クッション補助具

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 補助板と、該補助板を支える支持部と、
    該支持部に支えられた状態のまま該補助板を昇降させ得
    る昇降機構とを備えており、 車両の乗員室床面に設置された際に、該床面またはその
    近傍の高さの位置と該乗員室に設けられたシートの着座
    面またはその近傍の高さの位置との間で該補助板が昇降
    されるとともに少なくとも該二つの高さの位置において
    該補助板が保持されるように構成された補助板昇降装
    置。
  2. 【請求項2】 前記補助板が前記昇降の際に前記床面に
    対して平行状態を維持するようにして前記支持部に取り
    付けられている請求項1に記載の補助板昇降装置。
  3. 【請求項3】 前記支持部が前記床面に立設する支持軸
    を備えており、該支持軸は前記補助板を保持した状態で
    前記床面に対して可逆的に傾斜可能に形成されており、 ここで該支持軸の前記床面に対する傾度を異ならせるこ
    とによって該補助板の昇降が実現される請求項1または
    2に記載の補助板昇降装置。
  4. 【請求項4】 前記昇降において、前記補助板の保持さ
    れる位置が前記床面またはその近傍の高さの位置と前記
    シート着座面またはその近傍の高さの位置との間で無段
    階に調整し得るように構成された請求項1から3のいず
    れかに記載の補助板昇降装置。
JP10667898A 1998-04-16 1998-04-16 車両の乗員室内に設置される補助板昇降装置 Pending JPH11299577A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10667898A JPH11299577A (ja) 1998-04-16 1998-04-16 車両の乗員室内に設置される補助板昇降装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10667898A JPH11299577A (ja) 1998-04-16 1998-04-16 車両の乗員室内に設置される補助板昇降装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11299577A true JPH11299577A (ja) 1999-11-02

Family

ID=14439735

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10667898A Pending JPH11299577A (ja) 1998-04-16 1998-04-16 車両の乗員室内に設置される補助板昇降装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11299577A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002193018A (ja) * 2000-11-14 2002-07-10 Daimler Chrysler Ag 足載せ装置
JP2008049920A (ja) * 2006-08-25 2008-03-06 Mazda Motor Corp 自動車の可動フロア装置
FR2946932A1 (fr) * 2009-06-22 2010-12-24 Peugeot Citroen Automobiles Sa Fond de cave a pied arriere d'un vehicule automobile avec une planche mobile
KR102409968B1 (ko) * 2021-12-03 2022-06-16 배성재 책걸상 수납장치

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002193018A (ja) * 2000-11-14 2002-07-10 Daimler Chrysler Ag 足載せ装置
JP2008049920A (ja) * 2006-08-25 2008-03-06 Mazda Motor Corp 自動車の可動フロア装置
FR2946932A1 (fr) * 2009-06-22 2010-12-24 Peugeot Citroen Automobiles Sa Fond de cave a pied arriere d'un vehicule automobile avec une planche mobile
KR102409968B1 (ko) * 2021-12-03 2022-06-16 배성재 책걸상 수납장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9016778B2 (en) Inflatable/deflatable seat with stowable collapsing frame
US20200164779A1 (en) Face-to-face car seats and bed formed between them
JPS63195038A (ja) 自動車のシ−トスライド装置
JP2020023204A (ja) 車両
KR102107236B1 (ko) 하차 편의 장치가 구비된 승용차용 시트
JPH11299577A (ja) 車両の乗員室内に設置される補助板昇降装置
CN210970760U (zh) 适用于后排空间的可躺式车辆座椅以及车辆
JPH11189082A (ja) 車両の折畳みシート構造
CN114851924B (zh) 一种零重力座椅以及包括该座椅的车辆
KR101628964B1 (ko) 차량용 시트의 헤드레스트
JP2001130293A (ja) 車両用回転座席
JPH0144351Y2 (ja)
CN213431131U (zh) 一种可变形座体和移动平台
CN219090116U (zh) 一种应用于按摩椅的隐藏式腿部按摩装置、按摩椅及汽车
CN209395707U (zh) 手套箱组件及汽车
JP3211077B2 (ja) 車椅子の台車
JP2000016137A (ja) 車両のフットレスト
KR20010068093A (ko) 자동차용 다리 받침대
KR20240061466A (ko) 차량의 폴딩 시트
JPH0228098Y2 (ja)
JPH0137301Y2 (ja)
JPH08132938A (ja) 車両用多目的シート
JPS6378839A (ja) 座席
CN111497706A (zh) 适用于后排空间的可躺式车辆座椅以及车辆
CN116061782A (zh) 一种床车结构及车辆

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Effective date: 20041126

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050128

A521 Written amendment

Effective date: 20050218

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20050218